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ロンドン・ウエスタンの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1074.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 26 日 22:22:31: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 12 日 17:29:17)

ロンドン・ウエスタンの世界

伊藤喜多男といえばWesternの伝道師であり、自作アンプの大家として知られるのだが、


「カートリッジやアンプに凝る前に、まずスピーカーに情熱を叩きつけること、
それからが音に戯れる道が拓けるのである」

「デジタルであろうが、CDであろうがスピーカーが無ければ音にならないという
単純明快な事実を忘れてはならない。アンプはスピーカーを動作させるための
付属品であると思う位スピーカーを吟味する事だ」


と説いている。


「然らば如何なるメーカーのスピーカーが良品か問われても
製品によって異なるので回答することが出来ない」


としながらも、

「シーメンスのオイロダインとロンドン・ウエスターンの5010型システム(低域2080と高域2090)」

この二機種に格別な感情があると汲み取れた。


「狭い部屋で聴くには制限があり、ワイドレンジを求めるならコアキシアルで、
さもなければフルレンジがよい。劇場用のスピーカーは指定された箱に入れなければ
その性能を発揮しないに決まっている」としている。

Siemens Eurodynについて

「想像した以上の逸品である。それまでのスピーカーの音に対するイメージが
まるで狂ってしまう異質な音である。好きになれるものは狂い、
嫌いなものは外方をむく音である。本物の音を出せる音になんて出会わない。
つまり全部が虚構の音であり本物に紛うべく努力しているにすぎない」

「朝は五時半に起きて、正午には終わってしまう寸刻を争う仕事が好きである。
午後からは仕事がなく、好きな事をやれる勝手気儘な商売。遊ぶために働ける
稼業に魅力があった。遊びの方が本意という怪しからぬ魂胆であるのはいまも変わらない。
遊びたいために一所懸命で働くのである」

「ウエスターン・エレクトリックに入ってしまった事を顧みると、
わたしの廻りには専門家でもなく定職を持ってない人達がいかに
多かったことか 〜 専門的な教育を全然受けていない、
遊びに耽る事に邁進する人たちが、この世界を支えていた時代だったのである」

「音に凝り耳が冴え感覚が鋭敏になるほど、追究に励んで正常者と
異常者の分別が付かない人間になる。再生される音ばかりを
聞いていると再生音の比較に没頭して原音を忘却して聴覚が異常になる。
過ぎたるは及ばざるが如し、かもしれないが、限界がどの程度か、
正常と異常の差異ほどいい加減な物はない」

「各人は私がそうであるように自分だけは間違っていないと喚いて暮らしている。
精神異常者が正常者を評価できないのと同様、正常者が異常者を完全に評価できない。
正常者と思っている人間が異常者にされている人の数より多いということに
依存しているだけである」

「死ぬまで生きなければならない辛さ、人の為になっていると思ったら大間違い、

を受けた以上は知らぬ間に他人に迷惑をかけ通している。一人で暮らすのが一番楽しい。

孤独を味わうなどという雅なことではない。気兼をしない生活、人の顔色を覗わないで

済む日常生活は巨万の富より、美妓に囲まれる宴より私にとっては天国である。

そして美食(高価な料理ではない)だけは一生続けたい。それは独りで行える行動で

友を必要としないからである。よい装置で音楽を聴くのも友を必要としないし、

孤独で聴くのが最高の鑑賞法であるからこそ私の生き甲斐なのである。

大正十四年ラジオ放送開始以来自作に憂き身をやつして来たが未だに飽きない。

ペンチを持ったまま大往生を遂げたい」

▲△▽▼


Westrex London Acoustilens 20/80 これが究極のヴィンテージスピーカーであるらしい。2016年04月13日
https://91683924.at.webry.info/201604/article_17.html


ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その10.追加稿)
 一昨日、ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A導入記、その1.〜その9.をブログにアップしましたが、先輩からメールで追加情報を頂きましたので追加稿としてアップさせて頂きます。

1.ウェスタンエレクトリック・ロンドンの日本導入に関する当方のブログ内容
  「実はウェスタンエレクトリック・ロンドンの音響機械は結構日本にも設置されていたらしいです。なんでも米国ウェスタンエレクトリックよりリース代金が安かったからとか。」

 【先輩の情報】
 『WEロンドンが日本の各地で使われたのは、何と言ってもフィールド型からパーマネント型の15インチと高能率ドライバーと小さなHornでよりコンパクトなシステムであったため、田舎でも導入しやすかったようです。加えて、WE時代から引き継がれた故障したら興行収入を全額補償する「安心のレンタルシステム」もあったからと言われています。何せ、県庁所在地の○○市よりより田舎である△△市の方が10館あった中で5館が導入していましたから…』

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/008/146053413831755610179.jpg.html
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/008/146053415870489288179.jpg.html

 音響道中膝栗毛に載せてあった、伊藤喜多男先生の手書きの表(ベンプレ親父の生まれる丁度1年前、1957年12月のウェスタン設営館リスト)を写真に撮ってアップさせて下さい。

 愛知県や岐阜県は特にウェスタンエレクトリック常設館が多かった様ですね。名古屋は嫁入り道具が豪華な事では日本一ですから、映画館も道具に凝るのかな?
 それに引き換えベンプレ親父在住の兵庫県は、神戸の2館だけで恥ずかしいかもw

2.ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080のフェライト化に関する当方のブログ内容
 「このスピーカーのイラストは1954年製と書かれているのですが、ウーハーが既に2080-Fというフェライト型に変更されています。」

 【先輩の情報】
 『2080ですが、フェライトの導入はずいぶん後だと聞いております。モデルで言うと2080E,2080F,2080Gで〜中略〜不思議なことに2080Hではアルニコモデルに戻されています。』

 どうやら1954年に既にフェライト化されていたというのは間違いの様です。伊藤喜多男先生のイラストに書き込んである年号が誤りなのかもしれません。

2.2080-Aのマスリングに関する当方のブログ内容
 「センターキャップの裏側にマス・コントロールリングが入っているとのネット情報もありましたが、これは裏が取れていません。」

 【先輩の情報】
 『マスリングが装着されていたのは2080EとFだと言われています。(2080Hは)マスリング、付いていませんでした。』

 2080-Aにはマスリングは付いていないようですね。

3.2080-AのOEM先に関する当方のブログ内容
 「ウェスタンエレクトリック・ロンドンの製品が英国のどこの工場で作られたのかは、確定的な話がありません。
 同じシアターサプライを手掛けている事からバイタボックスが一枚噛んでいるらしいとか、工場の規模はグッドマンが最大だったのでココだろうとか、いや、創業者のガイ・ルパート・フォンテーンが昔ウェスタンエレクトリック・ロンドンに勤めていた関係で、タンノイが協力したという説もあります。
 私はウーハーに関してはバイタボックスのOEMではなかったかと推測しています。それは1954年に既に2080はアルニコ磁石からフェライト磁石に変更されているからです。」

 ※上にも書きましたが、2080が1954年に既にフェライト化されていたというのは誤情報の様です。

 【先輩の情報】
 『Vitavoxのフェライトは、多分、ドイツにルーツがあるように思います。
大戦後、ロシアにもその断片が見られます。(フェライトでも良い音で鳴らせられる)
 2080の設計に関わっていたのはVitavox,、Wharfedal、Goodmans辺りでしょうか?映画館用ではBTHがありましたが、競争相手だったので交流は無かったのかと?』

 さらに下の一文も頂きました。
Westrex (London) was born out of the anti trust laws that resulted in ITT acquiring the european divisions of AT&T's corporate empire. In the UK, Standard Telephone & Cables (STC) continued manufacture of Western Electric products (555, 497a etc) under licence, still badged as Western Electric. From the 50's on, the sound equipment was badged as Westrex and possibly due to the demise of the field coil and WE getting JBL to manufacture an Alnico version of the 594a, the JBL 2440, Westrex (London) turned to Altec and produced the 2080 and 2090 drivers which were effectively re-engineered versions of the Altec 515 and 288 drivers but with much better build quality.

 どうやらウェスタンエレクトリック・ロンドンも555を生産してたようですね。
 この文章を書いた方もロンドンの2080を515より高く評価していた様で、なんだか嬉しいです。

 さて、米国ウェスタンエレクトリックに比べてウェスタンエレクトリック・ロンドンの情報はとても少ないです。

 このブログをご覧になった方で情報をお持ちの方は、コメント欄に書き込んでいただけますと有難いです。
https://91683924.at.webry.info/201604/article_17.html  

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コメント
1. 中川隆[-11655] koaQ7Jey 2020年8月26日 22:25:56 : A8G0BLxAv2 : RVYxTWFSbTlPYms=[27] 報告
Westrex London Acoustilens 20/80 System
2018.09.15
https://soundcreate.co.jp/westrex-london-acoustilens-2080-system/

今月末のイベントで使用するWestrexについて、詳しい人から教えて頂いた内容をアップします!

1950年代後半に発売された、Westrex London のHiFiスピーカーシステム。
当時同じ英国内でTANNOY Autographより1ポンド高かったため、ほとんど売れないまま、エンジニアや映画館関係者が格安で引き取ったというのが真相だとか。(これは英国のコレクターからの情報だそうです!!)

オートグラフのキャビネットの凝った作りに対して、Acoustilensはバスレフの ‘がらんどう’ であったため人気が出なかった模様。

このスピーカー、弊店でも1度きりですが組んだことがあります。(下の写真は5丁目時代の6F試聴室)
あの、出た瞬間音が消えるようなスピード、切れ味、
色濃い存在感なのに風のように軽く鳴る・・その懐の深さ・・
未だにWestrexで聴いたドラムの音は忘れられず、私の中では1つの指標になっている次第です。

IMG_9126 IMG_9128

そんな当時の英国の国力を垣間見る素晴らしいスピーカーですが、上記のような事情もあり、これが、本当に、滅多にお目にかかることはありません。

その道の人の話では「Westrexの業務用より市場に出回っている数は少なく、日本国内で確認できているStereo pairは、3セット程度を把握しているが、Hornだけなら、十数セット存在している模様。」とのこと。

低域には15インチの2080B(ラウンドマグネットタイプ)が、
「Acoustilens 20/80 LF UNIT 」という名称で、
高域には2090B(これもラウンドマグネットタイプ)コンプレッションドライバーが、「Acoustilens 20/80 HF UNIT」という名称で、それぞれ搭載されています。

20-80
以前弊店に入荷したウーファー

IMG_2021
今回使用予定のウーファー

IMG_2022
今回使用予定のウーファー。横からの写真

ただ、後年音の好みによって、ピン角タイプに組み換えてあるシステムも。

音響レンズ付きホーンにもAcoustilens 20/80 HF UNITというドライバーと同じラベルが貼られている。この音響レンズ付きHornは、通常の短いストレートホーンのクセを取るためにHornの中に音響レンズを組み入れるという画期的なもので、カブトムシの背中を思わせるような突起が特徴です。
Horn

RIMG0706-1024x768
以前弊店に入荷したホーン

システムは、2ウェイ構成で、クロスオーバー周波数は675Hz、
クロスオーバーネットワークは、32271-Aというシングルwooferタイプのもので、
後年、コストダウンのために、より小型のネットワークも存在するのだとか。

今月末開催の「名盤深聴」イベントでは、ここで触れたウーファー20/80LFをALTECの箱に入れて使用します!ホーン、ドライバーも同Westrexのもの。
是非お楽しみに!!!
(竹田)
https://soundcreate.co.jp/westrex-london-acoustilens-2080-system/

2. 中川隆[-11654] koaQ7Jey 2020年8月26日 22:28:29 : A8G0BLxAv2 : RVYxTWFSbTlPYms=[28] 報告
Westrex London Acoustilens20/80 調整中!
2013.05.27
https://soundcreate.co.jp/westrex-london%E3%80%80acoustilens2080%E3%80%80%E8%AA%BF%E6%95%B4%E4%B8%AD%EF%BC%81/


Westrex London Acoustilens20/80を調整中です!

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3年がかりで、キャビネット、ドライバー、ホーン、ウーファー2種類(20/80と2080−A)を集め、やっとスピーカーを組めるまでになりました。

ウーファー2種類
20/80
201305272308198d4

2080-A
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Exif_JPEG_PICTURE
なんと左右のシリアルは連番!
ナンバー70と71

ホーン 20/80

Exif_JPEG_PICTURE

ドライバー 20/80
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2日かかって、まずはウーファー2080-Aで組み上げ、いったん音を鳴らしてみましたが・・・
これが60年以上前のものとは思えない、何ともリアルで素晴らしい鳴り。
本家アメリカ・ウェスタンの評判は、オーディオを長くお楽しみの方ならご存じかと思いますが、
ロンドン・ウェスタンの、この鳴り、なんと言葉に表現したらよいか・・・。

ドラムのヘッドの質感や張りの感じ、ハイハットの切れ味と音の飛んでくる感じ、指がベースをつまはじく様は全く持って等身大。これぞ原音再生!
とにかく超リアルなのにもかかわらず、キツサとは無縁な何とも言えない心地よい再生。
こんな凄い「DIALOG」耳にしたことがありません。

ベートーヴェンはクライバーの7番。喜びと共に始まる冒頭では、涙が出るほど胸に幸せが広がり、
ブラームス交響曲4番では、バルビローリの意図が手に取るように感じられる。
チャイコフスキー「悲愴」では、抑えて始まる冒頭の音の層の厚み。そこからグッと盛り上がりフォルティシモでも微動だにせず、ゆるぎない安定感に心をゆだねます。
音楽を味わい尽くすとは、このこと!

馴らし運転でこれとは、この先どうなることやら・・・

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE
2日間夜中まで頑張ったかいがあった・・・


https://soundcreate.co.jp/westrex-london%E3%80%80acoustilens2080%E3%80%80%E8%AA%BF%E6%95%B4%E4%B8%AD%EF%BC%81/

3. 2020年8月27日 10:48:30 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[16] 報告
ウエスタンエレクトリック13Aレプリカ&WE555導入記 その3.
https://91683924.at.webry.info/201709/article_5.html

画像

 (ネットにあったWE13Aの図面です)

 その後ブログを通じて大阪のAさんと知り合いになり、Aさんを通じて、WE15Aを使っておられる京都のBさんとも相互訪問をしました。

 Bさん宅で、福岡で聞いた13Aレプリカの音がとても良かった話をしますと「その人知ってます。大阪の笹本さんです。来週末に笹本さんの工房に遊びに行くんです」と。

 うーむ縁は異なもの、私も笹本さんのお宅に、別な日にお邪魔させていただける事になりました。

 さて私はウエスタンはウエスタンでもロンドン・ウエスタンを使っていて、アメリカのウエスタンエレクトリックには詳しくありません。昔本で読んだ知識や、最近ネットで見た知識に想像や妄想を加えて中途半端な文章を書いてみます。
 マニアの諸先輩には既知の事項ばかりでしょうが、私はウエスタン初心者なので、自分の知識の整理のためにグダグダ書きますよーw

 日本でウエスタンエレクトリックといえば、なんといっても故・池田圭先生でしょう。「音の夕映」、「盤塵集」に書かれておられますように、先生は日本で最初にウエスタンの機材、WE15Aホーンをオーディオ用として家庭に持ち込まれた方でした。

 現在ではウエスタン専門店が複数存在するなど、ウエスタンエレクトリックのトーキー用機材はオーディオ用途として高い評価を受けるようになり、国内でレプリカを作るメーカーも多数現れましたが、全ては池田先生の15Aから始まりました。

 WE15Aは曲げやすいように繊維の方向を一方向に揃える特殊な貼り方をしたシナベニア合板を湾曲させて作ったカールホーンでしたが、ウエスタンには合板でない無垢材の組み木大型ホーンが存在しました。15A以前、1927年、初のフル・トーキー映画「ジャズ・シンガー」が封切られた年に発表されたWE12A、WE13Aです。

 WE12Aは15Aと同型の渦巻き型のカールホーンです。開口部サイズはW45インチ、H45インチ、ホーンの奥行は47インチで、15Aホーンの開口部W56・3/8インチ、H57インチ、奥行53・1/8インチと比較するとサイズはやや小さくなります。

 これに対しWE13Aは渦巻き型ではなく折り返し型のフォールデッドホーンで、サイズは開口部W62インチ、H42・1/2インチ、奥行56インチとウエスタンエレクトリック歴代最大のホーンで、そのカットオフ値も57Hzと12Aの67Hzより10Hz低くなっています。

 12Aの音道の長さ3.35mに対して13Aは4.27mもあるそうです。

※笹本さんの工房にお邪魔し、現物のホーンに巻尺を当てて計測していただいたところ、13Aのホーン長はさらに長く、鉄製のスロートを含めると4.85mでした。

 気柱共鳴管の場合、ドライバーが最低域まで鳴らせるのなら、音道4mでは21Hzが出せますから、13Aで57Hzが出ても不思議はありません。

 三上先生のHP内の新先生の記事の引用によると、13Aの低域は50Hzまで伸びている様です。

 なんとなく大型振動板でなければ低音は出ないような気がしますが、小型の振動板で低音が出にくいのは、振動板に押された空気が横に逃げてしまうためだそうで、そこを大型ホーンでがっちり逃がさなければ振動板が小さくても低音は出るらしいです。

P.S.1.
 ベンプレ親父が15Aホーンですこし不思議に思っていることがあります。映画館のスピーカーはサウンドホールの開いたサウンドスクリーンの裏側に設置されていました。

 スクリーンは定期的にスクリーン塗料が吹きつけられていましたので、劇場で使用されていたアルテックやロンドン・ウエスタンのスピーカーにはスクリーンのサウンドホールを通して漏れてきたスクリーン塗料の白い斑点が、吹雪のように着いている物が散見されます。

 しかし15Aホーンでスクリーン塗料の白い斑点がついているものは見たことがありません。15Aはアルテックやロンドン・ウエスタンと一時期並行して使われていたはずですが、なぜ15Aには塗料の斑点が無いのでしょうか。

 「アルテックA4やロンドン・ウエスタン2080A、2090Aは粗末にされていたが、15Aは大切にされており、塗料吹付時には養生されていた」などという文書も見たことがありませんし、どちらも業務用ですから、取り扱いが変わるとは思えないのですが。

 むしろウーハー(515、2080A)の振動板が露出しているA4やロンドン・ウエスタンこそ養生すると思うのです。

 15Aは映画館からお暇を出されたあと、どれも全て再塗装されていたのでしょうか。

 A4やA5の箱は、塗料の白斑点のある方が「映画館で使用されていた証拠だ」と価値が高いとされています。それなら15Aも同じでは。

 ビンテージショップならいざ知らず、好事家が(池田邸スタジオの15Aの様に)映画館から直接手に入れたものなら普通は再塗装はされないでしょう。

 どうして15Aにはスクリーン塗料の斑点がないのか、ご存知の方は、コメント欄にお知らせくださいますと嬉しいです。
https://91683924.at.webry.info/201709/article_5.html

4. 中川隆[-11642] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:49:40 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[17] 報告
ウエスタンエレクトリック13Aレプリカ&WE555導入記 その7.
2017/09/07
https://91683924.at.webry.info/201709/article_9.html


画像

 (ベンプレ亭書斎搬入目前のWE13Aです。これから最終塗装を経てお輿入れです。それにしても貫禄充分、まるで生物のような有機的な造形ですね)

 シネマスコープの30館を除いた残りの78館、モノラルのシステムを使っていた小屋の相当数は555+15Aだったのではないかと思います。

 WE594、TA4181のシステムは戦前の1936~1937の二年間しか日本に輸入されていませんでしたし、続・音響道中で、伊藤先生はWE594にはほとんど触ったことがないと書いておられるので、モノラル再生の78館の中にミロフォニックシステムは無かったか、あっても僅かであったと思います。

 ただロンドン・ウエスタンの2080A、2090Aは一定数あった様です。伊藤先生はロンドン・ウエスタンが戦後、関西地区と中部地区に設置されたこと、「これらは相当な銘機であって、殊に2080及2090型のステージスピーカーは抜群なものであった」と続・音響道中に書き残しておられます。

 先の1957年版ウエスタンエレクトリック・トーキーシステム使用映画館一覧によれば、同年日本で初めて公開されたシネマスコープの普及は東京地区が優勢で、中部、関西地区はモノラル再生がまだまだ主流だったようです。

 「もみくちゃ人生」にも記載がありますが、やはり戦前、羽振りのよい東京からウエスタンは導入されていき、戦前のシステムはWE555A+15A。

 戦後ようやくウエスタンを入れられるようになった中部、関西の地方都市は1954~1959年の間に導入され、価格がやや安かったロンドン・ウエスタンになったものと思われます。

 日本にウエスタンが再登場した1949年から1956年までは先の「高域WE713-BかALTEC802、低域WE754-AかALTEC803」が導入されましたが(1954~1956はロンドン・ウエスタンと併売)、東京の一流館は既に1929〜1935年にWE555+15Aの導入が済んでいたので、シネスコまでこれらに置き換えなかったものと想像します。

 555の生産本数(7万本?9万本?)から考えても、594を使用したミロフォニックシステムが発表されたあとも、シネマスコープが広まり始めたあとも、555、15Aはかなり長いあいだ現役で使用されていたと思われます。

P.S.1.
 日本で最初の立体音響映画は1957年4月29日、昭和天皇の誕生日に封切られた、新東宝の「明治天皇と日露大戦争」だそうです。新東宝といえば、われわれの世代では日活ロマンポルノと併映される低予算のピンク映画ですが、こんな良い時期もあったんですなぁ。


P.S.2.
 WE754-AはWE755によく似た20cmのウーハーです。これで客席まで十分な音量で音が飛ぶのでしょうか。1949年には既にALTEC803は発表されていますから、754-Aは小さな映画館専用だったのでは。
https://91683924.at.webry.info/201709/article_9.html

5. 中川隆[-11641] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:53:23 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[18] 報告
ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その1.) 2016/04/11
https://91683924.at.webry.info/201604/article_8.html
 ベンプレ亭書斎のメインシステムは2系統あります。西面がビジュアル用と兼用のバイタボックス・バスビンを中心とした5way、東面がアルテックA4にツィーターを加えた3wayです。

 バスビンは少しずつ弄りながら、もう30年も使っています。A4は導入してまだ日が浅く、2年足らずです。

 2年足らずだと言うのに年寄(?)は先を急ぐ為でしょうか、このほどA4のウーハーを写真のウェスタンエレクトリック・ロンドン2080Aに交換してしまいました。


ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080A
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_8.146038211354674094180.html

 この導入記を書くにあたり、私の知るウェスタンの断片的知識を少々。

 ウェスタンエレクトリック・ロンドン、後のロンドン・ウェストレックスは米AT&Tの製造部門であるウェスタンエレクトリック直系の英国の会社です。

 ウェスタンはカナダにノーザンエレクトリック、日本にニッポンエレクトリック(現NEC)など直系の会社がありますが、ウェスタンエレクトリック・ロンドンもその一つです。

 各会社の米国ウェスタンエレクトリックとの関係はまちまちな様です。ノーザンエレクトリックの発足は1895年と古いのですが、旧ウェスタンエレクトリック時代(集中排除法で会社が分割される1937年まで)のコピー品は私の知る限り見当たりません。

 1928年からトーキーシステムに乗り出しているそうなので、555、594のコピー品があってもおかしくないのですが、市場でたまに見かけるのはオールド・アルテックの同等品だけの様です。

 1937年のウェスタンエレクトリック分割後、アルテックとIPCが同じものをブランドを変えて販売していたのと同じ様なイメージです。

 ニッポンエレクトリックは設立時に、米ウェスタンエレクトリックが株式の54%を保有していました。設立は1899年なのでノーザンエレクトリックより4年後に設立されたのですが、販売していたスピーカーはウェスタンエレクトリック555Wのコピーのドライバー(レシーバー)で、逆にアルテック時代のコピー品は無い様です。

 その後東洋ウェストレックス社が設立され、ニッポンエレクトリックは傍流になったのでしょう。

 それにしてもNEC、戦前の日本で自社製の555を売ろうなんて、ナカナカのチャレンジャーですね。
 
 余談ですが、NECで555コピー品を製造していた職人さんがYL音響を創立し、更にYL音響の職人さんが独立して、ゴトウユニットが創業したそうです。

 どの会社もルーツはウェスタンエレクトリックなんですね。

 ウェスタンエレクトリック・ロンドンは創立年がネットで調べても判りませんでした。

 地理的にも、当時の市場規模からも、ニッポンエレクトリックより後に設立されたとは考え難いのですが。

 同社も555、594直系のスピーカーを出していたというネット情報も見た事があるのですが、検索しても具体的な製品がヒットしません。現存するならなら必ず評判になり、多少は流通していると思いますが・・・

(※その後、コメント欄から情報を頂き、WE555のウェスタンエレクトリック・ロンドン版、30150を教えてもらいました)

 歴史の舞台に登場するのは1950年、今回私が導入した2080-Aやホーンドライバーの2090-Aが発表されてからです。これらはどちらも最初期のアルテックをベースに改良した物です。

 ノーザンエレクトリックがアルテック515、288をデカルだけ変えてそのまま販売していたのに対し、ウェスタンエレクトリック・ロンドンは英国内の技術者が知恵を絞って、これらの改良版を開発したと思われます。

 やはりジョンブル魂のなせる業でしょう、お国ぶりが感じられて楽しいですね。
https://91683924.at.webry.info/201604/article_8.html

ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その2.) 2016/04/11
https://91683924.at.webry.info/201604/article_9.html

2080-Aのマグネットに貼ってあるデカル
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_9.146038232639324707180.html


 写真は2080-Aのマグネットに貼ってあるデカルです。「Western Electric Co. Ltd. LONDON」と書いてある様に、やはりウェスタンエレクトリック・ロンドンが設立当時の会社名なんですね。

 ロンドン・ウェストレックスという名称の方が通りは良いのですが、その社名は少し後の社名の様です。

 少し時代が下がると、同社のスピーカーには「Westrex」のシールが貼られますので、ロンドン・ウェストレックス、あるいはウェストレックス・ロンドンと称されることが多くなったのでしょう。

 なお、デカルの下に打ってある刻印は製造番号だそうです。写真の個体は40番で最初期の2080-Aと思われます。

 入手した4本の2080-A、製造番号は小さい方から36,40,354,355です。36,40は最初期の番号ですので1950年の製造でしょう。354,355も同年の製造では。

 以前、どこかのお店のブログで見た2080-Aのシリアルナンバーは3994と打刻されていましたから、2080-A、年に数百本から1000本は作られていたのではないでしょうか。

 と言いますのも、伊藤喜多男先生の「音響道中膝栗毛」に紹介されているウェストレックス・ロンドンの5010Aスピーカーのイラスト(下の写真。拾ったものでなく、自分の買った本を自分のカメラで写したものなので引用御容赦)が根拠です。


ウェストレックス・ロンドンの5010Aスピーカーのイラスト
https://91683924.at.webry.info/201604/img2_9.146038239761500090180.html


 このスピーカーのイラストは1954年製と書かれているのですが、ウーハーが既に2080-Fというフェライト型に変更されています。

 1954年といえば2080-Aが発表されてからわずか4年後ですから、4年で少なくとも3994本は製品が出荷されているのではないかと考えました。

 但し2080-Aと2080-Fが併売されていたのなら、少し話は変わりますが。

 ウェスタンエレクトリック・ロンドンのスピーカーは日本にも相当数が輸入されていますから、世界各国に流通していたと思われます。ですから2080-Aの出荷数が4000本なら際立って多いとは思いません。

 本家のウェスタンエレクトリック594も3000本が生産されていましたし、555レシーバーは戦前に総計7万本が生産され、そのうち数千本が日本に入って来たそうですから。

 なお、私は2080-Fの実物を先輩の家で見た事があります。フェライトですからマグネットの奥行きが薄く、ハンドルは付いている物の、見た感じでは2080-Aより大分軽いのではないかと思いました。2080-A、余りにも重いので、現場での取回しに支障を来し、2080-Fが開発されたのかもしれません。

 2080-F、持たせてもらって、重さを比べてみればよかったと思います。
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ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その3.) 2016/04/11
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 (写真はウェスタンエレクトリック・ロンドン2090-Aの姉妹品?アルテック288Bです。アルテック288が英国では2090-Aに改良され、米国では288Bに改良されました)


ウェスタンエレクトリック・ロンドン2090-Aの姉妹品?アルテック288B
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_10.146038255524643507178.html

 ウェスタンエレクトリック・ロンドンの製品というと、「ウェスタン」の名前の為か、アルテックより旧いパーツだと一部で誤解されている様です。

 しかし2080-Aウーハーも、ウェスタンエレクトリック・ロンドンを代表するドライバーである2090-Aも、アルテックの515、288より後に、これらのモデルを下敷きにしてイギリスで作られたものです。

 515、288は1945年に開発されているのに対し、2080-A、2090-Aは1950年に発表されています。

 米国のウェスタンエレクトリックは独占禁止法(集中排除法)のため1937年にスピーカー製造部門がアルテック、IPCに分離されましたが、独禁法が無ければウェスタンエレクトリックのままで良かったわけです。

 米国の独禁法の権限は、当然海外には及びませんから、英国ではウェスタンエレクトリックの社名でスピーカーが作り続けられたのでしょう。

 ウェスタンエレクトリック・ロンドンの製品が英国のどこの工場で作られたのかは、確定的な話がありません。

同じシアターサプライを手掛けている事からバイタボックスが一枚噛んでいるらしいとか、工場の規模はグッドマンが最大だったのでココだろうとか、いや、創業者のガイ・ルパート・フォンテーンが昔ウェスタンエレクトリック・ロンドンに勤めていた関係で、タンノイが協力したという説もあります。

 私はウーハーに関してはバイタボックスのOEMではなかったかと推測しています。それは1954年に既に2080はアルニコ磁石からフェライト磁石に変更されているからです。

 フィールドコイル磁石の時代が終わるとスピーカーはアルニコ磁石に一斉に変更されました。その磁石が一斉にフェライトへ変更されたのは1970年代末期です。

アフリカ・ザイールの内戦でコバルトが高騰し、アルニコ磁石の材料が手に入り難くなったためだそうです。

 それまでもフェライト磁石のスピーカーはありましたが、ほぼ全て廉価版、高級機はどれもアルニコでした。

 フェライトに変更されるとき、JBLは「いや、フェライトの方が性能は良いんだ・キャンペーン」を打ちましたが、実際聴くと優劣は明らかで、この辺りからJBLは日本で売れなくなったらしいです。タンノイもアルテックもフェライトに変更された時にはファンから悲鳴が上がりました。

 私は当時タンノイを使用していましたが、例えアルニコモデルで一番評判の悪かったHPD385A(私の愛機)であっても新型のフェライトモデル、K3808より断然良い音でした。

 アルテック、JBL、タンノイが当時の海外製スピーカーの御三家でしたが、フェライト化に伴い一気にシェアを失って行ったと記憶します。

 この時代に悠然とフェライトを売っていた高級スピーカーメーカーがありました。英バイタボックスです。バイタボックスのウーハーは最初期こそAK150なるアルニコ磁石でしたが、コバルト高騰とは無縁の早い時期に、AK156/157のフェライト磁石に切り替えられていました。

 CN191コーナーホーンやバイトンメジャーは当時のクラシックマニア・垂涎の的でしたが、ウーハーは以前からフェライトでした。

 ドライバーもアルニコのS2とフェライトのS3が併売されており、どちらの方が上位機種との位置付けはなされてはいませんでした。

 つまりバイタボックス社は早い時期にフェライト磁石の使い方に習熟し、フェライトで美音を再生するノウハウに自信をもっていたのでは。

 ですから2080-AがバイタボックスのOEMなら1954年に早くもフェライト化(2080-F)されていても不思議ではないと考えるのです。
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ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その4.) 2016/04/11
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 写真はアルテック210エンクロージャーに仕込むため揃えた4発の2080-Aです。


アルテック210エンクロージャーに仕込むため揃えた4発の2080-A
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 さて、2080-Aに付いて少々。
 
 と思いましたが、私が駄文を書くよりステレオサウンド社の名文をコピペします。

 『Western Electric London Receiver 2080-A

 塗色と磁気回路に付されたハンドルを除くと、アルテック「515」と外観的にはあまり差異はなく、本設計は明らかに同一と思われる。しかし細部に目を移すと、バスケット(フレーム)の磁気回路への取りつけ方、マグネット・ストラクチャー、コーン・エッジの裏と蝶型スパイダー(ダンパー)の中に柔らかいウール繊維が詰められている、などの差がある。

 それに重量が34ポンド(15.4kg)とまったく違う。カタログによるギャップの磁束密度は13200ガウス、ヴォイスコイル・インピーダンスは16Ωである。ただし、この「2080-A」にも、マグネット外形が「515」様の大型と、「803」様の小型のものがあるので注意が必要。後には「2080-F」というフェライトマグネットの製品まで登場した。

本機を1本から4本まで内蔵する低域バッフルとして、2081-A、2082-A、2084-C〜Fの6タイプがあり、指で押したくらいではピクリとも動かないコーン紙(アッセンブリーで約48gと軽いが、頑丈な造りで、「515」用とは漉き方が異なる。低域共振周波数は55Hz)は、これらの低域バッフルに組み込まれると、イギリス人の英知を思わせる、気品の高い風格ある大人のサウンドをもたらす。

 このヨーロッパ・トーンは、他では決して得られない味わい深いものである。

 数十年にわたる長いオーディオ遍歴の果て、ついに理想とするこのシステムに巡り遭い、その間の苦労について目をうるませながら語った人がいる。

 早速聴かせていただいたが、音楽を愛する「思い」に裏づけされた深い教養がありありと滲み出ており、めくるめく感動を覚えた。 人柄は遂に、音に反映するのである。』
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ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その5.) 2016/04/11
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 ではベンプレ親父の見立てた2080Aに関する追加事項を再掲の写真を見ながら語りましょう。


2080A
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_12.146038287075462632177.html

 
 このユニットがアルテック515をベースに作られている事は間違いありません。

 バスケットの形状はアルテック515〜515B前期型と同じでリアマウント方式。バッフルに留めるネジ穴の位置も同じです。

 エッジも515と同じフィックスドエッジ、センターキャップの形状も、エア抜き穴のサイズも同一です(エア抜き穴に裏打ちしてある布の色がオレンジがかった茶色で、ココは黒である515と違います)。

ダンパーも515と同じベークライト製蝶型ダンパー(スパイダー)です。

 コードを留めるターミナルも515と同一のパーツです。

 515との違いは以下の様です。

 まず写真に見る通りアルニコ・マグネットがより大型で、515よりマグネットの奥行きが長くなっています。

 先ほどバスケット形状は515と同様と述べましたが、フレーム前面、バッフルに接する部分の厚みが515より約3mm厚くなっています。ガスケット(515はコルク、2080は黒い綿フェルト)も515より2mm程度厚いため、合計で5mm程フレーム前面が厚く仕上がっています。

 マグネットサイズとフレーム前面の厚みが増している為でしょうか、重量が15.4kgとなり、515Bの11.8kgより3.6kgも増加しています。38cmウーハーとしては破格の重さなので、取扱が容易なように、マグネットカバーにハンドルを付けたのでしょう。

 初めて見た時は「ハンドルとは大げさだなー」と思っていましたが、ユニットをバッフルに取り付ける段になってハンドルに随分助けられました。コレがなければ二人がかりでもユニットの取り付けには難渋しそうですね。

 次にコーン紙が違います。48gと515より軽量ですが、腰の強い丈夫なコーン紙です。

 流石に寄る年波には勝てず、ベンプレ親父が入手した2080-Aは一部エッジの補修がされていますが、繊維の長い特殊な和紙を使って丁寧に補修してあり、追加重量は最小限になっているため音質を損なうことは無いと思います。

 見てすぐ判るのはコーン紙の裏側、フレームとの間に羊毛フェルトが入っている事でしょう。

 これは音を聴いて決められたダンプ材だと思いますが、コーン紙の保護にも一役買っている筈です(未確認情報ですが、後にウレタンでダンプしてあるものも発売されたらしいです)。

 写真ではわかりませんが、中をのぞき込むと蝶型ダンパーの裏面にも羊毛フェルトが入れてあり、ダンプされています。

 同様に音を聴いて仕込まれたのでしょうが、やはりダンパーの保護に役立つと思われます。

 ここから先はベンプレ親父には判りませんが、先輩からの口伝に依りますと、ボイスコイルが違うそうです。ボイスコイルは515より細く、ターン数は515より多いそうです。

 中高音の細かい音を出すためには、このボイスコイル径と巻き方がポイントとの事でした。

 センターキャップの裏側にマス・コントロールリングが入っているとのネット情報もありましたが、これは裏が取れていません。

 アルテック515と515Bもボイスコイルが異なり、音の違いをもたらす要素になっている様です。どちらもエッジワイズ巻きですが、ボイスコイル長が515Bは6mm、515は10mm。

 よく判らないのですが、515Bはシングルターンで515はダブルターンとか。要するに巻き方も違うらしいです。  そのためなんでしょうか、515Bのインピーダンスは公称16Ω、DCR11Ωに対し、515は公称20Ω、DCR8Ωです。

 2080Aのインピーダンスは16Ωとも20Ωとも言われますが、まあ、クロスオーバー周波数でのインピーダンスでなければ意味が無い事ですから、気にしないでおきましょう。
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ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その6.) 2016/04/11
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アルテック210エンクロージャーから515を外し、2080-Aを装填したところ
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_13.146038312493556275180.html


 アルテック210エンクロージャーから515を外し、2080-Aを装填したところです。

 この時気が付いたのですが、アルテック515、515Bにはボルトを貫通する穴が8個開けてあるのに対し、2080-Aは4個なんですね。
 
 210側に開いているボルト孔は4個なので、別に困りはしませんが、515(11.8kg)より3.6kgも重い15.4kgの2080-Aが4個とはこれ如何に。別にキッチリ止まるので問題ないですが。

 バッフルへの装着はベンプレ親父、ベンプレ息子、ベンプレ妻の3人がかりで行いました。妻は懐中電灯係り兼ボルト等のパーツ渡し係り。息子はユニット保持係り。私はユニット保持兼ボルト回し係りで作業を勧めました。

 先輩から、「515とは重さが違うのでカクゴするように。手で保持しただけではボルト絞めの最中にユニットを取り落とさないとも限らないので、あらかじめ細いボルトをユニットとバッフル孔に通して仮固定し、作業を進めると良い。一人で作業する事は禁忌」とアドバイス頂き、作業用の細いボルトまで頂きました。

 2080-A、イヤ重かったです。体感上はアルテックの2倍くらいに感じました。先輩のノウハウが無ければ大惨事が起きていたかも・・・

 先に書きましたが、装着時に前面フレームの厚みが515より厚い事に気が付きました。ボルトが210側のナットに少ししか掛からないため、安全のために後日、東京・虎ノ門の三和鋲螺で515装着時のボルトより0.25インチ長いステンレスボルト(0.25インチ径、1.5インチ長)を仕入れて取り換えました。

 ボルト長の調節とユニットのフレーム保護のため、薄いワッシャーも噛ませました。

 これでユニットの装着は更に完璧ですw

 コード類は515使用時のものを流用しました。メインのスピーカーコードはウェスタンエレクトリックの10GA、2080-Aをパラ接続するための内部配線はベルデン8707です。

 どちらもメッキ線ですので、長期使用にも安心ですね。

 2080-Aは古い物なので、ハンドルの留めネジやフレームのネジに一部サビの浮いている所があります。あまり神経質にサビ取りをすると却って調子を狂わしそうなので、CRC5-56で簡単に拭き取る程度にしておきましたが、スピーカーターミナルのコードを咬み込む面だけは綿棒を使って念入りに清掃しておきました。

 さて、2080-A二発を納めるウェスタンエレクトリック・ロンドン製のエンクロージャーは先の伊藤喜多男先生のイラストの様に2084-Cですが、流石にこの箱は探せませんので、515を装着していたアルテックの210を流用しています。サイズは同一だと思われ、ホーンやバスレフダクトも同じ形状です。

 しかし全て同じではないようで、イラストが間違いないとすると、2084-Cには210にあるウィングを固定するための片側2本の腕木が省略されている様です。

 また、210の裏蓋は文字通りエンクロージャーの裏にしかありませんが、2084-Cのイラストでは「SIDE ENTRY」との記載があり、ここにも蓋が付いている様です。もしかするとユニットの取り付けが容易なようにコの字型の裏蓋にしてあるのかもしれませんね。

 イラストでは判りませんが、エンクロージャーの材質も違うはずです。210は当初オール米松合板、後に米松とパーチクルボードの混成になりました。

 2084-Cは英国製ですので、米松ではなく、バイタボックス・バスビンと同じくフィンランドバーチが使われていたのではないでしょうか。

 バーチ合板は米松合板より硬く、重く、響きもコツコツとした高音寄りの音なので、出てくる音もより締まった音だと思います。

 しかし2084-C、現存品が存在するのか否か不明ですし、そこまで望むのも欲が過ぎるでしょう。バーチ材で箱屋さんに作ってもらう事は可能でしょうが、オリジナルでない箱に入れても2080-Aが却ってモッタイナイ気がします。

 なお2084-Cの塗装はアルテックと同じグレーだと思います。ステレオサウンド53号のザ・スーパーマニアのページにジーメンス・オイロダインと一緒にアルテック825タイプのロンドン・ウェストレックス・スピーカーを使っている方が登場されています。

 この箱は825ではない事は確かな様で、ロンドン特有のサイドエントリーが有りますが、その写真を見ると箱の塗装はグレーです。

 写真なのではっきりした事は判りませんが、アルテックより少し明るいグレーの塗装ではないでしょうか。

 但しこの写真のロンドン・ウェストレックスの箱、キレイすぎるので再塗装かもしれません。バスレフポートから覗く吸音材が羊毛ではなく、最近の白いサーモウールの様に見えますので。

 この箱の型番は書いてありませんでしたが、2081-Aでは?

 という事は、もしかすると210エンクロージャータイプの2084-Cも日本に在るのかもしれませんね。
https://91683924.at.webry.info/201604/article_13.html

ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その7.) 2016/04/11
https://91683924.at.webry.info/201604/article_14.html


アルテック210エンクロージャーの換装が完了した2080-A
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_14.146038332219377223177.html


 アルテック210エンクロージャーの換装が完了した2080-Aです。とは言っても外観では殆どアルテック515装着時と区別が出来ません。センターキャップのエア抜き穴を蓋っているメッシュ布の色が茶色であること位でしょうか。

 コーン紙は515よりやや黒っぽい色です。
 
 210エンクロージャーには当初アルテック515B前期型、その後同社515、この度ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aと2年足らずで3代目のユニット交換となりました。

 515Bも515も不満があったわけではないのですが、より良い音を求めるうちに2080-Aまで来てしまいました。

 ウェスタンエレクトリックといえば、555、594のドライバー(レシーバー)、597ボストウィックツィーター、ジェンセンのOEM、TA4181ウーハー辺りが一番有名です。私はどれも聴いたことが無いのですが(聴いたことが有るのはWE713だけ。515ウーハーの上に使っておられました)、これらの素晴らしさを語る人は多く、それなりの良さはあるのでしょう。

 しかし私はこれらの米国ウェスタンエレクトリックに少し疑問もあります。

 ジェームス・バロウ・ランシング(JBL)の伝記を読むと、ウェスタンの音響に不満のあったMGM映画が劇場用スピーカーを開発し、ランシング社のスピーカーユニット(15XSウーハー、284ドライバー)を用いたシャラーホーン・システムを完成させました。

 これが極めて優秀で、映画芸術科学アカデミー賞を受賞し、MGM系列の映画館ではウェスタンに取って代わったと言われています。

 してやられたウェスタンエレクトリック社ですが、このランシング社ユニットの優秀性に目を付けたようです。

 ウェスタン後継のアルテック社は、財務担当者が飛行機事故で亡くなって後、経営難に陥ったランシング社を吸収合併し、アルテック・ランシングと社名を変更しました。

 ここでJ.B.ランシング副社長の指揮のもと製造されたのが515や288ですから、これらは旧型ウェスタンより上という論法も成り立たないとも言えません。

 まあ、555も聴いたことが無いのに何を言っても始まりませんがねw

 また耳の良さでは数々のエピソードを残した五味康介氏の実家は戦前戦中に興行師を営んでおり、経営する映画館ではウェスタンを使用していたそうです。

 五味氏が復員した時、「ご自慢のウェスタンも塵埃に化していた」と嘆き、「この様にして失ったものを二度と見たくない」と氏は書き残しています。

 五味氏は戦後、音楽を聴くために小説家になり、当初グッドマン、その後テレフンケン、そしてタンノイ・オートグラフにたどり着きますが、一度として米国ウェスタンに帰ろうとはしませんでした。

 確かに「二度と見たくない」と書いてはいますが、「良い音のためには女房を質に入れても手に入れる。私はそういう人間だ」とも書いています。

 つまり、五味氏はそこまでウェスタンエレクトリックの音を評価してはいなかったのでしょう。

 私は米国ウェスタンエレクトリックの旧型スピーカーよりもウェスタンエレクトリック・ロンドンに興味がありました。

 若いころから英国製スピーカーが好みで、学生の時からタンノイ、その後バイタボックスをメインに使用していましたから。

 米国ウェスタンを打ち破ったランシング社が後にアルテック・ランシング社として開発した515、288をイギリスの技術者が改良したのが2080-A、2090-Aですから、ここに興味が集中するのも私には無理からぬところなんですね。

 実はウェスタンエレクトリック・ロンドンの音響機械は結構日本にも設置されていたらしいです。なんでも米国ウェスタンエレクトリックよりリース代金が安かったからとか。

 確かにイギリス人は吝嗇で、アメリカやヨーロッパ大陸と異なり、カネに糸目付けない製品やバカ値の物は作りませんからね。

 この辺りも私の趣味に会います。

 それから内緒の話を一つ。

 伊藤喜多男先生は「米国ウェスタンよりロンドン・ウェスタンの方が音が良いんだ」と言ってたらしいです。伊藤先生が公式にそう発言すると影響が大きすぎますから、内緒の話です。

 伊藤先生は既に物故されていますので、もはや裏は取れません。伝説です。
 
 氏はウェスタンエレクトリック・ロンドンのスピーカーに関しては誠文堂新光社発刊の「続・音響道中膝栗毛」のp98に『英国のウェストレックスから種々な装置が入って来て、主に関西と中部地区に設置された。これらは相当な銘機であって、殊に2080及2090型のステージスピーカーは抜群なものであった。』と書き残すのみです。
https://91683924.at.webry.info/201604/article_14.html


ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その8.)2016/04/11
https://91683924.at.webry.info/201604/article_15.html

 アルテック210エンクロージャーに2080-Aを装着し、過去に使用した515、515Bの周波数特性と比べてみました。

 計測した日時も、マイクを置いた位置も異なりますので、参考程度にしかなりませんがw


低域アルテック210+ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A×2、高域アルテックH1505+288Bの周波数特性
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_15.146038361193316612178.html

 低域アルテック210+ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A×2、高域アルテックH1505+288Bの周波数特性です。スピーカーが大きいので測定は軸上1mではなく、約4m離れた聴取位置のF特です。

 アッテネーターの目盛りは515を装着していた時から動かしていませんので、能率は515と変わらないと思います。低域は60Hz辺りまでフラットに再生する様です。


アルテック515+288Bの F特
https://91683924.at.webry.info/201604/img2_15.146038366333476385178.html


 写真はアルテック515+288BのF特です。低域再生は50Hzまででしょうか。

 60Hz辺りにワンピークあるので、それ以前に使用していた515Bより低域が豊かに聴こえていました。


515B+288Bの F特
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 こちらは515B+288BのF特です。低域の再生レンジは40Hzと515より更に下まで伸びており、515の様な低域のアクセントが無いF特ですね。

 F特グラフに示すまでもなく、515BのF₀は25Hz、515は45Hz、2080-Aは55Hzとユニットを変えるたびに低域の再生限界は狭くなっているのですが、再生帯域のフラットネスでは2080-Aが最も優れている様です。

 聴感上は515の低域が一番豊かに、2080-Aの低域が一番自然に聴こえます。

 最初に使用した515Bも凡百のスピーカーと比較すると音の立ち上がり、立下りの速いハイスピードなウーハーですが、レスポンスの速さでは515には敵いませんでした。515を聴いた後では、「やはり電機の音だったなぁ」と思います。

 2080-Aは515以上にナチュラルで、自然の音、生の楽器の音に近いです。楽器の発する音を鳴らすだけではなく、ホールトーンを見事に再現しますので、録音現場に立ち会っているかのようです。もはや反応が速いとか遅いとかを意識させない音です。

 古いスピーカーですから、写実的な音ではなく、油絵の様な音かと想像していましたが、全く違いました。

 濃い味、薄味、柔らかい音、豊かな音、鋭い音を余裕で鳴らし分けます。「再生装置」として、実に完成度が高いスピーカーだと驚きました。
https://91683924.at.webry.info/201604/article_15.html


ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(そ9.最終回)2016/04/11
https://91683924.at.webry.info/201604/article_16.html

ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A×2+アルテック210エンクロージャー、アルテック288Bドライバー+H1505ホーンの外観
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_16.146038385575768194179.html

 完成したウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A×2+アルテック210エンクロージャー、アルテック288Bドライバー+H1505ホーンの外観です。

 音が鳴り始めてすぐ、我が家のオーディオ評論家、ベンプレ妻に聴かせましたが、「ビックリする位自然な音ね」、「前のよりずっと良いわ」、「何の調整もしないでいきなりこの音ってのは、凄いんじゃない?」、「いつまで聴いても疲れない音よね、自然だから」と絶賛の嵐です。

 妻は515と2080-Aの交換に立ち会い、帰り道に「二人でゴミの物々交換をしてるのね」と冷笑していましたが、音を聴いて目を丸くしていました。

 「古臭くなんて全然ないわね。濁りの無い音よ」とも。

 妻はオーディオには興味も知識もありませんが、ヘンな先入感や期待感が無い事から、かえって良い物は良い、悪い物は悪いとハッキリ指摘します。

 音の印象が私と異なった事はまずありません。

 今回ほど妻に音を絶賛された事はありませんでした。私も、これはもう、ベンプレ亭書斎で鳴った過去最高の音だと思います。

 特にここまでホールトーンの美しいスピーカーは聴いたことが有りません。余韻の出方が群を抜いていると思います。

 うーむ、こうなるとドライバー、ホーンもウェスタンエレクトリック・ロンドンが欲しくなりますね。
 
 それにしてもウェスタンエレクトリック・ロンドンを私の手で鳴らすことが出来る日が来るとは、夢にも思っていませんでした。これはワルハラ城に住まう神々の世界のスピーカーで、俗人であるベンプレ親父の近付けるものではないと・・・

 先ほどもほっぺたをつねり、夢ではない事を確かめたばかりです。

 もうこれで死ぬまでウーハーはコレ、2080-Aで決まりです。憧れの名器ですから大事に大事に使います。

 一日でも長く聴けるように長生きしないとね。

 それから70歳でリタイヤし、一日中聴ける日が来るまで難聴になりませんように。

 2ペアの2080-A、新品で入手した最初のオーナーはもう鬼籍に入られた事でしょう。

 私の手元にこれらがあるのは、ベンプレ親父がまだクタバッテいないからです。
 以前、茶碗の収集家の話を読んだことが有ります。

 「名器を手に入れるには、所有者が死んだらすぐに駆けつけ、ブツをかっさらって来る事。つまり長生きした者の勝ちだ」

 私も長生きして、もう暫くは「かっさらう」側でいたいです。もちろん私が死んで、私の所有物が欲しい人がおられましたら「かっさらい」に来てくださいね。ベンプレ妻にも協力するように言っておきます。

 これで「ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A導入記」を終わります。
 なんだかもう、ベンプレ親父は涅槃が見えた気がしますぞ。
https://91683924.at.webry.info/201604/article_16.html

6. 中川隆[-11640] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:54:01 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[19] 報告
ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-Aを導入しました(その10.追加稿) 2016/04/13
https://91683924.at.webry.info/201604/article_17.html


 一昨日、ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080-A導入記、その1.〜その9.をブログにアップしましたが、先輩からメールで追加情報を頂きましたので追加稿としてアップさせて頂きます。


1.ウェスタンエレクトリック・ロンドンの日本導入に関する当方のブログ内容

  「実はウェスタンエレクトリック・ロンドンの音響機械は結構日本にも設置されていたらしいです。なんでも米国ウェスタンエレクトリックよりリース代金が安かったからとか。」


 【先輩の情報】

 『WEロンドンが日本の各地で使われたのは、何と言ってもフィールド型からパーマネント型の15インチと高能率ドライバーと小さな Horn でよりコンパクトなシステムであったため、田舎でも導入しやすかったようです。

加えて、WE時代から引き継がれた故障したら興行収入を全額補償する「安心のレンタルシステム」もあったからと言われています。何せ、県庁所在地の○○市よりより田舎である△△市の方が10館あった中で5館が導入していましたから…』


伊藤喜多男先生の手書きの 1957年12月のウェスタン設営館リスト
https://91683924.at.webry.info/201604/img1_17.146053413831755610179.html
https://91683924.at.webry.info/201604/img2_17.146053415870489288179.html


 音響道中膝栗毛に載せてあった、伊藤喜多男先生の手書きの表(ベンプレ親父の生まれる丁度1年前、1957年12月のウェスタン設営館リスト)を写真に撮ってアップさせて下さい。

 愛知県や岐阜県は特にウェスタンエレクトリック常設館が多かった様ですね。名古屋は嫁入り道具が豪華な事では日本一ですから、映画館も道具に凝るのかな?

 それに引き換えベンプレ親父在住の兵庫県は、神戸の2館だけで恥ずかしいかもw

2.ウェスタンエレクトリック・ロンドン2080のフェライト化に関する当方のブログ内容

 「このスピーカーのイラストは1954年製と書かれているのですが、ウーハーが既に2080-Fというフェライト型に変更されています。」


 【先輩の情報】

 『2080ですが、フェライトの導入はずいぶん後だと聞いております。モデルで言うと2080E,2080F,2080Gで

〜中略〜

不思議なことに2080Hではアルニコモデルに戻されています。』


 どうやら1954年に既にフェライト化されていたというのは間違いの様です。伊藤喜多男先生のイラストに書き込んである年号が誤りなのかもしれません。

2.2080-Aのマスリングに関する当方のブログ内容

 「センターキャップの裏側にマス・コントロールリングが入っているとのネット情報もありましたが、これは裏が取れていません。」


 【先輩の情報】

 『マスリングが装着されていたのは2080EとFだと言われています。
(2080Hは)マスリング、付いていませんでした。』


 2080-Aにはマスリングは付いていないようですね。

3.2080-AのOEM先に関する当方のブログ内容

 「ウェスタンエレクトリック・ロンドンの製品が英国のどこの工場で作られたのかは、確定的な話がありません。

 同じシアターサプライを手掛けている事からバイタボックスが一枚噛んでいるらしいとか、工場の規模はグッドマンが最大だったのでココだろうとか、いや、創業者のガイ・ルパート・フォンテーンが昔ウェスタンエレクトリック・ロンドンに勤めていた関係で、タンノイが協力したという説もあります。

 私はウーハーに関してはバイタボックスのOEMではなかったかと推測しています。それは1954年に既に2080はアルニコ磁石からフェライト磁石に変更されているからです。」


 ※上にも書きましたが、2080が1954年に既にフェライト化されていたというのは誤情報の様です。


 【先輩の情報】

 『Vitavoxのフェライトは、多分、ドイツにルーツがあるように思います。
大戦後、ロシアにもその断片が見られます。(フェライトでも良い音で鳴らせられる)

 2080の設計に関わっていたのは Vitavox,、Wharfedal、Goodmans 辺りでしょうか?
映画館用では BTH がありましたが、競争相手だったので交流は無かったのかと?』

 さらに下の一文も頂きました。

Westrex (London) was born out of the anti trust laws that resulted in ITT acquiring the european divisions of AT&T's corporate empire.

In the UK, Standard Telephone & Cables (STC) continued manufacture of Western Electric products (555, 497a etc) under licence, still badged as Western Electric.

From the 50's on, the sound equipment was badged as Westrex and possibly due to the demise of the field coil and WE getting JBL to manufacture an Alnico version of the 594a, the JBL 2440, Westrex (London) turned to Altec and produced the 2080 and 2090 drivers which were effectively re-engineered versions of the Altec 515 and 288 drivers but with much better build quality.


 どうやらウェスタンエレクトリック・ロンドンも555を生産してたようですね。

 この文章を書いた方もロンドンの2080を515より高く評価していた様で、なんだか嬉しいです。

 さて、米国ウェスタンエレクトリックに比べてウェスタンエレクトリック・ロンドンの情報はとても少ないです。

 このブログをご覧になった方で情報をお持ちの方は、コメント欄に書き込んでいただけますと有難いです。


コメント(4件)

情報、何も持っていないのですが・・・

1.に関して

確かにWE・ロンドンは、結構日本にも設置されていたらしいですね。
「続・音響道中膝栗毛」と同じ文章なのかも知れませんが、以下、伊藤喜多男氏の「うえすたん物語」よりの抜粋です。

「其の他英国のウェストレックスから種々な装置が入って来て主に関西地区と中部地区に設置されたが、これらは相当の名機であって、殊にラウドスピーカーが絶品であった。

東京地区のシネマスコープの増設が終わってから、この英国ウェストレックスが輸入された関係で、東京地区には殆ど英国ものは設置されていない。」

田舎に設置されたのは(笑)、上記のような、遅れて入って来たという理由もあったようですね。

2080-A の評価に関しては、東洋ウェスターン電気に勤務されていた永井克正氏の「ウェスタン・エレクトリック、栄光の系譜〜トーキーの現場から」の中でも、以下のように語られておりました。

「かつての栄光が薄らいだとはいえ、その系譜を受け継いだウェストレックスの名品がある。ウェスタン・エレクトリック・ロンドンである。

イタリアやインドでも作られるようになったウェストレックス・システムであるが、イギリス・ロンドンで作られた 2090-A 中・高域レシーヴァーと 2080-A 低域レシーヴァーは、ウェスタン・シアターサプライの最後の銘器といえるものである。」

shunsuke
2016/04/13 21:49

3.に関して

ヴァイタボックス、グッドマン、タンノイ、ワーフェデールの他にも、ローラ、パルメコ等、諸説ある中、あくまで推測になるのですが・・

ヴァイタボックスやタンノイは必要生産量に対する供給システムがまだ確立されておらず、とりあえず生産に関しては、やはり大規模なラインを有していたグッドマンではなかろうか?と考える方が多いようですね。果たして真実は?


あと、NEC版 555 が 555M であるように、WE・ロンドン版 555 が、T字型アルニコ・マグネットを採用した 3015B、C、E になるのでしょうかね。

「管球王国」Vol.67で 555系振動板を採用したドライバーの試聴テストやってました。ご参考まで。
shunsuke
2016/04/13 21:50


shunsuke様、情報有難う御座います。

先ほど管球王国No.67引っ張り出してみました。
30150B、ウェスタンエレクトリック・ロンドンの 555、出ていました!!

2013年当時は自分がウェスタン物に縁が出来るとは思っていなかったので読み飛ばしていました。
有難う御座います。

記事を見るとずいぶん熱い音の様ですね。それに WE555 の3倍はありそうな巨大なユニットですね。

ベンプレ親父
2016/04/13 22:57


shunske様

済みません。コメント二本頂きましたのに、うっかりして1本しか掲載していませんでした。
伊藤先生の講演、徳島にあったシュミットで一度だけ聞きました。
口は悪いが優しい方でした。たぶんテレ屋だったのでは?

ベンプレ親父
2016/04/18 09:50

https://91683924.at.webry.info/201604/article_17.html

7. 中川隆[-11639] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:54:41 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[20] 報告
趣味の極道 Vintage Vanguard Room3
ランシングとウエストレックスの部屋
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/Westrex/room3.htm


☆1950年英デッカ初のLPレコードを発売(米国内向けにロンドン・レーベルで1949年に先行発売)

この2年後にE.M.I.社からも発売され、英国を中心にHiFiブームが起こる。

ウェスタン・エレクトリック・ロンドン(WEロンドン)、「2080−A」低域用レシーヴァー、
「2090−A」高域用レシーヴァー、および「2081−A」低域用(1基)ホーンを発表

1953年英タンノイのG.R.ファウンテン、「Autograph」開発し、N.Y.のオーディオショーで発表。

画像
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/Westrex/room3.htm

Western Wlectric London Receiver 2090-A

 本機はウェスタン・エレクトリック・ロンドン社製の中・高域レシーヴァー・ユニットで、1950〜55
 年頃に生産された初期モデルである。 基本設計は明らかにアルテック「288」と同一だが、
 マグレット・ストラクチャー、ダイアフラム(耐蝕性を高めるフェノールト塗装が復活している)
 ヴォイスコイル・リードアウト部、バックカヴァー(アルミニウム・ダイキャスト)が真鍮に変更され
 ている)など細部に手が加えられており、独自のホーン(2091−A[8セル]、2092−A[12セ
 ル]、2093−A[15セル]、2094−A[10セル]、2095−A[1セル])と組み合わせると、実に
 しなやかな気品あふれる鳴り方をする。シアター・サプライならではの力強さ、雄大さと高度な
 信頼性を失うことなく、音楽の内声部のデリケートな表現をくっきりと描き出す見事さ。
 酸いも甘いも噛み分けた大人の音で、クラシック音楽、なかでも声楽の再生が特に素晴らしい。
 何代にもわたって音楽を聴き込んでいないと、こういうチューニングはできないのではないか。
 スペックは「288」とほぼ同様。ヴォイスコイルはアルミニュウムのエッジワイズ巻き、カタログ
 では直径3インチ(7.62cm)と表示されているが実際には「288」用と互換性がある。
 インピーダンスは20Ω、ギャップ部の磁束密度は17500ガウスである。ただ重量だけが21ポ
 ンド(9.51kg)から30.5ポンド(13.8kg)と大幅に増加しているのは、ハンドルが付加されて
 いるためだけではない。ホーンも一見華奢なようだが、鳴きは一切感じられない。

Western Electric London Receiver 2080-A

 塗色と磁気回路に付されたハンドルを除くと、アルテック「515」と外観的にはあまり差異はなく、
 基本設計は明らかに同一と思われる。しかし細部に目を移すと、バスケット(フレーム)の磁気
 回路への取りつけ方、マグネット・ストラクチャー、コーン・エッジの裏と蝶型スパイダー(ダンパ
 ー)の中に柔らかいウール繊維が詰められている、などの差がある。 それに重量が34ポンド
 (15.4kg)とまったく違う。カタログによるギャップの磁束密度は13200ガウス、ヴォイスコイル・
 インピーダンスは16Ωである。ただし、この「2080−A]にも、マグネット外形が「515」様の
 大型と、「803」様の小型のものがあるので注意が必要。後には「2080−F]というフェライト
 マグネットの製品まで登場した。本機を1本から4本まで内蔵する低域バッフルとして、2081
 −A、2082−A、2084−C〜Fの6タイプがあり、指で押したくらいではピクリとも動かない
 コーン紙(アッセンブリーで約48gと軽いが、頑丈な造りで、「515」用とは漉き方が異なる。
 低域共振周波数は55Hz)は、これらの低域バッフルに組み込まれると、イギリス人の英知を
 思わせる、気品の高い風格ある大人のサウンドをもたらす。
 このヨーロッパ・トーンは、他では決して得られない味わい深いものである。
 数十年にわたる長いオーディオ遍歴の果て、ついに理想とするこのシステムに巡り遭い、その
 間の苦労について目をうるませながら語った人がいる。
 早速聴かせていただいたが、音楽を愛する「思い」に裏づけされた深い教養がありありと滲み
 出ており、めくるめく感動を覚えた。 人柄は遂に、音に反映するのである。
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/Westrex/room3.htm

8. 中川隆[-11638] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:55:47 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[21] 報告
趣味の極道
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/index/
http://www.gokudo.co.jp/index2.htm
横須賀に三上さんと言うオーディオマニアがいます。

私も相当な病人ですが、この方も相当な病気です。

某オーディオ雑誌の対談で私と三上さんが話すと言う事になって、ご自宅に行って来ました。

私と違って三上さんはお持ちのスピーカーを全部鳴らされているそうです。倉庫に入れてお蔵入りさせている私より偉いと言うか、凄いと言うか、立派です。甲斐性があるのですね。

聴かせて頂いたのは、WEの555系とJBLのハーツ・フィールド、C31、4350改造、ランシング・シャラーホーン、ロンドンウエストレックス等です。


素晴らしい音でした。

ちなみに私のシステムは

居間 JBLパラゴン初期

オーディオルームはJBLハーツ・フィールド、WE594&4181、タンノイコーナーヨーク モニターゴールド

かがり火ではメトロゴン、WE16A、ローサー、クオード

別荘ではアルテック830(802C&803Cダブル)です。
https://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/201003210000/


▲△▽▼


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第28回 オーディオのパラレルワールド
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


 今回はオーディオのパラレルワールドになります。テレビで大人気であったドラマ「仁」の中で南方医師が江戸にタイムスリップして現代に戻って来た時にパラレルワールドと云うセリフが出てきました、パラレルワールドとは今の世界と平行したもう一つの世界をパラレルワールドと云います。

オーディオで云うならば皆さんが使っているアルテック、タンノイ、JBLや現代の代表的なスピーカーは一般的な(A)の世界の音ですが(B)の世界はこのようなスピーカーとは隔絶したもう一つの世界の音である。


 私が聴いた限り上手く鳴らされていたウェスタンエレクトリックのカールホーンを使ったホーンシステム、オイロダインやロンドンウェスタン及び直系の音こそ現代のサウンドとは異なる次元の違う(B)の世界と云えよう、

では私が体験したもう一つのパラレルワールドの音の世界をご紹介します。


 

ウェスタン13B 隣りにあるのはウェスタンの25Aホーンシステム
ウェスタン15Bシステムと25Aホーンシステム
正面に設置してあるのが有名なシーメンスオイロダインシステム、
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このサウンドもWEやロンドンウェスタンとは少し系統が違うが見事なサウンドを聴かせて頂いた、

三上先生宅のウェスタン15Bサウンド

 今迄沢山のウェスタンシステムを拝聴させて頂きましたがすべてウェスタンだから良い音とは云えない酷い音も沢山ありますが三上先生宅で聴くウェスタンのシステムは石川県小松市にお住まいの中さんと双璧のお見事としか云いようの無いパラレルワールドの音がしている。

勿論スピーカーだけでこのようなサウンドが出るのではない、15Bを鳴らすアンプはWE−300BPPウェスタンの86Bのオリジナルと昇圧トランスは618Bがこの音作りに寄与しているのは云うまでも無い、

 私は人様のシステムの音を褒めるタイプではないが三上先生宅で聴かせて頂いたチェロの響きと音色は実態感を伴った電気臭くなく木の香りが漂う素晴らしいの一言に尽きる、このサウンドをじっくり聴くと低域がどうだとか高域がどうだとか講釈を垂れる音ではない、また大型のホーンシステムなのに音像は大きくならずホーン臭さも無い、最近のテカテカした派手な喧しいサウンドとは違いこれぞ大人のサウンドと云える。多分低域用のユニットがエルタスの4181を使用しているからこそこのようなバランスの取れたサウンドになるのではないか、

 ウェスタンを上手く鳴らすにはやはり4181を使わないとその良さが出てこないのではないだろうか、このウェスタンを試聴すると現代のサウンドは電気臭い音が蔓延していて何となく人工サウンドに聞こえてくる。

 三上先生宅へは沢山のオーディオ評論家が訪れたり雑誌の取材で紹介されたりもしているがこの音作りこそ三上先生のご自身の「自分の音」と思うがただ高価な機器を接続しただけではこのような音にはならない、暗中模索で大変苦労をされたのではないだろうか、
 
 

正面に鎮座しているWE−15Bホーン
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で聴くチェロは現代のサウンドとは全く異なるこれこそパラレルワールドのサウンドであった、

ウェスタン25Aホーン+4181スピーカー

 二つ目のウェスタンは25Aホーンシステムで低域用は4181になります。先程の15Bとは多少音が異なるのがわかる。音は勿論ウェスタンサウンドであるが音の抜けを比較すると好みとしては15Bのが好きかも、このホーンシステムは福井県の万月氏や石川県小松市の中さん宅でいつも聴いていますからそれ程ビックリしないがパラレルワールドのAの世界の音しか知らないマニアが聴けばおそらく言葉が出なく度肝を抜かれびっくりするだろう、25Aホーンを聴くと大変浸透力のある心地よいサウンドだ、

 特に素晴らしかったのは女性ボーカルの歌声が目の前で歌っているような錯覚に捉われた、この25Aの音は小松の中さんと良い音での双璧であるがこのシステムも低域用の4181が寄与している、

 贅沢な注文であるが私の好みからすると後ほど聴かせて頂いたロンドンウェスタンが好みに合うのとこのようなシステムは一般家庭では置けないのが残念だがこの25Aのサウンドもパラレルワールドの音である。


 
タンノイブラック

 今迄沢山のタンノイシステムを聴いてきましたがこのモニターブラックこそ本来のタンノイサウンドと痛切に感じた、三上先生がおっしゃるにはタンノイはブラックとシルバーがタンノイの音であると云っていましたが私も同感です。シルバーは他で聴くことがありましたがブラックになるとまず聴くことも見ることもできない超が付くレアなユニットになる。

 最近のタンノイのサウンドはこのモニターブラックと比較するとドンシャリ傾向の音になっているのが多い、タンノイのブラック、シルバーのユニットは低域も高域も欲張らず中域から音作りをしているのではないだろうか、特にあの中域の厚みのある心地よい響きと特徴のある音色は最近のタンノイでは聴いたことがない特筆すべき音であった、タンノイブラックを試聴すると現代のタンノイは低域も高域も伸ばしたため中域の薄い(中抜け)不自然な音に感じるがこの音が好みだと云われれば返す言葉も無いが一度でもよいからブラックやシルバーを聴いてみれば私の云っていることが理解できると思う、

 又このモニターブラックも私が愛用しているロンドンウェスタン直系の音と非常に似通った音色が印象に残った、ボックスは多分オリジナルボックスのランカスターを流用されたと思うがユニットとボックスが大変マッチしているからこそ本来のタンノイの響きが出ているのではないだろうか、
 
 

手前に見えるのがタンノイのモニターブラック
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


で後方のシステムは珍しいテレフンケンの085aモニタースピーカーでこのシステムは私も始めて見るシステムで音質、音色はカチッと締まった大変心地よいサウンドであった、
 

 

タンノイブラックのボックス内部の写真
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


でユニット自体も大変状態の良いもので強力なアルニコマグネットを採用した初代ディアルコンセットリックスピーカーになる。タンノイファンなら一度は聴く価値はある。


 

家庭用のシステムに収めたロンドンウェスタン2080A、2090Aの2Wayシステム
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


でこの音を聴くと米国ウェスタンとはベクトルが若干異なるが貴賓と渋さがプラスされた品位の高い音である。音質は一言で云うならば巷でよく耳にする枯れたサウンドとはこの音である。
 

 

ロンドンウェスタンの2080A、2090Aボックス内部の写真でスピーカーは強力なアルニコマグネットが使われている。ボックス内部と可愛いワンちゃんのツーショット写真
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

ロンドンウェスタン2080A、2090A

 最後に拝聴させて頂いたのは幻のスピーカーシステムでロンドンウェスタンだ、私が持参したいつもリファレンスで聴いているビバルディのヴァイオリンソナタのレコードが果たして私のシステムの音とどう違うのか本家の音とはどのような音なのだろうか、不安と期待が入り混じっていたのは間違いない、

 自分のシステムと比較した場合まったく異質な音であれば私のユニットはニセモノになってしまうか上手く鳴らせない力量不足になってしまう、

 早速聴かせて頂くと先程聴いたウェスタンの音とは多少音色も異なるのとスケール感も違う、目を瞑ってビバルディのヴァイオリンソナタをじっくりと聴くと音質、音色が同じイメージに重なり自分の家で聴いているような錯覚を覚えた、このロンドンウェスタンの音は言葉では云えない一種独特のサウンドで現代の一般的なHiFiサウンドとは異なりこれこそパラレルワールドの音だ、

 ヴァイオリンの響きは電気臭くない木の香りすら漂ってくるのがわかる。オーディオを追求していくと最後はこの音に魅了されるのは私だけではないはず、

    このロンドンウェスタンのサウンドを聴くと現代のHiFiサウンドは申し訳ないが長く聴いていると時間の経過と共につまらなくなり飽きが来てしまうがロンドンウェスタン系はオーディオマニア、音楽マニアを引き付ける魅力たっぷりのスピーカーと云えよう、ただこのような音を出すには相当レベルの高いアンプと高度なテクニックと肥えた耳を持っていないと上手く鳴らないのではないか、
 


三上先生に想う

 今回はオーディオのパラレルワールドをご紹介しましたが現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くとオーディオ観も音楽観も変わるような気がする。私もヴィンテージ愛好家ですから先生とは大変意気投合出来たのではと思う、

 三上先生はもうお亡くなりになりました伊藤喜多男先生や池田圭先生と長年交流があったと云われています。またステレオサウンド誌、管球王国などに先生のシステムが紹介されオーディオ評論家も先生宅へ訪問されている。

 三上先生は私より三つ年が上ですが大変(懐の深い)方で私はこの方こそオーディオの師匠、先生、教授と云える「器」を兼ね添えている方だと思う、

 よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、

 また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。

 私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。
 


あとがき

 三上先生宅で特に良かったのは可愛い3匹のワンちゃんが私になつき傍で音楽を聴きながら居眠りをしていたのが音よりも印象に残りました、ワンちゃんも良い音はわかるんですね、

 今回はオーディオのパラレルワールドを題材にしましたが皆さんも是非このパラレルワールドのサウンドを体験されると面白い、

 ヴィンテージショップなどでウェスタンやその他ヴィンテージスピーカーを鳴らして店主は能書きばかりでまともに良い音で鳴っていないのが多いのとすべてヴィンテージスピーカーだからパラレルワールドのサウンドと思ったら大間違いである。やはりマニア宅で上手く鳴らされているのを聴くのがベスト、「百聞は一聴にしかず!」

 確かにオーディオは進歩しているが最終的に判断するのは聴く人の感性と鳴らし方ではなかろうか、またパラレルワールドのサウンドは装置を忘れてじっくりと音楽が聴ける。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

▲△▽▼


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第27回 ロンドンウェスタンの試聴
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027


 今回は幻のスピーカーと云われるロンドンウェスタンを題材に取り上げます。  


ロンドンウェスタン

 米国がウェスタンエレクトリックなら英国はロンドンウェストレックス、ドイツはクラングフィルムになります。

一口に云ってロンドンウェストレックス(ロンドンウェスタン)はアメリカのウェスタンエレクトリックとは多少異なります。

初期のロンドンウェスタンはアメリカ本国よりシステムを持ちこんでスタートでしたが英国の国策として海外からの輸入に制限を設けたためこのシアターシステムも対象になりロンドンウェスタンのシステムは自国での設計生産になったと思われる。
 

私が聴いた三上先生のロンドンウェスタンオリジナル
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027


ロンドンウェスタン直系スピーカー

 初期のロンドンウェスタンは多分米国ウェスタンの改良型を使用したシステムでしたが私の憶測と情報ではその後ウェスタンエレクトリックからのシステムの供給はやめてイギリス本国での製品開発が行われたと推測されます。英国はアメリカと違って大変保守的なお国柄で海外から輸入するよりも自国で開発して販売する方法を取っていた、

 日本や米国と違ってロンドンウェスタンの立ち上げに当たってイギリス国内のスピーカーメーカーの第一線級のエンジニアが集まってロンドンウェスタンをスタートさせたと思われる。当時のスピーカーメーカーと云えばシアター専門のヴァイタボックス、民生用のグッドマン、ローラ、タンノイ、パルメコ等メーカーのエンジニアが共同開発に当たったのではないだろうか、この辺が米国のメーカーや日本のメーカーとは事情が異なる。

 開発終了に伴い英国本土のすべてのシアターに供給するには生産量が問題になってくる。当時はヴァイタボックス社やタンノイ社では絶対数の生産ラインの供給システムがまだ確立されていなかった、

 当時のスピーカーメーカーではグッドマン社が大掛かりな生産ラインを有していたから多分ユニットはグッドマン社が中心となって製造していたのではないだろうか、

 当時の技術集団が開発した初期モデル(1950年代)のスピーカーユニットはすべてロンドンウェスタン直系のスピーカーになるので音質音色は同じである。またロンドンウェスタンのシステムには低域用にグッドマン、高域用はタンノイ、ケリー、ヴァイタボックスなどでの組み合わせによる混成システムが多かったのでは、

 実際ロンドンウェスタンの2080,2090Aのシステムとパルメコ、私が所有しているユニット等は音質や音色は良く似ており私が聴かさせて頂いた三上先生宅のロンドンウェスタンと瓜二つの音に安堵感を覚えた、

 また米国のウェスタンエレクトリックはすべて業務用でしか販売されなかったがロンドンウェスタンは家庭用のシステムも販売されていたがほとんど日本には入って来なかったからロンドンウェスタンを含めてロンドンウェスタン直系のスピーカーは幻のユニットと云える。

 ロンドンウェスタンのスピーカーのサウンドは皆さんご存知のアルテック、JBL、タンノイ等のスピーカーと比較してまったく異なる音質、音色を持っているのがロンドンウェスタンの特徴でもある。私も沢山の英国ヴィンテージユニットを聴いてきたが今回手に入れたロンドンウェスタン直系のユニットはこれらの音とは違っていた、

 ロンドンウェスタンのパルメコは初代BBC放送局のモニタースピーカーに採用されていたが有名なアルテックの604Eと外観的に非常によく似ているが音質音色は全く違う、パルメコはもっと浸透力があり音味は大変美味しいエレガントな音ですがアルテックの604Eは残念ながら上手く調教された音を一度も聴いた経験がありませんので比較するのは無理かも知れません。

 またアルテックやJBLなどアメリカのスピーカーはジャズ向きと云われているがスピーカー開発者にとってこれはジャズ向きこれはクラシック向きとして設計はしていないはずですからやはり鳴らし方に問題がありそう、私の個人的な意見としてジャズが鳴ればクラシックも必ず鳴るはず、クラシックが上手く鳴らないのならジャズも鳴らない、ジャズが本当に上手く鳴れば大人のジャズサウンドになるはずだ、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027

9. 中川隆[-11637] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:56:29 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[22] 報告
ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.1) 2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_14.html

ロンドン・ウエスタン30150B
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_14.150813893367305862179.html

 写真のブツはブログを通じて知り合いになった方の御厚意で、譲っていただいたロンドン・ウエスタン30150Bです。凄いでしょ。

 よくこんな希少なレシーバー(ロンドン・ウエスタンは英国でも電話をやっていたのでしょうか、レシーバーと銘が入っています)が手に入ったものだと自分でもびっくりです。このレシーバーには、ちょっとベンプレ親父なりの思い入れがあります。

 先日WE13A+WE555導入記を書きましたが、きっかけはWE13Aレプリカを福岡で聴いたことです。

 もちろんWE13A+WE555が素晴らしい音で鳴っていたので欲しくなったのですが、実は、私が最初に13Aに装着してやろうと思ったレシーバーはWE555ではなく、この30150Bでした。

 以前にロンドン・ウエスタンの2080A、2090A導入記をブログに書いた時に、WE555に相当するロンドン・ウエスタンのレシーバーは見当たらないようだと書いたところ、コメント欄から30150という永久磁石仕様の555相当品がロンドン・ウエスタンに存在することを教えていただきました。

 アルテック515、288Bよりロンドン・ウエスタン2080A、2090Aの方が私の好みの音なので、WE555のロンドン・ウエスタン版があれば聴きたいのが人情でしょ?

 ネット情報では30150Aが1933年、改良型の30150Bが1934年の発表だそうで、WE555(1926年発表)より7〜8年新しく、WE594(1936年発表)より2〜3年旧いレシーバーです。

 私は英語がダメなので情報が取れないのですが、WE594が1936年、30150Aが1933年なら、30150シリーズはわずか3年しか生産されなかったのでしょうか?

 30150にはA、Bの後継機としてC、更にEのモデルもありますので、1936年で生産完了はないと思いますが?

 ロンドン・ウエスタンは1947年(一部に1950年と書いた本がありますが、紹介していただいた文献によると1947年が正しいようです)から2090Aドライバーを生産していますが、1933~1946年までレシーバーは30150で押し切ったのでしょうか?

 それともWE594をそのまま輸入して30150と併用していたのか?


 もしかするとWE594の英国バージョンがあったのか?
 
 情報をお持ちの方がおられたら、弊ブログのコメント欄にでもお知らせいただけますと嬉しいです。

コメント(4件)


ロンドン30150AはWesterx30150Eと同じ形をしています。
BとCが十字型です。

ロンドン30150Aが直ぐに555の後継になったわけではなくて、両方が併用されていました。

ロンドンWEが扱っていた555の銘板にはロンドンの名前が入っていて、パテントはWestern Electricであると書いてあります。

なお、WE594の英国バージョンは見たことがありませんが、WE594のパーマネントのものは存在します。
かめきち
2018/01/23 12:41

かめきち様、コメント有難うございます。

御高名は伺っております。さて、AがEと同型のマグネットとは知りませんでした。またフィールド型555のロンドン版も知りませんでした。
有難うございます。
ベンプレ親父
2018/01/23 16:39

30150Aと30150Eは同じ形をしていますが、音色は随分と違います。
2090もシリアル2000番台までは角形ですし、2000番台以降はカボチャ型、3000番台もカボチャ型ですが、4000番台は角形になります。
2090も初期と後期では、それぞれ異なる音ですね。

かめきち
2018/01/24 09:42


かめきち様、コメント有難うございます。

ロンドンWE、同じ2090の型番でも内容がかなり違っているのですね。角形とかぼちゃ型があるのは聞いていましたが、角→かぼちゃ→角と変化したことは知りませんでした。

我が家の2090Aはシリアルナンバーが189番、363番なので初期型の角形と判りました。

有難うございました。
ベンプレ親父
2018/01/24 10:13
https://91683924.at.webry.info/201710/article_14.html

10. 中川隆[-11636] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:57:00 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[23] 報告
ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.2)2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_15.html
 
2台の30150B
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_15.150813908829340159179.html
https://91683924.at.webry.info/201710/img2_15.150813911419070376179.html


 2台の30150Bです。ロンドン・ウエスタンのお約束で、製造番号は本体に打刻されます。

 アメリカ・ウエスタンは製造番号を打刻したプレートを本体に貼り付けますが、ロンドン・ウエスタンのやり方のほうが信頼性が高いですね。

 30150Bのプレートに書いてある番号はパテントの番号の様です。

 30150B、マグネット部分とダイヤフラム部分の二箇所に打刻があり、部品交換後などの再組み立て時に同じ番号同士を組むようにしてあります。ロンドン・ウエスタンの2094Aホーンもスロートとホーン本体の両方に製造番号が打刻してあり、ペアを間違えないようになっていました。
  
 写真のように30150Bの1台は製造番号974W、もう1台は992Wです。製造時期は近いようですが、末尾にWが付いている理由は不明です。

 555WのWは主任設計技師のウェンテ氏の頭文字Wと聞きますが、30150BのWは555Wのオマージュでしょうか。。

 こちらもご存知の方がおられたら、コメント欄にご一報くだされば幸いです。

 さて30150B、外観は十文字型をしています。なんでもT字型の永久磁石を組み合わせて使っているとか。またこの磁石が大量に使われているためか、555より一回り以上巨大、まさに異形のレシーバーです。

 バスホーン用ドライバーは別ですが、フルレンジもしくはミッドレンジ以上に使用するドライバーでは史上最大ではないかと思います。
 
 管球王国のバックナンバーを紐解くと、Vol.67の特集、WE15Aホーンを使用した「WE555系振動板採用ドライバー12機種の聴き比べ」に30150Bが取り上げられており、嬉しいことにWE555と並ぶ高い評価を得ていました。

 30150BはWE555以上の希少品ですから、私が手にすることはおろか、目にすることも一生ないだろうと思っていましたら・・・

 なんとブログでお知り合いになった方のお宅にお邪魔した時に、WE14A(別名ちりとり)レプリカに装着された30150Bがあるじゃないですかっ !!

 心臓が止まるほどビックリしました。この30150Bを譲っていただけることになり、同時に13A制作者の笹本さんをご紹介頂き、WE13A導入大作戦がスタートしたというわけです。

 その方のブログの受け売りですが、30150Bにはロンドン・ウエスタンエレクトリック時代の物とロンドン・ウエストレックス時代の物があり、前者が黒色、後者がグレーだそうです。譲っていただいた30150Bは黒色ですのでロンドン・ウエスタン時代のものです(ちなみに管球王国67号に掲載してあったのはグレー、ウエストレックス時代の30150B)。

 WE555と30150Bを15Aに装着しての比較視聴も30150B前オーナーのブログ内にありますが、「華やかで明るい、音離れの良いWE555」、「重厚で渋い、低域の伸びた30150B」との評価でした。

 前オーナーはジャズ寄りの方ですからWE555をメインシステムの15Aに装着して聴いておられるようです。私はクラシック寄りなので、30150Bが向くかもしれません。

 クラシックでもモーツァルトならWE555、ブラームスなら30150Bなんて想像するのも楽しいですね。

 繰り返しになりますが、30150B、よく入手できたなぁと。

 ネット上で私が見つける事のできた国内の30150は、私の黒のウエスタン・エレクトリック・ロンドン製30150Bが1ペア、グレーのウエストレックス・ロンドン社30150Bが1ペア、30150Cが一本です。他に雑誌の管球王国にグレーの30150Bが一本でていました。以上で合計6本です。

 もちろん雑誌やネット上に出ていない30150も国内にはあるでしょうが、せいぜい10本あまりではないでしょうか。よくもまあ、ベンプレ亭書斎にやって来てくれました。

 本当に欲しいモノがあると、モノの方がその人に寄って来るそうですが、今回もそれでしょうなw

P.S.
 1936年発表のWE594がまだ励磁型磁石であるのに対し、1933年発表の30150Aは既にパーマネント磁石になっています。

 ベンプレ親父得意の妄想的推測ですが、英国はオーディオ用フェライトマグネットの開発も米国に先行していましたし、スピーカー用磁石の開発では最先端を行っていたのでは。

 これは伝説の類ですが、対戦車爆弾(歩兵が塹壕に隠れていて、上を通過する戦車の下部に磁石付きの爆弾をくっつけて爆破する、戦争映画でお馴染みのヤツ)を開発する過程で永久磁石の性能は急速に上がっていったとか。

 英国は島国なので、自国内に戦車で攻め込まれたことはなかったと思いますが、北アフリカ戦線でロンメル率いるドイツ軍と激しい戦車戦をやりましたよね。


コメント(3件)

戦前の英国の鉄は世界一だったのではないでしょうか?

日英同盟があったときに、英国の巡洋艦が呉に補修に寄港したときに鉄板が堅くて、リベットが打てず、リベットの機械が壊れたとの論文があります。
パーマの磁石製造にも自信があったのでしょう。

ちなみに米国の古いマグネットには減磁が激しいものがありますがロンドンWEのSPは現在も当時の規格と変わらないのが凄いと思います。

かめきち
2018/01/23 13:13


かめきち様、コメント有難うございます。
ロンドンWE、確かに減磁しないようですね。

私はそれほど経験はないですが、2080A4発、2090A2発、30150B2発、何れも全て能率が揃っており、減磁はありませんでした。

ベンプレ親父
2018/01/23 22:07

ロンドンWEの豊かな低音の秘密は鉄の純度が高いという、部材の品質の良さにあると思っています。
今日では過剰品質とされるので、作りたくても作れない世界でしょうか。

かめきち
2018/01/24 10:10
https://91683924.at.webry.info/201710/article_15.html

11. 中川隆[-11635] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:57:32 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[24] 報告
ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.3)2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_16.html

ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバー
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_16.150813926481864966179.html


 (30150Bは譲っていただいた方のオ−ディオルームで、WE14Aレプリカに装着されていました。WE14Aはスタックに組まれてモノラル仕様になっていました。)

 30150B前オーナーは私のようなニワカ・ビンテージマニアとは違い、ご自身でレシーバーの分解掃除までされます。この30150Bは入手時よりオリジナルの振動板が修繕されていたようで、しかも二本の振動板が異なっていたために(一本は振動板が白く、もう一本は銀色に塗装してあったそうです)、氏御自身で二本ともに、国産のエール音響の555用振動板に交換し、揃えてあります。

 オリジナル振動板で状態の良い物があればそれに越した事はないでしょうが、とにかく30150Bはタマが無く、選択の余地はありません。振動板がオリジナルじゃないからと迷っていても仕方がありません。

 「チャンスの女神には前髪しかないっ !!」という事で、Goですw

 30150Bは随分旧いユニットですから、アルニコマグネットの保磁力がどうかという話題はあります。しかしアルニコマグネットの減磁は実際のところ、硬い床に落とすなどの機械的衝撃があった場合と、極端に高熱になった場合に限られるそうです。

 前者は別として、後者はハイパワーが連続して入り、ユニットがチンチンに熱を持つと起こるらしいです。

 しかし30150Bの耐入力は555の6Wよりさらに低く、わずか3Wです。3Wを超えて連続信号が入り続けるとボイスコイルが飛ぶのだと思います。

 30150Bのボイスコイルのインピーダンスは15Ωですから、3W入力時の電流値は0.4〜0.5Aくらいでしょう。つまり0.4〜0.5Aのヒューズが付いてるみたいなものですよね。

 3Wやそこいらで、この大きなユニットのマグネットが高熱を持つとは私には思えません。
 
 その上、映画音響はロックコンサートのPAとは違います。どんなミュージカル映画であろうと、アクション映画であろうと大音量の連続は数分でしょう。耳をつんざくような爆音が2時間も続き、ユニットが高温になるヘヴィメタルのコンサートとはわけが違うと思います。

 だから、30150Bの減磁は問題にならないのではと、ベンプレ親父は自分に都合よく考えていますw

P.S.
 そもそも私は英国製品が好きみたいです。過去使ってきたスピーカーもタンノイHPD385A、バイタボックスBASS BIN、ロンドン・ウエスタン2080A、2090A、2094A。

 電蓄もHMV3000で、オマケに自宅の車は平成元年登録のジャガーディムラーW6です。

 英国製品はどこか「足るを知る」ところがあって、米国製品のように物量投下で押し切ったり、ドイツ製品のように質実剛健一辺倒でもありません。どこか優美です。

 この辺の感覚は父親の趣味であった狩猟と散弾銃で教わった気がします。父が最も愛した猟犬はスポーティーで短毛のイングリッシュ・ポインター、散弾銃は英国製ボスの水平二連。

 ボスは精密な彫刻が施されてはいるものの華美ではなく、重さも程々、肩に当てる木部もスマートでした。

 ドイツのメルケルは重く、ゴツい。イタリアのベレッタは金色の象嵌があり、如何にもバチカン風。アメリカのウインチェスターは実用本位で味気ないです。おまけにガスオートで何発でも打ててしまい、スポーツ狩猟とは違いましたね(スポーツ狩猟では散弾は二発まで。それで仕留められなければ鳥の勝ちなのだそうです)。

 父は狩猟をやめた時に散弾銃も全て処分しましたが、英VITAVOX BASS BIN、米ALTEC A4、独、Klangfilm Eurodyn を触ってみると、子供の頃、父の散弾銃に触った感覚を思い出しましたね。
https://91683924.at.webry.info/201710/article_16.html


ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.4)2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_17.html

 30150はモデルAが1933年、B(ベンプレ亭書斎のブツ)が1934年の発表ですから、どちらもホーンはWE15A(17A)の時代です。

30150Bはエール振動板、WE13Aはレプリカと、どちらも突っ込み所はあるのですが、30150BとWE13Aの組み合わせでの音出しは世界初かもしれませんね。
 
 ところでベンプレ亭書斎の30150Bはエールの振動板に交換してあります。この振動板はWE555の前期モデル、斜め引き出しタイプのコピーですが、30150Bのオリジナル振動板とはボイスコイルがかなり違うかもしれません。

 30150Bの公称耐入力は3W、WE555は6Wです。30150Bの方が弱いので、コイルの線が細かったのか、材質が違うのでは。ボイスコイルそのものがWE555より軽量だったのかも知れません。ですから音はかなり異なると思います。

 それでも、その辺で四の五の言ってたらビンテージものは容易に進みません。特に30150Bなんて超レアですからな。


画像
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_17.150813945050543504179.html


 この写真はクラング・クンストというドイツ系ビンテージショップのブログから、拝借致しました。

http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10217


 ウエスタン・エレクトリックのアルニコマグネット式WE597だそうですが、このマグネット、30150Bのそれとそっくりです。多分同じものでは。
 
 下の写真は、以下の一文と同時にネットで見つけました。

 Found a pic of the 30411-A that was on a certain auction site recently. It is an intruiging adaption of the 30150 motor.

画像
https://91683924.at.webry.info/201710/img2_17.150813949427225051179.html


 ですからクラング・クンストのブログの597もロンドン・ウエスタン製30411Aじゃないかとベンプレ親父は予想します。おそらく振動板は30150Bと同じものではなく、WE597のそれを模したものでしょう。

 マグネットはマグネットでしかありませんから、磁界にコイルを持つダイヤフラムが入って電流が流れれば、当然音が出ます。WE597類似の振動板で良い音が出るのなら、WE555の振動板のレプリカだって上手くなるんじゃないかな。

 ハイ、今回も屁理屈でーすw


30150B 画像
https://91683924.at.webry.info/201710/img3_17.150813955525629388179.html

P.S.
 こちらもネットで拾った写真ですがWESTREX30150-Eレシーバーです。30150-Cまでは十文字型のマグネットですが、Eモデルはマグネットの形が随分モダンになりました。この辺りまで来ると2090Aドライバーに似てきますね。

 やはり30150の後継モデルは2090Aだったのかな?


コメント(3件)


30150の後継が2090ではないと私は思っています。

2090が登場した時代にはアルテック288がありましたから
555をロンドンWEの技術者が気に入らなかったのと同様に
288の改良である2090を作ったようです。

ただ、ご存知のことだと思いますが初期の2090の振動板は
ロンドンWEのオリジナルで、アルテック288の初期のものとは色やベースの材質が異なります。

音の差はさすがにプロ機なので大きな差はありません。

かめきち
2018/01/23 12:58


かめきち様、コメント有難うございます。

私は2090A+2094Aの前はアルテック288B+H1505で聴いていました。ホーンが違うので断定できませんが、私も288Bより2090Aの方がナチュラルというか、HIFIだと思いますし、好みです。

ベンプレ親父
2018/01/23 22:16


2090の良さは555よりも振動板の違いの影響が少ないことにあります。
これは2090の作り込みが素晴らしいからだと思っています。

アルテック288や515の1.5倍の重さがある2090や2080はアンプの個性にあまり左右されないのが魅力ですね。

かめきち
2018/01/24 10:21
https://91683924.at.webry.info/201710/article_17.html

12. 中川隆[-11634] koaQ7Jey 2020年8月27日 10:58:11 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[25] 報告
ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.5) 2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_18.html

WE13Aレプリカに装着したロンドン・ウエスタン30150B
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_18.150813966806020997179.html


 本やネット上に既にある情報を切り張りしたベンプレ親父風味の薀蓄はさておき、オーディオは音が出ないと始まりません。いざ我が家のWE13Aレプリカに勇躍30150Bを装着して音を鳴らそうとしましたが・・・

 ナントナント、スロートアダプターのネジ山がシックリ合わず、ネジが途中までしか入りません。インチネジにも規格が二つあるそうで、旧規格なのかもしれません。そうなるとWE555用スロートアダプターがWE555用と30150B用の二つが必要になり厄介ですな・・・

 仕方がないので、30150Bの開口部を少しだけWE13Aのスロートに噛ませて、ジャズのSACDをサワリだけ鳴らしてみました。30150Bがズッコケて落ちたりすると大変なので、すぐに取り外しましたが、なんだか良さそうです。WE555より柔らかくて豊かな感じの音ですね。

 パリッとした感じはWE555の方が出ている様ですが、少なくともダメな音ではないですよ。

 WE555も30150Bも、どちらも振動板がエール音響の555振動板で同じなので、大きく音が変わることはないと思いますが、ニュアンスは違いそうです。俄然ヤル気が出ましたw

 結局、30150Bを金属加工のできる方に預けて、WE13Aレプリカのスロートをもう一つ作ってもらうことにしました。なかなか終着駅にたどり着けませんなぁ。
https://91683924.at.webry.info/201710/article_18.html

ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.6)2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_19.html

WE13Aレプリカに装着したロンドン・ウエスタン30150B 画像
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_19.150813989571679535179.html

 (WE13Aレプリカに装着したロンドン・ウエスタン30150Bです。随分と巨大なレシーバーなのですが、WE13Aもデカイので違和感はないですね)

 30150Bのスロートのネジが入り難かったのはネジ山の一番先端が潰れていて、引っかかっていたそうです。ピッチも山の高さも同じで、ネジの規格はWE555と同一でした。

 ネジ山の潰れた所を研磨してもらうと綺麗に入るようになりました(^−^)/

 ようやく30150BをWE13Aに装着、ついに30150B+WE13Aで音出しです。
 WE13AレプリカからWE555を取り外し、30150Bに装換しました。当然ですが励磁電源のコードがありませんから、レシーバー周りはスッキリしましたな。
 
 前回WE13Aのスロートに少しだけ30150Bの開口部を突っ込んで音出しした感じでは、クラシックが合うように思います。合わなきゃ困りますw


 試聴用機器は以下のとおりです。

カートリッジ  デンオンDL102
アーム     グレイ 108C
ターンテーブル マイクロトラック740
MCトランス  アルテック15095A
フォノイコ   東京サウンドPE-100
ラインミキサー マンレイ 16×2 Tube Mixer
パワーアンプ  是枝ラボ 6550p.p.
スピーカー
 サブウーハー エラック SUB2090 
 フルレンジ  WEロンドン 30150B+WE13A
 ツィーター  エレボイ T350


 最新録音盤は後で聞くとして、時代が近いカザルスの無伴奏チェロ組曲、モノラルLPレコードで初演としました。

おおっ、良いですよ。落ち着きのあるどっしりした音で、WE555よりクラシックよりの音ですね。

ベンプレ低書斎ではWE555も30150Bもどちらもエール音響の振動板なので、当然良く似た音です。LP片面を聴き終える頃には30150Bのエッジもアタリが付いてきたようで、しなやかさが増してきた様です。

 次はジャズLPで、オリバー・ネルソンのThe Blues and the Abstract truthを。
ウッドベースの弾むような低音も、ドラムスの皮の弾ける音もよく出ます。確かにWE555より少し低域よりのピラミッドバランスだと思います。

 更にLP数枚を聴き終える頃には細かな音も一段と良く出てきました。
 WE13Aの相棒はしばらくこれで様子をみましょう。30150Bは確かに良いですよ。

 WE555がオリジナル振動板、アルテック振動板なら様子は変わると思いますが、いっぺんには出来ませんしね。
https://91683924.at.webry.info/201710/article_19.html

ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.7最終回) 2017/10/16
https://91683924.at.webry.info/201710/article_20.html

 少々測定も。いつもの日本オーディオRC-2でF特を測定してみました。


30150B単独 + WE13A の F特
https://91683924.at.webry.info/201710/img1_20.150814020991883885179.html

WE555単独 + WE13A の F特
https://91683924.at.webry.info/201710/img2_20.150814023970036138179.html


 上が30150B単独、下がWE555単独のF特、ホーンはどちらもWE13Aレプリカです。測定日が異なるのでマイクの位置も多少違います。まあ目安程度の測定です。

 振動板が同じエール音響なので、マグネットの違いだけでは測定上の差は出ないかなと思っていましたが、少々差がありました。

 400HzあたりのピークはWE555が強く出ています。WE555は1KHz付近にディップが出ますが、30150Bは1.4KHz辺りにディップが出ますね。

 400Hz以下の周波数帯域では30150Bの方がフラットです。70~80Hz辺りが少し持ち上がっていて、この辺りが30150Bの方が低域が豊かに聞こえる理由かもしれません。

 二つのレシーバーに大きな差はありませんが、敢えて言えば、WE555がカマボコ特性、30150Bの方が僅かにワイドレンジでは。ここもWE555がジャズより、30150Bがクラシックよりの音となっている原因かもしれませんね。


エラックSUB2090サブウーハー、30150B+WE13A、T350ツィーターの3wayでの F特
https://91683924.at.webry.info/201710/img3_20.150814033272951934179.html

30150BをWE555に変更した F特
https://91683924.at.webry.info/201710/img4_20.150814036668795993179.html

 上がエラックSUB2090サブウーハー、30150B+WE13A、T350ツィーターの3wayでの特性、下は30150BをWE555に変更した特性です。

 ツィーター、サブウーハーのレベルは変えていませんので、30150BはややWE555より能率が低いと思われます。

 30150Bの方が低域が持ち上がって聞こえますので、ツィーターのレベルはこのままで様子を見ましょう。

 振動板もホーンも、付け加えるサブウーハー、ツィーターも同じなのに、WE555は米国調の中域の張ったカマボコ特性、30150Bにすると英国調のドンシャリになるのが面白いですね。

 我が家のオーディオ評論家、ベンプレ妻に聴いてもらったところ、「前の(WE555)より音に広がりが出て、後ろの方からも音が聞こえるわね」というお褒めの言葉を頂きました。

 これでロンドン・ウエスタン30150B導入記は終了です。この計画の実現には多くの方のお力をお借りしました。 皆様に深く感謝いたしますと共に、今後とも宜しくお願い申し上げます。 
https://91683924.at.webry.info/201710/article_20.html

13. 2020年8月27日 10:59:35 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[26] 報告
>>8 に追記

趣味の極道 Vintage Vanguard Room3
ランシングとウエストレックスの部屋


ロンドン・ウェストレックス 20/80 を鳴らす
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/room3/room3.htm


 WESTREX COMPANY LTD.・ ACOUSTILENS 20/80 {1950}


故浅野勇さんが72年のステレオ芸術8月号で『我がいとしの銘器たち』と初めて日本に紹介したスピーカーです。

「1950年代の我国では高嶺の花であった英WE社の2ウェイHi-Fiシステムで、当時の価格で£170.である。

英ウエスターンの38cm低音コーン・ユニットとアコースティック・レンズ付きHFホーンユニットとの組み合わせでクロスオーバーは675Hzに取られている。

 [ウェストレックスのプロフェッショナル・ユースの令名は世界的に知名度が高いが民生機用として唯一の入手可能なハイグレードのシステムであった。」

と書かれています。


Westrex Acoustilens 20/80

★20/80 Low Frequency Unit.: 15-in.paper corn with damped surround and spider. 

Voice coil 3 in. of edgewound copper ribbon.
Gap flex 13,200 gauss. v.c.i.16 ohms.

H.C. 30 watts.F.R. up to 800 c/s. r.c.f. 675 c/s.

★High Frequency Unit: with acoustilens coupling unit.

Horn loaded.

Alloy dome on 3-in. voice coil of edgewound aluminium ribbon.

Gap flux 17,500 gauss. H.C. above 500 c/s. up to 30watts. F.R. 500 to over 15,000 c/s.r.c.f. 675c/s.

★Crossover 675 c/s. Response below 30 c/s.-above 15.000 c/s.

★Size 44×33×191/2 ins. ★Weight approx 160 lb. 

★Price £1969

音の逸品館 (1926~2026) vol.79

Westrex London Acoustilens 20/80

1950年代に登場したウェストレックス ロンドン製のハイファイ再生用スピーカーシステム。

当時タンノイオートグラフより 1ポンド高かった。


低域用に38cm径の[2080A] ウーファー、
高域用に[2090A]コンプレッションドライバー+音響レンズ付きホーン

を採用した2ウェイ構成で、クロスオーバー周波数は 675Hz

小原由夫さんがSS誌の取材で聴いてくれました。
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/room3/room3.htm

14. 中川隆[-11633] koaQ7Jey 2020年8月27日 11:02:58 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[27] 報告
私のオーディオ人生 第30回パルメコスピーカーとウェスタン13A
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-030
 今回はロンドンウェスタン系パルメコスピーカーと米国ウェスタンの13Aの試聴と超ド級アンプ845PPとの鳴き比べのコラムになります。

また比較したメインアンプはメーカーのプライドがあるため○○○製としか書いていませんのでご了承していただきたい、

奥様が経営されている美容院の一角にウェスタン13Aが鎮座されている。
長いスロートの先にウェスタンの555ドライバーが付いている。


この13Aレプリカはオリジナルとは音質、音色ともまったく遜色がない、
ホーンの造りと仕上げのブラック塗装は素晴らしく美容室のインテリアとしても大変マッチしている。


メインのシステムの部屋にはアンティークなデザインのスピーカーボックスが置いてありこの中に幻のユニットのパルメコが入っている。ニッパー君が上から覗いて見ているのが今回持ち込んだPP5/400シングルアンプ

パルメコスピーカー

 パルメコスピーカーはBBC放送局の検聴用に使用されたスピーカーで製作本数は数百本しか作られなかったと云われる数の少ない幻のユニットになる。ほとんどの方は音も勿論だがパルメコスピーカーの存在すら知らない方が多いのではないだろうか、ウェスタン系をやっている方やオーディオを長くやっている方はパルメコスピーカーを知っているはずだがこのユニットは巷には出てこないのでほとんど聴く機会は少ないと思う、

 私が知る限りでは名古屋では西山氏、関西では今田氏と今回ご紹介する笹本氏の三人がこのユニットを所有していますが全国を探せばまだ使っている方は沢山いると思う、

 本来このスピーカーにロレンツのツィーターとリークのアンプを内蔵したシステムでBBC放送局に納入されていたらしい、パルメコスピーカーは写真でもおわかりですがコアキシャルタイプですが外観はアルテック604Eのホーン部分が大変似ておりますが振動板はウェスタンと同じものを使用しています。

 このユニットのホーン部分の形状が似ているのは皆さんご存知のアルテック604Eですが音味はまったく異なります。604Eは上手く鳴らされていない方が多いので残念ながら比較はできません。アルテックの604Eは38cmのコアキシャルですがパルメコはもう一回り大きい40cmのコアキシャルになります。またマグネットは強力なアルニコマグネットを使いクロスオーバーは多分1KHZぐらいと思われる。このパルメコのエンジニアもロンドン・ウェストレックスの開発に協力したと思われそのサウンドは本家のロンドンウェスタンと瓜二つの音色、音質を持っている。

正面から見たパルメコスピーカーで中音はマルチセラホーン

ウェスタン13A

 笹本氏はパルメコ以外にウェスタンの13Aのホーンシステムもお持ちでこのホーンはオリジナルを真似たレプリカですが本人の説明によりますとオリジナルとはほとんど変わらない音と云っていました、事実この13Aを聴きますと神奈川の三上先生宅で聴かして頂いたウェスタンと同じ音色でドライバーは勿論WE−555にタンガーバルブを使ったものです。

 音は木の香りが漂うシットリ感を伴った音作りでホーン臭さはまったくありません。ロンドンウェスタンと比較しますと若干音が煌びやかと云うか明るいサウンドになる。振動板がアルミ系にも拘らず冷たさもありません。ウェスタンサウンドのよさをたっぷり味合うことができる。

笹本氏の人柄

 笹本氏は大阪府にお住まいで関西では笹本氏を知らない方はいないほどオーディオに関しては知名度と面倒見のある方で以前のコラムでご紹介した神奈川の三上先生とも交流があります。オーディオ以外では素敵な奥様とのジャズライブ演奏を趣味として楽しまれています。

 笹本氏はオーディオに関しては長い遍歴があり人並み以上に苦労をされて最後は現在のシステムに落ち着いて装置を忘れて音楽を楽しまれている。聴く音楽はジャズ、ボーカル、クラシックでアナログとデジタルCDになりますが特に録音に関しての機器には人一倍拘りを持っている。

 録音時のテープデッキはスチューダーよりもアンペックスのが音が良いとか、事実私が小松の中さん宅で聴かせていただいたアンペックスのプロ用デッキと2トラ38のオリジナルマスターテープのジャズはアナログやデジタルとは違う恐ろしい音であった、

 スピーカーシステムは勿論ウェスタン555とウェストレックスのアンプだ、アンペックスのプロ用テープデッキで再生された音は国産のテープデッキで満足されている方がアンペックスのデッキで再生された音を聴くと哀れな物になってしまう程その差は歴然、このマスターテープの所有者が笹本氏とは相当恐ろしい耳の持ち主で今までのマニアの中では音に対して厳しいが人当たりの良い紳士で技術レベルも高く手強い相手である。

笹本氏の現有システム

 メインシステム

CDプレーヤー CEC TL−0
コンバーター LAVRY

アナログプレーヤー ガラード 301
トンアーム オルトフォン RF−297
カートリッジ オルトフォン SPU−A

プリアンプ マッキントッシュ MX−110

メインアンプ ○○○製 845PP 100W
球は多分RCAかセトロンと思われる

スピーカー ロンドン・ウェストレックス系パルメコ
ツィーターのみエレボイのT−350

以上がメインシステムになります。

CEC製CDプレーヤーTL−0


ガラードとオルトフォンのアーム


プリアンプはマッキントッシュのMX−110
このアンプはチューナー付きですがアメリカではC−22より人気があるそうです。

笹本宅への訪問

 笹本宅には1年前に一度訪問しています。この時は小松から中氏と同じ関西にお住まいの今田氏と私の4人でのOFF会になりました。この時初めて笹本氏のサウンドを聴かせていただいた、中氏は時々コラムに登場して頂いている石川県のオールウェスタン愛用のスーパーマニア、今田氏は笹本氏と同じパルメコスピーカーの愛用者です。


ジャズライブで歌っているのが笹本氏の奥様、左側でウッドベースを弾いているおじさんが 笹本氏です。

奥様の録音されたCDを聴かせて頂きましたが大変魅力的なジャズシンガーで甘い歌声はアマチュアとは思えないです。主人と一緒にライブを楽しまれているのは羨ましいですね、


笹本氏がライブ演奏に使っている愛用のウッドベース


笹本宅への訪問

 パルメコスピーカーは西山宅で聴いていましたからそれ程の驚きはなかったのですが此処で鳴らされているパルメコはお見事しか云いようがない不満点のない音で鳴っていた、

多分スピーカーのエンクロージャーと使用している○○○製のアンプがこの音を決めているのか、あまり褒めると笹本節が始まるのでここは控え目に、

ボックスはアメリカ製の立派な作りで箱の響きが大変心地よく浸透力のあるサウンドだ、ただ残念な事にこのボックスは1本しかなく(現在探しているとのこと、)

ツィーターはエレクトロボイスのT−350を使い繋がりは不自然ではなくフルレンジ一発で鳴っているように感じ大変コクがあり中域の押し出し感は見事で大人のサウンドだ、

 オールウェスタンで統一されている中氏もこの音には少なからずショックを隠しきれないのと私もこの音のまとめ方が上手いと感じた、早く名古屋に帰って私の音の違いを比較したい衝動に駆られてくるのは当然である。

 オーディオマニアがよく云う低域、高域どうだとかピアノがハンマーで叩く音がどうのと講釈をたれる方がいるがこの音を聴くと馬鹿馬鹿しくなるぐらい音楽を楽しく聞かせてくれる。勿論ジャズ、ボーカル、クラシックも不満がないオールマイティーでパルメコスピーカーは上手く鳴らせば本当に恐ろしいスピーカーの一つでもある。

 笹本氏はこの音を出すまでは長い年月をかけて大変苦労されて今に落ち着いてオーディオを忘れて楽しんでいますが音と云うものには必ず不満点や悩みが出てくるはずだが今の状況では大きな不満点がないが現在ユニットは2本あるがボックスがないためモノラル再生のみであるがこれがステレオ再生になればもっと苦労するのではないだろうか、

笹本氏、中氏、今田氏と私を囲んでのパルメコの試聴とオーディオ談義、

笹本氏は今田氏にスピーカーボックスの重要性を説明していた、


二度目の訪問(道場破り)


 前回の訪問では笹本節をたっぷり聞かされた、笹本氏曰く「この845PPは今まで使った中では最高のアンプでこれ以上のものは無い!価格も2台セットで○○○万円はする海外製の品物だから自作アンプならいつでも相手になる!」と豪語していた、

 また笹本氏は「今まで沢山の自作アンプを持ち込んで鳴らしたがどれ一つ良い音のアンプはなかった、今度のアンプも音が悪ければ一刀両断で評価してやるぜ」と名古屋から来る私たちを待ち受けていた、

 今回は同じパルメコ愛用の鋭い耳の持ち主でもある西山氏を連れての道場破りだ!音源はCDとアナログで特に録音の悪いのを選んで持ち込んだ、録音の良いのは良い音で鳴って当たり前、悪い録音をいかに上手く鳴らすかがポイントだ!

 本来はアンプ同士の鳴き比べ対決はしたくないが世界の一流アンプが相手では負けて当然かも?しかもオーディオ雑誌ではこのアンプを評論家が力強くエネルギー感のある最高の真空管アンプと評価していたがこちらも英国の名出力管PP5/400の直熱三極管でしかも交流点火を採用、パーツ類は拘りを持って製作、出力は845の10分の1しかないがアンプは出力や価格がすべてではない!出てきた時の音の勝負だ!相手がメーカー製なら負けても苦にならないがもし負ければ後ろに御大将のもう一台のアンプWE−300Bの91Bタイプで交流点火が控えているから何時でも受けて立つ!今度こそはギャフンと言わせたいなぁ〜
大阪春の陣


 今年の四月にPP5/400アンプを持参して西山氏と再度笹本邸の訪問であるが私はアンプを持ち込むのは正直良い気持ちではないがあの素晴らしいサウンドを聴けるのであればアンプの他流試合や道場破りなどはどうでもよいのだが・・・・・・

 早速、笹本氏自慢の超ド級の845PPアンプでの試聴になった、聴くソースは私が持参したバッハの無伴奏パルティータで演奏はチョン・キョンファである。前回お邪魔したときよりもパルメコの良さが前面に出ているのがわかるが若干ではあるがヴァイオリンの胴鳴りが少し物足りない部分があるのと少しではあるが中域が薄い感じがしないでもない、多分トリタンの845アンプの特徴かコアキシャルの宿命かもしれない、

 でもこのサウンドを聴くと他のマニア宅ではここまで鳴らしきっている方は少ない、ネットなどのコラムでジャズ喫茶、マニア宅の訪問を読むことがあるがよく読むとすべて誉め言葉ばかりか社交辞令なのか本当に音がわかっているのか疑問に思う、昔はジャズ喫茶と言えばアルテック、ジムランが多いが今はマニアのがもっと良いスピーカーで鳴らしているので魅力がなくなっているのとジャズ喫茶のオーナーもただシステムを置いて鳴らしているだけの所が多すぎる。

 今回の大阪(春の陣)は誉め言葉だけでなく音の不満点を探して指摘したい、(どうせ俺は嫌われ者)笹本氏は常々「俺はオーディオを忘れて音楽を聴きたい」と口癖に云っていたが果たして?どうだろうか、

845PPの音をじっくり聴いた後いよいよPP5/400の出番である。接続終了後先ほどのチョンキョンファのパルティータを聴く、出てきた音は中域が大変膨らみを持った豊かな響きで音楽のエキスが前面に出てくる。先程のバイオリンの胴鳴りもふくよかに再現され高域も透明感のある聴き疲れしない、しかも重心が下がったためパルメコが生き返ったように躍動感に満ちた説得力を持って鳴り出した、笹本氏、西山氏もこの違いに驚いた、笹本氏もたかが5Wのアンプがこれだけ鳴るとはショックを隠せない、

笹本氏の言った言葉「オーディオはエンドレスだ!」

自分のアンプを自画自賛してしまったが私だけの評価ではなく笹本氏、西山氏の共通の評価は私と同じである。私の好みは91Bタイプの300Bのがより音楽の聴かせ所が優れているのだがこれはあくまで好み・・・・・

 オーディオは一流メーカーの高額なアンプを使えば音が良いと思いがちだが現実は違う、その辺を弁えないと高い買い物になるから目利き、耳利きが重要である。


あとがき


 今回はWE−13Aとパルメコの試聴と道場破りがメインでしたが欲を云えばパルメコをステレオで聴いてみたかった、モノラルの場合はどうしても広がりに少し不満が残るがボーカル、ピアノ、バイオリンなどはモノラルの 方のが定位が良く奥行き感もリアル感も出ていたような気がします。

パルメコも素晴らしいがこれを収納しているスピーカーボックスを笹本氏が自慢するだけあって見事にマッチしているからこれだけの素晴らしい音が出てるのではないだろうか、笹本さん今度は名古屋でお会いしましょう

※写真の一部分は笹本氏のブログから拝借させていただきました。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-030


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VAITAVOX も AXIOM80 も特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない。
AXIOM80 の中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で、巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。


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私のオーディオ人生 第35回 GOODMANS AXIOM−80を鳴らす。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035


 このコラムももう35回目になりました、35回の節目としてマニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われているGOODMANS社のAXIOM−80フルレンジスピーカーを取り上げます。

 今回ご紹介するユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。巷ではAXIOM−80はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しましたので興味がおありの方は最後までお付き合いください。

1950年前後の超レアなユニット、状態も大変よくコーン紙の補修もありません。

AXIOM−80

 AXIOM−80をネットで検索しますと色々な方が評価していますからあえて私が詳しく述べる必要はないのとAXIOM−80に関して自分はそれ程詳しくはありませんが使われた方のコメントを読みますとAXIOM−80は大変気難しく簡単には鳴らないと云われている、

 私のコラムでも以前に書きましたが故瀬川冬樹氏がこのユニットを使っていたと紹介しましたがこのユニットはオリジナルと復刻(レプリカ)がありその違いを比較したわけではありませんが今はないヒノオーディオでヒノ製のボックスに入ったレプリカのAXIM−80を聴いたことがあります。その時の印象として大変指向性が強よくて高域は耳に付くきつい音でこれが噂のAXIOM−80の音かとがっかりした覚えがある。

 皆さんもAXIOM−80を聴かれた方はオーディオショップがほとんどと思われますがショップの場合は適当にセッティングして展示してあるアンプを繋いでの音出しがほとんどですから本来の実力は見えてこないのとこのような簡易的な鳴らし方ではAXIOM−80が可哀そうに思える。ショップで鳴らすAXIOM−80は魅力が乏しく他のスピーカーのが良く聴こえて来る。

残念ながら適当に接続してセッティングしたAXIOM80は本来の音とは程遠いサウンドでこれがAXIOM−80の実力かと思われるとこのユニットは哀れである。

AXIOM−80のオリジナルBOXは存在しない!


 色んな方のAXIOM−80のコラムを読みますとAXIOM−80をオリジナルボックスに入れて楽しんでいる方が沢山いますがGOODMANS社はユニットを装着したオリジナルボックスは存在しません。当時GOODMANSはシュロリ貿易が輸入元でこのユニットをヤマハがGOODMANS社からライセンスを受けて製作されたと聞いています。

 ヤマハボックスはAXIOM−80の図面を元に後面がコーナーになっていて前面にARUを取り付けて販売されていた、時々写真で見るオリジナルボックスはすべてヤマハが製作したものですがこのボックスは評判が悪く本来のAXIOM−80の良さが出ないボックスと云われている、 もう一度はっきり云わせて頂くとAXIOM−80のオリジナルボックスは存在しません。仮にオリジナルと称して本国からユニットを装着した物が入荷したのであれば英国の箱屋が作ってユニットを入れたものと思われる。

 タンノイの様なオリジナルボックス付きの場合100%失敗はしないがグッドマンズ社の場合はユニットだけの販売では一部マニアでしか使えない欠点がある。

 私が高校生の頃名古屋の納屋橋にありましたヤマハビルのオーディオ売り場にこのAXIOM80がヤマハボックスに収納されて展示してあったのを覚えています。またシュロリ貿易が出していたGOODMANSの総合カタログがありこれを目に通すと一風変わったユニットが載っていました、これが現代でも幻の名器と云われるAXIOM80で真っ赤なマグネットを装備した見た目にも高級感があったのを覚えています。当時の販売価格は1本26,000円ぐらいだったと記憶しています。またこのユニットを装着したヤマハボックスに入れたのを聴いていますが当時の耳のレベルでは凄いとは思わなかったが国産品しか知らない私でしたから外国製と云うことで魅力はありました。

センターのサブコーンは薄いベークライトのような素材を使ってあるのが本来のオリジナルになります。

AXIOM−80のレプリカ


 オリジナルとレプリカ、確か真空管の名器でマッキントッシュのC−22、マランツ#7もレプリカがありましたね、良質なオリジナルが無い為やむを得ずレプリカを購入された方が沢山いますがルックスは同じでも音質的にオリジナルとは似ても似つかない音ですがこれは仕方がないかも知れません。

 AXIOM−80もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、ヤフオクで時々AXIOM−80が出品されていますがユニット単体で30〜40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。

良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で外観はAXIOM−80と同じ作りですが音質的にはまったく違います。


またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、

私が所有していますAXIOM−80は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。


AXIOM−80の使いこなし

 今までステントリアン、ワーフェデール、グッドマン、パイオニア、コーラル、ヴァイタボックスなどのフルレンジユニットを使ってきましたがスピーカー遊びはフルレンジが一番面白いのとボックスに入れれば即鳴るのが魅力でしたがフルレンジ程上手く鳴らせないユニットはありません。

オーディオはフルレンジ派もいればマルチ派もいます。あるマニアが云っていた事ですがマルチを追求して鳴らしている時に俺は音を聴いているのか音楽を聴いているのか自己不信に落ちいって最終的にフルレンジに戻したと云っていましたが、

確かに3Way、4Wayの大型ホーンを使ったスピーカーの音を聴いていますと歪感の少ない良い音に聴こえますがじっくり聴きますと音の定位がバラバラで一つにならないのと楽器や人の声を聴きますと音像が大くなり不自然感は拭えません。

音楽を楽しむと考えたらフルレンジ型やコアキシャルスピーカーが自然体で音楽が楽しめる。どちらも一長一短があるからオーディオは面白いのではないだろうか、


 早速ですが私なりにAXIOM−80の使いこなしになりますが良いスピーカーほど簡単には鳴らない、特にこのユニットは箱を選びアンプを選ぶ傾向があるのがわかった、ヤマハが販売したGOODMANSの指定箱では正直低域の量感が乏しくバランスがすべて上に行ってしまい高域がきつく疲れる傾向の音になってしまう、

 また解決策として低域の量感を増やす為ウーファを追加して2Wayでやられている方がいますが理論的には正しいのですがウーファとAXIOM−80の繋がりに問題があるはずです。

AXIOM−80はフルレンジですからこのユニットを低域のみカットして使えば何処かの部分でディップが生じるのと音色が同じでない為不自然になってしまう、

では同じGOODMANSのユニットを低域で使用すれば解決するのかと云えばこれは難しくカット&トライで挑戦するしかない、

GOODMANSでもAXIOM−80は特別な音色を持ち合わせていますから音色は一致しない、


 今回は私の所有しているタンノイGRFタイプのボックスにこのユニットを実装して試聴しました、このボックスの容積は約250?、ボックスの材質はフィンランドパーチで板厚は19mmでバスレフタイプなります。

他の方が書かれたブログを読みますと

AXIOM−80はバスレフ、バックロードではスピード感がなく付帯音がくっ付いて鳴らない

と書いてありましたがそれは本当なのか実証してみたいと思いますがその辺はカット&トライでやって見たいと考えています。

マグネットは17000ガウスもある強力マグネットで現代のスピーカーでは考えられない強力なアルニコマグネットを採用しているのは脅威でもある。

AXIOM−80音出し

 早速このユニットを実装しての音出しですが取りあえずユニットのみ裸の状態で音出ししてみました、最初に出てきた音はどこにでもある特別な音ではなかったがこれをボックスに実装したらどんな音になるのか胸がわくわくしてくるのがわかる。世界の名器と云われたユニットが果たしてどんなサウンドを奏でてくれるのかスピーカーマニアならこの気持ちは理解していただけるのではないだろうか、

折角鳴らす以上比較対照するものがなければ評価のしようがない、

ここで片側の左側はAXIOM80を装着し右側をVITAVOXのDU−120コアキシャルを取り付けての比較試聴なら私の様な阿呆耳でもはっきりわかるはずだが未知の体験であるがため試聴には慎重にならないといい加減なレポートでは参考にならないとお叱りを受ける。

またこのAXIOM80は真空管アンプを選ぶらしいがWE−300Bを使えばきっと鳴るはずだが果たしてどうなのか、

早速であるが巷では最高の球と云われているWE−300Bシングルで試聴開始した、


試聴のシステム

プレーヤー ヤマハ GT−1000
トンアーム GRACE G−565 ロングアーム

カートリッジ オルトフォンSPU−GとSL−15E
昇圧トランス ゼンハイザー 1950年代のヴィンテージトランス

ブリアンプ マランツ#7

WE−300B シングルアンプ、メトロアンプ


試聴レコードとCD ビバルディのバイオリンソナタその他

以上のシステムでの試聴になります。

全体で聴くAXIOM80は高域の透明感は見事なのだがいかんせん低域の量感が薄くバランスが上に持ち上げた音になる。シングルアンプの場合はトランスの磁化の影響で低音が出にくいのかもこれは300Bアンプが悪いとは思えない、

 答えはこのスピーカーにはシングルアンプは合わないではないか、

250リッターのボックスを使っても低域不足は不満が残るが
中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

ケフェレックのバッハのピアノ曲はスピード感のある付帯音の付かない切れ味の鋭い日本刀のようなサウンドだが長い時間聴いていると低域不足の不満が見え隠れしてくる。

 次にVAITAVOXのDU−120に切り換えると中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけてAXIOM80では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、低域の量感は25pユニットでは難しいかも知れないがAXIOM80はVAITAVOXに劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするがジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。

サブバッフルを取り付けての試聴

メトロアンプで鳴らすAXIOM80


 WE−300Bシングルアンプで鳴らしたAXIOM80だがこのユニットを使っている方は良質のアンプを繋いで鳴らされていると思うがプッシュプルアンプを使うとどんな音になるのか、早速アンプを交換して再度試聴を試みた、

 このメトロアンプは前回のコラムで紹介したトランスは米国製のシカゴ・スタンダード(スタンコア)トランスを使った自分では最高のアンプと思っているがAXIOM80はアンプを選びトランスまでも選ぶスピーカーでこんな気難しいユニットは聞いた事が無い、今回は出力管はGECのKT−66に交換しての試聴になる。

接続後最初に出てきた音はWE−300Bでは出なかった低域の量感が豊かになり中高域は刺激のない味のあるサウンドでピラミッドバランスに変身したのは驚きであった、やはりこのユニットはシングルアンプでは簡単には鳴らないことを痛切に感じた、

多分このサウンドこそ本来のAXIOM80のサウンドかも知れない、AXIOM80はダブルコーンのため高域がきつくなるのが当たり前ですがこのメトロアンプではトランスの影響で長時間聴いていてもまったくきつくならずに疲れない、

その後VAITAVOXに切り換えて試聴したが好みとしてはVAITAVOXのが自分には合うように思えるのとVAITAVOXのDU−120は日本には10セットぐらいしか入って来なかったスピーカーですからある意味AXIOM80より貴重に感じる。

 最後に色々切り換えて試聴したがどちらがVAITAかAXIOM80かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、

 最後にAXIOM80を上手く鳴らすには容積の大きなボックスで材質はフィンランドパーチ、米松合板辺りを使い吸音材を調整しながらバスレフでの使用がベスト、またアンプはプッシュブルが適合で出力トランスは有名なトライアッド、ウェスタン、シカゴ、スタンコア辺りを使用すれば本来のAXIOM80の良さが出てくるような気がしますが国産のトランスを使ったマニアが作った自作のアンプではまずは簡単にならないことをご報告しよう、名ばかりの国産のトランスではAXIOM80の良さを十分に引き出すのは難しいのと世界の名器に対して失礼である。

あとがき


 今回はAXIOM80を取り上げての試聴でしたが私個人に云わせると巷で云う名器とは思わないのとこのユニットは価格がべらぼうに高くなってしまったがそれだけの価値は無いと思うがAXIOM80に恋こがれた方なら価格の問題ではない、AXIOM80もそうだが長年英国スピーカー遊びをしてきた私ですから特別凄いとは感じなかったが一般的に見ればこのユニットも名器の一つかも、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035


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ヴァイタボックスのサウンドはロンドンウェスタン系の渋い枯れた音でバッハを聴くならこの音しかない、それだけ素晴らしいサウンドで欠点が中々見当たらない、
ウェスタンエレクトリックの555ドライバーを使ったシステムはどちらかと云えばクレデンザの蓄音機の延長線上にある音だが、ヴァイタボックスはロンドンウェスタンの流れを組むHMV蓄音機に近い独特な響きで素晴らしい、

タンノイが英国サウンドと云われるが、本当の英国サウンドはタンノイではなくこのヴァイタボックスとグッドマンではなかろうか、

英国の1930年代のHMV蓄音機は電気臭くなく、ヴァイタボックスによく似たサウンドで、蓄音機なのに音圧レベルが高く遠くまで音の浸透力には脅威に感じる。


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私のオーディオ人生 第39回 VITAVOX CN−191で鳴らす喫茶「フィガロ」
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039


 今回のコラムはオーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。

(中川隆 註 : ミュージックカフェ「フィガロ」は既に廃業しています)

この階段を上に上がりますと2階がお店になります。

ミュージックカフェ「フィガロ」

 今まで沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶、ヴィンテージショップやマニア宅で色んなシステムを聴かせて頂きました、遠い昔京都の「ヤマトヤ」で聴いたVITAVOXのCN-191コーナーホーンまた東京は吉祥寺にもありますクラシック専門の音楽喫茶「バロック」でもこのCN−191コーナーホーンを聴きましたが本来のVITAVOXサウンドとは程遠く中々このスピーカーを上手く鳴らすのは難しい、

真空管アンプなら何でもなると思ったら大違い、このスピーカーはアンプを選びトランス、球まで選ぶ大変気難しいスピーカーシステムだ、

店内の全体の様子


スピーカーはヴァイタボックスCN−191コーナーホーンが左右に鎮座しています。
ヴァイタの横にあるのが珍しいRCAの電蓄で1930年代

男の隠れ家「ミュージックカフェ・フィガロ」

 中部地方にも沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶がありますが今回ご紹介する音楽喫茶「ミュージックカフェ・フィガロ」はオーナー自らオーディオマニアでもありレコードマニアでレコードは3000枚所有とのこと、また此処のオーナーで夏目店主は音楽も好きでオーディオも大好きな気さくな店主ですから是非行かれてオーディオ談義、音楽談義をされることをお薦めしたい、フィガロの場所は名古屋市千種区の東山公園の近くにあります。

ここのシステムは凄い

 メインシステムがヴァイタボックスCN191コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

以前のコラムでご紹介したジャズ喫茶DAYSもヴァイタボックスのコーナーホーンでしたが同じヴァイタでもこんなにも違うサウンドでフィガロは特にクラシックがメインですがお客様のご要望で歌謡曲ありジャズあり勿論自慢のアナログレコード及びCDを持ち込んで聴かせてくれます。


プリアンプはマッキントッシュ20とマランツ#7を使っている。
モノラルはマッキントッシュでステレオが#7を使い分けている。
下側にマランツ#9が2台あります。

プレーヤーはガラードの301が2台でモノラル用とステレオ用

フィガロのシステム

 メインシステムはヴァイタボックス191コーナーホーンですが
この隣に設置してある1930年代のHMV蓄音機と、
同じ1930年代のRCAの電蓄、

 プレーヤーはガラードの301が2台、

モノラル用はSMEのアームにオルトフォンのモノラルカートリッジと
オルトフォンのアームに同じオルトフォンのSPU−Aが実装されている。

 アンプはすべて真空管アンプで

プリアンプはマランツ#7と
メインアンプは同じマランツの#9が2台
すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは、夏目マスターは秘密と云っていましたが
私が見たところ一般のアナログマニアでは聴けない WE製618B を使って昇圧しているが

このようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

フィガロのサウンド

私が訪問した時ヴァイタボックスからシゲティのバッハ無伴奏が流れていました、

一聴してこのサウンドはロンドンウェスタン系の渋い枯れた音でバッハを聴くならこの音しかない、それだけ素晴らしいサウンドで欠点が中々見当たらない、

またこのお店の雰囲気がヴィンテージシステムにピッタリで壁には色んなアナログレコードのジャケットが並べられている。

トータルで考えるとマランツ#7と#9の実力が発揮されているようだ、

ヴァイタボックスのサウンドこそ英国を代表するサウンド、

タンノイが英国サウンドと云われるが本当の英国サウンドはタンノイではなくこのヴァイタボックスとグッドマンではなかろうか、

私の所有しているヴァイタボックスDU−120と比較しますと低域の量感は38センチのウーファを使っているためスケール感には差が出るが家庭で使うには30cmのDU−120で十分である。

ウェスタンエレクトリックの555ドライバーを使ったシステムはどちらかと云えばクレデンザの蓄音機の延長線上にある音だがヴァイタボックスはロンドンウェスタンの流れを組むHMV蓄音機に近い独特な響きは素晴らしい、

次に聴かせて頂いたのは英国の1930年代のHMV蓄音機、

レコード盤はすべてSP盤であるが、この音は電気臭くなく先ほど聴かせて頂いたヴァイタボックスによく似たサウンドで蓄音機なのに音圧レベルが高く遠くまで音の浸透力には脅威に感じる。

このようなサウンドを聴かされると現代のハイエンドオーディオは歪み感のない綺麗なサウンドだが必ず飽きが来るはずだ、特に現代のハイエンドは上も下も伸ばしたため中域が薄くなりがちで不自然に思う、

HMV蓄音機を聴かせて頂いた後は1930年代のRCAの電蓄だ、また特に良かったのは美空ひばりの子供の頃のSPレコードでこの歌声を聴くとタイムスリップしたような錯覚にとらわれる。


男の隠れ家ミュージックカフェフィガロの場所

車で行かれるのなら広小路線を東に向かって東山動物園の近くになります。 動物園の近くまで来ますと道路の反対側にスーパー「コノミヤ」がありますからこれを目印にして行けばすぐにわかります。コノミヤの隣の2階がフィガロです。駐車場は確か2台ぐらいあると云っていましたができれば近くのコインパーキングに置かれた方のがよいかも 遠方から電車で行かれる方は名古屋駅から地下鉄東山線に乗って東山公園で下車して徒歩で少し戻ればすぐにわかります。

是非仲間やご夫婦で訪問してください。店内は広いですから時間をかけてヴァイタボックスサウンドやHMV蓄音機の音楽性豊かなサウンドを満喫できます。

フィガロは日本でもトップクラスのサウンドを聴かせてくれますからY下のブログを読んだと云っていただければすぐに打ち解けると思います。

またフィガロから車で10分ぐらいの所に本山の交差点を北に行きますとジャズ喫茶DAYSもあります。

同じヴァイタボックスでも音の系統は違います。

二つのヴァイタボックスが聴けますからこちらも訪問すると面白いかも

あとがき

 今回はミュージックカフェフィガロをご紹介しましたが、今まで色んなシステムをマニア宅、ジャズ喫茶などで聴かせて頂きましたが、マニアなら一度は聴きに行くべきです。

マランツ#7とマランツ#9の組み合わせは極上でまったくもって不満は感じないがメインアンプは西部電気の300Bより英国製の直熱3極管を使って良質のアンプで鳴らしたらより英国サウンドが満喫できるように思える。勿論出力トランスはパートリッジならグットだ、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039



▲△▽▼

私のオーディオ人生 第22回 20pフルレンジスピーカーを鳴らす!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-022

今回のコラムは私が最近購入した英国の名門スピーカーで20pダブルコーンスピーカーWharfedaleのSuper8−RS/DDをご紹介します。


私の友人で究極のオールウェスタンとウェストレックスのアンプで楽しんでおられる石川県の小松市に住むスーパーマニアの中さんが久しぶりに名古屋に来られて早速このスピーカーを厳しいウェスタンの耳で評価をして頂いた、

 中さん曰く

「20pのダブルコーンとは思えない豊な響きと枯れた音色が魅力的だ、
特にピアノと声楽が素晴らしく他のスピーカーではこの音は出ない、

同じイギリスのタンノイとは音色的な傾向と出音は随分違うけどこれこそが紛れもない英国サウンドの音ではないだろうか」

また

「自分が使っているウェスタンに近い音色を持ち合わせているから今後はワーフェデールを見習ってウェスタンも同じようにしっとりとした(いぶし銀)のサウンドを出したい」

とウェスタンレベルの目線で評価して頂いたがやはり当時のワーフェデールもHMV蓄音機やロンドンウェスタンの流れを汲む音色の一端が見え隠れするような気がする。


 スピーカーに関しては今迄色んな英国ヴィンテージスピーカーを購入して聴いてきましたが

現代のハーベスやスペンドール等の同じ英国スピーカーのブックシェルフタイプはどちらかと言えばフロアータイプと比べるとこじんまり纏めた鳴り方で能率も低く個性のない無色透明なスタジオのモニター的な音が特徴ですが

同じ英国のヴィンテージスピーカーは一応に能率が高くメーカーのサウンドポリシーが前面に出て個性が主張されているのが面白い、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-022

15. 中川隆[-11632] koaQ7Jey 2020年8月27日 11:03:29 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[28] 報告
London Western Electric 2042アンプの音質
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1901974820


London Western Electric 2042
https://open.mixi.jp/show_diary_picture.pl?owner_id=8290003&id=1901974820&number=92
ロンドンウエスタンは、アメリカのWestern Electricの関連会社で、イギリスの映画産業の音響部門を担ったとされています。


今のようにテレビもなく、ナチスドイツが典型ですが、アメリカでも映画が国威発揚らにも用いられた時代で、映画産業は国家産業でもあった時代のようです。


どういう経緯か知りませんが、アメリカからシアター機材を輸入すればいいものを、イギリス独自にアンプもスピーカーも開発しています。


他方でイギリスの業務用スピーカーメーカーの雄としてヴァイタボックス社 あのスピーカーのタンノイのKT88 PPの業務アンプも見たことがあります。


いつもの仲間のお宅に、自作長野オーディオクラブで知り合った方が最近購入された London Western Electric 2042アンプが持ち込まれて。チョークトランスのうなりを取るため試行錯誤されていました。


トランスはコアのみならず、巻き線までほとんど剥き出しは、ドイツ クラングフィルム シーメンスらの業務用アンプら欧州独特で、アメリカではせいぜい合わせカバーが付きますよね。


今でも巨大なコアのトランスで、ヒータートランスが別も日本にはあまりないものの、欧米アンプでは不思議ではなく、音質的理由があるのかもしれません。


電源に放電管も使われた安定化電源回路が設けられているのは、仲間のカナダ ノーザンエレクトリックの同タイプも同様です。


https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1901974820


今や音質的メリットはないですが、当時の電圧不安定な電源事情が推測されます。


オリジナルと違うのは初段 前段のST ガラス管の6J7Gが6J7メタル管となっていること、内部の一部抵抗が、A&Bに交換されている以外はそのままのようです。


https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1901974820

本日、手持ちにちょうどいい、同じイギリス製 STC社 6J7Gがあるので、初段に差し替えて音質差の実験ができるかもしれません。


ハーネスは、さすがはプロ用。合理的な配線技術と、メンテナンスや保守点検がしやすい構造に、いつも配線の教科書になるものですね。


ここで基本的にモノラル6L6Gパラプッシュプルで構成が酷似しているWE118Aと比較試聴という、当時でもできない、雑誌管球王国並みの体験ができました。


フラット&ワイドレンジで、高域に艶のあるWE118Aに対して、LONDONは低域たっぷりに浪々と鳴ります。


同じ構成でもアメリカ カナダ ロンドン そうして、さらに別の仲間はオーストラリアの同構成のを持っています。
 

いずれにしても今日レベルのスピーカーも鳴らす能力が自分が産まれるより前にアメリカとイギリスで開発されていたことに驚きます。

お値段は118Aは今や200万を超え。いずれも100万は楽に超える価格だそうです。

大変貴重な経験で、自作アンプの音質や配線、部品選択の参考になります。


コメント

mixiユーザー 2013年05月15日 09:13

Westrex Londonの2042は確か6L6GのPPで残り1本の6L6Gはモニター用に使用されていたように記憶しています。内部写真を拝見するとモニター用の6L6Gシングル出力トランスが見当たらないので、その1本は単に飾りかもしれません。目がハート


mixiユーザー2013年05月15日 12:17

> mixiユーザー 回路図をちらりと見て勘違いしてしまいました。たしかに3本しかないですね。
6L6 PPとすれば、今でも余裕綽々な大型トランスに驚きます。 手前の使っていない真空管チェック用スイッチに抵抗を入れて、ゲイン切り替えをするようなことを言われていました。 ゲインはちょっと高すぎで、入力トランス 6J7 →CR →6L6でいいのかもしれません。

mixiユーザー2013年05月16日 02:21

> mixiユーザー 本日もありましたので確認しました。やはりPPアンプでご指摘のとおりです。ではなぜ6L6が3本かというと、1本は安定化電源回路を担っているようでした。

音質は118AがメルセデスAMGとすると、LONDONは大型ダンプのような・・・・

https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1901974820

16. 2020年8月27日 11:04:38 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[29] 報告
ウエストレックスT530−A 2017/3/31
https://blogs.yahoo.co.jp/wanwan129/64771077.html

ウエストレックスT530−A 画像
https://blogs.yahoo.co.jp/wanwan129/GALLERY/show_image.html?id=64771077&no=0


やっぱり2インチドライバーですか?!

ですよね〜・・・・・・

1インチでは味わえない音の厚みったらないですもんね〜

ウエストレックスが1956年にWE594Aの変わりになるドライバーをJBLに発注した事から始まる

JBL2インチドライバー

つまり

375の原型がウエストレックスT530−Aな訳です


ジムラン375との音の違いはさておいて
ウエストレックと言う名前の響き

心をくすぐる何かが有るとは思いませんか
ましてや375の原型ともなれば尚更

所有して使ってその真価を知る
一つの究極のスピーカーシステムを構築する上でカギになるユニット

・・・・・・でしょう。
https://blogs.yahoo.co.jp/wanwan129/64771077.html

17. 2020年8月27日 11:07:01 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[30] 報告
TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/08
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】


う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・


【ウエスターンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!

[2011/08/09 15:46]


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15]


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41]


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^

[2011/08/09 19:28]


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【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09
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さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05]


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10]

オーディオの王道

TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m
さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。
そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;

[2011/08/11 05:04]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


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TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html
酒仙坊邸のオフ会でお会いした、酒仙坊さんご愛用のStream Playerと言う再生アプリの作者でもあるFさんから、きっと惹かれるものがあるんじゃないかと、ご紹介いただいたTKさんのお宅へ伺ったお話を・・・

ただ、若輩者のσ(^^)私には、機器の名前さえ聞いたこともない珍しい・・・多分、お好きな方には、お宝の山なんでしょうが・・・珍しい機器ゆえ、そのいわれも何も分かっていないと言う、もったいない状況でして・・・

ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・広さは、12〜13畳だと思うんですが・・・巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・

更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・SPやLPなどレコードとテープも・・・そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・(@@;

一方で、インフラノイズの機器を使ったPCオーディオもされているそうですが、残念ながら、今回は時間の関係で聞けませんでした・・・

さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・


【EMTのターンテーブル】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020807305.jpg


送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・カートリッジは・・・ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・スミマセン良く分かってませんm(_ _)m

で、最も興味深く、驚きだったのが・・・その設置方法・・・中が丸見えですが、これも音のために外側のパネルを外しておられるのだそうで(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、カーペット使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・昇圧トランス・・・

【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208073bd.jpg


こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・一番奥一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・

それから、プリアンプは、マランツの#1で・・・

【プリはマランツの#1】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020806b91.jpg


これは、左右チャンネルに2台をいれているのだったと思いますモノラルを左右チャンネルに各1台を使われてました・・・(汗

でもって・・・パワーアンプは・・・


【巨大な管球式パワーアンプ】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208062ac.jpg


Audio Researchの巨大な管球式のパワーアンプで・・・6550が何十本も使われていて、片チャンネル250WをBTL接続?されて、500WのモノラルアンプAcoustat#6が#3を上下2台連結していて、入力端子が2台分あるので、これにそれぞれ接続して使われているそうです・・・

で、この巨大な超度級管球式アンプ2台で、左右のそれぞれのSPを駆動されていると・・・

でもって、このアンプが支えているのが・・・AcoustatのコンデンサーSPのサウンド・・・

【超巨大モニュメントのようなSP】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080102080606d.jpg


それにしても・・・なんて巨大なSPなのでしょう!・・・2.5m位あるんじゃないでしょうか?・・・もう天井スレスレです!(@@

と言うことで・・・これが、冒頭、聞かせていただいたシステムで・・・

っと、残念ながら、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html

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TK邸訪問(その2):これ、コンデンサーSP?・・・(^^; [2011/08/0307:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html

さて、いよいよ、TK邸で初めて見る機器達・・・その背景にあるものを、全く知らないと言うもったいない訪問だったのですが・・・何より、まず目が行ったのが、その設置方法・・・

丁度、ゲル浮揚実験で、機器を浮かせて聞ける音の不思議に夢中でしたから・・・ウール毛布や綿毛布と米松合板の積層浮揚という設置方法には、興味津々!(^^;

果たして、どんなサウンドを聞かせてくれるんだろう?・・・

巨大なモニュメントのようなSPは、後の壁からは1mほど離れたフリースタンディング・・・

リスニングポジションは、部屋の中央を中心とする1辺2m強の三角形の頂点・・・

SPとの距離は、拙宅と似たようなものですが・・・さすがにこの大きさの板状の物体があると、圧巻ですね・・・まるで、その部分には、壁か柱が立っているような感じです(^^;

で、最初におかけいただいたのは・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスから、2曲目のYou don't know what love is.

うわっ!!(@@;・・・冒頭から、めっちゃぶっといサックスに、思わず体がビクッと浮いた!

まるで、ラッパの口に耳を近付け、直接、リードの振動板の振動する音も逃さず聞こうって感じ・・・

リードの音の直接音と、そこからラッパの開口部までの金属パイプを息が通り抜けて広がる音・・・

そのぶっといサックスの後方に、暖かく包み込むようにベースとドラムのリズム・・・

ブラシで叩くシンバルの音も生々しく、優しくそっとサポートするピアノの音も軽やかに・・・

なんとも鮮烈なサックスの音を、正にかぶりつきで浴びるように聞かせていただきました・・・

何とエネルギッシュで、鮮烈な音なんだろう!

この巨大なモニュメントのような平面から・・・中身は極々薄いフイルムなのに・・・

何とも不思議な鳴り方!・・・座って聞いても、正面に中央に・・・立って聞いても正面中央に・・・

音像の出来方も何とも不思議・・・

コンデンサーSPも、こんな、鮮烈でエネルギッシュに鳴るものなんだ・・・(@@

単身赴任中・・・2年半ほど前に、千葉の通称クオードを聴く会で、初めて体験した、コンデンサーSPのエネルギッシュな鳴り方・・・


【186】090124 クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/28]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


以降6話・・・

この1話目の中のリンク先にある通り、ESL-63ProやESL-57をフリースタンディングで、少し離れた位置から、聞かせていただいて、膜のSPが、非常にパンチ力のあるサウンドが出るんだ・・・って事を体験したことがあったんですが・・・

今回お聞かせいただいたのは、振動板の面積が、2倍以上ある上、ほぼかぶりつきのニアフィールドだからと言うのもあるのでしょうが・・・

また、全く違った鳴り方の印象・・・ホント、ビックリでした!(@@

っと、面食らって、しばし感心していると・・・

次にかけていただいたのは・・・ブラックコーヒーを・・・

どひぇ〜!・・・めっちゃ近い!(^^;

最前列のテーブルで、マイクなしに直接、歌を聞いているようなかぶりつき状態・・・ミュートトランペットも時折、耳の近くまでやってくる・・・

熱く妖艶なボーカルに見つめられながら・・・目の前で聞いている・・・そんな感じ・・・

っと、ここで一旦お茶タイム・・・

ここで、ご一緒させていただいた大さんが、以前のプレゼントのお返しで・・・っと、ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードをプレゼント・・・入手して、クリーニングもしていないと・・・

じゃあ早速・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html

▲△▽▼

TK邸訪問(その3):一体何を聴いているの?・・・(^^; [2011/08/0407:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html


さて、のっけから、コンデンサーSPって、こんな鳴り方するの?と、驚くばかりのエネルギッシュで鮮烈なサウンドを聞かせていただき・・・

演奏の熱気・・・歌の思い・・・何か、この曲の一番熱いところはここなんだよ!・・・って感じで、ストレートに迫ってくる・・・そんなサウンドに、ああ、音楽ってこんな風に感じれないと面白くないんだなと、ハッと気づかせていただいた気がします・・・

っと、冒頭の興奮状態をクールダウンするかのように、お茶タイムに入り・・・

ご一緒した大さんが、持参された・・・ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードのお話から・・・ジャケットのない特殊なレコードで・・・ノーマングランツが起こしたクレフやノーグランの音源に近いものとのこと・・・

っと、先程の再生系のお話があって・・・SPUのGシェルから、384を通ってマランツ#1のフォノイコを使っての再生とのことでした・・・

それから、ウェスタンのプレーヤーとフェアチャイルドのプレーヤーのお話になりまして・・・じゃ、ちょっとかけましょうかと・・・


【フェアチャイルドのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110804052523f80.jpg


フェアチャイルドのプレーヤーで、エラフィッツジェラルドをモノラルで・・・

う〜ん・・・声の存在感が凄い・・・バックの演奏を聞くと、古さを感じさせる録音って感じなんですが・・・歌の生々しさと言うか存在感は、全く古さを感じさせない・・・

【カートリッジは225A?】   
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080405252334b.jpg

 【ユニークな駆動方式】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525229e9.jpg


回転速度を、上部のレバーで切り替えると、下のモーターのところのコックドベルトを切り替える仕組みになっているのだそうです・・・

それはそうと、σ(^^)私には・・・ステレオでも、モノラルでも、立っても、座っても・・・目の前あたりに声の主がいるようななり方が、不思議で・・・

アクースタットのコンデンサーSPの鳴り方に、何か、パネルの位相を変えているとか、仕組みがあるのか?と伺ってみたんですが・・・上下3枚ずつのパネルを、フルレンジとして、同一位相で鳴らしているのだそうで・・・なお更、不思議な鳴り方だなあと・・・トーンゾイレのSPみたいなものかなあ?

っと、今度は、先程の大さんが持参されたレコードをかけてみましょう・・・後で、クリーニングもやってみましょうと・・・

送り出しを再びEMTに戻して、かけられたレコードは・・・オスカーピーターソン?

ここまで聞かせていただいたレコードは、ほとんどスクラッチノイズがしなかったんですが・・・こちらは、結構スクラッチノイズが聞こえます・・・

古い録音らしい、中域中心の暖かなサウンドで、柔らかなピアノの演奏に、とっても心地良く響くクラリネット・・・ブラシもベースも控えめにリズムを刻んでいる・・・とても軽快に楽しい演奏・・・

っと、それじゃあ、ちょっとクリーニングをやってみましょうと・・・

【クリーニングを】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525221dd.jpg


まずは、TKさんオリジナルの洗浄剤にオリジナルのブラシを使って、粗洗いで、溝の汚れを浮かして・・・別の液で別のブラシで表面の汚れを濯ぐ・・・で、洗った液をバキュームで吸い取る・・・

ざっと、片面のクリーニングを見せていただいて・・・この間、ほんの5分程度・・・

まだ、充分乾いていませんが、ちょっと再生をと、再び再生・・・

おおお!・・・凄い!全く別のレコードを聴いているみたい!(@@

スクラッチノイズは、少し残っていますが、冒頭のピアノの音が・・・クリーニング前は、音が丸く、酷く曇った感じだったのが明らかに・・・ホントに、同じ曲か?と疑うほどに抜けのよい軽やかなサウンドに、大変身!・・・ピアノの打鍵の瞬間の音が非常にクッキリ・・・クラリネットも数倍、演奏に力と抑揚がついてクリアに抜けのよい感じに・・・

いやいや・・・これほどまでに変わるもんですか!(@@

っと、次にかけられたのは・・・西田佐知子の女の意地・・・

は〜!・・・冒頭のサックスがドッと飛んでくる・・・っと、ボーカルの何と存在感のある歌声!

「ことば」が「詩」として、はっきりと迫ってくる!・・・

間奏のギターも、音にもの凄いエネルギー感が・・・ああ、でも、やっぱりサックスの存在感が強烈に印象に残ります・・・(^^;

こんどは、クラシックをと言うことで、ジネットヌヴーでショパンノクターンを・・・

【ジネットヌヴーでショパンノクターンを】


ああ、なんて物悲しく切ない演奏!・・・セピア色の雰囲気ではあるんですが・・・なんと言うか・・・あっという間にバイオリンの調べに、気持ちが引き込まれ、思わず胸が熱くなる・・・気がつくと、手のひらをギュッと握り締めていた・・・

う〜ん・・・じわっと来るショック・・・自分は普段、何を聴いているの?・・・

音じゃなく、音楽って、こう言う事・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

やっぱり出ましたか。

西田佐知子がやっぱり出ましたか。TKさんのお宅は以前に訪問させていただきました。システムは若干違っていますが、「オーディオの極道」いや「オーディオ道の極み」といった印象でした。通常のオーディオが安物のTVドラマか、映画とすれば、TKさんのオーディオは、歌舞伎か京劇といった印象で伝統の重み、文化の香りがします。この道にはまりかけているのが、年は若いが大さんでしょう。
[2011/08/04 11:47]


酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
現代オーディオとは一線を画す、全く別の音楽再生という感じで・・・
この曲、この演奏の、ここを聴かずして・・・と言った感じで、σ(^^)私の感覚では、究極のクローズアップサウンドの方向ってことになる気がします・・・このサウンドに嵌ったら、もう他は・・・(^^;
ただ、ふと思ったのは、このオーディオ再生を堪能するには、この音に合うソースも充分持っていればこそなのかなと・・・

[2011/08/04 12:32]


忘れてはならないのは
ものの価値です。
オイロッパ系のシステムは
現代のハイエンドスピーカーと
比較して特性で劣るものは
ありません。かかっているコストは
とんでもないものです。
国の威信をかけたものですから
オーディオメーカーが営利目的
で開発するものとは
かかるコストも桁が違います。

凝縮した音のものだと片付けるのは
せっかくの経験がもったいない。
レンジの不足感があるならツイータを
加える方法がありますが、
音楽の本質に気づくべきです。
[2011/08/06 02:36]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセンm(_ _)m
このSPの素性を全く知らないもので、特性やその実力については、分かりませんが、聞かせていただいた音楽に、強く引き寄せられたのは確かです。
仰る通り、現代録音のソースを再生すれば、その実力を知ることが出来たのかも知れませんね。
ソースや駆動系も近い世代のもので聞かせていただいたわけですが、その中に時折聞き取れる微細で繊細な音と澄んだ音色が、その片鱗だったのかもと思っています。
それとは別に、気持ちが強く惹きつけられたのは、演奏そのもののパワーが大きいとは思うのですが、それをキチンと伝えられるシステムだったからだと思うのですが、それが、一体どういう部分なんだろうと言う興味が強く湧いてきます。
そういう部分をしっかり受け取れる感性と、キチンと再生できるオーディオ的ノウハウを身に付けたいなと思います・・・道のりは長く、険しそうですが・・・(^^;
[2011/08/07 09:51]


極道

一言で極道だと思います。
料理でも、お酒でも
極めていくとそうなっていくと
思います。知れば知るほど、
いい物を見れば見るほど
深みにはまっていく。
結局はその人の情念にかかわる
こと。

Mt.T2さんがいったい自分は
なにを求めているのかに
早く気づかれて、枝葉の部分を
調整するのでなく、自分自身を
見つけられることを期待します。
高額なヴィンテージを使わなくて
ご使用中の機器で、ヴィンテージが
持つ本質を出すことは可能です。
ただし物理的な差を縮めることは
必要です。いくら数百万する現代の
ハイエンドスピーカーでも
オイロダインのドライバーの
振動板のエネルギーには負けます。
物量というのはやはり必要です。
でも他の方法である程度は
カバーできるのです。

インシュレーターや、ケーブルなどで
後からつじつまを合わせるより
つじつまを合わせる必要のない方法を
探してください。
[2011/08/08 10:54]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。

> Mt.T2さんがいったい自分は
> なにを求めているのかに
> 早く気づかれて、枝葉の部分を
> 調整するのでなく、自分自身を
> 見つけられることを期待します。

訪問時のおさらいを、最後までわりましたが、まだσ(^^)私には・・・
中域の重要性とモノラルのエネルギーなんて辺りを、今後、自分のシステムにどのように反映させるのかを考えていこうかとは思っておりますが・・・

ちょっと、道を極めると言うところを目指すつもりはなくて(^^;
最後に振り返った時に、自分なりにやり切った充実感が得られれば嬉しいですね・・・

> 高額なヴィンテージを使わなくて
> ご使用中の機器で、ヴィンテージが
> 持つ本質を出すことは可能です。

これには興味津々です!・・・が、その前に、本質を知ることが先ですが(^^;

> ただし物理的な差を縮めることは
> 必要です。いくら数百万する現代の
> ハイエンドスピーカーでも
> オイロダインのドライバーの
> 振動板のエネルギーには負けます。
> 物量というのはやはり必要です。
> でも他の方法である程度は
> カバーできるのです。

この辺りが、ノウハウとして身に付けられればと、憧れます!(^^;

> インシュレーターや、ケーブルなどで
> 後からつじつまを合わせるより
> つじつまを合わせる必要のない方法を
> 探してください。

う〜ん、経験として、今のσ(^^)私には、これも必要なんだと思っているのですが・・・
やっぱり、道のりは長そうですね・・・
[2011/08/09 17:57]

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▲△▽▼

【1094】110703 TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; [2011/08/0507:00]
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さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

元々は、映画や音楽を鑑賞して、ハッとしたり、グッと来て感動したくて、そんな体験が、少しでも多く出来ないか?ってのが始まりだったような気がするものの・・・

それが、いつの間にか、機器やアクセサリーを変えた時の音の変化に一喜一憂して・・・結局、何がなんだか分からないまま・・・

でも、そんな事とは、全く関係無しに、聞かせていただいた曲は・・・こんなにエネルギッシュに、ストレートに、その歌や演奏の思いや熱気をぶつけてくる・・・音楽って、こんなに楽しく、凄いものなんだよって・・・

そんな思いが、徐々に体中に染み込んできた頃・・・TKさんから、Mt.T2さんはどんな曲が?とリクエストを求められたんですが・・・このジワジワ来るショックのため、半ば放心状態の頭には、全く何も思い浮かばない・・・慌てて、何でも聞きますのでと答えるのが精一杯・・・(汗

と、それじゃあ今度はポピュラーを・・・そうだ、オーディオ的にポピュラーなこれを、さわりの部分だけと・・・かけられた曲は・・・ドナルドフェイゲンのナイトフライ・・・

【ドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから】
1094-01ドナルドフェイゲンのナイトフライ.jpg

あっ!・・・こう言うことなんだ・・・・

レンジも広く、抜けがよく、非常にタイトに、極めて歯切れの良い、シャープにリズミカルにカッコいいサウンド!・・・フュージョンらしいサウンド・・・そう、これはそのまま、そういう風に鳴るわけなんですよね・・・

膜のSPなので、微細な音は得意で、アタックの時の立ち上がりが早く、シャープで、ドラムの制動も素早くドスッと・・・量感、重量感と引き換えに、素晴らしいトランジェント・・・なんて感想が、直ぐに頭に浮かんでくるわけです・・・

こうじゃないんですよね・・・ここまでに聞かせていただいた曲は、何か、頭に、気持ちに、ガツンって来るんですよね・・・

何てσ(^^)私の思いはともかく・・・この時、話題は、先のクリーニング前後の音の変化を聞くと・・・ひょっとすると、レコードを掃除すれば、勿論全部とは行かないものの、半分位は、このサウンドに近付けるんじゃないかって、思ってしまう・・・なんて話題で大ウケ!大盛り上がり・・・(^^;

更に、Gシェルで、こんなにトランジェントが良いのは凄いってコメントがあり・・・実は、ここにもTKさんならではのチューニングが施されているとのことで・・・一同、感心して納得・・・(^^;

さてさて・・・次は、更なる驚きの体験へ・・・

TKさんは、片チャンネルのアンプの調子が悪いので・・・それに、最近鳴らしていないので、寝起きの音しかでませんからちょっと・・・って感じだったんですが・・・

是非にと、お願いして聞かせていただきました・・・(^^;

まず、送出しは・・・ウエスタンのプレーヤー・・・あれれ?ここではまだ使われてなかったかな?・・・この後のもう一つの再生系の時に使われたのかも?・・・もう記憶になくって・・・m(_ _)m
⇒やはり、このプレーヤーは、SP専用で、この後のもう一つの再生系の時に聞かせていただいととのこでしたm(_ _)m

【ウエスタンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110805062338d98.jpg


これは、演奏前なので、ターンテーブルの上にカバーが乗ってますが、演奏時には、このかバーがどけられ、綺麗なターンテーブルシートが姿を現しました・・・

おそらく、ご存知の方々には、珍しいものなのだろうと思うのですが・・・無知ゆえ、こんな、コメントしかかけないんです・・・スミマセンm(_ _)m

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108050623370fc.jpg


えっと、こちらも、全く、知識がなくて・・・オイロダインという名前を聞いたことがあるだけで・・・その小型バージョンなのだろうとは思うのですが・・・オイロッパジュニアというSPだそうです・・・ これは、全く逆で、クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源が要るのだそうで・・・本来はそれぞれ別々に電源を当てておられるそうですが・・・この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・

で、このSPを駆動するアンプは?・・・多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・画像撮るのを忘れました・・・多分、ウエスタンのアンプだったような・・・スミマセンm(_ _)m このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製のKL401dと言うアンプだとのことでしたm(_ _)m

ってわけで、不調ながらに、無理を行って聞かせていただいた・・・っと、ここで時間切れm(_ _)m

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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▲△▽▼

TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; [2011/08/06 07:00]
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えっと・・・月末月初の輻輳状態のために、帰宅が遅くって・・・おさらいの進みが悪い上、今回聞かせていただいた機器について、全くと言って良いほど知識がないということもあって、記憶が乏しくて・・・どの機器が、どの系統の時に使われてたのかがさっぱり・・・(^^;

そんなわけで、昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・

っと言うのも、送り出しがどうこうと言う事はどうでも良くなる、驚きの体験だったからです・・・


【オイロッパジュニアを】
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html


片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・


【ベートーベンの第九】


おかけいただいたのは・・・フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・ガ〜ン!!・・・やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ〜ッと・・・冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・

っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・思わず、口から出たのは・・・う〜ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・レンジが狭くナローな音・・・そんなの全く関係ない!・・・意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・いやいや、凄い!いや〜参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・

どっひぇ〜!(^^;・・・ギターの伴奏にベースが下支え・・・録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・ああ、中高域の見通し?透明感?・・・ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・ことばを大切に語るように歌う・・・詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・直接、胸が熱くなるような・・・

それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・ありゃ、残念、夜が開ける・・・今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; [2011/08/07 07:00]
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突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・いやあ、とてもそんな風には・・・いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・


【こちらがモノラル用のアーム】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807064721f10.jpg


バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・指パッチンが綺麗に響く・・・それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

【シュタルケルのコダーイ】


チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・中低域の深い表現と交互に・・・それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・

【フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲】


豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・また穏やかなホーンの調べ・・・バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

この曲も疎くて、どんな曲なのか良く分かりませんが、映画を見ているように、情景が次第に変わっていく感じで、ついつい引き込まれていきました・・・

次は、フルトヴェングラー指揮ミュンヒメニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

【メニューインのバイオリンコンチェルト】

穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う〜ん、なんなんでしょう?・・・何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・同時に、TKさんは次の準備を・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


お次はこちらのスピーカー・・・ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

おっと、外が明るくなってきた・・・なので、今日はここで時間切れ・・・

毎度、こま切れですみませんm(_ _)m・・・なかなかおさらいが進まないもので・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1149.html

18. 2020年8月27日 11:09:25 : 84g9nuhfWg : cVpXQXpGOS9odDY=[32] 報告
真空管アンプと喜多さんの音響道中膝栗毛 伊藤喜多男 Western electric 禁断のKRELL
シーメンスのオイロダインとロンドン・ウエスターンの5010型システム
https://ameblo.jp/507576/entry-12562178616.html
19. 中川隆[-11617] koaQ7Jey 2020年8月28日 15:09:05 : y0GopNjkkY : WHBHR0FhdjMuak0=[12] 報告

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開始価格480,000円入札単位1,000円
開始日時2017年1月24日 12時4分〜終了日時2017年1月27日 21時4分

20. 中川隆[-11616] koaQ7Jey 2020年8月28日 15:11:36 : y0GopNjkkY : WHBHR0FhdjMuak0=[13] 報告
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21. 中川隆[-11615] koaQ7Jey 2020年8月28日 15:17:00 : y0GopNjkkY : WHBHR0FhdjMuak0=[14] 報告
Westrex London 2070-A Control Unit (Network) ペア ウエストレックス ロンドン ネットワーク の落札情報詳細| ヤフオク落札価格情報 オークフリー
https://aucfree.com/items/s705311184

Westrex London 2070-A Control Unit (Network) ペア ウエストレックス ロンドン ネットワーク の落札情報

落札価格:500,000円入札件数:47(入札履歴)
開始価格400,000円入札単位1,000円
開始日時2019年12月10日 11時22分〜終了日時2019年12月15日 23時12分


【商品の説明】
ブランド、メーカー:Westrex London

型番:2070-A Control Unit (スピーカーNetwork)
カラー:青緑系(痛みが激しい)
サイズ:19インチラック取り付けサイズ

【商品の状態】
使用状況:動作品 同時出品のGaumont Kalee Type 379にて使用

注意事項:

1:高域ドライバーは24オームタイプのWestrex 2090や Gaumont Kalee 379、 Altec 288や288Bの
24オーム用。

2:低域ウーファーは24オームパラ使用を前提にしてあり12オーム仕様ですので、24オームのWestrex 2080、
Altec 515のパラが最適です。但し私は16オームのGoodmansのAudiam 80 (型番はうる覚え 38cm
ウーファーでGaumontのウーファ同等だがインピーダンスは違うと思う)を使用していましたが、繋がりも特に
問題なかったと思います。
ご存知のようにスピーカーインピーダンスは固定抵抗と違い、周波数により変わるので多少の違いはあまり
気にしていませんでした。
気になる方は24オームのウーファーをパラや12オーム仕様のAltec 515系、アルテックのインピーダンス変換
トランスをご使用ください。

3:高域には12オーム⇒24オーム変換トランスが入っています。

4:もともとのシステムはWestrex2040アンプ(6L6GのパラPP)のラックに入っていたものです。

5:高域ドライバー故障の時のエマージェンシーSWで低域のフルレンジ使用ができます。またモニターSP用等の
減衰器が入っています。コントロールユニットの名前の所以です。

6:60年程度経過したものなので、塗装の痛みやケースのサビ、傷等あります。

7:重いので、配送は2個梱包になります。直接のお引取り歓迎いたします。

22. 2020年8月28日 15:19:52 : y0GopNjkkY : WHBHR0FhdjMuak0=[15] 報告
ロンドンウェスタンの2080-Aペアを買取いたしました。
初入荷のヴィンテージ品をご紹介いたします!
https://highsound.net/blog/archives/5354


2080Aの裏面

こちら、Western Electric Londonの2080-Aを買取!

アメリカの劇場システムで大成功を収めたWEは新たな市場の確保のため英国を新天地に選び、すぐさま既存のオーディオシステムを持ち込みますが、1940年代に多額の輸入関税がかかるようになってしまい機材を英国へ輸送するのは困難になってしまいました。

その解決策として取られた処置は大胆なもので、既存のシステムが駄目なら英国でオーディオ機器の生産体制を作ってしまえという発想。1950年代に入る頃にはオリジナルモデルの量産体制を確立させています。

当初の表記プレートにはWestern Electric Londonという名称が与えられていましたが、後にWestrexに変更されました。

ロンドンウェスタンのラインナップのスタートアップとなった記念すべきユニット群はホーンスピーカーユニットの2090やセルラホーンの2092、そして買取品の2080Aなどがありました。

DSC04366~1~1

ヴィンテージマニアの方であればご存知の通り、2080Aは515をベースに作られた15インチウーファーです。ウーファーコーンの互換性があるなど、基本設計を受け継ぎつつも素材やダンパーなど細部で変更点があり、双方を手に取ってみるとハッキリわかるほどの重量差があります。

2080Aはわずか数年でフェライトマグネットを使用したFタイプにモデルチェンジとなってしまったため、アルニコのAタイプは現存数はとにかく少なく、当店でも買取のご依頼をいただくのは今回が初めてです。

当店ではロンドンウェスタンやWestrexのオーディオ機器の買取も大歓迎です。

2090

2080Aと同じく288Bをベースにして作られたHFドライバーの2090も英国WEの超希少アイテムとなっています。

本機も見た目は288とそっくりですが、バックチャンバーやリングなどの細かな部分に変更点が多くあり、音質においても歯切れの良い288Bに対して2090Aはかなり滑らかなサウンドという大きな違いがあります。
ビンテージオーディオマニアにはたまらない幻の銘品となっており、中古品の相場は288Bの2〜3倍ほど高値となっています。

WEは一時、買取価格が期爆発的に高まりましたが、最近はその勢いは落ち着いてきています。それでもここから今後大きく下がるようなことは考えにくいです。

https://highsound.net/blog/archives/5354

23. 中川隆[-11614] koaQ7Jey 2020年8月28日 15:25:14 : y0GopNjkkY : WHBHR0FhdjMuak0=[16] 報告
ヴィンテージユニット各種とアナログプレーヤー
2012.09.22 ヴィンテージオーディオ
https://soundcreate.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88%E5%90%84%E7%A8%AE%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%BC/


ヴィンテージユニット、名機の数々が入荷しています。
その一部を少し足早にご紹介させていただきます。

※全てステレオで揃っています。


WESTREX 20/80

ALTEC515をベースにしてつくられた2080A。

基本設計はほぼ同一ですが、フレーム磁気回路への取り付け方法やマグネットストラクチャー、ウール材によるダンピング処理など細部の数か所が違い、2080Aのほうが3割ほど重いです。

これは初期型のアルニコ仕様。
この20/80は、Westrex Acoustilens 20/80system用に作られたのが、ウーファーWESTREX 20/80だったのです。

後には、2080Fというフェライトマグネット仕様も登場しています。

ウーファーから音が鳴っていると思えないほど音離れが良く、味わい深く気品があり、量感の豊かさを感じました。

Acoustilens20/80のReceiver 2090-Aとエンクロージャーが近々ステレオで揃いますので、こうご期待。

>>>そして完成したのがコチラ<<<Westrex London Acoustilens20/80>>>!!!

ALTEC ホーン: 805B ドライバー: 288B
名機ALTEC A5などにみる組み合わせ。縦方向に伸びる音場感が素晴らしいホーンドライバーです。
トランペットなど管楽器の響きが浸透性があり気持ちよく、特にボーカルは生々しく、他ではなかなか味わえない広がりと開放感があります。

TRUSONIC ホーン:625H ドライバー:P30
10年に1ペア揃うかどうかの逸材。それがここサウンドクリエイトにあるなんて、なんというめぐり逢わせでしょうか。
625Hとは、横6セル、縦2セル、500ヘルツホーンという意味から成ります。
作りはたたいてみてわかりますが、鳴きがないので、余計な響きは一切ありません。
スーパーナチュラルで、静けさのあるサウンドが魅力。
永久磁石タイプのドライバーの中で、一番フィールド型に近い音色とのこと。いずれフィールドタイプと比べてみたいところです。

LONDON RCA 6セルホーン
USA RCAがLONDON RCAを立ち上げる際に、技術力のあるバイタボックスにOEMしたそうです。
RCAの意向に沿った特別仕様です。こちらまだ型番が分からずお調べ中の製品…。
横約39cm×縦約27cmの小ぶりにもかかわらず、音の濃さとエッジの硬質感は、表現のしようが難しいところですが、とにかく緻密なサウンドでぐいぐい迫ってきます。
アルテックやJBLというアメリカを代表するサウンドとは全く異なります。
LONDON RCAのアンプも入荷予定なので、その際にまたあたらめてご紹介いたします。

LONDON RCA 38cm LMI132245A
上記と同じように特別仕様のLONDON RCA。
瞬発力もよく、キャビネットなしで鳴らしているのにもかかわらず、かなりの量感にビックリ!!
円錐型コーンに同心円状にコルゲーションリブが5mmとく細かい間隔で施されているので、強度が増し、共振が抑えられているので歪み感がなく、かなり上の帯域までスムーズに伸びていると感じました。
業務用仕様のウーファーのため、かなり入力も入れられそうなので、いまからエンクロージャーに取り付けるのが楽しみです。


ALTEC 515B

この515BはA-5systemにはじまり、288シリーズのプロ用ドライバーと組み合わせられるウーファーとして歴史が古く、アルテックが世界に誇るウーファーではないかと言われています。
アルニコマグネットを2kgも使用しており、緻密でスピード感があるサウンドです!

その他、ALTEC 515C、JBL AMPEX 150-4、Jensenのユニットなども入ってきておりますので、
またご紹介させていただきます!

以上、全て店頭にご用意ございますので、ご興味ございましたら、いつでもご連絡くださいませ。

https://soundcreate.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88%E5%90%84%E7%A8%AE%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%BC/

24. 中川隆[-11610] koaQ7Jey 2020年8月28日 18:26:05 : yWkPitUkps : cDdWS0x3bXNDTHM=[1] 報告

2013年05月15日
London Western Electricアンプの音質
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1901974820

ロンドンウエスタンは、アメリカのWestern Electricの関連会社で、イギリスの映画産業の音響部門を担ったとされています。


今のようにテレビもなく、ナチスドイツが典型ですが、アメリカでも映画が国威発揚らにも用いられた時代で、映画産業は国家産業でもあった時代のようです。


どういう経緯か知りませんが、アメリカからシアター機材を輸入すればいいものを、イギリス独自にアンプもスピーカーも開発しています。


他方でイギリスの業務用スピーカーメーカーの雄としてヴァイタボックス社 あのスピーカーのタンノイのKT88 PPの業務アンプも見たことがあります。


いつもの仲間のお宅に、自作長野オーディオクラブで知り合った方が最近購入されたLondon Western Electric 2042アンプが持ち込まれて。チョークトランスのうなりを取るため試行錯誤されていました。


トランスはコアのみならず、巻き線までほとんど剥き出しは、ドイツ クラングフィルム シーメンスらの業務用アンプら欧州独特で、アメリカではせいぜい合わせカバーが付きますよね。


今でも巨大なコアのトランスで、ヒータートランスが別も日本にはあまりないものの、欧米アンプでは不思議ではなく、音質的理由があるのかもしれません。


電源に放電管も使われた安定化電源回路が設けられているのは、仲間のカナダ ノーザンエレクトリックの同タイプも同様です。
フォト


今や音質的メリットはないですが、当時の電圧不安定な電源事情が推測されます。


オリジナルと違うのは初段 前段のST ガラス管の6J7Gが6J7メタル管となっていること、内部の一部抵抗が、A&Bに交換されている以外はそのままのようです。
フォト

本日、手持ちにちょうどいい、同じイギリス製 STC社 6J7Gがあるので、初段に差し替えて音質差の実験ができるかもしれません。


ハーネスは、さすがはプロ用。合理的な配線技術と、メンテナンスや保守点検がしやすい構造に、いつも配線の教科書になるものですね。


ここで基本的にモノラル6L6Gパラプッシュプルで構成が酷似しているWE118Aと比較試聴という、当時でもできない、雑誌管球王国並みの体験ができました。


フラット&ワイドレンジで、高域に艶のあるWE118Aに対して、LONDONは低域たっぷりに浪々と鳴ります。


同じ構成でもアメリカ カナダ ロンドン そうして、さらに別の仲間はオーストラリアの同構成のを持っています。
 

いずれにしても今日レベルのスピーカーも鳴らす能力が自分が産まれるより前にアメリカとイギリスで開発されていたことに驚きます。

お値段は118Aは今や200万を超え。いずれも100万は楽に超える価格だそうです。

大変貴重な経験で、自作アンプの音質や配線、部品選択の参考になります。


コメント


mixiユーザー2013年05月15日 09:13

Westrex Londonの2042は確か6L6GのPPで残り1本の6L6Gはモニター用に使用されていたように記憶しています。内部写真を拝見するとモニター用の6L6Gシングル出力トランスが見当たらないので、その1本は
単に飾りかもしれません。目がハート


mixiユーザー2013年05月15日 12:17

> mixiユーザー 回路図をちらりと見て勘違いしてしまいました。たしかに3本しかないですね。
6L6 PPとすれば、今でも余裕綽々な大型トランスに驚きます。 手前の使っていない真空管チェック用スイッチに抵抗を入れて、ゲイン切り替えをするようなことを言われていました。 ゲインはちょっと高すぎで、入力トランス 6J7 →CR →6L6でいいのかもしれません。

mixiユーザー2013年05月16日 02:21

> mixiユーザー 本日もありましたので確認しました。やはりPPアンプでご指摘のとおりです。ではなぜ6L6が3本かというと、1本は安定化電源回路を担っているようでした。

音質は118AがメルセデスAMGとすると、LONDONは大型ダンプのような・・・・

https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1901974820

25. 中川隆[-11608] koaQ7Jey 2020年8月28日 19:20:00 : yWkPitUkps : cDdWS0x3bXNDTHM=[3] 報告
Westrex - ウエスタンラボ オンラインショップ
https://westernlabo.net/?mode=cate&cbid=2194777&csid=46


Westrex 全13商品

Westrex 2080 SYSTEM pair [14531]
6,050,000円


Westrex A-10 1台 ジャンク品 [17584]
110,000円


Westrex A-12 1台 ジャンク [18225]
88,000円


Westrex(TRIAD) ASP-37440,ASP-73763 TRANS各1個 [18838]
27,500円


Westrex T-124 (For A-1 amp) 2個 [18872]
123,200円


Westrex A-10 オリジナルシャーシ 1個 [18890]
66,000円


Westrex T-114 1個 [18928]
16,500円


Westrex ASP37440/ASP37086 各1個 [18929]
22,000円


Westrex Co.2080-H 2本 [20865]
660,000円


Westrex A-15 ジャンク品 1台 [21258]
16,500円


Westrex OUTPUT SELECTOR 保証外品 [21708]
55,000円


Westerx B-206783-1 INPUT TRANS 1set [23045]
55,000円


Westrex Corp 14C 保証外品 1台 [21552]
SOLD OUT

26. 中川隆[-11607] koaQ7Jey 2020年8月28日 19:27:26 : yWkPitUkps : cDdWS0x3bXNDTHM=[4] 報告
ロンドン・ウエスタンのスピーカー


Western Electric & Westrex
http://www.audiosharing.com/archive/western/western.htm#

London Westrex SpeakerSystem
http://www.audiosharing.com/archive/western/we_amp/pdf/LondonWestrex_SP.pdf

27. 中川隆[-11586] koaQ7Jey 2020年8月29日 20:55:02 : soEYFebmyo : QWQ0OExaa2treG8=[24] 報告

伊藤喜多男といえばWesternの伝道師であり、自作アンプの大家として知られるのだが、

「シーメンスのオイロダインとロンドン・ウエスターンの5010型システム(低域2080と高域2090)」の二機種に格別な感情があると汲み取れた。

Westrex London Acoustilens 20/80 が究極のヴィンテージスピーカーであるらしい。

2080-A のOEM先
https://91683924.at.webry.info/201604/article_17.html

 「ウェスタンエレクトリック・ロンドンの製品が英国のどこの工場で作られたのかは、確定的な話がありません。

 同じシアターサプライを手掛けている事からバイタボックスが一枚噛んでいるらしいとか、工場の規模はグッドマンが最大だったのでココだろうとか、いや、創業者のガイ・ルパート・フォンテーンが昔ウェスタンエレクトリック・ロンドンに勤めていた関係で、タンノイが協力したという説もあります。

 私はウーハーに関してはバイタボックスのOEMではなかったかと推測しています。それは1954年に既に2080はアルニコ磁石からフェライト磁石に変更されているからです。」

 ※2080が1954年に既にフェライト化されていたというのは誤情報の様です。


 【先輩の情報】
 『Vitavoxのフェライトは、多分、ドイツにルーツがあるように思います。
大戦後、ロシアにもその断片が見られます。(フェライトでも良い音で鳴らせられる)
 2080の設計に関わっていたのはVitavox,、Wharfedal、Goodmans辺りでしょうか?映画館用ではBTHがありましたが、競争相手だったので交流は無かったのかと?』

 さらに下の一文も頂きました。
Westrex (London) was born out of the anti trust laws that resulted in ITT acquiring the european divisions of AT&T's corporate empire. In the UK, Standard Telephone & Cables (STC) continued manufacture of Western Electric products (555, 497a etc) under licence, still badged as Western Electric. From the 50's on, the sound equipment was badged as Westrex and possibly due to the demise of the field coil and WE getting JBL to manufacture an Alnico version of the 594a, the JBL 2440, Westrex (London) turned to Altec and produced the 2080 and 2090 drivers which were effectively re-engineered versions of the Altec 515 and 288 drivers but with much better build quality.

 どうやらウェスタンエレクトリック・ロンドンも555を生産してたようですね。
 この文章を書いた方もロンドンの2080を515より高く評価していた様で、なんだか嬉しいです。


shunsuke
2016年04月13日 21:49

情報、何も持っていないのですが・・・

1.に関して
確かにWE・ロンドンは、結構日本にも設置されていたらしいですね。「続・音響道中膝栗毛」と同じ文章なのかも知れませんが、以下、伊藤喜多男氏の「うえすたん物語」よりの抜粋です。

「其の他英国のウェストレックスから種々な装置が入って来て主に関西地区と中部地区に設置されたが、これらは相当の名機であって、殊にラウドスピーカーが絶品であった。東京地区のシネマスコープの増設が終わってから、この英国ウェストレックスが輸入された関係で、東京地区には殆ど英国ものは設置されていない。」

田舎に設置されたのは(笑)、上記のような、遅れて入って来たという理由もあったようですね。

2080-A の評価に関しては、東洋ウェスターン電気に勤務されていた永井克正氏の「ウェスタン・エレクトリック、栄光の系譜〜トーキーの現場から」の中でも、以下のように語られておりました。

「かつての栄光が薄らいだとはいえ、その系譜を受け継いだウェストレックスの名品がある。ウェスタン・エレクトリック・ロンドンである。イタリアやインドでも作られるようになったウェストレックス・システムであるが、イギリス・ロンドンで作られた2090-A中・高域レシーヴァーと2080-A低域レシーヴァーは、ウェスタン・シアターサプライの最後の銘器といえるものである。」
shunsuke
2016年04月13日 21:50
3.に関して
ヴァイタボックス、グッドマン、タンノイ、ワーフェデールの他にも、ローラ、パルメコ等、諸説ある中、あくまで推測になるのですが・・ヴァイタボックスやタンノイは必要生産量に対する供給システムがまだ確立されておらず、とりあえず生産に関しては、やはり大規模なラインを有していたグッドマンではなかろうか?と考える方が多いようですね。果たして真実は?

あと、NEC版555が555Mであるように、WE・ロンドン版555が、T字型アルニコ・マグネットを採用した3015B、C、E になるのでしょうかね。「管球王国」Vol.67で555系振動板を採用したドライバーの試聴テストやってました。ご参考まで。

ベンプレ親父
2016年04月13日 22:57
shunsuke様、情報有難う御座います。

先ほど管球王国No.67引っ張り出してみました。30150B、ウェスタンエレクトリック・ロンドンの555、出ていました!!
2013年当時は自分がウェスタン物に縁が出来るとは思っていなかったので読み飛ばしていました。
有難う御座います。

記事を見るとずいぶん熱い音の様ですね。それにWE555の3倍はありそうな巨大なユニットですね。

ベンプレ親父
2016年04月18日 09:50
shunske様

済みません。コメント二本頂きましたのに、うっかりして1本しか掲載していませんでした。
伊藤先生の講演、徳島にあったシュミットで一度だけ聞きました。
口は悪いが優しい方でした。たぶんテレ屋だったのでは?
https://91683924.at.webry.info/201604/article_17.html


28. 中川隆[-11568] koaQ7Jey 2020年8月31日 08:58:22 : 1W8zcIRgE2 : aUhEYmQ0L2hWREU=[6] 報告
イベント前夜
2018.02.9
https://soundcreate.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E5%89%8D%E5%A4%9C-2/

明日はLOUNGEで「名盤深聴」イベントです。
Legatoは15時で営業終了の予定です。

ただいま最終調整中…
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明日の主役ナットキング・コールを歌ってもらうのは、ALTEC。

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構成は、

ALTEC 825のグレータイプの初期型(キャビネット)に

Westrex 2080G(ウーファー)、
ALTEC 311(ホーン)、
Westrex 2090G(ドライバー)

で決定。

実は、キャビネットは、825の黒い縦スリットの初期箱もあり、ウーファーは2080Hもあり、ホーンはALTEC 805もあり、ドライバーはALTEC 288B(24Ω)もあり、組み合わせを様々試した上で、今一番良いと思える組み合わせで。

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加えて、SACDの3チャンネルマルチはこちらのシステムで!

LINN AKUDORIK EXAKT。

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そして、もしかすると特別出演で、新製品のこちらも鳴らすかも!?PIEGA Premium701。

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今は真空管アンプのOCTAVE V16の真空管をKT120からEL34に変えて、思案中です!
https://soundcreate.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E5%89%8D%E5%A4%9C-2/

締め切りました 9/29(土) 高橋健太郎さんと聴く「名盤深聴」LOUNGEイベント 第4回
2018.09.14
https://soundcreate.co.jp/929-2/

お待たせいたしました!LOUNGEの名物イベント「名盤深聴」の第4回を開催します!!
音楽評論家・高橋健太郎氏とオーディオ評論家・山本浩司氏による「名盤深聴」(※)。


今回もご用意するのは、現代&ヴィンテージと2システム。

現代のスピーカーはLINN Akubarik P。

ヴィンテージスピーカーはこちら。

キャビネットはALTEC825(縦スリット)ですが、ドライバー、ウーファー、ホーンは通称ロンドンウェスタンであるWestrexのもの。

ドライバー:2090A、
ホーン:2094 Horn、
ウーファー:20/80LF(※)

ネットワークはALTEC N-500-Cを使います。

(※20/80LFは売約済みですが、2080Aもあり。こちらも素晴らしい。)

第1回のNat King Coleで使用したものより、いずれも旧い時代のものでご用意いたします!
https://soundcreate.co.jp/929-2/

29. 2020年9月02日 10:12:15 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[17] 報告
晴耕雨聴 2018年11月14日
DECCA Rondon RibbonをロンドンWEのスーパーツィーターに(前編)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_17.html


画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154216713702950864178.jpg.html

 (ロンドンWEシステムです。JBL2405の上を切らずに、20KHz以上にDECCA London Ribbonを足してみました。机の上がキタナクてすみませんw)

 このところオーディオ装置の変更や追加が頻繁です。実は近日中に雑誌取材が決まりましたので、以前から気になっていたところの追い込みをかけています。
 直前にジタバタしても、ロクなことにはならないのではと自分でも心配ですが。

 さて ロンドンWEシステムのツィーターに決定番がありません。
 バイタボックス・バスビンシステムのゴトーSG17s、WE13aのJBL075励磁改造、グッドマン・AXIOM22のアルテック3000H旧型は固まったのですが、ロンドンWEだけ試行錯誤が続いています。

 過去、エレボイT350、ガウス1502、JBL LE175、LE85、アルテック902、ESSグレートハイル、アイデンAT7000、フォステクスT500AmkU、T900A、デッカ・ロンドンリボン、アルテック3000B、3000H旧型、新型と思い出せるだけでもこれだけあります。

 現在はJBL2405を使っていて大きな破綻なく使えていますが、なにかもう一味色気が欲しいところです。
 2405は20KHzあたりまでは十分な音圧がありますが、その上は落ちている様です。この帯域が十分だったのはT500AmkUでしたが、少々血の気が足りませんでした。

 20KHz以上の高域は音としては聴こえませんが、これがあると音に自然さが出て、涼しげなさわやかな音になります。
 この辺りはLPとCDの音の差、生の大型オルゴールの音とCDに録音されたオルゴールの音の差を聴いていただければよく分かります。

 低域は20Hzまでは聴こえますし、それ以下も振動として体感容易なため、ある意味、再生も調整も易しいです。高域は実体がつかみにくいため難しいと思います(特に年寄りにはw)。

 過去使用したツィーターでスーパーハイを再生できるのは、先のT500Aのほかにロンドンリボンがありました。しかしこのユニットは能率が低い。調べてみますと89db〜90dbくらいです。ベンプレ亭書斎の現物も、日本オーディオRC-2でチェックした限りでは90dbを下回るようです。

 また、ロンドンリボンは1.5KHzから使えますので、コレ一本で高域を賄う事は可能なのですが、耐入力に問題があり、バカデカイ音を出すとリボンを焼き切ってしまいます(一度やりました)。
 それでLE175やLE85の上に10KHzから上で繋いでみましたが、能率が15db以上違うため、10KHzでパッシブチャンデバで帯域分割をして、マルチアンプで駆動していました。
 しかしこれではあまりにも大袈裟です。

 ロンドンリボンは休止し、高域がLE175やLE85よりも伸びており、T500AmkUよりリキのある2405に変更して現在に至っています。
https://91683924.at.webry.info/201811/article_17.html


晴耕雨聴 2018年11月14日
DECCA London RibbonをロンドンWEシステムのスーパーツィーターに(後編)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_18.html


画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154216796257708467178_1.ribbon.jpg.html

 (アルテック210エンクロージャーの天板に敷いた松集成材に乗せたロンドンリボンです。2405よりデカいので存在感がありますが、20KHz以上を密やかにならしています)
 
 ロンドンWEシステムの高域、もう一味欲しいなぁと考えました。
 思い出したのはゴトーSG17Sにパラって使っているバットピュアでした。

 バットピュアという小指の爪大のスーパーツィーターがTAKE-Tから売られています。これは20KHz〜150KHzを再生しますが、能率は80dbしかありません。
 これだけ能率が低いと、能率100dbを楽に超える映画館用システムでは何も聞こえないはずですが、これを付けると音に伸びが出て、つややかに聴こえます。

 この上にバットプロUというモデルがあって、こちらは能率が100dbあります。こちらは既にお嫁に行きましたが、嫁入り先でも高評価でした(さらに上にバットマスターというのがありますが、コレは聴いたことがないです)。

 コレを思い出して、2405に手持ちのバットピュアを取り付けようかなと工具箱を見ていますと…
 そうだ、バットピュアの代わりにロンドンリボンを使えば良いんじゃないかな?と。

 ロンドンリボンはバットピュアより10dbは能率が高いですし、高域の再生限界は公称25KHzですが、開発当時に計測できなかっただけの様で、さらに上(一説によると100KHz)まで出ているとか。
 コレいきましょう。

 ロンドンWEシステムは6.5KHz以上をマルチアンプで2405に入れてあります。2405のスピーカーターミナルから信号をもらい、1.0μFのフォステクスの箔巻コンを介して20KHz以下を6db/octでカット、バットピュアと同じような使い方でロンドンリボンをアドオンして鳴らしてみました。

 試聴は100KHzまでの再生帯域があるSACDを使用しました。イザベル・ファウストのバイオリンで定番ですがバッハ、無伴奏パルティータ第二番です。バイオリンの独奏がなかなか艶やかでよろしい。
 DECCAで再生されるのは20KHz以上だけ、しかも能率はメインのツィーター2405より20db近く低いので驚くほど変わるわけではありません。でもあると部屋の空気がきれいになったような音がします。

 前回はロンドンリボンの音を高域のメインとして聴こうとしたために難しかったのでしょう。
 このツィーターを高能率システムで生かすためには、バットピュアスタイルが正しかったようですね。
 さあ、これでロンドンWEシステムも高域完成と行きたいですね。

https://91683924.at.webry.info/201811/article_18.html

30. 中川隆[-11544] koaQ7Jey 2020年9月02日 10:12:45 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[18] 報告
晴耕雨聴 2018年11月19日
月刊ステレオ誌「音の見える部屋」の取材を受けました
https://91683924.at.webry.info/201811/article_20.html
画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154262810134389764179.jpg.html

 本日はお休みを頂き、月刊ステレオの記事、「音の見える部屋」の取材を受けました。
 ライターは写真右の田中伊佐資先生、各誌の読者訪問記では一番の書き手では?
 左はカメラマンの高橋慎一氏です。映画監督、キューバ音楽の専門家でもあるそうです。

 さて、ステレオ誌の読者訪問記へは数か月前に応募していました。赤穂は飛び地なので、いくつか訪問先が固まってからの取材という事でした。
 兵庫県内にベンプレ亭書斎以外に2か所の取材先が決まって、取材旅行が決定。ベンプレ亭書斎を含めて合計3か所を二日で回るそうです。
 地方によっては取材応募が一か所だけの場合、数件まとまるまで、さらに長い期間待ってもらう事もあるそうです。

 取材は午後1時前から6時前まで、5時間のロングラン取材となりました。ベンプレ亭はシステムの数が多いため、時間がかかってしまった様で、申し訳ありませんでした。
 
 取材は三部に分かれていて、第一部の2時間弱がインタビュー。ベンプレ親父のオーディオ遍歴や現在使用中の機材の蘊蓄など。
 第二部は2時間弱の試聴。
 第三部はフォト・ビデオセッションでした。

 なんでも第一部にインタビューを持ってくるのがコツだそうで、音を長時間聴いた後ではお互い疲れてしまって、話が上手く引き出せないそうです。

 ステレオLPはEMT927st、TSD15を使用、モノLPはRCA70C-1、EMT OFD25で聴いてもらいました。

 マラソン試聴ではどのシステムもいつも通りに鳴ってくれたと思います。
 バイタボックス・バスビンはステレオLP、スウィットナー「後宮からの遁走」他が高貴な音で歌ってくれました。
 ロンドンWEはモノLP、エラとサッチモの「エラ&ルイ」他が生き生きと。
 クラングフィルム・オイロダインはモノLP、コルトレーン「マイ・フェイバリット・シングス」がガンガンいきます。
 WE13aはハイレゾ配信、フランク永井「ファイブ・ミニッツ・モア」を量感豊かに。

 意外に評判が良かったのが、最後のグッドマンAXIOM22。
 シュタルケルのコダーイ「チェロソナタ」をかけました。
 このモノラルLPは古い録音ですが、音の良さには定評があります。盤もオリジナルですから、けっこう鳴るわけです。

 田中さんも高橋さんも「こりゃ良い」と。「盤が良いからですよ」と答えましたが、「いやいや、次はさっき聴いた”エラ&ルイ”をかけてくれ」との事です。
 おかけしますと、「やっぱり良いよね」。

 「グッドマンはもっと枯れた音で鳴らす人が追い、こんなにバリバリ鳴るのは初めて聴いた」との事。
 おそらくG.T.K.オーディオ製の砂入り後面開放箱、同じくG.T.K.オーディオの改良型リークアンプが良いのだと思いますが、私はグッドマンの音はG.T.K.オーディオの物しか知らないので、グッドマンはこういう音だと思っていました。

 実はバスビン、ロンドンWE、オイロダイン、WE13aと聴いていき、終了したのでフォトセッションと言われましたが、「イヤイヤ、最後にコレも聴いてください」とグッドマンも無理に聴いてもらいました。聴いてもらってよかったです。

 さて、よく言われることですが、複数のシステムを使っていても、聴く人(調整する人、音を作る人)が同じならどれも良く似た音になるそうで、田中さんのお話ではウチもそうらしいです。
 
 今日の田中さんのお話では、早ければ来月の「ステレオ」誌の「音の見える部屋」にベンプレ亭書斎が取り上げられるそうです。
 予定は未定ですが、雑誌にホントに掲載されたら楽しいですね。

 これまで医療業界誌やパワーリフティングの業界誌には何度も出ています。オーディオビジュアルの雑誌にも20年ほど前に一回出たことがあります。
 しかしオーディオ誌は今回が初めてです。また、「音の見える部屋」は記事が貯まると本で出されることがありますので、そこまで行ったら更に嬉しいですね。

P.S.
 もう一つ評判が良かったのは、玄武会の障碍者就労支援A型施設「げんぶ」のもっちゃんベーカリーのパンとクッキー。
 大皿に盛っておきましたが、午後の5時間の取材中にベンプレ親父と3人で、菓子パンを10個位食べたかも。

 残りも帰りの電車で食べて頂けるとの事で、全品持って帰っていただけましたw

https://91683924.at.webry.info/201811/article_20.html

31. 2020年9月02日 10:57:57 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[21] 報告
晴耕雨聴 2019年11月19日
WEロンドンのサブウーハーをエレボイEVX180Bに変更(その1.)
https://91683924.at.webry.info/201911/article_6.html

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 (エレクトロボイスEVX180Bです。デカくて重いですな。マグネットはフェライトです。PA用に大音量で長時間鳴らすなら、アルニコより減磁し難いフェライトでしょう。スピーカーターミナルはJBLと同じバネ式です)

 ウエスタンエレクトリックロンドン・システム(アルテック210箱+WEロンドン2080Aダブル、WEロンドン2094Aホーン+2090A、JBL2405、DECCAロンドンリボン)のサブウーハーにはJBL4518箱+ナショナルEAS46PL80NAを使用しています。

 以前、WEロンドンのサブウーハーとしてガウスの46p二発をJBL4518エンクロージャー二台に入れ、これをパラって使用していました。
 その後ウーハーをナショナルのEAS46PL80NA一発、4518一台の3Dシステムに変更しています。
 4518箱が一つ遊んでいるので、これに何か46pウーハーを仕込んでナショナルと比較してやろうかなと。

 38pウーハーは沢山あるのですが、46pとなると数は減ってきます。サブウーハー様に使えそうと目に留まったのはJBL2245HとエレボイEVX180B。
 どちらも良さそうでしたが、現在も生産中で新品が手に入るEVX180Bにしました。

 エレボイにはもう少しマグネットを弱くして、F₀を下げた46pウーハー、DL18MTもある様ですが、ロンドンWE2080Aの下に繋ぐなら、少し馬力のありそうなEVX180Bの方が向くような気がします。

 さて、以前は80p、76p、61p口径など大口径ウーハーが幾つかありましたが、現在は38pですら減ってきました。最近のハイエンドスピーカーのウーハーは30pでも大きい方です。
 
 小口径にして剛性を上げ、エッジやダンパーを柔らかくし、ロングボイスコイルを採用し、耐入力を大幅に上げ、ユニットの特性を揃えて、複数個使用して歪の少ない低音を狙うのが今どきのやり方の様です。

 46pウーハーは時代遅れだと思いますが、WEロンドンは1950年以前に開発されたスピーカーですし、マア宜しいのでは。
https://91683924.at.webry.info/201911/article_6.html

晴耕雨聴 2019年11月19日
WEロンドンのサブウーハーをエレボイEVX180Bに変更しました(その2.)
https://91683924.at.webry.info/201911/article_7.html

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 (上はJBL4518箱に仕込んだエレボイEVX180B、下はユニットがナショナルEAS46PL80NAです)
 
 EVX180B、現在の用途はPA用ですが、以前にエレボイが家庭用SPとして販売していたジョージアンUの最終モデル、ジョージアンUBに使用されていたそうです。

 オリジナルのパトリシアン、ジョージアンはモノラル時代にコーナーホーン型として開発されましたが生産は終了していました。
 それを35年ほど前にスイスに本社のあるヨーロッパEVがUとして復活させ、コーナー型、低音ホーン型ではないフリースタンディング型(ただしパトリシアンUは背面を壁に近づけ76pウーハーの30Wをダンプする必要あり)としました。

 このUシリーズ、ユニットは一部を除き業務用のヤツを流用していました。でも音は良かったですよ。パトリシアンUなんて今でも欲しいくらいです。。

 さてBでない方のジョージアンUのウーハーに比べるとUBのウーハーEVX180Bはキレ重視らしいです。
 実は私、低音はファットな方が好きなので、どうかな?まあやってみましょう。

 EVX180BはPA用ですが、民生機にも流用されていただけあって、マニアの中には自宅に持ち込んで聴いておられる方も少なくない様です。これを片ch二発、左右で計四発なんて猛者もおられますね。

 EVX180B、カタログ上では
周波数特性:20Hz〜2kHz
音圧レベル:(1m/1W)98dB
許容入力:600W(連続)
インピーダンス:8Ω
寸法:奥行201mm、径460mm
重量:11.3kg
 という事です。マグネットの量と口径に比して能率が低めで低域周波数も割合伸びているので、コーン紙は重めの151gです。こいつをハイパワーアンプでガンガン鳴らしてくれというスピーカーでは。連続600WがOKなんてあんまり無いですよね。

 さて、ベンプレ亭書斎で超低音だけを真空管アンプで静かに鳴らすなんて用途に合うかな?
 まあやってみましょう。
https://91683924.at.webry.info/201911/article_7.html

晴耕雨聴 2019年11月19日
WEロンドンシステムのサブウーハーをエレボイEVX180Bに変更しました(その3.)
https://91683924.at.webry.info/201911/article_8.html


 EVとナショナルの測定をしてみました。EV、ナショナルのチャンデバ(JBL BX63)、パワーアンプ(マッキンMC2300ブリッジ接続)は同じです。
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 グラフで見るように、エレボイEVX180Bを仕込んだ4518箱もナショナルEAS46PL80NAを仕込んだ4518箱もF特はほとんど変わりません。
 能率も同じの様で、ロンドンWEシステム(60Hz以下を12db/octでカットしてあります)と組み合わせたF特も同じですね。

 もっと違いがあるのかと思いましたが、サブウーハー領域のF特は箱と部屋の要素がユニットの差よりもずっと大きいようですね。
 音楽を聴いてみましたが、明らかな差は見受けられませんでした。

 さて、ナショナルEAS46PL80NAは一発しか持っていませんが、エレボイEVX180Bは現行品なので当然まだ手に入ります。 
 EAS46PL80NAを外せば4518箱はもう一個イケますね。
 12月の後半には少し仕事も減ってくるはずなので、その辺りで60Hz以下もステレオ化してみようかなと考えています。

 まてよ、片chエレボイ、もう片chナショナルでもイケそうな気がしますよ、このF特なら。
 一時的に実験でサブウーハーの混成部隊をやってみるのも面白そうですねw
https://91683924.at.webry.info/201911/article_8.html

晴耕雨聴 2019年11月22日
WEロンドンのサブウーハーをステレオにしました
https://91683924.at.webry.info/201911/article_9.html


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 先日、WEロンドンの3DサブウーハーのユニットをナショナルEAS46PL80NAからエレクトロボイスEVX180Bに変更したことを書きました。
 その時に二つのユニットを同じJBL4518箱に入れて計測しましたが、能率もF特も瓜二つでした。

 これならサブウーハーをナショナルとエレボイの混成部隊にしてステレオ化してもイケるかもと考え、やってみました。
 写真の様に左chがナショナル、右chがエレボイです。
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 一番上が左ch(ナショナル側)のF特、その下がロンドンWEのみ(2080Aウーハーの保護を兼ねて60Hz以下を12db/octでカットしています)、一番下がサブウーハーのみのF特です。

 サブウーハーの位相は正相と逆相を試してみましたが、どちらも少しクロスオーバー付近にdipが同じように出来ます。おそらく90度or270度位相がズレているのでしょう。
 チャンデバはアナログのdbx223なので、位相調整は正相と逆相の二つしか選べません。 
 更に右chの4518箱の後ろが階段、前が210箱のウィングなので箱を前後させられませんので、ここは目をつぶりました。

 チャンデバですが、従来使用していたJBL BX63と自作真空管式3Dチャンデバ、どちらもモノラル出力しかありませんので、実験用に重宝しているdbx223を使いました。
 クロスオーバーは60Hz、減衰カーブ24db/octです。
 このチャンデバはS/Nに問題があるのですが、サブウーハー領域なら大丈夫です。
 WEロンドンに行く信号はdbx223を通していませんのでこちらも大丈夫です。

 さて音ですが、あんまり代わり映えしませんね。3Dでもホントは問題なかったかも。
 まあ、せっかくステレオにしたので、これでしばらく行きましょう。
 調子がよければ左chのユニットもエレボイにしても良いかもw
https://91683924.at.webry.info/201911/article_9.html

32. 2020年9月02日 10:59:30 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[22] 報告
晴耕雨聴 2019年12月16日
WEロンドンのサブウーハー用チャンデバをLCパッシブ型に
https://91683924.at.webry.info/201912/article_6.html


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 WEロンドンシステムのSW(Rch・エレボイEVX180B、Lch・ナショナルEAS46PL80の混成部隊)のハイカット用チャンデバはdbx223を仮に使用していました。オーディオマエストロさんにお願いしていたLC型のパッシブチャンデバが完成し、チャンデバを変更しました。
 上の写真が是枝Lab.のパッシブ型LCチャンデバです。是枝Lab.製品らしくカッコイイですね。

 WE555の振動板・ボイスコイル破損を防ぐために、WE555用パワーアンプの前には是枝Lab.LC型パッシブ・ローカットフィルターを挟んでいます。これはナカナカの優れもので、60Hz以下を12db/octでカットしており、音質劣化もありません。
 CRパッシブ型で12db/oct減衰のチャンデバを作ると、ゲインが低くなり過ぎて難渋しますが、LC型12db/oct減衰ならゲインの低下は僅かで実用性が高いです。
 LC型チャンデバはLの良品を探すのが大変なようで、全く普及していませんが、実は多いに可能性のある方式ではないかと秘かに感じています。

 LC型ローカットフィルターが出来るなら、LC型ハイカットフィルターも可能ではないかと考え、マエストロさんに注文してみました。
 やはり問題はコイルで、L単独でイケそうなものがなく、タムラのトランスの巻き線の片方を使って組んでありました。
 大丈夫かなーと思いましたが、大変良い音に仕上がりました。

 単なるコイルより良い所もありましたぞ。
 WE555用のLC型ローカットフィルターは電源トランスからの漏洩に弱く、パワーアンプの近くには置けないのですが、トランスの片方の巻き線使用ならキチンとシールドしてあるようで、ノイズを引きませんね。

 少し気になる所はマイクロフォニックノイズを拾う所。コイルの制振が不十分なのか、シャーシを叩くとスピーカーからポワンポワンと音がでます。
 それでもトータルコストはネットワークに比べたらバカ安です。このタムラのトランスは中古ならペアで樋口一葉さん1枚(ヤフオク)ですが、50Hz〜100HzのNWならコイルは24〜47mH、コンデンサーは185〜370μFですから、諭吉さんが何枚あっても足りませんねw
IMG_0205.JPG
 日本オーディオRC-2で周波数特性を計ってみました。LC型チャンデバの設計は50Hz・12db/oct減衰でしたが、システムに入れると90Hzくらいがカットオフになっていますね。パッシブ型はバッファーアンプを持たないので、後ろに繋ぐ機材でカットオフは変わる様です。
 WEロンドンシステムのサブウーハーは少し前にステレオ化していますので、問題ないですね。
 
 パッシブ型なのでゲインは少し下がりましたが、ドライブアンプのマッキンMC2300のボリュームにはまだ余裕があったので大丈夫でした。

 少し懐が暖かくなったら、エレボイEVX180Bをもう一つ仕入れてサブウーハーのユニットを揃えたいですね。

https://91683924.at.webry.info/201912/article_6.html

33. 2020年9月02日 11:08:45 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[23] 報告
晴耕雨聴 2020年01月14日
ハートレイ224HS一本を、心ならずも(?)入手してしまいました…
https://91683924.at.webry.info/202001/article_8.html


224HS表.JPG
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/157896866692138379411-thumbnail2.jpg.html

224HS裏.JPG
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/157896868639340372087-thumbnail2.jpg.html

(入手してしまったハートレイ224HS+後面開放箱です。キャビネットの足元の段ボールはまだ取り除いていませんw)

 ベンプレ亭書斎では過去にいくつかのサブウーハーを使いました。現行はバスビンシステムにBOSE AWCS-1、ロンドンWEシステムにエレボイEVX-180B+JBL4518箱、グッドマンAXIOM22にフォステクスCW200Dです。


 まだ手元に残っているのはエラックSUB2090、ナショナルEAS46PL80NA(ユニットのみ)。既に売却したものはガウスの18インチ(型番忘却)、エレボイ30W、ハートレイ224HSGです。

 この中で手元に残しておけばよかったと思うサブウーハーはハートレイ224HSG。
 このユニットは2013年に新品で入手した24インチウーハーですが、つい先日ハートレイは廃業しました。製作者が高齢になり、会社を畳んだらしいです。

 もう買えないとなると、余計に欲しくなりますよね。出物が無いかヤフオクを見ていましたら、自作箱に入った224HSが。

 私が購入していた224はフェライト磁石、グラスファイバーダンパーの224HSGでしたが、オクのブツはアルニコ磁石、ベークライトダンパーの旧型、224HSです。
 これエエナアと思いましたが、20諭吉は下らないだろうと。
 まあその、もう置く場所もないし、getできたらかえって困るし、などと中途半端な気持ちでチョットだけbitしていましたら、余り値段が上がって来ません。僅か9諭吉で落札、送料込みで10諭吉でベンプレ亭にお輿入れしました(^−^)/

 実はbitを入れた夜は大阪暁明館聖歌隊の新年会で、若い女性や、昔若かった女性と一緒にビールを飲みまくり、気が大きくなってたもので…ごめんなさい。

 いやその嬉しい事は嬉しいですが、ちょっと困ったかも。
 でも来ちゃったものはしょうがないですよねぇ。できちゃった婚みたいなもんで、おめでたいと思わないとねw

 届いたブツはキャビネット、サランネットともにかなりヤレており、キャビには傷もありますが、ナニ、この手のヤツは適当に古びていた方が貫禄が出て良いんですよ。

 ユニットのターミナルに電池を繋いで導通を確かめてみますと、ちゃんと生きていますね、大丈夫。これでもう返品不可だー。
 ただ、ターミナルの赤黒が逆で、赤を+、黒を−に繋ぐとコーン紙が後ろに引っ込みます。
 ここは前オーナー様も気づいておられたようで、バスケットにマジックで赤側に−、黒側に+と表記してありました。

 ユニットがアルニコなので減磁が心配ですが、たぶん大丈夫でしょう。アルニコ磁石の減磁は強い機械的な衝撃が加えられるか、長時間ハイパワーで駆動され、マグネットが高熱になった場合だけらしいです。家庭用ならまず大丈夫では。

 ただし、224HSは一部の映画館でも使われていました。
 1974年封切りのハリウッド映画「大地震」で映画会社が導入したセンサラウンド方式のサブウーハーには224HSが使われていました(※)。当時エレボイ30Wなどと比較検討され、224HSが選択されたそうです。
 日本にもかなりの数が入って、アルテックA4あたり(?)のサブウーハーに使われていた様です。

 以下WIKIの抜粋です。
 『センサラウンド "Sensurround" とは、 "Sense" (感覚)と "Surroud" (包囲)を合成した造語で、MCAとユニバーサル映画が共同開発した音響効果。サラウンドとは別。
 当時は通常4チャンネルだったサウンドトラックに、特殊効果音専用のコントロール・トラックを加え、専用スピーカーで低周波の音波を発生させて、観客が地震のような振動を体感できるというもので、実際に観客席そのものを振動させるわけではない。
 専用スピーカーは、約100kgのものを原則16個使用。その電力は、約2000Wにもなる[5]。「大地震」以降では、『ミッドウェイ』(1976)、『ジェット・ローラー・コースター』(1977)、劇場版『宇宙空母ギャラクティカ』(1978)で使用されたが、その後使われなくなった。テレビ放送やDVDでは、この効果を体感することはできない。2006年にシネラマ方式と合わせて本作のセンサラウンドが再現上映されている』

 もし、我が家に到着した224HSがこのセンサラウンドの生き残りなら減磁している可能性もあるのですが、まあそんなレアな事も無いでしょう。
 でも再着磁は可能ですから、減磁していたらしていたで面白いですよ。このユニットはセンサラウンド方式の映画館で使用されていたものだという事にしちゃいます。

 この224HS、使うならロンドンWEシステムのサブウーハーでしょうね。センサラウンドシステム・ベンプレ書斎版でどうかな?

 ロンドンWEの箱はアルテック210で、島根県益田市の映画館で使われていたものです。ロンドンWE2080Aウーハー、2090Aドライバー、2094Aホーンはイギリスの映画館か、そうでなければ名古屋近辺の映画館(中部地方はWEよりロンドンWEが優勢でした)から出たものでしょう。

 サブウーハーも映画館上がりなら想像が広がって楽しいじゃないですかw

 でもコレをベンプレ亭書斎に入れるなら、エレボイEVX-180B+JBL4518ペアを出さないと無理ですよ。
 今は玄関先で大きな体を小さくしてますぞ、ハートレイ224HSはw

(※)ハートレー224HSが使用された映画は20世紀FOXの「トラ・トラ・トラ!」でした。訂正します、ごめんなさい。

https://91683924.at.webry.info/202001/article_8.html

晴耕雨聴 2020年01月18日
ハートレイ224HSをロンドンWEシステムのサブウーハーに(その1.)
https://91683924.at.webry.info/202001/article_9.html


全景.JPG
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/157932123126014045418-thumbnail2.jpg.html
(中央に鎮座するのがハートレイ224HS後面開放箱です。W×H×D=81p×113p×41pのハートレイ箱もアルテック210箱に挟まれると大きくは感じませんね)

 ロンドンWEシステムにはエレボイEVX-180BウーハーをJBL4518箱にいれたサブウーハーを左右二台、ステレオで使用していました。サブウーハーのハイカットはdbx223を使用、60Hz、24db/octの減衰カーブで使用していました。

 これで何か問題がある訳では無いのですが、お酒の勢いでウッカリ落札してしまったハートレイ224HS・後面開放箱に取り替えてみました。

 使用するにあたって、まず箱の傷を少々補正しました。
 この箱は元はずいぶん立派な箱だったと見え、ローズウッドのツキ板張りです。残念ながら、かなり酷いアタリ傷があり、地の合板が出ているところもあります。
 目止めをしてサンドペーパーをかけ、オスモカラーか何かで全面塗装をする事も考えましたが、ツキ板にペーパーをかけたら地の合板が出てきて、上手く行かないかもしれません。

 という事で、傷跡が多少目立たなくなる程度の補修に留めました。
 ホームセンターでヌーロという旅行用歯磨きのチューブ位の水性塗料を二本、「こげ茶色」と「茜色」を買いました。これを7:3位で混ぜて、ローズウッド色を作り、細筆で傷跡に差し色しました。
 もちろん傷跡が隠れるほどにはなりませんが、少しはマシになりましたかな。
 ついでにグラスウールの剥がれかけたところもボンドで簡単に補修しました。

 この手の補修は完璧を期すより、最小限度に留めておいた方が、味があって良いと思います。負け惜しみじゃなく、本気でそう思っています。
 傷跡を舐めるように、素人の新しいオーナーがヘタなりに治したなんて、機械に対する愛情とか尊敬が感じられません?

 さてここまでやると調子を見たくなり、パソコンのピンクノイズを入れて、スマホのAudio Toolsで測定してみました。パワーアンプは是枝Lab.6550p.p.を使用しました。
ハートレイ224HS.PNG
 このグラフを見る限り、大変素直な特性ですね。20Hz付近まで音圧が取れていますが、バスレフ箱の様なピークを作らず、60Hz近辺からダラ下がりです。
 サブウーハーは置き場所によってF特がかなり変化します。ですから定位置に予定しているロンドンWEシステムの210箱の間に入れてみないと何とも言えませんが、ずいぶん低い方までイケそうですね。

 このままかなり大きい音まで出してみましたが、異音は発しません。
 実はハートレイ224は組み立て精度の問題でしょうか、大きな音を出すと、どこかが当たって異音を出す個体があります。私が以前224HSGをヤメたのも、二個の224のうち1個にこの症状があったからです。

 自分のヤツだけかと思っていたのですが、スピーカー修理で有名なリテルマネジメントさんでも同じ話を聞きましたので、多少は不具合品がありそうです。
 幸い、今回入手した224HSは異音が出ず、アタリの品の様で安心しました。

 もっともアルニコマグネット時代のハートレイはそれなりに大きな会社でしたから、後年の老爺が一人で製作していたフェライト時代のハートレイより品質管理は良かったのかもしれませんね。

 ハートレー224HSのキャビネットの脚にフェルトテープを貼り、フローリングの上なら一人で動かせるようにして、改修は終了です。
https://91683924.at.webry.info/202001/article_9.html


晴耕雨聴 2020年01月18日
ハートレイ224HSをロンドンWEシステムのサブウーハーに(その2.)
https://91683924.at.webry.info/202001/article_10.html


ハートレイ2.JPG
1,ハートレイ.JPG
 (ハートレイ224HS、サランネットを付けた時と外した時の顔です。バッフルに仕上げがありませんから、サランネット付きで使います)

 ハートレイ224HSをロンドンWEシステムに組み入れて、アタリを付けてみました。3DフィルターはJBL BX63(カットオフ63Hz、24db/oct減衰)、パワーアンプはマッキントッシュのMC2300・ブリッジ接続です。
 本当は100wくらいの真空管アンプがあると良いのでしょうが、MC2300もOPT付きなのでマア良いでしょう。ブリッジ接続600wは大きすぎると思いますが、片chだけ使うのもなんだか中途半端なので( ^ω^)・・・
224HS.PNG
ロンドンWE.PNG
全部.PNG
 上から224HSのF特、ロンドンWEシステムのF特(チャンデバで60Hz以下を12db/octで落としています)、224HSとロンドンWEシステムの合成のF特です。
 ハートレイのレベルをもう少し絞った方がF特は平坦になりますが、暫くは過剰なくらいの低音を楽しみたいので、これで使ってみます。

 一曲聴いてみましょう。昔、エレボイがパトリシアンUを発売したときに、デイビスのシベリウス・カレリア組曲の冒頭、旧い方の録音のLPをデモに使っていました。これを廉価版のCDにしたヤツです。グランカッサが聴きものです。
 うほー、空気感が良く出ます。低域の不自然なほどの量感も出てますね。この録音はそんな不自然さを楽しむ小曲ですから。

 次はヴァントのライブの「未完成」を鳴らしてみました。224HSとロンドンWE2080Aの音色が異なるためか、少しコントラバスの音が中央に引っ張られる様なところもありますが、この辺りは目を瞑りましょう。

 大音量を出し過ぎるとユニットからブルブルという異音が出るため、最大音圧はエレボイEVX-180Bに負けますが、この「むぁっ」とした低域、少し気分が悪くなりそうな低域はEVX-180Bにはありません。

 もうエレボイEVX-180Bに戻すことは無いでしょう。ハートレー224HSの方が機械としてずっと面白いもの。
 オーディオは音がダメなら価値は無いですが、ストーリーが無いと楽しさ半減ですよ。この点はハートレイ224HSは断然面白いw

 それから、私が以前使っていたハートレイ224はHSGでフェライトマグネット、カーボンダンパーですが、今回入手したものは224HSでアルニコマグネット、ベークライトダンパーです。

 記憶の範囲では、今回入手した224HSの方が低域の空気感が豊かに出る様です。音のクリアさも上ではないかと思います。
 65Hz以下しか再生しなければ、フェライトもアルニコもそう変わりはないかと思いましたが、違う気がしますな。

P.S.
 ベンプレ亭書斎にお輿入れした244HSが映画館上がりなら面白いと言いましたが、前提が崩れそうです。
 センサラウンドシステムに採用されたサブウーハーはハートレイではなくサーウィンベガだという記事をネットで見つけました。

 サーウィンベガはPAを手掛ける会社ですから、こっちがホントっぽいですね。

p.s.のp.s.
 ハートレイ224HSが使われた映画は20世紀FOX・1970年封切りのの「トラ・トラ・トラ!」でした。
 ユニバーサル映画のセンサラウンド・システム(1974年より)ではありませんでした。
https://91683924.at.webry.info/202001/article_10.html

34. 2020年9月02日 11:31:21 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[24] 報告
晴耕雨聴 2020年03月21日
モンスターシステムを聴かせて頂きました(^−^)/
https://91683924.at.webry.info/202003/article_20.html

IMG_0839.JPG
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/158478665631477074228-thumbnail2.jpg.html

 昨日は先輩のシステムがひとまず完成したとの事で、私を含めて4人が押し掛け、5人で試聴会でした。
 写真の怪獣が新システムです。

 天井に届きそうな黒いタワーです。バッフルは50o厚の後面開放箱です。
 まあそのムチャしてるモンスターシステムです。
 ダースベイダーのような、千と千尋のカオナシのような( ^ω^)・・・ 
 
 ユニット構成は、
 ウーハー(〜300Hz) ロンドンWE2080が片ch8発(!!)
 ミッドロー(300〜3KHz) ロンドンWE2090ピン角タイプ+ロンドンWE12セルホーン
 ミッドハイ(1.5k〜8KHz) ロンドンWE2090カボチャタイプ+ロンドンWE2094ホーン
 ハイ(8KHz〜) JBL075馬蹄+2405
 スーパーハイ(13KHz〜) DECCA ロンドンリボン

 上記をロンドンWE、ゲイツ、カウンターポイント、アキュフェーズなどのアンプでマルチドライブします。
 ソースは主にオープンリールテープでした。中には某氏が持ち込んだ、秘蔵の2tr76pまで !!

 ベンプレ亭書斎のシステムはかなり手を入れているとはいえ、バイタボックスバスビン、ロンドンWEシアターシステム、WE13aなど既製品を中心に組んでいます。
 このようなオリジナルシステムは、とてもモノにする自信がありません。

 音はまさしく原寸大、いや原寸大以上です。
 
 使用機材を集めるのに30年もかかっているそうです。そりゃあそうでしょうね、スピーカー群を見てもアンプ群を見ても、一通りの物じゃないですからな。

 自分もオーディオが好きな方だと思いますが、スーパーマニアという方は確かにいますね。

 この後はお食事までご馳走になりました。有難う御座いました。
 また聴かせてくださいませ。

 うーむ、ベンプレ亭書斎のシステムはここまでは出ませんし出せませんね。振り切ったオーディオをしているつもりでしたが、こりゃ無理だわ。
 私は「壺中の天」を楽しいでいるんですよ、と逃げておきましょうw

https://91683924.at.webry.info/202003/article_20.html

35. 2020年9月02日 20:19:02 : 5hBKKhcisA : Z2ZTZFJlOEpJRlE=[8] 報告
Westrex - ウエスタンラボ オンラインショップ
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36. 2020年9月03日 18:57:55 : jvGCu7fHGg : Lmp2RC5rUmZuMjI=[34] 報告
【1455】120624 英ウェスタンを聞きに:(序)その前に・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1515.html

えっと・・・タイトルのタイムスタンプを見ると、ようやく1月遅れにまで挽回してきた・・・ってか、実際には、その間のオーディオ的取り組みが薄かったので必然的に話題が無くて、その間の訪問のお話だけがσ(^^)私のオーディオ的出来事だったと言うわけで・・・

ホントは、さっさと今回のお話に入りたいのですが・・・ここのところの訪問による刺激やサウンドの傾向が、あまりに大きく方向性が異なったため、少々頭の柔軟体操が必要かと・・・

って、実際のところは、今回の訪問のお話を書くには、おさらいが進んでいないので、その前の記憶と気持ちの準備をしないと、話が進められないだけなんですが・・・(^^;

ってわけで、毎度、意味の薄い拙ブログの中でも、特にその意味が薄くなる、次のお話に入るために調整期間・・・前フリ話に、しばしお付き合いを・・・

さて、タイトルにある通り、ロンドンウェスタンのシステムを聞かせていただいたのは・・・

おお!・・・お話としてアップしたのは先月ですが、お伺いしたのは4月・・・4ヶ月近く前・・・

【1411】120407 かめきち邸訪問(序章):劇場用システム(米英WEによる5Way)・・・(^^; [2012/06/17]
https://mtt2.blog.fc2.com/?date=201206&page=0#entry1471

以降、全6話・・・

と、続けて・・・ありゃ、ここでも息継ぎを・・・(^^;

【1417】120407 時間稼ぎのコーヒーブレイク:楽しみの循環・・・(^^; [2012/06/23]
https://mtt2.blog.fc2.com/?date=201206&page=0#entry1477

は、さて置き、続く2軒目は・・・

【1418】120407 M氏邸訪問(序):漢の隠れ家(英米ウェスタン5way:W4発)・・・(^^; [2012/06/24]
https://mtt2.blog.fc2.com/?date=201206&page=0#entry1478

以降、全5話・・・

と言うのが直近の、強烈な衝撃体験だったわけですが・・・

先のかめきち邸訪問のお話の冒頭にも書いた・・・

【1091】110703 TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/02]
https://mtt2.blog.fc2.com/?date=201108&page=0#entry1144

以降、全8話・・・

こちらでの体験が最初と言うことで・・・

でも、実は元を辿ると、このかめきちさんからの流れだったと・・・

と言うことで、一連の衝撃サウンドの1つの流れが、ロンドンウェスタンのSPによるもので・・・

これまでの、ヴィンテージ系システム体験とは、全く違った、新たな方向性の体験であった事は間違いないわけです・・・

そう、ヴィンテージ系のシステム体験としては、神奈川への単身赴任中に、アルテックやシーメンス、AT&T(米Western)など、様々なシステムを聞かせていただいたんですが・・・

ちょっと、これらとは、趣が違う世界ですね・・・(^^;

一方で、また違ったサウンド世界・・・現代ハイエンドのある種の方向性として、大きな衝撃を受けたのが、Kiso Acoustic社の原氏のお宅のサウンド・・・

うん、これもまた、趣の違う世界の1つですね・・・

で、拙宅のシステムの一時目指していた出し切り系サウンド・・・この路線もまたある種、衝撃的なサウンド世界であるわけで・・・

いずれも、実際にそのサウンドを聞いて、耳と脳が聴ける所まで行かないと、その良さは分からないものだと思うことしかり・・・

おそらく、どの方向性にもまた、他に無い大きな魅力があるわけで・・・

で、その中で、立て続けに、その方向性の違うシステムのサウンド世界を体験したものだから、ちょっとその方向性の異なる世界に踏み込むために、気持ちと耳をニュートラルにして、次のサウンド世界の良さを聴ける状態にしないと・・・

で、今回、その体験のルーツを拙ブログで振り返りつつ・・・ぼちぼち、気持ちも含めてニュートラルに戻しつつ・・・そろそろ、英ウェスタンのサウンド世界に入れる状態になったかな?・・・

てわけで、ようやく前フリも完了・・・明日はいよいよ本題へ・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/07/31 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1515.html

【1456】120624 英ウェスタンを聞きに:(1)ユニットぽん置きでも凄い!!・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1516.html

さて、自分では意図せぬままに、気付けば、何度か耳にし、突っ走るほどに即効性のインパクトを受けたわけではなかったものの・・・どこか意識の中には、確実な存在感を持ったサウンド・・・

時が経つにつれ、その控えめな特徴は、実は大きな根を張り始めているのかもしれない・・・

と、その密かな衝撃の節目から二月余りと、まだ、そんなに時間が経っていなかったのだが、ロンドンウェスタンのユニット・・・2090と2080を裸で聞く機会があるとのお誘いを受け、再び全開と同じく、Fさんと大@神戸さんに同行して、かめきち邸へ行ってきました・・・(^^;

今回聞かせていただくのは、2090に、軟鉄の10セルの音響レンズを付け、これと2080を合わせた、所謂オリジナルと言うべき組み合わせ・・・しかも、ユニット自体の音を聞かせていただくべく、ステレオではなく、1本での試聴・・・果たしてどんな印象を受けるのか?・・・

で、今回は、ゴルバリちゃんで伺うことになり・・・まずは、Fさんをピックアップして、かめきち邸の最寄駅で大@神戸さんをピックアップしてかめきち邸へ・・・

かめきち邸に到着すると、ご挨拶もそこそこに、早速中へ・・・

【本日の組み合わせ】
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2012080105294596c.jpg

そこには、正にユニット丸裸で、10セルホーンを付けた2090と、それこそ素っ裸の2080が、ポンと置かれていた・・・

鳴らすアンプは、DA30のシングル・・・

まずは、今回のメインとなる2090だけの音から聴いてみましょうかと言うことになり・・・何を聞きますか?と言うことで、持参された太田ひろみのCDを再生・・・

ピアノ伴奏が始まると・・・まあ、下が出てないので、一聴、10cmくらいのフルレンジを裸で鳴らしたような、中域だけの音に聞こえるんですが・・・

いやいや、超ビックリ(@@・・・音の透明感が全然違う!・・・

っと、ボーカルが聞こえた瞬間・・・うわっ!これは凄い!・・・音の澄み方が桁違い・・・

10cmフルレンジの比較なんて、大変失礼しましたm(_ _)m・・・流石、家1軒分のユニットの実力は、半端では無い!・・・

じゃ、もう、2080繋いでみます?と言うことで、オリジナルの組み合わせにして・・・ネットワークも何もなしに繋いだだけ・・・曲は、大貫妙子のピュアアコースティックスから・・・

うわ〜!・・・やっぱりもう、これは別格!・・・音の澄み方、透明感が高くて、中低域が加わっただけで上にもしたにも、すう〜っと伸びる感じで・・・実体感がグッとアップ・・・

なんでしょう?空間への音の伝わり方が違うというか・・・ユニットの置いてある辺りを中心に音のエネルギーがあふれ出すと言うか・・・周りの空気なんか無いみたいに、すっと音が飛んで来る・・・

声の細かなニュアンスが、なんと軽々と出てくるんだろう?・・・実際に聞いているのは、2mほど離れた所なのに、聞こえる音の微細さは、まるで、口元から20〜30cmほどのところで聞いてるみたい・・・

で、お次は、Fさん持参のインフラノイズのムジカライザーとコンデンサーを繋いでの再生・・・

【ムジカライザーを通して】
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201208010529449ed.jpg

中低域に少しバランスが下がって、より実体感が出てきた・・・何となく、少し優しい声に・・・

でも、どこか生気が減退したような気が・・・

と言うことで、ムジカライザーをバイパスして再生すると・・・

ほう!・・・高域の抜けが、グンッと良くなって、生気が戻った・・・

つづいては、Fさん持参の中国の楽器?二胡?琴?の曲・・・普通なら録音はいいはずと再生・・・

あら?・・・録音で弄っているのが聞こえ出す・・・何とも、粗まで克明に鳴らし分ける!・・・

Fさんもビックリ・・・普通は、こんなに録音の粗は聞こえないのにと・・・

じゃ、もっと分かりやすいモノラルの曲をかけましょうと・・・アルバム”ZOOT”SIMSから・・・

いやあ、こんなにサックスの音が、熱く、厚いサウンドに!・・・

何でも、ウーファーはフルレンジ設計されたものが良いのだとか・・・ウーファー設計だと、音が濁るのだそうで・・・フルレンジ設計のユニットを使う方が良いと・・・で、これを後面開放のバッフルに付ければ・・・などなど、ノウハウにまつわる話が次々と・・・

で、ここからは、この構成をリファレンスにして、ちょっと実験を・・・

っと言う事で・・・っと、残念、今日はここで時間切れ・・・

なので、つづきは明日・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

ウーファー設計だと「振動優先」
フルレンジ設計だと「音楽優先」

後面開放のバッフルは箱の音を最小限にユニットを素直に出してくれいい音がしますね

まともな鳴らし方で鳴らすと年代を感じさせない現実感を味わえさぞ吃驚されたことでしょう。船上で味わう釣りあげた烏賊を味わう感じだったと同じでしょう。
[2012/08/01 08:17] URL | 大佐

大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
前回訪問時につづき、2080にしても、2090にしても、このユニットの振動板から繰り出される音のクオリティーの高さには、驚くばかり・・・
現代のユニットは、何故このような方向に、正当進化しなかったのでしょう・・・
大きなホーンは置けないスペース的な問題もありますが、音の質や傾向、特徴と言う点で、クオリティーの高い高能率なSPが普及していないのが不思議です(^^;
[2012/08/01 19:58] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1516.html


【1457】120624 英ウェスタンを聞きに:(2)やっぱ2090と2080の組合せ!・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1517.html

さて、前回のかめきち邸訪問から2ヵ月半・・・その音の出方が全くかとなるのかと思うばかりのサウンド体験から、現実逃避・・・ようやく、その衝撃を忘れかけた頃、再びお誘いが・・・

もうこれは、観念せざるを得ない・・・あの衝撃サウンドの音の出方のからくりを、多少なりとも分かるようになれれば・・・

何より、今回のテーマは、そのサウンドの骨格となるユニット・・・ロンドンウェスタンの2090と2080の組み合わせを、丸裸、素のままで聞けるという絶好のチャンス!(^^;

【本日の組み合わせ】1456‐01
1456‐01本日の組み合わせ.jpg

ってわけで、かめきち邸到着から数曲聞かせていただいただけながら・・・既に愕然・・・

やっぱり、ユニットの力量の高さは絶対の条件なのか?・・・ぽん置き・・・ってか、ホント床に転がしたままでのサウンドに、驚きのクオリティー・・・当時、家1軒分はしたと言われるのも納得・・・

とにかく振動板から出てくる音の鮮度感?、浸透力?の凄さ・・・何枚もベールをはいだような、なんてありがちなレベルとは、根本的に違う・・・何メートルもの距離を開けて聞くか、数十センチの間近で聞くかと言うほどの違い・・・

っと、今度は、この音の骨格を成す2090のサウンドを、もう少し違った点から聞いてみようという実験・・・で、Fさんが最近入手され、その鳴らし方を色々トライされているドライバーとの違いを聞いて、2090の音のからくりに触れてみようという試み・・・

【Fさん持参のドライバーを繋いで】
1457‐01Fさん持参のドライバーを繋いで.jpg

ってわけで、2080とFさんご持参のドライバーを繋いで・・・モノラルのアルバム”ZOOT”SIMSから再生してみると・・・

う〜ん・・・Fさんが、このドライバーは暴れるからとの鳴らす前のコメントの割に、ずいぶん柔らかに優しく、軽くて薄い・・・でも2090と比べれば、明らかに音が粗い・・・

ちょっと気になって、ツイーターの接続を逆にしてもらうと・・・前よりずっと抜けがよくなったが・・・ウーファーの2080とは合わない・・・

っと、かめきちさんから、もう少しパワーのあるアンプの方が良さそうですねとのコメント・・・

【三十弦】
1457‐02三十弦.jpg

で、続けて、今度はちょっと煩い録音ですがと、アルバム三十弦からの再生・・・

三十弦のトランジェント・・・う〜ん・・・ホーンドライバーの鮮烈な音と言うイメージからは、ほど遠い眠い、優しい?サウンドに・・・

と、かめきちさんが、このアンプでは、力不足ですね、やっぱりアンプを変えましょうと・・・

【PPのアンプに交代】
1457‐03PPのアンプに交代.jpg

ってわけで、奥から運んでこられたアンプを繋いで・・・同じ曲を再生・・・

おっ、随分それらしい強い音に鳴ってきた・・・でも、その分、粗さも目立ち、ウーファーの鳴り方とは、どうにも合わないと言うか、別物?他人行儀の感じが・・・

じゃあ、ちょっと2090に繋ぎ変えてみましょうかと言うことに・・・

で、元のオリジナルな組み合わせに戻して・・・再び同じ曲を再生・・・

うん?・・・音は、凄く澄んだけど、中低域が太く緩慢な感じが・・・なんか変・・・ってわけで、ツイーターを逆相に繋ぎ直してもらうと・・・

おお!・・・一気に実体感が出てきた!・・・澄んだ音で、非常に力強くなった・・・おお!モノラルなのに、空間の広がりと言うのか音が部屋に広がっていく感じに・・・う〜ん、どう転んでも家1軒分のクオリティーは半端じゃない!・・・

で、先の”ZOOT”SIMSをもう一度再生・・・

おお!もう充分・・・熱い演奏が、厚く聞こえてサックスのラッパからのエネルギーが凄く生々しさを増した・・・

じゃあ、これはどう?とムジカライザーを付けてみられると・・・

うん、音の太さが整った?・・・ザラッとしたところが柔らかな音になっちゃいました・・・高域の抜けがガラッと変わっちゃいましたね・・・

で、ムジカライザーを再び外すと・・・スカン!と抜けが良くなった・・・

じゃあ、これをかけてくださいと、Fさんが持参されたCD・・・ナイジェリアのドラムを草原で録音したものだそうで・・・

うん、流石にトランジェントは素晴らしいんですが・・・屋外の録音の、しかも太鼓をユニット裸で鳴らすと、低域方向のバランスが足りないですね・・・でも、やっぱり屋外の録音って好きです(^^;

ってわけで、おおよその2090のパフォーマンスと2080の実力と言うか・・・その組み合わせの魅力を再確認した感じで・・・この実験は、これにてお終い・・・

じゃ、このCDをメインで聞いてみましょうかと言うことに・・・

一体どんな風に聞こえるのか?・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/08/02 07:00]


コメント

私もこの手のユニットでSP盤を聴いたら更に目から鱗でした。

現在のユニットで聴くと録音の古さが耳につくのですが「SP盤にこんな音が入っていたのか?」と声を出してしまうほど吃驚しました。

時代を感じさせない再生音は非常に魅力的にSP盤から音楽を見事に再現してくれ聴く者を惹きつけますね

この手を聴いて、新しいスピーカーが忘れてるオーディオの原点を感じ取れる
Mt.T2さんは良い感性を持っていると思います。

[2012/08/02 13:10] URL | 大佐


大佐、連日お付き合いいただいて、ありがとうございますm(_ _)m

ヴィンテージの機器や蓄音機などで音楽を聞かせていただいて、古いモノラル録音のソースに感動した事が何度かあって、素晴らしい演奏、一発取りの緊張感、無加工の純粋さ、鮮度感、そんな音をストレートにそのままの勢いで再生できれば、充分に音楽を楽しみ、感動できるんだと感じたことがあります・・・
それを高能率な軽い振動板の超高性能なユニットで鳴らすわけですし、真空管アンプの高性能な面の特徴を充分に活かして鳴らしているので、なおさらと言うことになるのでしょうかね・・・
非力でも、いい部分だけをうまく組み合わせてそのパフォーマンスを使い切れば、現代の機器を遥かに上回ってしまうと言うのは、驚きでもありますが、寂しいところでもありますね(^^;
[2012/08/02 15:45] URL | Mt.T2


ヴィンテージ時代の音の魅力も素晴らしいと思うのですが、音楽によっては時代的に想定外でヴィンテージ機材では鳴らない音があるのも事実です。

何でもかんでもヴィンテージも駄目ですし反対に新しいのも駄目です。

Kisoの原さんもそれを感じてヴィンテージからハイエンドに音楽再生を追求されて両方の良さを兼ね備えるサウンドを求めてHB-1に繋がったのだと思います。

私自身もヴィンテージの限界を知りつつも現行ハイエンドの薄っぺらい音を受け入れるよりはヴィンテージの方が
まだましだと思う気持ちは変わっていません。

演奏者の熱い思いを感じれないハイエンドほど悲しい・・・

技術革新でレンジを広げようと失ったものは大きいです。現状の名ばかりのハイエンド機材が哀れに思えるのは正直な意見です。

ハイエンド機材とヴィンテージ機材どちらかに片寄らず再生される音をピュアに求めて厳しい意見を言う人間として生意気な奴ですが宜しくお願いします。
[2012/08/03 00:53] URL | 大佐


大佐、おはようございますm(_ _)m
なるほど、だから、最新機材とヴィンテージの両方をもたれる方が、少なからずいらっしゃるんですね・・・
でも、普通は、最初からその道が見えるわけではありませんし、少なからず寄り道してこそ到達できる境地?・・・ま、その寄り道の多い少ないがセンスや才能って気もしますし・・・
あ、あと、勿論その旅程には資金も時間も要る訳で・・・ストイックに目的地や頂を目指す方もいれば、旅程自体を楽しむことが目的の方も・・・正に十人十色ってことですかね・・・(^^;

相変わらず、はるか彼方に見える音楽を横目に気にしつつも、目先の音の不思議と戯れているσ(^^)私ですが、こちらこそ、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2012/08/03 09:51] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1517.html


【1458】120624 英ウェスタンを聞きに:(3)改めて2090&2080の実力を・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1518.html

さて、かめきち邸への再訪・・・ロンドンウェスタンのユニット2090に10セルのホーンを装着し、2080を繋いで床に置いただけの状態での試聴・・・

あっと、そうそう、ちなみに、駆動に使ったこのアンプは、軍用管のVT62(トリタンフィラメント)のPPかな?・・・国産のトリタンの送信管(211や212などの系統)が、めっちゃ綺麗との話も・・・(^^;

【VT62のPPアンプ】1457‐03
1457‐03PPのアンプに交代.jpg

Fさんご持参のホーンドライバと繋ぎ変えて聞かせていただいたお陰で、そのサウンドの特徴には、それぞれのユニット独特のパフォーマンスが必要な事も分かったような気がした・・・

一方で、かめきち邸のメインシステムと違いも何となく分かったような・・・っと、それじゃあ、同じ曲を、メインシステムでも聞きましょうか?と言うことになって・・・

【とにかく巨大なメインSP】1413-01
1413-01とにかく巨大.jpg

先程のナイジェリアのドラムのCDから・・・

おお!なるほど・・・これだけ低音が入っていたのか・・・って言うか、この2080を8発も繋いだからこそ聞こえるのか?・・・そんなに低くも無い低域から、音圧で聞かせるのとは違い、キチンと音で鳴らすことの意味・・・屋外録音をご機嫌・極上の低音で聞かせていただいた!

このパルス性の楽器の音にも軽々追従するハイスピードな筒抜けサウンド・・・2080のコーン紙の強度、質、軽さに、高面開放で片チャンネル8発と言う使い方ゆえの極上サウンドってことか・・・(^^;

っと、今度は、説ブログのお宅訪問時に、何度か登場しているマーラーの3番をと・・・

【マーラーの3番:ショルティ指揮シカゴ響】
1458‐01マーラーの3番.jpg

あっと、同じと思ってたんですが、いつも聞いていたのは、ハイティンク指揮のシカゴ響のですね・・・で、聞かせていただいたのは、ショルティ指揮のCD・・・

っと、おおお!・・・全然違う・・・ま、録音が違うからかも知れないが・・・冒頭の金管の粒立ちが大きく強い・・・グランカッサの鳴り方・・・たたいているところがキチンと聞こえ、響きとの区別がつく・・・う〜ん、金管も弦も鳴り方が違う気が・・・音の粒立ちの強さが録音によるのか、ユニット由来のものなのか?・・・いずれにしても、この低音の出方・・・この超優秀なユニットを片チャン8発繋ぐ事で、倍音や音圧の量感でなく、元々の音として聞こえる・・・

っと、ここで、よく、こう言う音を出すには、部屋が要るとの話になるが、実は元の音をキチンと鳴らせているかどうかの方が肝心なんだとの話に・・・そうだなあ、普通のSPでは、元の音をこれだけキチッと鳴らせないから、部屋の音が勝っちゃうってことなんですね・・・お、おの話、他でも聞いたことがある・・・誰だったかなあ・・・あっと教授だ・・・(^^;

ま、それでも、σ(^^)私的には、聞く側の聞きどころにもよるとは思ってて、聞きどころが違えば、部屋の音も大きな要素だと思っているわけですが・・・まだ部屋に負けない音を出したことがないから、そう思うのかもしれませんね・・・

っと、お次は、武満徹のノヴェンバー・ステップスを・・・

【武満徹全集】
1458‐02武満徹全集から.jpg

なんでもかめきちさんは、ここで出てくる、ピシッピシッって金属系の打楽器の音や、琵琶の弦を撥でたたく時のパシッて音を、いかに再生するか・・・生で聞くと凄い音だけと、その感じを出すのに、非常に苦労されたとの事で・・・

うん、確かに、痛いほどの中身の詰まった音で、極めてバランスもトランジェントも良くて・・・痛いほどの音って奴ですね・・・

何と、琵琶を聞くため、三橋貴風がデーモン小暮のコンサートで演奏するからと聞きに行かれ、異様な体験をされた話とか・・・(爆笑

いやいや、確かに、この弦の音は、痛いほどのトランジェントですね・・・うちでは、この痛さは全然でないんですよね・・・(^^;

ってわけで、2080のウーファーとしての特徴的な部分と、2090の強烈な粒立ちと・・・両方のよさを聞かせていただいて・・・続いては、また、持参のCDから・・・

ってところで、短いですが、今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/08/03 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1518.html

【1459】120624 英ウェスタンを聞きに:(4)5wayのメインを聞きまくり・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1520.html

さて、2ヵ月半ぶりのかめきち邸で、聞かせていただいたロンドンウェスタンの2090と2080の素のサウンドは、前回感じたこのユニットならではの音の由来を、更に感じられるものとなった・・・

澄んで透明度が高いのは、どちらのユニットにも共通する特徴で、軽い振動板を強力な磁気回路で高能率に動かすことで、非常に高いトランジェントのサウンドを実現してしる・・・

今回、このユニットの素の音を聞かせていただいたお陰で、このユニットに、大型のホーンと8連発の後面開放バッフルを装着し、5way化されたシステムが、どんなサウンドになっているのか・・・その感覚的な把握が、少し進んだ気がしてきた・・・

武満徹や三十弦の痛いほどのトランジェント・・・この音を出すのに苦労したと仰る所から、改めて聞いて見ると、ケリーツイーターの肌触りや、JBLの075と2405のシンバルや金管の音の粒立ちが、その音のスパイスとなっていることが少しづつ・・・

っと、何か持参のCDをかけましょうかと言う事になり・・・Fさんが、ここでどんな聞こえ方するか聞いてみたいと、ケルテックウーマンの5曲目を・・・

ここまで、聞かせていただいた傾向から、録音の粗や編集のつなぎ目があからさまにさらけ出されるかと心配したが・・・

何と、意外にも心地よい美声・美音で、意図された空間のイメージが感じられる・・・声の高いところの粒子感がツイーターの粒立ちとマッチしてシュワッと空間に広がる・・・極低域のシンセ?ドラム?が8連発のお陰で、深く包み込まれつつもすうっと通り抜ける極上の低域に・・・

続いて6曲目のダニーボーイを・・・

サ行も耳に付かないギリギリの耳障り・・・何より高いクオリティーの中高域が、素晴らし透明感を感じさせる・・・コーラスがそれぞれ綺麗に分かれつつもハモリが心地よい・・・

続いては、有山麻衣子の幻のコンサートからツエルリーナのアリア・・・

ほ〜!・・・声の透明感、実体感がとてもストレートに感じれる・・・全く作りこんだようなわざとらしさを感じない・・・柔らかくノスタルジックな感じのピアノ・・・ブリュートナ?とか言うちょっと珍しいピアノだそうだが、独特の響きの音色で、暖かく落ち着く感じ・・・背景のゴーっていう空調音が面白い・・・(^^;

で、お次は、大@神戸さん持参の一人で複数の楽器を演奏し、一発取りしたもの・・・

うわ〜!なんちゅう生々しさ!・・・システムの鮮度感がもろに生々しさに繋がる・・・自分がサックスの朝顔の前のマイクになった感じになるような、超かぶりつきサウンド!・・・凄い凄い!

っと、かめきちさんが、拙ブログを見て、普段あまり聞かないジャンルなので、入手してみましたと、Didoをかけて下さった・・・

おお!・・・こういう低音になるのか!・・・打ち込みのバスドラのアタックと響きが厚く、弾力感が・・・うちでは全然出無い、後のぶわわわわ〜んって極低音がはっきりと・・・チャッチャと入る音のキレが断然鋭い・・・これなら、ちょっとクールでお洒落なカッコいい演奏ですよね!・・・

うちでは、低域が出無いし、こんな弾力感は感じられない薄っぺらな音なんですよね・・・トホホ(;_;

続いては、メロディーガルドー・・・おっと、これ、他所で聞かせてもらったけど、うちでは、数回しか鳴らして無いなあ・・・なので、1曲目を・・・

うわっ!・・・めっちゃラウドネス・・・マイクで録った音を、全部ギリギリのレベルで、フロントのスペースに貼り付けたって感じで・・・こんなにつぎはぎがあからさまだったなんて・・・

かめきちさんが、録音や編集が悪く、鳴らなくて聞けないCDが結構できてしまうと・・・なるほど、確かに、ここまであからさまに出されると、作りが中途半端なCDは聞けなくなりますよね・・・(^^;

でも、この曲、後のストリングスの雰囲気に気持ちを持って行けば、映画のワンシーンの背景音楽を聞いてるような気になれなくはない気が・・・そう思えば、σ(^^)私の毒された耳には、気持ちよく聞くことも出来たりなんかして・・・(^^;

っと、かめきちさんが・・・周りで良いと評判のCDを聞いても、全然聞けないものが、結構あるとの事で・・・これだけストレートに粗が出ると、なるほどなった感じですね・・・

で、お次は・・・あれ?またまた短いですが、今日は、これで時間切れ・・・おそらく明日が最終?

ってわけで・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/08/04 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1520.html

【1460】120624 英ウェスタンを聞きに:(終)録音をさらけ出す鮮度とスピード・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1521.html

さて、かめきち邸への再訪では、2090&2080の素の音を聞かせていただいてから、メインの5wayを聞かせていただいたこともあって、より一層、そのサウンド傾向の特徴を知ることが出来た・・・

特に、拙ブログで書いたソースを聞かせていただいたことで、かめきち邸でのサウンドに驚き、拙宅のサウンドにガックリ来た部分が、あからさまになり、拙宅メインシステムに足りない部分が、明らかになった・・・でも、改善出来ないんですけどね(^^;

と、お次にかけられたのは・・・

【E・パニアグアのCa'lamus】ピンボケでゴメンナサイm(_ _)m
1460‐01E・パニアグアのCa'lamus.jpg

スペインの古楽器?を使った演奏のようで・・・チェンバロに似たもう少し太く低い弦の楽器?や何種類かの太鼓の演奏・・・どんな空間での録音皮からないが、金属弦の戦列な音や軽く乾いた小さめの太鼓、大きく空間の広がりを感じさせる低音の太鼓の響きなど・・・

恐らく、拙宅では、金属弦が丸い音になって、大き目の太鼓の音は、存在感がないほどか弱くなるのではないかと思われる・・・(^^;

と、つづいて、先の演奏に、女声とタンバリンのような楽器、リコーダーのような楽器の音が加わったような演奏・・・随分と奥行きがあるように聞こえる・・・やはりワンポイントの録音かな?

で、もう一度、三十弦をと・・・三味線と三十弦かな・・・弦を手のひらで叩くような鳴らし方?で、低域のリズムにしてて・・・やはり、部屋に広がる感じで・・・奥行きと空間がよく分かる・・・

それにしても、どの帯域をどのユニットが鳴らして、特徴付けているのかな?・・・やはり中高音のスパイスは2405と075・・・弦を弾く時のインパルス製の音を含めて、奥行きがどうやって出てるのか?が、非常に不思議な感じ・・・余韻の透明感が伸びる・・・

三味線の音の出方をホーンの開口部に近付いて聞いていると・・・バチ?で叩く所のバチッって音が印象深いのだけど・・・ここのインパクトを与えているのは、やはり075のようで・・・σ(^^)私の好みと言うか、興味の音色のヒントが得られた感じ・・・

つづいては、FさんのCDから、これまた民族音楽を・・・

ブルースギターのような楽器の金属弦を弾いた音の鮮烈さ、生々しさ!・・・凄い魅力的な音色・・・パーカッションの響きが空間の広さを感じさせてくれる・・・

この辺りの帯域を、075の粗さ、キツさを押さえるため、2090の巨大なホーンの中で、ホーンの1面に当ててその反射を広げて聞かせているんですね・・・

お次は、ZOOMと言うグループのCDで・・・見つけた琴をツインで演奏している・・・何でも、この琴のリード側の演奏を聞きたくて見つけた連絡先へ電話したら、演奏者のお母様が出られ、本人は出かけているからと、携帯番号を教えてもらって、演奏者本人に連絡とって入手されたのだとか・・・

【ZOOMと言うグループのCD】
1460−02ZOOM.jpg

やはり、弦の生々しさと、パーカッションの低域の広がる、自然な空間表現と横笛?の響きの広がり感が空間の大きさを感じさせてくれる・・・

つづいては、大@神戸さん持参のCD・・・

【GUILLAUME DE CHASSY】
1460‐03GUILLAUME DE CHASSY.jpg

ふわっと広がる空間が心地よい・・・ヨーロピアンジャズトリオにどことなく似た感じの演奏・・・ECMのレーベルに多そうな感じの曲調・・・この、ふわっとした空間とシンバルの生々しさは、2090の巨大なホーンと、ご苦労の末のツイーターチューニングの賜物なんだろうなと感じました・・・(^^;

と、巷で話題になるソフトが、うちではあからさまになりすぎて聞けないとの話題から・・・寺島レコードのJAZZオーディオマニア向けのCDを再生された・・・

どひぇ〜!・・・盛大にシンバルとベースをクローズアップしてる・・・無理矢理重めで弾力感を付けたベースと、スカン、シャリン、カツンと音を立てたシンバル・・・他の曲でも・・・なんかラジカセ向けに低域と高域を強調したマスタリングみたいだ、なんてコメントも・・・

ってわけで、訪問者が持参されるCDで、作りの粗を出しすぎて、聞けないことが多いのだとか・・・

一方で、録音が古くても、キチンと録ってあればと・・・68年録音のカルミナブラーナ・・・

【カルミナブラーナ】
1460‐04カルミナブラーナ.jpg

何でも、かめきちさんは、この声楽部分の語尾のサ行が耳に付くようでは駄目だと、このシステム構築のお師匠さんから仰られたのだとか・・・で、ご苦労の末、現状まで調整され、お師匠さんからOKを貰われたとか・・・

で、前回は、テラークのコープランドを聞かせていただいたが、今回は、リファレンスレコーディングスのコープランドをかけていただいた・・・

うん、そうそう、前回、この冒頭のグランカッサとトランペットの音の鮮度、キレ軽々と出る低音に驚いたんだった・・・なるほどなあ・・・こちらで聞かせていただくと、随分緩い音に聞こえますね・・・うちでテラークを聞くと、軽すぎて聞いてられないんですよ・・・

じゃあ、もう一度と、テラークのコープランドの冒頭をかけていただいた・・・

おお!・・・このスピード感に、ホントは低音の量がしっかり付いてくるんですね・・・なるほど!(^^;・・・うちでは、ここが薄っぺらいんだ・・・(^^;

中高域の鮮烈さと、低域の軽々と早い量感が伴って、このサウンドになるんだなあ・・・このスピードに乗せると、生半可な録音だと鈍って聞こえるってことか・・・

最後に、前回M氏邸で聞かせていただいた、ジョニーグリフィンのハッシャバイを・・・

【ジョニーグリフィン】1420-01
1420-01ジョニーグリフィン.jpg

ほ〜!なんちゅう太く鮮烈なサックス!!・・・なんちゅうご機嫌な演奏なんだろう!・・・ベースの音階もしっかり聞こえる!・・・うちではヘナヘナサックスにもやもやベースになってしまう・・・(^^;

いやいや、これだけ差を痛感すると、うちで聞く気がしなくなるなあ・・・(^^;

ってわけで、またまた、色々貴重な体験をさせていただきました・・・かめきちさん、今回もホントに楽しく貴重な時間をありがとうございましたm(_ _)m

お誘いいただいたFさん、ご一緒いただいた大@神戸さん、また声かけてくださいませ〜(^^;

っということで、今回のかめきち邸再訪のお話は、これにお終い・・・

デハ ^^)/~

[2012/08/05 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1521.html

37. 2020年9月03日 20:06:35 : jvGCu7fHGg : Lmp2RC5rUmZuMjI=[35] 報告

【1411】120407 かめきち邸訪問(序章):劇場用システム(米英WEによる5Way)・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1471.html

さて、今回お伺いさせていただいたかめきち邸・・・ようやく、少しおさらいを始め、お伺いした時にいただいた資料をチラッと見たんですが・・・どうも、本来は、このお話を書くには、きちんとした知識と経験を元に、しっかり書かないと、何かと大変そうだという気がして来た・・・(^^;

でも・・・ちょっと、σ(^^)私のスタンスとは違うし・・・

ってわけで、開き直っていつもの調子で行っちゃいましょう!(^^;

っと、柄にもなく、ちょっと身構えてしまったんですが・・・そもそも、今回の訪問は、拙ブログで、何度もご紹介している酒仙坊さんのお宅にお伺いした時にお会いしたFさんにお誘いいただいたもので・・・同じく、酒仙坊邸でお会いした大@神戸さんと一緒に伺ったんですが・・・

なるほど、そういうことだたんですか・・・と言う繋がりだったと・・・って言うのは、以前お伺いしたTK邸・・・この時も、Fさんと大@神戸とご一緒にお伺いして・・・

【1091】110703 TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/02]
https://mtt2.blog.fc2.com/?date=201108&page=0#entry1144

以降、全8話・・・

この7話目で、ロンドンウェスタンのユニットの音を聞かせていただいてたんですね・・・(^^;

【1097】110703 TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html

そう言えば、この時、一緒に伺った大@神戸さん、このユニットのサウンドに物凄く魅了されておられる様子で、KTさんとのお話が、物凄く盛り上がっていたなと・・・なるほど、そういうことだっただ!・・・あの時のお話に、頻繁に出て来ていた方が、今日お伺いするかめきちさんだったんですね・・・

ってわけで、大さんが非常に熱い思いを寄せる・・・っと、実は、お誘いいただいたFさんも、大きな関心をお持ちだったようで・・・その、熱い思いをお持ちのお二人と一緒に、全然予備知識も、それ以前に、このウェスタンエレクトリックの事を、ほとんど知らないままに、お伺いしたと・・・

で、余りに無防備過ぎるもと言うのも何なので・・・チラッといただいた情報では・・・このかめきち邸は、数年前にMJ(無線と実験)誌で紹介されいるということで、記事を拝見すると・・・

あらら!・・・何と言う巨大なシステム・・・(@@;

【米英ウエスタンによる5ウェイ】(かめきちさんより頂いた画像)
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20120617064625c76.jpg

ま、元々映画館用のシステムですから、当然と言えば当然ですね・・・

で、これだけの機材・・・当日、一つ一つ、お聞きする訳にもいかないので、後日、かめきちさんから頂いた、システムの構成についての情報を次に・・・

「かめきちさんから頂いたシステムの情報」

スピーカーは5チャンネルのマルチで超高域がデッカのケリー、
高域がJBLの075+2405、中高域がWE594A+日本ビクターの12セル木製ホーン、
中低域がWE15Aホーン+ロンドンWE2090A、低域がロンドンWE2080Aが8個
付いています。
WE2080AもWE2090Aもパーマでフィールド型ではありませんので扱いは楽です。
ウーファーのインピーダンスはシリパラの結線で32Ωにしています。
アンプは超高域と中高域が6L6のWE、高域が6L6のRCA、中低域がロンドンWE2056A、
低域がカウンターポイントのOTLです。
プリは1969年2月号のラジオ技術誌に和田茂氏が発表したSRPP回路のコピーアンプです。
国内では製品化されずにオルトフォンがプロトタイプを発表して、製品化はSMEだったでしょうか?

なお、最後に聴いていただいたアンプは
京都・宝塚劇場:
 2080A×6(LF)+(LFホーン不明)、2090A×3(HF)+2094A×3(HFホー ン)、2040A×3(Amp)
劇場が取り壊される時に産廃として捨てられた物です。
ちなみに、わが家の正面のラックに入っているアンプは大阪の通天閣の下にあった
新世界グランド劇場にあったもので吉本興業総務部のシールが貼ってあります。
これも廃棄物でした。

っとのことで・・・最後に聞いたアンプと言うのが・・・

【京都・宝塚劇場のアンプ】
1411-02京都・宝塚劇場のアンプ.jpg

それから・・・正面のラックのアンプと言うのが・・・

【新世界グランド劇場のアンプ】(かめきちさんより頂いた画像)
1411-03プレーヤーとアンプ.jpg

っと言う訳で、Fさん、大@神戸さんと、かめきち邸最寄駅で待ち合わせ、いよいよお宅へ・・・

駅からは、車で程なくの閑静な住宅街の中・・・って、MJ誌のバックナンバーをお持ちの方ならお分かりかと思いますが・・・σ(^^)私、知らない土地じゃありません(^^;

で、ご挨拶の後、早速お部屋・・・と言うか、ほとんどこのシステムのために作られた家と言う感じで、1階の大きな吹き抜けリビングが、丸ごとシステムのための空間・・・

おお、記事に載ってた通りのシステム・・・って、なんちゅうでかさ!(@@;

いやいや、実物のあまりの大きさに、目が点!・・・(^^;

はたして、この巨大システムは、どんな世界を聞かせてくれるんだろう?・・・

っと、毎度、中途半端ですが・・・今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/17 07:00]


コメント

いやーSPでかいですねー
おはようございます。
SP大きめの私が言うのもなんですが流石にこのSPは立派な大きさですね。この後のレポートが楽しみです。
[2012/06/17 16:32] URL | 吉田兼好


Re: いやーSPでかいですねー
吉田兼好さん、こんにちは。
映画館用のSPですので、その大きさは、流石に一般家屋の中で見ると・・・(@@
そういえば、近くに巨大なコンクリートホーンの喫茶店(ブルーライツ)があったのを思い出しました(^^;・・・お元気にやられてるのかな?やられてるようなら、今の耳でもう一度行って見ないと・・・(^^;
[2012/06/17 18:05] URL | Mt.T2


なるほど、ブルーライツですか
私も行ったことがないので機会があれば言ってみたいです。
[2012/06/17 21:25] URL | 吉田兼好


Re: なるほど、ブルーライツですか
1ヶ月くらい前に、近くまで行ったので、前を通ったら営業されてました。
時間がなかったので、それだけ確認して、結局、まだ・・・(^^;
[2012/06/18 08:53] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1471.html

【1412】120407 かめきち邸訪問(1):不思議な感覚・これがホーンの鳴り方?・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1472.html

さて、かめきち邸に到着し、お部屋へ入って・・・とにかく、まずは、そのSPシステムの巨大さに驚いちゃって・・・思わず、口をついて出てきたのは・・・でかい!・・・って、一言・・・(^^;

何でも、Fさん、大@神戸さん共に、3年ほど前の訪問で、大きな衝撃を飢えられ、それ以来、いつかはこのユニットの音をと思われるようになったとか・・・

もともと、映画館にウェスタンのシステムを組んでおられたかめきちさんの先輩の方が・・・ご自宅にも、システムを組んで楽しんでいらっしゃって・・・その方が、ウーファーは4本だったそうですが、部屋さえあれば、インピーダンスの関係で、8本が理想的との話があって・・・それなら、かめきちさんがやりましょうということで、8本にされていらっしゃるとのお話が・・・

で、そろそろ安定してきたと言う事で、まずは、いつもの曲をとかけられたのは・・・コープランドの市民のためのファンファーレ・・・

と、聞かせていただく席をどこにしょうかと、うろうろしていると・・・ウェスタンのSPは、映画館用のSPなので、どこで聞いても大丈夫と・・・曲が始まった・・・

!(@@・・・全然違う・・・うん?どういう鳴り方なんだろう?・・・???

通常、あちこちで聞く、ドッワ〜ンドワンドワンという、これでもか!的な重みのある床辺りの下の方から沸きあがるような思い衝撃波じゃないんです・・・

あの、大きな直径の太鼓の皮から、軽々と空気の衝撃波が伝わってくる感じとでも言いましょうか・・・空気の圧縮された塊がぶつかって来るんじゃなくて・・・

実際には、軽々とした低域の音と響きが飛んで来て、物凄く軽くて早い低音なんだけど、その衝撃波は重く押し寄せてくる・・・パルス波をそのまま音で浴びてるような・・・

何だか、上手く表現できないんですが・・・実際の空気の重みは、少し軽く感じるものの、実家の祭礼で聞く、身の丈もある大太鼓の音の出方に凄く近い感じがするんです・・・(^^;

っと、金管のセクションが・・・何で?どうして?・・・音が出てくるはずと思っている位置とは、全然違う所・・・何か、遥かずっと向こうの方から・・・壁よりまだ2mくらい向こうから音が聞こえて来る感じが・・・

何だろう?・・・壁の辺りから向こうにずっと並んだオーケストラが・・・個々の楽器の出音は、それぞれが、細かな音まで克明に、別々に離れた位置で鳴っていて、それが5〜6メートルくらい離れた客席に届いてくる・・・

あっ・・・古い劇場型の映画館で、スクリーンを上げたステージにオーケストラがいて、劇場の10列目くらいの真ん中で聞いているような感じとでも言うんでしょうか?・・・(^^;

じゃ、もう1曲、短いの行きますと、かけられたのは・・・映画のオープニングのような軽快なマーチ?・・・すみません、曲名分からなくて・・・

曲に合わせて撃たれる大砲の音が、何とも軽々と・・・やっぱり、そこの何メートルか先の楽器で演奏されている音を聞いている感じ・・・先ほどの曲より、パルス性の低音が軽々と鳴っていて、床の振動が上手く重なって、音の重みも伝わってくる感じに・・・

いやいや、何か、無意識に音が、こう出てくると思っている出方とは、全く違うので、頭がついていかないというか・・・あれ?どうして?と言う思いで頭はフル回転・・・

じゃ、次は、春祭の最初をと・・・

うん、音の鮮度?・・・普段聞いてる感じでは、聞こえて来る音から、あそこら辺がステージで、この楽器は、あの辺りから聞こえてくる・・・そんな感じなんですが・・・

あそこで演奏している楽器の音が聞こえてきてて・・・その音が反射して響きになって、こんな感じの大きさの空間の響きとしてこっちへ伝わってくる・・・

あれ?あそこで演奏している楽器の音は、ホールの響きがちゃんとついて聞こえるのに、ここで皆さんが話している声には、ホールの響きが着かないのは何故?・・・何て、当たり前のことが不思議に思えるような、倒錯した感覚が違和感のような気さえしてしまう・・・

何か・・・そう、マルチマイクの録音で、個々の演奏をマルチマイクの位置で聞いているほど、克明で無加工、スッピンな音が、ホールの響きと被らず、別々のまま直接届くような・・・

コンセルトヘボウでの録音だそうですが・・・何か背景のノイズまで浮かび上がる感じで、あたかもその空間に、自分も入り込んでいる気が・・・

いやいや、何か、今まで体験した事の無い音の聞こえ方で、全然、感覚と頭の思考が関連付かない・・・なんとも不思議な感じが・・・

ってわけで、のっけから、何ともはじめての不思議なサウンド体験に頭は大混乱・・・

果たして、この凄い出音と頭の理解の間は埋まるのでしょうか?・・・つづきは明日・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/18 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1472.html

【1413】120407 かめきち邸訪問(2):金属振動板のパルシブでハイスピードな音・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1473.html

いやはや、一体何を書いているの?・・・何だか、説明し難い、初めての聞こえ方だったと言うのは分かるけど・・・何がどう違うのか?・・・さっぱり分からない(^^;

普段聞いているSPとは、音の出方が全然違う感じがして・・・おまけに視覚的なインパクトが大きく?・・・どこで、どう鳴ると、今聞こえている音になるのか?・・・聞こえている音と、頭の中の理屈が繋がらないので、頭の中は、「?」で満たされている状態・・・

【とにかく巨大】
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20120619051316faa.jpg

冒頭、クラシックを数曲聞かせていただいて、とにかく音の鮮度感、エネルギー感の強さ、追従性?立ち上がり、立下りがめっちゃ早いことに驚く・・・音が異様に軽々と出ている感じなのだが、個々の音は、異常なほどのエネルギーを持っている・・・

何か、個々の音の要素が、1つずつは、物凄く小さな粒子なんだけど、全部、パルシブな空気の破裂の重なりで出来ているような・・・

中域〜高域は、ドライバの金属振動板が空気を弾き飛ばす様を、至近距離で耳をあてがうようにして聞こえる音が、実際には、何メートルも離れた今いる位置にそのまま届いて来るような・・・

で、その中域〜高域のスピードに合わせて低域も出そうとすると・・・パルシブな低域を再現できる軽いコーンのユニットで、早すぎる低域に、実際の楽器の演奏音のエネルギーを持たせるために、ウーファーが8本も要るってことか・・・って、自分で書いてて意味が分かってない・・・(^^;

っと、次は、軽めのを行きますかと・・・かけられたのは、ギターと女声ボーカル・・・Tuck & PattiのTime After Time・・・

【Tuck & Pattiのベストから】
1413-02Tuck & Pattiのベストから.jpg

う〜ん・・・不思議!・・・音が鳴っているのは、間違いなく、数メートル先なんですが・・・耳に届く音は、ボーカルもギターも、まるで、マイクの位置、音が出ているその場所で聞こえて来る音・・・

何か、めがねをかけて数メートル先、演奏してるステージを見ると・・・実際に見えるのは、弦を爪弾く指から、歌を歌う口から、ほんの30cm離れた位置で見ているようなどアップ!・・・

そんな感じなんですが・・・???・・・やっぱ、分からんかな?(^^;

っと、お次は、続けてギターをと・・・フェイキーのTo The Limitから、Close to Youを・・・

おお!なんちゅうトランジェント・・・と言うか、リニアリティー?・・・う〜ん、やっぱり音が極めてパルシブな感じ・・・

あっ!・・・やっぱそういうことなんだ・・・金属振動板のパルシブでハイスピードな音を、間近で聞いてるような音が耳に届いてるんだ!・・・

自宅でも聞いたことのあるCDをかけていただいて、その音の出方、聞こえ方の違いが、何となく地続きなイメージに近付いた!・・・

以前、伺ったお宅で、CD再生をカラオケ?にして、生のサックスを聞かせてもらった時に感じた、SPからの音と、生音との違い・・・CDをオーディオ再生することでなくなる部分が、あるんじゃないか?・・・それが、パルシブなほどの音のスピードとエネルギーなのかな?・・・何となく、そんな気が・・・

そうそう、三味線や和太鼓など、和楽器に特徴的に感じる音のインパクト!・・・これが強烈に強い!

何となく、おぼろげに音のイメージが目に見えるSPシステムから放たれる、音の仕組みと近付いて来たような気が・・・(^^;

じゃ、ちょとアナログをかけましょうか?と・・・トム・ウェイツの娼婦たちの晩餐〜ライヴを・・・

【トム・ウェイツの娼婦たちの晩餐〜ライヴ】
1413-03トム・ウェイツの娼婦たちの晩餐〜ライヴ .jpg

う〜ん、凄い音の立ち方!・・・でも、ホーンって、こう言う音の出方なの?・・・何か、イメージではガンガン前に音が出てくるって印象を持っていたんですが・・・確かに、音の実体は、目の前30cmの一の音なんですが・・・この巨大なSPの顔からすると、ずっと奥のほうから聞こえて来る・・・

試しに、この巨大SPの後の音を聞きに、少し覗き込んでみたんですが・・・これまた思ったのとは、大違い・・・後方からは、ほとんど音は聞こえていない感じ・・・

それにしても、濃い音だな〜!・・・個々の音粒が立っているので、単に音の粒子の隙間が埋まっただけのアナログとは違う気が・・・と言うか、音の出方がそもそも違う・・・

っと、ホンの少し、音の出方が分かって来て、もう少しで頭の中で、イメージと理屈が繋がりそうな気がして来た・・・が、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/19 07:00]
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コメント

凄い装置を聞かれましたね。
知る人ぞ知るユニットです。
?の理由は音場です。
感激なさったのは質です。
?を解決するのは空間です。
距離が位相の問題、定位の問題、
送られた信号の質を解決するからです。発音体、ユニットの世界最高クラスを聞かれたのです。
マルチシステムのユニットの位置に
通常のユニットを置くとしたらもう
良いところは有りません。反対に
Mt.T2さんのスピーカーの位置に
それらのユニットをはめるとします。
(実際大きすぎて不可能)それなら
?は消えうせてもう最高の満足感となるでしょう。あのような巨大なマグネットとユニット製作者の感性がなしえた音質が小型のユニットでも可能になれば貴方は満足なさるでしょう。
現状で頑張る残された方法は送り出しの質を上げるしかありません。
[2012/06/19 08:26] URL | スタジオマン


スタジオマンさん、こんにちは。
今回のおさらいをするにつれて、少しずつ「?」は解消して来ています。
仰る通り、当初、その構造を認識していなかった事もあって、聞こえてくる音場が、何故そのように出来上がるのかが不思議でなりませんでした・・・明日の日記にその辺りのお話が出てくるかと思いますが、そのクオリティにはただただ感心するのみです・・・何故今のユニットはその方向に無いの?(^^;
σ(^^)私の疑問の方向に答えはなく、送出しのクオリティーを上げるしか方法がないとは・・・
ちょっと寂しすぎる現実ですね・・・
DSDの優秀な録音ソースをキッチリ出し切って、このシステムで聞かせていただいたら・・・想像すると、ちょっと恐いものさえ感じます・・・(^^;
[2012/06/19 14:52] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1473.html

【1414】120407 かめきち邸訪問(3):この音は現代システムではどれに当る?・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1474.html

う〜ん、凄い!・・・でも、ちょっと感覚と、?だらけだったお馬鹿なσ(^^)私のおつむが、繋がり始めた・・・ヘッドホンで聞こえる音を、SPから出せても、同じ音になんかならないよ!・・・

それは、振動版との距離が違うんだから当然なんですけど・・・録音状況にはよるけれど、ホントは、マイクに捕らえられた音は、その場所で聞こえた音のはず・・・

だから、まずは、一旦ソースに入ってる音を、全部聞こえるようにして・・・そこから音楽をより深く楽しく聞けるようにできないのかなあ・・・

そんなの当然無理!って思ってたことが、今ここで起きているんですよね?・・・いやあ凄いです!

でも、こうやってソースに入っている音が、全部聞こえてくると、驚くべき事が!・・・古い録音でも、いかに物凄い音が入っていたか・・・アナログは勿論、間引きデータであるはずのCDでも・・・

っと、それじゃあ、ちょっと、音のレコードでも聞いてみますか?と・・・

【烈!驚異的なパルス音】
1414-01鮮烈!驚異的なパルス音.jpg

パーカッションだけの演奏をダイレクトカッティングしたものだそうで・・・これをかけられた・・・

げっ!(@@;・・・炸裂音が直接耳から脳へ!(^^;

痛いほどの音なんですが・・・でも、実際はそうですよね!・・・だって、ぶっ叩いた音なんですから当然なんですが・・・普通のSPで聞いてもこうは聞こえない・・・いつの間にか、諦めのレベルで聞いている・・・こんなもんだと・・・ところが、この巨大なシステムから聞こえて来る音は・・・っていうか、そのぶっ叩いた位置から音が、直接にぶっ飛んでくる!・・・

ま、だから何やねんってことで・・・切りがないので、音楽を聞きましょうと・・・

でも、あまりの衝撃に、σ(^^)私は、思わず聞いてしまった・・・何で、今のSPは、こういう風に鳴らないんですかね?・・・何だか、普段聞いているSPが、どんなに鈍重な音を聞いていたのかを思い知らされるばかりなんですけど・・・

心の声(この技術は一体どこに行ったんでしょう?・・・現代ハイエンドの世界も、この方向じゃないし・・・何故?・・・録音現場は?・・・録音スタジオとかならこう言う音を聞いて作品を作ってるの?・・・でもそれを、うちのようなシステムで聞くと、何もかもが無くなっちゃう?・・・このシステムを今にすると、どんなシステムになるの?・・・)

それは、機材がちょっと違いますからね・・・プロ機と民生機は、明らかに違うので・・・この辺のウェスタンのプロ機は、当時は、ユニット1個でも、家が1軒買える位の価格でしたから・・・とんでもない金額の開発費をかけていましたから・・・それが、全部集めれば、車並みには要りますけど、当時の金額に比べれば、今はゴミのような額で入手できるんですからと・・・

なんでも、かめきちさんも、このプロ機での音を最初に聞かれたときの衝撃は、極めて大きくて・・・それまで、自分のシステムの音が、一番良いくらいに思っていたのに・・・あまりの衝撃に、そのシステムは、プレーヤーも含めて、全部売っぱらって・・・その衝撃のサウンドを出せるようにと、一から揃えて行かれたのだとか・・・

っと、続いて、定盤ですけどと、かけられたのは、エリックドルフィー・・・

【ブルーノートの定盤】
1414-02ブルーノートの定盤.jpg

うわっ!・・・なんちゅう実体感・・・ブルーノートは音が・・・って言われる方もいらっしゃるけど、これを聞いても、そんな事が言えるのか?・・・全部の音を元の演奏のエネルギーのまま再生・・・この音の濃さ、強さは何なんだ?・・・

この、ブルーノートのカツン!って言う音、楽器の質感みたいなものレコードでしか出無いですよ、CDではと・・・

いやあ、ビックリです!・・・でも、今、頭の中が?だらけで・・・音の出方が、今までのσ(^^)私の知っている感覚とは違うので・・・何でなんだろう?の状態です・・・

SPの見た目からは、ホーンの印象から、ラッパは前に音が出てくるものと思ってたんですが・・・

何であんなにホーンの開口部より、向こうで鳴ってると言うか、壁より向こうに浮かんでいるように聞こえるんでしょうか?・・・

っと、家とどう違うか聞いてみますか?とかけられたのは、J-Pop?・・・太田ひろみ・・・

いやいや、凄いなあ!・・・もし、当時こんな音で聞いてたら、おかしくなってるかも(^^;

何か、存在感がまるで別世界・・・ほとんどスタジオライブの鮮度と存在感・・・

何か発音体が全く別物・・・目の前の空間と違う空気に・・・直接音がそのまま伝わって来る・・・波で届くというより、空気という固体を伝わって来るんじゃないか?って思う程のダイレクト感・・・

元々、映画館用のシステムだから、台詞が良く聞こえるようになっているのは当然・・・

っと、前に来られた方が、シモンズの録音が良いと、リクエストされたと言う話しになって・・・ハード・オフのえさ箱で100円で売られていたと・・・シモンズをかけられた・・・

【ハードオフのえさ箱で100円!?】
1414-04ハードオフのえさ箱で100円!?.jpg

ダハッ!・・・なんちゅう生々しいギター・・・凄く豪華な演奏・・・ストリングスまで・・・なんと言っても物凄く安心して聞けるバランスで、篭りや濁りをほとんど感じない・・・元々はこんなに凄い録音だったんですか・・・

ここで、何を思ったか、ふとSPシステムの裏側を拝見・・・あっ!なるほど・・・そういうことか!

と、ようやく、もやもやが晴れそうに・・・っと、残念、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、肝心な所で中断しちゃいましたが、つづきは明日・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/20 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1474.html

【1415】120407 かめきち邸訪問(4):このホーンでこう聞こえるのか!・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1475.html

さて、かめきち邸の珍しくて貴重な機器郡によるシステム・・・特に、低域と中低域をロンドンWEのユニット、中高域がWEのユニットと、音の骨格となる部分が全て英米のWEのユニットで構成されるシステムを聞かせていただいているわけですが・・・

その音の出方には、驚くばかり・・・まるで、振動板の音を間近で聞いているかのように、大量の音なのに、鮮明に、高い解像度のまま、耳に入ってくるような感覚・・・

ある程度の性能のヘッドホンで聞いた時に感じる、ソースにはこんなにたくさんの音が克明に入っていたのかと言う感覚に近く・・・それだけの量の音達が、目の前、数メートル先のステージで演奏される楽器から、驚くほどに鈍らず、濁らず、混じらずに、直接耳に飛んで来る!・・・

何に驚くかって?・・・ソースに入っている音を、これだけ質の高いまま耳に聞こえさせ、その実、出音の位置とステージのイメージを、形作る・・・

σ(^^)私の頭の理解では、相反するはずの事が何気なく起きている・・・

ここまで聞かせていただいた冒頭は、その驚くべき状況自体が、まだまだ認識できていなかったものの、機器進むうちに、その音の質の高さは、やはりドライバの性能と質が極めて高いのだろうと思い当たるように・・・まさに、ドライバの振動板で音に変換されたそのままを耳で聞いているのだろうと・・・

【とにかく巨大なシステム】1413-01
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ただ、その音が、目の前のこの巨大なシステムの印象とは全く感家なく、前方のステージ上の楽器やボーカリストの口から聞こえて来る・・・

っと、今度は民族音楽をと・・・ラジオフランスが、それこそマイクと録音機だけのシンプルな機材で録ったものだそうですと、このレコードをかけられた・・・

【民族音楽のレコード】
1415-01民族音楽のレコード.jpg

う〜ん、凄い鮮度・・・金属弦の琴のような音・・・ジャケットを見ると、このびわの親戚のような楽器の音なんですかね?・・・正に金属の弦を弾いている様を間近で見ているかのような音の衝撃波・・・

でも、弾いているのはあそこ・・・数メートル先のステージ・・・

実際、後からお聞きした話しでは、この音の最も重要なポイントは、各ユニットが受け持つ帯域とその繋がりだそうで・・・この5Wayの肝は、チャンデバの調整にあるとのこと・・・そこには気の遠くなるような道のりがあったであろうことは、想像に難く無い・・・

ただ、まだ、この時点のσ(^^)私には、それを考え、イメージするには至ってなかった・・・それよりもこの音と頭のイメージとを、どう繋ぐのか?の方に逝きっ放し・・・(^^;

で、お次にかけていただいたのは・・・デューク・ジョーダントリオのジャパンライブ・・・

【デュークジョーダントリオのライブ盤】
1415-02デュークジョーダントリオ.jpg

おおお・・・ホールのステージで演奏されるJazzライブを客席から聞いてる感じ・・・なんちゅうホンマっぽいの?(@@・・・ドラムの皮を叩く音が何ともそれらしく聞こえる・・・

それと、このシンバル・・・あっ、そう言えばさっきのエリックドルフィーの時も感じた・・・めっちゃ快感な音・・・カツン、ジュワ〜ンって・・・この音、あの要素?・・・

で、ここで、曲が終わって、SPシステムをしばし拝見させていただいた・・・

っと、やっぱりそうか!・・・聞こえる音とシステムの構成とが、頭の中の関連情報と一部繋がった・・・JBLの075・・・やっぱりこの音はこのドライバの魅力か!・・・

で、横からSPシステムを見て・・・

【このホーンの構造が!】
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なるほど!そういうことか・・・やっと、音のイメージが頭の中の頑固な屁理屈やろうと繋がった・・・まさに、強烈にクオリティーの高いドライバの音を、これだけの長さの音道を使って、その質まま開口部へ届けている・・・

そうか・・・ホーンって、もっと前へ前へと音を投げてくる・・・SPのフロントの面構えより前に来ることもあるって感じだったけど・・・あの振動板の位置が本来の出音の基点なわけか・・・

なるほど・・・だから壁の向こう側を基点に、ステージを感じるってことか・・・う〜ん(^^;

と、次にかけられたのは・・・何とカラーレコードのY.M.O・・・

ダハッ!・・・なるほどね、打ち込み系がこう言う軽がるビシッと決まる音に・・・シンセのイフェクトする元の音がわかってしまいそうな解像度・・・

う〜ん・・・普段、ファットで鈍重な音を聞き慣れているσ(^^)私の耳には、まるで別のミックスかのように聞こえる・・・この歯切れ良さ、疾走する音のスピードが凄いなあ・・・

じゃ、大きなシステムの最後に・・・と、Fさんが持参されたCDを・・・

【パイプオルガンを】
1415‐04パイプオルガンを.jpg

トッカータとフーガから、9とラック目を・・・

ああ、パイプの中を通って出てくる空気の振動がそのまま聞こえ・・・その音がホール?にはね返って空間を作る音が聞こえて来る・・・

なるほど、やっぱり、こういう鳴り方になるんですね・・・ようやく、耳と頭がつながって、地続きで出音のイメージが届くようになっりました・・・

っと、それじゃあ、大きいのはここまでにして、小さいのを少し・・・

が・・・残念、今日はここで時間切れ・・・つづきは明日・・・最終話?(^^;

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/21 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1475.html

【1416】120407 かめきち邸訪問(終):フルレンジもストレスの無い空間が・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1476.html

さて、かめきち邸でのロンドンウェスタンサウンド体験・・・ま、実際には米WEやJBLの075、デッカのケリーツイーターも組み合わされての5Wayを聞かせていただいたわけですが・・・

あっと、そう言えば、シンバルのカツンって音が075のテイストでご機嫌なんて書いてましたが・・・トライアングルのチ〜ンとか、この辺りの音を支配しているのは、実はデッカのケリーツイーターなんだそうで・・・

拙ブログで、他のお宅訪問でも時折出てくるマーラーの3番の最初の方に出てくるトライアングルの音が、演奏会場での雰囲気通りに出なくてこの帯域の調整に苦労されたとのことで・・・(^^;

っと、そうそう、何の脈絡もありませんが、メインシステムを駆動しているアンプ群の画像を入れるのを忘れてました・・・(^^;

【こちらの貴重な駆動系】
1416-01駆動系.jpg

ご存知の方には分かるのかも知れませんが、こちらも非常に貴重なアンプ達・・・おっと、ひょっとすると、低域が軽く爽やかな瞬発力を持った独特の鳴り方には、カウンターポイントのOTLアンプの性格もあるのかも?・・・毎度の視覚プラシーボかも知れませんが(^^;

っと言うことで、ここまでがメインシステムで・・・最後にちょっと、ちっこいのも聞きましょうかと・・肝心なところをきちんと撮った画像がなくて(^^;・・・下の画像の右のバッフルの左上・・・薄い布地で覆われた穴の向こうに取り付けられた20cmのフルレンジユニット・・・TA4189だそうな・・・

【小フルレンジを聞く】
1416‐02小フルレンジを聞く.jpg

この小さなフルレンジ・・・って、メインの大きさからは、小さいと言わざるを得ませんが、言っても20cmのフルレンジですので、フルレンジとしては、大きな方ですかね?(^^;

で、駆動するのは、こちらのアンプ・・・

【京都・宝塚劇場のアンプ】※130101画像が間違ってましたので差替えましたm(_ _)m
1411-02京都・宝塚劇場のアンプ.jpg

何でも、京都・宝塚劇場が取り壊される時に産廃として捨てられたもので・・・2080A×6(LF)+(LFホーン不明)、2090A×3(HF)+2094A×3(HFホー ン)、2040A×3(Amp)って構成だそうです・・・

ってわけで、かけられたのは・・・非常に個性的な女声ボーカル・・・

いきなり気持ちを鷲掴みされるような憂いのある雰囲気で・・・シャンソン?・・・ZAZ(ザーズ)というストリートミュージシャン出身のフランスのボーカリストだそうで・・・

いやいや、良いですねえ・・・このなんとも言えないハスキーボイスのけだるいフランス語・・・ノスタルジックな雰囲気にドップリ・・・勿論、帰宅後ポチッと・・・でも・・・(^^;

っと、Fさんが、以前ここで大貫妙子を聞いて、思わずポチッとしたとの話から・・・大貫妙子をかけましょうか?と言う事になり、ピュアアコースティックから雨の夜明けを・・・

ほ〜やっぱり、同じ傾向の音がするんですね(^^;・・・勿論上と下は無いですが、ボーカルの浸透力と言うのか完全に安心できる中域中心の心地よいバランス・・・バックのストリングスが程よく背景に広がって・・・とにかくストレスを感じない自然な感じの音・・・

これが、箱の無い音・・・平面バッフル前提のユニットの力なんでしょうか・・・下手に安価な国産ユニットなんかを平面バッフルで鳴らすと、素っ気なさ過ぎて、安っぽいだけの音になるんですが・・・全くそんな心配の要らない充実のサウンド・・・

っと、この曲の後は、このリクエストが多いんですと・・・大瀧詠一がかけられた・・・

ふ〜ん、何とも懐かしい感じのサウンドですね・・・ドライブの時、カーステレオから良く流れてたなあ・・・でも、ドラムやベースの締まりと言うか軽快さは、平面バッフルだからこそ?・・・(^^;

何とも安心感と、意外に広がりのあるサウンドに、思わずまったりと・・・

っということで、これにてかめきち邸の演奏は終了・・・

で、ウェスタンの歴史やユニットに関係する資料とお土産に貴重なレコードまでいただいて・・・・

しばし、資料を元にウェスタンのユニットの話で少々盛り上がって・・・

お近くのご友人で、同じくウェスタンのシステムを楽しまれているM氏邸へと移動することに・・・

いやいや、ホント、貴重な体験をさせていただいて、大変ありがとうございましたm(_ _)m

余りに、大きく、たくさんの刺激や衝撃を受けまして・・・もう既に飛びっきりのサウンドで脳みそ満腹状態ですね・・・

果たして、このおさらいがどうなりますことやら・・・なんて思ってた結果がこうなったわけですが・・・やっぱ、まだまだ消化できる所までも辿り着けず・・・

でも、お次のM氏邸もおなじくウェスタンのシステム・・・

また、違った感覚、視点でおさらいができるかな?

ってわけで、そのお話は、明日から・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/22 07:00]

コメント
フィクスドエッジのユニットは張りのあるいい音がします。下手な箱に入れるよりも平面バッフルで鳴らす方が面白いでしょう。
この手のユニットは裸で転がしてならしても表現力が豊かな音でビックリします。

EMTのデッキを下から支えて底を浮かせるとSNが上がり本来のEMTの音を味わえるんですが・・・

元々ビンテージ派でしたから古い物の良さも限界も理解出来ますので勿体ない気がしました。
[2012/06/22 11:49] URL | 大佐


大佐、こんにちは。コメントありがとうございますm(_ _)m
当日は、メインのサウンドで受けたインパクトが大きくて、このフルレンジの良さをきちんと実感できてなかったようで・・・同じ曲を拙宅で聞いてようやく認識・・・ってか、撃沈(^^;

σ(^^)私は、アナログターンテーブルの、ちゃんとしたものを使ったことがないので?ですが・・・多分、リジッドな設置ではなく、柔構造のセッティングをされていたように思います・・・たぶん(^^;
[2012/06/22 12:49] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1476.html

【1417】120407 時間稼ぎのコーヒーブレイク:楽しみの循環・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1477.html

さて、かめきち邸で、巨大なロンドンウェスタン中心の5ウェイシステムのサウンドを体験させていただいて・・・未熟な頭には、にわかにはついていけない、初めてに巨大ホーンの音の出方に接し・・・興奮も冷めないは、その音の出方についての理解をしようと頭はフル回転・・・

ま、一種のカルチャーショックのような状態で・・・とは言いつつ、聞いたことのある曲を聞かせていただいたり、最後にフルレンジを聞かせていただいたことで、少しずつ、元の自分の世界との隔たりを地続きに繋げる事が出来てきた感じ・・・

って、フルレンジと言っても、これまた平面バッフルで、おまけに鳴らしたアンプは、これまた貴重な劇場用・・・地続きと思えるかな?って疑問を残しつつ、それでもメインシステムとの隔たりに比べれば、まだ、現実的に、頭の中の印象に繋げやすい・・・

え?なんの話しかって?・・・いや、ただ、聞こえて来る音が、視覚から入ってくる部屋の情報やシステムの情報、頭の中にあるこれまでの経験や記憶から、この部屋で、こう言うシステム、こういうSPで、こう言うセッティングで鳴らすと、こんな風に鳴るんだ・・・

こう言うユニットだから、こう言う構造だから・・・この音の特徴は、このユニットの影響かな?とか、この特徴はこのアンプの影響かな?とか・・・加えて、おお!この音、こんな音が出せたら良いなとか・・・この曲のイメージがこんな雰囲気になるのは、音のどんな所の影響?効果?によるのかな?とか・・・どうすればこんな楽しく乗れる音になるんだろう?とか・・・とか・・・

それに加えて、おっ!この曲めっちゃいいな!なんて、新たな音楽や曲との出会い・・・

で、一番好きなのが・・・こんな風な音が出したくてねえ、ここをね、こんなことして、ああしたり、こうしたりして、やっとこんな風に鳴るようになったんだよとか・・・主の方の考えや熱い思いに触れて、更には、その情熱の結晶であるサウンドを聞かせていただいて・・・なるほど!すごい!良いですね!って、その思いの詰まったサウンドに共感できる事・・・

もう、まるで、その熱く滾る思いと、情熱のエネルギーをおすそ分けいただくような感じ・・・

これが、たまりませんよね!(^^;・・・えっ?お前はオフ会に何しに行ってるんだって?

いや、正にこの素晴らしい、1回こっきりの興奮と感動の体験、新たな発見、情熱のエネルギーを分けてていただくために(^^;・・・だから、いつも大喜びなわけですね!・・・(^^;

って、何だか、全然関係ない話しに行っちゃいましたね・・・ハハハ、得意の時間稼ぎです(^^;

このおさらいをする事で、当日の気付きや感激に、それ以降の経験から、埋まらなかった部分が埋められたり、新たな視点での気付きが出来たり・・・ああ、そうか、そういうことだったのか!なんて・・・

それと、同じ曲を自分のシステムで聞いて・・・ガックリ・・・

まあ、ほとんどの場合がそうですね・・・あれ?何でうちではこんな音しか出無いんだろう?・・・ひょっとしたら、こんな風にするとあんな音が出るかな?とか・・・でも、一方で、この曲は、あのお宅で聞いた雰囲気で鳴ってるつもりって聞き方すると・・・おお!やっぱこの曲良いよなあ!・・・って

次から次へと新たな興味が湧いて・・・いくつも、何度も感激の追体験が・・・

で、そんな事を続けてると・・・あっ、そういうことか!・・・この音はこう言う機材・回路の特徴なんだとか・・・こう言う要素を入れるとこんな雰囲気に変えられるんだとか・・・こう言うシステムでこう言う部屋だとこんな風に・・・こんなおき方をするとこんな傾向に・・・とかとか・・・

色んな記憶や体験のパーツが、ある時、パパパって繋がって・・・今まで分からなかった事が分かったり、気付いていなかった事に気付いて、新たな発見に繋がったり・・・で、ああそうあか!なるほど!・・・って思える時や事柄に出会える・・・

これがまた、楽しいんですね!・・・

で、この訳のわからん、要点の定まらない、ただただ長いだけの拙ブログ・・・これを時折見返すと・・・ああ、そうだったの!・・・とか・・・ちがうよ!こんなことも分かってなかったの?・・・うん?ってことは、それが分かるようになったんだ・・・とか・・・

これまた、新たな気付きや、感激の種になったり・・・あっ、あの頃は、興味も湧かなかったけど、これ、ちょっとやってみたら良いかも知れない・・・とか・・・新たなヒントになったり・・・

で、更には、遊んでもらった方々から、今度あそこへ行ってみない?とか・・・こんなんやったら凄く良くなったんで、また聞きにおいでよとか・・・今度、こんな事やるんだけどどう?とか、お声をかけていただいたりして・・・

もうね、面白いこと、楽しいことが、グルングルン回るんですよね・・・いやあ、もう最高!

ただ・・・次から次へと遊びに行くもんですから・・・おさらいが追いつかない(^^;・・・現在の遅れは2ヵ月半・・・(^^;

これが、唯一最大の課題ですね・・・ノートのφ(..)メモやボイスメモでおさらいして・・・手持ちの同じ曲を聞いて・・・日記をアップして・・・おさらい中に気付いた事を試したり、手に入れたCD聞いたり、映画見たり・・・その内、また新たな面白そうなことを思いついたり見つけたり・・・う〜ん、もったいなくて、寝てなんかいられない・・・(^^;

とは言え、現実問題、そんな訳にはいかないし・・・で、結局、おさらいが遅れてしまって・・・

ハハハ・・・そう、同じ日に、連荘の訪問ゆえ、おさらいが追いつかなくて・・・

ってわけで、その時間稼ぎにこんな駄文を・・・おいおい!マジに時間稼ぎかよ!・・・ハイ(^^;

この間に、ちょっとおさらいを進めて・・・

明日は、かめきち邸のご近所の同じくロンドンウェスタン中心のシステムをお使いのM氏邸のお話に・・・入れるはず?・・・(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/23 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1477.html

38. 中川隆[-11529] koaQ7Jey 2020年9月03日 20:45:09 : jvGCu7fHGg : Lmp2RC5rUmZuMjI=[36] 報告
以前お伺いしたTK邸・・・この時も、Fさんと大@神戸とご一緒にお伺いして・・・

【1091】110703 TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/02]
https://mtt2.blog.fc2.com/?date=201108&page=0#entry1144

以降、全8話・・・

この7話目で、ロンドンウェスタンのユニットの音を聞かせていただいてたんですね・・・(^^;

【1097】110703 TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html

そう言えば、この時、一緒に伺った大@神戸さん、このユニットのサウンドに物凄く魅了されておられる様子で、KTさんとのお話が、物凄く盛り上がっていたなと・・・なるほど、そういうことだっただ!・・・あの時のお話に、頻繁に出て来ていた方が、今日お伺いするかめきちさんだったんですね・・・
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1471.html

▲△▽▼

TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html

酒仙坊邸のオフ会でお会いした、酒仙坊さんご愛用のStream Playerと言う再生アプリの作者でもあるFさんから、きっと惹かれるものがあるんじゃないかと、ご紹介いただいたTKさんのお宅へ伺ったお話を・・・

ただ、若輩者のσ(^^)私には、機器の名前さえ聞いたこともない珍しい・・・多分、お好きな方には、お宝の山なんでしょうが・・・珍しい機器ゆえ、そのいわれも何も分かっていないと言う、もったいない状況でして・・・

ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・広さは、12〜13畳だと思うんですが・・・巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・

更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・SPやLPなどレコードとテープも・・・そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・(@@;

一方で、インフラノイズの機器を使ったPCオーディオもされているそうですが、残念ながら、今回は時間の関係で聞けませんでした・・・

さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・


【EMTのターンテーブル】
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送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・カートリッジは・・・ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・スミマセン良く分かってませんm(_ _)m

で、最も興味深く、驚きだったのが・・・その設置方法・・・中が丸見えですが、これも音のために外側のパネルを外しておられるのだそうで(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、カーペット使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・昇圧トランス・・・

【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
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こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・一番奥一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・

それから、プリアンプは、マランツの#1で・・・

【プリはマランツの#1】
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これは、左右チャンネルに2台をいれているのだったと思いますモノラルを左右チャンネルに各1台を使われてました・・・(汗

でもって・・・パワーアンプは・・・


【巨大な管球式パワーアンプ】
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Audio Researchの巨大な管球式のパワーアンプで・・・6550が何十本も使われていて、片チャンネル250WをBTL接続?されて、500WのモノラルアンプAcoustat#6が#3を上下2台連結していて、入力端子が2台分あるので、これにそれぞれ接続して使われているそうです・・・

で、この巨大な超度級管球式アンプ2台で、左右のそれぞれのSPを駆動されていると・・・

でもって、このアンプが支えているのが・・・AcoustatのコンデンサーSPのサウンド・・・

【超巨大モニュメントのようなSP】
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それにしても・・・なんて巨大なSPなのでしょう!・・・2.5m位あるんじゃないでしょうか?・・・もう天井スレスレです!(@@

と言うことで・・・これが、冒頭、聞かせていただいたシステムで・・・

っと、残念ながら、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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【1092】110703 TK邸訪問(その2):これ、コンデンサーSP?・・・(^^; [2011/08/0307:00]
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さて、いよいよ、TK邸で初めて見る機器達・・・その背景にあるものを、全く知らないと言うもったいない訪問だったのですが・・・何より、まず目が行ったのが、その設置方法・・・

丁度、ゲル浮揚実験で、機器を浮かせて聞ける音の不思議に夢中でしたから・・・ウール毛布や綿毛布と米松合板の積層浮揚という設置方法には、興味津々!(^^;

果たして、どんなサウンドを聞かせてくれるんだろう?・・・

巨大なモニュメントのようなSPは、後の壁からは1mほど離れたフリースタンディング・・・

リスニングポジションは、部屋の中央を中心とする1辺2m強の三角形の頂点・・・

SPとの距離は、拙宅と似たようなものですが・・・さすがにこの大きさの板状の物体があると、圧巻ですね・・・まるで、その部分には、壁か柱が立っているような感じです(^^;

で、最初におかけいただいたのは・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスから、2曲目のYou don't know what love is.

うわっ!!(@@;・・・冒頭から、めっちゃぶっといサックスに、思わず体がビクッと浮いた!

まるで、ラッパの口に耳を近付け、直接、リードの振動板の振動する音も逃さず聞こうって感じ・・・

リードの音の直接音と、そこからラッパの開口部までの金属パイプを息が通り抜けて広がる音・・・

そのぶっといサックスの後方に、暖かく包み込むようにベースとドラムのリズム・・・

ブラシで叩くシンバルの音も生々しく、優しくそっとサポートするピアノの音も軽やかに・・・

なんとも鮮烈なサックスの音を、正にかぶりつきで浴びるように聞かせていただきました・・・

何とエネルギッシュで、鮮烈な音なんだろう!

この巨大なモニュメントのような平面から・・・中身は極々薄いフイルムなのに・・・

何とも不思議な鳴り方!・・・座って聞いても、正面に中央に・・・立って聞いても正面中央に・・・

音像の出来方も何とも不思議・・・

コンデンサーSPも、こんな、鮮烈でエネルギッシュに鳴るものなんだ・・・(@@

単身赴任中・・・2年半ほど前に、千葉の通称クオードを聴く会で、初めて体験した、コンデンサーSPのエネルギッシュな鳴り方・・・


【186】090124 クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/28]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


以降6話・・・

この1話目の中のリンク先にある通り、ESL-63ProやESL-57をフリースタンディングで、少し離れた位置から、聞かせていただいて、膜のSPが、非常にパンチ力のあるサウンドが出るんだ・・・って事を体験したことがあったんですが・・・

今回お聞かせいただいたのは、振動板の面積が、2倍以上ある上、ほぼかぶりつきのニアフィールドだからと言うのもあるのでしょうが・・・

また、全く違った鳴り方の印象・・・ホント、ビックリでした!(@@

っと、面食らって、しばし感心していると・・・

次にかけていただいたのは・・・ブラックコーヒーを・・・

どひぇ〜!・・・めっちゃ近い!(^^;

最前列のテーブルで、マイクなしに直接、歌を聞いているようなかぶりつき状態・・・ミュートトランペットも時折、耳の近くまでやってくる・・・

熱く妖艶なボーカルに見つめられながら・・・目の前で聞いている・・・そんな感じ・・・

っと、ここで一旦お茶タイム・・・

ここで、ご一緒させていただいた大さんが、以前のプレゼントのお返しで・・・っと、ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードをプレゼント・・・入手して、クリーニングもしていないと・・・

じゃあ早速・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html


▲△▽▼


TK邸訪問(その3):一体何を聴いているの?・・・(^^; [2011/08/0407:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html


さて、のっけから、コンデンサーSPって、こんな鳴り方するの?と、驚くばかりのエネルギッシュで鮮烈なサウンドを聞かせていただき・・・

演奏の熱気・・・歌の思い・・・何か、この曲の一番熱いところはここなんだよ!・・・って感じで、ストレートに迫ってくる・・・そんなサウンドに、ああ、音楽ってこんな風に感じれないと面白くないんだなと、ハッと気づかせていただいた気がします・・・

っと、冒頭の興奮状態をクールダウンするかのように、お茶タイムに入り・・・

ご一緒した大さんが、持参された・・・ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードのお話から・・・ジャケットのない特殊なレコードで・・・ノーマングランツが起こしたクレフやノーグランの音源に近いものとのこと・・・

っと、先程の再生系のお話があって・・・SPUのGシェルから、384を通ってマランツ#1のフォノイコを使っての再生とのことでした・・・

それから、ウェスタンのプレーヤーとフェアチャイルドのプレーヤーのお話になりまして・・・じゃ、ちょっとかけましょうかと・・・


【フェアチャイルドのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110804052523f80.jpg


フェアチャイルドのプレーヤーで、エラフィッツジェラルドをモノラルで・・・

う〜ん・・・声の存在感が凄い・・・バックの演奏を聞くと、古さを感じさせる録音って感じなんですが・・・歌の生々しさと言うか存在感は、全く古さを感じさせない・・・

【カートリッジは225A?】   
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080405252334b.jpg

 【ユニークな駆動方式】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525229e9.jpg

回転速度を、上部のレバーで切り替えると、下のモーターのところのコックドベルトを切り替える仕組みになっているのだそうです・・・

それはそうと、σ(^^)私には・・・ステレオでも、モノラルでも、立っても、座っても・・・目の前あたりに声の主がいるようななり方が、不思議で・・・

アクースタットのコンデンサーSPの鳴り方に、何か、パネルの位相を変えているとか、仕組みがあるのか?と伺ってみたんですが・・・上下3枚ずつのパネルを、フルレンジとして、同一位相で鳴らしているのだそうで・・・なお更、不思議な鳴り方だなあと・・・トーンゾイレのSPみたいなものかなあ?

っと、今度は、先程の大さんが持参されたレコードをかけてみましょう・・・後で、クリーニングもやってみましょうと・・・

送り出しを再びEMTに戻して、かけられたレコードは・・・オスカーピーターソン?

ここまで聞かせていただいたレコードは、ほとんどスクラッチノイズがしなかったんですが・・・こちらは、結構スクラッチノイズが聞こえます・・・

古い録音らしい、中域中心の暖かなサウンドで、柔らかなピアノの演奏に、とっても心地良く響くクラリネット・・・ブラシもベースも控えめにリズムを刻んでいる・・・とても軽快に楽しい演奏・・・

っと、それじゃあ、ちょっとクリーニングをやってみましょうと・・・

【クリーニングを】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525221dd.jpg

まずは、TKさんオリジナルの洗浄剤にオリジナルのブラシを使って、粗洗いで、溝の汚れを浮かして・・・別の液で別のブラシで表面の汚れを濯ぐ・・・で、洗った液をバキュームで吸い取る・・・

ざっと、片面のクリーニングを見せていただいて・・・この間、ほんの5分程度・・・

まだ、充分乾いていませんが、ちょっと再生をと、再び再生・・・

おおお!・・・凄い!全く別のレコードを聴いているみたい!(@@

スクラッチノイズは、少し残っていますが、冒頭のピアノの音が・・・クリーニング前は、音が丸く、酷く曇った感じだったのが明らかに・・・ホントに、同じ曲か?と疑うほどに抜けのよい軽やかなサウンドに、大変身!・・・ピアノの打鍵の瞬間の音が非常にクッキリ・・・クラリネットも数倍、演奏に力と抑揚がついてクリアに抜けのよい感じに・・・

いやいや・・・これほどまでに変わるもんですか!(@@

っと、次にかけられたのは・・・西田佐知子の女の意地・・・

は〜!・・・冒頭のサックスがドッと飛んでくる・・・っと、ボーカルの何と存在感のある歌声!

「ことば」が「詩」として、はっきりと迫ってくる!・・・

間奏のギターも、音にもの凄いエネルギー感が・・・ああ、でも、やっぱりサックスの存在感が強烈に印象に残ります・・・(^^;

こんどは、クラシックをと言うことで、ジネットヌヴーでショパンノクターンを・・・

【ジネットヌヴーでショパンノクターンを】


ああ、なんて物悲しく切ない演奏!・・・セピア色の雰囲気ではあるんですが・・・なんと言うか・・・あっという間にバイオリンの調べに、気持ちが引き込まれ、思わず胸が熱くなる・・・気がつくと、手のひらをギュッと握り締めていた・・・

う〜ん・・・じわっと来るショック・・・自分は普段、何を聴いているの?・・・

音じゃなく、音楽って、こう言う事・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

やっぱり出ましたか。

西田佐知子がやっぱり出ましたか。TKさんのお宅は以前に訪問させていただきました。システムは若干違っていますが、「オーディオの極道」いや「オーディオ道の極み」といった印象でした。通常のオーディオが安物のTVドラマか、映画とすれば、TKさんのオーディオは、歌舞伎か京劇といった印象で伝統の重み、文化の香りがします。この道にはまりかけているのが、年は若いが大さんでしょう。
[2011/08/04 11:47]


酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
現代オーディオとは一線を画す、全く別の音楽再生という感じで・・・
この曲、この演奏の、ここを聴かずして・・・と言った感じで、σ(^^)私の感覚では、究極のクローズアップサウンドの方向ってことになる気がします・・・このサウンドに嵌ったら、もう他は・・・(^^;
ただ、ふと思ったのは、このオーディオ再生を堪能するには、この音に合うソースも充分持っていればこそなのかなと・・・

[2011/08/04 12:32]


忘れてはならないのは
ものの価値です。
オイロッパ系のシステムは
現代のハイエンドスピーカーと
比較して特性で劣るものは
ありません。かかっているコストは
とんでもないものです。
国の威信をかけたものですから
オーディオメーカーが営利目的
で開発するものとは
かかるコストも桁が違います。

凝縮した音のものだと片付けるのは
せっかくの経験がもったいない。
レンジの不足感があるならツイータを
加える方法がありますが、
音楽の本質に気づくべきです。
[2011/08/06 02:36]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセンm(_ _)m
このSPの素性を全く知らないもので、特性やその実力については、分かりませんが、聞かせていただいた音楽に、強く引き寄せられたのは確かです。
仰る通り、現代録音のソースを再生すれば、その実力を知ることが出来たのかも知れませんね。
ソースや駆動系も近い世代のもので聞かせていただいたわけですが、その中に時折聞き取れる微細で繊細な音と澄んだ音色が、その片鱗だったのかもと思っています。
それとは別に、気持ちが強く惹きつけられたのは、演奏そのもののパワーが大きいとは思うのですが、それをキチンと伝えられるシステムだったからだと思うのですが、それが、一体どういう部分なんだろうと言う興味が強く湧いてきます。
そういう部分をしっかり受け取れる感性と、キチンと再生できるオーディオ的ノウハウを身に付けたいなと思います・・・道のりは長く、険しそうですが・・・(^^;
[2011/08/07 09:51]


極道

一言で極道だと思います。
料理でも、お酒でも
極めていくとそうなっていくと
思います。知れば知るほど、
いい物を見れば見るほど
深みにはまっていく。
結局はその人の情念にかかわる
こと。

Mt.T2さんがいったい自分は
なにを求めているのかに
早く気づかれて、枝葉の部分を
調整するのでなく、自分自身を
見つけられることを期待します。
高額なヴィンテージを使わなくて
ご使用中の機器で、ヴィンテージが
持つ本質を出すことは可能です。
ただし物理的な差を縮めることは
必要です。いくら数百万する現代の
ハイエンドスピーカーでも
オイロダインのドライバーの
振動板のエネルギーには負けます。
物量というのはやはり必要です。
でも他の方法である程度は
カバーできるのです。

インシュレーターや、ケーブルなどで
後からつじつまを合わせるより
つじつまを合わせる必要のない方法を
探してください。
[2011/08/08 10:54]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。

> Mt.T2さんがいったい自分は
> なにを求めているのかに
> 早く気づかれて、枝葉の部分を
> 調整するのでなく、自分自身を
> 見つけられることを期待します。

訪問時のおさらいを、最後までわりましたが、まだσ(^^)私には・・・
中域の重要性とモノラルのエネルギーなんて辺りを、今後、自分のシステムにどのように反映させるのかを考えていこうかとは思っておりますが・・・

ちょっと、道を極めると言うところを目指すつもりはなくて(^^;
最後に振り返った時に、自分なりにやり切った充実感が得られれば嬉しいですね・・・

> 高額なヴィンテージを使わなくて
> ご使用中の機器で、ヴィンテージが
> 持つ本質を出すことは可能です。

これには興味津々です!・・・が、その前に、本質を知ることが先ですが(^^;

> ただし物理的な差を縮めることは
> 必要です。いくら数百万する現代の
> ハイエンドスピーカーでも
> オイロダインのドライバーの
> 振動板のエネルギーには負けます。
> 物量というのはやはり必要です。
> でも他の方法である程度は
> カバーできるのです。

この辺りが、ノウハウとして身に付けられればと、憧れます!(^^;

> インシュレーターや、ケーブルなどで
> 後からつじつまを合わせるより
> つじつまを合わせる必要のない方法を
> 探してください。

う〜ん、経験として、今のσ(^^)私には、これも必要なんだと思っているのですが・・・
やっぱり、道のりは長そうですね・・・
[2011/08/09 17:57]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html


▲△▽▼


【1094】110703 TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; [2011/08/0507:00]
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さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

元々は、映画や音楽を鑑賞して、ハッとしたり、グッと来て感動したくて、そんな体験が、少しでも多く出来ないか?ってのが始まりだったような気がするものの・・・

それが、いつの間にか、機器やアクセサリーを変えた時の音の変化に一喜一憂して・・・結局、何がなんだか分からないまま・・・

でも、そんな事とは、全く関係無しに、聞かせていただいた曲は・・・こんなにエネルギッシュに、ストレートに、その歌や演奏の思いや熱気をぶつけてくる・・・音楽って、こんなに楽しく、凄いものなんだよって・・・

そんな思いが、徐々に体中に染み込んできた頃・・・TKさんから、Mt.T2さんはどんな曲が?とリクエストを求められたんですが・・・このジワジワ来るショックのため、半ば放心状態の頭には、全く何も思い浮かばない・・・慌てて、何でも聞きますのでと答えるのが精一杯・・・(汗

と、それじゃあ今度はポピュラーを・・・そうだ、オーディオ的にポピュラーなこれを、さわりの部分だけと・・・かけられた曲は・・・ドナルドフェイゲンのナイトフライ・・・

【ドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから】
1094-01ドナルドフェイゲンのナイトフライ.jpg

あっ!・・・こう言うことなんだ・・・・

レンジも広く、抜けがよく、非常にタイトに、極めて歯切れの良い、シャープにリズミカルにカッコいいサウンド!・・・フュージョンらしいサウンド・・・そう、これはそのまま、そういう風に鳴るわけなんですよね・・・

膜のSPなので、微細な音は得意で、アタックの時の立ち上がりが早く、シャープで、ドラムの制動も素早くドスッと・・・量感、重量感と引き換えに、素晴らしいトランジェント・・・なんて感想が、直ぐに頭に浮かんでくるわけです・・・

こうじゃないんですよね・・・ここまでに聞かせていただいた曲は、何か、頭に、気持ちに、ガツンって来るんですよね・・・

何てσ(^^)私の思いはともかく・・・この時、話題は、先のクリーニング前後の音の変化を聞くと・・・ひょっとすると、レコードを掃除すれば、勿論全部とは行かないものの、半分位は、このサウンドに近付けるんじゃないかって、思ってしまう・・・なんて話題で大ウケ!大盛り上がり・・・(^^;

更に、Gシェルで、こんなにトランジェントが良いのは凄いってコメントがあり・・・実は、ここにもTKさんならではのチューニングが施されているとのことで・・・一同、感心して納得・・・(^^;

さてさて・・・次は、更なる驚きの体験へ・・・

TKさんは、片チャンネルのアンプの調子が悪いので・・・それに、最近鳴らしていないので、寝起きの音しかでませんからちょっと・・・って感じだったんですが・・・

是非にと、お願いして聞かせていただきました・・・(^^;

まず、送出しは・・・ウエスタンのプレーヤー・・・あれれ?ここではまだ使われてなかったかな?・・・この後のもう一つの再生系の時に使われたのかも?・・・もう記憶になくって・・・m(_ _)m
⇒やはり、このプレーヤーは、SP専用で、この後のもう一つの再生系の時に聞かせていただいととのこでしたm(_ _)m

【ウエスタンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110805062338d98.jpg

これは、演奏前なので、ターンテーブルの上にカバーが乗ってますが、演奏時には、このかバーがどけられ、綺麗なターンテーブルシートが姿を現しました・・・

おそらく、ご存知の方々には、珍しいものなのだろうと思うのですが・・・無知ゆえ、こんな、コメントしかかけないんです・・・スミマセンm(_ _)m

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108050623370fc.jpg

えっと、こちらも、全く、知識がなくて・・・オイロダインという名前を聞いたことがあるだけで・・・その小型バージョンなのだろうとは思うのですが・・・オイロッパジュニアというSPだそうです・・・ これは、全く逆で、クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源が要るのだそうで・・・本来はそれぞれ別々に電源を当てておられるそうですが・・・この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・

で、このSPを駆動するアンプは?・・・多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・画像撮るのを忘れました・・・多分、ウエスタンのアンプだったような・・・スミマセンm(_ _)m このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製のKL401dと言うアンプだとのことでしたm(_ _)m

ってわけで、不調ながらに、無理を行って聞かせていただいた・・・っと、ここで時間切れm(_ _)m

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; [2011/08/06 07:00]
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えっと・・・月末月初の輻輳状態のために、帰宅が遅くって・・・おさらいの進みが悪い上、今回聞かせていただいた機器について、全くと言って良いほど知識がないということもあって、記憶が乏しくて・・・どの機器が、どの系統の時に使われてたのかがさっぱり・・・(^^;

そんなわけで、昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・

っと言うのも、送り出しがどうこうと言う事はどうでも良くなる、驚きの体験だったからです・・・


【オイロッパジュニアを】
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html

片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・


【ベートーベンの第九】


おかけいただいたのは・・・フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・ガ〜ン!!・・・やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ〜ッと・・・冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・

っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・思わず、口から出たのは・・・う〜ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・レンジが狭くナローな音・・・そんなの全く関係ない!・・・意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・いやいや、凄い!いや〜参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・

どっひぇ〜!(^^;・・・ギターの伴奏にベースが下支え・・・録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・ああ、中高域の見通し?透明感?・・・ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・ことばを大切に語るように歌う・・・詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・直接、胸が熱くなるような・・・

それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・ありゃ、残念、夜が開ける・・・今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; [2011/08/07 07:00]
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突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・いやあ、とてもそんな風には・・・いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・


【こちらがモノラル用のアーム】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807064721f10.jpg

バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・指パッチンが綺麗に響く・・・それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

【シュタルケルのコダーイ】


チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・中低域の深い表現と交互に・・・それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・

【フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲】


豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・また穏やかなホーンの調べ・・・バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

この曲も疎くて、どんな曲なのか良く分かりませんが、映画を見ているように、情景が次第に変わっていく感じで、ついつい引き込まれていきました・・・

次は、フルトヴェングラー指揮ミュンヒメニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

【メニューインのバイオリンコンチェルト】


穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う〜ん、なんなんでしょう?・・・何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・同時に、TKさんは次の準備を・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


お次はこちらのスピーカー・・・ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

おっと、外が明るくなってきた・・・なので、今日はここで時間切れ・・・

毎度、こま切れですみませんm(_ _)m・・・なかなかおさらいが進まないもので・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1149.html


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【1097】110703 TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】
1097-01ホプキンソンスミスのリュート.jpg

う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・

【ウエスターンのプレーヤー】
1097-02ウエスターンのプレーヤー.jpg

ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2011/08/08 07:00]


コメント

London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!
[2011/08/09 15:46] URL | 大佐


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15] URL | Mt.T2


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41] URL | 大佐


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^
[2011/08/09 19:28] URL | Mt.T2

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【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html

さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
1096-05ロンドンWEのSP.jpg

いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
1097-02ウエスターンのプレーヤー.jpg

SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・

【クレデンザで】
1098-01グレデンザで.jpg

一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2011/08/09 07:00]

コメント

Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05] URL | TK


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10] URL | Mt.T2


オーディオの王道
TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。
[2011/08/10 07:25] URL | 酒仙坊


酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m

さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。

そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;
[2011/08/11 05:04] URL | Mt.T2

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html

39. 中川隆[-11528] koaQ7Jey 2020年9月04日 06:52:15 : HkgJnKAIEY : SlIuQVB5bUtNeFE=[7] 報告
【1418】120407 M氏邸訪問(序):漢の隠れ家(英米ウェスタン5way:W4発)・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1478.html

さて、かめきち邸から程なくM氏邸に到着・・・何と、オーディオルームは、ご自宅敷地にその専用ルームが離れとして建っている・・・で、M氏にご挨拶しつつ、早速その中へ・・・

入り口で靴を脱ぎ、1段上がろうとすると・・・壁の厚みが凄い事に気が付いた・・・おそらく、30cmはあると思われる壁・・・かなりしっかりした防音施工がされているみたい・・・

で、部屋に上がってなるほどと・・・

まず、こちらが、システム全景・・・いやいや、正に漢の隠れ家!羨ましい(^^;

【こちらがメインシステム】
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20120624070551aed.jpg

おっと・・・機材の詳細をφ(..)メモってませんでした(^^;

で、少し右側の画像がこちら・・・

【右手にサブシステム】
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2012062407055021e.jpg

画像右手の窓・・・アンプの乗ったラックが置いてありますが・・・手前のアルミの枠・・・

それが、内窓・・・そう!・・・このラックが置いてあるのは、実は吸音層・・・

ってことは・・・部屋全体がこの厚みの吸音材と壁に包まれているということ・・・

何でも、お若い頃は、バンドを組んで演奏をされていたそうで、そのための防音室ということだったのですね・・・壁にベースが何本も飾られています・・・

で、部屋に入って直ぐ、その分厚い吸音層をに気付いたので、かなりデッドな部屋なのかな?って思ったのですが・・・部屋での会話の感じからは、全然そういった感じは無くて、適度な反射のある、話し易い感じの空間でした・・・

えっ?何で、システムの画像を載せておいて、防音室の話かって?・・・ハハハ、機材のφ(..)メモをしてなくて(汗・・・とりあえず、書けるとこだけ・・・

一応・・・箱のようにも見えていますが、ウーファー4発と中央寄りの上の口径の小さいの(スコーカー?)が付いているのは、平面バッフルです(^^;・・・で、ウーファーのユニットは、かめきち邸と同じくロンドン・ウェスタン・・・

で、天井の梁から鎖でぶら下げられている一番大きな四角いホーンは、金属製で、ドライバが、同じくロンドン・ウェスタンだと思います・・・

このホーンの中の、マルチセルのホーンは・・・ドライバは・・・(^^;

多分、その下の縦のスリットのホーンは・・・ケリーツイータでしょうね・・・

ってわけで、かめきち邸と同じく5wayってことで・・・ただ、ウーファーの本数が半分なのと、ホーンが適度な大きさ・・・そう、SPシステムとしてはこれぐらいのサイズが限界ですよね?(^^;・・・

で、これらを駆動するアンプ群・・・最上段は・・・上から2段目は・・・3段目は・・・

4段目の右がプリアンプ?・・・左はマッキントッシュのCDPと上がタスカムの録音機(CD-R)・・・

そうそう、画像を撮り損なったんですが、手前のリスポジの後の壁面は、一面ソフトラックになっていて、その大半がジャケット写真も付いたCD-R・・・枚数は、何百枚もありそうでしたが・・・何とそれは、お持ちのレコードからこの録音機(CD-R)で焼いて、ジャケットも作成されたアーカイブで・・・

いやいや、その気の遠くなるような作業・・・想像するだけでびっくり(@@;

っと、その下5段目右が・・・左がアキュフェーズの・・・でも、多分、ウーファーのドライブは、このアキュフェーズかと思います・・・(^^;

で、一番手前・・・ごっついマウントに乗ったプレーヤーが、ヤマハのGT-2000ですかね・・・で、その下の木製ラックの下・・・ああ、チューナー?が、見えてますが・・・これを跨ぐラックの足・・・手前の床より下へ伸びてますよね・・・(^^;

そうなんです・・・この部分、床に穴が開いてて・・・プレーヤーは下の床(基礎)に直接乗っているわけでして・・・地面にドッシリって感じですね・・・(^^;

それと・・・先に出てきたサブシステム・・・吸音層の窓の間に入った・・・

【サブシステムのアンプ】
1418‐03サブシステムのアンプ.jpg

このラックの上が、サブシステムのアンプ・・・2042

メインSP右のウーファーの前に置かれたのが・・・

【サブシステムのSP】
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201206240705484fb.jpg

これが、サブシステムのSPで、754という20cm(また間違い(^^;)754Aという30cmのフルレンジの入った後面解放の箱で・・・(^^;

手前の床に伏せてあるのが・・・たしかこれが、前に使われてたアルテックのウーファーユニットだったかと・・・

で、M氏は、このシステムを、3年ほどで集められたんだとか・・・

っと、この世界、数の限られたものを探して入手されるので、結構時間がかかり・・・ましてや、アンプも含めて組み上げて音を出すまでには、数年単位でかかるようで・・・ま、それゆえ、途中までアルテックのユニットで鳴らされてたと・・・

っというわけで、M氏邸のシステムのご紹介・・・って、画像だけで、ほとんどかけてませんが・・・

いよいよ、明日は、このシステムのサウンドのお話へ・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/24 07:00]

コメント

もし754が私の知ってるものなら30pのユニットだったと思います。

ウエスタン728よりも20pの755よりで聴きやすいユニットでフルレンジよりの音は知る人ぞ知る名品です。

それおも上回る名品は中津川で見た750です。
こんど中津川へ行ったら750を聴いてみたいと思っています。
[2012/06/25 22:58] URL | 大佐


大佐、おはようございます。
月末輻輳で、レスが遅くなってスミマセンm(_ _)m
754は、ご指摘の通り、12インチの30cmのスピーカーだそうで・・・
またまた聞き間違いをφ(..)メモっちゃってたみたいで、スミマセンm(_ _)m

ちなみに、M氏邸のは、754のAタイプだそうです・・・
754Aは紙のコーンで、日本の地方の映画館には754Aだけの小屋があったとか・・・754Bと言うのもあって、こちらは船舶や屋外用に使われたフェノールのコーンで、エッジはゴムだったなんてお話も・・・(^^;

いやいや、せっかくのお話も、間違ってちゃ、それこそ話しになりませんね・・・すみませんm(_ _)m
[2012/06/26 08:28] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1478.html


【1419】120407 M氏邸訪問(1):システムの特徴と音の違い?・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1479.html

さて、かめきち邸で、巨大な5Wayシステムを聞かせていただいた後、かめきちさんの車で、ほんの10分あまりの距離のM氏邸へと伺った・・・

M氏邸のオーディオルームは、ご自宅とは別棟で、元は楽器の演奏用に作られたため、分厚い吸音層に包まれた防音室となっていました・・・その内部は、実質約12畳くらいでしょうか?・・・

その内部は、まさに漢の隠れ家のような空間で、一人でドップリと音楽に浸ったり、ご友人達とミニライブを楽しむように音楽を聞ける素敵な空間でした・・・

その部屋に入って、まずはシステムを拝見している間に、美味しいコーヒーを入れていただいて・・・それじゃあ、早速曲をってことで・・・

まずは、レコードをかけられた・・・曲は・・・非常に生々しい演奏・・・ブルース?・・・女声ボーカルが入って・・・すみませんm(_ _)mどなたなのか知りませんm(_ _)m・・・

ですが、やっぱり、物凄く細かな音が近くて鮮度感がめっちゃ高く感じる・・・

ここは、かめきち邸と近い印象ですね・・・やっぱ、このドライバと、大きさは違ってもこのホーンの独特の聞こえ方のような気が・・・

ただ、距離感は、かめきち邸とは全然違いますね・・・こちらは、かなり前へ出てくる感じで、σ(^^)私の知ってるホーンシステムのイメージに近い気が・・・

で、低域の印象は、かなり違う気が・・・ベースの太さと響き方・・・量感が違う・・・

と言うか、低域が豊かで、柔らかく(緩いんじゃなく音程も弦の振動も聞こえるんだけど音色が柔らかい感じで)部屋に満ちる感じに・・・一方、かめきち邸は、レンジは更に低くまで出ている気がしますが、タイトで、軽く抜ける感じ?・・・

っと、同じプレーヤーをお使いとのFさんが、カートリッジはなんですか?と聞かれたら・・・シェルには、オルトフォンと書かれているが、中身はエンパイヤで、オルトフォンのシェルに入っている特注の業務用なのだそうで・・・どこかのスタジオで使われていたものらしい・・・(^^;

続いては、45回転のレコードで・・・ベースメインのトリオ?・・・曲はサマータイム・・・

いやいや、冒頭のベースがカッコいい・・・ピアノも渋い・・・あら?フルートが・・・おお、やっぱこの帯域は独特の生々しさ・・・ああ、シンバルもめっちゃ気持ち良い・・・

あ、ピアノとベースはやっぱり独特の柔らかさ?ああ、暖か味と言うのが合うかな?・・・間近で、演奏者の胴体を感じるイメージ・・・この傾向は、ウーファーのアンプによるのか?部屋の性格か?(^^;

っと、ここでかめきちさんから、かめきち邸で聞いたソースに近いイメージの曲をかけましょうと言う事で・・・多分、高橋美智子のウルトラパーカッションから・・・

おお!・・・低域のトランジェントがめっちゃ高いですね!・・・打楽器のアタックの瞬間の音の立ち上がりが、非常に早く、なんと言っても強い・・・

と、かめきちさんが、設計者が同じなので、音の傾向は、同じだと思いますとのこと・・・

う〜ん・・・全く同じ曲ではないので、難しいですが・・・ホーン型で無いSPと比較した場合の音の出方の違いは、似ているかもしれませんが・・・全体の漠然としたイメージでは、やはり大きく違う気がしますね・・・

例えば、金属振動板の音がそのまま耳まで飛んでくるような独特の解像度と鮮度感のようなところ・・・とにかくパルシブな打楽器とかのアタックの立ち上がりと、低域の制動なんかは似てる・・・

でも、中音域の広がり方、奥行き感や、低域の抜けと集束の早さみたいなところは、結構違った印象な気がしますね・・・(^^;

こう言う音の曲は、途中でもう良いって感じになるけど・・・不思議とならない・・・それどころか、どんどん引き込まれていく・・・でも、音楽じゃなしに音を聞いてることもあるけど・・・音質はいい方がいいってことが分かってきた・・・

で、お次は、チェットベーカー・・・子供がからんでいるジャケットのやつ・・・

やっぱり、中音域中心に、物凄く澄んだイメージ・・・透明な空間・・・

トランペットの張りのある音色がスパンと飛んで来る・・・バリトンサックスが軽くて透明感タップリな、それでいて濃い音が印象的・・・ベースの低い方は、この部屋の特徴かもしれない・・・それにしても音がめっちゃ近くで聞いてるような感じ・・・

ってわけで、かめきち邸と、同じ英米のウェスタンの5Wayでも、システムの構成と部屋によってその印象が大きく違うなと感じたところで・・・今日は時間切れ・・・

ということで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/25 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1479.html

【1420】120407 M氏邸訪問(2):Jazzバーのかぶりつき席でご機嫌サックスを・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1480.html

さて、M氏邸の漢の隠れ家のようなオーディオルームにて、かめきち邸からすると、かなり現実的なサイズのロンドンウェスタンを中心とした5Wayシステムをきかせていただいているわけですが・・・

やはり、同じロンドンウェスタン中心のシステムとは言え、アンプや部屋が違うと、印象はかなり違うようで・・・っと、それよりも、やっぱり、そのサイズの違いを決定付けているホーンが違うと言うのが大きいのかな?(^^;

まあ、片や一辺1m50cmはあろうかと言う巨大な木製ホーンに対し、一辺が1mに満たない金属のホーンですから・・・

【M氏邸のシステム】1418-01
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20120624070551aed.jpg

っと考えると、ふわっと全体的に大きな空間を印象付けるかめきち邸の巨大システムに対し、M氏邸のシステムは、その強烈なエネルギーを、この空間に一気に放出する感じで・・・

対比すると、かめきち邸のサウンドは、サイズなりの開放感や広がりを感じ、木製ホーンの優しさ、暖かさを感じるのに対して・・・M氏邸では、正にこのサイズの、四角い金属の開口部から、その見た目の印象どおり、カチッとしててエネルギーも凝縮した感じで、これを全力でこちらへぶつけてくるような印象がある・・・ホンマか?見た目だけで言って無いか?・・・ハハハ(^^;

ま、勿論、家一件分に相当する高価なプロ用ユニットの音のクオリティのまま・・・強烈に澄んだ濁りの無い背景に、細かな音まで余さず、耳まで届く間に、あたかも空気の存在が、全く邪魔していないかのようなダイレクトな音の伝播の印象はそのままに・・・

これに負けず劣らずの素早い立ち上がりと制動の効いた、トランジェントの高い低域が、全く違和感なく繋がっているのは、驚異的としかいいようがない・・・

特に、この中低域〜低域の音の出方、方向性、クオリティが感じられる再生は、未熟な知見のσ(^^)私には、現代SPには感じれない気がするんですが・・・

っと、まあ大体、これが、M氏邸で最初数曲聞かせていただいた時点でのイメージかな・・・?(^^;

で、しばし、このM氏邸の音を特徴付けているホーンの話から・・・英国ウェスタンの特徴や入手のご苦労などのお話や、その音を特徴付けるポイント・・・ウーファーのダンパーのお話など・・・

と、M氏が、以前も訪問されている大@神戸さんに、印象を尋ねられ・・・前より音が滑らかになったとのコメントがあって・・・以前は、ウーファーが、半分アルテックだったのが、昨年、残りのウェスタンが揃って、片チャン4発、左右で8発全部がウエスタンになって、低域の出方が大きく変わったとのお話をひとしきり・・・

と、それじゃあ次はこれを・・・と、大@神戸さんの持参CDから・・・ベイシーのライブを・・・

おお、凄く背景というか・・・ライブハウスの騒音が入った、その場の空気感満載の録音・・・ピアノは少し奥で、ドラムが手前?ホーンセクションはグッと前に出てくる感じで・・・

まるで、お店の中にトリップしたような雰囲気タップリ・・・やっぱ、このドライバとホーンのダイレクトなサウンドと言うか、音の鮮度感と抜けはいいですね!ご機嫌です!

じゃ、次はピアソラかけようとかめきちさんが・・・

おお、重み?迫力?のあるベース・・・ちょうど部屋を満たすような量感・・・全体のバランスは、このベースがドッシリ支えるピラミッドバランス・・・バンドネオンが切ない憂いある音色で・・・後のピアノも凄くせつなさを増すような渋い音色で・・・

ちょっと暗いんで、2曲目へと・・・

おお!ベースの土台にバンドネオンのメロディーが、気持ちを騒がせるような、不安な感じに・・・哀愁を感じる綺麗な響きのバイオリン・・・

と、それじゃあ、メインの最後にこれをと・・・ジョニーグリフィンのハッシャバイを・・・

【ジョニーグリフィン】
1420-01ジョニーグリフィン.jpg

おおー、凄い濃さ!・・・ホンとJazzバーのステージ前の席で聞いている感じ・・・サックスのエネルギー感が、断然高い・・・うしろのドラムやベース、ピアノも、それぞれ音の存在感がありつつ・・・いやいやこのサックスの生々しさったら!・・・演奏の力の入り方がこちらにグイグイ伝わって来る・・・

なるほど!・・・大@神戸さんが、前回来られたときに聞かれて、感動されたと言うのが良く分かりますね・・・目を瞑ると、目の前にステージが・・・

っと、大@神戸さんが・・・前はもっと危しさがあったのが、スッキリとして音が1歩近付いたような感じになったとのコメントが・・・

まさに、ウーファーがオールウェスタンになって大きく変わったところだとのこと・・・

いやいや、Jazzには、ピッタリのサウンドを、ライブを体験するかのように聞かせていただいた!(^^;

じゃ次は、754を・・・っと、残念、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/26 07:00]


コメント

ホーンの材質って
おはようございます。
ホーンって、材質で随分と音の性質が
変わってきますね。JBLでもしかり。
仰るように、金属製の方が音が飛んで
くるように感じますね。音離れがいい?
音速が早い(なわけはないですね)
拙宅のシステムと志摩にあるJAZZ
喫茶のよく似た構成のSPで体験
しました(笑)
[2012/06/26 07:44] URL | 吉田兼好


Re: ホーンの材質って
吉田兼好さん、おはようございますm(_ _)m
やっぱそうなんですか・・・ホーン体験自体少ないですし、ましてや同じ形状で材質の違うホーンを聞くなんて、やったことがないので、材質と音の関係までは、全然?です・・・それに今回は、ホーンの大きさもずいぶん違いましたから余計に?です(^^;
でも、振動体にくっついた躯体の延長のようなものですし・・・ホーン自体も相当鳴るでしょうから、音色には材質の影響もあると言うのは想像できますが・・・飛び?音離れ?についてはちょっと分かりませんでした(^^;
この時は、サイズと形状、部屋の関係で前面にエネルギーが飛んでくる感じなんだと思ってました・・・
やっぱ、材質もあるんですかね(^^;
[2012/06/26 08:53] URL | Mt.T2


London Western 2080-Aは希少なユニットで基本的にALTEC 515Aと同じですが
イギリス流のチューンされたヨーロッパの音がすするので良いユニットですね

このてを一度聴くと515Bなどは聴けないでしょう。
The Kerry Dancers (Riverside) Johnny Griffinがどう鳴るかは2080-Aが一番重要な鍵を握っているんですよね!
[2012/06/26 11:36] URL | 大佐


大佐、こんにちは。
残念ながら、以前のアルテックのユニットと半々に使われていた時の音は聞いて無いので、どのように変わったのかは分かりませんが、音の抜けと言うか通りは良いのに、空気の密度が高まったような、ライブハウスの室内の雰囲気が非常に生々しくて、更に、そこに浮かび上がるサックスの、ちょっと抑えつつも熱っちっちの演奏がご機嫌でした!
こう言う静かに熱い空気感が出るのって、演奏にグイグイ引き込まれていくので、とっても気持ちいいなと・・・(^^;
[2012/06/26 11:57] URL | Mt.T2


それでは、どうなるか解りませんが
道のりがちょっとかかりますが
拙宅の駄音と、JAZZ喫茶の音を
聴き比べてみます??
送り出し機器と低音、高音のユニットは違いますが、中音のユニットは同じ375でホーンのみ木製と金属製です。
AM:拙宅、PM:JAZZ喫茶
とすればいけそうな感じです。
[2012/06/26 16:58] URL | 吉田兼好

Re: それでは、どうなるか解りませんが
吉田兼好さん、こんばんは。
月末輻輳で、先程帰宅しました・・・レス遅れてスミマセンm(_ _)m
比較、面白そうですね・・・別途SNSの方ででも連絡します。
やっぱり、ホーンの音をもう少し知るためにも、ブルーライツにもう一度聞きに行かないと駄目な気がしてきました・・・ただ、ちょっと先にとんでもないものを聞いちゃったのかな?という気もしてきたりして・・・(^^;
[2012/06/26 23:58] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1480.html


【1421】120407 M氏邸訪問(3):同じ英国ウェスタン、音の出方の違い?・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1481.html

さて、お部屋に入った当初、かめきち邸のシステムを現実的な静にしたシステム?なんて、視覚から安直に思っていたわけですが・・・確かに、ユニットの持っている性能と言うか、品位については、同じ血が流れている事は、ひしひしと感じるのですが、そのサウンド面での印象は大きく違う気が・・・

まず、一番の違いは音の出方・・・かめきち邸の巨大システムが、そのサイズから、とんでもない音圧が飛び掛って来るのじゃないかと身構えていると、巨大なスピーカーの少し後方を中心に、思いの外ふわっと広がるサウンドステージ・・・

ま、無理矢理こじつければ、部屋の空間に凝縮されずに音が、思いのまま、ソースの表現する空間のまま広がり、録音時の演奏と、演奏者、楽器の音の雰囲気と、空間の雰囲気をサイズも含めて感じさせてくれるような感じ・・・

対して、M氏邸の音の出方は、まだ、どちらかと言うと、σ(^^)私の知るオーディオシステムの音の出方に近いかな?・・・

ただ、あくまでもどちらかと言うと・・・と言う前置きの上でのことで、単純に言うと、部屋のサイズに凝縮された感じの部分で、部屋の影響を受けていることを感じると言う点で、どちらかと言うと、σ(^^)私の知るオーディオの音に近いというだけ・・・(^^;

で、実際の音の出方は、元のソースの持っている新鮮で強烈な音楽のエネルギーを、上下左右の床壁天井に覆われることで、正面の壁のサイズでそのままリスポジ方向、ドバッとぶつけてくる感じ・・・

ゆえに、その音域ごとのエネルギーバランスも印象としては、随分違って感じられるが・・・かめきち邸の大きなエアボリュームに解き放たれた音のエネルギーを、M氏邸の部屋のエアボリュームに囲み込むと考えると・・・なるほどと思える・・・

かめきち邸では、低域、高域共に開放され、中域の鮮度と解像感を中心にそのまま前方向へ開放される感じに対し・・・

M氏邸では、左右4発計8発少なくしてもなお、高いレスポンスの低域のエネルギーは、サイズダウンした部屋を思いのままに満たしつつ、中域、中高域は、天井床壁に囲まれ、太く濃く熱くこちらに向ってくる・・・と言うか、天井床壁で構成される巨大ホーンのまん前で、ピラミッドバランス的なそのエネルギーを浴びている感じ・・・

って、わけ分からんイメージを書いても・・・同席された皆さんさえも、そうかな?なんて思われる、ちょっとσ(^^)私なりの変わった捉えたかも?・・・いや、やっぱ、まだ、英国ウェスタン中心の独特?なサウンドの世界に度肝を抜かれて、混乱したままなのでしょう・・・(^^;

と言うわけで・・・って、どう言うわけか分かってませんが・・・(^^;

その演奏のエネルギーを、部屋のサイズのまま太く濃く暑くぶつけてくるシステムで、ジョニーグリフィンのご機嫌な演奏を楽しんだ後・・・

今度は、サブシステムの方を聞かせていただくことに・・・

【サブシステムのSP】1418-04
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201206240705484fb.jpg

かめきち邸で聞かせていただいた、小さい方の4189のシステムとは、ユニットが一回り大きな30cmの754Aで、アンプも、2040に対して、こちらは2042とのことで・・・

【サブシステムのアンプ】1418-03
1418‐03サブシステムのアンプ.jpg

って、σ(^^)私には、その違いが、どのような違いを生み出すのか、全く想像もできなくて・・・(^^;

っと、じゃあ、同じ大貫妙子をということでピュアアコースティックから、突然の贈り物を・・・

ああ、何とも爽やかに優しく語りかける・・・ちょっと声が若返ったか?・・・ホンの少し中高域に中心がある間で・・・なんとも心地よく声が前に出てふわっと広がる・・・

勿論、後面開放と思いきや、開いていなかった・・・ちょっと予想外・・・

独特の開放感と、なんとも言えないストレスの無い音の出方・・・す〜っと、それこそ身構えず、リラックスして歌いかけてくれているようだ・・・素晴らしい!

と、ここでこのサウンドの主役のSPの話や、もう一方の立役者?のアンプのお話が・・・

で、次は、これを聞かせてくださいと出てきたのは、寺島靖国監修のJazzBar2001から、ケニーバロントリオのフラジャイルがかけられた・・・

スティングの名曲・・・なんとも綺麗で居心地の良いメロディーを・・・寺島さん監修のわりに、そんなに強調感の無い普通の録音・・・システムの能力でめいっぱい、ソースに入っている音が出ているはずな割には・・・でも、曲と演奏は良いですね!・・・

何でも、なかなか上手く鳴らない曲なんだそうで・・・やっぱり、鳴らない方一般的なのかも?・・・σ(^^)私のイメージでは、もっとシンバルが目立ってベースと対峙するくらいに鳴るシステムだと、それなりの雰囲気に聞こえた気が・・・

じゃあ、もう一度、メインシステムの方で聞いてみましょうか?ってことになって・・・

っと残念・・・今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/27 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1481.html

【1422】120407 M氏邸訪問(終):英国ウェスタンでライブ物を楽しむ!・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1482.html


さて、M氏邸のウェスタンのサブシステム・・・フルレンジの754Aを箱に入れ、2042のアンプで駆動するという、スペシャルな構成・・・これで聞く、大貫妙子は、5歳ほど若返った?気がして・・・

っと、上手く鳴らないとの話題のある寺島靖国さん監修のJazzBar2001から、フラジャイルを聞いてみると・・・先の大貫妙子をあれほどに鳴らすシステムで、この鳴りようでは、鳴らないのが正解じゃないかと思える感じ・・・(^^;

じゃあ、メインシステムの方で聞いてみましょうかと言う事になり、再び再生・・・

ああ、なるほど・・・中高域から上のシンバルの帯域がしっかり出てくると、それらしく鳴って来た・・・ピアノが随分艶やかに鳴り始めた・・・結構、この帯域で雰囲気が変わるんだ・・・ま、でも、良く鳴るというにはちょっと辛い感じ・・・

と、曲は良いんだけどねえ・・・CDの悪い所がそのまま出てしまう感じなんだけど、LPで聞いたら、きっと凄くいいだろうな・・・なんてコメントも・・・

いやあ、気が付くと、既に無条件に、英国ウェスタンのシステムで聞いて、感じよく鳴るか鳴らないかを基準にして聞いている・・・これで鳴らないのは、録音が・・・なんて(^^;

と、ここで、かめきちさんが所用で中座・・・で、M氏から、かめきちさんとの偶然の出会いから、英国ウェスタンの世界へ入った、奇遇なめぐり合わせのお話など・・・

で、次はこれを聞かせてくださいと・・・大さんが持参のCDを・・・

【ライブアットザきりきりぶらうん】
1422-01ライブアットザきりきりぶらうん.jpg

おお、このCD・・・もう手に入らないんですよ・・・いやあ、やっぱ弄ってないストレートな録音ですねえ、この鮮度感がたまりません・・・やっぱりこの鮮度感と音の肌触りは、このドライバとホーンの存在が大きそうだなあ・・・

特に、σ(^^)私の好きなギターの弦の色んな細かな音が、演奏が見えるかのように全部聞こえて来る感じは、たまりませんねえ・・・って言うか、ここがスカッと出無いとノリがよく無いですよね・・・

おお!会場の拍手が・・・この拍手ぐらいの立ち上がりが、楽器の音に欲しいですねとのコメントが・・・でも、やっぱり、良いとこも悪いとこも歩けど、生の方がいいなあ・・・(爆

と、これはライブなんで鳴ると思うんですけどと・・・出されたCDから2曲目を・・・

【ケニーバロントリオ】
1422-02ケニーバロントリオ.jpg

ふ〜ん、やっぱり随分ダイレクトな録音?・・・ピアノの音が先の寺島レコードとは違って、生々しい感じが強く出ますね・・・シンバルが気持ちいですね!・・・

こちらは、先のライブアットザきりきりぶらうんのように録りっぱなしに近い感じではなくて・・・聞きやすくしてある・・・会場の拍手も、立ち上がりを余り意識しない・・・と言うか、通常CDでは煩く、ごちゃごちゃなりがちなところを丸めちゃってる気もする・・・

と、もう一度レコードを聞かせてくださいとノリクエストで・・・ミスティを・・・

おおぉぉ!・・・困るなあ、こんなに濃くて、エッジの強調感を全く感じない、音の密度で感じる立体感・・・粒状感を感じない・・・濃くて滑らか・・・

っと、ここで、所用から戻られたかめきちさんと、カートリッジの話に・・・このカートリッジは、業務用の特注のもので・・・無垢のダイヤから針が作られてて・・・針の寿命も長いのだそうで・・・それから、プロ機のアームの話・・・針圧を確かめるべく、デジタルの針圧系で測ったら、小数点以下3桁まで正確だったとか・・・

それじゃあ、最後に、もう1曲だけと・・・

【北村英二】
1422‐03北村英二.jpg

ふ〜ん・・・このCD-R、M氏がレコードから録音されもので・・・リスポジの後の壁面には、このアーカイブが何百枚も・・・(@@;

その労力を想像すると、気が遠くなりそうだが・・・音を聞いて納得(^^;

元は、ダイレクトカッティングのレコードだそうですが・・・いやいや、凄いクオリティ・・・滑らかで濃く、ご機嫌なノリの演奏が、ドップリ楽しめる!・・・

でも、このCD-R、凄いですね!ドラムの鳴りっぷりがめっちゃご機嫌・・・スネアのドスドスってのがホンと気持ちよく聞こえる・・・ま、何よりクラリネットが良いのは勿論なんですけど・・・

っというわけで、かめきち邸のサウンドにぶっ飛んだ感覚から、M氏邸のサウンドは、サイズ的にも、音の出方的にも(英国ウェスタンとホーンの別世界サウンドの骨格はそのままに)、聞き慣れたイメージに近い印象で・・・少〜し、現実世界の感覚からでも地続きで捉えられる感じに戻ったところでお終いということに・・・

いやいや、ホンッと貴重な体験をさせていただいて・・・おまけに、とっても興味深いお話もたくさんいただいて・・・ま、ちょおっとσ(^^)私の知識不足で、せっかくのお話の充分消化出来てないのが申し訳ありませんが・・・m(_ _)m

今回の衝撃体験を、どのように自分の中に取り込んで、拙宅システムをどんなサウンドにまとめていけるかを、ボチッと考えながら取り組んで行きたいと・・・

って、実際は、帰って、拙宅の音を聞いて、ドンだけ落ち込んだか!・・・(^^;

この刺激が切れてしまったら、是非また直接のおさらいをさせてください・・・今回は、ホント、楽しく貴重な時間をありがとうございました・・・m(_ _)m

ってわけで、この訪問のお話は、これにてお終い・・・明日は・・・

多分、気を取り直して、拙宅サウンドでのお遊びの話かな?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/28 07:00]


コメント

ウエスタン系で旨く鳴らないのは寺島レコードの音作が原因でしょう。

先日、寺島レコードのCD TERAMURA YOKO MOODSを聴きましたが下品な音作りに、がっかりしました。

所詮JAZZ喫茶系のオーディオレベルな録音・・・ てめえ達の装置で聴くように音作りされた感が聴き手に音楽の内容よりも自分たちが聴きたい音を優先したクソ録音・・・

昔、寺島靖国の本で紹介されたLPを集めて良いLPにも出会えたので少しは期待したのですが、寺島さんが音に口だししない方が良いのでは無いかと思います。

[2012/06/28 12:43] URL | 大佐


大佐、こんにちは。
あらら、またまた辛いことを・・・(^^;
どれもいまいち上手いこと鳴らんなあと思ってるうちのシステムでも、おっ、ちょっと欲しいとこ出るやん!って思うことがありますから、寺島さんの快感な部分をかなりクローズアップしてるんでしょうね(^^;
あるがままを軽々と、切れ味鋭くドバッとも、繊細にも出せるウェスタンのシステムでは、その音作りの裏側まで聞こえちゃって興醒めって感じましたが・・・
鳴りきらずに悶々としているシステムで、まやかしだとしても、ちょっとだけご機嫌にさせてくれる音作り・・・寺島さんの、ここええやろ?ってのが分かりやすくて、σ(^^)私は案外好きだったりします(^^;
特に、このJazzBarのシリーズは、いろんなCDからの寄せ集めですので、オリジナルのCDも聞くと、両方楽しめていいかな?なんて(^^;
ふか〜く楽しむには、オリジナルの方のレコード(オリジナル盤でなくても)を、英国ウェスタンのシステムで聞ければ幸せだろうなとは思いますが・・・限られた人しか聞けませんし(^^;
それより、モノの質の次元が違うと分かってはいても、うちのシステムを、ウェスタンのような音が出るように手なづけられたらなあ・・・なんて思ってしまいます(^^;
[2012/06/28 13:13] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1482.html

40. 2020年10月11日 17:31:45 : 8gCSXuGjH6 : VVFpZC9XN0RpaEk=[10] 報告
2020年10月07日
ロンドンWEシステムの電源はアイソレーショントランスから取る事にします
https://91683924.at.webry.info/202010/article_2.html


https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/416/33/N000/000/000/160207069482715720915.jpg
 (入手した日本光電のアイソレーショントランス、1300VAです)

 ベンプレ亭書斎のロンドンWEシステムは、ロンドンWE2080A、2090A、JBL075励磁改造に行く3ペア6台のパワーアンプと是枝Lab.3way真空管式チャンデバ、計7台の電源を光城精工のソフトスターターKA02から取っています(KA02は壁コンセントへ)。

 他にサブウーファー・ハートレイ224HSのパワーアンプ、是枝Lab.6550p.p.1ペア二台、075用励磁電源(M氏作)、自作のサブウーファー用真空管式チャンデバは壁コンから電源を取っています。

 以前はそれで問題なかったのですが、あれやこれや器材が増えていくうちに、どうした加減かベンプレ亭書斎天井のシーリングファンを回転させたり、エアコンを使うととロンドンWEシステムにノイズが乗るようになりました。

 今は秋の良い季節でファンもエアコンも不要ですが、冬になると必要になりますので、ちょっと触る事にしました。

 電源由来のノイズを消すなら、アイソレーションレギュレーターが一番良いと思うのですが、真空管パワーアンプ8台とチャンデバ、励磁電源を繋ぐならアンペアの大きなものが必要です。
 探せばあるとは思うのですが、お値段が…

 次善の策としてアイソレーショントランスを使ってみる事にしました。レギュレーターは一種のアンプですが、トランスはコイルが二つ入っているだけの製品ですから耐久性も後者が上。価格が割安のトランスでノイズが消えればオンの字ですからね。

 手に入れたのは日本光電製のアイソレーショントランス、医療用のブツで100Vで13A流すことが出来ます。このトランスは新品未使用ストック品(NOS)でした。
 日本光電は2014年に医療用トランスを他社(スミダ)に事業譲渡していますので、少なくとも6年はストックされていた製品ですね。

 われわれの医療現場では日本光電はフクダ電子とともに日本製医療機械のトップメーカーですから、このトランスもそうヘンなものでは無いはずです。
 この電源の3Pジャックは5口なのですが、KA02、6550p.p.二台、サブウーハー用チャンデバ、励磁電源で丁度5台、バッチリですね。

 じつはこのブツ、ヤフオクで少しの間棚ざらしになっていました。スタート価格が結構高かった為でしょう。そのうちスタート価格が下がるかなと暫く見ていましたが、下がらないのでスタート価格でポチり、Getしました。
 それでも定価の1/3程ですし、6年くらい前のNOSだから、マア良いかな。

 ちょっと心配なのは、このトランスはオーディオ用ではないので、唸りはしないか。以前、業務用のアイソレーションレギュレーターで唸るものに当たり、CSEのR400に買い直したことがあります。
 ヤフオクの説明書きでは大丈夫とありましたので、まあ逝くしかないねw

 さて、ブツは無事到着、早速試聴です。
 まずトランスの唸りですが皆無でした !!
 次に肝心のノイズカット性能ですがバッチリでした !!
 もうエアコンやファンからのノイズに悩まされる事はありません。電源由来の他のノイズも当然減少しているでしょう。そのせいか、音の鮮明度が上がった感じがしますね。こりゃー安い買い物でしたなw

 それから、いままでロンドンWEシステムを鳴らすのには、チャンデバ以降で5個のスイッチを入れなければいけませんでしたが、これからは日本光電のスイッチ一つでON/OFFが出来ますから、これも助かりますねw

https://91683924.at.webry.info/202010/article_2.html

41. 中川隆[-10920] koaQ7Jey 2020年10月11日 17:39:31 : 8gCSXuGjH6 : VVFpZC9XN0RpaEk=[13] 報告
晴耕雨聴 2020年10月09日
体力の低下に伴い、VITAVOX BASS BINシステム、WE13aシステム、ロンドンWEシステムの分離を進めます
https://91683924.at.webry.info/202010/article_3.html


https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/160222528619079612726-thumbnail2.jpg.html
 (WE13aシステムです。低域はJBL4550+ランシング415レプリカ・ダブル、中域はWE13aレプリカ+WE555、高域はカンノK597です。3wayマルチで鳴らしており、低域はWE124J、中域はWE124A、高域は是枝Lab.1619p.p.です)

 ベンプレ亭書斎にはシステムが3系統あり、バスビン、WE13a、ロンドンWEを中心として組んでいます(他にモノラル用にクラングフィルムオイロダインシステム、サブにグッドマンAXIOM22システム)。
 これまでチャンデバとパワアンは各システムごとに固定し、各種プリアンプ、LPタンテ、オープンデッキを繋ぎ変えて聴いてきましたが、プリ、タンテ、デッキをそれぞれのシステムに固定していく事にしました。

 実はこの1年ほどで急に体が不自由になって来ました。朝起きると腰痛でしばらく動けませんし、眩暈で起きられない事もしょっちゅう。肩は慢性的に痛くて上げにくいですし、歩く速度も遅くなってきました。

 ショックだったのは妻に「最近匂いが変わったわね。加齢臭?」と言われたことです。
 更に先日は風呂場で転倒し、右肘に挫創を負い、5針縫合してもらいました。
 風呂場で転ぶなんて…もう高齢者としか言えませんね。
 あと、関係ないと思いますが、最後に一本だけ残っていた親知らずも虫歯で最近抜きました。

 そんなこんなで体力の衰えは急激で、立ったり座ったりが億劫、ですから機材の後ろに回って機材を繋ぎ変えるのもチョットしんどいです。
 まあその、ベンチプレス競技引退時の130sから一時105sまで減量していた体重が、再度115sまでリバウンドしているのが一番問題なんでしょうがw
 ですから3組あるメインシステムを、音質を悪化させずにシンプルにしていきたいと思います。

 それぞれのシステムの大まかな音の傾向も掴めましたので、固定してもイケると考え始めたのも理由の一つです。
 音の傾向は、バスビンはHIFIで透明度が高く、広がりのある音、WE13aは実在感があって演出があり、聴き応えのある音、ロンドンWEは土臭く、温もりがあり、ハイパワーな音です。
 これに合わせて以下の様に組んでみようと企図しました。

バスビンシステム
 タンテ 由紀精密AP-0(未到着ですがw)
 デッキ デンオンDN-3602R
 プリ 是枝Lab. LL-AA

WE13aシステム
 タンテ EMT927st
 デッキ スチューダーC37
 プリ マッキントッシュC40

ロンドンWEシステム
 タンテ デンオンDN-308F、エンパイア398
 デッキ タスカム42B
 プリ マンレイ・ラインミキサー

 これ以外のソースとしてSACDとFMチューナーがあります。
 現在、SACD(兼ハイレゾ配信用DAC)はラックスD-10X、FMチューナーは47Lab.4730を使っています。D-10Xはアンバラ出力はバスビンと WE13aへ(先が二股になったRCAプラグを自作しました)、バランス出力はロンドンWEに繋ぎます。
 FMチューナーはグッドマンに固定とします。

 それからEMT927stの音はすごく好きなので、バスビンにも繋げられるように、LL-AAの入力の一つに自作のバランス→アンバラ変換コードをぶら下げて、WE13aと両方で聴きましょう。

 テープデッキもC37はバスビンにもすぐ繋げられるように工夫しちゃおうかな。
 うーむ、それじゃ所期の目的通りにはいかないよなー。

https://91683924.at.webry.info/202010/article_3.html

42. 中川隆[-9895] koaQ7Jey 2020年11月17日 05:49:08 : 5htgNXVXzs : emptNUhCTi9ZcGs=[5] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
信頼と安心のブランド 2020年11月17日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/47d94c5abb26e7a75ac08fbae05210d8


これまで、「自分の好きな音で大好きなクラシック音楽を聴きたい」との一心で、幾多のオーディオ愛好家と接しながらノウハウを真似たりご高説を拝聴してきた。

実にありがたいことだし大いに参考にさせてもらってきたが、それぞれの感性も違うし耳の構造も違うことから、一方的に鵜呑みにすることなく自分なりに咀嚼し消化することが大切だったと今にして思っている。

とはいえ、自分の耳に全幅の信頼を寄せているわけでもないので最終的に頼りになるのは常用しているオーディオ機器の「ブランド」かなとも思う今日この頃。

どなたにも衣食住の全般にわたって、「これさえ使っていればひとまず大丈夫」という「信頼と安心のブランド」が何かあるに違いないが、趣味のオーディオもその例に漏れない。

端的に言えば性能と精神安定剤が両立したようなもの、ですかね(笑)。

そこで、長年にわたって使ってきた中でその「信頼と安心のブランド」をさしあたり2点ほど挙げてみよう。ただし、あくまでも個人的な嗜好の範囲での話だからどうか真に受けられませんように〜。

1 赤帯マグネット付きのSPユニット

何といってもクラシックを聴くならイギリス製のスピーカーに尽きると思っているが、それも「赤帯マグネット」付きのユニットにはこれまで期待外れが一つもなかった。

SPユニットの性能のおおかたは「強力なマグネット」と「コーン紙」の軽さで決まると単純に考えているが、そのマグネットのうちでも色が「赤帯付き」になっているものを好んで使ってきた。なにしろ音声信号に対する反応が抜群でそのスピード感が凄まじい。

ちなみに、現用中の物はワーフェデールでは「スーパー12」「スーパー10」「スーパー3」だし、そしてグッドマンでは言わずと知れた「AXIOM80」だ。

次の画像の「スーパー10」(ワーフェデール)は口径25センチにもかかわらず「スーパー12」よりも、もっと大きくて強力な赤帯マグネットが付いている。

度々試聴に来てもらっているオーディオ仲間から「コーン型ユニットなのに音が飛んでくるようです。まるでホーン型みたいな鳴り方をしますね」といつも感心していただいている逸品。

まあ、結局自慢話に近くなるのでこのくらいにして次に行こう(笑)。

2 真空管「STC」ブランド

真空管ではイギリス勢の「STC」「GEC」「ムラード」などの銘柄はすべてハズレがなくて満足のいくものばかりだった。そういえば、古い年代のものばかりでいわゆるヴィンテージものになる。

アメリカ勢となると、言わずと知れた「WE」(ウェスタン)、「レイセオン」あたりかな。

ちなみに、こんなことを書くと顰蹙を買いそうだが「古典管の知識が無いままにアンプづくりをしている人が多過ぎる」と、ある専門家が嘆いていた。

古い文献には「古典管の使い方がきちんと詳述されているのに一向に研究しておらずあまりにも自己流が多すぎる」とのこと。そもそも英語が読めないと無理な話になるのだが(笑)。

余談はさておき、これらの中で現在最も恩恵を受けているのは真空管の「STC」(Standard Telephones & Cables)ブランドである。

別名、ロンドン・ウェスタンとも呼ばれ、ウェスタン社がロンドンに設けた支店のようなものだが、ある真空管専門家から伺った話では本家本元の「ウェスタン」よりもツクリがいい球があると驚嘆されていたほどだ。

もともと通信用の真空管なので故障しないように丈夫に作ってあり、使用者は軒並み「そろそろ飽いてきたので他の真空管に代えたいのだけれど、まったく故障しないし、劣化しないので困る」という嘆き(?)もちらほら聞く。

真空管は所詮は消耗品だが「丈夫で長持ち、そして音もすこぶるいい」となると、まさに「鬼に金棒」だ〜。

ちなみに我が家の「STC」の使用例を挙げてみよう。

左から「CV569」(=ECC35=6SL7)で「6098シングル」の前段管に使っているが、これ以外の球を使うと途端に音に一枚ベールがかかったように曇るのでたいへん重宝している。

左から2番目が「4274A」で整流管として「WE300Bシングル」アンプに使用している。これ以外の球を使うとたちどころに透明感が失われるので絶対に外せない。

ほか、順に「3A/109B」「3A/107B」「3A/110B」でいずれも「PX25シングル」アンプの前段管としてそれぞれ「μ=ミュー」(増幅率)の違いに応じて使い分けしている。

すべての球が故障知らずでおそらく我が命尽きるまで大丈夫でしょうよ。

「秋深き 真空管の次の持ち主は 誰?」と、ときどき物思いに耽ることがある今日この頃(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/47d94c5abb26e7a75ac08fbae05210d8

43. 中川隆[-9864] koaQ7Jey 2020年11月17日 17:03:00 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[40] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
真空管アンプはこれからの方には勧めない 2017年06月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/11de85ed9012b5a9eb2fa2ec304179df


自宅システムを再び使い始めている。毎日1時間から2時間聴く様にした。鳴らす度に「自分の好み」に一番合っている気がする。D130を使ったシステムなので、パワーアンプにパワーは要らない。それよりも「上質な質感」を求めてWE101Dppパワーアンプにした。球のアンプも色々使って見たり、外で聴かせていただいたが、WEの球やSTCの球の時代のモノが図抜けて音質(質感)や寿命が長い。

真空管は「三極管」の時代のモノが、手作りで音質が良く寿命が長いと思う。その中でもWEとSTCのモノは特に良いと感じる。現在でもWE300Bは管球アンプの憧れの的。現在の中国製の300Bとは形は似ていても「似て非なるもの」である。WE101Dの球も出力はプッシュプルで1W前後しかないが、当時のSPユニットは100dbを超える超高能率タイプのSPユニットが多かったので、普段使いの音量ならば不足感はない。

現在では程度の良い真空管は在庫が無いし、作られる事もないから、現在ストックしている球は非常に貴重だ。自分のアンプで使う球は20〜30年分はストックしている。その投資金額は軽く50万円は超えている。それも10年以上眠ったままだ。今からアンプを買おうと思っている方には管球アンプは勧めない。真空管には「寿命」がある。いずれ交換しなければならない。その時に交換球が無ければそこで終わりになる。

オリンパスシステムで使っているSTC4033Lの球は、毎日5時間以上使って10年以上使えている。初段管や次段管もまだ交換していない。唯一、整流管のみ2回ほど交換した。中古品を使っていたので仕方のないことかも知れない。現在は新品に交換後交換の気配はない。自宅のWE101Dの球はヒーター電圧が4.5V(一般品は6.3V)と特殊なので、電源トランスが特注になる。その分、ヒーター電圧が低いので、温度が「人肌」ぐらいにしか上がらない。この辺でも「長寿命」(多分5万時間を超える)を予感する。5万時間はLEDの寿命の目安でも有る。

WE101Dppパワーアンプにも泣き所は有る。整流管や初段管はヒーター電圧6.3V仕様なので、寿命は101Dの球並みとはいかない。ストックを十分に持つ必要が有る。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/11de85ed9012b5a9eb2fa2ec304179df

44. 2021年4月05日 08:47:20 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[3] 報告
Westrex co. London.LTD. 恐るべし  Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽) 2012/05/11
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-344.html


先般紹介した、真空管式パワーアンプ以外にも、トランジスタ時代の劇場用アンプラックが2セット含まれていて、不慣れな半導体の動作を再び勉強する事態が生じた。

PICT1216.jpg

後付けで2段重ねにしたような外見そのままに、前置アンプとパワーステージを無理やり連結した力技によってこの形態が形作られている。
PICT1196.jpg

入力側は3系統。
当然のフィルムの音声。
マイクなどのAUXに加えて、一方のアンプにはDolbyサラウンド回路まで用意されていて時代を感じさせるものだ。
(もちろん「新しい時代」という意味で:笑)

パワーアンプが二つ並んでいるのは、お決まりの通りで

・ステージ用
・映写室モニター用 の2台が備わっている。

これまでの真空管時代のアンプであれば、ステージ用の巨大なアンプの脇からちょろっと信号をもらって、小型の5極管シングルを増設してモニターアンプを付加していたが・・・

流石に半導体の大きさやコストを活かして、ほぼ同じ仕様のアンプを2台ならべているのも時代と言うべきだろう。
おかげで、少々の工夫すればステレオアンプが2セットできそうな気配を感じている。

さて、何の根拠もないのだけれどこのアンプは「そーとー凄い音」がしそうだと、野生の勘が呟いている。
増幅素子が変わっただけで、沢山のお客様から木戸銭を頂いて劇場で音を出す以上「絶対に負けられない戦いがそこにある」という緊張感を持って作られた機械だけが持つ独特の凄みは戦前のアンプから何一つ変わっていない。

その根拠となるのは3系統のラインアンプの入出力と、パワーアンプの入力に誂えた夥しい数のトランス群であって。彼らが無言のまましかし旺弁に語りかけてくる。

ラインアンプが3種類とも用途が異なるお陰で、また偶然にも2セット揃っていた為沢山の種類のトランスがステレオセットで揃うと言う類稀な幸運に見舞われた訳だ。


古い時代のトランスに関しては、以前から記事に挙げているように現代のオーディオ用途としては帯域制限とどの様に向き合うか使い手の感性や腕が問われる物も少なくない。というか、トランスとは元々そーゆうものでバシャンと繋げて良い音がでた!ってのは偶然だと思うべきかなと最近は考えている。

しかし、ここに揃った新時代(笑)のトランス群はそのような心配は極めて少ないだろう。
骨董トランスや市販品では得られない世界をのぞき見ることが出来るかもしれない。

・MC昇圧
・CDやラインアンプの出力
・パワーアンプの受け

などなど、用途も多彩だ。

PICT1214.jpg
この写真でもまだ半分ほどに過ぎない。
しかもUSソケットで付け替えが簡単にできるから、テスト用シャーシを一つ作れば全てのWestrex.London純正トランスをあらゆる用法で試せる!!

なんて嬉しい事態でしょう! 自分のものじゃないけど。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-344.html

45. 2021年7月06日 23:34:23 : SCCzU5D3XF : eFNVRS9iT3BRQ2s=[21] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
「安心と信頼」のブランド 2021年07月06日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5b435d0762743a8c1fd7ec4e04a87764


濃淡の差はあるにしても50年近くオーディオをやっていると、一流とされているブランドであってもどうしても「好き・嫌い」が出てくる。

つまり理屈抜きの「嗜好の世界」というわけだが、我が家の場合では体験も加味されて「これさえ使っていればこれ以上音が悪くなりようがない」という「安心と信頼」のブランドが「好き」にあたる。

スピーカーでいえば「グッドマン」「ワーフェデール」(いずれも後期の製品は除く)であり、デジタル機器関係では「dCS」であり、そして真空管でいえば「STC」(ロンドンウェスタン)になる。

いずれも「英国ブランド」というところに一本「筋」が通っていると思いませんかね(笑)。

このうち「STC」(Standard Trephones & Cables Ltd.)について取り上げてみよう。

繰り返すようだが絶対の信頼感を置いているブランドである。

そもそも「STCって何?」

平たく言えば日本の「NHK」みたいなもので、そのNHKが真空管を製造していたと思えばわかりやすい。

アメリカの「ウェスタン社」の技術が導入されているが、そのツクリの緻密さは本家本元を上回るとさえ言われている。

イギリス人とアメリカ人の性格の違いを想起させてくれる一例かもしれない(笑)。

我が家ではプリアンプとパワーアンプを10台以上使っているが、要所要所に「STC」を配置している。

まずは、3台のプリアンプのうち1台には「BRIMAR(工場名)=STC」の「12AX7」(2本)を使用し、もう1台には「13D9=12AT7」(2本)を使っている。

今のところ音質にまったく不満なし!(笑)。

次にパワーアンプ群に移ろう。

「WE300Bシングル」には整流管として「4274A」、「PX25シングル」には前段管として「3A/107B」、「6AR6シングル」には前段管として「ECC35=CV569=6SL7」、「171シングル」には整流管「80A」といった具合。

もちろん「球」によってはスペアを準備している。

さらに付け加えると、この「STC」はもともと通信用管としての性格を帯びているので耐久性を十分考慮されているのが特徴で、体験上これまでSTCの球の寿命が尽きたことは一度もない。あれだけ長時間使ってきたのにびくともしないのだから驚く。

とある古典管販売人から直接伺った話だが「そろそろ気分転換してSTCの球を交換したいのだが、いっさい故障しないので困ってしまう」というおかしな悲鳴を上げるお客さんがいたそう。

性能と耐久性の二つを兼ね備えた「鬼に金棒」の真空管ブランドといえようか。

我が家でも「STC」の球が(期待に)ハズレたことは一度もなく、恩恵を受けてきたこと甚だしい。

ただ一つ「STC」の球で後悔しているのは若年の頃に未熟なせいで十分に使いこなせないまま「4300B」(WE300Bに匹敵する出力管)を手放してしまったこと。

今でも思い出すたびに歯ぎしりするほど悔しい!(笑)

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5b435d0762743a8c1fd7ec4e04a87764

46. 中川隆[-17261] koaQ7Jey 2021年8月13日 05:03:10 : CFw0roH3lo : UXpORjVUUUVyUnM=[5] 報告
真空管アンプはこれからの方には勧めない
http://soundtrail.blog57.fc2.com/blog-entry-14.html

自宅システムを再び使い始めている。毎日1時間から2時間聴く様にした。鳴らす度に「自分の好み」に一番合っている気がする。D130を使ったシステムなので、パワーアンプにパワーは要らない。それよりも「上質な質感」を求めてWE101Dppパワーアンプにした。球のアンプも色々使って見たり、外で聴かせていただいたが、WEの球やSTCの球の時代のモノが図抜けて音質(質感)や寿命が長い。

2.jpg

真空管は「三極管」の時代のモノが、手作りで音質が良く寿命が長いと思う。その中でもWEとSTCのモノは特に良いと感じる。現在でもWE300Bは管球アンプの憧れの的。現在の中国製の300Bとは形は似ていても「似て非なるもの」である。WE101Dの球も出力はプッシュプルで1W前後しかないが、当時のSPユニットは100dbを超える超高能率タイプのSPユニットが多かったので、普段使いの音量ならば不足感はない。

D90 015


現在では程度の良い真空管は在庫が無いし、作られる事もないから、現在ストックしている球は非常に貴重だ。自分のアンプで使う球は20〜30年分はストックしている。その投資金額は軽く50万円は超えている。それも10年以上眠ったままだ。今からアンプを買おうと思っている方には管球アンプは勧めない。真空管には「寿命」がある。いずれ交換しなければならない。その時に交換球が無ければそこで終わりになる。

オリンパスシステムで使っているSTC4033Lの球は、毎日5時間以上使って10年以上使えている。初段管や次段管もまだ交換していない。唯一、整流管のみ2回ほど交換した。中古品を使っていたので仕方のないことかも知れない。現在は新品に交換後交換の気配はない。自宅のWE101Dの球はヒーター電圧が4.5V(一般品は6.3V)と特殊なので、電源トランスが特注になる。その分、ヒーター電圧が低いので、温度が「人肌」ぐらいにしか上がらない。この辺でも「長寿命」(多分5万時間を超える)を予感する。5万時間はLEDの寿命の目安でも有る。

WE101Dppパワーアンプにも泣き所は有る。整流管や初段管はヒーター電圧6.3V仕様なので、寿命は101Dの球並みとはいかない。ストックを十分に持つ必要が有る。

http://soundtrail.blog57.fc2.com/blog-entry-14.html

47. 中川隆[-12945] koaQ7Jey 2022年8月17日 10:23:25 : tlyAFoP0UI : NTh6ZHRLNm1LSzY=[2] 報告
晴耕雨聴
2022年06月29日
ウエスタンエレクトリックロンドンのパワーアンプ、2058-CをGetしました(その1.)
https://91683924.at.webry.info/202206/article_11.html

IMG_0248.JPG

 (WEロンドン2058-Cのペアです。1950年代のアンプですが、とても良いデザインだと思います)
IMG_0250.JPG
 (2058-Cの内部です。最近整備を受けており、不具合のあるパーツは取り替えられています)

 このところDTMだのブルートゥースだのワイヤレスイヤホンだのライトオーディオのネタが続きましたので、今回はベンプレ亭書斎のメインストリームである重厚長大路線の話を少々。

 私はウエスタンエレクトリックの機材をいくつか使っていますが、特にウエスタンのマニアではありません。従ってどんなパーツもウエスタンエレクトリックでキメないと気が済まないという事はありません。
 しかし、音の良いものや面白そうなものを聴きたいと45年やっていますと、ウエスタン物が増えてきました。

 アメリカのウエスタンエレクトリック製品はWE555レシーバー、WE13aホーン(レプリカ)、WE124A、WE124Jパワーアンプ。
 イギリスのロンドンウエスタンエレクトリック製品は2080Aウーファー、2090Aドライバー、2094Aホーン、30150Bドライバー。
 MC昇圧トランスに流用したトランスもウエスタン2組とロンドンWE1組があります。
 ウエスタンのスピーカーコードは(オリジナル?、レプリカ?)太いものから細いものまで100m以上あります。
 どれも気に入っているのですが、ウエスタン以外はダメだとは思いません。

 バイタボックス、ランシング、JBL、アルテック、グッドマン、クラングフィルム、ハートレイ、RCA、デンオン、テクニクス、シュア、EMT、エンパイア、由紀精密、ViV Lab.、ゴトー、YL音響、47研究所、ジェルコ、マンレイ、オーロラサウンド、是枝Lab.…どれも良いメーカーだと思います。
 ついでに私の自作品、ベンプレ親父工房の機材もw

 オーディオ製品は是々非々で選んでいるのですが、オーディオは単に音を聴くだけの趣味ではなく、文化的背景も同時に楽しめる趣味なので、機械の雰囲気を合わせる事も楽しみの一つです。
 また時代や雰囲気、出自を合わせると納得できる音が出易いように思います。

 例えばWE555+WE13aはWE124Aで、カンノK-597はWE124Jでドライブしていますのでオールウエスタンです。
 ロンドンWEは2080Aを是枝Lab.300Bp.p.で、2090A+2094Aを同じく是枝Lab.PX25p.p.でドライブしています。オールロンドンWEではないですが、こちらも雰囲気が合わないとは思いませんし(300BはWE製、PX25は英国製)、音は大変良いと思います。

 ここで友人から、ロンドンWEの2058Cの良品ペアを買わないかという話が来ました。
 思案する事30分、ロンドンWEスピーカー用に使ってみるかと、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決意しました。
 このアンプを輸入された方、整備された方も良く知っている人なので、ブツとしては安心な物です。
https://91683924.at.webry.info/202206/article_11.html

晴耕雨聴
2022年06月29日
ウエスタンエレクトリックロンドンのパワーアンプ、2058-CをGetしました(その2.)
https://91683924.at.webry.info/202206/article_12.html

IMG_0253.JPG
 (WE13aシステムのウーファー、ランシング415用に2058-Cを使用してみました)

 2058Cアンプ、まずは素性を確かめるためにフルレンジで鳴らしてみましょう。
 ベンプレ亭書斎のシステムはマルチアンプばかりなので、テスト用に重宝しているスキャンスピークの10pフルレンジに繋いで聴いてみました。

 試聴はSACDで、イザベルファウストのバッハ「無伴奏バイオリンパルティータ第二番」、ヴァントのシューベルト「未完成」を使いました。
 スキャンスピーク小型のバスレフなので低域に関しては判定できませんが、おおよその様子はつかめると思います。

 まずS/Nは実用上、問題ありません。音の傾向は柔らかく深みのある伸びやかな音です。刺激的な傾向はありません。
 業務用アンプなので、やや硬い音、キツイ音がするのではと思っていましたが、聴き疲れのしない上品な音です。
 これは良質なパワーアンプだと嬉しくなりました。

 さて、この大掛かりな業務用ビンテージアンプを何処に使いましょう。
 バスビンシステム、ロンドンWEシステム、WE13aシステム、オイロダインシステム、何れもうまく鳴っていると自分では思うので、アンプ群を大きく変更するのはためらわれるのです。

 当初はロンドンWEのシステムに入れようと思っていましたが、思案の末、WE13aシステムのウーファー、ランシング415レプリカ・ダブル+JBL4550箱に使ってみる事にしました。

 WE13aシステムは100Hz以上をWE555+WE13a(レプリカ)で鳴らし、ドライブアンプにWE124Aを使っています。WE555の100Hz以下を切っているのは、音量を上げた時にWE555の振動板をトバさないためです(私は3回くらいトバしました…orz)。
 WE555+WE13aは4KHz以上は自然に減衰していますので、ツィーターのカンノK-597をWE124Jでドライブし、補っています。

 このシステムは100Hz以下を受け持つウーファーシステムが2系統あります。
 1系統がランシング415レプリカ・ダブル+JBL4550箱で、是枝Lab.6L6パラp.p.にてドライブ、もう一系統がYL音響D-1250+LH-5(レプリカ)で是枝Lab.6550p.p.でドライブしています。

 YL音響はWEとはかなり系列が違いますが、ランシング415はバスケットもコーン紙もロンドンWE2080A、アルテック515(A)によく似ていて、ロンドンWEのアンプで鳴らしても雰囲気は悪くないでしょう。
 さらに入手したロンドンWEパワーアンプ、2058Cは6L6のパラp.p.ですからWE124と同じ系統とも言えなくもないです(WE350は6L6のWE版)。

 早速繋いでみましたが、2058-CはWE124と比較するとかなりゲインが低いアンプであることが判りました(WE124のゲインが通常より高いのかもしれません)。

 WE124A、124JのATTを絞ればバランスするのですが、そうするとプリアンプのボリュームを相当上げねばなりません。
 プリのボリュームは全開が最も良いという人もいますが、自分はそうは思いません。システムのゲインが低いと音の躍動感が失われると思います。
 2058-CをWE13aシステムに入れると、写真のように見た目は極めてバランスが良いのですが、ここは以前の是枝Lab.6L6パラp.p.に戻しましょう。
 
 2058-Cが音の良いアンプであることは間違いありませんので、別な所で使ってみます。
 実は少々計画がありまして…
 8月末にはお披露目できると思います。

P.S.
 415の片chに2058-C、もう片チャンネルに是枝Lab.6L6パラp.p.を繋いでヴァントの「未完成」の冒頭を鳴らし、オーディオツールスのサウンドレベルメーターで、スピーカーから出る音の音圧レベルを測定してみました。
 2058-Cは是枝Lab.6L6パラp.p.より14.8dbゲインが低いという測定結果でした。

 プリアンプと2058-Cの間に15db位ゲインのあるフラットアンプを挟めばイケると思いますが、ちょっと複雑になり過ぎるので止めておきます。
https://91683924.at.webry.info/202206/article_12.html


晴耕雨聴
2022年08月15日
ロンドンWE2058-Cを整備してもらいました
https://91683924.at.webry.info/202208/article_6.html

IMG_0817.JPG
 (電蓄HMV3000の上に乗せたロンドンWE2058-Cです)
 
 先日、2058-CをWE13aシステムのウーファーのドライブアンプに使おうとしましたが、ゲインが不足して断念した事を書きました。
S/Nにも問題があったため、これを期に整備をお願いしました。最初に真空管を全数チェックしてもらいました。
 前段の2本の球(12AX7)は既に新品にしてありましたので、出力管の6L6G合計8本と整流管5U4の2本です。

 まだ使える球もあったのですが、既に御臨終間近の球もあり、この際出力管は全球交換、新品のタングソル6L6Gに8本全て取り替えました。
 整流管の5U4の2本は元気だそうで、取り替える必要はありませんでした。

 ご存知の方には釈迦に説法ですが、6L6Gは現在もギターアンプなどで頻用されているGT管、6L6GC(ベンプレ親父も自作のシングルアンプに使用し、グッドマンAXIOM22を鳴らしています)の前身となるST管です。
 6L6GCより一回り大きなサイズですが、球としては6L6GCの方がプレート電圧が上げられ、出力が出せるそうです。
 2058-Cは6L6Gのパラプッシュですが、測定してもらうと出力は32Wくらい、その後の時代の真空管アンプに比すると大出力ではないですね。

 2058-Cは1955年の製造ですから、ロンドンWEの2080、2090、2094などからなる映画館用巨大スピーカーのドライブアンプでした。
 普通の映画館は6L6Gのプッシュプルアンプが使われていた様ですから、パラプッシュの2058-Cは大規模館用だったと思われます。

 ALTECは1957年に6CA7p.p.の1568Aと6CA7パラP.P.の1569Aを発表し、映画館や施設の規模に合わせて使い分けていましたが、ロンドンWEも6L6Gp.p.と6L6Gパラp.p.を使い分けていたのだろうと思います。

 なお2058-Cにはもう一本、球が刺さっています。
 この球は6V6ですが、パワーアンプのメインの出力とは別に、モニタースピーカーを鳴らすためのシングルアンプの出力管だそうです。

 この球は逆さにするとチューブの中のゴミが落ちてくるほど傷んでいました。メインの回路とは別ですが、これが無いと6L6Gパラプッシュの回路が調子を崩す様で、マツダ6V6GTに取り替えてもらいました。

 映写室には別に小型のモニタースピーカーが備えてあるものですが、6V6はコレを鳴らしていたのでしょう。
 なんか雰囲気があってよろしいな―、映画の「ニューシネマパラダイス」を思い出しますね。

 整備を行ってもらうと同時に、アンプのゲインも20dbから26dbに上げてもらいました。
 自宅に持ち帰り、改めて球を指す前に、全てのソケットを細い綿棒とイソプロピルアルコールで清拭しました。
 これをやると中古アンプも自分のアンプになった気がしますなw

 S/Nも申し分なくなり、さて、この大物で何を鳴らすか。
 もう計画は立ててありますw
https://91683924.at.webry.info/202208/article_6.html

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