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地熱エネルギーは普及するか?
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/269.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 1 月 20 日 14:08:22: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101229001&expand&source=gnews
地熱エネルギーは普及するか?

David LaGesse
for National Geographic News
December 30, 2010

 アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ北部の谷に立ち上る蒸気を見た昔の探検家は地獄の門を連想した。同じ光景に温泉の癒し効果を期待する者も、蒸気でタービンを回す地熱発電を思いつく野心家もいた。


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 カリフォルニア州マヤカマス山地で地熱発電所が操業を始めて今年で50年になる。ガイザースという地域に同国初の商用地熱発電所が建設された当初、化石燃料をはるかに凌ぐ可能性を秘めた地熱エネルギーに高い注目が集まった。しかし、炭酸ガスをほとんど排出せず、風力や太陽エネルギーより安定供給が望めるエネルギーであるにも関わらず、地熱発電の普及はあまり進んでいない。

 代替エネルギーへの転換が叫ばれる昨今、地熱発電の支持者は今こそ利用促進の新たなチャンスと考えている。地下深くの高温岩体に水を送り込み、人為的に蒸気を発生させる強化地熱システム(EGS)という新技術を開発中だ。しかし、地下深く封じられたエネルギーを解放するこの計画に、政府や企業からの投資は十分でないという。

「地熱は将来有望な代替エネルギーだ。普及の絶好機を逃してはならない」と、テキサス州にあるサザンメソジスト大学の地球物理学者デイビッド・ブラックウェル氏は言う。

 同氏も参加し2007年に発表された研究は、2050年までにアメリカ国内の電力供給の1割が地熱発電で賄われると予測している。ただし、蒸気の自然発生に頼らず、人為的に作り出す新技術が開発できればの話だ。EGSは石油や天然ガスの掘削からヒントを得たシステムである。岩体が存在する地層を水圧破砕し、水を送り込んで蒸気を発生させ地表のタービンを回すという。

 ブラックウェル氏は、「実現すれば世界中のどこでも地熱を利用できる」とコメントする。

 現在、地熱エネルギーは地下約3キロまでに存在する熱水と蒸気の貯留層に依存している。イギリス、ロンドンにあるABSエネルギー・リサーチ(ABS Energy Research)社の責任者マックス・クラングル氏は、「地熱を利用できる場所は限られている」と指摘する。「つまり、蒸気の貯留層が近くになければ町でも工業地帯でも地熱を利用できないということだ。これでは普及がおぼつかない」。

 アメリカの地熱エネルギー協会(Geothermal Energy Association)によると、火山活動の活発な一部の国では地熱資源を積極的に活用している。フィリピンでは電力の約18%、アイスランドでは約25%、エルサルバドルでは約26%を地熱発電で賄っているという。

 ただしABS社のアナリストは、地熱による電力供給は2020年までは緩やかな伸びに留まると予測している。他のエネルギー源に後れを取り、10年後の電力生産のシェアはわずか0.2%に過ぎない。現在約67%の化石燃料は61%に減少するが、その差のほとんどは風力発電と太陽光発電が埋めるようになるという。

 一方、地熱資源協議会(Geothermal Resources Council)など促進派は、地熱発電は急速に発展すると考えている。北アメリカ、アフリカ、インドネシアで計画されている地熱井の掘削など、新プロジェクトが目白押しだからだ。例えばケニア政府は、地質活動が活発で大規模な地熱貯留層があると目される東リフト・バレーで積極的に地熱井を掘削している。

 北アメリカでは、自然の地熱を利用した発電所の拡張プロジェクトが多数進行している。世界最大規模を誇るカリフォルニア州の地熱地帯ガイザースの発電所もその一つだ。

 ただし、米エネルギー省の資金援助でマサチューセッツ工科大学(MIT)が実施した2007年の研究調査は、地熱エネルギーの普及には人為的な蒸気の生成が欠かせないと結論付けている。現在、いくつかの高温岩体発電プロジェクトが進行中で、中でもオレゴン州政府はアルタロック(AltaRock)社にシステム開発を依頼している。EGSの開発に積極的な同社は、エネルギー省のほかGoogleなど有名な法人投資家からも支援を受ける。Googleは地熱に限らず、代替エネルギーの開発プロジェクトに積極的な投資を続けている。

 EGSは石油や天然ガスの掘削で一般的な岩石破砕技術を利用する。「高温の地中で利用できるか不安視する声もあるが、開発済みの技術で十分に可能だ」と、2007年の調査に参加し、後にアルタロック社設立にも尽力したスーザン・ペティ氏は話す。しかし新手法は費用がかさみ、石炭やガスを燃料とする従来の発電方法と競合するにはコスト面が課題となっている。

Photograph by James P. Blair, National Geographic  

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コメント
 
01. 2011年1月25日 11:34:43: CRer5rROIE
地熱発電の良い所ばかりに目が行きがちですが、
イロイロ問題点もあるようです。

http://blogs.yahoo.co.jp/yada7215/60696425.html

しかし、地熱発電が社会的に大規模に受け入れ難い理由は、
何よりも、その運用途上の直接的な物理上の危険性にあるのではないでしょうか。

その危険性は、誰も地熱活動(地殻活動)の盛んな地域に好き好んで住もうとしないように、他の原子力・火力などに比べても遥かに大きいと言えるでしょう。

それはひとえに、いまだ学問的にも「地殻活動」の研究が完成されていないことに起因すると思います。
過去数千年に亘って平穏に地熱を発散していた地域において、たちまち地殻異常が起こり火山性の大爆発が引き起こったとしても、普通にあることとして片付けらてしまうでしょう。

とにかく「地殻活動」は、これまで何十年間をも費やして地震予知を試みているにも関わらず今だ果たされていないところを見ると、ちょっと現代科学では手に余るところがあるのではないでしょうか。


02. taked4700 2011年1月25日 21:50:26: 9XFNe/BiX575U : CxtVcpHCz2
01さん、

>その危険性は、誰も地熱活動(地殻活動)の盛んな地域に好き好んで住もうとしないように、他の原子力・火力などに比べても遥かに大きいと言えるでしょう。
>それはひとえに、いまだ学問的にも「地殻活動」の研究が完成されていないことに起因すると思います。過去数千年に亘って平穏に地熱を発散していた地域において、たちまち地殻異常が起こり火山性の大爆発が引き起こったとしても、普通にあることとして片付けらてしまうでしょう。

そもそも、過去数千年に亘って平静だった土地が一瞬にして地震の激しい揺れに襲われる例は日本だけでなく、世界各地でありますよ。何も、地熱地帯だけでははい。少なくとも、この20年ほど、日本国内で起きた被害地震の中で地熱地帯と言える地域で起こったものはないはずです。阪神大震災も、中越地震も、中越沖地震も、玄海地震(?すいません名前を忘れましたが玄海原発のそばで起こったもの)も、みなかなり被害を出した大きな地震ですが、どれも、地熱地帯でないのです。

そもそも、日本は地震の頻発国です。そして、大きな地震が来たとき、どんなことが起こるか、原発での実証はされていません。

実際、2007年の中越沖地震では、マグニチュード6.8であり、決して日本で起こる地震の中で大型と言えるものではなかったのに、世界で最大、最新の原発であった柏崎刈羽原発では、地盤沈下が2m近く起き、送電管が折れ、ショートをして、変圧器から漏れた何トンにも上る絶縁オイルに引火。その火事を消化するための化学消火設備を柏崎刈羽原発では用意していず、地震で混乱する市街地から消防車が来るのを待つしかなった。危機対応室が用意されていたが、地震でドアがゆがみ、使えないので、屋外にテントを張り、従業員の携帯電話をかき集めて外部と連絡を取った。

こういった原発の実情をご存知でしたか?

更に、原発の原価計算はインチキですよ。このことは非常に多くの方が指摘しています。

<原発を諦める6つの理由>
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/705.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 1 月 09 日 19:30:39: 9XFNe/BiX575U

をお読みください。


03. 2011年1月27日 09:12:09: CRer5rROIE
>>2
何か、私のコメントを勘違いされて読まれているようですね。

>地震の激しい揺れに襲われる例は日本だけでなく、世界各地でありますよ。何も、地熱地帯だけでははい

地熱地帯の地殻異常は必ずしも地震を意味していないと思いますが。
(私は「火山性の爆発」を例として挙げてますが、それと地震とは異なります)

地熱地帯における異常現象とは、それ以外にも「地盤崩壊・有毒ガスの発生・蒸気やガスの突発的噴出」などが有るでしょう。

(私のコメントの最後の辺りで「地震予知」を述べていますが、それは単に地殻活動が検知しにくい例として挙げているに過ぎません)

私は別に原発推進論者ではないですが、アナタが述べた原発の地震時における危険性は、単にエネルギー獲得システム(原発、地熱発電など)の天災に対する脆弱性を指摘しているに過ぎません。

それはシステム自体の運用そのものの危険性とは別のものでしょう。
今のところ、社会的には、その運用の危険性は 地熱発電>原発 と見なされているのではないでしょうか。
(その理由は、最初のコメントで述べましたように、原発はシステムがすでに完成されているけれど、地熱発電はまだ未完成ということではないでしょうか)


04. taked4700 2011年1月27日 22:16:42: 9XFNe/BiX575U : m1a1KohITM
CRer5rROIEさん、

>今のところ、社会的には、その運用の危険性は 地熱発電>原発 と見なされているのではないでしょうか。
>(その理由は、最初のコメントで述べましたように、原発はシステムがすでに完成されているけれど、地熱発電はまだ未完成ということではないでしょうか)

これこそ、「何か、私のコメントを勘違いされて読まれているようですね。」とお答えしたいものですね。

CRer5rROIEさんは、どの程度原発について知識があるのでしょうか?自分も、専門家というわけではありませんが、それでもある程度の知識はあります。原発のシステムが完成していると言うのは、どこを見て言われているのでしょうか?

もう一度お聞きします。
2番目のコメントで書いたことについて「こういった原発の実情をご存知でしたか?」とお聞きしました。これにお答えください。



05. 2011年1月29日 22:47:37: CRer5rROIE
あなたが「もう一度お聞きします」っていうことにお答えする前に確認させていただきたいのですが、
あなたは私の>>3のコメントを良く読まれているのでしょうか?

私は>>3において、地震(天災)に対する脆弱性は、本来、原発システムの不完全さとは関係ないものと述べておりますのですが。
そのことは理解いただいてるのでしょうか?
(この阿修羅には非常に日本語の読み取り能力の低い方が多いようですので)

原発システムと地震との関係は、たとえば学校教育システムと地震との関係のようなもので、
大地震で校舎が倒壊し大勢の生徒が犠牲になったとしても、それで学校教育のシステムの不備を指摘することはないように、地震で原発にイロイロ事故が起こっても、それは本来の原発システムとは関係ないことです。

ちなみに、完成された「原発システム」をお知りになりたければ、こちらを参照してください。
http://www.hitachi.co.jp/Div/omika/solution/gensiryoku/index.html

ただ>>3でも述べていますように、私は別に原発推進論者ではありません。


06. taked4700 2011年1月30日 16:03:39: 9XFNe/BiX575U : Ol1yOsb3tA
CRer5rROIE さん、

なかなかユーモアのある方のようですね。

>原発システムと地震との関係は、たとえば学校教育システムと地震との関係のようなもので、大地震で校舎が倒壊し大勢の生徒が犠牲になったとしても、それで学校教育のシステムの不備を指摘することはないように、地震で原発にイロイロ事故が起こっても、それは本来の原発システムとは関係ないことです。

 とは、よく言うよというものです。これぞ、無責任の極み、地震で倒壊するような校舎を建てて、多数の犠牲者を出せば、それこそ、教育行政の汚点です。

03の「原発はシステムがすでに完成されている」と05の「原発システムの不完全さとは関係ないもの」とは、そもそも、完全に矛盾する。

要するにあなたは単に世論操作をするためにこうやって発言しているのだ。そして、あなた自身を含めて日本の将来を破壊している。愚かな、とても愚かなことだ。


07. 2011年2月06日 01:51:19: CRer5rROIE
>>06
アナタの投稿はさておいて、アナタのコメントを読むことから分かることは、
アナタには、論を弁ずる際の日本語能力に欠けているところがあるのではないでしょうか?

地震による家屋の倒壊は、教育行政の汚点とは関係なく、建築基準の問題でしょう。
たとえば、阪神大震災で多くの家屋が倒壊被災しましたが、地震被害というものはあくまで天災に対する国としての取組みの問題であり、原発システムとか教育システムとはまったく次元がことなるものです。

それに、ワタシがのべた05の「原発システムの不完全さとは関係ないもの」とは、この言葉の直前にある“地震に対する脆弱性は”に限って述べていることです。
一般的には「原発はすでにシステムが完成されている」ということでワタシの主張の揺らぎはないですが。

最近の他の投稿者にも言えることですが、
一見、正常な日本語能力があるように見えて、一旦、言葉の錯綜する使い方やニュアンスに出くわすとたちまち誤解や不理解に陥ってしまうようです。

アナタはそれなりの投稿をする前に、まず日本語の使い方を勉強する方がいいのではないでしょうか。


08. 2011年3月08日 12:52:38: FFIErVvouc
>>1
のリンク先であげられているデメリットで妥当なのは

4.熱水・蒸気採取による地盤沈下
  近くで地盤沈下が発生すると、先ず地熱発電が疑われます。

ぐらいでしょうか。ランニングコストが他の発電と拮抗すると専門家が言っているなら、ぜひとも地熱発電を選択してほしいものです。


09. 2011年3月27日 04:41:58: 7R1G6hTggs
>「原発はシステムがすでに完成されている」
との話しですが、本当にそうでしょうか?

「地層処分に、ご理解を」とのCMでも解かる通り
「汚染物質の処理方法」については、何も解決されていないのでは?

「放射能が危険で無い」ならば、わざわざ「保管場所を地下深く」に
作る必要が無く、「地層処分は無意味」となりますが、そうではないですよね。
何十年?何百年?保管すれば良いのかもサッパリ解かりませんし。

「必要以上に、放射能を危険視している」との言動を
テレビなんかでしている人を見ましたが
「異常な位、放射能を楽監視している」ようにしか見えません。
堀江氏が、「原発を東京で作れば?」との意見に対し
「原発を東京で作るなんてあり得ない」と、言っていましたが。
自分としては、「じゃあ、なんで東京以外ならいいんだよ、ふざけるな」との
感想しか有りません。


10. 2011年4月04日 23:04:21: 7SIYGv3ft6
 スイスからです。地熱エネルギー普及率が世界一だそうです。バーゼルが中でも一番力を入れてるみたいですが、ジュネーブやロザーンヌも地熱のお家がたくさんあり、たくさん作られてます。コスト面でも許容範囲みたいですね。そんなに深く掘らなくても、そのお家は常時一定の低めの温度を保ち、冬はセーターが必要みたいですが、住んでる人は大満足みたいでした。
 地熱ってどういうわけか危ないイメージがありましたが、現在の技術で克服されてるのかもしれない。
とにかく、原発より安全なのは確かだと思いますが、、。
 

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