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グッドマン MAXIMスピーカーシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1076.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 04 日 14:35:44: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 11 日 15:19:57)


GOODMANS MAXIM - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=GOODMANS+MAXIM

ヤフオク! -「goodmans maxim」(スピーカー) の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/goodmans%20maxim/23812/


▲△▽▼


Goodmans(グッドマン) MAXIMスピーカーシステム 2015/06/01
https://vintage-audio.jp/?p=143


1960年初めにGoodmans社から発売された超小型2WayスピーカーシステムがMAXIM(マキシム)です。サイズはたった267mm×140mm×184mmにも関わらず、公表された再生周波数帯域は45-20,000Hz…

4inにも満たない小さなウーファーは幅広のエッジにビスコロイド系のダンプ材をしっかり塗布され、大きなストロークに耐える設計になっています。この小さなウーファーがただモノではない事は背負った巨大なアルニコマグネットを知ると分かります。振動板より遥かに大きなマグネットはこの小さなスピーカーを構築する為に必要だったのでしょう!

Goodmans MAXIM(グッドマン マキシム) カタログ

日本では英国系サウンドの代表はTANNOYなどと勘違いされている方が多いですが、本当はGoodmansが代表なのですよ。またGoodmansを知っている方の中でもAXIOM80がGoodmansの代表と思われている方が多いですが、それもある意味間違いです。Goodmansは古くから1965年頃まで英国の殆どのスピーカーメーカーに、ユニットを納めてきた経緯があります。各メーカーの要望に応じた様々な用途、サイズのユニットを製造していました。AXIOM80は特殊な構造したユニットの1つなのです(異端児)。

MAXIMを含めGoodmansのサウンドは、フラットで繊細感があり艶やかなサウンドです。TANNOY等PA系の粗くドンシャリなサウンドとは全く異なります。

ただ、そんなMAXIMはGoodmansのスピーカーシステム中、個体数も多く小さいのでeBay等で時々出品されていますが状態が悪いや2本出品されてても1本1本がヴァージョン(時期)違いだったりとそのままでは常用できるモノが少ないのです。(※Vintage機材は殆どそうなのですが…)だから、きちんとレストアして使用しなければ本来の良さは発揮されません。適切に修復されたMAXIMは、小型スピーカー中最強ではないかと思えるほどの再生が出来ます。特にステレオを聴く上では適切なスピーカーと言えます。組み合わせるアンプは、LEAK社のStereo20辺りが良く合いますね。6〜10畳位のお部屋でサブシステムとして使用されるといいですよ。

販売価格は下記までお問い合わせ下さい。
※モノラル1本、ステレオペアー等多数在庫ありますので、興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
https://vintage-audio.jp/?p=143


岡山県 玉野市 Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/458.html


▲△▽▼

GOODMANS MAXIM ¥21,500(1台、1967年頃)
2ウェイ構成のブックシェルフ型スピーカーシステム。


機種の定格

方式 2ウェイ・2スピーカー・ブックシェルフ型
入力 16W
インピーダンス 15Ω
周波数特性 45Hz〜20kHz
外形寸法 幅140x高さ265x奥行185mm
https://audio-heritage.jp/GOODMANS/speaker/maxim.html

▲△▽▼

Goodmans maxim BBCが卓上モニターとして使っていたので有名になった。
アルニコVマグネットの異例の強力な磁気回路を搭載。
精密感が凄いが冷たくならず軽快で柔らかく広がりのあるサウンドで
ウォームな雰囲気。英国スピーカーだが明るい陽気な音色。
甘い口で贅沢な酒に酔うような心地よさがある。

maxim は大変すばらしいですね。こんなインティメートな
雰囲気と味わい深さは現代のスピーカーでは得られないでしょう。
暖かく情緒があって繊細にして優美な音色が素晴らしい。


Goodmans maxim のような音は他の Goodmans では出ないそうだ。
すごくちっさいスピーカーだから大きなので同じ音が出るやつない?
と質問しても 「ない」 との事で残念です。

「復刻のaxiom80持ってたんですが、音が全然違います!」

「それは箱がオリジナルじゃないでしょ?」


「確かにそうでした」

「でしょ?」


Goodmansは現在のFostexのような立ち位置のメーカーで、
事業はスピーカーユニットの供給が主だった。
完成品としてのスピーカーシステムはあまり残っていないのが惜しまれるところです。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2020年9月04日 14:53:12 : HkgJnKAIEY : SlIuQVB5bUtNeFE=[22] 報告
英国の小型スピーカーの歴史 GOODMANS MAXIMとLS3/5A [AUDIO]
https://rasenkan.blog.ss-blog.jp/2011-01-24


1964年にGoodmans社から歴史的なスピーカーが発売になります。Goodmans MAXIMです。

5インチウーファーと同程度の口径のコーン型ツィータを備えたこのスピーカーがオーディオの歴史の中で重要と思われる点は、初めてシステム化(キャビネット、スピーカーユニット、ネットワーク等が最初から纏められた形)されて商品化されたスピーカーといわれていることです。

同時に、2WAYに帯域分割をして全帯域を再生する最初の小型ハイファイスピーカーである点です。 W140 x H260 x D180mm、外容積わずか6.5リットルは、当時の家庭用ハイファイスピーカーの主流の製品が20〜30cmウーファーの時代に、驚くほど小型でした。同時期にユニット単体で販売されていたAXIETTE8という20cmフルレンジスピーカーの標準箱は約50リットルの容積を必要としていたことを考えると、ハイファイ用途として使えるスピーカーとして、当時のMAXIMがいかに小型だったか判ると思います。

このスピーカーは、Edward James Jordan氏のGoodmans社における最後の開発といわれています。Jordan Watts社が1963年設立なので時期的には適合しそうです。

MAXIMはBBCでLS3/Mという型番で、小型可搬モニタースピーカーとしての採用例も有るようです。また、小型のトランジスタアンプと組み合わせて、アクティブスピーカー化もされています。おそらく、この時点でBBCは小型モニタースピーカーの利便性の高さに気が付いたのではないでしょうか?

このスピーカーは現在の小型スピーカーと異なり、耐入力が非常に小さく8〜16W(資料によってばらつき有り。時期によって製品仕様が異なるためか?)しかありません。現在のトランジスタアンプでの駆動は気をつけたほうが良いでしょう。

日本でも、テクニクス1等、同種のスピーカーが発売されています。日本同様、住宅事情の厳しい英国でこういった小型スピーカーが生まれたのは興味深いことです。


1972 年にMAXIMの後継モデルとも言える小型スピーカーが出ます。それがDouble MAXIMです。キャビネットのサイズはW180 x H450 x D190mmとMAXIMと比べると2倍強のサイズになり、ユニットは名前の通り5インチウーファーのダブル。ツィータはコーン型からドーム型に変更になっています。箱はMAXIM同様、密閉箱です。

DSC01574.JPG
https://rasenkan.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_470/rasenkan/DSC01574.JPG


GOODMANS DOUBLE MAXIM と ROGERS LS3/5A

DSC01575.JPG
https://rasenkan.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_470/rasenkan/DSC01575-a81dd.JPG


2本のウーファーの間にウレタンを配置し、ユニット間の相互干渉を抑える工夫が見て取れます。ウレタンは劣化しているので、交換が必要ですね。

ウーファーは初期型のMAXIMのように巨大なマグネットを背負ったものではなく、通常のマグネットサイズです。後期生産タイプのMAXIMはマグネットサイズが小さくなっているので、それと同じくらいかもしれません。キャビネットの中には高密度のウレタンが充填されています。

私はこのスピーカーを所有しているのですが、流石に小型密閉箱で低音はあまり出ませんが、なかなか魅力的な音が出ていて、小型スピーカーとしての完成度もかなり高いと思います。このDouble MAXIMもMAXIM同様BBCモニターとしての採用実績があったようです。

1974 年に、皆さんもご存知の小型スピーカーの名器が誕生します。BBC研究所のLS3/5Aです。おそらくは、MAXIMやDOUBLE MAXIMの採用実績から、BBC内部で小型のモニタースピーカーの標準化の要望が出たのでしょう。KEF製の新開発スピーカーユニットを採用したこのスピーカーは、ROGERS, SPENDOR等のBBC研究所ゆかりの会社だけでなく、前述のGoodmansなど多くの会社でライセンス製造され、現在も多くのファンの多い小型スピーカーの傑作モデルです。

続きます?


コメント


管球マニア
すみません、BBC研究所のLS3/5Aはそもそも野外録音用のトラック・バンのなかでモニターするためでスタジオ用のBC-1なんかとはもうぜんぜん違います。まるで音楽用の放送モニターのように考えて名機扱いされてますが笑止千万です。
by 管球マニア (2011-02-28 01:22)

YAS
管球マニアさん、コメント有難うございます。

LS3/5Aの3が可搬型モニターの系統をあらわすことも、LS3/5AがMUSIC MONITORでは無いことも、常識ですし、上記の私のエントリーも、過度にLS3/5Aを持ち上げたりしてませんよね?(というより、私は過度にLS3/5Aが名機扱いされている状況には違和感を感じている方なのですけど。)

昔、こんなエントリーも書いています。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2008-09-09

BBCモニターのスタジオ用で、BC-1を例示されるのも、ちょっと違うような気がします。勿論、その系統であるし、使用実績もあるのですが、MUSICモニターの上位機種として使われたものでは有りませんからね。
by YAS (2011-02-28 12:17)

真空管マニア
すみません、BBCモニターの記事がありました

http://www.g4dcv.co.uk/ls35a/pics/recopal/Jarticle1.html
by 真空管マニア (2015-01-26 11:59)

YAS
非常に有名なページですね。
by YAS (2015-01-27 12:34)

https://rasenkan.blog.ss-blog.jp/2011-01-24

2. 2020年9月04日 15:13:26 : HkgJnKAIEY : SlIuQVB5bUtNeFE=[23] 報告
LS3/5A雑感 [AUDIO]
https://rasenkan.blog.ss-blog.jp/2008-09-09


LS3/5Aは、英国国営放送BBCの古いモニタースピーカーです。3は可搬型モニターを意味する数字です。3/5A以前は、そもそも小型のモニタースピーカーというものがほとんど無いのですが、民生用のGOODMANSのMAXIMのアンプ内蔵のモニター仕様のものなどが使われていたようです。

スピーカーユニットは一貫してKEFの物が使われていましたが、セットとして製造したメーカーには、Rogers, Goodmans,Spendor, Harbeth, KEF, RAM, Audiomaster, Chartwell等があります。(現在は、Richard Allan, Stirlingが、かつての仕様に近い形で生産していますが、現行Rogersのものと同じく、スピーカーユニットは同じではないでしょう。)

ネットワークやスピーカー端子の部品パーツの詳細まで仕様に規定されていなかったので、メーカーや製造時期によって使われているパーツが異なります。したがって、メーカーは時期によって音質が違ったのは間違いないのですが、同じメーカーでも時期によって仕様が異なる(おそらく、音も違う)事から、単純にメーカーによる音質差といえるかどうか… 私には判別できません。それに、現在手に入るものがすべて中古品ということを考えると、音の違いがオリジナルに起因するものか、経年変化の具合によるものか、保証できるものでもありません。(10数年前、当時、現役で生産中だったHARBETH, ROGERS, SPENDORあたりを雑誌で比較視聴している雑誌記事はありましたが。)

どのみち、どこどこの3/5Aが… みたいな無責任な発言には、踊らせられない方が良いような気がします。 私が所有しているのは、初期型15オームのROGERSと、最終生産版のバイワイヤリングタイプのROGERSの在庫処分品の2ペアです。前者は中古で5万円くらいで購入。後者は、新品で12万円くらいで購入しました。(ほか、当時のROGERS JAPAN解散時に放出したユニットとネットワーク一式。)

バイワイヤタイプは、私の実家で、音楽&TV用としてQUAD66シリーズと接続されて活躍しています。LS3/5Aのナチュラルな音質はTV用として使っても非常に好ましい音質です。QUADとの組合わせも、定番ではありますが、良いですね。高域の抜けや低域の量感は無いので、派手な演出のある映画をみる時に、効果音の再生という面では、少々物足りなさも感じます。

まさしく、LS3/5Aの本質はそういうところにあると思うのです。ナチュラルで中庸で突出したところが無い。そのトータルのバランスは、他ではなかなか得にくいものだけれども、解像度や帯域といったオーディオ的な快楽の部分を求めるには、不足感もある。ある意味、聴き手や音楽を選ぶスピーカーともいえるでしょう。

オーディオ的快楽からは、ちょっと遠いところにあるので、初心者向きの装置ではないような気がします。言い換えると、ある枠内では万能に近いですが、枠をちょっと出た瞬間、色々と不足感が出てきます。それが良い点でもあり、欠点(というか、限界)なのでしょう。ケーブルやセッティングの差を完全に表現する(と、いってる人が居た)なんて、さすがに大げさすぎます。

もし私が、1〜2ヶ月程度、住まいを離れて生活する必要があり、ちょっとしたオーディオセットを持っていく余裕があるのならば、高い確率でLS3/5Aを選ぶと思います。その中庸さは、色々な音楽を聴く目的にも、平均的に好ましいからです。でも、それ、期間がそれ以上だとちょっと辛いかもしれない。不足感に我慢できなくなるような気がするからです。

復刻版が40万円と、少々高い事を考えると、中古市場価格は今後もアップするのかなぁ?しかし、今後、一層、故障品の素人修理品とか、問題のある中古品が市場に出回るような気もするので、これからLS3/5Aを欲しいと思う人は、注意深く。雑誌の特集記事を読んでその気になっただけの人なら、LS3/5A以外のスピーカーで、もっと幸せになれる人のほうが多いと思います。

たまたま、自分が手に入れた/持っているからといって、伝説のスピーカーに仕立て上げる人が居るので(苦笑 まあ、せめて、音を聴いてから、考えてください。

コメント
oshow
YAS さん はじめまして

oshowと申します。
odex扱いのnaimとRogersを使い続けて20余年の者です。

”まさしく、LS3/5Aの本質はそういうところにあると思うのです。
中略
雑誌の特集記事を読んでその気になっただけの人なら、LS3/5A以外のスピーカーで、もっと幸せになれる人のほうが多いと思います。”

ブログ拝読しましたが全くもって仰るとおりと思います。
モニター用途として人声確認の為に使用されていたモノを
BBCのお墨付きがあったばかりにそれだけが一人歩きをして、
それに群がる者たちが性能ではなく希少価値とリセールバリューのために
伝説やら歴史を語りだしたといえます。

20余年使ってきていますがこのスピーカーの市場価値が理解できません。
とはいってもRogersLS3/5Aを使っているといえばオーディオのベテランと見られることは理解できています(笑)。

ま、私がこのスピーカーの価値が理解できるのは手放したあとの、
先方から頂いた金額でしょうけどね(笑)。

失礼します。
by oshow (2020-08-17 23:14)

YAS
oshow さん、随分古い記事にコメントありがとうございます。

価格については、あまりあれこれ言う気はありません。英国生産で頑張っているstirling broadcastのLS3/5Aは40万円をこえますが、日本の経済成長が諸外国と比べてストップしている影響あり。過去の倍額になっているのは、かつて安物タンノイと馬鹿にしていたスターリングが今やがちょっとした値段になっているのと同じだと感じています。中古市場の高騰に関しても、最近はどうか知りませんが、一時期は海外からの買い付けも多かったようです。
by YAS (2020-08-23 23:32)
https://rasenkan.blog.ss-blog.jp/2008-09-09

3. 中川隆[-11509] koaQ7Jey 2020年9月05日 11:27:52 : MiikQNbYFc : SExPd1N4T0pwU2M=[16] 報告

岡山県 玉野市 Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/458.html

岡山県 Vintage Audio 店訪問記 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12616010035.html

4. 中川隆[-11506] koaQ7Jey 2020年9月05日 11:42:14 : MiikQNbYFc : SExPd1N4T0pwU2M=[20] 報告
Goodmans(グッドマンズ) MAXIMのネットワーク オーバーホール | VintageAudio
2017/03/11
https://vintage-audio.jp/?p=1322


Goodmans(グッドマンズ) MAXIMのネットワーク オーバーホールを行いました。

Goodmansに限らずSPのネットワークに使用されているコンデンサですが、1950〜1960年代(または、それ以前)オイルコンデンサーは高い確率で問題ないのですが、1950年代中期以降使用されているフィルムコンデンサは、殆ど不良になっています。

SPのネットワークに入っているコンデンサでハイパスフィルターを構成しているフィルムコンデンサは多くの場合、容量が増えている(1.5〜2倍)傾向にあります。正常なコンデンサでも容量が増していますとクロスオーバー特性が変わってしまいますが、経年劣化による容量増大ですから、単に容量の大きなコンデンサが入っているという訳ではなく音質的にも変化していると考えます。

ローパスフィルターに入っている電解コンデンも、測定上は正常な値を示しますが聴感的に明らかに周波数特性がおかしくなっています。このMAXIMの様にローパスフィルターにだけ電解コンデンサ(BP含む)を入れている場合には聴感上解りづらいのですが、1970年代以降のスピーカーシステムの様に電解コンデンサ(BP)をハイパスフィルターに入れている場合は、明らかにおかしいので判断しやすくなります。充放電特性の劣化によるものだと思われます。

今回のMAXIMでは、片側有極電解、片側BP電解と不揃いであったことと、アンプの場合もそうですが半世紀前の寿命が設定されている部品をそのまま使用するのは、気持ち悪いので交換しました。

4uF/DC50Vという低圧ハーメチックタイプのオイルコンデンサに交換します。スピーカーのフィルターコンデンサを交換する場合、容量は仕様規格を守ることはもちろんですが、むやみに耐圧の大きいコンデンサに交換することは好ましくありません。アンプの場合も同じですが、聴感上音の反応(立上り・立下り)が鈍くなります。

Goodmasn(グッドマンズ) MAXIM |オリジナルネットワーク

Goodmasn(グッドマンズ) MAXIM |ネットワークのOH2


写真の様に交換したネットワークを戻し、試聴します。
このMAXIMに限らず、多くの場合中高音域の耳障りな付帯音(歪っぽい音)が無くなり端正な感じになります。
https://vintage-audio.jp/?p=1322

5. 中川隆[-10700] koaQ7Jey 2020年10月22日 09:41:30 : 3HB6WmkKNY : SXUyVU9IR0VUaWs=[3] 報告

Edward James Jordan(通称テッド)

E.J.Jordan氏は有名なスピーカーデザイナーですが、日本ではあまりよく知られていないようです。個人的には、最後の伝説的スピーカービルダーではないかと思っているので、これを機会にまとめてみようと思います。


氏の経歴については、TNT-Audio のインタビューが詳しいので、英語が得意な方は是非原文にあたってください。
http://www.tnt-audio.com/intervis/jordan_e.html


経歴は


GEC → Goodmans → JORDAN WATTS → E.J.Jordan Design / ALR JORDAN GEC


Goodmansは巨大メーカーですが、JORDAN WATTSとE.J.Jordanは家内制手工業のような小さな会社です。ALR Jordanは、ドイツのALR社との合弁会社です。小さい会社のほうが自由に作りたいものが作れたのでしょう。

GEC在籍時代に、スピーカーの開発に携わります。多分、工業高校とか専門学校を出て、GECに就職したものと思われます。音楽好きな家族だったとのことなので、教育水準は高い家庭だったのでしょう。

GECには当時としては非常に珍しい、先進的なメタルコーンスピーカーがありました。これをきっかけに、メタルコーン振動版スピーカーの音質に興味を持ったようです。(ちなみに、このGECのメタルコーンスピーカーはフルレンジとして使うには少々高域が不足しており、セレッションのHF1300型ツィータのGEC向けOEM版と組み合わせて同軸化されたバージョンがあります。)


その後、Goodmansに入社し、コーン型スピーカーの再生レンジの拡大についての研究に携わります。その成果がAxiette型8インチフルレンジスピーカー(AXIOMは10インチ以上に使われた名前)で、これは本当の意味で全帯域スピーカーと呼べる高性能のものであったようです。これは、GECのメタルコーンより、色付けの少ない音でしたが、Jordan氏には、メタルコーンの音にあった、活気/生命 のようなものがかけている点が、不満だったそうです。ですが、Jordan氏は、Goodmans在籍中には、メタルコーンのスピーカーの開発をすることは出来ませんでした。Goodmansはメタルコーンのスピーカーを発売していないので、会社の方針だったのでしょう。

他の大きな実績として、Goodmans社のキャビネットに採用された音響抵抗ARUユニットや、(QUADのピーターウォーカーとほぼ同時期に)ESL型スピーカーの開発等、多岐に及んでいます。ARUについては、発明者の中にJordan氏の名前を含むパテントが4件残っています。

なお、発売当時、AXIOM80は戦前のスピーカーユニットの復刻版のような位置づけのもので、当時のGoodmans社のカタログをみても、値段、サイズ、仕様すべてをとって、かなり特殊な位置づけのスピーカーです。戦時中は軍用通信のモニター用に使われていたという話もあるようです。声の帯域がよく通り、低域が出ない。というつくりとも一致します。

従って、AXIOM80はJordan氏の設計ではなく、ARUを用いたAXIOM80のシステム化がJordan氏の実績です。(上記、TNT AudioのインタビューにもAXIOM80の話題は出てきません。また、数年前に秋葉原のヒノオーディオの招待で来日した時にも、日向野社長にそのように話したそうです。あまりにも誤解が広まっているので、訂正するのも面倒だとか。)


彼のGoodmansでの最後の仕事は、Goodmans MAXIMという小型スピーカーシステムの開発と言われています。4〜5インチのウーファーと同じく4インチ程度のコーン型ツィータの組み合わせの超小型密閉箱。ユニット、キャビネットを別々に購入してユーザーがスピーカーシステムを作るのが常識だった時代に、初めて登場したシステム化済のスピーカーといわれている。また、これが、小型高性能スピーカーの先鞭をつけたともいわれています。

1964年発売ということなので、JORDAN WATTS社の設立1963年とほぼ一致しています。 ちなみに、このMAXIMのツィータは非常に飛びやすかったそうです。アンプが真空管からトランジスタに切り替わった時期の製品だったことも関係しているのでしょう。私も海外、国内のオークションや販売店で探したことがありますが、中古市場で売られているものの多くが、ツィータがオリジナルから交換されているか、ツィータ断線状態の但し書きがあり、手に入れることができませんでした。ユニットの仕様も複数存在するようです。

Blog MasterはDouble MAXIMというスピーカーシステムを所有しています。これは、高分子系のドーム型ツィータと5インチ程度の高分子系ウーファー 2発からなる小型密閉システムです。1972年の発売なので、Tedの設計ではないでしょう。

1963 Jordan-Watts Ltd設立。

Goodmans社の同僚であるWatts氏と独立し、Jordan-Watts社を設立します。Watts氏は、営業畑の方だったようです。後にJordan氏が独立した後も、Jordan-Watts社を続けますが、数年前に、Watts氏の逝去によって会社の歴史を閉じたそうです。また、当時の代理店の今井商事さんも、ながらくスピーカーのメンテナンスをされていましたが、補修部品が無くなったため、メンテナンスを終了しました(2010年12月追記)


Jordan氏は、JW社でかねてからの念願であった、金属振動板のスピーカーの開発に着手します。それが、MODULE UNIT(MODULARともいう)mk2です。以後、Jordan氏の開発したスピーカーユニットは、すべてメタルコーン系です。MODULE mk1は、紙コーン&丸型ケースのモデルだったようで、ごくわずかしか製造されなかったのでしょう。私も中古市場ですら流通しているのを見たことがありません。


同社のスピーカーユニットは、基本的にMODULAR一種類で、これを1個〜複数本エンクロージャーに組み込み、システム化したものを販売していました。(システム用にはツィータがついたものがありますが、GOODMANS等からのOEMだったようです)

また、DIY市場向けにユニット単体を積極的に販売していたようで、カタログには複数の推奨箱の図面が掲載されています。(中には、完成品として市販されなかった寸法比のモデルもあります。)


これは、ちょっと珍しい振動板が金色のアルマイト処理されたモデル。(ほかに黒色や樹脂コーティングモデルがあります) MODULEは個々のユニットに音響負荷を組み込むことにより、同一キャビネットに複数ユニットを使用するしても相互干渉が少ない点が特徴のひとつです。それが、MODULEの名前の所以でしょう。


Jordan氏は、Goodmans在籍当時、AXIOM 80 4本を使用したバックローデッドホーンキャビネットの設計などをしており、Goodmans時代より、複数ユニットを使用したスピーカーシステムの研究もしていたようです。

1975年 E.J.Jordan設立すでに、Jordan-Watts社から独立していたのか、別途会社を立ち上げていたのか?その点は良く判りません。Jordan Watts社のJH200という製品は、E.J.JordanのJX92に似たスピーカーユニットを採用しています。 TNT Audioのインタビュー記事に出てくるJordan 50mm moduleというのは、後のJX53やJR6HDの原型になるユニットです。ブリティッシュ・テレコムで電話機のテスト用途にも使用されていたそうです。同社は、1995年に日本でE.J.Jordanのユニットが扱われるようになった時点で、フルレンジとして、JX53, JX62, JX92, ウーファーのJX125, JX150を販売していました、現在はJX53の後継モデルのJR6HDとJX92S(防磁タイプ)の2種類のみがラインナップされています。

現在は、Jordan氏はユニットの権利をEsoteric Audio Design社に譲り、スピーカー設計の活動からは離れているようです。(2010年12月追記)

JORDAN社のWEB SITEより、JX92, JX92S用のトランスミッション(transmission line)型エンクロージャーの図面です。この図面を元に、システム化したものを販売している販売店やメーカー(海外)もあるようです。 余談ですが、1984年にBandorという会社が出来ます。Jordan氏の元夫人であるドロシー女史の会社で、最初はBANDOR版の50mm MODULEを生産していました。

現在は、Bandor-50, 100, 150, 300の4種類の口径のメタルコーンスピーカーを製造しているようです。日本でもラジオ技術社が、50mmの50ADW8(8オーム仕様)と100ADW8を販売していました。


ひとりの設計者が作ったスピーカーユニットを年代別に並べ、音を出してみると、なかなか面白いです。

私の手元には、前述のGEC同軸(これはJordan氏設計ではないが、影響を与えたものとして)、GoodmansのAXIETTE-8や、AXIOMシリーズの幾つか, JORDAN WATTS MODULAR, E.J.JORDAN JX53, 62, 92, 125があります。


時代の要求に合わせてなのか、新しい設計のものほど、高域方向にワイドレンジになっていくのがわかります。

MODULARとJXを比べると、後者の方がベールが1〜2枚はがれたようなクリアな音がします。

一方、中域の厚みや音の柔らかさはMODULARのほうが心地よい様に思います。

どちらが優れているというのではなく、どちらが好きな音か、そのとき聴きたい音か?で、判断すると良いでしょう。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-06-02

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