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大雪の前に、どんな準備をしたらいいのか?気をつけるべきポイントは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1127.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 26 日 11:36:28: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 北海道民が教える「雪道の歩き方」5カ条 投稿者 中川隆 日時 2017 年 1 月 19 日 23:51:02)

大雪の前に、どんな準備をしたらいいのか?気をつけるべきポイントは?


数年に1度の強い寒波。大雪の前に備えておきたい5つのポイント
ハフポスト日本版 2020/12/25
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%95%b0%e5%b9%b4%e3%81%ab1%e5%ba%a6%e3%81%ae%e5%bc%b7%e3%81%84%e5%af%92%e6%b3%a2%e3%80%82%e5%a4%a7%e9%9b%aa%e3%81%ae%e5%89%8d%e3%81%ab%e5%82%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%845%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88/ar-BB1cdRfv


2020年の年末年始は、数年に一度クラスの強い寒波や、強い冬型の気圧配置の影響で大雪が長期化する恐れがあるとして、気象庁は事前の備えを呼びかけている。

大雪の前に、どんな準備をしたらいいのか?気をつけるべきポイントは?

一般社団法人「FUKKO DESIGN」、認定NPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」(JVOAD)、TBWA HAKUHODOの3つの団体は、気象予報士などの協力のもと、「コロナ禍でもすぐできる!冬の荒天への備え2020年版」を作成した。

その内容を基に、気をつけたい5つのポイントをまとめた。

1)雪の対策用品・備蓄

【家の中の備え】
・雪かき用スコップは必ず用意

→一家に一つは用意しよう。アルミやプラスチックなど軽い材質がおすすめ

(雪が硬いとプラスチック性のスコップは破損する場合があるので注意)

・家の中の備蓄を確認

→大雪時には1週間以上、家の中で孤立する恐れや、停電が長期化することもある。寒さ対策や生活必需品を確認しておこう

(以下引用)

<用意しておくと良いもの>

防寒着、懐中電灯、カセットコンロ、ラジオ、使い捨てカイロ、ポータブルストーブ、飲料水、スマホ用予備バッテリー、灯油、非常食

(以上引用)

【車の備え】
・ガソリンを満タンにしておく

(以下引用)

<車内に用意しておくと良いもの>

防寒着、タイヤチェーン、手袋、スノーブラシ、毛布、スコップ、長靴、(特に雪の多い地域では、スノーヘルパー、けん引ロープ)

(以上引用)

★注意★ コロナ対策のため、マスク、体温計、アルコール消毒液なども準備しておこう

2)身の回りの雪対策
© ハフポスト日本版
・車のワイパーを立てる

→ワイパーをそのままにしておくと凍結し、故障の原因に

・こまめに雪かき

→特に玄関周りや車庫の入り口をこまめに雪かきしておこう。凍結防止剤を使うのも効果的だ

・雪下ろしは早めにやっておく

★注意★ お湯や水を撒くのは、凍結する恐れがあるので危険

3)運転、屋外時に気をつけること

【車の運転】
・車の運転は出来る限り控える

→雪道や凍結した道路は、通常のタイヤでは滑りやすく危険。雪が降る前にチェーンを用意するなど対策しておこう

・事故が起こりやすい場所を確認

→どうしても運転しなければいけない時は、坂道やカーブ、雪道のわだち、アイスバーン、交差点など事故が発生しやすい場所で特に注意しよう

【屋外にある危険】
・雪、つららの落下

→建物や電線のそばは要注意だ

・見通しの悪化

→暴風雪で視界が悪くなった時は、すぐに店やコンビニなど安全な建物の中に避難して

・雪崩

→斜面沿いの山間の道路などでは雪崩に特に注意を

4)屋外で暴風雪になった時の対処法

【歩行中や屋外作業中】
・安全な建物内に避難する

→近くのコンビニや商店など、猛吹雪をしのげる場所に避難を

・低体温症を防ぐ

→厚着をして、顔・首・頭の保温をしよう

【車の運転中】
・コンビニの駐車場などに避難し、天候の回復を待つ

【車が立ち往生した時】
・可能なら、道路脇に避難する

・ハザードランプを点灯する

・停止表示板を置く

・JAF、警察、消防などに救助を依頼する

★注意★ 車内で救助を待つ時は?

車が雪に埋まると、排気ガスが車内に入り込み一酸化炭素中毒になるなど、命の危険がある。

・原則エンジン停止、エンジンをかける時は必ず排気口付近を除雪する

・十分に防寒する

ことを気をつけよう

5)最新情報を集めよう

最新の道路交通状況や気象情報を確認し、行動につなげることも大切。

自治体がSNSなどで発信する情報のほか、気象庁が発表する積雪や警報・注意報の情報をチェックしよう

・気象庁のサイト

◇ ◇

「コロナ禍でもすぐできる!冬の荒天への備え2020年版」は、次の専門家らの協力を得て作成された。

荒木健太郎氏、近藤肇氏、佐々木昌二氏、市川衛氏

壁に貼ったり、紙にして持っておきたい人のために、印刷しやすいPDFデータも公開されている。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%95%b0%e5%b9%b4%e3%81%ab1%e5%ba%a6%e3%81%ae%e5%bc%b7%e3%81%84%e5%af%92%e6%b3%a2%e3%80%82%e5%a4%a7%e9%9b%aa%e3%81%ae%e5%89%8d%e3%81%ab%e5%82%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%845%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88/ar-BB1cdRfv  

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コメント
1. 中川隆[-8728] koaQ7Jey 2021年1月01日 12:45:24 : FMpih0kosT : alFZZWk4NGtIM1E=[11] 報告
大雪のあるある ツリーホールとその危険性を中心に雪国の住民が解説
斎藤秀俊 | 一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授
2021/1/1
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210101-00215547/

針葉樹の根もとに口を開けたツリーホール。スキーヤーが気づかずに落ちる(筆者撮影)

 日本海側の大雪で明けた令和3年。大雪とは、単に2 mの積もった雪(積雪)を言うのではなくて、一晩で1 mくらい降った雪(降雪)を指します。本稿では、雪国の人の生活に溶け込んでいる、大雪のあるある(注)に触れます。

 国境の長いトンネルを抜けると、あなたもみんなも雪国の人。夜の底が白くなっただけでは済まない危険について、ツリーホールとそれが引き金となる事故に焦点を当てて、雪国の住民が雪の降りしきる新潟から解説します。

雪と水難の関係は

 謹賀新年。筆者の住む新潟県、特に越後湯沢(湯沢町)では「これぞ雪国」と言うにふさわしいくらいの積雪で、現在2 m近くに達しています。一昨夜から降り続いた雪は降雪で80 cmほどとなり、天気予報通りの大雪(雪国では普通ですが)の状況にあります。

 水難の専門家である筆者ではありますが、雪にまつわる事故と水難事故とではかなりプロセスが似ていて、筆者の毎日の雪国経験と水難事故調査の経験とを合わせると、新しいジャンルが構築できそうです。例えば、氷と水の関係性、没すれば窒息や低体温に陥る関連性、ブレーキが利かないということでは、車とボートの共通性。雪国の住民が現場にて科学の目で見た事実を記事にてお届けします。こじつけと思わずに、お読みいただければ幸いです。

ツリーホールって何

 雪国の立ち木の下には、穴が開いています。これをツリーホールと言います。雪国の人に「ツリーホールって何?」と質問してもピンときません。「立ち木の根もとの穴」と言うと「あ、それ知ってるよ」と言います。雪国の人の生活に溶け込んでいて、そして当たり前過ぎて、英語での言い方なんてピンとこないのかもしれません。積雪シーズンには、落葉樹の根もとよりも、針葉樹の根もとで大きいものが見られます。

 図1をご覧ください。昨年12月中旬の大雪で積もった雪の景色です。写真の左側の針葉樹の根もとには、かなり大きな穴が口を開けています。その一方で、右側の落葉樹の根もとには大きな穴が見られません。おわかりのように、樹木の枝葉に降雪が遮られて、積雪が少なくなることが原因です。

図1 左側の針葉樹の根もとには大きなツリーホールが見られるのに対し、右側の2本の落葉樹の根もとには見られない(筆者撮影)
 インターネット上でも、ツリーホールの写真が多く掲載されていますが、多くは本当の意味での危険性を表現していません。なぜかと言うと、近づくことができるような穴ばかりだから。ツリーホールに近づくことができるのは、積雪がしまっている証拠です。比較的硬いので、撮影のために歩いて近寄ることができます。気をつけていれば、ホールに落ちることはありません。

 図2をご覧ください。同じ樹木の写真を上下に並べています。上側の写真は昨年12月30日に撮影されました。下側は翌日12月31日の大雪の最中です。

図2 新雪が積もる前(上)のツリーホールと50 cmほど新雪が降り積もった後(下)のツリーホール(筆者撮影)

 昨年の12月中旬に降った雪がある程度解けながらしまっていることが上図からわかります。その証拠に、左側から足跡が針葉樹に向かってついています。雪上を歩くことができる程度にしまっているのでしょう。針葉樹の根もとのツリーホール右側に這い上がったと思われる後が残っています。樹木の右側に新しい足跡が続いているので、自力で這い上がったのでしょう。読者の皆様は、このような所を歩くようなまねをしないようにしてください。なぜかというと、多分、野生動物の足跡だと思われます。

 下図によると、12月30日夜から降り続いた新雪が柔らかそうな雪として積もっていることがわかります。ホールの深さがさらに深くなっていることが明らかです。こんな風景は雪国では生活の一部で、「大雪あるあるだよね」程度です。ところが、

危険1

 新雪が表層雪崩のようにホールに流れ落ちます。根雪は比較的しまっていて、その上に流れやすい新雪が積もっているからです。

危険2

 深い。図2では根雪の深さが2 m近くあるところに、新雪が50 cmほど積もっています。合計2.5 mほど。何かのきっかけで周辺の雪が落ちてくれば、ホールの底は1 mほど埋まります。

 ツリーホールでの雪崩。実際の水ではあり得ない話ですが、穴の周辺に水がうず高くたまっていて、それが何かのきっかけで突然穴に向かって流れ落ちるような現象が起こる訳です。水の流動性が高いのに対して、雪の流動性が低い(でも流れる)ために見られる現象です。大雪のあるあるなので、雪国の人はここに近づくことなど、最初から考えもしません。

あるあるだから
 同じような例は、ほかにもいくつかあります。

 落葉樹の立ち木の下にも図3のように小さいながらのツリーホールが見られます。これが目立つような季節になると「春が来るなあ」と感じるものです。木の幹が熱を伝えるために、幹に接触している部分から雪が解けていくのです。

図3 落葉樹の幹の周囲にできたツリーホール(筆者撮影)

 物質の熱伝導で周辺の雪が解けていく同様の例としては、金属の看板の周辺、電柱の周辺、家の壁の周辺などがあげられます。特に家の壁面の周辺では、図1の針葉樹の周辺のように、ホールの壁面が大きく傾いているので、大雪時、屋根の雪下ろし作業の時や家の窓に板を張る作業の時に、新雪と一緒に人がホールに落ちて雪に埋まる事故をよく聞きます。筆者も経験しました。

 地面に湧水や流水があると、雪が積もりにくくなります。そういう場所は至る所にあります。図4にその様子を示します。ここでは地面が現れているので「下は水だ」とすぐに気がつきますが、雪で覆われて空洞になっているだけで見た目では水があることに気がつかない場所もあります。「周囲よりへこんでいれば何かある。」これも生活の一部です。

図4 湧水や流水の周辺では雪が積もりにくい(筆者撮影)

ツリーホール付近での事故

 スキーやスノーボードでの滑走中に立ち木に衝突し、あるいは立ち木の下の雪に埋もれて亡くなったなど、スキー場やその周辺での死亡者数は全国スキー安全対策協議会の調べで、シーズン毎に10人から20人にのぼります。

 今シーズンでは、越後湯沢にて2件の死亡事故がありました。いずれもスノーボード中に雪に埋もれて窒息したものです。

 これらの事故が「ツリーホールに落ちることにより発生した」とはニュース等に書いてありませんが、大雪で新雪が積もり、ツリーホールができれば、一般論としては、次のような過程をたどり事故が起こります。

(1)滑走中コースから外れてしまい、
(2)元に戻ろうと滑走を続けていたら、
(3)いきなり目の前に現れたホールに気づき、
(4)止まろうとエッジを効かせたらホールの口付近で雪崩れ、
(5)新雪とともに底に落ち込み、
(6)全身あるいは逆立ち状態で上半身が埋まり窒息。

 なお新雪ではなくて雪面がアイスバーン状態だと、ホールに落ちるとともに立ち木と衝突し、頭や体を強く打つ事故が見られます。こういった事故はスキーやスノーボードの競技選手あるいはインストラクターでも起こすことがあります。筆者の知り合いのお子さんも競技の練習中にこの事故で命を失いました。コースを外れれば、地元の人も観光客も同じです。

だから、大雪のあるある

 そもそも新雪が積もっている場所で手がつけられていない土地は、雪国の人にとって人が立ち入ることすら考えの及ばない場所です。考えが及ばないから手がつけられていないとも言えます。事故があったと聞けば「そうだな、大雪になるとよくあることだな」とすぐに納得して、次の仕事に移ります。雪国の一日は、常に雪かきに追われています。

【参考】尋常ではない初雪の除雪 作業中に流雪溝や水路で溺れないために
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20201218-00213090/


注:雪国の生活に溶け込んでいて、無意識には気をつけているけれど、特に話題にならない事象を、ここでは「大雪のあるある」としています。


https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210101-00215547/

2. 中川隆[-8727] koaQ7Jey 2021年1月01日 12:47:34 : FMpih0kosT : alFZZWk4NGtIM1E=[12] 報告
尋常ではない初雪の除雪 作業中に流雪溝や水路で溺れないために(18日12:30訂正)
斎藤秀俊 | 一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授
2020/12/18
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20201218-00213090/


家の前の雪を流雪溝に捨てて流す除雪。初雪でまさかの重労働(筆者撮影)

 尋常ではありません。今年の初雪は、ところによっては1日で2 m近い積雪に達しています。毎日の除雪は雪国の宿命です。とはいえ、雪国の人々は2年ぶりに、いきなり初雪の山を片付けることになりました。

 除雪作業中に流雪溝や水路に落ちないように気をつけましょう。明るいうちの作業と複数人での作業を心がけ、さらには緊急時の連絡手段を身から離さないようにしましょう。

初雪で自衛隊の災害派遣
 雪国以外にお住まいの方も読まれると思うので、今年の雪国の状況をお話しします。

新潟県は17日午後、「大雪に関する新潟県災害対策本部」を設置しました。その上で、関越道で車1000台以上の立ち往生が起きていることについて、停留車両の解消とドライバーの安全確保のため、自衛隊に災害派遣を要請しました。 (BSN新潟放送 最終更新: 12/17 (木) 16:42)

 今年は初雪でいきなりの自衛隊災害派遣です。筆者は昭和58年からの3年連続の大雪を新潟県長岡市で経験していますが、初雪での災害派遣には覚えがありません。

 12月16日、17日ともに長岡市の職場から県境の町である湯沢町に向かいましたが、関越道はもとより、国道17号も湯沢町の手前である南魚沼市から湯沢方向に渋滞車列が微動だにしない状態でした。両日とも途中で進むのを諦めて職場に戻りました。図1は国道17号南魚沼市内の様子です。たった2日でこのような雪の壁ができました。左に除雪中の人が写っています。スコップで雪の壁に通路を作るための作業です。

図1 12月17日夕方の国道17号長岡方面車線の様子(筆者ドライブレコーダー映像)

 このような降り方ですと、まるで洪水にあったような感じです。違いは、洪水は流れますが積雪は流れないところでしょうか。洪水の中、車は走ることができません。積雪も除雪しなければ車は走れません。立ち往生すると、次第に埋まっていきます。2 mの積雪に埋まると、見た目が寿司とか団子を通り過ぎて雪の塊になります。まるで、徐々に水深を深くしていく洪水に沈んでしまったかという感じです。

雪国の人は毎日が除雪

 雪国の朝は早い。早い人では朝4時ころから家の前の除雪を始めます。道路に除雪車が入るところでは、家の前に「お土産」の雪の壁ができます。その壁とともに、家の玄関から道路までの間に降り積もった雪を除くのです。家によっては朝の除雪に1時間から2時間はかかります。

 新潟県でも山沿いの民家では、集めた雪を捨てるための流雪溝や用水路・排水路が家のすぐ前や横などにあります。流雪溝は、地域で流雪溝組合を結成して、組合が流雪のために設置した溝です。農地に近ければ用水路や排水路を使います。

 カバー写真は流雪溝を使って雪を捨てている様子です。民家の前だと2カ所から3カ所の雪捨て口があります。日頃はグレーチング(鉄の網)でカバーされていますが、雪捨ての時にはこのグレーチングを開きます。

 水路がすぐ近くにあると、図2のように家の敷地から直接雪を捨てることができます。水路にはふたがされていない場合が多く、また夏場には柵がしてあっても、冬の前に雪捨てのために外すところもあります。

図2 水路を使った除雪の例。水路に直接雪を捨てる方式(筆者撮影)

流雪溝や水路での溺水

 これまで新潟県内だけでも繰り返し流雪溝や水路での溺水事故が発生しています。新潟県では定期的に除雪作業事故防止注意情報を出して、県民に警戒を呼びかけています。

 昨シーズンは記録的な雪なしの年だったので、除雪に伴う溺水事故はありませんでした。そして、流雪溝への転落による溺水は近年新潟県内での報告が見当たらず、新しいところでは2011年に妙高市で男性が50 cmほどの幅の溝で流された事故があります。その一方で、一昨年のシーズンには2月に十日町市で男性が、長岡市で女性がそれぞれ用水路に転落して、溺れて亡くなっています。

 新潟県では、除雪前に流雪溝や水路の位置を確認するように注意を出しています。そして近年事故が減ったのではなく、たまたま大雪の年に巡り合わなかっただけであることを肝に銘じなければなりません。

具体的には何に注意するべきか

流雪溝では、バランスを崩さないように

 最近は事故対策が進み、コンクリートふたをかけて暗渠化し、雪捨て口だけはグレーチングなどを使った開閉式になっています。

 図3は小千谷市でたまたま除雪中の方がおられたので、インタビューしながら撮影した流雪溝です。今年、この方が気をつけていることを2つ教えてくれました。

 ひとつは「今年の流れが遅い」ことです。見ると雪捨て口に雪が流れずに残っています。そのままにしておくと流雪溝が溢れて床下浸水など被害につながります。そのため、スコップを使って雪の塊を壊しますが、その時にバランスを崩すと溝に足を突っ込んだりします。

 もうひとつは昨年少雪で使わなかった「スノーダンプがさびて滑りが悪い」ことです。雪はスノーダンプを使って雪捨て口に運びます。滑りが悪いと力を入れすぎ、それが流雪溝付近で体のバランスを崩す原因となります。

図3 流雪溝の雪捨て口を開いて溝にたまった雪をスコップで崩している。男性によると今年のこの溝の流れはあまり良くない(筆者撮影)

 人の肩幅程度の幅があれば、人は簡単に流されてしまいます。それは富山県の用水路で実証済みです。バランスを崩して足を入れた瞬間に足から流されます。一度流されると、流速が速く、すぐに暗渠に潜ってしまいます。水温はほぼ0度で、長時間生きていることができません。救助に時間がかかるので、流雪溝に流されないように最大限の注意を払うことが大事です。

 この土日は、どこでも屋根の雪下ろし、そしてその雪を片付けるために雪捨て口は終日開きっぱなしになります。そのため、休みで家にいる子供が雪捨て口に近づかないように気をつけます。大事なことは、一昨年の子供と今年の子供では同じ子供でも活動範囲や興味が変わっていること。少雪の昨年は1年抜けていることに注意しなければなりません。

水路では、自ら入らないように

 新潟県や富山県での用水路転落事故の聞き取りで気をつけることが明らかになっています。

 ひとつは水路に入って作業をしないこと。雪を捨てすぎて水路の流れが悪くなり、スコップをもって雪を崩しに入った男性が、流れが再開した時の水流の威力に負けて流されてしまいました。冷水のため、すぐに意識を失いました。

 もうひとつは図4に示すような水路脇の雪庇に気をつけること。いつもであれば簡単に上がれる水路だったのに、雪庇に気がつかずに雪庇ごと水路に落ちた女性が、その雪庇のせいで自力にて上がることができませんでした。上がるところを探して歩き回るうちに意識を失い倒れました。携帯電話があったらと思われた事故です。

図4 水路に張り出した雪庇の例。積雪の分だけ水路が深くなっていることにも注意(筆者撮影)

頼りは救助してくれる人

 流雪溝や水路の中は冷水です。全身が浸かれば服を着ていても10分も持たないような水温です。一刻を争って救出されなければなりません。そのため、除雪作業は明るくて見通しのよい時間に、複数人数で。万が一の時には作業前から身につけている携帯電話で119番通報してすぐに救助隊を呼んでください。

 冷水に浸かっている人の意識があれば、外の人ははしごを水路に入れて脱出させます。力が残っていれば自力で、だめだったら胴長などをはいて濡れないようにした人が水に入って手助けします。でも、無防備に救助に入ったら、中の人と同じ運命をたどります。


さいごに

 昨シーズンはほとんど除雪を必要としなかった新潟県。体力的には全員2歳、年を取っていると覚悟しましょう。かくいう筆者も2年ぶりの雪かきに腰の筋肉を痛めました。まっすぐに歩くのが少々しんどいです。中高年世代は特に自分の老いを自覚し、細心の注意を払って除雪事故に注意し、今年のシーズンを無事に乗り切りたいものです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20201218-00213090/

3. 中川隆[-8524] koaQ7Jey 2021年1月06日 19:07:55 : ZA3yXgdpkw : QUlhc0NGL0RrdVE=[30] 報告
雪と闘う日々、「殺されてしまう」 高齢者、先見えぬ状況に募る不安
2021年1月6日
https://www.sakigake.jp/news/article/20210106AK0002/

勝手口から外を見つめる佐藤さん=5日午後3時40分ごろ、横手市横山町

 記録的大雪となっている秋田県の県南部では、高齢者たちが雪との闘いに日々あえいでいる。除雪や、買い物、通院…。見上げるばかりの雪山に囲まれ、「雪に殺される」と切実な声が漏れる。
雪下ろし依頼も、業者手回らず

 「上に注意」

 横手市横山町で1人暮らしをする佐藤カツさん(80)の自宅入り口には、そう書いた紙が張られている。

 雪の重みで折れ曲がった屋根、そこからせり出す雪庇(せっぴ)。「寒さで雪が硬くなり、つついても落ちてこない。どうしたらいいだろう」

 先月20日すぎに一度、市の制度を利用して屋根の雪下ろしを済ませた。しかし、30日から続いた大雪で一気に屋根の雪は高さを増し、年明けに再び、雪下ろしを依頼した。

 いつもの年であれば頼んでから1週間ほどで業者が来るが、今回はいつになるか分からない。「業者も忙しくて手が回らないんだろう。近所の人や親戚だって自分のことで手いっぱいだと思う。迷惑はかけられない」

 大雪に見舞われてから、膝の痛みが再発した。食料品や日用品の買い物には歩いて片道30分以上かかる。「買いだめしたくても、1人で持てる分しか買えない。滑って歩きにくいし、冬の道は怖くて嫌だ」

 何かあったときに玄関しか出入り口がなければ不安だと、佐藤さんが勝手口を開けようとした。屋根から下ろした雪に圧迫されて動きの悪い引き戸に、ぐっと力を込める。

 「やっと開いた」。しかし目の前は雪の壁。スコップで掘り、わずかな空間を作るのがやっとだった。
脳梗塞の後遺症抱えながら除雪の毎日

 「半端じゃない。雪に殺されてしまう」。湯沢市成沢の自宅前で、高橋あさ子さん(72)は雪の山を眺めてつぶやいた。

 駐車スペースを確保するため、家庭用の除雪機で雪を飛ばしてきたが、「もう雪を捨てる場所がない。個人の力ではどうにもならないと思うと、気がめいる」。

 数年前に脳梗塞を患い、左手足にまひが残った。リハビリを続けスコップを握れるようになったが、今もデイサービスに週1回通い、機能回復訓練を受けている。

 屋根の雪下ろしは、共助組織「岩崎生活サポーターの会」に頼むが、自宅前の除雪は同居する次女と2人で行っている。「甘えてばかりいられない。できることはやらないと」

 月1回の通院や、日頃の買い物には自分で車を運転して出掛ける。「車が出入りできるスペースを確保しないと、何もできない。そのためには除雪するしかない」。積み上げられた雪山は、既に2階に迫り、一部が崩れて道路にはみ出すこともある。

 体調と相談しながら、雪と闘う日々。「必ず春が来る。めげないで頑張ろうと思います」
子どもたちにも連日は頼めず…

 東成瀬村では5日、積雪が201センチを観測し、2メートルの大台を超えた。

 田子内地区の平良キヨ子さん(83)は、夫の宗一さん(84)と2人暮らし。宗一さんは足が悪いため、自宅前をキヨ子さんが毎日1人で除雪している。
玄関先を除雪するキヨ子さん=5日午前10時50分ごろ、東成瀬村田子内

 年末以降の雪の降り方は、キヨ子さんに危機感を抱かせるものだった。

 12月中旬から下旬にかけ、日に数十センチの降雪が断続的に続いた。一時小康状態となったものの、31日に41センチ、元日には63センチを記録。「このままでは家がつぶれてしまう」。湯沢市に住む長女夫婦に助けを求め、2日にこの冬2回目の雪下ろしをしてもらった。

 長女夫婦や羽後町に住む次女夫婦が雪寄せに来てくれたり買い物をしてくれたりと援助してくれる。だが、連日頼るわけにもいかず、家の中に閉じ込められないよう、玄関先だけは自分で朝夕2時間がかりで除雪する。

 敷地内の雪は山と積み上がり、勝手口は雪に埋もれて開かなくなってしまった。
 「昔は屋根の上にも自分で上がっていたけど、今は玄関先だけでも大変。いつになればやむのだろう」。キヨ子さんは嘆いた。

https://www.sakigake.jp/news/article/20210106AK0002/

4. 中川隆[-8518] koaQ7Jey 2021年1月06日 20:43:59 : ZA3yXgdpkw : QUlhc0NGL0RrdVE=[37] 報告
今週末は先週以上の強烈な冷え込み。水道管凍結に備え、やっておくべき5つのこと
橋本淳司 | 水ジャーナリスト。アクアスフィア・水教育研究所代表
1/6(水)
https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20210106-00216198/


水道管の凍結・破裂対策を訴えるチラシ(長崎市)

 「年越し寒波」で各地で気温が下がり、水道管の凍結・破裂が多発した。札幌市内では12月29日〜1月3日までの6日間で、水道管凍結に関する問い合わせは1409件に上った。

 今週末は先週以上の寒波が襲来。ウェザーニュースによると「低気圧が東に抜ける8日(金)は日本付近が強い冬型の気圧配置となり、年末から年始に日本列島を襲った「年越し寒波」以上の強い寒気が南下する」という。

 そのため、すでに長崎市などの自治体が水道管の凍結・破裂への備えを訴えている。(「水道管の凍結に注意しましょう」長崎市)

 以下に凍結・破裂対策の5つのポイントをまとめる。

1 気温を確認する
・水道管はマイナス4度以下で凍結する可能性が高くなる。冷たい風にさらされたり、夜中、雲がなく放射冷却現象で熱が奪われたりすると、より凍結しやすくなる。

・日本気象協会が発表する「水道凍結指数」もチェックする。

2 凍結しやすい水道管や栓をチェック
・屋外でむきだしになっている管(給湯器に接続している管など)

・屋外で、北向き、日陰、風当たりの強いところの栓(散水栓、給湯器の栓など)

・屋内で外気の影響を受けやすい場所にある水まわり(洗面所やトイレの蛇口や管など)

・大雪に備え元栓の位置を確認する。元栓は水道メーターボックスの中にある。大雪の可能性がある場合、水道メーターボックスの周辺の除雪、あるいは雪に埋まってもわかるよう目印をつける。

3 凍結の防止策を実行する
 1)管や栓を保温する
・保温材を取付ける。管に布や毛布を巻き、上からしっかりとビニールテープを巻いて防水する。布や毛布がぬれると逆効果になるので注意。

・保温チューブをつける。ホームセンターなどで販売、2メートルで数百円程度。耐熱性、非耐熱性があるので管内の水温によって使い分ける。ワンタッチ型のチューブを使えば、チューブとチューブのつなぎ目をビニールテープで巻くだけなので作業は簡単。

著者作成
・凍結防止ヒーターをつける。ホームセンターなどで販売、数千円程度。配管にそわせ、保温してコンセントにつなぐだけで配管内の凍結を防ぐことができる。配管の材質と長さに合わせて選ぶ。

・メーターボックス内を発泡スチロールや布で保温する。

 2)少量の水を出しておく
・凍結防止のために、就寝前に鉛筆の芯の太さくらいの水を出しておく。

4 万一に備えて水を汲んでおく
・水道水をポリタンクなど密閉できる容器に入れておく。

・風呂に入った後に浴槽を洗い、きれいな水を貯めておく。ただし、しっかりふたをしておくこと。とくに小さな子供のいる家庭では、子供が風呂に落ちないよう注意。

5 凍結・破裂の場合の対策を知る
 1)凍結の場合
・自然に溶けるまで待つ

・ぬるま湯をかける。凍結している管にタオルをかけ、上からゆっくり「ぬるま湯(50度程度)」をかけて溶かす。熱湯をかけると蛇口や管が破裂することがあるので注意。

・暖房やドライヤーの温風。室内であれば暖房で部屋を暖める、ドライヤーや使い捨てカイロで凍結部分を温める。

 2)破裂の場合
・元栓を閉め、水道事業者が指定している店に修理に依頼する。

・慌てていると悪徳業者にひっかかる可能性があるので、事前に信頼できる業者を2、3調べておく。

 最後に、水道管の破裂は個人だけの問題ではないことを知って欲しい。

 水道管が破裂し、水が漏れっぱなしになると、地域全体の水が減り、断水につながるケースもある。2016年には西日本を中心に21の府県で50万4000戸が断水し、病院で人工透析ができなくなるなど大きな影響が出た。

 新型コロナの感染拡大防止に手洗いは欠かせない。水道管の凍結・破裂対策は、地域社会の水を守るという意味もある。

https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20210106-00216198/

5. 中川隆[-8479] koaQ7Jey 2021年1月08日 08:15:52 : BBvn1aJu7g : Q0NCdzYvcHFWaWM=[2] 報告
「もうこれは災害」札幌で水道管破裂続発 水を落としても破裂…44年ぶりの記録的寒さが直撃
1/7(木) 21:58配信


北海道放送(株)

 年末年始の札幌は、44年ぶりに5日連続でマイナス10度を下回る記録的な寒さとなりました。その影響で、水道管が凍結し、破裂する被害が急増しています。

 「やばいやばい」(アパートの住人)

 天井から滝のように水が流れます。5日未明、札幌のアパートで撮影された映像です。上の部屋で水道管が凍結し破損したとみられ、元栓を閉めるまで水は6時間以上、流れ続けました。

 住人は、部屋の修理が終わるまでの1か月、ホテル暮らしを強いられています。
 また、札幌の知事公館も、5日、水道管の破損で水浸しになり、3月31日まで休館することになりました。

 相次ぐ水道凍結は、年末年始の厳しい冷え込みが影響しています。
 札幌は、先月30日から5日連続でマイナス10度を下回り、44年ぶりの記録的な寒さとなりました。

 西区にある雑貨店です。3日に水道管が凍結していました。

 「(年末は)水を落として帰ったんですけど、水道管が破れて、いっぺんに噴いたんですよね。床全部が水浸しになった」「…こんな状態で、どうすることもできない」(夢と雑貨ホワイトリーフ・新谷勲オーナー)

 手に負えず、業者に修理を依頼しました。札幌市水道局に寄せられた水道凍結などの問い合わせは、今年の三が日で1217件、過去10年で最も多かった2012年の三が日の4倍以上です。
 また、4日には1日で1093件の問い合わせが寄せられました。

 「もうこれは災害ですね。4日から電話が鳴りっぱなしです」(石狩設備工業・熊谷雅之社長)

 依頼してから30時間、西区の雑貨店に修理業者が到着しました。水道管は、縦に裂けていました。

 「(水を落としても)配管に水が溜まっている。溜まっていた水が凍って破裂してしまった」(石狩設備工業・熊谷雅之社長)

 今年の水道凍結被害は「災害」だと話す修理業者。作業開始から2時間…。

 「ひねってみてください」「オー出た!よかった…」「おめでとうございます」(熊谷社長)

 業者はこの後も、30件以上の水道修理に向かうということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/110df04f4cbe926c785680f8d65071bdb88f4d30


寒冷地での水道管の凍結を防ぐには
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/524.html

6. 中川隆[-8455] koaQ7Jey 2021年1月09日 16:57:13 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[6] 報告
ああ、水が出ない…… 2021年01月09日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1367.html

 今朝の寒波は凄かった。手元の寒暖計ではマイナス10度、スマホ気温もマイナス8度。 何年も破裂が起きなかった手作り井戸水配管で、久しぶりに大量のつららが下がってるから、たぶん亀裂が入ってる。
 17年も住んでいるから、もちろん配管の蛇口、4カ所でポタポタ・チョロチョロ出しで備えていたのだが、水を出しながら凍結したようだ。

 それより、井戸水が湧き上がらなくなって、風呂に43度の湯を入れていたら、途中で止まってしまった。井戸水は、いったん枯渇させると、数日間は汚い水しか出てこないので、本当に苦労する。
 地表深くまで凍結が進み、地下水の移動が少なくなっているかもしれない。井戸使用開始後、配管破裂以外で枯渇したのは初めてのケースだ。

 これから、どのような恒久修理対策をするか頭が痛い。一番いいのは、ポリエチレン管に全部変えてしまうことだが、非常に高額になるので簡単に手を出せない。
 ポリエチレン水道管の可塑率は10%あるので、水の凍結膨張率と同じで理屈上、凍結膨張破損しないことになっている。耐久性も、塩ビ管なみにある。
 だが、バルブやエルボ、チーズなどの部品がえらく高価なのだ。全部作り直すと、一財産(数十万円)かかってしまう。

 私が蛭川村に移住した当初は、真冬はマイナス10度以下になるのが珍しくなくて、厳冬の晴れた朝なら、おおむねマイナス7度になるのが相場だった。これは北海道の函館付近と同じ程度の寒さだ。
 いわゆる内陸型の放射冷却によるもので、北海道と違って日中は、気温が上昇する。しかし、今日は、13時過ぎても、ひどく寒い。たぶん終日氷点下の冬日になるのだろう。

 2008年、リーマンショックの年あたりから、昔ながらの深刻な冷え込みが少なくなった。ちょうど、この頃から、野生動物の人間社会への侵入が加速し、夜中に家の前で猪が普通に出歩くようになったこと、裏山にクマが出没すること、早朝にカモシカや鹿が騒ぐことが普通になった。

 このあたりから、猪が激増し普通の水田まで襲うようになった。だから、それまで獣害対策など無用だった、この村で、電柵やワイヤーメッシュ柵などの対策をしなければ、事実上農業が不可能になってしまったのだ。
 なぜ増えたかというと、猪の子供は、マイナス10度以下だと凍死してしまうので繁殖できない。だが温暖化が進み、マイナス6度くらいまでしか下がらなくなったので、幼獣が容易に越冬するようになり、急激に増えたというわけだ。

 またマイナス10度以下まで下がるのが普通になれば、猪も減ってゆくはずだ。
 熊が増えたのは別の理由で、ベテラン猟師が老齢化で減ったこと。やはり老齢化で果樹園などが放置され、管理されなくなった果実を食べることで増えた。
 それに、里山が手入れされないため荒廃して、奥山との境界が曖昧になったこともある。

 急に気温が下がり始めた事情は、いくつか考えられる。
 私は、地球温暖化、異常気象の最大の理由は、炭酸ガス温室効果ではなく、原子力発電所温廃水であると指摘してきた。
 
 気候変動の最大の原因は、原発温廃水である 2020年11月13日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1309.html

 ところが、フクイチ事故の影響で、再稼働や定期点検が厳しくなり、54基ある原子炉のうち、2019年末に稼働しているのは、わずか9基であり、それも定検があるため、実質3基程度だ。
 だから、原発温廃水は、非常に少なくなっていて、海水表面温度が上昇せず、これも急激な寒冷化の一因になっているかもしれない。昨年の台風が、超大型化できなかったのも、温廃水が減った影響があるかもしれない。
 
 一番大きな理由は、多くの気象学者が提唱しているとおり、地球がミニ氷期に向かっている可能性があることだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B0%B7%E6%9C%9F

 原因は、太陽活動の衰退と火山活動の活性化で説明されている。これは、地球活動を観察してきた者には分かりやすく納得のいく理屈である。確かに、一昨年から太陽の黒点活動は著しく減少し、経済活動に影響を与えるほどの巨大太陽風も少なくなっている。
 それに、地球全体で火山活動が活性化しているのも、日常的に報道されている。
 ごく最近では、日本の巨大地震の前兆と噂されるキラウエア火山の噴火も起きた。
 
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95235.php

https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201806_post_17060/

現在の太陽活動は、マウンダー極小期に類似していて、小氷期説には大きな説得力がある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E6%A5%B5%E5%B0%8F%E6%9C%9F


 だが、今月(2021年1月)行われるダボス会議では、「炭酸ガスの増加によって地球温暖化が起きる」という子供だましの虚構が宣伝され、「このため炭酸ガスを出さない原発が必要」と、アルゴアやゲイツ、竹中平蔵らが主張し、コンピュータと原発による超管理社会に「グレートリセットする」と喚いている。

 地球が寒冷化しているとすれば、火力発電や石油原動機を抑制する必要はないのだが、ゲイツ、ゴアらは、何としても温暖化は避けられないと脅迫し、赤道の島々が水没すると煽っている。
 ちなみに、ゲイツ、ゴアともに、原子力利用に巨大な利権を保有している当事者だ。
 だから欧米に追従して日本まで、2030年までにガソリン自動車を全廃すると言い出していて、電気が切れたら充電に3時間もかかるEV車に切り替える路線が進行している。

 もし小氷期説が正しければ、どんなに炭酸ガスを抑制しても、決して気温は上がらない。だが、原発温廃水を海洋に大量投棄することで気温が上がり、結果として炭酸ガスも増えてくるので、ゲイツらは自己正当化のためにも、必死になって原発を増やし、再稼働させようとするだろう。

 だが、今年の冬は苛酷だ。地球温暖化説をあざ笑うように、地球規模で歴史的な寒冷化が起き始めている。
 https://earthreview.net/2021-began-with-the-extreme-cold-wave/

 1月6日、スペインでマイナス34.1度が記録された。これはスペイン気象観測史上最低記録である。リンク先にあるように、1月9日現在、欧州は氷雪に閉ざされている。
 カナダではマイナス62度、北京では、7日にマイナス19.6度が記録された。
 
 どうやら、日本でも、今起きている寒波がピークではなさそうだ。我が家では、昨夜、と数日前、夜中に顔が痛くなる冷凍庫級寒さで、寝られなくなってしまった。出費をけちっても仕方ないので、エアコンをつけたが、初めて経験するような真っ白な吐息が出た。もしかしたら、今月、次の寒波ではマイナス15度程度まで冷えるかもと予想している。

 こうなると、ポタポタ・チョロチョロ出しでは、そのまま凍結してしまい、真夜中に爆発するような音で破裂することになる。
 だが水を出しすぎると、今朝のように、井戸の水が涸れてしまう事態になり、頭を抱えている。テープヒーターは、恐ろしいほど高額の電気代がやってくるし……。

 私は、若い頃、日本アルプスの厳冬期縦走で、マイナス20度、暖房器具なしのツエルトで寝た経験が何回かあるが、一晩中寝られたものでなく、せいぜい短時間ウトウトする程度だった。
 今年は、もしかしたら、同じような体験をするのかもしれない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1367.html

7. 中川隆[-8451] koaQ7Jey 2021年1月09日 21:59:52 : hal7Lvmmkc : dFEvSnlyL3Fab1k=[12] 報告
「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておいた」のに大寒波で水道凍結!? 災難に見舞われた人救おうと有益情報集まる (1/2)
正しい「水抜き」の知識を持っておくと安心です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031.html

 「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵を実践したところ、台所の水道が凍結してしまった――というツイートが話題を呼んでいます。どうしてこうなってしまったのか。正しい予防法はあるのか。水道のプロにお話を聞きました。

 災難に見舞われたのは、宮城県石巻市在住で、東北の若手漁師集団「Fisherman japan」にて事務局長を務める長谷川琢也(はせたく)@hasetakuさん。

 「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵を目にしたことから、1月8日22時ごろより台所で実践したところ、翌9日9時半ごろ、蛇口から出る水はおろか、水を受けていたマグカップまでカチンコチンに凍ってしまっていることに気づいたと言います。


 これにより、台所の水道が完全に使えない状態となってしまったはせたくさんは、Twitter上で「めちゃ凍ってるじゃん!!どーしたらいいのこれ」と画像を添えてツイート。当該ツイートは1万9000件以上リツイートされているほか、多くの人からお見舞いの声、凍ってしまった水道を復旧させるための知恵、雪国ではよく知られる「水を落とす方法」など有益な情報が寄せられています。

 ねとらぼ編集部がはせたくさんにお話をうかがったところ、凍結に遭遇したのは今回が初めてで、「他にももっとすごい状況の人がいるので、このレベルで話題になっていいのかとも思いましたが、いろんな人がコメント等でアドバイスしてくれて、台所は引き続き極寒(なんなら外より寒い)ですが、心は暖かくなりました……でも水はまだ出ません……」「SNSは昨年悪い意味で話題になったりもしたけど、悪いことばかりではないですね。良い人多くて安心しました」と話してくれました。

大変な状況の中、お話を聞かせていただきありがとうございました


凍結を防ぐためには? 正しい予防策

 しかし気になるのは、ちまたでよく聞く「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という暮らしの知恵は有益ではないのか。はたまた、凍結を防ぐための正しい予防法はないのかです。ねとらぼ編集部では、水回りのトラブルに対応するクラシアン仙台支社を取材しました。

――ネット上では「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておきましょう」という方法がよく知られているようなのですが、この方法では水道の凍結を防ぐことはできないのでしょうか。

クラシアン:その方法は水道が凍ってしまうかどうか微妙なときや、少し寒いときには有効だと言われているのですが、今回のような大寒波のときには効果を発揮しません。

――大寒波の際には、具体的にはどういった対応を取るべきなのでしょうか。

クラシアン:しっかりとした「水抜き」が有効だといわれています。手順としてはまず、水抜き栓を閉めてから、残っているお水を出し切るために蛇口周りをすべて開けます。追い炊き機能のついているお風呂の場合は、循環口までお水を張っておき、トレイに関してもタンクが凍ってしまいますから、タンク内のお水をすべて抜いておきます。とにかく、水道管からお水をしっかりと抜いておくことが大切です。

――Twitterでもアドバイスの声があった「水を落とす方法」ですね。

クラシアン:そうです。ただし、この作業を行っていただいても確実に凍結を防げるというわけではなく、あくまでも凍りづらくなるための予防策と考えていただければ幸いです。どうしても気温が低くなってくると「凍るときは凍ってしまう」というのが正直なところです。

――万が一水道が凍結してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

クラシアン:熱湯などをかけてしまうと、配管が破裂する可能性があるため、これだけは絶対にやらないでいただきたいです。見えている範囲をじわじわとぬるま湯で溶かしたり、ドライヤーで少しずつ温めるという方法もあるのですが、知識のない場合は専門の業者さんなどにご相談されるのが安心かと思います。

 クラシアン仙台支社によると、1月8日から9日にかけての大寒波で仙台市内はかなり気温が下がっており、同様の相談の電話が鳴りやまない状態が続いているとのこと。正しい「水抜き」の方法は、仙台市水道局などでも紹介されているので、しっかりと確認した上で、引き続き警戒が必要です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031.html


「水道管が凍らないようにちょろちょろ水を出しておいた」のに大寒波で水道凍結!? 災難に見舞われた人救おうと有益情報集まる (2/2)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/09/news031_2.html

8. 中川隆[-8304] koaQ7Jey 2021年1月13日 18:34:21 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[26] 報告
 ああ、今年の冬は……
2021年01月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1371.html

 中津川に移住した2003年頃から2010年頃までの間は、冬になると毎日のように水道管(井戸水配管)がトラブルを起こして、「どんだけ金がかかるんじゃ!」と天を仰ぐ毎日だった。

 当時は、12月から3月くらいまで、毎日マイナス7〜10度程度には下がっていたから、名古屋あたりでの凍結に対する感覚と、中津川での感覚は、まるで異次元、遠い北海道あたりの、あるいは白川郷あたりの生活感覚を持ちだしてこないと、まったく対応できないことを思い知らされた。

 水道管の凍結対策としては、第一に、水道源から一番遠い蛇口をチョロ出ししておく。この加減が難しい。我が家は井戸水だから13度程度の水温があるので、ほとんどの場合は、チョロ出しより少ないポタポタ出しで対応できるのだが、これもマイナス5度くらいまでで、それより下がると、出した水がつららのようになって凍結してしまう。
 こうなると配管の損傷は免れないので、チョロ出しに水量を増やさねばならない。

 ちなみに、水道管が凍結損傷する気温の境目はマイナス4度である。天気予報で、マイナス4度まで下がらないとあっても、実は、気温予測はあまり信用できず、マイナス4度の予想だと、実際にはマイナス6度に下がるのが普通なので、もう氷点下の予報が出ているだけで、念のために凍結対策をしなければならない。

 マイナス6度の予報が出ていると、実際にはマイナス8度くらいまで下がるのが普通なので、対策をしなければ水道管は全滅する。真夜中の3時頃になると、あたかも爆発のような音がして、そのときは、凍結しているから何も起きないが、翌朝、気温が上がり始めると、もの凄い勢いで破損箇所から水が噴き出してくる。周囲には爆発した水道管の破片が散らばっている。
 これまで一晩で8カ所もの破損が起きたことがあった。

 これを予防するため、末端蛇口でチョロ出しをするのだが、それもマイナス8度くらいが限度で、マイナス10度以下に下がると、元栓を閉めて、末端蛇口を解放して水抜きをしなければ間に合わない。
 このとき、水道管内に水が残らないよう、想像力を働かせて工夫する。

 テープヒーターを巻いて通電してあっても、マイナス20度だと凍結するらしい。だから、北海道北部の人には、「チョロ出し」概念がない。必ず「水抜き」をするのだ。
 トイレなど、水を止められない場所では、大型の石油ランタンを燃焼させておけば、室内が0度以下に下がることはない。
 うちではトイレと風呂場にランタンを置いていて、他の蛇口ではチョロ出しになる。

 水抜きをしたとき、水道管の傾斜などの問題で、管内に水が残ると、それが凍結して破損する。
 だから水道配管は、設計段階で、完全な水抜きができるように高低差を思案して敷設しなければならない。なお、傾斜があっても末端蛇口を開けなければ水は抜けない。

 鉄管にすれば多少は強いが、凍結膨張率10%の前には、金属も歯が立たず、真夜中に爆発するのは同じだ。しかし、金属管の場合は、金属バルブが最初に凍結破損(亀裂破壊)することが多い。
 金属配管は、ねじ切りの手間などで高くつく(特にコーティング管)ので、当地のような凍結の多い地域では、わざと破損を前提に、自分で交換修理しやすい塩ビ管を使うのだ。
 塩ビ管の長所は、のこぎりで切断できて、接着剤でつけるだけという手軽さである。

 だから、寒冷地では、自分で補修しやすい塩ビ管を使うのが普通だ。修理を業者に頼んでいては、懐具合が持たない。
 塩ビ管には三種類あって、灰色・青色・赤色とあり、順番に強度や耐熱性が上がるが、いずれも凍結破損を免れることはできない。また使用できる接着剤も、それぞれ専用のものを使う必要があり、注意が必要だ。

 唯一、可塑率が10%あって凍結膨張率10%に対応できる素材として架橋ポリエチレン管がある。これなら、ほぼ凍結破損はないと思いたいが、実は、希に破損が起きる。
 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/blog/37246320/

 とりわけ北海道、信州内陸、飛騨清見などでは、残念だが、ポリエチレン管でも水抜きしなければ持たないそうだ。もちろん塩ビ管や鉄管より圧倒的に強靱だが。結局、マイナス20度以下では、架橋ポリエチレンでも可塑性が失われる可能性があるということだ。
 
 我が家では、いつ水道管が破損しても、すぐに対応できるよう、パイプやバルブやエルボなど補修部品を相当数備蓄している。凍結すればノコギリと糊で対応する。
 実は、今日も破損を修理していて、ブログが遅くなった。
 一番ありふれた破損として、エルボ付近で、接着剤がすっぽ抜けて水が漏れることだ。この場合は、すっぽ抜け部に糊を塗り直してはめるだけなので、簡単なはずだが、そうは問屋が卸してくれない。

 エルボにも亀裂が入っていて、結局、かなり広範囲を作り直さなければならない羽目になった。原因は、新しく作った洗濯機用配管の水抜きを忘れていたからだ。
 多くの場合は、手元にある部品で対応できなくて、ホームセンターに走ることになる。この時期は、ホームセンターでも品切れが多い。とりわけバルブが入手困難だ。

 修理頻度の少ない架橋ポリエチレン管に変えたいが、部品がもの凄く高い。塩ビ管部品の10倍〜20倍の価格なので、全部変えると金額的に躊躇してしまう。
 https://www.haikanbuhin.com/top/item/asp/cate.asp?s_cate4=12016

 2010年以降、昨年までは、ずっと冬期も温暖な日々が続き、当地が極寒の地であることさえ忘れてしまっていた。
 年に数回、マイナス7度になることもあったが、蛇口をポタポタだしにしておけば対応できたので、水抜きのことなど、頭に上らなくなっていた。
 だが、久しぶりに、いきなりマイナス10度が来た。

 これは、おそらく私が何度も指摘しているように、54基ある原発が、年間、琵琶湖を升にして4.5杯も7度高い温廃水を放出してきて、海水表面温度を上げることで、温暖化に大きな貢献してきたのだが、今年は、三基程度しか稼働していないので、本来の気温が戻ってきたと考えるのが合理的だ。

 もう一つは、太陽活動や火山活動の影響で、マウンダー極小期と呼ばれる小規模な氷河期が来ている可能性だ。
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/

 これが真実なら、温暖化など、とんでもないことで、炭酸ガス抑制の意味もなくなってしまう。原発温廃水は、地球気象の暴走を引き起こすだけだ。
 そもそも、メディアが原発温廃水問題をほとんど語らない異常性について気づいている人が、どれほどいるだろう?
 これは、国際原子力産業が、自分たちの利権を保全するため、アレバや電通のようなメディアコントロール企業を使って、原子力の致命的欠陥を隠蔽させているのである。

 いずれにせよ、今後は、かつてのような寒冷気象どころか、それ以上の超寒冷気象がやってくる可能性が大きい。マウンダー小氷期では、1700年前後の数十年間、テムズ川が完全凍結したそうだ。市民は、スケートを利用して移動していた。
 諏訪湖の御神渡が毎年復活するようだと、また昔のように、冬期の田んぼスケート場も復活するだろうから、子供たちにとっては楽しみだ。

 今朝も高峰湖遊歩道を歩いたが、この10年ほど、完全凍結は見なかった「チン湖」が完全凍結していた。我が家の防火バケツも5センチほどの厚みの氷が張っていた。
 向かいの池も完全凍結してるから、どこかでスケート靴を買ってこないと。

 毎晩、蛇口の水出し管理が大変になる。トイレや風呂にランタンを焚かないと。
 暖房費がかかって仕方がないな、私のような超低年金暮らしでは本当に大変だ。また薪ストーブに戻さないと。
 ただし、薪を確保するのに、軽トラが必要なので、これも金がかかる。薪割り機も買わなければならない。
 田舎暮らしの大変さが、全部復活してくるわけだ……。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1371.html

9. 2021年1月13日 22:28:55 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[37] 報告
大雪→雨で危険性さらに…屋根に大量の雪積もった空き家が雨の中で倒壊 雨水含んで重さが増したか
石川テレビ 2021/01/13


石川県内では大雪の峠は越えましたが、このあとも決して油断はできません。危険なのは積もった雪。専門家はこれから降る雨がその危険性をさらに増幅させると指摘しています。

(リポート)

「輪島市三井町では雪の重さに耐えられず土蔵が倒壊しました」

屋根が落ちてぐちゃぐちゃになった空き家。あちこちに瓦や木材が散乱し無残な姿に…。

発見した人:

「ドカーっと音がして、雷でも落ちたかなと見たら折れ曲がっていた」

空き家を倒壊させたのは屋根に積もった大量の雪の重みと見られています。さらに…。

近所の人:

「昨日は雨やったね。雨だとけっこう(雪が)重たくなるね」

空き家が倒壊したのは12日午後1時ごろ。県内では降り続く雪が雨に変わっていました。この雨の危険性を専門家は、こう指摘します。

ウェザー佐々木さん:

「雪が積もった上に雨が降るとなると、雨がしみ込んでいってどんどん重さが増していきます。それが落ちてくるとなると大変危険です」

一般的に雪自体の重さは1立方メートルあたり100キロ。これに雨水がしみ込めば重さはさらに増します。

ウェザー佐々木さん:

「だんだんと積もっている雪が古くなって、雪が自分自身の重みで圧縮されまして、さらに重みが増しています。そこに雨が降るとなるとさらに重さは増えますね。なるべく雪下ろしは早めに行いたいところなんですけど、雪が落ちてくる危険性もありますので、ヘルメットをしたり、一人では作業をしないように声を掛け合うのがよさそうです」

13日夜から14日の朝、前線の通過に伴って雨が降りやすくなる石川県内。雪が落ち着いた後も、こうした雪害に注意が必要です。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%A4%A7%E9%9B%AA-%E9%9B%A8%E3%81%A7%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%80%A7%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB-%E5%B1%8B%E6%A0%B9%E3%81%AB%E5%A4%A7%E9%87%8F%E3%81%AE%E9%9B%AA%E7%A9%8D%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%A9%BA%E3%81%8D%E5%AE%B6%E3%81%8C%E9%9B%A8%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7%E5%80%92%E5%A3%8A-%E9%9B%A8%E6%B0%B4%E5%90%AB%E3%82%93%E3%81%A7%E9%87%8D%E3%81%95%E3%81%8C%E5%A2%97%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8B/ar-BB1cImxr?ocid=msedgntp

10. 中川隆[-8162] koaQ7Jey 2021年1月18日 21:48:31 : pj8AqNHlPE : ZUtoYXYySXJvVnM=[43] 報告

11. 中川隆[-8057] koaQ7Jey 2021年1月20日 16:39:31 : BdKYWa4FDg : bUt0LjBpNkVpMW8=[75] 報告
ホワイトアウトの恐怖、突然目の前に現れる車…視界真っ白・窓やミラーも白く
2021/01/20

 宮城県大崎市の東北道で19日に起きた1人が死亡、10人が負傷した多重衝突事故。猛吹雪で周囲が見えなくなる「ホワイトアウト」が事故の原因とみられる。現場では事故車を含めて最大130台以上が立ち往生し、ドライバーは「突然視界が真っ白になった後、目の前に車が現れた」などと話した。

 現場は東北道古川インターチェンジ(IC)から北に約2キロの田んぼが広がる地域。仙台管区気象台によると、事故現場周辺では明け方にかけて積雪があり、強風にあおられた雪が横殴りのようにふぶいていた。


東北道の多重衝突事故現場で、立ち往生する多くの車両(19日午後4時25分、宮城県大崎市で、読売ヘリから)=池谷美帆撮影
 仕事で青森に向かっていた横浜市磯子区の会社員の男性(63)は、突然目の前にワゴン車が現れたため急ブレーキをかけたところ、乗用車に追突された。「新潟の立ち往生のニュースを見ていたので、万一を考えて車に食料や水、毛布を積んでいた。本当に使うことになるとは」と話した。

 現場付近を走行していた仙台市太白区、自営業の男性(37)は、吹雪で視界が悪くなったため速度を落として走行していたところ、前方の車に追突しそうになり、慌ててハンドルを切ったという。「窓やミラーが雪で真っ白になって、非常に危険だった」と表情をこわばらせた。

 事故の影響で、東北道の築館―大和IC間の上下線で通行止めが同日夜まで続いた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210120-OYT1T50075/

12. 中川隆[-7991] koaQ7Jey 2021年1月21日 11:13:17 : jbp26dqTF6 : dUN0QjhOZ1ZiNWc=[11] 報告
ホワイトアウト、どう対処? 悪天候予想なら「待機も」
朝日新聞社 2021/01/21

多重事故が発生した東北自動車道=2021年1月19日午後4時1分、宮城県大崎市、朝日新聞社機から、北村玲奈撮影© 朝日新聞社


 宮城県大崎市古川小林の東北道下り線で19日に起きた多重事故では、約140台の車が立ち往生する事態に陥った。県警が事故の要因と見るのが、雪で視界が悪くなる「ホワイトアウト」だ。直面したらどう対処すれば良いのか。

 仙台管区気象台によると、事故が起きた現場周辺では、「地吹雪」が起きる条件がそろっていた。地表に積もった雪が強風で巻き上げられる現象で、雪が降っていないのに視界不良を引き起こす。

 具体的には、

(1)気温が零下になるほど冷え込み、乾燥することで軽くさらさらなパウダースノーが積もる。

(2)周囲にビルや山など風をさえぎる障害物がなく、雪が固まらないうちに強い風が吹く、

などだ。

 実際、周辺は一帯が田畑で、当日未明に雪が降っていた。正午ごろの気温は零下3・6度で、積雪量は10センチ。付近では最大瞬間風速27・8メートルという記録的な強風を観測した。1時間後の積雪量は6センチに減っており、その分が風に吹き飛ばされた可能性がある。

 日本自動車連盟(JAF)によると、地吹雪などでホワイトアウトになると、ひどいときには数十センチ先も確認できなくなり、前後左右だけでなく、上下の感覚さえ失うという。

 視界不良になった場合、一般的には他の車から見えるようにハザードランプを点灯させ、路肩などに停車するのが望ましいという。ただ、担当者は「今回のような高速道路の場合だと、安全に停車する場所がなかったかもしれない」と話す。前がよく見えないまま、速度を落としてハザードを付けながら進まなければならない。

 「あらかじめ悪天候が予想されたら、安全な場所で回復するまで待機することも検討して欲しい」

 路上で立ち往生を余儀なくされた場合への備えも必要だ。車内に、防寒着や雪かき用のスコップのほか、牽引(けんいん)ロープなどを常備すべきだという。停車する際には、定期的にマフラーの排気口周辺の除雪が必要。大量の降雪で排気口がふさがれ、一酸化炭素中毒を招く恐れがあるという。

 担当者は「暴風雪が予想される場合は、不要不急の外出を控えるのが一番」と話す。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%83%9b%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%a2%e3%82%a6%e3%83%88%e3%80%81%e3%81%a9%e3%81%86%e5%af%be%e5%87%a6%ef%bc%9f-%e6%82%aa%e5%a4%a9%e5%80%99%e4%ba%88%e6%83%b3%e3%81%aa%e3%82%89%e3%80%8c%e5%be%85%e6%a9%9f%e3%82%82%e3%80%8d/ar-BB1cWuLI

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