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EMT927st の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1151.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 4 月 05 日 12:20:34: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 投稿者 中川隆 日時 2017 年 4 月 10 日 19:58:06)

EMT927st の世界

2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その1.)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_3.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154150941882184662177.jpg.html
 
 (ついに逝ってしまいました…EMT927stです…)

 オーディオをやっている人、特にLP再生をヤル人で、ENT927を知らない人はいません。
 昔から、瀬川冬樹先生、山中敬三先生などのスーパーマニアが使用しておられ、音は極めて高く評価されています。

 マニアの方のオーディオルームに出向くことが最近はよくありますが、オーディオをやりつくしたようなベテランマニア氏の中の何人かは927を使っておられました。
 でも927、じっくり聴いたことはないのです。あまりにも定評ある機材なので、所有のマニア氏はワザと別なプレーヤーで鳴らされているような気がします。

 スッパイ葡萄なんですが、「もしかすると、音は大したことないのかもしれんなぁ」とも想像していました。でも世評は超高いし…
 本当のところはどうなんでしょうか。

 927はいうまでもなく、16インチターンテーブル、アイドラードライブの業務用LP(+SP)プレーヤーです。
 927の前身、R80の発売は1953年の様ですが(1948年、51年と書いたものも見ました)、当時は私の使用しているRCA(これはギアドライブ)の他にもフェアチャイルド、プレスト、ゲイツなど同様の16インチ・アイドラーの業務用タンテがいくつもありました。
 国産でもデンオンRP52、53がありましたね。
 どれもナカナカのタンテらしく、現在もレストアしながら使用しておられるマニアがおられます。

 しかし、EMT927はそれらのタンテと少し感じが違いますね。
 まず927には現行モデルの時代に、正式な輸入販売ルート(河村電機)がありました。
 さらに、雑誌にも盛んに紹介され、現行品が売られている間にオーディオマニアが使い始めました。
 特に瀬川冬樹先生、山中敬三先生のお二方が使われていたことはマニアに大きな影響を与えました。

 先ほどのRCA以下のタンテは正式な輸入ルートがなく、ディスコン後に事情通のマニアが古物を仕入れて、レストアし、一部のヴィンテージマニアに愛用されています。
 これに対して927は一般のオーマニはもちろんのこと、レコード鑑賞を趣味とする熱心な音楽ファンにも使われていますね。

 でもって、どうなったかと言いますと…
 他の業務用16インチ・アイドラータンテと比較すると、927は諭吉のゼロの数が一桁多くなってしまいました…
https://91683924.at.webry.info/201811/article_3.html  

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コメント
1. 中川隆[-5990] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:22:27 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[24] 報告
晴耕雨聴 2018年11月10日
EMT927stプチ・メンテしました&菅野先生の927評
https://91683924.at.webry.info/201811/article_13.html


 4日前に入手したEMT927stですが、搬入時はスピンドルオイルだけ交換して、すぐに聴き始めてしまいました。
 一番簡単なアイドラーとステッププーリーの掃除ぐらいしてやろうと、本日はプチ・メンテです。
 写真はガラスターンテーブルを外したところです。
 ラックに927を設置する脚も少し追加したので、万が一が無い様に、カートリッジも外して、アームはマスキングテープでアームレストに留めました。
画像

 鋳物のメインプラッターには写真のように丸穴が6個空いています。ですからメインプラッターを外さなくても、プーリーとアイドラーの掃除程度は丸穴から可能です。
 プーリーは取説通り無水エタノールで拭き掃除をしました。
 アイドラーもアルコールで掃除しろと書いてあるのですが、アイドラーの生産時期によってアルコールで拭くと硬化するヤツがあるそうなので、ここは触りませんでした。

 アイドラーシャフトにEMT純正オイルを一滴たらしておきました。スピンドルオイルと同じものを使ってよいと取説には書いてありますが、この部分の方が回転数が多いので、本当はスピンドルオイルより粘度の低いものを使う方が理屈には合っているのではないでしょうか。
画像

 ガラスプラッターとカートリッジを取り付けて完成です。
 この機会にラックに927を固定する脚にもう一工夫しました。
 
 4日前に設置したときは、927の下部鉄製フレームの四隅にバーチ合板を敷き、その合板の外側にバーチ合板で土手を作って、927が左右に動かないようにしました。
 今回は鉄製フレームの前側、後ろ側にバーチ合板を敷き、鉄製フレームを内側から支えるようにバーチ合板の土手を作りました。
 これで927は前後にもズレなくなりました。

 本気の地震が来たらダメでしょうが、これで震度5くらいなら927がラックから落ちる心配は無いのでは?

 よく見ていただくと判りますが、前側の脚は少し左側に寄せました。
 927の重量バランスは左の前側が重心位置と思いますので、脚もそれに適したように少し左に寄せてみました。
 まあ、センターに取り付けても問題は無いとは思いましたが。

 さて、今回プチメンテをやってつくづく感じたのですが、927は本当にシンプルな作りですね。
 メンテの写真でプーリーが写っていますが、その下のグレーのデカイやつがシンクロナスモーターです。
 このモーターシャフトにスピンドルが取り付けられ、アイドラーを介してタンテを回しているだけです。

 トーレンスのTD124はもとより、マイクロトラック740やコラーロ4T.200だって調節のパーツがいろいろ付いていましたよ。
 そんな工夫を吹っ飛ばすといいますか、あざ笑うかのように、高性能な馬鹿でかいモーター、極太の長大なスピンドルシャフト、圧倒的なサイズと精度のキャスト・プラッター、完璧なフラットネスとバランスのガラス・プラッターといった物量と機械精度で圧倒的な性能を誇示しているのがEMT927なんですね。

 山中敬三先生は、今のLPプレーヤーは電気屋が作ってる。EMT927は機械屋が作ってると喝破しましたが、まさにその通りですね。

 機械として正当に、妥協無し、予算無しで組み上げると、ここまで来るのでしょう。

 ネットを見ていましたら、先日亡くなられた菅野沖彦先生のEMT927評(Dstですが)がオーデイオアイデンティティーという名称のブログに引用されていました。
 孫引きですが貼らせていただきます(不都合な場合はご連絡ください)。

 『菅野沖彦
 別冊FM fan 30号(1981年6月発行)
「最新プレイヤー41機種フルテスト」より
 
概要 このプレイヤーシステムは非常に特殊なもので、決して家庭用のプレイヤーではない。プロ用としても超ド級であって、何しろターンテーブルの大きさが16インチ径もある。これはカッティングしたラッカーマスターを検聴する目的で開発されたという。この下の930が放送局用のプレイヤーとして使われているが、ターンテーブルはもっと小さい。カッティングの検聴用ということだが残念なことに、私はこういうプレイヤーを実際にカッティングルームで使っている例をまだ知らない。カッティングルームの場合には、カッターマシンをターンテーブルに置いたままで聴けるようになっているので、このプレイヤーシステムの本当の使い方がどこにあるのか、私自身はっきり知らない。おそらくEMTとしてディスク再生機のあるべき姿を追求すればこうなった、というふうに解釈するのが本当ではないかと思う。
 もちろんこれはEMTのトーンアームとカートリッジを使うものであって、ユニバーサルタイプではない。TSD15を標準として使う。そしてイコライザーを内蔵していて、ライン出力を取り出すという方法をとっている。付属機構がいろいろ付いていて、針先のポジションがはっきりスケールで見られるようになっていて、レコードをかけるには確かに完璧を期したプレイヤーだ。

音質 駆動方式は今回の中では唯一のリム方式である。音質はもうケタ違いといっていい。今回聴いた最高級プレイヤーの中でも、これは一次元を画したたくましい音だ。はじけるようなベース、うなるようなバスドラム、パーカッションの立ち上がりの機敏な音、目も覚めんばかりだった。ピアノのスケールが一段と大きくなって、今までのものと違ってしまった、というふうに楽器のスケール感が変わって聴こえる。そして全帯域にわたって、実に朗々と響いている。同じレコードがこういう音になるとは信じがたい。
 とにかくこの重量のかかった音──音の目方という表現が許されるならば──これは全く今までとはケタ違いの目方がかかった音だ。そして音のパワーというものがものすごい。実際これはどういうことだろうか。レコード自体がこれだけ猛々しく鳴るべきものなのか、このプレイヤーがこういう音を出しているものなのか判断に苦しむ。とにかく次元を異にした猛烈な力強い音だ。もちろん帯域バランスとかはよくとれているし、クセがどこへ出るというものでもない。本当に最低域から最高域までを、ものすごい充実感と確実性と重量感を持って、スケールの大きな圧倒的な音を聴かせてくれる。
 まさにプレイヤーシステムによる音の違いとして、本当にひしひしと感じさせられた。948と同じTSD15を使ってテストしたが、カートリッジが同じであるにもかかわらず、同じEMTの中でもスケールがガーンと大きくなった。ましてやほかのプレイヤーシステムと比較してみた時には、相当違う音になる。こういう音を一度聴かされると、確かにほかのプレイヤーの音はどこかひ弱だ。しかしいい音には違いないが、レコードそのものがこういう音なのかどうか、疑いを持つほどに堂々たる音だ。もう圧倒されて、これは別格だという表現を使わざるをえないプレイヤーだった。』
 
 ちょっとほめ過ぎのような気もしますが、私も同じ感想を持っています。先生はトーレンス・リファレンスを愛用され、927は使われていませんでした。
 その点で、927使いの瀬川先生、山中先生の評論より客観性があるかもしれませんね。

P.S.
 EMT927stと同時に是枝式トランジスタ−フォノイコ、ゲイン60db、ハイインピーダンスMC専用というブツを仕入れました。
 他のフォノイコならどうかなと、マランツPH-1のMC高インピーダンス入力端子にRMA297のアームコードをつないで聴いてみました。
 音の印象は大きく変わりませんが、スピード感やダイナミックレンジで是枝式にかなり水をあけられました。

 是枝フォノイコも927の評価を押し上げていますね、

https://91683924.at.webry.info/201811/article_13.html

2. 2021年4月05日 12:24:22 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[25] 報告
2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その2.)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_4.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154150980036015199177.jpg.html

 (EMT927st用にGetした是枝式トランジスターフォノイコです。コロンビア、NAB、RIAAが切り替えられます。ゲインは60dbでEMT TSD15やデンオンDL103にベストマッチです。電源部は別シャーシに組んであります)

 ステレオサウンドの昔の記事(vol.48)で、シベリウスの日本における第一人者、指揮者の故・渡邊暁雄氏がプレーヤーのブラインドテストを行っています。
 ダントツがEMT930st、それ以外はドングリで、ソニーのPS-9X(フォノイコライザー内蔵のソニーの最高業務用機種、民生用に市販もされました)が少しマシかなという結果でした。
 当時のLPプレーヤーはD.D.ばかりでアイドラー・ドライブの930は既に時代遅れでしたが、現役のオーケストラ指揮者を被験者としたブラインドテストによる音の評価は極めて高かったようです。
 
 渡邊氏のテストには927は入っていませんでしたが、927と930を比べた人の話では、927は930とは比べ物にならないほど音が良いと言います。
 コレじゃナニですか、気が遠くなるほど良いって事ですか?

 いやその、音が良い機械は欲しいのですが、あまりにも定評が確立しているヴィンテージは、手に入れるのがどことなく恥ずかしくない?
 例えばオートグラフやマランツ7やLNP-2Lとか、今から自宅に置くのは躊躇しちゃうじゃないですか。
 それにその機材をあまりにも愛した先人がおられるときは、二番煎じになるみたいで、ナンダカナァ感もありますよねw

 それでちょっと捻って、プレーヤーはRCA70C-1やDN308F、マイクロトラック740、コラーロ4T.200に行ったわけでして(ガラードT(B)なんか捻りすぎたかも)。

 それにタンテの古物はもうやめにしようと思っていました。
マイクロトラック740はモーターを吊るすゴムの硬化で苦労しましたし、コラーロ4T.200はアイドラーに苦労しました。
 TD124mkTだってプーリーのベアリングが鳴くので、定期的な注油と、こぼれた油のふき取りが欠かせません。

 それぐらいヴィンテージを使うなら当たり前なんでしょうが、LPプレーヤーの全部が全部、しょっちゅうトラブっていたんでは気が滅入りますよね。
 RCA70C-1は定期的な注油とネジの締め具合の確認をしておけば無問題、DN308Fに至っては、アーム交換後はノーメンテでイケてます。
 この二台がベンプレ亭書斎で主役の座を譲らないのは音も音ですが、安定性が高いからです。

 さて、EMT927st、苦労をしょい込むことにならなければ良いのですが。
https://91683924.at.webry.info/201811/article_4.html

3. 中川隆[-5989] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:25:40 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[26] 報告
晴耕雨聴 2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その3.)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_5.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154151001675853365177.jpg.html

(驚くほど巨大なシンクロナスモーターと進相コンデンサーです。コンデンサーは多少抜けたのでしょうか、追加のCが付いています。
 モーターは作動中に手を触れても全く振動を感じません。最初は電源が入っていないのかと思ったほどです。
 マイクロトラック740やコラーロ4T.200はモーターの振動を針に伝えないためにいろいろやっていましたが、927のモーターはその必要が全くありません。
 モノが全然違います)

 ベンプレ亭書斎にお輿入れしたのはEMT927の中のstというモデルです。あまり詳しくないのですが、927には前身であるR80、その後927F、927st、927Ast、927Dstの5機種があるようです。メカ部分はR80からほとんど変わっていないそうです。

 ステレオサウンドの記事とネット情報を要約すると、以下のような話かな?
 R80、927Fはモノラル・フォノイコ内蔵で、927st以降はステレオ・フォノイコ内蔵。
 R80、927FはオルトフォンRF297アーム、927st、AstはオルトフォンRMA297(309じゃないです)かEMT997アーム。927DstはEMTアーム。
 stまではレコード針の位置を示すインジケーター(スケール、ゲージ)がなく、927Ast以降はインジケーター付き。
 Astまでは樹脂製のサブプラッターでクイックスタート、クイックストップ機能が使用可。
 927Dstはガラス製サブプラッターでクイック機能は使用不可。
 Dstのみセンタースピンドルにテーパーが付いており、スプリング機構を備える(LPを乗せただけではサブプラッターに盤が密着しないが、専用のスタビライザーを使用して密着させる)。

 間違いもあると思うのですが、こんなイメージですか?
 なお、ステレオ・フォノイコには真空管式の139stとトランジスタの155stがありますが、いつまでが139st、いつからが155stというのは分かりませんでした。
 モデルが変わったところで球から石に変わったのではなく、どこかのモデルの途中でフォノイコだけ変更されたのかもしれませんね。

 ただ、ネットを見ていますと、同じモデル、例えば今回私が手に入れた927stでもアーム違い、カートリッジ違い、針先インジケーターの有るやつ無いやつ、サブプラッターが樹脂のやつガラスのやつなど結構バラ付いているようです。

 なお瀬川先生、山中先生が使っておられたのは最終モデルのDstという説と、瀬川先生はst、山中先生はDstだったという二説があるようです。この辺りも詳細不明です(私はお二方ともDstだと思います)。

 私のstはAst以降には付いている、インジケーターがありません。しかしスケール取付用の穴は開いていて、プラスチックのカバーで蓋がしてあります。
 同じstでも、フレームに穴のないやつ、穴だけ空けてありスケールの無いやつ、スケール付きの奴があるようです。

 ここでいつものイイカゲンな推理ですが、stは生産後期にはAstと併売されていたのではないでしょうか?
と言いますのも、stの後期モデルとAstのシャーシは同一だと思うからです。

 stのシャーシ(金属製のベース)はインジケーター用の穴無しと穴ありの二種類があります。st販売の初期にはAstはありませんから、インジケーターの取付穴はシャーシには無かったはずです。
 その後Astが開発された時期からはシャーシは穴ありだけが作られ、後期モデルのstではこの穴にプラスチックのお皿(針掃除用ブラシを入れるのにちょうど良いw)を取り付け、Astではインジケーターを組み込んでいたのでは。

 針先インジケーターはLPの偏芯を調べるもので、レコード制作会社がラッカー盤の偏芯をチェックする為に使うわけですが、927は放送局でも盛んに使われていたそうです。
 放送局ではこの針先監視装置は不要でしょう。
 ですからAst販売後もstは放送局用として併売されてのいたのではないでしょうか。

 まあその、無駄話はヤメて、自分のEMT927st戻りましょう。上記の推理が正しいとしますと、私の927はstの後期モデルではないでしょうか。

 Astはその後Dstにモデルチェンジしました。この927Dstはガラス製サブプラッターになってクイックスタート、ストップが出来ませんから、放送局では使えません。こちらはレコード制作会社専用モデルだったのでしょうね。
 レコード制作用なので、Dstはモーターが選別品との説もあるようですが、これは今となっては確かめようがありません。
https://91683924.at.webry.info/201811/article_5.html

4. 2021年4月05日 12:27:01 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[27] 報告
晴耕雨聴 2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その4.)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_6.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154151042270130041177_927,297.jpg.html
 
 (アームはオルトフォンRMA297が付いています。カートリッジはEMT TSD15を新調しました。アームリフターもアームレストも良く考えられていますね。
 RF297はパイプとカウンターウェイトが一直線ですが、RMA297はカウンターウェイトが少しだけ外に振って有り、S字にちかいシェイプです)

 さて、私のEMT927st、アームはEMT997ではなく、オルトフォンのRMA297(309の旧型に似ています)が付いています。
 私はRMA309の最終型をビクターTT81と組み合わせて6年間使いました。その後RF297とデンオンDP100に移行しましたが、アームはRMAの方が使いやすかったです。
 RF297はスプリングでの針圧の調整範囲が0〜20ℊ、309は0〜8ℊでしたから、愛用していたSPUなら既に309でなければ細かな針圧調整が難しいと思いました。
ですからRF297よりRMA297、歓迎です。

 カートリッジを取り付ける先端部は現在の配置ではなく、コレを90度回転させた菱形とか十文字とか呼ばれる配置です。
 したがって、使用できるカートリッジは極めて限定されます。

 と言いたいところですが、ちゃんと方法はあります。JELCO(市川宝石)のカートリッジシェルはアジマス調整のビスが付いており、これを緩ませると90度シェルの根元を回転させることが出来ます。
 青、赤、緑、白のリード線の配置さえ合わせれば、市販のカートリッジを十文字配置のアーム(今回のRMG309旧型など)に取り付けられます。
 お高くなりますが、EMTの接点十文字型空シェルも少しは市場に出ているようですね。

 さて、私が以前使っていたRMA309は全体が梨地アルミの新型で、RMG309も新型は全面梨地仕上げですが、今回手に入れたRMA297は旧型RMG309と同様にカウンターウェイト部が黒色塗装されています。
 どう見ても黒塗装の方がカッコ良いですね。お尻の針圧調整用ダイヤルのクロームメッキが映えてます。

 なおR80、927FはオルトフォンRF297がデフォでしょう。927st時代はRMA297とEMT997のどちらかを選択できたようですがEMTアームが付いているのが多数派では。
 Dstはオルトフォン・アームが装着されているブツは見当たりませんので、全てEMTのアームだと思います。

 付いてきたカートリッジの一つはEMT TSD15の旧型。先端が細くなっていて、丸いルーペが付いているタイプ。もう一つはモノラル用のOFD25、角形ルーペタイプです。
 指掛けはカートリッジにもアームにもありません。デッカのXMSも同じですが、当時のカートリッジは指掛けなしの物があった様です。
 幸い定評ある機械式アームリフターが付いていますので、これでレコードに針を落としたり、針を上げたりする時の心配は無いでしょう。

 残念ながら旧型TSD15は針が曲がっていて、すぐには使えません。針交換が必要ですな。
 MCですから、ユニットごと交換でしょうか。替えの部品はサードパーティーになると思いますが大丈夫かなぁ?
 ひとまず新品のTSD15を用意してもらいました。
https://91683924.at.webry.info/201811/article_6.html

5. 中川隆[-5988] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:28:43 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[28] 報告
2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その5.)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_7.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154151093784187292177_927,139.jpg.html

 (フォノイコの139stです)

 フォノイコライザーは真空管式の139stが付いてきました。これはお値打ちなんですが、初段真空管の12AX7が抜かれています。故障しているのかもしれませんね。
 前オーナー様は139stは使わず、アームコードを改造して外付けのフォノイコを使用しておられたそうです。

 stなのにサブプラッターは樹脂製ではなく、Dst仕様のガラス製です。これは前オーナー様が、後日取り換えられたものだと思います。
 ですから、クイックスタート、クイックストップはできません。

 モーターはベンプレ亭書斎で使える60Hz用が付いているのですが、ガラスプラッターは50Hz用なのでストロボが止まって見えません。外付けのストロボ用ディスクを使って回転の調整をするか、60Hz用のガラスプラッターに交換しなければなりませんね(もう注文しましたw)。

 それから性能上で必須ともいわれる927用のインシュレーター、927-900も付属していませんでした。
 しかしベンプレ亭書斎の床はコンクリートの上に根太無しでフローリング材を直貼りしているため、どれほど大きな音を出してもピリとも振動しません。ですからハウリングには強いです。

 空気振動でカートリッジが揺さぶられることはあると思いますが、それはインシュレーターではカットできません。
 ですからインシュレーターが無くてもハウリングは皆無でした(ベンプレ邸書斎ではタンテが何であろうが、サブウーハーが20Hzで唸った時にもハウリングは起きませんぞ)。
 ただ、外観はあった方がカッコイイんだよね、インシュレーターw

 シャーシの外観はキレイですし、肝心のターンテーブルの回転は確かなのですが、少しずつ瑕疵もあるので、少々お安くしてもらいました。

 でもEMT927ですからね。そりゃー大したもんだと思いますよ。

 それに実は…
 このブツはDstじゃないstだ、針先インジケーターがない、アームがEMTじゃない、オルトフォンRMA297だ、付属針は要修理品だ、モーターが60Hzなのにガラスプラッターが50Hz用だ、純正フォノイコが使えない…
 つまり少しずつ突っ込みどころがあるじゃないですか。

 これが良いんですよ。
 すべてが完ぺきなEMT927Dstを導入しちゃったら、私はどーすりゃ良いんですか?どこにも個性がないですぞw
 なんだか完璧なEMT927Dstなんてイヤミだと思うんですが、ベンプレ親父がヒネクレてるだけなんでしょうかw

 それから私、アームはEMT997よりも、RF297よりも、RMA297が一番良さそうな気がしますよ。
https://91683924.at.webry.info/201811/article_7.html

6. 中川隆[-5987] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:30:37 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[29] 報告
晴耕雨聴 2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その6.)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_8.html

画像
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/416/33/N000/000/011/154151116097410700177.jpg

 (TSD15の旧型とOFD25が付いてきました。TSD15旧型は残念ながら要修理品です)

 さて、この927はマニア氏邸からの蔵出しです。TSD15カートリッジの針が曲がってる様子では、しばらくは使われていなかった筈です。メンテナンスはこれからですね。

 たちまちやらなければならないのは旧型TSD15針の修理ですね。幸いオーディオマエストロ経由で出来そうです。
 
 EMT927stを入手するにあたって、あらかじめメンテナンスに関してググってみました。
 ヴィンテージオーディオ店のサウンドボックスさんがEMT930の英文の取扱説明書(EMT927もほぼ同じだそうです)の一部を翻訳してネットに貼っていますので拝見しましたが…いきなり躓きました。
 アッパーモーターベアリング?スクリーンディスク?ローアーモーターベアリング?パーツの単語がどれの事なのか、ベンプレ親父ごときには分かりません。

 こりゃー、927取説を手に入れるしかないなと再度ググると、コピーですがヤフオクにありました(930のではなく927の取説のせいか、コピーでも高かった…)。
 これには各パーツ名称がどれをさすのか、写真と絵で解説してありますので、多少は分かりやすいでしょう。
画像

 (この取説はちょうど927stの時代の物でした。コピーですが、出品者は気を使う人の様で、表紙は堅い紙を使い、背表紙までありました。何も言わなければ本物と思っちゃいますよ)

 すぐ出来そうなところは、アイドラーやプーリーのアルコールでの清掃、スピンドルオイルの取り替えあたり。
 スピンドルオイルはEMTの純正品を使えと取説には書いてありますが、スクアランを使っている人もいますね。
 ベンプレ亭書斎のRCA70C-1はスピンドルオイルにミシンオイルの100番を使って好調ですから、これも良いかもしれません。どういうわけか、チタンオイルなんてヘンなものもベンプレ亭書斎にはあります。これも面白いかも。

 モノタロウでスピンドルオイルの量(23tと取説に書いてあります)を測るメスシリンダー、オイルを抜き注しするためのスポイトを買いました。

 さてベンプレ亭書斎に設置されたEMT927st、まずスピンドルオイルを交換しました。
 本来は底のネジを緩めて、下へオイルを抜くのですが、これをやると後日オイル漏れの原因になることがあるとか。
 大型スポイトでオイルを吸引、回収し、最後にキッチンペーパーを紙縒りにして差し込み、残りのオイルを拭っておきました。

 スピンドルオイルは結局EMTのオリジナルを使用しました。たぶんミシンオイルの#100でもイケると思いますが、ここは敢えて変わったことをする必要はないでしょう。

 本当はアイドラーのアルコール清拭をしてからプラッターを嵌めれば良かったんですが、意馬心猿、その工程は省略して、プラッターを嵌めてしまいましたw
https://91683924.at.webry.info/201811/article_8.html

7. 中川隆[-5986] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:31:44 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[30] 報告
晴耕雨聴 2018年11月06日
EMT927stを導入しました(その7.最終回)
https://91683924.at.webry.info/201811/article_9.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154151153439821656177.jpg.html

 (左からEMT927st、デンオンDN308F、RCA70C-1です。どれも16インチ盤の再生できるタンテですが、プラッターの直径はEMTが最大です)

 ベンプレ亭書斎にはEMT927stの仲介をしてくれたオーディオマエストロの是枝さんともうお一方が搬入してくれました。

 EMT927stはW680o、D528oもあるので、大型ラックでも1台では乗りません。
 ベンプレ親父は事前にターゲットオーディオの大型ラック2台の天板上の機材を片付け、墨汁塗装をした18o厚のフィンランドバーチ合板の端材をラックの上に地震用の防振シートを介して乗せ、その上に927stを乗せました。
 
 でも、このままではラックから927が落っこちかねません。
 バーチ端材はラック天板に接着力にある防振シートで留めてあるのでがラックからズレる事はないでしょう。
 しかし927がバーチ材の上でズレるとダメですから、バーチ材の表側にやはりバーチ材の木片で927の金属フレームのガイドを作りました。
 この上から重たいEMT927stを乗せておけば、927はそう簡単にはラックから落ちないはずです。

 カートリッジは別に用意した完動品のTSD15、フォノイコライザーは是枝式のトランジスタ・MC用フォノイコ、ゲイン60dbを新調しました。

 タンテ、アームの水平を取り、針圧を2.7ℊに調整しました。
 ありゃ、コレでもうする事がないぞ…ということは、後は聴くしかありませんな。
 怖いような気持ちですが、こんな気持ちにさせてくれる機材はALTEC A4以来ですね。

 LPはモーツアルトの「後宮からの遁走」、スイットナー、ドレスデンです。再生装置はVITAVOX BSS BINシステムを使いました。
 いきなり素晴らしいです。音の見通しが良く鮮明な音ですね。
 それにダイナミックレンジが拡張しました。もしくは拡張したように聴こえます。ffでの音の崩れが全くなく、突き抜けるように音が伸びますね。
 五味先生の言われるEMTでは30人の合唱が50人に聴こえるという意味が良く分かりました。
 セパレーションもベンプレ邸書斎史上、最高のデキです。

 次はロンドンウエスタン・システムに繋いでジャズ、ディアゴスティーニ盤の「エラ&ルイ」を。
 こちらも素晴らしい。声の温かさや湿り気を出しつつも、シャウトの感じが断然シャープに表現されます。強い音の表現、立ち上がりの良さはこれまでに聴いたことがない見事さです。もう文句が出ませんな。

 実はこの927st、最初から完調に動作するとは思っていませんでした。
 RCA70C-1もマイクロトラック740も、コラーロ4T.200も、トーレンスTD124mkTもあれこれ突き回してようやく納得できる音になりましたから。
 ところが最初からばっちりです。

 モーターベアリングの注油や進相コンデンサーのチェック、取り換え、アイドラーの取り替えあたりもボツボツやらんといかんと思っていましたが、1年くらいはこのまま聴けそうですぞ。

 さて、凄いオーディオ機械を聴くと「これまで何を聴いてきたんだ !!」という表現を時に目にします。
 その表現は私は嫌いでした。だってオーディオで再生される音は一つではなく、それぞれの個性に応じた多様な美があると考えていますから。

 でも、今回ばかりは言わせてもらいます。
 「これまで何を聴いてきたんだ !!」

https://91683924.at.webry.info/201811/article_9.html

8. 中川隆[-5985] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:33:12 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[31] 報告
晴耕雨聴 2018年11月08日
続・EMT927stを導入しました
https://91683924.at.webry.info/201811/article_11.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154160016646912613180_927.jpg.html

 (LPレコードを演奏中の927です。よく言われることですが、LPレコードがEP盤の様に見えますね。
 実はベンプレ親父も瀬川冬樹先生が自分の927でレコードをかけておられる写真を見て、瀬川先生はクラシックマニアなのに、EP盤なんて聴くのかなぁ?と驚いたことがありますw)

 EMT927stの続報です。
 我が家のオーディオ評論家に927を聴いてもらいました。
 評価はハナマルでした。
 「高貴な音、怜悧な音で凄く良いわね」という事で御座いますです。

 我が家のオーディオ評論家は、演奏会には喜んでいくのですが、レコードを聴かせるとウルサイとか言って、数分で聴くのを止めてしまいます。
 しかし今回はLP1面を全て楽しんで聴きとおしたようです。これは珍しい事なのです。

 さて、丸二日聴きましたが、EMT927stは確かに良いです。我が家の歴代タンテの中でもベストです。
 音の傾向としては、これはドイツの音ですね。クラングフィルム・オイロダインと一脈通じるものがあります。
 がっちりとして輪郭が明瞭、あいまいさが無く、音がどこまでも伸びる。ダイナミックレンジが広い。音に揺らぎが無い。
 こんな傾向の音ですね。

 DECCAのMKTもキツめの音でしたが、そのキツさとは違います。DECCAが少し神経質な印象なら、EMTは豪傑のような音です。
 現在、グールドの弾くヘンデルのチェンバロ曲を聴いていますが、チェンバロのつま弾く音でさえ、太さや胴鳴りを感じますね。
 とにかくスケールの大きさと音の強さは抜群です。ナンパな音は全くなしですな。言うなれば男らしい音です。

 私はスピーカーは英国製が好きなのですが、カートリッジはドイツ物が好きかもしれません。
 SPUはデンマーク製ですが、まあ、ドイツでしょう。EMTの針も共同開発していました。
 もう一つの常用品、ベンツマイクロACE SHもドイツですね。

 ベンツマイクロは開発が新しいだけあって、ワイドレンジでブリリアントな音ですが、やはり甘い音ではないです。

 以前、某マニア邸で聴かせていただいた、ADCの軽針圧針の繊細で柔らかな甘い美音にも大いに惹かれるところはあるのですが、自分で買うヤツは硬派系ですね。

 私は性格的にはソッチ寄りではないと思うのですが、音は芯がないともの足りませんな。

 それにしても、EMT927stで聴くLPはなんだかLPらしくないです。マスターテープとLPの中間位の音がしてるのでは?

P,S,
 「927Dstはセンタースピンドルがバネ仕掛けになっていて、そのままではLPが密着せず、上からスタビライザーを乗せると盤がプラッターに密着する。
 それはLPのセンターホールがバカになっていた場合、再生時に偏芯が大きくなるのを防ぐためである」と書いたものをアチコチで読みました。

 でも927stを二日間使ってみますと、どうも違うんじゃないかと思い始めました。
 これは単に、演奏後のLPをプラッターから外しやすくするためなんじゃないかな?

 現在927stにガラスプラッターを乗せて使っているのですが、一つだけ不満があります。演奏終了後にLPを取り外すのが少しやり難い。

 普通の30pタンテはLPの外周より少しだけプラッターが小さくなっています。
 デンオンDN308Fも30pLPの外周にあたる部分はターンテーブルシートを少し凹ませてあり、LPが外しやすくなっています。
 RCA70C-1は現在、やや厚みのあるフェルトシートにしてありますが、これもLP外周の指の掛りは良いです。
 これに対してEMT927stのプラッターには特に細工もなく、LP外周の指掛りは悪いですな。

 瀬川先生は927ほどLPをかけやすいプレーヤーは無いと言われていました。でもLPが外し難くてはそうは言われないでしょう。
 ですから、Dstのセンタースピンドルの工夫は「LPを外しやすくするため」という単純な理由なんじゃないかなー。

 なお「927ほどLPをかけやすいプレーヤはない」という瀬川先生の発言から、私は瀬川先生の927は一部で言われているstではなくて、やはりDstだと思うのです。

https://91683924.at.webry.info/201811/article_11.html

9. 中川隆[-5984] koaQ7Jey 2021年4月05日 12:34:46 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[32] 報告
晴耕雨聴 2018年11月10日
EMT/OFD25が使えません…orz&菅野沖彦先生が亡くなられました
https://91683924.at.webry.info/201811/article_12.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154177551299614540179.jpg.html

 現在,TSD15の新型を付けて鳴らしているEMT927stですが、このTSD15は新しく買い求めたもので、付いてきた針は写真のTSD15旧型と、モノラル用のOFD25でした。
画像

 右がステレオ用のTSD15旧型で接点はダイヤ型です。左はモノ用のOFD25で、接点は水平に2個あるだけです。由緒正しい、クラシック・スタイルですね。
 知られたことですが、本来は水平二連だった接点が、ステレオが出現したときに上下に接点を付けることになりダイヤ型の4点接点になりました。
 そのままでよかったと思うのですが、ある時点でダイヤ型を90度回転させ、現在の四角型の接点になりました。

 これでは旧来のモノラル針が使えなくなって困ると思うのですが、何故かこうなった様です。

 さて、旧型TSD15は針が曲がっていて使えないのですが、モノ針OFD25は使えるはずです。
 今夜、EMT927stに取り付けてある、オルトフォンRMA297に取り付けてみました。

 ※ここまでのブログでアームはRMG297と書いていましたが、RMA297の間違いでした(以前のブログ記事も直しておきました)。
 TSD15は割合大ぶりなカートリッジなので、てっきりGシェルサイズだと思い込んでいましたら、Aシェルサイズでした。
 297はRMGが無く、RMAしか無い様ですね。
 RF297、RMA309はSPU用で、32gのSPU-Aを取り付けるとゼロバランスになります。RMA297は17.6gのEMT TSD15を取り付けるとゼロバランスになります。
 RMA297はオルトフォン製ですが、TSD15の専用アームなんですね。一般への市販はされたのかな?

 さて、RMA297にOFD25、取り付けてみたのですが、上記の事情でアームで針圧を一番軽くしても、針圧が15g弱もかかってしまい、調整できる範囲を大きく逸脱していました。

 ダメですね。RMA297にはOFD25は付かないんですねー。
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 改めてEMTカートリッジの諸元をネットで拾ってみますと、TSD15は17.6ℊ、OFD25は33ℊと自重が全然異なります。
 実測してみましても、旧型TSD15が17.3g;、新型TSD15が17.5g;、OFD25が32.3gでした。

 RMA297はオルトフォンがEMT927用、TSD15用に開発したものの様で、17.6gのTSD15を取り付けて、針圧0gとしますと、ゼロバランスがとれるようになっていました。

 これに33gのOFD25を取り付けたら、針圧をゼロに設定しても、15g程度の針圧になってしまいます。

 33gというのは、実はSPUの自重です。
 R80、927Fまでのモノラル時代のアームRF297の後期型を私は長く使いましたが、これは本来SPU用のアームでした。
 OFD25は当時の標準機であったSPUと同じ重さにしてあったのですね(OFD25が先で、SPUがそれに合わせたのかもしれません)。
画像

 取説を見ても、OFD25を使うならRF297を使えとなっていました。私が軽率だっただけですね。

 さて、残念なことにRMA297ではOFD25は使えないことになりました。
 ガッカリしましたが、先に乗せたEMT針の諸元を見ますと、TMD25という自重、出力、インピーダンス、適正針圧のすべてがTSD15と同じヤツがあることを知りました。

 次は貯金してTMD15を狙いましょう。
 このカートリッジは開発年度がTSD15と同じ頃ではないかと思います。それに諸元もTSD15とほぼ同じです。
 それなら、縦方向のコンプライアンスもあるかもしれません。
 その方が間違えてステレオLPをかけても安全なのでbetterですが、さあどうでしょうか。
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 LP演奏中の新型TSD15です。カートリッジシェルの上側のプレートが金色なのは楕円針、銀色は丸針らしいです。
 ウチのは楕円針のTSD15ですね。

 昔の記憶ですが、EMT927Dstを愛用されていた山中敬三先生は、たしかSPU-Aを927で使われていたはずです。
 アームをRF297にしておられたのかもしれません。

 さて菅野沖彦先生が亡くなられたそうです。
 先生は華美な文章を書かれる方ではなく、オーディオ評論より録音技師としての評価が高かった方かもしれません。
 ハンサムで、弟はジャズプレーヤーで、ポルシェを乗りこなし、パイプたばこを愛されたダンディな方でした。
 でも同時に大変な苦労人でもあられました。自伝の「僕のオーディオ人生」を読むと、録音技師として一本立ちするまでの大変な苦労の日々が綴られています。

 ご冥福をお祈りいたします。合掌。

 それにしてもこれでステレオサウンドの初期の評論家メンバーは柳沢功力先生一人だけになりました。
 瀬川冬樹先生、長島達夫先生、山中敬三先生、上杉佳郎先生、岡俊雄先生、黒田恭一先生、朝沼予史宏先生、岩崎千明先生、井上卓也先生、皆さん鬼籍に入られました。
 ライターではありませんでしたが、五味康介先生も。

 ステレオサウンド創業者、初代編集長、現在もオーナーでおられる原田勲氏がお元気なことが有難いですが、季刊ステレオサウンド誌が200号を超え、紅顔の美(?)少年だったベンプレ親父が還暦になるのですから、これも仕方のない事です。

 せいぜい長生きさせていただいて、音楽とオーディオを楽しみたいですが、こればかりは「神のみぞ知る」ですから。
https://91683924.at.webry.info/201811/article_12.html

10. 2021年4月05日 15:23:58 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[49] 報告
Soundbox Audio EMT中古品
https://soundbox.co.jp/used_items.htm#ANALOGUE
https://soundbox.co.jp/brandnew.htm

EMT修理
https://soundbox.co.jp/EMT/EMT-Top.htm

11. 中川隆[-5971] koaQ7Jey 2021年4月05日 15:31:59 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[50] 報告
楠 薫のオーディオ三昧
■ EMT927F ■
https://kusunoki.jp/audio/EMT/EMT927F.html

アナログプレーヤーの雄、EMT927F。

ドイツの放送局で使われていた、40cmレコードが載る、頑強なプレーヤーです。
関東に居たときには周波数が50Hzだったので、100V→200Vの昇圧トランスだけで済んだのですが、九州に帰郷したため、 60Hzとなってしまって、一時使用不能状態でした。現在は専用パワーサプライのお陰で、見事復活しています。
出来ればあと、専用サスペンションが欲しいですね。

この写真は、山梨在住時。
右の手前のトランスは、100V→200Vのステップアップトランス。
ちなみにその上のトランスは、100V→117Vのステップアップトランスです。


EMT927Fに必要な部品です。シャフト・オイルは23ml、関東では周波数はそのまま使用出来ます。


真横からみたEMT927Fです。


2005年7月の時点での我が家のEMT927の設置状況です。 サスペンションは使用せず、BDR The Shelfを敷いて使用しています。


真上から見たEMT927F。これだけみると、普通のターンテーブルと大きさ、あまり変わらないように見えてしまいます。


下段が、EMT用のパワーサプライ、Studiotechnik Dutch MULTICONVERTER DU937です。
この機械は100V〜220V、50〜60Hzの電源で、EMT用の50Hz 220Vを供給してくれる、優れものです。 このパワーサプライのお陰で、我が家のEMT927は見事に復活しました。

https://kusunoki.jp/audio/EMT/EMT927F.html

12. 2021年4月06日 10:44:08 : l9L9YsfYaI : LmoyTFJGLk5rdUk=[8] 報告
EMTターンテーブル、モデル930st、モデル927st等についての
ユーザーの皆様からの良くある質問をまとめてみました。
https://soundbox.co.jp/EMT/fqa.htm

EMT レコードプレーヤーシステムに関する質問


* 進相コンデンサの交換頻度は?
EMTでは進相コンデンサ交換は3年から5年毎に行うことを推奨しています。 
長期間使用していなかったりした場合にはこの期間よりもコンデンサが急速に
劣化することがあります。回転しているモーターに触れて振動を感じる、
レコード再生時にランブル(ゴロ音)がスピーカーから聞こえるようであれば、
交換が必要です。
* 50Hz仕様のターンテーブルを60Hz地域で使用するには。
EMT930、EMT927のモーター・プーリーは構造上、交換できません。
段差の付いたプーリーはモーターのステーター(回転子)と一体構造のためです。
50Hz、60Hzそれぞれ専用のモーターです。
50Hzを60Hz電源で使用、あるいは逆の周波数電源環境においての使用は
EMT専用電源「DU937」の使用をご検討ください。
このEMTターンテーブル専用に開発されたDU937は50/60Hzいずれの環境での
使用を可能にするだけでなく、フェルトブレーキ無しで速度調整が出来るため、
極めて静かな動作を可能を実現します。

* 139stB(真空管)イコライザ・アンプを930stで使えますか?
真空管式イコライザであるEMT139stBは真空管を動作させる電源を必要とします。
EMT927はどの時代のものもこの電源を供給する、電源回路を備えていますので、
問題なく使用できます。
EMT930は初期型は真空管を動作させる電源を搭載していますが、製造年代により、
(シリアル番号が14000番以前のモデルでは電源が供給されています)
EMT930st後期型では155用の電源のみとなりますのでEMT139イコライザを使用する
には別途電源を用意する必要があります。

* クイックスタートを使うと「ブーン」という音が出るのですが。
出力コネクターに本体のアースが接続されていない可能性があります。
通常アンバランス仕様ではアース端子を信号の(−)側に接続すると、
その問題は解決するはずです。 尚、シールドはRCA端子側では
浮かせて配線するのが標準です。

* ブレーキを一杯に利かせても定速になりません。
フェルト・ブレーキは長期間使用していると表面が次第に滑らかになり、
ブレーキとしての機能が低下してきます。定期的に交換しなければなりません。
スピードが落ちないのはこのフェルトブレーキの劣化の可能性があります。
また、ブレーキを上に押し付ける働きをする、金属製板バネの変形、ヘタリも
可能性があります。

* TSD15 SFLと丸針に交換できますか?
EMT社では針交換の際、元々の針先の種類にかかわらず、いずれの針形状の
選択が可能です。SFL(スーパー・ファイン・ライン)、丸針(SPH)またはVdH
(バンデンハル)いずれも選んでいただけます。

* アイドラーはリビルト品が使えますか?
EMTのアイドラー取り付け部本体はスチール製のシャフトで硬く、
一方アイドラー側の軸受けは銅系の焼結金属を用いて本体のシャフトの
磨耗を防いでいます。
劣化してゴムの部分のみを張り替えたアイドラーのリビルト品はゴムの部分は新しい
のですが、焼結金属製の中心の軸受け部分メタルは交換していないものがほとんどです。
長年の使用により軸受け部は磨耗して穴が大きくなっています。
内径の遊びが大きいくなっている場合、振れが起きてスムーズな回転を阻害する可能がります。
新品純正品のアイドラーは最初取り付ける際、きついことがあります。
その場合は表面のバリを取ってあげるとスムーズに取り付けできます。

* EMT以外のピックアップカートリッジは使用できますか?
EMT929、EMT997アームはEMT Tシリーズ(TSD15、TMD25、TND65)
ピックアップとOFシリーズ(OFD25、OFD65、OFS25、OFS65)を使用する
専用のアームです。さらに、初期オルトフォン製、Tyope-A、Type-C等2ピンのモノラル仕様
のA-シェル、「ダイヤ」型のピン配置のSPU−A等が使用可能です。 

さらに、ノイマンDST、DST62も使用できます。
他のピックアップを使用する場合はEMT純正のEmpty Shell(空シェル)に
ムーブメントを組み込んで使用することができます。シェルの構造上前後が長い
モノは収まらないものがあります。尚、オルトフォンSPUを取り付ける場合は
専用のスペーサが必要です。

* 155stを使用しないで直接信号を取り出すには?
直接信号を取り出すには2つの方法があります。アームの出力コネクターから直接取り出す、
( EMT927の場合はEMT997アームはコネクターを用いず、リード線が直出し
ですので、この方法はできません)。
もうひとつは155を外して、そこにInterface Box(インターフェーズ・ボックス)を
取る付け出力する方法があります。
このInterface BoxにMCトランスを取り付けたものもありますので、
使用するピックアップ、イコライザアンプのゲイン等を考慮して選択可能です。

* OFシリーズ(モノラル)ピックアップで再生すると音が歪みます。
Tシリーズ(TSD15、TMD25、TND65)のピックアップに比べ、OFシリーズの
ピックアップはその出力電圧が約8倍程度あります。その為に155stでそのまま
OFシリーズのピックアップで再生すると、入力オーバーで歪んでしまいます。
解決方法としては155stの配線を「MONO」に変更してゲインを下げる、
またはゲインの低い155モノラル・イコライザを使用します。

* XLRのバランス出力はできますか?
EMTのイコライザアンプ、139st、155stは内部に出力トランスを搭載しており、
600オームのバランス出力が可能です。音質を考えると、プリアンプ等にバランスド
入力端子があるのであれば、EMT側からはバランスド出力での接続を推奨します。

https://soundbox.co.jp/EMT/fqa.htm

13. 2021年4月06日 20:52:22 : 26VxKRsvNw : TVo4YkhhMWF4Ty4=[3] 報告
オーディオ雑記帳 7 EMT927st
http://more.main.jp/zakkichou07.html

ジャズのモノラル再生では現システムでほぼ満足しているが問題はステレオ再生。プレーヤーによってはこのレコードは良いがこのレコードはダメ・・・と言う状態が続いている。一筋縄ではいかないようだ。そんな中、3ヶ月前A氏からEMT927st使いませんか?という電話が。腰を痛めて重量級プレーヤーは全て処分と決めていたのに誘惑に負けてしまった。

最初に感じたのは情報量が930と比較にならないほど多い。たかがプレーヤーなのに何故こんなに違うのか。930での苦労は何だったのだろうというくらいすんなりと音がでた。

今のところ安定したステレオ再生が出来ているがいつものことながら、1年以上使い続けないと結論は出ないだろう。結論と言えば半年以上使ったiTransportは音質的にPCオーディオにかなわずシステムから除外した。けっこう苦労したんだけど僕にとっては音質的にオモチャだった。

今回アナログプレーヤーの入れ替えで自宅にあるプレーヤーはモノラル用のガラード+フェアーチャイルド、レコカット+フェアーチャイルド(ロング)、ステレオ用の927、930、ガラード+297の5台となり最盛期に比べると随分すっきりとした。最盛期の台数は秘密(汗)    同時に使わないアームもSME3009RとFR64S、補修用のデッカ、フェアーチャイルドの4本となった。


EMT930には純正のインシュレーターがあるがEMT927には純正では出ていない。マツシタハイファイや他ショップから930そっくりなインシュレーターが出ていて一緒に譲っていただいたが、まだセットしていない。付けたら付けたでまた半年以上鳴らさないと結論は出ないと思う。

そういえば持っているのさえ忘れてしまうCDプレーヤー。PCオーディオよりも音質が劣り、アナログディスクみたいに個性的ではない中途半端な存在になりつつある。なんとなくまともな音だと思っていた特注のラスクケースに収まったA730も出番がなく、半年以上埃をかぶったまま。久しぶりに繋いでみたがPC→AMEにも劣る。かわいそうだが近い将来CDプレーヤーはなくなるのかもしれない。事務所のシステムではFF400で使用しているが自宅ではもっぱらAMEを使い無線で寝室、デコラ、ハーツに飛ばしているが音質的にはそれほど不満はない。安く良い音を聞きたいのならAMEを使ったPC再生が一番だろう。音質的にはDACに左右されるが、少なくとも所有するCDプレーヤーよりも良い音がする。


・・・と書いていたらステレオサウンド誌から「ヴィンテージ・アナログ」という本が出た。山中氏の愛した927の記事が出ていたが、記事自体は昔読んだことがあるが所有した今読み直すと当時の印象と違う。オーディオは自宅で聴いてみないと判らないと言うことか? 927Dstとの違いはガラステーブルの違いと聞いているが927stの付属のプラスティック・テーブルの音が僕のシステムに合っているのでガラステーブルには興味がなくなった。最後に930との違いを書いておくと低域は全く質が違うが、特筆すべきは中域の安定感だろう。この中域は何を聴いても安心して、また音に対して何の疑問や不安感を抱かずに、ただひたすらに音楽に浸れる。例えばモノラル再生には主にフェアーチャイルドを使用しているが6gの針圧で圧倒的な安定感がある220Aを2.5gのMCH-1で圧倒的なステレオサウンドを再現していると言い換えても大げさではない。そのような再現であるがけっして930が劣ると言うことではない、勘違いしないでほしい。表現が違うと言うことなのだ。(2009/10/3)

オーディオ近況
僕は機器を取り替えて判断するのに少なくとも3ヶ月から半年使用しないとHPに書かない事にしている。機器に限らずケーブル、インシュレーター、ラックどれを取り替えてもオーディオは音が変わる。オーディオマニアは僕を含めて音が変化したら「良くなった」と感じることが多い。しかし、その変化した音が本当に良い音なのかある程度使用しないと判らないと思う。毎週のようにアクセサリーを取り替えたり、戻したり報告するオーディオマニアのHPがあるが、(人それぞれで、これも趣味で結構だが)この人、何時になったら音楽を楽しめるのだろう?  と余計な心配をしてしまう。

さて、僕が所有している最新兵器(ハイエンド?)がLNPとS9500である。パワーはML2をはじめとするレビンソンの歴代パワーを試したがしっくりこなかった。しかしCELLOの小さなパワーを持ってきたところ初めて心地よい音に落ち着いた。しかしマニアの性でCELLOがこんなに良いのなら一度CELLOで聞いてみようとLNPからENCORE、PARETTEを加えて出した結論が「良くない」だった。パワーはあんなに素晴らしいのに?とLNPに換える前にCELLOのフォノイコライザーのRMCを加えて聞いてみた。先々週付け加えたので良いか悪いか判断はつかぬがこれが面白い! 全てのレコードがクリスタル色となった。RMCの癖が強いのかシステム全体が僕が感じていたCELLOの色となった。もちろん、全てのレコード再生においてクリスタル色は問題があろうが、この輝きはCELLO以外では無理だろう。いずれは万能なLNPに換えると思うがこのRMCはLNPのフォノイコと切り替えて使用したいCELLOの中では色鮮やかで面白いフォノイコライザーである。しかし今は浮気をしているのだが、やはり基本はLNP中心のシステムでCELLOの音を楽しむオーディオよりも音楽が楽しめるシステムの方が僕に合っている。LNPに合わせるパワーはENCORE150よりも小さなENCORE MONOの方が僕の環境ではベストであると思う。(2009/10/27)

LNPの使い方の一つであるゲイン。※(オーバーにならない)出力ゲインギリギリまで上げてLNPの特徴を目一杯出せるかが基本的な使い方であるがCELLOの場合は少し違うようだ。半年以上CELLOに相対しているがまだ結果が出せないでいる。※入力ゲインではない


オーディオ近況(僕の身勝手なオーディオ・アクセサリー論)
EMT927を設置してから5ヶ月、昨日(湿気の関係もあるだろうが)はじめてステレオレコードがこのような音で聴けるのか!と言うような感動できる再生が出来た、まだ良くなるような予感がする

僕は前述したとおり、設置したときに、ある程度満足した音が出たならそれ以上機器をいじらない。そして良い音が出るまで鳴らし続け熟成させる。30年以上?オーディオを続けてきた経験からそのようにしている。
そして、熟成させたオーディオとは、逆に今現在の音を高価なアクセサリーやケーブルなどで壊されるのが怖い、と言うくらいまで満足のいく音が聞ける事であると思う。

僕はレコードコレクターである。毎日のようにレコード店を回り良い音の素晴らしい演奏を探し続けている。自宅に保管している大量のレコードをオーディオマニアが毎週のようにアクセサリーなどで音を追求している暇はなく、一枚でも多く良い演奏を聴きたい。

趣味は趣味、オーディオで音の変化を楽しんでいる人もいれば、僕のように一枚でも多くの演奏を聴こうとする趣味の人もいる。いろいろな人がいる中で、HPでアクセサリーなどを絶賛するのだったら少なくとも絶賛する人が一生使い続けていく自信のあるもの、そのような価値のあるものだけにしてほしい、僕みたいなアクセサリー初心者には大変に迷惑なのだ。毎週、毎月、毎年のように、このカーボンが良い、このケーブルが良いと言っているオーディオマニアが、とても満足できる音を出しているとは思えない。

と、言う僕も過去に雑誌などに踊らされて高価なケーブルなどを購入した経験があるがその殆どが使い物にならず、ゴミケースの中へ。そして得た結論は、その場で音の変化が判るようなアクセサリー、ケーブルには手を出すなと言うこと。とてもアクセサリー評論など当てになるものはない。しかし現実は高価なケーブル・アクセサリーは癖が強い(強くなきゃ売れないわけだが)

僕が満足するケーブルは結構、癖のない安価なものに多く、ケーブルでは細い方が多く感じる。さらに5年以上使い続けると他のものに代替えがきかぬほど熟成が進むのも安価なケーブルに多い。

そして何より、僕にとっては何年かに一度する端子磨き、これがどんなアクセサリーよりも効く!!

完成されたオーディオとしてはアクセサリーの入る隙のないデッカ・デコラが一つの答えだろう。この品位ある音を聞いてしまうと何一つ改造(付け加えても、引いても)してはならないと直感して判る

実現不可能だが、以前Studio K'sで音楽喫茶をやるのだったらデコラで行いたいと山本氏に言ったことがある。そしてレコード演奏には古楽の権威であるA氏に頼みたい。移動に十万円以上掛かると思うが、費用が解決できても、たぶんStudio K'sにはクレーンを使っても入らないと思う。(2009/11/6)


良いアクセサリーもあるのは確かだが、僕にとって高価なケーブルはいらない


オーディオ近況2

最近オーディオにもレコードにも興味がなくひたすら撮りだめしているTVを見ている。ロクラクというUSB接続HD録音機を使い正月から録画すること約200時間分。見るのも大変だ。オーディオ関連といえばIKEAという欧州安売り家具屋でガラスショーケースを購入して散乱しているオーディオ小物をディスプレイしてみた。すこしは綺麗に見えるだろうか?

少し前にレビンソンのチャンデバLNC-2Lを手に入れた。4343用の3ウェイモノラル使用なのだが、使う計画などなくなぜ買ってしまったのだろう?自分でもわからないが1年後にオーディオルーム完成後マルチで4343あたりを鳴らしてみても面白そうなどと、ニヤニヤしながらバカな空想を描いてる。1年後のオーディオルームの打ち合わせがはじまった。集合住宅の完全防音となると難しいらしく部屋の中にショックアブソーバー?で部屋を作る構造で35帖のリスニングルームとなるととてつもないお金がかかり頭が痛い・・・家族からは非難囂々・・・どう乗り切るかが今の課題(2010/4/10)


久々にオーディオ

自宅のオーディオはほぼ満足できるほど完成していて(もちろん自己満足だが)オーディオ機器を考えることなく音楽に集中出来る。ところが事務所にあるCelloとK2-S9500の組み合わせ。この音が気に喰わないので、いろいろとパレットなどで調整すると、ますますおかしな音となってしまう。そんな中で友人がぶらりと遊びにきて、一言「ずいぶんシャリシャリしてますね」・・・ハッと気づきこれじゃダメだと、もう一度Celloに再挑戦。まず全てのケーブルをCelloに揃えることから始めたが、最後まで入手できなかったのがスピーカーケーブル。ヤフオクで(ストリングス2や3はたまに見るのだが)ストリングス1と言うあまり見た事がないケーブルを入手した。全てCelloケーブルとした段階で落ち着きついたしっとりとした音となる。次はプリ。アンコール(1MΩL2)を通すよりもPalette単体の方が良い音となるが、MIV(マルチ・インプット・ヴァージョン)でないので入力の関係上Encoreプリを通していたが、先日MIVが入りますよと連絡があり、翌日には交換。PaletteとPalette MIVの音の違いはほとんどはわからないが入力が4つあることと入出力がRCAにも対応しているので使い勝手は大違い。まだEncoreプリは残してあるが希望のモジュールを積んだSuiteが出てくれば、ようやくLNP+Encore mono powerとの比較が出来る。オーディオって触れば触るほど面白いが、自分で気づかないうちに触るほどおかしな方向に行ってしまうことも多々あるようだ。(2010/10/29)

デコラとLNP

自宅にいる時には8割くらいはデコラが鳴っている。しかもデコラから流れるのはバロック音楽。Macmini ~ USB ~ NU FORCE Icon uDAC~ 同軸 ~ Cello DACに流していて、これらをiPadで遠隔操作している。デコラできくレコードのように100%満足するわけではないけれど、かなり心地よい音が常時部屋を充満するあたり、便利な世の中になったものだ。

事務所に設置してあるオーディオ機器をレビンソンに戻した。Celloは約2年間頑張ってきたつもりだけれども、LNP ~ Cello encore power ~ JBL S9500で鳴るジャズはEMT927 ~ marantz ~ ハーツフィールドで鳴らすジャズとは別物だけど高い次元で別世界を魅せてくれる。

1年以上前から初期型LNPを聴きたいと人に頼まれていて、ようやくCelloを片付けLNPを聞きなおすと素晴らしい。聞いた人しかわからないが、今の機器では絶対に表現できないジャズの音がある。この音質が聴ける限り、何も触りたくない、というかケーブルさえも替えたくなくなるが、毎週のようにケーブルを交換しているオーディオマニアの人たちは一体どんな音で満足するのか?(ほとんどの人が、もっと良い音になるに違いないと思って交換するのだろうけど、自分では気づかないうちに今の音に不満があるからだと僕は思っている)僕には理解できない。(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html

14. 中川隆[-5952] koaQ7Jey 2021年4月06日 21:16:22 : 26VxKRsvNw : TVo4YkhhMWF4Ty4=[10] 報告
EMT927DST (河村電気研究所)
https://detailtext-aucfan.com/detail/yahoo/d148246340/


河村電気研究所より購入のEMT927DST serial no 41174. 155STイコライザーアンプserial no 41145です。

 927DSTと927STの違い

1、2重ターンターブルの補助ターンターブルはSTは樹脂製のテーブルに上面にフェルトを貼っています。下面はあたる部分だけフェルトが貼ってあります。DSTはガラス製で、ストロボ等の塗装は鏡面仕上げになっています。(52号のS S誌の927DSTの写真も鏡面仕上げになっています。)裏側にはツルツルのゴム、表面には多少凹凸のあるゴムが貼ってあります。(最近見かけるガラステーブルは表もツルツルで、鏡面ではなく黒色の塗装。) 

2、補助ターンターブルの下の本来のキャストターンターブルの重さがSTとDSTでは1.8kg(体重計で測定)ほどDSTのほうが軽く作られています。ガラスターンターブルをのせる関係で総重量を合わせているのだと想像します。DSTはキャストターンターブルにも塗装がされていますし素材が違うのかもしれません。

3、STは通常のプレーヤーと同じただセンターシャフトが出ているだけがDSTはセンターシャフトが浮くようになっていて、レコードをのせて付属のスタビライザーを乗せるとテーブルにレコードが張り付くようになっています。スタビライザーを取るとレコードが浮き上がります。(この理由は レコード盤のセンターの穴の大きさにばらつきがあるため、レコードの置き方による偏心が様々な程度で起こるのでそれを防ぐため、このような特殊な機構を採用したと聞きました。)

4、927DSTは最初からクイックスタートは付いていません。理由は一つにはガラスターンテーブルのためであり、検聴用の為だと聞きました。

5、これは不確かですがDSTは、より選別された部品で組み立てられているとのことです。

6、主観的に表現するとDSTのほうが微細感が増し、重心が若干下がってより落ち着きが増すように感じます。

 

  問題点

1. ガラスターンテーブルの真ん中の部分とストロボの部分の鏡成分の塗料が禿げている箇所があります。

2. 右側側面にあまり目立ちませんが傷があります。(2ミリ×12ミリ位)

 

現状

1、アイドラーは4年ほど前に黒色のものに変えました。

2、今回、キャストターンターブルの周りについているゴムが伸びていましたので新品と交換しました。以前から、音がだらしなくなってきたような気がしていましたが、交換して見事に蘇りました。この変化は著しかったです。

 3、ストロボライト、アームの位置の確認ランプ、針先の確認ランプ、全て問題ありません。

   

  付属部品

 1、専用ドーナツ盤アダプター兼用スタビライザー 

 2、アームのためのラテラルウエイト 大、中 各一個

 3、電源コード 

 4、音声出力コード  RCAタイプ

 5、EMT TSD15 (3年ほど前に針交換しましたが交換後の使用時間は短いです。)

 6、河村電気から入手時に付属の927dstの解説書、回路図 (英文 オリジナル)

 7、軸のオイルは今回購入しました純正のものを26ccほど。

 8、FR-7f カートリッジ EMTアーム専用 中古 (サービス品として)

  針が若干曲がっています。価格 当時98000円

 9、イコライザーアンプを使わずに直接信号を受けたり、イコライザーアンプを単独で使    用するための16ピンのソケット、オス、メス 各2個 (メーカー不明 サービス品として) 

余談

 927のほとんどが以前、放送局等で使用していたもののようですが、正規に輸入販売された927は非常に少ないと思われますし、927自体700台も作られてないそうです。親しくしていた方が1980年代の初め頃に河村電気研究所から購入し、後に私が譲っていただいた物です。当時350万円だったと記憶します。1981年のSS誌の河村電気の広告に927DST在庫僅少と書いてありますし、84.85年SS社のオーディオカタログには載っていませんので日本で正規に販売した927DST最終期の一台だと思います。30年を経ているプレーヤーですし、高価です。私ではわからない問題点があるかもしれませんので、札幌で申し訳ありませんができれば来宅していただき確認していただくと嬉しく思います。購入いただいた方には、我が家の近くのミシュラン2ツ星のお寿司でもご馳走させていただきます。好調に動作しておりますが、私は専門家ではありませんので理解不足があるかもしれませんが、基本的にはノーリスク、ノーリターンでお願いしますが、わからないことは質問していただくと幸いです。


(2013年 12月 19日 10時 44分 追加)
※ 写真が表示されない場合はこちらをご覧下さい ※


(2013年 12月 22日 21時 46分 追加)
オークションの説明に書きました傷ですがあまり目立ちませんが、なにせハンマートーンの塗装ですので判別はつきにくいのです。落札頂いた方に当方への来宅を希望しましたが、必要条件ではありません。来宅される場合は落札後当方が支払う落札手数料をお振込みいただき、検品していただき、残りをご入金頂く方法を考えています。送付方法ですが、クロネコは受けてくれないようなので、梱包業者にお願いする方法ができるようです。不確定ですが九州まで6万くらいと言っていました。それ以外の送付方法はおっしゃってください。表示の写真下の”こちら”の写真の最後の写真がDSTでその前の写真がSTです。DSTは比較しますととても軸の傷が少ないと思います。

(2013年 12月 22日 22時 38分 追加)
写真に写っているEMT927DSTの60ページほどの解説書の他に、B3の大きさの青焼きの927DSTの回路図、155STの回路図、4ページの取説(英語とドイツ語)も付属部品に含まれます。

(2013年 12月 23日 15時 48分 追加)
(ご質問が多いので)927STを10月に一度出品しまして、考えるとこがあって途中で取り消しましたが、ST,DST共にできる限りのメンテをした上で2台を聴き比べてみました。比較はモノ、ステレオ共同じカートリッジ、イコライザーはカウンターポイントのSA139STで行いました。DSTの方がより微細で若干重心が下がっているように感じましたが、あくまで悪い耳での印象です。EMT927につなっがっているオーディオは古典的システムで、歳のせいかモノレコードを聴く事が多くなっているので、モノイコライザーの139Aで聞けるSTを選択しました。全てのレコードを対象にした場合はDSTを選択しました。
https://detailtext-aucfan.com/detail/yahoo/d148246340/

15. 中川隆[-5951] koaQ7Jey 2021年4月06日 21:20:21 : 26VxKRsvNw : TVo4YkhhMWF4Ty4=[11] 報告
EMT930st について
2017-08-23
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c24ab096249ef19f607a08f3e8f9dc49


 EMT930は1956年に発表された。EMT(Elektro-Mess-Technik)はそれ以前にも1950年にドイツ放送技術研究所との共同開発で「R35」、1951年に独自開発で「R80」(50台製造)、同年にEMT927を発表している。EMT930はEMT927のスケールダウンしたものでプラッターの直径は33cm、重量は約半分の23kg。初期の製品にはオルトフォン製RMA229アームが、1971年頃からトーレンス設計のEMT929アームが装着された。搭載されるフォノイコライザーはEMT930のシリアルNo,3588まではEMT139(真空管モノラル)、No,3589〜10949は名称もEMT930stとなりEMT139st(真空管ステレオ)、No,10950以降はEMT155もしくはEMT155stとなる。しかし市場のEMT139stの僅少さから実際には注文によって色々なバリエーションがあったのだと思う。何れにしてもシリアルNo,10750以降の製品には真空管イコライザーは搭載できない。

 搭載されるフォノイコライザーはEMT133を除いて全て同じ寸法、接続となっている。(もしEMT139対応機にEMT155を接続したら壊れるのだろうか?と思って回路図と接続図を確認したら大丈夫なよう)EMT155の標準カートリッジはOFS25とOFS65でカタログではプレーヤーシステムにはカートリッジが2個とも付属されて販売している。「st機」にはTSD15が1個付属していた。(面白いと思ったのは付属の2個はサファイア針ということでこれはコストダウンを図ったのか?このカタログの記述には明らかなマチガイも見受けられるのでミスプリントかもしれないし天下のEMTがそんな事するか?などと思ってしまう)EMT155とEMT155stの違いはモノラルとステレオだけでなく入力レベルが10mv、1mVと感度差が10倍あった。これはOFシリーズの出力はTシリーズの10倍程度あったためでOFカートリッジをEMT155stに接続すると大振幅再生では歪んでしまう。(初めてOFD25をEMT930stに繋いだ時に歪んでしまって慌てたことを思い出します)2台のプレーヤーを納めるコンソールもカタログにあり、1.55Vのライン出力に至る全てのパーツがシステムとして提供されていた。まさに「The 業務機」でユーザーは提供されたものをただ正確に使用するだけ、保守点検の契約も当然あったと思います。
 EMTのモノラルカートリッジは別項にあるようにオルトフォンのOEMのOFD25、OFD65と自社製造のTMD25、TND65。TMDとTNDの出力はTSDと同じでこれはモノラルレコード再生時にフォノイコライザーを交換せずに対応する事が可能で特に78s SPレコード再生には(専用カートリッジは不可欠だったから)過渡期には重宝されたと思われる。しかしOFシリーズとTシリーズは機構の違いから(当然ですが)音質が全く異なる。オーディオファイルはモノラル再生では圧倒的にOFシリーズを支持するのではないだろうか(ジジイの思い込み)。

 このEMT930stは自分にとって3台目。先の2台はお嫁に行きました。
 
 プレクシグラスのサブテーブルの下には円盤状の金属板があるのだがこの個体には欠品している。

 

 

 

  
 クイックスタートのスイッチは3段階の切り替えで卓のフェーダーと連動するリモートコントロールの場合は黒いプラスチック部を上に持ち上げてから後方へ倒すとロックされる。

 

 

 
 60Hz仕様もあるようだが(以前韓国からモーターだけ輸入したことがあったがそれが60Hz仕様だった)基本的に50Hzの軸が付いている。説明書には進相コンデンサーが各々の周波数で指示されている。モーター軸の交換はできない構造なので周波数の変更はモーターの交換もしくは周波数変換機を使うことになる。EMT930のモーターは30Wなので(EMT927は35W)それに見合った規格のもので良いわけだが故障などで今までに数回交換している。100W程度の変換機ではEMT930は賄えるのだがEMT927ではダウンした。扇風機や200Vの大きな冷却ファンを騒音対策のために100Vでゆっくり回して冷却するなど色々と工夫してみたが現在は200W程度のものを使っていてやはり動力の駆動電源の連続運転は結構無理がかかるものらしい。ヨーロッパ製品を西日本地区で使用するにはそれなりの苦労が要ります。この電源の質は回転の質にダイレクトに影響するのは容易に想像できる。それに加えてターンテーブルの回転数の微調整は軸の中心部にあるフェルトリングをプラッターに押し当ててのフリクションでコントロールしているわけでそれを嫌って40Hz台の可変周波数でこの部分をキャンセルすることでS/Nを上げるという製品も存在する。
 この形式のモーターは「適当な負荷をかけることで回転が安定する」という解説を読んだことがあるのでこの方法が最良かどうかはわからない。また周波数変換機は低周波発振器とアンプとトランスがあればできるらしいので以前適当なトランジスタステレオアンプで実験したことがあったが見事に両chとも壊れてしまった。(ちなみにこのアンプは状態を説明して売却したが落札した方は出力段全てのトランジスターを交換して復活されてたらしく大いに感心した)「真空管式の周波数変換機を製作する」と仰っていた方がおられるので発表されたらぜひ追試してみようと思っています。

 EMT930のメンテナンスガイドを見ると「アイドラーは1年で交換」とあって純正部品も提供されていたが最近はどうなっているのだろうか?流石にアマチュアではマニュアルどおり1年毎に交換している人は少ないと思うが、いよいよ寿命が来て購入した純正部品は円筒形の透明プラスチックのケースに本体と共に交換時にはめる手袋まで入っていて(ゴム部に素手で触らないように)感動した。本来黒色のゴムだったがある時から純正で提供されていた飴色ゴムのアイドラーが短命で(硬化が早い)新品でストックしていたモノも使用不能に陥っていてがっかりした事がある。ダメになってしまった多くの在庫を抱えていた販売店さんも知っています。そのうち純正部品はとても高価だったので秋葉原にあった今はなき「K無線」にお願いしてゴム交換だけやってもらっていた。ある時いつものように電話してお願いしようとしたらご主人の娘さんという方がでて「店主はもう高齢なのでお店を閉めることになった。ゴム交換を外注していたF工場を紹介するので直接交渉してください」と親切にも連絡先を教えてくれた。それからはその町工場(だと思う)に度々アイドラー再生をお願いしていた。ところが次第に注文が多くなって本業の合間に行っていた事に本腰を入れる事になったらしくある時から作業料金が3倍!になっててこれには驚いた。今ではあちこちでこの作業を行ってくれる業者がいるし最重要部品なので品質の差が音にも顕著に現れるとは思うが比較できるほど発注していない。一度だけ初期のゴム再生アイドラーを純正のと比較試聴した事がある。居合わせたある方はやはり純正が優っていると言っていたが私は違いはよくわからなかった。EMTのようなメジャーなアイドラー以外でも敬遠していたマイナーなレコードプレーヤーのゴム部品も軸周りがダメになっていなければ再生できることがわかって選択の幅が広がったのは良かったと思う。

 その他の消耗部品として回転調整用のフェルトリング、これは常に押し付けられながら回転するので当たり前に擦り減る。交換は周辺の金属部品一式だがフェルトをドーナッツ状に切って張り替えている。ストロボは今まで幸いにも切れたことはない。プラッター軸底部にあるボールベアリングもEMT930では交換したことはない。EMT927ではあるのだが、、それについてはまたの機会に。アイドラーの上下にはベークライトのようなワッシャーが入るのだがこの交換も実はした事がない。モーターの進相コンデンサーはMPコンで経時的に容量が抜ける傾向らしくそうなると振動が増える。EMTからも補正用の小容量コンデンサーの詰め合わせセットが供給されていた。かつてEMT製品の代理店をしていた「河村電気研究所」の解説では50Hzの進相コンデンサーの公称値は1.75μFだが実際のベストの値は1.75〜1.9μFの間に存在する(パンフレットより)らしい。ちなみに同パンフレットに付属していた価格表を見ると1975年5月1日の段階でEMT930は950,000円 EMT927は1,200,000万円から値上がりして1,500,000円 TSD15が55,000円 OFD25が30,000円となっていてEMT930の価格が高い事に少し驚きます。EMT927との価格差も現在を考えれば少ない。


 さてプラッター軸とモーター、アイドラー軸への注油だがEMTからはミシン油のような専用オイルが供給されていて定期的な交換、注油は必須。割とご近所の方のEMT930がオイル切れでプラッター軸が錆びてたという話も聞いています。純正以外でもスクワランオイルや他の高性能オイルの使用記を目にする。純正オイルの供給はされているのかもよくわからないが(どこに訊いたらいいのか)無いよりはマシだろうとテキトウなマシンオイル(ミシン油)を使っていた。今回ちょっと反省して純正以外でどんなオイルが入手できるか調べてみてその中の一つを注文してみた。厳密には色々と並べて比較試聴すべきだろうが、ちょっと人間のパワーが足りない。


3 コメント

2019-08-15 14:48:59
EMT 930に関心があります。

モーターの冷却に関して。木製キャビネットを自作し、入れてお使いのご様子。強制的な冷却はしていないのでしょうか?

神奈川県で930stを使用している方、「LP一枚であっちっちになり、心配している」との記述があります。その方は、裸のシャシーのまま使用しています。

このような業務機で、異常な加熱は考えられません。以下の類推をしていますが、どうお考えですか?


1 異常な加熱は異常。故障している。
2 推定使用室温が低い。(涼しいところで使え)
3 裸のシャシーで使うのが間違っている。キャビネットやコンソールに設置し、吸気(排気)ファンを使うのが当たり前。
迷っています (小泉 久直)


2019-11-30 18:59:48
写真で見たヤフオクのEMT930stを買うか買うまいか迷っています。今まで、ガラード401を使っています。来夏、京都に越しますので、ヤフオクの商品は、60Hzのものです。
 もし、取説がありましたら、お代は払いますので、分けていただけないでしょうか。
 また、操作については、難しいことはないでしょうか?


Re. (koban)
2019-11-30 22:23:05
 こんにちは 
 私はヨーロッパ製品は周波数変換機と昇圧トランスで対応することが多いです。米国製品は60Hzなので当地でも便利なことはあります。
 取説はwebで閲覧できますので検索してみてください。
 操作についてですが特に他のプレーヤーと変わりないと思います。速度調節がちょっと変わってますが問題なく行えます。

 EMT930との出会いの驚きは今でもよく覚えています。時間を忘れて次々にレコードを聴き漁りました。幸せな時間でした。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c24ab096249ef19f607a08f3e8f9dc49

EMT930st について(2)
2017-08-27
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/90e2ffd7cd616ebfaf993ac9a04ec247?fm=entry_awc


 Amazonに注文していたオイルが届きました。
 
 30mlで3,832円とかなり高価です。EMTオイルに比べると粘度はかなり低い。ターンテーブル軸受、モーター軸受用のAudio oilでチタン入り。チタン皮膜を形成して摩擦を65%程度減らすとのこと(基準はなんだろう?)古いオイルはしっかりと取り除いた方が良いとのこと。30mlだとターンテーブル軸受けやモーター、アイドラー軸全てに足りる。


 モーター軸周囲にあるフェルトはプラスチックの板で押さえられている。通常は隙間からのオイル補給でいいのだが、今回は全面的に交換なのでこのプラスチック板を外してフェルトも外して給油するつもりだった。しかしプラスチックは脆くなっていて外す時に2つに割れてしまった。。しかし周囲の金属の溝にはまり込むので安定するため支障なしと判断してこのままとします。軸周囲のフェルトは一塊で外せそうもなかったので(板も割れて腰が引けた)古いオイルを拭き取ってからチタンオイルを染み込ませてから板を戻した。

 アイドラー軸はよく掃除して、またアイドラー上部のフェルトもオイルをよく拭き取って再使用する。アイドラーの上下にはベークライト様のワッシャーが入ります。

 一応新品はあるのだが今回は再使用する。戻したフェルトに十分に給油して。

 プラッター軸受はネジ3本で固定されている。ペイントロックされているので多分今まで一度も外されていない様子。オイル交換は軸受のボトムを外してもいいのだがオイル漏れが心配なので軸受ごと外して中を拭き取って交換する。


 フリクションブレーキを外して331/3の定速からアイドラーを解放してどの程度回転が続くかを見るとオイル交換前は6 1/4回転した。(ただしほとんどオイルが入っていない状態だったので参考程度)新たなチタンオイルは溢れるまで入れる。ブレーキなしで同じ様に回してみると17 3/4回転した。止まりそうな低速でもなかなか停止しないのが印象的。チタン皮膜の形成には10時間程度はかかるとのことで楽しみです。

 一連の作業後はアイドラーやターンテーブル内側、モーター軸をよく無水アルコールで拭き取ります。オイルはミスト状となって沈着するので度々この作業は必要。これで試聴してみると、、困ったことが起きました。アイドラーがモーター軸に対して滑るのです。クイックスタートをスタンバイするとプラッターの回転が止まってしまう。プラッター軸の位置は少々遊びがあって調整代があるがオイルの付着で滑っていること以外原因は考えられない。早速無水アルコールで拭き取ってみるもやはり立ち上がりは鈍い。今までこんなトラブルは起こったことがない。やはり高性能オイルの扱いは慎重にする必要があると感じた。拭き取りを繰り返してみます。

 肝心の音は、、アイドラーが滑っている状態では正確な判断はできないわけだが不思議なことに「そういった傾向の音」ではなくとても好ましい。アイドラードライブ業務機の特徴であるゴリゴリ感や溜めがある感じが薄れて素直に滑らかに発音するしモーターの振動の減少や全体の静寂感を感じる。この変化は予想以上だがひょっとするとアイドラーに付着してしまったオイルが一番の要素なのかもしれない。しばらく稼働させてたら(LP5枚くらい)アイドラーのオイル皮膜が切れてきたのかクイックスタートスタンバイ時でも回転は止まらなくなった。静寂感は変わらないので良い方向へ変化したと考えることにします。


 隣町のパーツ屋さんに行ってブラ見していたら店員さんが「お客さん、おもろいもんがありまっせ!」と言って(嘘です)説明してくれたのがこれです。

 名前も説明書も無い袋入り。調べてみるとどうやら話題の製品のようで名前は「LCR-T4」で中華製。抵抗・コンデンサ・インダクタ・ダイオード・トランジスタ・FET等が測定可能というマルチ測定器。
 ICソケットはいっぱい穴が見えるが基本的に1,2,3の3端子しかなく適当にパーツを差し込んで黄色のボタンを押すと測定できるという超アバウトなもの。店頭で見本の周りに散らかっていたパーツをかたっぱしから試してみてから購入した。価格は2000余円だったがネットで調べると送料込みで1000円以下で購入できるらしい。
 ちゃんと使えそうだったので一緒にメタルのケースも買って組み込んでみた。

 懐かしのゲームボーイみたいです。。
   
 トランジスターの選別や私のようなカラーコードの苦手なヒトにはぴったり。表示は自動で消える。マルチメーターは珍しくも無いがこれが数百円(現地では3$らしい)で売られるというのは、、、ちょっと複雑な気分です。安く買えなかった事が気にならないくらい感動的な製品です。

 ところで今回のパーツ屋さん訪店の目的はEMT155stを通さずにカートリッジの出力をダイレクトに取り出すアダプターを作る事。方法は2つあってアームの出力にある7pinソケットから取り出す方法とEMT155stの代わりにコネクターにつなぐ方法。7pin方法だとプレーヤーの裏の作業になるので交換はちょっとやりにくいのとMT7pinプラグは持ち合わせて無いのでもう一方の方法で行きます。EMT930stにEMT155stを装着する時はガイドに沿って滑らすとプラグインするようになっている。同寸法幅のケースは入手できなかったが奥側の壁に沿って押し込めばコネクター接続されるように採寸して組み立てた。肝心のコネクターは以前購入したレプリカ物。
 
 今回はシールド線引き出しとしました。これ以上接点を増やしたく無いため。線材はホントはEMT2121を使いたいところだしピンプラグもEMTロゴが入っていればカッコよろしいのだが何の変哲も無い国産マイクコード。4線コードなのでホット、コールド共にパラにして使う。コールド側はそれに網線が加わるのでなかなか大変。でもずっとこのコード使ってます。

 以前書いたようにEMT155stにOFD25など高出力モノカートリッジを繋ぐと大振幅で歪んでしまいます。EMT155などのモノラルフォノイコライザーが手元のない場合は直接信号を引っ張り出して他の方法で昇圧、イコライズする必要がある。問題なく聴けている場合もあるかと思いますが。。手持ちの昇圧トランスを聞き比べてみた。EMT930stでは初めての試み。

 このEMT930stの程度は普通だと思いますが、ハンマートーンの剥がれが目立つ。アマチュアの憧れ「ハンマートーン」だが手軽なスプレーはほとんど見られなかった(と思います)今回「染めQ」から出ているのをAmazonで購入。

 ハンマートーンでも各色揃っている。まだスプレー塗装していないがまずEMT930stのお化粧直しをしてみた。こんな感じで剥がれてます。デッキは樹脂製。

 小筆でタッチアップして

 結構目立たなくなった。剥がれ部分は塗膜分凹んでいるので肉盛りしつつ行う。

 ターンテーブルの周囲に33 1/3,45,78のマークと謎の凹みがある。
 
 放送で欠かせないレコードの頭出しをする場合に、回転を止めて頭出ししたらレコードの種類に応じた回転数のマークまで針を下ろしたまま手動で戻してクイックスタートのスタンバイをする。ほんのわずかだが定速に達するまでの時間が必要なためで隣の写真の窪みは信号を遮断していたリレーがONとなる位置で回転再開からONになるまでの遅延回路が組み込まれている。クイックスタートは卓のフェーダーとも連動できこれらの機能でストレスなくスムーズに送り出しができる(遅延回路を意識することはなくこの窪みも調整時のマークかと思う)。Thorens TD124では同じくサブターンテーブルを用いるが上方向に持ち上げて回転をストップさせている。Garrard 301でもBBC仕様では何と軸ごとプラッターを上下させて巨大なサブテーブル(ストロボを兼ねる)との接続をコントロールしている。EMT950になるとターンテーブルの逆回転も電気的になりスイッチで行う。頭を決めたらデジタルカウンターをリセットしてから逆回転させるとカウンターはマイナス表示となり、そこからスタートさせると「0000」で回路が繋がる、、というもの。これらは家庭の音楽鑑賞には何の意味もないわけだし各所に負担がかかると言われているが酷使に耐える機構が業務機としての条件だと思うし単純にとても興味深い。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/90e2ffd7cd616ebfaf993ac9a04ec247?fm=entry_awc

16. 中川隆[-5942] koaQ7Jey 2021年4月07日 08:02:19 : o2ntGCbK6k : MlcvUlhYVUlPOUU=[28] 報告
EMT 927 (EQ139st / RM-309)          
http://www.jupiteraudio.com/10022/10022.html

アナログを語る上で避けて通ることが許されない、燦然と輝くEMT 927st。
しかもその最高峰とされるイコライザー139st付きです。
コンディションはMint状態です。

まさしくミュージアムクラスです。
これ程の物はまるで砂漠の中から一粒のダイヤを探すような確率でしょう。
これを手に入れたオーナー様だけが味わえる至福の時は、決して他の人と時間を共有したくない程のものであり、人としての理性をも狂わせる程です。

全てが完動品であることはもちろん、さらに年数と共にくる経年劣化の接着系、オイル系、特にモーター内部のスラストパッド他、完全を期した芸術品としてオーバーホール致しました。

ターンテーブルの慣性モーメントから得られる内包的なエネルギーだけでも、聴き手を引きずり込んでしまう凄さは言葉になりません。
凄味と包容力の融合、これ程までの音に癒されたいものです。
実にオーナーになられる方が羨ましく思えます。
一緒に時を過ごしたいものです。

*ウッドケース・ダストカバーは別売です。
http://www.jupiteraudio.com/10022/10022.html

17. 中川隆[-5941] koaQ7Jey 2021年4月07日 08:04:44 : o2ntGCbK6k : MlcvUlhYVUlPOUU=[29] 報告

20th Century Audio Technology
20世紀オーディオ・テクノロジー (オランダ)
ing. J.P. (Hans) van Vliet
ハンス・ファン・フリート 
EMT 139st b
https://soundbox.co.jp/EMT_139stb.htm
(EMT930/EMT927 用 真空管式イコライザ・アンプ、復刻新品) ¥760,000 (税別) 

EMT155トランジスター・イコライザ搭載のEMT927、EMT930オーナーにとって一番ほしいものはなんといっても真空管式イコライザのEMT139stでしょう。 しかしオリジナル・モデルは現状ではきわめて入手が困難です。 こうしたEMT927、930ターンテーブルオーナーの要望にこたえ、オリジナルモデルに回路はもちろん、その部品一つ一つにいたるまで忠実に再現しました。 EMT927では155st を取替えて使用できます。 EMT930ではシリアル番号が14000番以前のモデルではそのまま入れ替え可能です。 それ以降のモデルでは真空管用の電源が本体から供給できません。そこで別売の電源をご用意しました。930本体の裏側にコネクターを増設して使用します。価格¥140,000(税別)より。


特徴 

全て手作りのハード・ワイヤー・コンストラクション
新規製作のシャーシにオリジナルの塗装を再現しています。
専用のメカ部品は新規に制作。.
EMT純正の(ドイツHAUFE 社製)入力および出力トランスを搭載。
金メッキ端子採用の真空管ソケット
真空管は選別したヴィンテージの TELEFUNKEN ECC81 と ECC83 を搭載。
スイッチは高信頼のスイス製を採用しました。
ゲイン、周波数特性、S/N比、ひずみ率等の特性はオリジナルと同等もしくは凌駕しています。
コントルール・パネルが付属します。.
オリジナルの139stの回路図のコピー等技術資料が添付されます。
RoHS規制に準拠しています。.
本体は1年、真空管は6月の保証期間です。.

EMT139stB 単独使用の為の電源ユニット 16ピンコネクター/入力/出力端子付き ¥140,000(税別)

https://soundbox.co.jp/EMT_139stb.htm


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EMT 139st のレプリカ
ing. J.P. (Hans) van Vliet | 20th century audio technologies
Grindmeer 15
3994JA Houten
The Netherlands
Chamber of commerce: Utrecht 53721527

EMT 139st b replica
https://www.jpvanvliet.nl/emt-139st-b-replica/

the return of the legend, designed in 1959 and, after more then 60 years, still available in 2020, brand new, hand-built in The Netherlands


The challenge

One of the most wanted parts for the earlier EMT 927st and EMT 930st professional turntables are the EMT 139st and EMT 139st b stereo phono tube equalizer amplifiers. Around the world there are only a handful of the original amplifiers left, they are very rare and highly sought-after and the ones still out there are the property of passionated EMT collectors and always in use in their beloved EMT 927st and/or EMT 930st turntables.

As a serious collector and user of some of these turntables I had the opportunity to buy an original EMT 139st b, serial no. 8059 from 1964 but I need more units to meet the need in the rest of my turntables, so the idea was to copy the original, easy to say, hard to do but the challenge was born, the challenge to prove it could be done: built it the classic way with new components and tailor made parts.

Finally, after months of meticulous reversed engineering of the original EMT 139st b, searching for original manufacturers of some parts, prototyping and testing, the original EMT 139st b was complete and perfect documentated down to the last screw and a first limited series was built for private use.


Continuation

So, the legend did return and I decided to start manufacturing new limited series to make this famous amplifier available for other EMT lovers around the globe.

Manufacturing of each limited series starts with purchasing all needed components and parts, either sourced from the original supplier or recreated in exact detail with no compromises or deviation from the classic design with the commitment to exactly recreating the finest replica of the EMT 139st b. The 139st bʼs are built with high-grade components and tailor made mechanical parts, in- and output transformers re-manufactured by HAUFE, the original German supplier, in accordance with the original EMT specifications, gold plated tube sockets, vintage Telefunken ECC81 and ECC83 smooth plate tubes and Swiss made gold plated switches for switching stereo/mono and equalizer characteristics. Assembly is completely done by hand in the same tradition as the original, passionately built with respect to the classic design to meet original EMT specifications. After manufacturing, rigorous quality control, measurements and testing, every 139st b is placed in one of my EMT 927st or EMT 930st turntables for an extended burn-in period.

The result of all this effort is that each 139st b represents a meticulous recreation of the original EMT 139st b, amazing its appearance inside and outside, amazing its sound and quality, amazing the equality to its famous old ancestor.


Technical background

The EMT 139st stereo phono tube equalizer amplifier was designed in 1959 as partner of the EMT 139 mono phono tube equalizer amplifier to fulfil the need of stereo sound reproduction with the professional studio turntables EMT 927st and EMT 930st. It was and is a professional state-of-the-art stereo phono tube equalizer amplifier with top quality in- and output transformers to amplify low level signals of dynamic (MC) cartridges to studio balanced line level (+6dB).

The first version was provided with de-emphasis characteristics for DIN, NARTB and RIAA, the second version of the EMT 139st was (re)designed in 1963 with de-emphasis characteristics for NAB-RIAA-DIN 33/45, DIN 78, BBC and FLAT and was called EMT 139st b. The EMT 139st b was in production with EMT until 1967 after which it was succeeded by the solid state version EMT 155st.

Making of

Gallery images are reflecting a couple of manufacturing moments.


Side by side

Gallery images are reflecting the original EMT 139st b on the left and the 139st b on the right, a “time out” of more than 50 years.


Features:

- Hand-built in limited series, each amplifier takes approximately 40 hours to built,

- Tailor-made chassis, case and control panel painted in original "hammered" medium grey,

- Tailor-made mechanical parts,

- Top quality in - and output transformers manufactured by the original German supplier HAUFE in accordance with the former EMT specifications,

- Gold plated tube sockets,

- Tested and selected vintage TELEFUNKEN ECC81 & ECC83 smooth plate tubes,

- Swiss made gold plated switches,

- Gain, frequency response, noise, distortion, all specifications are on par with or better than the original EMT 139st b,

- Comes with a screened control panel,

- Comes with a copy of the original EMT 139st b circuit diagram, technical information, instructions for operation and EMT Courier no. 5,

- Manufactured in compliance with RoHS/CE regulations,

- Warranty: 5 years on parts and labor (except tubes which carry 6 months).

Availability: in stock.

Price with vintage TFK tubes: € 4.495,--

Note 1: The 139st b can only be used in earlier EMT 927 and EMT 930 turntables with serial no's before 14725 with the necessary power supplies for the EMT 139 series pre-amps.

Note 2: On request the 139st b can be delivered with new JJ ECC803S gold pin and JJ ECC81 gold pin tubes, price with new JJ tubes: € 4.345,--

Please note:

Are prices are excluding Dutch VAT (21%) and packing/shipping costs, delivery worldwide in professional packing.

VAT free shopping for buyers outside the EU (European Union) and EU buyers with a valid VAT ID nr., EU buyers without a valid VAT ID nr. will be charged for Dutch VAT (21%).

Any fees (local taxes, import duties, PayPal etc.) not charged by the seller but related to the sale are the buyer's responsibility.

Payment by bank transfer is preferred, on request payment by PayPal is possible.
https://www.jpvanvliet.nl/emt-139st-b-replica/


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2020年06月17日
EMT139stのレプリカをGet !!(その1.)
https://91683924.at.webry.info/202006/article_8.html

https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/159235949143682363537-thumbnail2.jpg.html
 (左側が今回入手した、20世紀オーディオ技術社のEMT139st Bレプリカです。
右のシャーシはその電源部です。

それにしてもスゲー会社名ですね、オランダの会社だそうです。https://www.jpvanvliet.nl/index.html

 ベンプレ亭書斎のメインLPプレーヤーはEMT927stです。針はもちろんTSD15です。
 フォノイコライザーはオリジナルのEMT139stで聴いています。927、930のユーザーは139stではなく外部のフォノイコを使っておられる方が多いようですが、私の聴いた範囲では139stは素晴らしく音の良いフォノイコだと思います。

 927は元々馬力のある音が特徴ですが、139stを通すとその馬力が倍加、エッジのキリッとしたいかにも「独逸」という感じの音で凄いと思います。

 この139stの音の魅力は知る人ぞ知るです。なぜなら139stの完動品は年々減っていて、その音を聴いている人も次々と鬼籍に入られていますから。

 139stの生産されていた年月は意外に短く、1959年〜1963年だそうですから、生産台数も少ないでしょうし、60年ほど前にディスコンになった器械です。動作品の数が少ないのも、失われた物が多いのも仕方ないですね。

 1986年にステレオサウンドが企画して、カウンターポイント社が139stのレプリカ、SA-139stを作った事がありました。
音は良かったのかもしれませんが、これは回路も球(6DJ8でした)もトランスも全く違い、似てるのはサイズと形だけでした。

 さて私のEMT139stは購入当初は好調でしたが、その後2回調子を崩しました。その都度、親切な方に修理して頂きましたが、二回とも接触不良やCRパーツの寿命でした。

 今回3回目の不調に陥り、もう一度修理をお願いする事にしましたが、バックアップの139stが一台あればなぁと考えていました。
 真空管やCR回路は何とかなると思いますが、139stはHAUFE製の2個の入力トランスと2個の出力トランスが入っています。このトランスが切れたらオシャカですね。

 出力トランスの事は良く判りませんが、アンバラ出しなら回路を変更すれば無くてもイケるかもしれません。しかしMC入力トランスは必須でしょう。
 
 入力トランスに139stはハウフェのT210という40倍昇圧比のヤツを入れています。
 時代が下がってトランジスター式フォノイコの155stになると、やはりハウフェのT890という10倍昇圧比のトランスに変更されました。
 T890はいまでもオークションなどでたまに見かけ、私も2個ケーシングした物を持っています。しかしT210は探した範囲では見当たりません。

 もし139stがトランス断線でオシャカになったら、もう139stの迫力満点の音を聴くことは出来ないなぁと思っていました。

 しかし139stの音を今後も聴いていきたい927、930使いの人が今もいるのでしょうか、あるいは155stを使っていて、139stに交換したい人もいるのでしょうか、オランダの20th century audio technologiesという会社が139stのレプリカを作り、日本のサウンドボックスが輸入代理店になって輸入が開始されました。

 EMT139stがディスコンになって57年後の事です。
https://91683924.at.webry.info/202006/article_8.html


2020年06月17日
EMT139stのレプリカをGet !!(その2.)
https://91683924.at.webry.info/202006/article_9.html

 キーパーツの入出力トランスはハウフェの純正品という事です。内部のコンストラクションもオリジナルとよく似ています。
 以前のカウンターポイント・レプリカと異なり、出来るだけオリジナルに近づけようとした物の様で、シャーシの後部に16ピンのコネクターが出ており、927、930にはめ込むとそのまま音が出せるようになっています。

 トランスが同じなら似たような音が出そうです。肝心のトランスがNOSなのか再生産品なのかは分かりませんがハウフェのブランド品なら大外れは無いのでは?価格もバカ値ではないし。

 というわけで、Getしてしまいました。

 前記のように、このイコライザーは927、930にはめ込んで、その電源部からDCをもらうようになっていますが、927、930が無くても使えるように、別電源も売っていました。

 これは小型整流管(6C4)とブリッジダイオードを使用したありふれたものですが、値段がこなれていましたので、これも同時に購入しました。


https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/000/159235964652668864221-thumbnail2.jpg.html


 139stレプリカ(右側)の後面です。イコライザー後面に16ピンが出ており、ここを927、930にはめ込んで使うのがデフォ。
 この16ピンに、アース線、カートリッジの出力を受けるジャック、イコライザーアウトのジャックが出ており、別電源(左側)からのDCが受けられるコネクターを挿して使う事も出来ます。

 信号の入出力ジャックはバランス、アンバランス両方が選べるらしいですが、我が家に到着したものは受けがRCAアンバラ、出しがXLRバランスでした。

 ベンプレ亭書斎の2台のプリのうちの1台、ロンドンWE、グッドマンAXIOM22用のマンレイ・ミキサーはバランス受けなのでそのまま使えます。
 バスビン、WE13a用のプリ、是枝Lab.LL-AAはアンバラ受けなのですが、ここのプラグをXLR型に変えて(配線はアンバラのまま)繋いでも問題なく使えました。

 927stにはめ込んでの音と別電源を使用しての音を聴き比べてみました。
 音の傾向は当然同じですが、別電源を使用する方がノイズが下がります。なんとなく本体電源を使用する方が馬力がある感じなのですが、総合的に見て別電源の使用に軍配が上がりました。

 オリジナルの139stが無事帰還したら927stのフォノイコはオリジナルに戻しますが、こちらのレプリカ139stと電源部はモノラルLP用のTMD25(タンテはRCA70C-1)に使えますので無駄にはなりませんね。
https://91683924.at.webry.info/202006/article_9.html

18. 中川隆[-5939] koaQ7Jey 2021年4月07日 08:31:15 : o2ntGCbK6k : MlcvUlhYVUlPOUU=[31] 報告
EMT 927st / 155st   ¥5,500,000 (税込¥5,940,000)
http://www.jupiteraudio.com/10007/10007.html

当社秘蔵品の一台です。
世界的にも放送局等で導入され、君臨してきたドイツ有数のオーディオ機器メーカーEMT の最高峰アナログプレーヤー927st のご紹介です。

仕様は、EQ Amplifier 155st を標準装備した一般的な仕様となります。

アームはEMT 社 Banana 997 です。
カートリッジはEMT TSD-15 を付属しています。

販売にあたり、総合的にオーバーホールを施しました。
メカニカルな部分を含め、電気的な部分、特に電源供給部分及び155st を中心にフルメンテナンスをさせていただきました。

モーターも一度分解し、ベアリング研磨はじめベアリングの受けの交換、オイル交換を行い極限まで追い込みをかけ、回転数の安定感を確保しております。
そして、各むき出しの基板を安全上、透明のアクリル保護カバーで覆うことにより、PSE にも対応しております。

更には、ターンテーブルプラッターの裏側のブレーキフェルトが接地する部分を、新品時と同様にバフがけしております。
殆どの製品は、ご覧いただけるとわかると思いますが、接地面がツルツルで光っているものが多いと思われます。

こちらの個体は、スイッチを入れ回して直ぐに低速に入ります。
927は通常、最初は僅かに回転揺れがあり、しばらくすると落ち着くものが多いのですが、中にはこのような優秀なものもあるようです。

さて、その佇まいからしていかにもドイツ的であり、他のプレーヤーなどなぎ倒していくような雰囲気ですが、事実その通りかもしれません。
それほど威圧感も存在感もあり、他を寄せ付けません。
927 の舌に930 がありますが、同じEQ 155st を搭載していても、ここまで違うのかと驚嘆させられます。

930 はドイツの戦車で言うと、シャーマンのような存在で、それを圧倒する存在が、パンターやタイガーであったように、927 は唯一の孤高の存在であったのでしょう。

直径46cm というターンテーブルプラッターから繰り出される、はつらつとしたサウンドは別次元のようです。
殆どが二次元的に再生される中、三次元で音が表現され、ターンテーブルの上で演奏会が開かれてるようにさえ感じさせてくれます。
まさに、センセーショナルなサウンドです。

その圧倒的な存在感はその世界観をつくり、全てがそれを軸に回るという法則を生み出します。
現代プレーヤーのような、草食系サウンドではありません。
まさに肉食系です。
その野性味あふれたサウンドをぜひ聴いていただきたい。
ジャズはともかく、クラシックのピアノ系やオペラ等、それらを耳にした時あらゆる概念は変わることでしょう。

http://www.jupiteraudio.com/10007/10007.html  



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Decca Decolaがお嫁入り
EMT155(st)について(1)
2017-09-15
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/51e066783e0c466d25b2e2502d12fa87
 EMT155stはソリッドステート構成のEMT155をステレオ対応したもの。両者の回路は同一で電源基板は共通。異なるのは増幅率だが基板上の結線で切り替え可能。

(出典 http://www.audiosharing.com/archive/german_audio/emt/) 

 入力トランス「T890」は1:10の昇圧だが2次側出力は2つのゲインの選択ができる。回路図では「c」の結線先が「d(1mV)」か「e(10mV)」になっていて基板図ではジャンパー線で選択するようになっている。

 手持ちの2台のEMT155で確認すると右下に各々「T890」入力トランスがあり(基板図はパーツ面からなので裏面)緑色と茶色のジャンパー線があって「緑がd」に「茶色がe」に繋がっていて10倍のゲイン差がある設定。d接続だとOFシリーズのカートリッジでは入力オーバーで歪んでしまう。ではEMT155stではどうだろうか?

 やはりEMT155と同じ基板(と思われる)2枚。ジャンパー線(茶色)は当然「d」に接続されている。ケースを外すと2枚の基板が上下面に現れてジャンパー線の変更も容易。EMT155と並べて内部を比べると

 4連と2連のボリューム、ロータリースイッチの違いが目立つがそれよりもEMT155の下部の空間と電源基板の電解コンデンサーと出力トランスの位置関係が目につく。トランスを避けてコンデンサーを配置している所などから開発の段階で既に将来のステレオ対応を考慮したのは確実。狭い空間にうまく収めていてメインテナンスもやりやすい。フォノイコライザーをモジュールと考えて何か不具合があればモジュールの交換で緊急対応したのだろうと思うがとても美しくて合理的。大したもんだと改めて思います。

 回路は信号路に6個の電解コンデンサーがあってトランスの1次側にも入っている。(ここだけ異なるのだが)EMT155stでは入力トランスにも電解コンデンサーが入っているのはなぜだろうか?メンテナンスする場合はイコライズカーブのチェックとともにコンデンサの良否の判定、交換がメインイベントになりそう。TMD,TNDなどのモノラルカートリッジを使用しRIAAカーブで再生する場合は表示「NAB RIAA DIN33,45」にすればステレオ時とカーブは変わらずモノラルで両ch出力される。
 通常EMT155stの表示板にはステレオ表記はあるのだが拙宅の表示板には無い。
 
 どうもこれはEMT155用の表示板と思われる。ステレオは5段、モノラルは4段の切り替えで当然ステレオポジションは無いわけでフォノイコライザーユニットの種類が変わっても表示板の交換で対応したわけだがステレオポジション以外は共通。
 またEMT153stは持ってないがプレーヤーデッキ上の切り替えはなくなり表示板を取り去った後の「穴」を塞ぐためのメクラ板が供給されている。本体にモノ、ステレオ切り替えと出力ゲイン調整ツマミが付いていてスクラッチフィルターは省略されている。入力のゲイン切り替えは入力トランスの1次側をパスすることで行なっているが「パス時には2次側の負荷抵抗を18kΩから68KΩに変更せよ」と書いてあるのでこれはMMカートリッジなどの高出力ハイインピーダンスカートリッジ対応の指示かと思います。OFシリースを入力トランスに入れてももはや歪まなかったのでは無いだろうか?信号路のコンデンサーも少ないし(それでも電解コンは入っているが!)真空管からオペアンプまで同じ本体で対応していたわけで。EMT928の内蔵EQとの違いは初段がオペアンプになったこと、オプションだったtreble adj.が無いことだが入力トランスは同じ、LINEアンプ部はほぼ共通の回路だが供給電圧が異なる。EMT153sは安定化電源まで搭載している。


 電子機器が推移していく一方で肝心のメカ部分は全く(と思うけど)変化していない。匠による機械の設計と製作技術は最初から完成されていたわけで。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/51e066783e0c466d25b2e2502d12fa87


Decca Decolaがお嫁入り
EMT155(st)について(2)
2017-09-16
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/a2637b8611b8528bb796c4af59059aed

 EMT155(st)の整備をする場合にはプレーヤー本体から取り外して測定、整備する必要があり別電源を用意するかプレーヤー本体から電源を引き出すかする必要があります。EMT155(st)の電源の供給はプレーヤーの種類に応じて2種類あって前期は直流(12V〜15V)と交流(6.3V)の2系統、後期は交流(12.5V 145mA)1系統でどちらの形式のプレーヤーでも動作するようにEMT155(st)は設計されています。これはEMT927(st)と前期のEMT930(st)は管球式フォノイコライザーのEMT139(st)を標準搭載していたためで後継のEMT155(st)との互換性を持たせるための工夫だったわけで真空管のヒーター電源を利用しています。ところでEMT139Bのヒーター電源は初段のみ直流点火だが電圧は6.0V、しかしEMT155(st)へ供給する直流電源部(7aと7b)の電圧表示は回路図では12V〜15Vになっている。これはヒーター回路に接続すると消費電力が大きいため電圧降下を起こすことを見越した設計らしい。このヒーター回路にはブリーダー抵抗も入っていて将来のソリッドステート化を見越しての設計だった、、とは思えないがちょっと興味深い。電源は自作することにするが当然トランス1個で足りる交流1種類(後期型)にすることにします。適当なケースに16ピンコネクターと入出力ジャックなどを組み込んでみる。


 


 AC12.5Vは適当なACアダプターを分解して整流回路を取り外して改造した。しかし接続時にAC12.5Vにするにはどうしたらいいのかよくわからない。高い電圧をスライダックを使って実測しながら調整することにします。最終的に抵抗をACに入れるかコネクター7aと7bの間の直流に入れるかはまた検討します。
 
 実際に接続してみるとAC145mAの負荷ではほとんど電圧降下を起こさないことがわかりました。
 早速配線して音出ししてみる。

 、、、盛大にハムが聞こえる。EMT139Bの経験が役に立ってないぞー。入力ジャックはシャーシアースに接続されているが出力トランスの2次側はアースしてはいけなかった。ピンジャックをフロートするとハムは消えるがうまく処理できるだろうか。。

 手直ししてEMT155(st)アダプターは完成しました。

 出力トランスの出力は接地していません。今まで使っていたスイッチクラフトのRCAジャック用の絶縁スペーサーもあるらしいのですが残念ながら手元にはないので色々考えた末に2連の端子板付きのジャックとなりました。芸がないなぁ。。また買いに行ったパーツ屋さんにDC7.5Vのアダプターがあったのでトランス2次側のセンタータップ出力だとすると両端で丁度12.5V程度のACが取り出せそう、、と目論んで購入したのだが分解してみるとセンタータップなしのブリッジ整流であえなく却下となった。300円だったからまあいいか。。今まで使っていたアダプター内に電圧ドロップ用のホーロー抵抗を仕込んで両端接続でなんとか14Vにして対応。

 これで聴いてみると、、快調です。トランスケースの発熱も問題ない。これでようやくEMT155(st)の整備ができる環境が整った。また単独使用時にもアダプターとして重宝しそう。


 EMT155stの回路図を見ていて気づいたことですが途中で変更があったようで後期の回路図の入力トランスの1次側には33μFのコンデンサーが入っている。EMT155には無いモノなので気になっていたのだが初期のEMT155stにもこのコンデンサーは無い。なぜ追加されたのだろうか??
 TSD15用の昇圧トランス STX 20

 中には昇圧トランス T890/1 が(このトランスも大きさの異なる2種類あるようだがこちらは小さい方)また1次側にはシリーズに33μFのタンタルコンデンサーが、2次側には26.5kΩの抵抗器がパラに入っている。これらは後期型EMT155stの入力部分と同様の回路。またプリント基板上に出ている突起(写真)は1次側と2次側のアースを接続している部分で現在は導通しているがここを切断して切り離すこともできる(という仕様かと思う)実際にEMT930stからのカートリッジ引き出し線を接続するとハムが発生していてEMT155stの場合と同様にここを切り離す必要があった。
 ここまで来てこれはやはりEMt930st本体の接続がおかしいのでは無いか、、という気がして来た。信号ラインのアースとモーター関係のアースが混じってしまってハムが載るのでは無いか、、と。回路図と比べると接地を切り離す箇所もあるし。早速実行してみるも目立った変化はなく今後の課題となりました。

 EMT155(st)は一連のアナログレコード再生システムの一つのパーツであるわけですがその完成度には改めて感心することが多かった。EMT155とまったく同じ基板2枚を同一のケースに収めてステレオにしていること、仕様変更のあった新旧のプレーヤーに対応していること、内部にトランス以外の電源回路を装備していること、イコライザー回路の他にラインアンプが内蔵されていて出力調整もあることから単独で使用できるくらいの実力もあることなど。EMT155stの後継機のEMT153stはオペアンプを使用しておりスクラッチフィルターとイコライザーカーブ切り替えが廃止され(プレーヤー本体からの操作ができなくなった)性能も飛躍的に向上している(だと思う)。同じ筐体の中に真空管からオペアンプまでのオーディオの歴史の流れを見ているようで妙に納得する。しかし重厚から軽薄に移行したわけでは決してないとは思うが有難味が薄れたように感じるのも事実でこれは自分が技術者ではなくタダのアマチュアオーディオ愛好家だからだと思います。一点EMT各々の機器に共通しているのは増幅素子やプレーヤーのメカニズムは変化しても入出力にはトランスを用いていることでここは譲れなかったEMTのこだわりを感じる。

 しばらく聴いていても特に問題は感じないので測定はまた今度にします(測定機器は棚に仕舞ってしまったので)。
 EMT155(モノラル)に交換してみる。

 電源や引き出しは共通に使えます。モノラルなので当然片chしか出力しない。っと出力はされるが「バリバリ」というすごいノイズが入る。EMT155stに比べるとゲインが低い、、。出力調節の半固定ボリュームをドライバーで回すとさらに特大「バリバリ」でどうやら原因は此処のよう。ゲインが低いのは内部の結線がそうなっているからだった(EMT155(st)について(1)をご参照ください)。
 もう一機のEMT155と交換すると

 先ほどでは無いがやはりボリュームを回すとガリオーム状態。こちらのゲインはEMT155stと同じで先ほどのと結線が異なっている。
 ゲインの確認ができたところでカートリッジをOFD15と交換してみる。

 このアームのメインウェイトでは適正針圧はかけることができない(カートリッジが重すぎてカバーできない)。。やはり高ゲインEMT155では歪みます。通常のEMT155stではOFシリーズの再生は無理なようです。
 1/10ゲインのEMT155では良好に再生します。しばらく聴いてみる。


 シューベルト 死と乙女(Death and the Maiden)  Vienna Konzerthaus Quartet (Westminster 国内復刻版)

 しばらくTSDを聴いていたが久しぶりのOFDはやはり「強い音」、もしくは「きつい音」かもしれない。これに慣れてからTSDに戻すときっと「腑抜けの音」になってしまうのだと思う。モノラル復刻版なのでOFD15あたりがぴったりかと思います。EMT155stを装着している場合にOFDカートリッジでうまく再生するにはイコライザーをパスして信号を引っ張り出してなんとかするか、EMT155stの内部結線を変更するか、モノラル用にEMT155を用意しておき、取り替えるかする必要がある。なかなか面倒だしTSDに戻す時はまた変更しなくてはならない。。アームの調整(メインウェイトの交換やラテラルバランスウェイトの追加など)もいるしいっそのことモノラル専用のアームを別に設けるのも方法かと思う。EMT930st用に外付けブロックでこれを達成した写真を見たことがあります。EMT927stの場合はボードに穴を開ける必要があってなかなか勇気がいる。(EMT927Fのようにもともとダブルアーム用だった機器には穴が空いています)また新たなアームを取り付ける付近には電源があってノイズ対策が必要になる。現場ではOFシリーズはステレオレコードが主流になってからはあまり使われなかったのではないかと思います。しかしOFD25をはじめ実際に再生してみると圧倒的な魅力に溢れているのも事実でアマチュアとしてはなんとか両立させたいところではある。 
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/a2637b8611b8528bb796c4af59059aed


EMT フォノイコライザー155st
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1156.html

19. 中川隆[-5932] koaQ7Jey 2021年4月07日 11:12:15 : o2ntGCbK6k : MlcvUlhYVUlPOUU=[42] 報告
レコードプレーヤー - 1144577792 - したらば掲示板
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1144577792/


164: でしべる :2014/01/16(木) 00:12:44 HOST:116-91-163-54.east.fdn.vectant.ne.jp
SP−10mk2&3
かったるくないですよ〜^^:
EMT927って憧れますね♪

165: 果報モン :2014/01/16(木) 00:24:19 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp
モダンJAZZやロックはガラード#301&#401
クラシック、トラッドJAZZ、ボーカルはトーレンス#124&#226
可も無く不可も無く、安心で使いやすいのがDP80でつね。

オイラの使用経験&体験でつ。

EMTなんぞは家庭での実用には不向き、40の峠で達観???しますた。
扱いやすいのが、・・・・・・ヤッパシでつ。

166: 果報モン :2014/01/16(木) 00:35:17 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp
補足

過去の愛機で手放したもの
@マイクロBL91L、同BL111、同5000、AデンオンDP80(SME3012)BラックスPD121(SME3009imp)etc

現在の愛機
@トレンス#124×2、#226、Aガラード401、Bエンパイア#698、CマイクロDD8でつ。

PLが一番場所を取り、場所を選ぶ厄介モン???かも・・・お察しくだされ
 
合掌!♪

167: 薬漬け :2014/01/16(木) 00:42:58 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp
>>164

でしべるさん、EMT927は元が検聴用ですから音は大小細かい音まで“山ほど”出てきますが、それだけに
音もシビア、「耳から血が出る音」といわれます。
(ちなみに未確認情報ながら、927の正規バージョンは通常の927stまでで、いわゆる927Dstは日本向け
特別仕様(従って正規の検聴用ではない)との話があります。然るべき人に聞いた話ながら、ちょっと驚き
ました。)

対して930stは、使えば使うほど味があります。プロ用だけあってこれほど操作性を考え抜かれて作られた
プレーヤーも少ないでしょう。
音はやや天井の低いピラミッドと言われ、自分でもそう思っていたのですが、最近ちょっと小細工をしました。
155stから直接プリアンプに行かずに、マークレビンソンML-1Lのラインに入力してRec Outで出し、それを
UESUGI U-BROS1のラインで受けて増幅しています。こうすると音が非常に瑞々しい音に変化します。
電気的な理由は私には説明はつきませんが、聴いた印象としては、です。

難点としては、メンテナンスフリーではないところでしょうね。面倒臭がり屋にはちょっと向きません。
(定期的にお店にメンテに出すということなら別です。)
その代わり、そうしてメンテナンスしていく限り、おそらく使っている本人より寿命は長いでしょう。

168: ディラン :2014/01/16(木) 01:28:23 HOST:FL1-122-130-211-80.kyt.mesh.ad.jp
>PLが一番場所を取り、場所を選ぶ厄介モン???かも・・・お察しくだされ
仰せの通リ、皆さん如何していらっしゃるのでしょう?
数mのフォノケーブル?イチイチセット?2台が限度。ああ〜、そうか皆さんこのADPにはこのプリと複数のセットでしたね。
当方は2台が限度。良かったです、PL,アーム、カート、プリ、さらにはパワーなんぞと考えれるとレコード聴く時間が無くなり末でつ。

169: 果報モン :2014/01/16(木) 01:46:14 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp
わかります。

EMT、ゴールド問答無用、トーレンスリファレンス、レビン損、BMW?etc
愛用者(殆んど飾り鴨?)のドヤ!顔。

良い子は真似をしないよう祈念&祈願&奇顔。(;一_一)

寒イボでますでつ。

170: 前期 :2014/01/16(木) 10:01:58 HOST:h116-0-244-116.catv02.itscom.jp
EMTは先輩技術者がもう何十年と愛用していますが薬漬けさんご指摘のとおり
定期保守さえ怠らなければ見事な性能を維持します。オーディオに限らず欧州
の高級品にはこういう設計思想のものが多いですね。
音は危なっかしいところがひとつもない。ガッシリした安定した響きでオケで
いえばBフィルみたい。
糸ドライブが裸足で逃げ出す音です。難点はボンビーには無縁の値段!

171: 薬漬け :2014/01/16(木) 14:22:21 HOST:s662105.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
>>170 前期さん、こんにちは。

お値段ですが、中堅層が買う場合には耐久年数を考えると却って安いかも知れませんよ(笑)。
(悪友で比較的新しいDD を購うも数年で調子が悪くなり、これで数台買い替えている奴が
います。クワバラクワバラ(汗))

ただ、状態のいい個体に巡りあえるかが問題ですが…。これはガラードやトーレンスなど、
ヴィンテージプレーヤー一般に言えることかも知れませんね。

172: 前期 :2014/01/16(木) 14:57:29 HOST:h116-0-244-116.catv02.itscom.jp
>>171 薬漬けさん、こんにちは。

>数年で調子が悪くなり・・・・・

よほど当たりが悪かったのでしょうか。
拙宅の松下SP-10MK2は1980年に購入してから健気に働いてくれています。
専用のレジンモールドベースやアクリルカバーこみで\138,000でした。
安くはなかったですね。現役だから買えたようなものです。
今やジャンクを購入して香具師の改造にいそしむ惨めなボンビーです(涙)。

173: SAT-IN :2014/01/16(木) 16:49:48 HOST:s632038.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
>松下SP-10MK2
凄いですね、モノホンですね。
ま、他が似非と言う訳じゃないんですが、プレーヤーにそこそこ金をかけるのは
案外難しいものです。
どうしてもアンプやスピーカーにウェイトが行きがちですからね。
トーレンスやEMTになるとまた別の世界の印象があります。

174: 薬漬け :2014/01/16(木) 18:32:16 HOST:s662105.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
>>173

難しいですねえ…。
突き詰めて考えると、悪い言い方ですが「手を抜ける」ところは余り無いのですよね。
・スピーカー → 再生音の終局的な性格を決定する
・プレーヤー → 入り口で拾い得た以上の音情報は出てこない
・アンプ → 微細信号をおろそかにすると再生音に直結する

結局、何だかんだで全てに何らかの形で目配せをしなければならない、というのが実状と
なるのでしょうか。
まあ、程々でと思うのはケーブルぐらい…。(もちろん相性の吟味はしますが、値段は
無関係です。高価 ≒音は変わる ≠ 良い音、と思っていますので。)

176: SAT-IN :2014/01/16(木) 20:02:59 HOST:s632038.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
「音は入り口から」と言う考え方でいくとプレーヤーはカートリッジと共に重要なウェイトを占めますね。
ただターンテーブル単体は回転精度以外に、アンプやスピーカーのような主張を捉えにくい(であろう)側面は感じます。

小生恥ずかしながら、今んとこストロボが止まって見えるから、まイイか!みたいな現状です。(だめだこりゃ)

177: 果報モン :2014/01/16(木) 21:42:08 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp

エライ!

少なくともEMTでドヤ顔する一部のミーハーよりはでつ

さすがわかっていらっしゃる。

ヘタレの警告!ワロタでつ。

369: でしべる :2014/11/23(日) 21:52:02 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp
リムドライブのプレーヤーが欲しいなんて思い始めています。
リムドライブプレーヤー→真空管アンプ→PAX−20Fで聴いてみたい。

370: でしべる :2014/11/23(日) 21:59:36 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp
リムドライブのゴムが劣化したら、修理は無理なんでしょうか?

371: アラン・ドロン :2014/11/24(月) 09:46:38 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
デシベル様へ

今からリムドライブのプレイヤーを買うのですか。
修理は、業者に依頼ですね。高くつくと思いますよ。
若しくは、もう、アイドラーの修理はやっていないかもしれませんが。

372: でしべる :2014/11/24(月) 11:00:46 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp
リムドライブプレーヤーにお目に掛かったことが無いもので、興味津々^^
トーレンス、ガラード、EMT等の高級機は無理なので・・・。
普及機でチャレンジという魂胆ですが、そうは問屋が卸さない?^^;

373: RW-2 :2014/11/24(月) 11:19:36 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>リムドライブのゴムが劣化したら

水道/配管用のゴムパッキン(合成ゴム)で宜しいのです。
@ヨタッたアイドラーの外周をゴムパッキンの内径より少し大きく切ります。
Aアイドラーをドリルに差し込んで廻して紙ヤスリを掛けて円を出します。
Bゴムパッキンに整形したアイドラーをハメ込み、接着剤を流してお終いです。

ゴムパッキンとオリジナルアイドラーの外径は厳密に同じでなくても良いのです。
一瞬疑問に思われるかもしれませんが、径の大きさは回転速度とは関係ないからです。
とはいいましてもモータースピンドルとリムの位置関係がありますのでなるべく
似た径のゴムパッキンを使用してくださいまし。

>業者に依頼ですね。高くつくと思いますよ

自分で考えて対処することが懐古趣味には必要なんでっせ。

374: でしべる :2014/11/24(月) 11:32:06 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp
心強いレス、かたじけのうございまする^^
アイドラーの径が回転数に関係ないということに気付かされました^^;

375: 前期 :2014/11/24(月) 12:11:29 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp
>>373
>径の大きさは回転速度とは関係ない・・・・・・

アララ、気前よく企業秘密を公開しちゃった(笑)。

376: RW-2 :2014/11/24(月) 12:44:08 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
またア○ギな業者様から怒られますね〜 (略)

377: 前期 :2014/11/24(月) 15:06:36 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp
↑ 怒られるだけならイイがそのうち運河に・・・・(略)。

378: SAT-IN :2014/11/24(月) 15:16:56 HOST:s1299069.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
ゴム類はハンズで大概のモノは揃ったのですが、今は扱い品目が減りました。
物色するならホームセンターのほうが良いかもですね。

379: 前期 :2014/11/24(月) 18:42:34 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp
ま、どう工夫したところでモーターの振動はもろに伝わるでしょう!
EMTがイイのはモーターの工作精度がグンバツだからじゃないでせうか?

380: でしべる :2014/11/25(火) 01:14:40 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp
EMT927は素晴らしい品質なのでしょう^^
凄い音がするそうです、聴いてみたいです。

381: V−LZ :2014/11/30(日) 18:20:26 HOST:120-51-93-137.nagano.fdn.vectant.ne.jp
ガラード301のアイドラーは普通に買えましたし
TEAC TN202マグネフロートのゴムベルトも買えました。
ビンテージも扱っている販売店は結構あるようですよ。

508: RW-2 :2019/01/14(月) 12:08:04 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>アナログLPは場所をとるので捨てる

CDが発売された当初はそうでしたよね。ところが高々直径12cmの盤を良い音で
聴くためのCDPときたらデカい。重い。2段重ねまで。バカバカしい。何の為に
小型化したのか。カーオーディオ用で宜し。で、5万円のCDPと100万円のCDPを
聴き比べると差はわずか。マニアや評論家は全然違うと言うんでしょうけどね。

509: 前期 :2019/01/14(月) 17:23:46 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp
>マニアや評論家は全然違うと言う

ご記憶かもしれませんが昔ステサンでタンテのブラインドテストをやった
ことがあります。テスターの中に特別ゲストのマエストロ渡辺がいて他の
テスターと違ってEMTが断然よいと評価してました。
主催者がマエストロにその理由を聞くと「ピッチが安定している」と答えた
そうです。大方の技術者はそれについて懐疑的でつが・・・・

510: 薬漬け :2019/01/14(月) 17:38:37 HOST:zaq7d04c00f.zaq.ne.jp
指揮者の耳は通常の聴覚を超えてますからね(そうでないと勤まらない)。
意味のある指摘だと思います。
マニアや評論家は「リムドライブなのにまさか」とかいう先入観が邪魔するのではないかと。

511: 前期 :2019/01/14(月) 20:17:59 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp
>>510
薬漬けさん、今晩は。

仰るとおりですね。指揮者に限らず音楽家の耳というのは測定器も真っ青
みたいですね。何かひとつの局面、例えば歪率とかスペアナとかに限定す
れば機械のほうが正確かもしれませんが演奏家の耳というのはそれらが
総合的かつ有機的に組み合わさって動特性の分析ができるということでせう。

512: RW-2 :2019/01/14(月) 21:20:59 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>マエストロ渡辺がいて他のテスターと違ってEMTが断然よいと評価

知人のオーディオ屋さんでEMT930stは何度も操作したことがありますが、あの価格で
あのモーターゴロはいただけない。そこは許してもワウフラッターが。リムドライブ
なので0.1%前後でしょか。国産のDDモーターなら5万円のフルオート機でさえ0.01%。

マエストロは全体の音で判断したんじゃないでしょか。ブリキ製のボード、アームとか
の鳴きとかも含めたいわゆる良く言う音楽性。イコライザーアンプは非常に良いですね。

513: 薬漬け :2019/01/14(月) 23:04:54 HOST:zaq7d04c00f.zaq.ne.jp
>>512 教授、こんばんは。

930のワウフラッターは0.075%のようですね。あと、ゴロの出る930は基本的に整備不良では
ないかと思うのですが……。自分で使っていて、非常に静寂だと思いますが……。
ちなみにボードは特殊樹脂なので、鳴きの要素は少ないと思います。(927は鋳物製)

渡辺暁雄氏が参加したこの特集、確かステサンでも前期――1970年代中頃前後だったかと
思いますが、当時のDDプレーヤーはどの程度の性能だったか?今と変わらなかったかどうかが
思い出せません。

514: RW-2 :2019/01/15(火) 00:48:10 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>ボードは特殊樹脂

すいません。言葉足らずでした〜。内部ですね。鉄板だらけです。アーム基部のカバーも
カンカン鳴きますでしょ。モターゴロは無音部トレース中にアンプボリューム上げますと
DD機とは比較にならないほどゴ〜〜。アイドラー受けのスピンドル部のフローティングは
ゴムでしょうか。コイルとのハイブリッドかもしれません。レンコは巻きの径を変えた
コイルスプリングになってます。やはりゴロは出ます。聴く分にゃ気になりませんけど。

でもほんとアイドラー機は音が力強い。ガラードやEMTは送りアイドラーなので特にね。
力強さの1番はDD機なハズですが聴感ではアイドラー機。裏というか内部ににゴジャゴジャ
と多数の機械部品がくっついてるのも良い意味で音楽性豊かな要因かもしれませんです。

515: AD :2019/01/15(火) 05:29:16 HOST:210.227.19.67
↑アイドラー駆動は慣性モーメント(閑静モーメントかも?)を最大に利用した方式ですね。
皿回しのアレです、最初の回しはじめの感じがずっと続くような。
DD方式では竹トンボを飛ばすときに両手ではさんでまわす感じかなぁ・・・。
やっぱ、技と力を感じるのは皿回しの方かな?最近どちらもほとんど見ませんけどね。

516: 前期 :2019/01/15(火) 10:42:25 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp
>アイドラー機は音が力強い

よく聞く話でつが当方の駄耳では判別できません。駄耳に救われることも
あると負け惜しみを言っておきまつ。

517: RW-2 :2019/01/15(火) 11:55:53 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
プラッターを回す力を考えますとDD式が一番大きな力が必要でアイドラー式と
糸ドライブ式が小さな力で済みます。自転車の車輪を回す場合ハブを回すには
力が必要ですがゴムタイヤ部なら小さな力で済みますでしょ。

アイドラー式と糸ドライブ式の大きな違いは、アイドラー式が絶えずグリップ
されて、トルクが伝わって回っているのに対して、糸ドライブ式は慣性モーメ
ントの止まりにくさを利用して回り続けます。前者は絶えずローギアで運転。
後者はオーバードライブでのクルーズコントロール運転の雰囲気ですね。

ってなことで、リジット的な回転で考えるとプラッター軸を直接廻すDD式が1番、
次がアイドラー式、次がベルト式、最後が糸ドライブ式。この順番が音の力強
さの順番じゃないかと思います。もっともプラッターの重量やモーターの力も
関係しますから一概には言いきれませんけどね。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1144577792/

20. 中川隆[-5593] koaQ7Jey 2021年4月17日 19:27:14 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[49] 報告

アナログレコードプレイヤーについて
今まで使ったレコードプレイヤーは何台だろう?
80年中頃まではアナログプレイヤーは市場に豊富で
すでにレコードコレクター(もどき)だったのも関係して
(出始めたCDには当時あまり関心がなかった)
今まで多分3〜40台位は買い換えているのではないかと思う
現在残っているプレイヤーは6台

ジャズを聴くプレイヤーとしては中域の安定しているガラードが好きだ

総合的に音質が優秀なのはやはりEMT927
この優秀さは聞いて見ないと分からないかも
何の不満も感じない

少し小振りなEMT930
複数台所有したこともあったが使い方が難しい。
と、いうよりも納得した音を出すまで時間がかかった
927はすぐに優秀な音質に気づいたのに930は何度諦めかけたか?
今では納得できるような音が出るまで諦めなくてよかったと思っている
927のような圧倒的なスケール感はないが全体のまとまり具合が心地よい
ハマった時のEMTは今でも素晴らしいと思う


トーレンスのプレイヤーは80〜90年代までは
市場で全く人気がなく
最良の程度のものでも10万以下、
オルトフォンやSMEのアームが付いていても
15万を超えなかったので
覚えているだけでも6台は購入したと思う
現在は124の33回転専用121を使っているが
音質優先と言うよりも
コンパクトかつアームの交換のし易さの利点が大きい
ジャズに関しては中庸な音質で
ガラードのようなガッツのある音は無理がある
ジャズ再生では消化不足気味だが
80年代以降ののジャズやクラシックでは良いのでは?と思う
しかし現在のように高額なプレイヤーになったのは
古くからのオーディオマニアには理解ができないのでは?


モノラル再生ではレコカットとフェアチャイルドを使っているが
ガラードとフェアチャイルドの組み合わせとどちらが優秀?とは判断できず
50年代のジャズ再生ではこの2台が気に入っている
最後にあまり出番がないがガラードとオルトフォンの組み合わせ
80年代のジャズ以外ポップスでもおや?という音が聴ける

多分現在所有しているアナログプレイヤーはトーレンス以外は
音質が気に入り所有している
コレクターを引退するまで僕のそばにいることだろう
( 2016/1/28 )
追記
124がまるで使い物にならないような書き方をしてしまったが、決してそうではない
求める音の違いだ。
要するにジャズ再生で僕が目指している《芯のある音》が他のプレイヤーのように
簡単に鳴らないのだ。
つまり僕の使い方・追い詰め方が間違っている可能性が高い
モノラル再生で同じフェアチャイルドを使用しても《芯のある音》を求めると
感覚の違いか?他のプレイヤーを選択してしまう
しかし上手く使いこなせれば、これ程万能なプレイヤーもないと思う
アームも124のボードとともに数種類持っているが
交換はものすごく便利でその他よく考えられているプレイヤーだと思う

でも、ジャズ再生で“なんでもござれ”のプレイヤーでは
僕の場合、最後の最後に“何かが違う”になりやすいのかな
927のように音質優秀でも高額すぎて誰にも勧められないプレイヤーがあるように
一昔前のような安価なプレイヤーだったら
ガラード401同等、誰にでもお勧めできるプレイヤーだったと思う
人に勧めるにはあまりにも高額になりすぎた感がある

124に用意したアームはフェアチャイルドの他デッカやSME、オルトフォンを
所有しているがSME3010Rはショートボードに【厳密に言うと〜測ってみるとわかる通り】
上手く着かないので、わざわざ3009Rに買い直したが
未だにボードとともに新品の箱から出していない忘れられた存在となっている
何年保管していることになるのかな? などと、ふと思った
そういえば同じ理由で放ってある64Sもあったな。今にして思うと66S買っておけば良かった
でも、使わないか ( 2016/1/31 )
http://more.main.jp/zakkichou10.html

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