(回答先: 「ヒマラヤ氷河２０３５年までに消失」は誤り　ＩＰＣＣが声明 投稿者 ピノキ 日時 2010 年 1 月 24 日 02:13:42)

朝日新聞　2010年2月9日　火曜日　朝刊

【ブリュッセル＝井田香奈子】国連の気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）の第4次評価報告書で、オランダの国土のうち海水面より低い部分が実際より多く記載されているとして、オランダがＩＰＣＣに訂正と誤った経緯の説明を求めていることが8日、分かった。オランダ環境省によると国土の26％が海抜下だが、ＩＰＣＣ報告書は55％と記載していた。
　オランダ政府系機関が正しいデータをＩＰＣＣに提供したが、河川のはんらんで影響を受ける国土の「29％」が編集過程で足され、「55％」になったのではないかと同省は見ている。
　温暖化にともなう海面上昇を警戒するオランダにとって、低地を示す値は微妙な問題。この報告書をめぐっては昨年、ヒマラヤの氷河の解氷速度をめぐる誇張が発覚した。クラーマー環境相は現地紙に「さらなる誤りは許されない」と強調。同政府は「ＩＰＣＣ報告書の内容を改めて精査する」としている。 　

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