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この映画の内容は、メリルの息子が
てんかんを発病し、
息子の癲癇の治療にあたり、
副作用の強い薬を処方され、
それを医師に訴えると、
今度は、その副作用を抑える薬を処方さる・・
さらに、そのことを訴えると、
今度は手術である・・
今の医療の問題点そのものを浮き彫りにするような物語であるが、
そんな病院や医師の対応に不信感を抱いた、
メリルは、
図書館通いを始め、
癲癇とは何ぞや？
を極めようとする。
そこで「ケトン食」という食事療法に出会う。
最終的には、メリルの母親としての直感、
母親としての勇気、
母親としての決断、
が、息子を
最初の病院、医師、薬の地獄から救う。
「母親が最良で最高の小児科医である」
という言葉があるが、
これは、まさにメリルの為の言葉であろう。
私の洞察だが、
癲癇は、「興奮性神経伝達物質のグルタミン酸がニューロンを興奮させている云々」というのが、定説だが、これは、「グリア細胞」の「アストログリア」に発現する「グルタミン酸トランスポーター」が深く関与しているということだが、「ケトン食」で、癲癇が完治するのであれば、上記のメカニズムの原因は過剰な糖の、ニューロン内への侵入、さらに、アストログリア内への過剰な糖の侵入でアストログリア内の解糖系が亢進して起きると推測する。
従来の学者は、
「糖は脳関門をくぐり抜けてニューロンに到達する」
ゆえに、「ニューロンは糖をエネルギーにしている・・」
の一点張りだが、
何度も言うが、
ニューロンは、心臓と同じく、基本的に人間が生まれてから死ぬまで、
ほとんど動きっぱなしの細胞であり、
再生修復は、ほとんどない。
心臓にしても、ニューロンにしても、
「解糖系はほとんど存在していなく、」
ミトコンドリアの塊のような細胞である。
「解糖系が存在しないのに、」
「糖がエネルギーになる」というのは、
論理破綻である。
もっと、つっこむ！
アルコール、有機溶剤、一部の医薬品、カフェイン、ドラッグ等も脳関門を糖と同じくくぐり抜けることができるが、
くぐり抜けることができれば、
くぐり抜けると言うことは、
脳関門がそれらをニューロンのエネルギー源と認めて、通過させているのだから、
それらも、ニューロンのエネルギーになるのではないだろうか？
有機溶剤は脳関門をくぐり抜け
ニューロンに達する
ゆえに、「有機溶剤はニューロンのエネルギー源である」
とは、絶対にならない。
糖が脳関門をくぐれるのは、
ニューロンが糖をエネルギーとして欲しているのではなく、
動くことのできない植物が、
動くことのできる生物を利用し、
植物自らの種の保存と繁栄のために、
糖という恰好の仕掛け、
脳関門をくぐれる糖を、動くことのできる
生物を支配する為の道具ということである。
それ以上のものでもないし、
それ以下のものでもない。
話はそれたが、
1.ニューロンへの過剰な糖の侵入
2.グリア細胞への過剰な糖の取り込みによる解糖系の亢進
3.脳細胞への血流不足
（酸素不足、栄養不足、二酸化炭素の充満、老廃物の蓄積）
上記の条件が重なると、
癲癇、痴呆症、鬱、アルツハイマー、神経変性
その他の精神疾患、脳腫瘍のリスクが高くなるのは明らかである。
（糖尿病患者に上記疾患が多く見られる）
中枢神経ではないが、
末梢神経では、
糖の過剰な摂取で、
多く神経障害が発生する。
1.代謝性因子では、過剰な糖がニューロン内にたまり、
神経障害が起きる
（ポリオール代謝異常）
2.血管因子では、糖質の過剰な摂取で、血流不足が発生し、
酸素や栄養が行き届かなくなり、二酸化炭素が留まり、
老廃物が蓄積し、神経細胞が侵され、神経障害が起きる
一般的に、これらは、中枢神経では「起きない！」と定説では、
なっては、いるが・・・
さて、どうだか？
私は懐疑的である。
なぜなら、糖尿病の患者に、脳をはじめとした、中枢神経の
神経障害が、実際に起きて、
実際、これが、猛烈な勢いで増加して、
我々を苦しめ、
おかしな薬が、
次から次へと生まれ、
例によって対症療法で、
完治しない形で、すべてが進行しているからである。
潤うのは、こういった役に立たない、
完治を目指さない薬を大量に製造している
製薬メジャーとそれにつらなる、
紳士の面々だけである。
話が長くなったが、ここで、私が一番述べたいのは、
自分や家族の大切な人生や、健康は、
自分で守れ！
この映画に最初に出てくる
病院や医者や薬に・・
自分や自分の愛する家族を、
丸投げにするな！
別に、専門家じゃなくても、
理科系じゃなくても、
メリルのように、
自分の愛する息子を
守ろうと強く思えば、
道は開ける・・
今からでも遅くない、
人間とは、何ぞや？
人間の健康とは何ぞや？
人間は、本来どうあるべきか？
人間は、本来どう生きるべきか？
人間の本来の幸福のあり方って、
何なんだろう？
人間は、一体何を食って生きてきたのか？
人間は、一体何を食うべきなのか？
夥しいこの手の情報に振り回されないで、
人間本来あるべき食を極めることができるのか？
できるのである。
森の中に凛として立つ一本の大木のように。
情報に振り回されず、
あっちふらふら
こっちふらふら
付和雷同になり、耳触りのよいさしさわりのない情報に
翻弄されないように、
心と知の体幹を鍛え、
日々研鑽すべきと思う今日この頃である。
天は自らを助くる者を助く
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