★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評10 > 592.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
マスコミ撃沈!小沢氏元秘書石川衆院議員実質無罪確定=虚偽記載の有力証拠壊滅
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/592.html
投稿者 コードナンバー17805 日時 2010 年 5 月 05 日 12:06:34: GsQYdbFONzano
 

小沢氏元秘書石川衆院議員実質無罪確定=虚偽記載の有力証拠壊滅
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-8b27.html

石川議員実質無罪確定=虚偽記載の有力証拠崩壊

政治資金規正法の虚偽記載で起訴された石川議員氏の実質無罪を確信させる驚愕の記事の存在を知り驚きました。
司法の専門家による重要な情報にもかかわらず多くの人に知られていません。
急遽紹介したいと思います。

一連の小沢たたきの発端となった小沢一郎氏の資金管理団体陸山会の政治資金収支報告書虚偽記載疑惑ですが、その最後の証拠
も登記の専門家の指摘で崩れていたんですね。
土地の登記の時期が現金支払いの時期とずれていた事実と、現金が用意できるのに銀行融資をうけた事実が、意図的な虚偽記載の状況証拠とされていたんですが、実はみなし法人である政治団体が土地の登記をし所有するには、共有名義にするか、代表者担保で団体名義で銀行融資を受け、それを対価として登記をするのは一般的な処理だということです。ったんですね。

2004年に記載しないで2005年に記載したという形式的な間違いがあったとしても、意図的な虚偽記載であると断罪する根拠が最初からなかったということで、こんな重大な情報をマスコミが一切伝えず、ガセネタばかりたれながしていたことを改めて知らされ驚きました。
先の検察審査会ではこの記事で伝えられている情報はわかっていたはずですが、そこの議決要旨でも意図的な虚偽記載の状況証拠として登記の時期と銀行融資があげられていましたが、アドバイス訳の弁護士の人は、司法試験合格が40年以上前だったんで、みなし法人土地登記のありかたをわすれてしまっちゃったんでしょうか(爆)・・石川議員の辞任を求めていた民主党の司法試験合格者の枝野さん仙石さんも忘れちゃったんですね(爆)・・・・マスコミコメンテーターの弁護士のひとたちも忘れちゃったんですね(爆)
まあ資格試験なんて一回受かってしまえばそれまでなんで、得意分野以外のことは有資格者でもよく分からないというのが実情ですから しょうがないといえばしょうがないですが、人の一生を台無しにする意見をいうわけですから、事前によく調べてから発言してもらいたいものです。それが高額のギャラをもらってるものの最低限の義務だと思います(爆)

にほんブログ村 政治・社会問題

にほんブログ村 風力発電・太陽光発電

にほんブログ村 団塊の世代

以下阿修羅掲示板より引用

「記載のずれ」は「過失」でも「虚偽記載」でもない(エレクトリックジャーナル特別号002)
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/648.html
投稿者 JAXVN 日時 2010 年 5 月 04 日 08:59:12: fSuEJ1ZfVg3Og

この記事は、
『起訴相当』の議決理由は何か(EJ休日特集号001)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/148565996.html  
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/606.html
の続きです。

「期ずれは過失でも虚偽でもない(EJ休日特集号/002)

 少し法律論を展開しますが、誰でもわかるように平易に記述し
ます。まず、前提とすべきは、この小沢事件が起こった当時、政
治資金で土地を購入することは禁じられていなかったということ
です。マスコミは小沢氏だけが土地を購入していると書いていま
すが、事実と異なります。自民党はもとより他党の多くの議員が
政治資金で土地を購入している事実があるのです。
 「政治団体」とは何かについて論ずる必要があります。「オリ
ーブ─X!ニュース」をそのまま引用します。ちなみに「小沢一
郎」は通称であり、政治団体代表名は「小澤一郎」です。
―――――――――――――――――――――――――――――
 1.政治団体は、所謂、【権利能力無き社団】という法的立場
   にある。
 2.権利能力無き社団においては、政治団体名義あるいは政治
   団体代表者肩書き名義での土地登記権限が無い。(判例も
   同じ)
 3.したがって、権利能力無き社団においては、その代表者個
   人名義ないし構成員共有名義にて登記する。
 4.しかしながら構成員の変更に伴い持分争いが起きることか
   ら原則として代表者個人名義にて登記することになる。
 5.即ち、陸山会は本件【権利能力無き社団】に該当し、それ
   が如何に著名な政治団体の代表者であっても登記をなすこ
   とが出来ない。
      ──5月2日付、「オリーブ─X!ニュース」より
―――――――――――――――――――――――――――――
 小沢氏の政治団体である陸山会は、ここでいう「権利能力なき
社団」に該当し、土地を買っても登記はできないのです。それで
はどうすればよいのか。それは「代表者個人名義」、すなわち、
「小澤一郎」名義でしか登記はできないのです。
 しかし、方法はあります。その手続き──土地の登記手順を具
体的に説明します。
―――――――――――――――――――――――――――――
 1.まず、陸山会は、土地購入資金に該当する金額の定期預金
   をつくる。これには小沢氏の個人資金が使われている。
 2.この定期預金を担保にして、個人小澤一郎が「銀行より土
   地代金の融資」を受ける。
 3.個人小澤一郎は、その融資を原資として、不動産の所有者
   に対して地代を支払う。この時点では、土地は個人小澤一
   郎が地主に土地代を支払っている関係でしかない。
 4.個人小澤一郎は、土地を登記する。これによって、個人小
   澤一郎は土地の所有者となる。
 5.所有権が確定した個人小澤一郎は、その所有権に基づき、
   土地利用権が陸山会に帰属することを明示する契約を陸山
   会と交わす。
 6.その契約日をもって陸山会は、土地代金相当を個人小澤一
   郎に支払い、同時に土地を陸山会の資産として計上する。
―――――――――――――――――――――――――――――
 上記1〜5までは陸山会は支出が発生していないのです。した
がって、2004年(平成16年度)の陸山会の収支報告書には
土地取引の記載はないのです。しかし、土地代金に見合う資金の
約4億円は、「資金繰りとして借り入れた借入金」として、小澤
一郎が明記されているのです。その借入金は土地取引問題と関連
していますが、その構成要件ではないのです。
 それでは、2004年10月末に行われた東京都世田谷区深沢
所在の土地取引は何であったのかというと、陸山会にとっては、
その土地を押さえる手続き上のプロセスに過ぎないのです。この
時点では登記も個人小澤一郎との契約もできていないので、それ
ができた時点で行うこととして、2004年度陸山会政治資金収
支報告書には記載されず、契約ができた2005年度に正しく記
載されたのです。これが「期ずれ」の原因です。何が問題なので
しょうか。
 つまり、「期ずれ」は小澤事務所の過失でも虚偽記載でもなく
政治資金で土地を購入するための必要な手続きにおいて、必然的
に発生するものなのです。したがって、何ら政治資金規正法に違
反していないのです。
 いつも不思議に思うことがあります。それは、民主党には枝野
氏をはじめとして、多くの弁護士がいます。つまり、法律のプロ
がごろごろいるのです。そういう人たちは、小沢幹事長に「辞任
せよ」とか「説明責任を尽くせ」という前に、なぜ、事実関係を
調べないのでしょうか。別に小沢氏に聞かなくても、公開されて
いる情報を調べれば、誰でもわかることです。まして弁護士なら
そういう事実関係は掴めるはずです。その事実関係は以上の通り
なのです。党としての調査の結果、問題がないとわかれば、民主
党に対する不当な議決であるとして、堂々と反対意見を述べても
いいのではないでしょうか。
 ところが、そういう前向きの努力を一切しないで、しめたとば
かり小沢氏の足を引っ張る。実に見苦しいです。政権運営がさま
ざまな点でもたついているのは仕方がないでしょう。まだ一年経
っていないのですから。慣れていないの一言に尽きます。国民も
性急過ぎると思います。民主党の小沢氏と距離を置く人々は、政
権交代までは小沢氏を利用し、それが実現したいまは小沢氏は追
い出そうとしているのではないでしょうか。
 本当に小沢氏が悪いことをしたのであれば、それは許されるこ
とではありません。しかし、ネットなどから情報を集めて分析を
する限りにおいて、小沢氏はご本人のいう通り、法律を犯すこと
は何もしていないのです。それなのに、なぜこれほどバッシング
されるのでしょうか。その罪はマスコミにあります。たとえ検察
がおかしなことをしても、マスコミが健全であればそれは是正さ
れます。それがマスコミの使命であると思います。
       ――──[休日特集『続・小沢一郎論』/02]

≪関連情報≫
 ●石川議員の逮捕・起訴こそ問題である/郷原信郎氏
  ―――――――――――――――――――――――――――
  小沢氏を不起訴にした段階で、なぜ不起訴にしたのかという
  ことをしっかり説明していれば、それが報道されて、起訴で
  きないことの正しい理由が分かっていたはずです。ところが
  検察は、それまでの捜査を正当化するために、負け惜しみ的
  な説明をした。どっちに転ぶか分からないぐらい微妙な判断
  で、ぎりぎり不起訴になったんだというような説明をしまし
  た。私に言わせれば、現職の国会議員の石川氏の逮捕・起訴
  に重大な問題があるのであって、小沢氏の方は箸にも棒にも
  かからないです。そこをはっきり言わないから、結局、検審
  の審査員にも誤った認識を与えてしまう。なぜ言えないかと
  いうと、それは捜査が最初から無茶苦茶だからです。
                      ──郷原信郎氏
  ―――――――――――――――――――――――――――」
http://electronic-journal.seesaa.net/article/148698542.html  

  拍手はせず、拍手一覧を見る


コメント
01. 2010年5月04日 10:05:28: Yfxy7ql7SE
5.所有権が確定した個人小澤一郎は、その所有権に基づき、
   土地利用権が陸山会に帰属することを明示する契約を陸山
   会と交わす。
この契約の契約書は法的に根拠を持っているのか?
小沢一郎が亡くなったとき相続税は発生するのか?
相続税が発生せずに陸山会を息子が引き続けば所有名義はまた息子に変更されるのか?

疑問に思っているのですが・・

02. 2010年5月04日 11:04:12: m9aNXGnk6I
>>01
そんな事は「小沢一郎が亡くなったとき」に判断するのでは?
所有権が移る時に、陸山会他なら売却扱い、息子なら相続扱い、でしょう?
何が判らないのですか?

03. 2010年5月04日 20:56:50: BasiWwYxGo
とても、すっきりしました。
小沢一郎をたたかなくてはいけない方たちは、このことを承知していらっしゃる訳で、自分の心とも戦っていらっしゃるのでしょうね。
これほど、つらい仕事は、ないでしょう?
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年5月05日 12:11:57: qfNKW03MTY
マスコミのヤメ検弁護士のコメンテーターも与野党の弁護士議員もみんながみんな行法レベルの細かいことを知らずにコメントしていた事実は大きい
なにより圧巻は千葉大臣も弁護士ということ?
法律関係も運転免許みたいに免許更新制導入したらいい

02. 2010年5月05日 22:57:54: XF7zqga2Gh
官報 平成16年政治資金収支報告書

借入金  400,000,000
小澤一郎 400,000,000

ページ 162/167


http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf#page=162


03. 2010年5月06日 00:14:54: ASaLm12Lps
なるほどね。小沢の一ちゃんはこんなことは重々承知の上で、夜盗自民党とマスゴミを追い詰めているわけか。
自らを「政治的死」に追いコメントするものに対して一切合財の知恵を振り絞っているわけだ。
丁度、金正日が自らをしに追い詰めようとしているアメリカに対して、その「死の恐怖の淵」から「存在論的核抑止」を打ち立てように。鳩山はそんな緊張感がないから、岡本行夫のよう詐欺師まがいの人間に騙される。
普天間は解決しないぞ。沖縄県民の怒りは生半可なものではない。
鳩山式の「抑止論」の展開では沖縄県民は納得しまい。
なんとならば、台湾−北朝鮮への「抑止」のそんざいとして米海兵遠征軍が沖縄に存在しなければならないならば、台湾−北朝鮮の有事の場合へのその米海兵遠征軍の存在に対する「返礼」の一発は間違いなく沖縄に炸裂するということだ。そのことに対する「死の恐怖」の思考が全く存在せず、岡本某の詐欺に引っかかるわけだ。
戦争プラン5027は確実に破産しているのだ。そのじじつとして韓国掃海艦の沈没という事態で、「存在論的核抑止」がなければ確実に北朝鮮侵攻は始まっている。
爺さん一郎が親分犬養の海軍将校による暗殺という洗礼を受けて何もなしえなかったDNAを確実に受け継いでいる。普天間は五月という期限を切って解決しなくてもいい。既にアフガニスタン情勢、ギリシャ国家破綻の危機、スペイン、ポルトガルの金融情勢などで米欧はの金融情勢はリーマン危機以上の展開だ。メキシコが破綻したときは何とか取り繕えられたが、最早その力はない。米の世界戦略−金融戦略の破綻は間近だ。
そこで、日米安保の再確立と沖縄基地の返還は現実化する。その前に「銭をたかられる」ではないということだ。そして、自らの政治生命を汚してはならない。
夜盗自民党のサカリの付いた狒狒親父ドモは勝手に妾宅に駆け込んで「ネル、寝る」を決め込ませればいいだけのこと。マスゴミの反沖縄県民性を浮き彫りにし、碇の烽火でいぶってやればいいまでのこと。
石川議員の虚偽記載は案件は、どう見ても「無罪確実」。それを知ってか知らぬか、いまいち検察審査会の「起訴相等」の議決の麻生総合事務所の米沢あたりのたきつけでも、ヤッパリアホウーかとブルっている。連休明けはマスゴミにとって死への旅立ちだ。

04. 2010年5月06日 10:14:41: uvHpoRpiGE
>>2
借入金は、陸山会が小沢幹事長からの借り入れを
表しています。

162ページ右すみの方にあります。


05. 2010年5月06日 14:50:48: OCINAK4UDs
>>04
ただの見落としで逮捕しちゃって引っ込みがつかなくなった
そもそもの原因は信者検事にあおられて書かれたストーリーにのった谷川さんのどつぼ・・・うつ病になってるといううわさもまんざらじゃないかもね

こうしてみてみるとその後釜に持ってこられた大鶴という現次席検事は庁内でみんなから嫌われていたということなんだろう

すごい人間ドラマまでかいま見れてすごいね


06. 2010年5月06日 15:15:06: ZkrdQpJo7o
東京地検特捜部の一連の動きは裁判で小沢一郎さんを有罪に持ち込むのが目的ではなくて

要は、小沢一郎の政治生命を奪うのが目的
何でも良いから起訴して裁判に持ち込んでしまえば勝ちと読める。

5,6年後に最高裁で小沢一郎さんが無罪になっても
その頃には小沢一郎さんの政治生命は終わっている。

田中角栄を追い込んだ戦法と同じなんですよ


07. 2010年5月06日 16:42:41: TVWueoMAQk
敗訴覚悟で起訴しろといった女流作家がいたな。冤罪問題で警察、検察を
批判していたがあれは一体なんだったんだろう。

08. 2010年5月06日 17:36:46: PeSlQylw7w
大変重要な情報をありがとうございます。
権利能力なき社団である陸山会は陸山会として土地を取得し登記することができないということ、また、その代替手続を踏まざるを得ないことにより、陸山会の収支報告の「期ズレ」が期ズレでさえないこと、つまり、陸山会の2004年度及び2005年度の政治資金収支報告書に何等問題がなく、既提出の報告書以外の報告なありえないことがよく分かりそうです。

しかし、そのように納得する前に、まだ若干不明な点が残ります。それは、「しかし、方法はあります。その手続き──土地の登記手順を具体的に説明します。」以下の手続を踏むことによって得られる帰結です;
つまり、
@陸山会としては登記できない点に変わりはない。
Aしかし、陸山会と小澤一郎氏が「土地利用権が陸山会に帰属することを明示する契約」書を締結し、その民法的効力により、陸山会に(永続的に)土地利用権を確保した。
Bそれができた2005年度で収支報告書に土地を掲載し、また、建物については完工した2005年9月14日が含まれる2005年度で報告したということなのでしょうか?

さらに、
C建物の登記は権利能力なき社団でも可能なのでしょうか。可能であれば小澤氏のこの件に関する立場を強くするものになるでしょうし、不可能ならばこれについてはどのような手続をとるのでしょうか。
B銀行はどのような役割をもってこの手続に登場するのでしょうか。

総務省の政治資金収支報告書にかんするHPで、陸山会部分にアクセス可能なのは2006年以後のものに限られているようですが、2004年、2005年度分も
見たいものです。2004年度分についてはありがたいことに「02」の方の投稿で官報版が見られましたが。

司法書士の方や登記実務に詳しい方などから、ご教示願えれば幸いです。細かいことに首を突っ込みすぎと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、筋のいい話の場合は細部に入れば入るほど潔白を証明するものは増えてくるものです。


09. 2010年5月06日 18:15:09: ZkrdQpJo7o
>>08
貴方が実費払って、税理士とかに相談しなさいw

10. 2010年5月06日 19:00:14: iVPIi6OunY
千葉景子法務大臣は、あったとして記載漏れ程度の微罪で、同僚の国会議員が逮捕されている事実をみて、何を考えていたのだろう???>>17805様の非常にわかり易い寄稿に感謝申し上げます。
今迄は、何故行動を起こさないのか疑問でしたが、これで法の基の平等を無視する様なら、無能大臣「千葉景子」は更迭すべきと考えます。

11. 2010年5月07日 00:32:35: qfNKW03MTY
>>08
 1.政治団体は、所謂、【権利能力無き社団】という法的立場
   にある。
 2.権利能力無き社団においては、政治団体名義あるいは政治
   団体代表者肩書き名義での土地登記権限が無い。(判例も
   同じ)
 3.したがって、権利能力無き社団においては、その代表者個
   人名義ないし構成員共有名義にて登記する。
 4.しかしながら構成員の変更に伴い持分争いが起きることか
   ら原則として代表者個人名義にて登記することになる。
 5.即ち、陸山会は本件【権利能力無き社団】に該当し、それ
   が如何に著名な政治団体の代表者であっても登記をなすこ
   とが出来ない。
      ──5月2日付、「オリーブ─X!ニュース」より
―――――――――――――――――――――――――――――
 小沢氏の政治団体である陸山会は、ここでいう「権利能力なき
社団」に該当し、土地を買っても登記はできないのです。それで
はどうすればよいのか。それは「代表者個人名義」、すなわち、
「小澤一郎」名義でしか登記はできないのです。
 しかし、方法はあります。その手続き──土地の登記手順を具
体的に説明します。
―――――――――――――――――――――――――――――
 1.まず、陸山会は、土地購入資金に該当する金額の定期預金
   をつくる。これには小沢氏の個人資金が使われている。
 2.この定期預金を担保にして、個人小澤一郎が「銀行より土
   地代金の融資」を受ける。
 3.個人小澤一郎は、その融資を原資として、不動産の所有者
   に対して地代を支払う。この時点では、土地は個人小澤一
   郎が地主に土地代を支払っている関係でしかない。
 4.個人小澤一郎は、土地を登記する。これによって、個人小
   澤一郎は土地の所有者となる。
 5.所有権が確定した個人小澤一郎は、その所有権に基づき、
   土地利用権が陸山会に帰属することを明示する契約を陸山
   会と交わす。
 6.その契約日をもって陸山会は、土地代金相当を個人小澤一
   郎に支払い、同時に土地を陸山会の資産として計上する。
―――――――――――――――――――――――――――――
 上記1〜5までは陸山会は支出が発生していないのです。した
がって、2004年(平成16年度)の陸山会の収支報告書には
土地取引の記載はないのです。しかし、土地代金に見合う資金の
約4億円は、「資金繰りとして借り入れた借入金」として、小澤
一郎が明記されているのです。その借入金は土地取引問題と関連
していますが、その構成要件ではないのです。
 それでは、2004年10月末に行われた東京都世田谷区深沢
所在の土地取引は何であったのかというと、陸山会にとっては、
その土地を押さえる手続き上のプロセスに過ぎないのです。この
時点では登記も個人小澤一郎との契約もできていないので、それ
ができた時点で行うこととして、2004年度陸山会政治資金収
支報告書には記載されず、契約ができた2005年度に正しく記
載されたのです。これが「期ずれ」の原因です。何が問題なので
しょうか。
 つまり、「期ずれ」は小澤事務所の過失でも虚偽記載でもなく
政治資金で土地を購入するための必要な手続きにおいて、必然的
に発生するものなのです。したがって、何ら政治資金規正法に違
反していないのです。

この文章をもう一度ゆっくり読んでみてもわからない?


12. 2010年5月07日 01:01:19: qfNKW03MTY
>>11
補足 つまり小沢氏側の人間でなく第三者がひとつのケースとして例示しているだけで、小沢氏側の反論で、じっさいどうゆういきさつでどうなったかという展開は公判まで待つしかないです。あくまで第三者のケーススタディの域を出ないということ

ただ当初逮捕容疑と報じられた個人の立替金の不記載は、単式簿記だと省略できるので立件できないようだし、今回の登記と銀行融資の問題は、直近の検察審査会の起訴相当理由で客観事実としてあげられた根拠のすべてなので、この線で反論されたら通常の裁判では訂正箇所の指摘があったとしても、罪に問うことは難しいと思う。さすがの裁判で具体的証拠なしに、あやしく感じさせるから有罪と言う判決はできないでしょう。


13. 2010年5月07日 07:55:44: PeSlQylw7w
08の寄稿者です。ご説明ありがとうございます。疑問点を書き直してみます。

「5月2日付、「オリーブ─X!ニュース」より」の部分は一度読めば分かります。分からないのは次の点です。ステップ毎に書きます;

 1.まず、陸山会は、土地購入資金に該当する金額の定期預金
   をつくる。これには小沢氏の個人資金が使われている。
[コメント]2004年度収支報告書(官報版)で
3、本年収入の内訳欄に借入金 小澤一郎 400,000,000円
6、資産等の内訳として、預金等471,500,000円、小澤一郎より借入金491,478,416円
が明記されていますので、これはそのとおり。

 2.この定期預金を担保にして、個人小澤一郎が「銀行より土
   地代金の融資」を受ける。
[疑問点]陸山会の手元に移した預金は陸山会に処分権があるはずです。処分権を持たないものに対して、銀行が担保力を認め、融資するという点が分かりません。

 3.個人小澤一郎は、その融資を原資として、不動産の所有者
   に対して地代を支払う。この時点では、土地は個人小澤一
   郎が地主に土地代を支払っている関係でしかない。
[コメント]この段階では、小澤一郎は不動産所有者は賃借人という立場。しかも、融資を原資とするほどの資金需要は発生しない。

 4.個人小澤一郎は、土地を登記する。これによって、個人小
   澤一郎は土地の所有者となる。
[コメント]個人小澤一郎は、土地を登記する前に、土地所有者との間で土地の売買契約を結び、代価を支払うステップがあるはずです。その代価は銀行から受けた融資を充てるわけでしょう。これについては上の2の疑問点が残ります。

 5.所有権が確定した個人小澤一郎は、その所有権に基づき、
   土地利用権が陸山会に帰属することを明示する契約を陸山
   会と交わす。
[コメント]これは分かります。

 6.その契約日をもって陸山会は、土地代金相当を個人小澤一
   郎に支払い、同時に土地を陸山会の資産として計上する。
[コメント]2006年度の収支報告書では、資産等の項目別内訳として土地、平成17年1月17日 世田谷区深沢8-28-5 342,640,000円の記載があります。この契約書の日付は平成17年1月17日なのでしょう。また、同じ収支報告書で、支出項目内訳として2006年3月31日借入金返済 小澤一郎 200,000,000円の記載がありますので、これは借入金400,000,000円の分割返済分なのでしょう(2005年度分収支報告書が見られないので未確認ですが、おそらく2005年度に他の200,000,000円は返済済みなのでしょう)。この6もよく分かります。

以上から、上のステップ1から6について記述した疑問点がやはり残ります。これを実行しても、陸山会は土地利用権を得るものの、陸山会としては登記できないのでしょう。しかし、これは本稿記事の説明不足だけで、石川議員が潔白であることには何等影響はないものと思います。

また、銀行がどのような役割をもって、この登記ステップに登場するのかはやはりわかりません。銀行からの融資は(小澤一郎でなく)小沢一郎氏が政治活動を行なう上でいつ緊急の資金需要が生じてもそれに備えられるよう、融資を受けたものではないのでしょうか?

本稿記事のような情報は多くの人に説明して広めたい。しかし、人に説明するときに不明瞭な点がない方がよい。公認会計士の細野祐二さんが説明されているように、陸山会の収支報告書は何等問題がない。しかし、マスコミは土地取引に関して取引が複雑だという印象をことさら拡大して報道し、小沢氏は汚いと喧伝しています。銀行融資の部分も複雑化に関与しています。関係ないものはないとした方が話が分かりやすいと思うのです。


14. 2010年5月07日 10:37:01: KLeJ8iuk5E
あくまでも第三者の個人的な感想ということでお聞きください。
(直接エレクトリックジャーナルさんに問い合わせしたほうが確実だと思いますが・・・)

> 1.まず、陸山会は、土地購入資金に該当する金額の定期預金をつくる。これには小沢氏の個人資金が使われている。
>[コメント]2004年度収支報告書(官報版)で3、本年収入の内訳欄に借入金 小澤一郎 400,000,000円6、資産等の内訳として、預金等471,500,000円、小澤一郎より>借入金491,478,416円が明記されていますので、これはそのとおり。
> 2.この定期預金を担保にして、個人小澤一郎が「銀行より土地代金の融資」を受ける。
>[疑問点]陸山会の手元に移した預金は陸山会に処分権があるはずです。処分権を持たないものに対して、銀行が担保力を認め、融資するという点が分かりません。

>3.個人小澤一郎は、その融資を原資として、不動産の所有者に対して地代を支払う。この時点では、土地は個人小澤一郎が地主に土地代を支払っている関係でしかない。
>[コメント]この段階では、小澤一郎は不動産所有者は賃借人という立場。しかも、融資を原資とするほどの資金需要は発生しない。
>4.個人小澤一郎は、土地を登記する。これによって、個人小澤一郎は土地の所有者となる。
>[コメント]個人小澤一郎は、土地を登記する前に、土地所有者との間で土地の売買契約を結び、代価を支払うステップがあるはずです。その代価は銀行から受けた融資を充てるわけでしょう。これについては上の2の疑問点が残ります。

返答・・・1〜4を記述したこの記事の筆者の意図は、個人の立て替え金で支払いをした時点で登記をしなかったことを法的にどうみなせるかというひとつの例示をしただけだと思います。
すぐ登記しなかった事実をもってなにかを隠蔽する意図があったかのような認識の人が多いですが、法的にはそれを犯罪に結びつけるのには無理があるという例示として提起しただけだと思います。
※矛盾点をさがすというより、この人はなにをいいたいのかなあと思って文章を読解すると真意をつかみやすいと思います(人は不完全な生き物ですから)

08さんのいいたい趣旨はわかります。団体名で登記できなくても個人名義でも団体としての処分権があるはずだからそんな手続きしなくてもいいのでないかと
個人事業主の店主立替分(店主からの借り入れ分)の処分権が事業体にあるのと同じで、陸山会に処分権があるといえるでしょうだから複雑な手続きはおかしいと!!
でも悪意のひとたちは個人名義をもって政治団体資金を隠れ蓑にした私的な不正蓄財という見方をするんじゃないでしょうか?
これに対して個人の財産が銀行担保になっていて安易な土地ころがしに使えない、建物ができ事務所として利用でき土地利用契約を結ぶまで登記しなければ、そもそも土地ころがしもできないという”しばり”を自主的に作ってあるから”土地ころがし”目的ではないよと反論するために厳密な処理をするということも否定はできないと考えればいいのじゃないでしょうか?

ずばり
筆者は代表者個人でしか登記できないことにより発生する”私的流用のための土地取得”という謗り”をうけないために、
個人財産を担保として銀行借入のために拠出しつつ、借り入れ書を作成することを一体化させようとした結果、多少登記時期がずれたということもありうるんじゃないか
ということで、立替現金支払い=銀行融資までの間のタイムラグの合法性を論じようとしたのだと思います。


15. 2010年5月07日 13:15:44: DFRsL3gVzs
>>14
お見事!授業みたい

16. 2010年5月07日 14:16:41: GtEP5xgYvg
日本国民の安全が危機に晒されている状況に変化は無い

17. 2010年5月14日 18:50:43: Qsh6ZlRAAE
>>06.

しかし、素人がくじで選ばれただけの検察審査会が「市民目線」で行なった議決に基づいて起訴されて政治生命が失われるようなことがこの日本で生じれば、それで日本の議会制民主主義の終了となってしまいうのではないでしょうか。

事は、小沢一郎ひとりの政治生命の問題で終わらなくなります。
検察が不起訴とし、匿名の人物が審査申し立てをし、法律の知識とは無関係に選ばれた匿名の11人の「市民目線」による感情的起訴を根拠に、裁判も経ていない状態で、有権者が選挙で選んだ議員を議会から追放したり、議員活動を制限したりなどできることではありません。


18. 2010年5月18日 22:53:40: sSy6eKGesw
でっち上げでも何でも良いから事件を作らないと、特捜部を廃止させられてしまう。検察官の自分たちのポストのために、無理に事件を作っているのではないか。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 コメントの2重投稿は禁止です。  URL紹介はタイトル必須
ペンネームの新規作成はこちら←
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評10掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評10掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧