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教員採用取り消しの秦さん「もっと先生でいたい」  4月以降も臨時講師
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/664.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 1 月 09 日 12:30:50: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: 大分県の教職員採用汚職事件 投稿者 taked4700 日時 2011 年 1 月 09 日 11:59:02)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20080707-3238817/tokushu/to_090331.htm
教員採用取り消しの秦さん「もっと先生でいたい」
 ◆4月以降も臨時講師


「県の教育行政が少しでも良くなれば」と話す秦さん
 教員汚職事件に絡み、2008年度教員採用試験で点数改ざんによる不正合格だったとして県教委から採用を取り消され、処分無効を求めて提訴した秦聖一郎さん(23)(大分市)が4月以降も、臨時講師として教壇に残ることになった。「県教委への怒りは消えない。でも子供たちと一緒にいられることになり、ホッともしている」。複雑な思いを抱きながら、新たな春を迎える。

 昨年8月末、県教委にいきなり呼び出され、「あなたの総得点は『678』から『730』に改ざんされています」と冷淡な口調で幹部から伝えられ、教師生活は一変した。同年9月以降、不正を依頼したのが誰なのか分からず、釈然としないまま、臨時講師の身分で教壇に立ち続けた。

 臨時講師の任期は30日で切れた。2月末、新年度も続けるべきかどうか、先輩教諭に相談した。「先生になりたくてなったんでしょう。どんな立場になっても、学校に残るべきだ」と励まされ、県教委に臨時講師の希望を出し、今月28日、臨時講師任用の面接を受けた。

 「事件は気がかりでしょうが、子供たちのために頑張ってみる気はありませんか」。教師の道をあきらめかけていただけに、面接官を務めた県教委幹部の言葉は意外だった。戸惑いながらも、口をついて出た言葉は「これまでと同じ小学校でお願いします」。

 今月初め、担任する3年の児童31人全員から手紙をもらった。「先生ありがとう」「先生のこと忘れない」。あどけない文字だったが、「この子たちと別れるなんて、残酷すぎる。もっと先生でいたい」と熱い思いがこみ上げてきた。

 面接は約10分間。結果は、その日に伝えられた。

 不正の真相を知りたいと今月3日、県を相手取り提訴した。口頭弁論は4月に始まる。採用取り消し処分を決定し、自らは減給2分の1(6か月)の処分にとどまった小矢文則・教育長も続投する。「裁判で真相解明の手は決して緩めない。不正を依頼した覚えもないから、今年の教員採用試験も受けない」。堂々と教壇に立つつもりだ。

 ◆7人が継続 採用取り消し教諭

 秦さんと同じく県教委から採用取り消し処分を受けた21人のうち、新年度も7人が臨時講師として継続雇用されることが分かった。昨年9月の処分後、14人が臨時講師をしていたが、ほかの7人は新年度の採用願を出しておらず、意向が分からない。

 教育人事課によると、臨時講師を続ける7人の内訳は小学校教諭4人、中学校教諭2人、県立学校教諭1人。いずれも管内の県教育事務所で面接選考を受け、採用された。多くがこれまでと同じ学校で勤務する。

 臨時講師を続ける7人の中には、県を相手取り、処分の無効を求める訴訟を起こした2人も含まれている。

(2009年3月31日 読売新聞)  

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