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1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 18 日 08:04:10: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 真空管アンプについての よく有る誤解 投稿者 中川隆 日時 2018 年 11 月 14 日 19:18:40)


1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理

そろそろ自宅システムにWE101Dppパワーアンプ×2台の実験を・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年06月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aeda8c7055fcdb7b00699c04772351d9

最近は自宅システムを良く聴く。午前中や夜遅くなってから聴いている。Wアンプ化してから非常に安定したドライブで7SPユニットシステムが生き生きして来た。現在のエクスクルーシブM4+ディネッセン:アンタレスアンプでも大した不満はない。M4のSN比の悪さも機器が活性化すれば消えて行く。活性化させるには時間がかかる。ディネッセンのアンプは当初「ノイズ」で悩まされ、修理せずに某オクに出品したが応札が無く、仕方が無いのでゴッドハンドにお願いしてノイズを取っていただいた。ノイズが無い状態では非常にいい音色のアンプで有る事が判った。現在では使用時にはノイズが出ない状態になっていて非常に満足している。ただこちらも「活性化中」で時間がかかる。本当の実力発揮は来年の4月くらいだろう。


その間に、WE101Dppパワーアンプ×2台のWアンプ化したサウンドを確かめておきたい。構想は10年前にしていた。だからプリアンプのOUTPUTは2系統作って置いた。早くやれば良かったのに、SPケーブルもストックを持っていながら、「SPケーブルが無い」と思い込んで実験をしてこなかった。


単純に「思い切り」が無かっただけだと今なら云える。回り道をしたもんだと思う。使用する出力は多分0.1W以下だろうから1W/chのアンプでも十分なはずである。音量の問題だけを危惧している。やれば1時間ほどで完了するだろう。いつやるかだけです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aeda8c7055fcdb7b00699c04772351d9


自宅システムのアンプの入れ替え - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年06月16日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d91c01577b00d3ed6d796291ae85ad17


昨夜自宅システムのパワーアンプを入れ替えました。エクスクルーシブ:M4+ディネッセン:アンタレスアンプからWE101Dppパワーアンプ1号+2号に交換しました。

構想を抱いてから10年の歳月が経ってしまいました。その間に不具合の発生(ローインピーダンス)が有り、ネットワークを壊したり、アンプがおかしくなったり・・・とトラブル続きでした。7SPユニットをネットワーク方式で1台のアンプ駆動に拘り過ぎた為だと思います。

写真も撮ってきたのですが「ボリュームオーバー?」なのか読み込めませんでした。後日写真は撮り直してアップしたいと思います。


昨夜8時頃、小1時間で交換及びケーブルの接続完了。やればあっという間に片付きますね。さて、出てきた音は・・・・。繋いだ直ぐはプラグ類のなじみが取れていないし、WE101Dppアンプも眠っていたので「寝起きの音」でした。

22時から1:00まで鳴らし込んで、また今朝は10時から13時まで鳴らし込みました。鳴らし込むにつれて音がまともになってきます。音数は圧倒的にWE101Dppに交換後が多いですね。弦楽器の質感は圧倒的に良いですね。

このアンプは「ドラマティックな表現」が特徴です。ppp(ピアニッシモ)〜fff(フォルテシモ)の間隔が一般のアンプの2倍以上ある様な感じです。出だしは音量不足かな?と思っていてもクライマックスでは音量が大きくなります。

「静寂性」が抜群です。プリアンプとパワーアンプ3台ともに「管球アンプ」ですが、一般のTr型アンプが負けますね。交換前のアンプではSN比で太刀打ちできません。

「管球アンプ」といっても「超ハイスピードアンプ」に仕上げています。管球式だからと懐古趣味ではありません。デバイスとして球の持つメリットを最大限取り出そうとしています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d91c01577b00d3ed6d796291ae85ad17

自宅システムにWE101Dppパワーアンプ×2台にしてのサウンド - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年06月17日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a2aaaaa6e83ade27ae93610d5605c2ef


WE101Dppパワーアンプ×2台で自宅システムのスピーカー(7ユニット構成)を鳴らし出しています。WE101Dppパワーアンプにしてサウンドは「おとなしく」なりました。2台のアンプですが、1台のアンプで鳴らしている様なつながりの良さです。

かと言って特別「音質アップ」したと意識するより、「レベルダウン」した様なサウンドです。低域の鳴りが非常におとなしくなってオーディオ的には「面白くない音」かも知れません。まだアンプを交代させたばかりで時間が有りませんので正確な評価は出来ませんが、「低出力」のアンプで38pクラスのウーハーを鳴らすのは至難の業かも知れません。独特の鳴り方です。


中・高音に関しては特に問題はないと思いますが、ボリュームとの絡みも有り、音の広がりが十分とは言えませんが、「これがWE101Dppパワーアンプの世界」なのかも知れません。


楽器の質感に関して、特に弦楽器のサザメク様な質感が出て文句なしです。その分JAZZのキレのある音系のサウンドは薄いので不満な処でも有ります。鳴らし込みで何処まで出てくれるようになるか?と気になり始めています。


低域の質感がどうしても物足りなければいつでも交換可能なようにディネッセンのアンプを用意しています。将来的には3ウェイマルチアンプシステムになるかも知れません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a2aaaaa6e83ade27ae93610d5605c2ef

やはり1W(ワット)アンプで38pウーハーは無理 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年06月17日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e7f735455d955edcaeb7a8870f1c630b


WE101DppパワーアンプでD130(38pフルレンジSP)を完全に近い形で鳴らし切るのは難しいと感じます。音自体は出ますが重心が上がり、音のキレを感じません。これでは音楽の感動を味わう事は無理と判断しました。

低域・中域用の101Dppパワーアンプ2号を諦めて、ディネッセン:アンタレス パワーアンプを持って来ました。高域は101Dppパワーアンプ1号のままです。この状態でほぼ決まり・・・みたいな豪華なサウンドになりました。

ブレンデル(P):シューベルト:さすらい人幻想曲を聴きましたが、音数が極端に多く、ピアノが豪華な直接音と倍音の響きで心地良く、当方としては心が震えました。オリンパスシステムでは出ないサウンドになりそうです。

オリンパスシステムは「実音」サイズに拘って作成しました。心臓にちょっと悪いな?(冷や汗のでる)様な低音が出ます。これに対して自宅システムは「音楽を心地良く楽しむ」様に方向性を変えています。どちらが好きか?と聞かれれば「自宅システム」となります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e7f735455d955edcaeb7a8870f1c630b

WE101D についての詳細は


今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-9443] koaQ7Jey 2019年6月20日 18:04:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3038] 報告
可愛い子供を旅に出してはみたものの・・・ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年06月30日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

昔から憧れのスピーカーだった「CN191コーナーホーン」(ヴァイタボックス)を使っておられるUさん。

       

大のレコード愛好家で使用されているプレイヤーが「927ST」(EMT)、プリアンプがマッキントッシュの「MC22」、パワーアンプが同じくマッキンの「MC275」という豪華メンバーだ。

そのUさんが先日我が家にお見えになったときに、「AXIOM80」の繊細なヴァイオリンの音がいたく気に入られたご様子なので、「よろしかったら71系のアンプが遊んでますので1台お貸ししてもいいですよ。マッキンのアンプにはない音が期待できるかもしれませんね。」と、持ちかけたところ「それはありがたいですね。ぜひお願いします。」というわけで、めでたく話が成立。

この5月に「WE300Bシングル」が1年2か月ぶりに戻ってきたので、随分と71系アンプの出番が減ってしまったのも水を向けた理由の一つ(笑)。

さあ、どのアンプをお貸ししようか。71系アンプは3台あって「171シングル」をはじめ「71Aシングル」、そして「71Aプッシュプル」(ナス管4本使用)といろいろある。

「いずれアヤメかカキツバタ」といったところだが、相手が大物の「CN191コーナーホーン」となると選抜も厳しくなる。

散々迷った挙句、結局「171シングル」を持って帰っていただくことになった。とてもいい音色だし、使ってある真空管は1940年代前後の製造の滅多に手に入らない古典管ばかり使ってあって、何だか最愛の子供を旅に出すような気分だ(笑)。

          

初段管がMH4(マルコーニ:メッシュプレート仕様)、出力管が171(トリタン仕様)、整流管が480(SPARTON)、インター・ステージ・トランス入り(UTC:アメリカ)というシンプルな構成。


さて、2週間ほど経過してから「お返しします。」とUさんがアンプを我が家に持参されたのは去る25日(日)のことだった。

興味津々で「どうでしたか?」

すると、「ヴァイオリンは良かったのですが、どうしても(音を)押し出す力が弱くてイマイチでした。」との率直なご返事。

「そうですか・・・」とうれしさ半分、悲しさ半分といったところかな(笑)〜。

実を言うと、Uさんの使っておられる出力が70ワット近くあるアンプと比べると、力感上ではたかだか出力1ワット前後のアンプが太刀打ちできるはずはないのだが、繊細さと音色の美しさで勝負できるかもしれないと淡い期待を抱いていた。

あのタンノイあたりの焦点のぼやけた低音ならうまくいきそうな気もするが、CN191の引き締まった音とは相性が悪かったようだ。

2. 中川隆[-9441] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:00:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3041] 報告

JBLのコーン型ユニットは能率が100db以上と高いのに駆動するアンプにはかなりのハイパワーを必要とする。

いったい何故なんだろうかとずっと疑問だったが、ふと「ユニットのコーン紙が重たいのではなかろうかと」に思い至った。

イギリス系のユニットはコーン紙が薄くて軽いので能率95db前後にもかかわらずアンプのパワーはあまり必要としないのがその推論の理由。

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「躁=ハイ」の時期にはJBLの出番だよ〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年05月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c281c22ec78aad0cc106a7e4c887747c

先日の都会への小旅行(4月30日〜5月3日)を契機に何だか妙に華やいだ気分が続いている。

どうやら「鬱」を抜け出て「躁=ハイ」の時期に入ったらしい(笑)。

やはり人間はときどきはまったく違った日常環境に身を置いた方がいいみたいですね。

そしてオーディオにももろに影響が・・・。

このところ、ずっと「鳴りを潜めていた」元気のいいJBLサウンドが我が物顔にのさばって来るのだから何とも不思議。

その代表格が「175」ドライバーだ。振り返ってみるとこれまで数多くのJBLの製品を使ってきた。

たとえば「375」ドライバー、「LE85ドライバー」「075ツィター」そしてコーン型ユニットでは「D130」(口径38センチ)、「D123」(口径30センチ)、そして「LE8T」(口径20センチ)などなど

これらの中で一番しっくり来たのが「175ドライバー」だった。なにが気に入ったかといえば一言でいうと「仰々しいところがない」ところかなあ。

   

ただしジャズではバッチリだがクラシックの再生にはもうちょっと「一味」欲しいのでいろいろ実験してみた。

   

音の出口のところに「どんがばちょっ」と目の細かいステンレスの金網を被せてみたがこれは失敗だった。聴けないことはなかったが音の伸び伸び感が失われてしまう。やはり素人の生兵法は怖い(笑)。

そこで仕方なく駆動するアンプを「300Bアンプ」から「PX25アンプ」への交換と相成った。

   

これは見事に図に当たった。「300Bアンプ」に比べると中高音域がややおとなしいので175ドライバーの尖り気味のところをきれいに抑えてくれた。これで決まり!

そうすると、はみ出た「300Bアンプ」をどう使おうか。

そこで、まるで連鎖反応のように久しぶりにJBLのD123を起用してみる気になった。涙を呑んでグッドマン「AXIOM150マークU」との交換だ。

  

こうなるともう我が家のシステムの大変革ですね!

久しぶりの「D123の登場」に当たって留意した点は次のとおり。

☆ 良きにつけ悪しきにつけ響きが少ないユニットなのでバッフルの板厚をわざわざ薄めの1.2mmにして響きの増幅を期待した。


☆ D123はフルレンジを標榜しているがここはやはり2ウェイだろう。そこで同じJBLの「075ツィーター」を組み合わせてみた。特注の超重量級ステンレス削り出しホーンは本体に比べて6倍もするお値段なので遊ばせておくにはもったいない(笑)。

☆ 075は3000ヘルツあたりから使えないことはないが本領を発揮させるにはやはり7000ヘルツあたりからだろう。そこでネットワークはパイオニアの「DN−8」を使いクロスオーバーを8000ヘルツにとった。

☆ 8000ヘルツ以上を受け持つ「075」は能率が110dbとメチャ高いのでアッテネーターが必要だが、音の劣化を招くのでマイカコンデンサー(0.075μF)にスプラグのコンデンサー(0.39μF)をかませて音量調整をした。

☆ 「D123」ユニットの後ろ側に向けて排出される背圧〈逆相の音)の逃がし方はグッドマン用の「ARU」(背圧調整器)をそのまま流用した。

簡単に背圧を逃がさず微妙にユニットに負荷をかけて低音を増強させる「ARU」の仕組みは見事で「D123」にも歴然たる効果が発揮されるのだからたまらない(笑)。

ちなみにJBLのコーン型ユニットは能率が100db以上と高いのに駆動するアンプにはかなりのハイパワーを必要とする。いったい何故なんだろうかとずっと疑問だったが、ふと「ユニットのコーン紙が重たいのではなかろうかと」に思い至った。

イギリス系のユニットはコーン紙が薄くて軽いので能率95db前後にもかかわらずアンプのパワーはあまり必要としないのがその推論の理由。

ただし、これはあくまでも私見です。

それはともかく、これら一連の対応がどうやら想像以上にうまくいったようで「300Bアンプ」で鳴らしてみたところ、感心するほどのとても「まっとうな音」が出た。

いかにも(音声信号に対する)応答性が優れたJBLらしいサウンドである。サブウーファーの必要性をまったく感じさせないところも気に入った。

結局、我が家のシステムは次のとおりとなった。

   

使っているユニットといえば、グッドマン、ワーフェデールがそれぞれ1個に比べてJBLが3個と圧倒的に優勢だ。

周期的に訪れる「鬱」の時期が到来するまで、このトロイカ体制で進んでみることにしよう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c281c22ec78aad0cc106a7e4c887747c

3. 中川隆[-9436] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:21:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3046] 報告

シアター用スピーカーが 1Wでも鳴る理由


WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の 555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 

のちの TA4181Aと 594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。 

スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった 41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 


デッカアーク型スピーカーのキャビネットに組み込まれているグッドマン社製 20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 

それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 

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銚子の散歩道

シアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。 

こうした製品を愛用されている方は我が国には多くいらっしゃるのはご存知の通りです。 

これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 

米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン
エレクトロヴォイス・パトリシアン
英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型

等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 

又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。 


上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。)


 これらのスピーカーシステムは、一見 1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際に PA として使うと問題が生じます。 PA にとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 

確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアター PA と比べるとかなり落ちるのです。

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、

10m まではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。 

15m を過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 

これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 

これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機の PA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。 

これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 

それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 

そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 

そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 

中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。 

反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。 
それは事実であり必要なことでもあります。 
ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 

それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html


さてヴィンテージオーディオ機器の世界で、賢明なる御者に操られた三頭の馬が、実際にどの様に働いているのかを書いていくのですが。 それでは、これらの機器の動作のメカニズムはどうなっているのでしょう。 

それは、これまでのオーディオ常識では想像もつかない突拍子もないことかもしれません。 なぜなら、それは相互核反応と同じだと、わたしは確信しているからです。 

個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。 

デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製 20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 

それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 

ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 しかし銚子にお越しいただけなかった方に、こうした事実に納得していただくことは無理なことです。 


そこで例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。 

WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の 555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 

のちの TA4181Aと 594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。 

スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった 41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 

そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。 WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 

問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。 

今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 

それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 

しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。 

そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WE のアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 

アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまり WE のトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえば WE のスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。 

およそ WE のトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 

WE に関わらず RCA やヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には 1W入力あたり 105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで 1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん 1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html


前回のつづきで、能率と音圧のマジックについて書きます。

WE のトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。
入った分だけ音圧が大きくなるのです。 

なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故なら WE だけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 

WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者の 1W 入力−105−110db という値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 

そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W 入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 

これがマジックです。 私達はこのことを知らずに来てしまった。 

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは 1Wでも鳴ります。 
しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 

シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ 1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 

しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 

たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 

それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。 

シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 

シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なる PA にすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 

したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 

一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。 

こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。 
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html

4. 中川隆[-9435] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:37:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3047] 報告

JBLのLE15系(LE15,LE15A、#2215、2231A等のコルゲーションコーンタイプ)のウーハーは「コーン紙が厚く重い」。

これらのウーハーを使ったシステムには、Tr型のプリアンプ + 200W級以上のパワーアンプを組み合わせないと上手く制動出来ない。

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D130系のサウンドが好みかもしれない・・・- Mr.トレイルのオーディオ回り道 2015年07月10日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/126857b34625479bfcaac51d5ab3a673


私はD130系の軽く反応の早いサウンドが好みの様だ。

自宅のSP-707JシステムやサブのD208システムが特にお気に入り。


今では中々奇麗なD130(16Ω)のユニットを手に入れるのも容易ではない。
それはD208(8Ω)・D216(16Ω)も同じ状況。
何故なら1950年代のユニットだからだ。今から60年以上前のユニットになる。


高能率で軽い低音は非常に肌触りが良いと云う感触。

世の中ワイドレンジを狙って、能率を犠牲にして再生周波数帯域を30Hz付近に下げようとしているユニットが多い中で、40Hzぐらいしか出ないD130の方により音楽性を多く感じる。


D208はD130を20cmサイズにしたモノで、同じ20cmユニットのLE8Tとは性格が異なる。

「LE」が付いているユニットは「低域対策」がされたユニットで有る事を意味している。
LE15やLE15Aも低域対策がなされ、30Hz付近の再生が可能になっている。

これらのユニットを使うにはそれなりに知識や技術・ノウハウを持たざるを得ない。

D130の能率は101dbも有る。パワーアンプに1Wも有れば100dbの音量が得られる。

だから自宅のシステムには WE101Dppアンプ(1.4W/ch)のパワーアンプを組み合わせている。パワーよりも質を求めているからだ。

2W以下のパワーアンプが奏でる世界は、現在のハイパワートランジスターアンプの世界とは違う表現力をして来る。だからと云って万人にはお勧めはしない。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/126857b34625479bfcaac51d5ab3a673


LE15系の重低音を再生するユニットに組み合わせるアンプは・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2015年07月11日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/226b473e9e5dfc81a257fd056efc0036


現在は重低音再生を目指して低能率なタイプのウーハーが多くなっている。

周波数レンジが下の方に伸びる事は「時代のニーズ」かも知れないが、「低能率」はいただけない。音の反応が鈍くなるからだ。

もうひとつ、「管球アンプ」の聴き易さや古い名器(マランツ#7やマッキンC22等)の管球プリアンプや管球パワーアンプを現代のSPシステムに組み合わせて使う方が居る。

管球アンプを組み合わせるなら「高能率SP」か「20cmフルレンジ」ぐらいにして置くべきだと思う。


例えば、JBLのLE15系(LE15,LE15A、#2215、2231A等のコルゲーションコーンタイプ)のウーハーは「コーン紙が厚く重い」傾向にある。

これらのウーハーを使ったシステムには、Tr型のプリアンプ + 200W級以上のパワーアンプを組み合わせないと上手く制動出来ない。

これらのウーハーに 管球プリアンプ + 200Wパワーアンプ を組み合わせても上手く制動出来ない。この逆に Tr型プリ + 管球ハイパワー(60W以上)を組み合わせても上手く制動は出来ない。


基本的にコーン型(ダイナミック型)のウーハーには「デジタル」チックなアンプが合う。

Tr型やIC、LSIは「石」のアンプで有る。この「石」は「半導体」素子を指す。

「半導体素子」は有る一定の電流や電圧がかかると「0」→「1」のデジタル的に流れる。

これに対して管球アンプは「水の流れの様に」繋がって流れる。

この性質は当然音の出方にも出て来る。
キレが良く立ち上がりが早いのが半導体素子を使ったアンプだ。


現代のスピーカーは、「半導体素子」を使ったアンプでドライブされる事を前提で作られている。その事を頭の中に置いておかなければならない。

懐古趣味の管球アンプの組み合わせでは上手く鳴らない。

もっとも現在手に入る真空管はほどんどが中国製やロシア製で有り、その品質は1950年代以前の真空管の比では無い。個人的には「とても使える代物では無い」と感じている。(全ての真空管と云う訳ではない)


管球アンプの良い処は「音の厚み」が低価格な物でも手に入る処。

ナローな感じのサウンド。

しかし、発熱量と置き場所の問題や、真空管自体の「バルブノイズ」が出る問題。

どんなに回路でノイズを抑え込んでも最後に「バルブ(真空管)」がノイズを発生させて来る事はどうしようもない。

1950年代以前の真空管では殆ど「バルブノイズ」は感じないが、1960年代以降の真空管では発生するまでの時間が短いし、ひどいモノは最初から「バルブノイズ」が出ている。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/226b473e9e5dfc81a257fd056efc0036

5. 中川隆[-9434] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:54:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3048] 報告
良いウーハーとは? - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年06月25日

スピーカーを構成するユニットの中で一番重要なのは「ウーハー」である。何故なら「出ている音の70%以上」はウーハーから出ているからだ。その中で「エネルギー感」については80%以上を占有している。大部分の音や質感は「ウーハー」に何を使うかによって決まる。

有名メーカーの、例えばJBLやALTECならどんなユニットでも良いかと云うとそうではない。開発された時期や、製造された時期においても相当サウンドが変わる。例えばJBLのD130やLE15A等は30年以上製造されていた経緯が有る。そのシリアル番号別に追いかけてヒアリングをしたことが有るが、同じ型番のユニットとしての基本は有るが、音色や性能は全くの別物位に違う事を確認している。

世の中は進歩していてと考えるのが普通であるが、事スピーカーユニットに関しては一概にそうとは言い切れない事を痛感している。その為、自分は1950〜1960年代のユニットをメインに使っている。現在の世の中を大局的に見れば「インフレ」の世界だ。自分の給料も4万円前後から始まり、歳を重ねるごとに給料が上がって行き、30万から50万円にもなって来た。

会社の規模が大きくなり、人件費が大きくなってくるとメーカが考える事は「コストダウン」である。如何に性能をキープして同じグレードを保つか?が命題になって来る。しかし、その性能はコストダウンを考える一部の人間が取捨選択した性能で、初期の性能に対しての比較が十分でない場合も有る。オーディオ機器は「一般グレード」の機器である。「人の命にかかわる」様な特殊なグレードではない。そこに安直な発想が生まれる温床が有る。

話を元に戻して、「ウーハー」の名機と云われるものは、1970年以前に作られたものが多い。個人的にはD130が非常に好きである。それも初期型の16Ω仕様が良いと感じる。

世の中の「再生周波数帯域の最低域側の拡大」の為に消えて行ったウーハーであるが、その質感と反応の良さ・能率の良さは格別である。

重いコーン紙を大パワーのアンプでドライブする「心臓に悪い」ショッキングな低音とは一線を画す。「音楽」を聴かせてくれるウーハーであると思う。「悪貨は良貨を駆逐する」の例えの通り、良いウーハーが駆逐されてしまった現在のオーディオに未来は有るのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a1e88e6c5e8f7ffdcd67f42d04fc752d

ホーンとドライバーのセッティング - Mr.トレイルのオーディオ回り道


JBLやALTEC、バイタボックス、EV等のホーン型ドライバーとホーンのセッティングについては、以前にも述べていますので、また再度同じ事を云うだろうと思います。

SP箱(エンクロージャー)に取り付けて、システムになっているホーンとドライバーは「本当の実力を出していない」と思います。ホーンをバッフルに取り付けると「ホーンの響き」が殺されてしまいます。その為、「雰囲気音」等が出なくなっています。

古いALTECやJBLのトーキー用のSPシステムには、ウーハー箱とその上に載ったホーン+ドライバーでセットされている写真を良く見られると思います。単純にALTEC#A7orA5を思い出していただければ判ると思います。ホーンが外に出ています。

コンパクトに無理やり押し込んだのがJBL#4343をはじめとするモニターシステム。その為「音数」が随分と減少しています。ホーンは「鳴き」を出したらだめですが、「響かせる」事は大切です。

合わせてドライバーも「宙吊り」状態で何も接触しない状態が良いです。これを単純に枕木等で受けてしまうと、こちらも「響き」が死んでしまいます。60年以上前の技術者達は、「本当に良い音を出したい」と願ってシステムを作っていたと思います。しかし、1970年代以降は「売らんかな・・・」の意識で作って有るので、当方曰く「ろくなものが無い」と思っています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e5cb64ef36e56eb91f494863a982ff6


ホーンとドライバーのセッティング - Mr.トレイルのオーディオ回り道


JBLやALTEC、バイタボックス、EV等のホーン型ドライバーとホーンのセッティングについては、以前にも述べていますので、また再度同じ事を云うだろうと思います。

SP箱(エンクロージャー)に取り付けて、システムになっているホーンとドライバーは「本当の実力を出していない」と思います。ホーンをバッフルに取り付けると「ホーンの響き」が殺されてしまいます。その為、「雰囲気音」等が出なくなっています。

古いALTECやJBLのトーキー用のSPシステムには、ウーハー箱とその上に載ったホーン+ドライバーでセットされている写真を良く見られると思います。単純にALTEC#A7orA5を思い出していただければ判ると思います。ホーンが外に出ています。

コンパクトに無理やり押し込んだのがJBL#4343をはじめとするモニターシステム。その為「音数」が随分と減少しています。ホーンは「鳴き」を出したらだめですが、「響かせる」事は大切です。

合わせてドライバーも「宙吊り」状態で何も接触しない状態が良いです。これを単純に枕木等で受けてしまうと、こちらも「響き」が死んでしまいます。60年以上前の技術者達は、「本当に良い音を出したい」と願ってシステムを作っていたと思います。しかし、1970年代以降は「売らんかな・・・」の意識で作って有るので、当方曰く「ろくなものが無い」と思っています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e5cb64ef36e56eb91f494863a982ff6

6. 中川隆[-9433] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:09:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3049] 報告

ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/479.html


 スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。同じアンプの無帰還か低帰還版がオイロダインで、高帰還版がATCといえば音の傾向を理解していただけるだろうか


 「オイロダインオーナーのみなさん、安心してください。オイロダインは2016年現在の最新スピーカーと比較しても、十分にバランスのとれた正確な音を出していることが確認できました。いったい、繰り返されたスピーカーの革新的進歩とは何だったのでしょうか?」


 今回の体験で、最新スピーカーの音がけっして無色透明でニュートラルな方向ではないことが確認できた。技術が進歩して歪が無くなれば、どのスピーカーも同じ音になるというわけにはいかないようだ。安価な製品の巧妙なマーケッティングから富裕層向け製品の大げさな演出まで、じつにたくましくやっている。実用的なラウドスピーカーの登場から約100年が経つが、黎明期に科学的であったスピーカー開発が、年々売るための開発にシフトしているといった印象だ。


____

KLANG-KUNST ヴィンテージ愛好家の最新スピーカー試聴記 2016年4月
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139


1945年から1983年まで38年間も製造されたオイロダインスピーカー
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/104/10428_801.jpg

 先日、じつに久しぶりに秋葉原に出向き、いろいろな最新スピーカーを試聴したことについて書く。ご存じのように、わたしはオイロパやオイロダインといったクラングフィルムのヴィンテージスピーカーを使っている。ウェスタンエレクトリックも含めると同好の仲間は大勢いて、我らヴィンテージ愛好家はオーディオにおける大派閥だ。そんな連中はB&Wなどの最新スピーカーには目もくれず、「あんなキンキンシャカシャカしたスピーカーはオモチャですよ」といった調子だ。

 だが、古い機器に囲まれて何十年もいると、ふと、「世間は文明化して洋服なのに自分だけ貫頭衣というように、取り残されているのではないか?」、「自分だけ古墳時代?」などと思うことがある。最新スピーカーの宣伝文句には「革新的な進歩」、「これまでにない完璧なサウンド」などという文句が踊っていて、「劣った昔のスピーカーなど粗大ごみにしてサッサと買い替えましょう」と言わんばかりだ。もちろん、アンプにも同様なことがいえるが、スピーカーほど極端な音の差は無いだろう。

 筋金入りのヴィンテージオーディオ愛好家のなかには、装置があまりに大げさなので「それではナローレンジ過ぎませんか?」と心配すると、「どうせ耳が悪いので分かりません」とか、「音楽は聞きませんから」などど豪語する人もいる。わたしも裸の王様になってはまずいので、自分の耳で最新スピーカーを確認してみることにした。若いエンジニアのK君と「肉の万世」前で待ち合わせの約束をして出向くと、そこはコインパーキングになっていた。まったくの浦島太郎だ。「肉の万世」は万世橋の向こう岸に移転していたが、ハンバーグの味は変わっていなかった。

ずいぶんと前にオーディオの街ではなくなっている秋葉原

 試聴には「西脇義訓指揮、デア・リング・オーケストラ」による「英雄交響曲」のSACDと、「フェリシティ・ロット(ソプラノ)」による「シューマン歌曲集」のCDを持参した。最新スピーカーに合わせた新録音と、聴きなじんだ歌という組み合わせだ。「革新的な技術によって歪がなくなったはずのニューモデルは、さぞかしピュアな音を聴かせてくれるにちがいない」と期待しつつ、複数のショップでかなりの数のスピーカーを聴いた。

 大型量販店でぶらぶらしながらJBLやタンノイの小型モデルが鳴っている音を聴いたが、それらは改めて試聴したいと思うほどではなかった。開発中のDAコンバーターを現在のベストセラースピーカーで鳴らすと、いったいどんな音が出るのか確認してみる必要があると思っていたので、まずはB&Wの試聴を申し込んだ。トヨタ車のような絶対的優越性があるとされ、驚くほど売れているらしい。

 まず、安価な600シリーズを聴いたところ、無理して上位機と同じツィーターにしたために中国で製造してもコストに無理があるのか、長岡鉄男流に重量ブロックでも乗せないと箱が厳しいと感じた。だが、それでは都会にふさわしいコンパクトなデザインが台なしになってしまう。いまのように高価で豊富なオーディオアクセサリー製品が無かった昔は、愛好家の必需品といえば重量ブロックやレンガ、ブチルゴムシートなどであった。いやはやダサいが、いまでも効果のあるアクセサリー群だ。

 その上のCMシリーズには重量ブロックが必要なさそうだったが、期待していたようなピュアな音ではなかった。きっとうまくマーケッティングをして、「B&Wの音」を作っているのだろう。無色透明どころか、「下手をするとオイロダインより癖が強いのでは?」と思う瞬間もあった。CM1S2やCM5S2といった2ウェイはとてもコンパクトなので、英雄交響曲で低音が貧弱なのはしかたないが、高音が重要な弦の広がりや管の輝きも「これぞ最新スピーカー!」というほどではなかった。試聴の前にアンプをどれにするか問われたので、「できるだけニュートラルなもので」と所望したところ、LUXMANの純A級動作プリメインアンプL-550AX(たぶん)を使ってくれたが、低能率の小型スピーカーにはパワー不足だったかもしれない。

購入したB&WのCM1 S2

 CM9S2やCM10S2といった3ウェイは箱が大きいので低音は2ウェイよりまともだった。それだけでなく、高音も2ウェイより鮮やかに聴こえた。こういう「これみよがし」の高分解能を最新モデルに期待していたので、「試しに手頃なCM9でも買ってみようか」などと気をよくした。だが、ソプラノを聴いてみると、なんとも人工的な声でがっかりした。それをK君に小声で伝えると、「世の中アニソン(アニメーション漫画のソング)のほうがメジャーですから」と返されてしまった。もう一度2ウェイに戻してもらってソプラノを聴くと、今度は2ウェイのほうが3ウェイよりもまともだった。70センチウーファーを使っているわたしは、「こんなに小さなウーファーでも2ウェイと3ウェイで一長一短があるのか」と感心してしまった。

 ダイヤモンド・ドーム・ツィーターを使用した800シリーズも、2店舗で3機種を試聴した。たしかに歪は少なそうだったが、音の肌触りが異質でなじめなかった。「優れて異なる」ということかもしれないが、先入観も含め、ダイヤモンドの物性が特異であることが音の印象に影響してしまっていた。以上のようにネガティブな評価も正直に書くが、キチガイじみた大型スピーカーを使っている変人の感想なので、関係諸氏には広い心でご容赦いただきたい。

 店員に「B&Wの音はちょっと派手で不自然に感じる」と伝えると、2番目に売れているというFOCALのスピーカーを聴かせてくれた。たしかに音は柔らかかったが、どこか音が薄められているようで中途半端に思えた。DALIなど、ほかに聴かせてもらった売れ筋スピーカーも印象に残らなかった。好みではないが、「なるほど、B&Wの音はうまく作ってある」と感心した。ハズレが続いて疲れたので、懐かしの名機BC IIのおかげで好印象なスペンドールを聴かせてもらった。最小モデルのSP3/1R2でも、どことなくBC IIらしい上品な音がしたので、やはり伝統というものは大切だと思ったが、高音寄りのバランスが気になった。中型のSP1/2R2にしてもらっうと、バランスは少し良くなったが、価格が立派すぎる。

 なかなか思うようなスピーカーは無いものだと思いつつ、売れ筋スピーカーの最後にドイツのELACを2機種聴いた。UボートのソナーとMMカートリッジで有名な老舗の音響機器メーカーだ。ちょっとやかましいところもあったが、「最新スピーカー」らしい分解能があるのに、フェリシティ・ロットの声もギリギリで別人にはならなかったので、「これならアンプやセッティングでなんとかなるかな」と思った。

ELACのBS192

ELACのBS192

 帰りがけにふらりと立ち寄った試聴室で思わぬ発見をした。イギリスはATCのスピーカーである。今回の試聴で、はじめて「ニュートラルな音」だと感じた。悪くいえばつまらない音かもしれないが、英雄交響曲もロットの声も、これといった欠点なく正確に再生した。聴いたのはペアで200万円以上もする大型のスタジオモニターだったので、気軽には買えない。家に帰って調べてみると、20万円前後の小型モデルもあった。かなり能率が低くて手こずりそうだが、それらATCの2機種とELACのBS192を仕入れてみることにした。また、最も多く聴かせてもらったダイナミックオーディオさんに感謝して、CM1S2を購入させていただいた。B&Wはダイナミックオーディオさんが実績豊富で価格も安い。

 夕食の後、K君の家でクラングフィルムのオイロダインKL-L439を聴いた。「なんと、ATCのスピーカーによく似た音ではないか」と、K君と顔を見合わせた。オイロダインは能率がはるかに高いせいか、高音に抑えきれない冴えがあってATCほど透徹な音ではないが、60年という製造年の隔たりを考えれば、両者は同じ方向を目指して作られたようにすら思える。

 スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。同じアンプの無帰還か低帰還版がオイロダインで、高帰還版がATCといえば音の傾向を理解していただけるだろうか

 「オイロダインオーナーのみなさん、安心してください。オイロダインは2016年現在の最新スピーカーと比較しても、十分にバランスのとれた正確な音を出していることが確認できました。いったい、繰り返されたスピーカーの革新的進歩とは何だったのでしょうか?」

 今回の体験で、最新スピーカーの音がけっして無色透明でニュートラルな方向ではないことが確認できた。技術が進歩して歪が無くなれば、どのスピーカーも同じ音になるというわけにはいかないようだ。安価な製品の巧妙なマーケッティングから富裕層向け製品の大げさな演出まで、じつにたくましくやっている。実用的なラウドスピーカーの登場から約100年が経つが、黎明期に科学的であったスピーカー開発が、年々売るための開発にシフトしているといった印象だ。

 とはいえ、全員にオイロダインをお薦めするわけにはいかないし、そもそも入手困難になってしまっている。「もうオーディオは終わった」などというヴィンテージ大家ほどは老いていないつもりなので、いま楽しめる方法を考えてみたい。幸い、小型スピーカーの一部に可能性を見い出せそうなので、それらと手頃なヴィンテージスピーカーの両方を所有することで、オイロダインと同等以上に音楽が楽しめるるかもしれない。その実験がしたくて数機種を手に入れることにしが、ATCは納期が長く、しばらく待たなければならない。

 じつは、オイロダインを戦前の強烈な個性をもつヴィンテージスピーカーと比較すると、まともすぎて平凡に聴こえるくらいだ。そういう立派なヴィンテージスピーカーのオーナーも、最新の小型スピーカーで遊んでみてはいかがだろうか。どっちみちデジタルオーディオで新しい機器と取り組まざるをえないのだから、お使いの出力管1本の価格で買える最新スピーカーで、オーディオの幅を広げるのは悪くないと思う。
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139

7. 中川隆[-9429] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:50:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3053] 報告
よくある実演動画で

JBLなら低出力の小型アンプでも鳴らせます

とありますが、あれにはギミックがあり、

1960〜1970年代の大口径だがボトムがさほど伸びていない振動版の軽いウーファーを使ったスピーカーであったり、駆動力に優れているD級(デジタルアンプ)を使っていたりする。

A級やAB級の小型トランスを搭載した小型アンプで比較的新しい大型のJBLを鳴らすと、高能率なので音量は出せるがウーファーは駆動はできても制動ができずに低域が甘くなることが多い。

大口径に限らず口径の割に低域を拡張しようと欲張るとウーファーの振動板が重くなり駆動力を必要とするようになり、鳴らし切るためにはアンプを選ぶ傾向が出てくるのである

8. 中川隆[-9428] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:55:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3054] 報告

いまから20年程前、評論家の傅信幸先生はこんなことを雑誌に書いておられました。

「真空管アンプがブームである、真空管アンプは玉石混淆の世界だが、
その中でも一番優れた製品は、EAR859とEAR861、そしてUnison Research Smt 845だと
わたしは思う」

と明確に書いておられます。しかし、Smt845は出力が16Wしかないし、859は13W、861でも
32Wしかない。会話が普通にできるほど、節度ある小音量派の傅先生には良いかも知れない。


筆者が最高の真空管アンプを探してダイナミックオーディオの店員さんに
聴いたときも「EARとUnison Researchが一番よい」とベテラン店員さんは仰っておられました。

しかし、ユニゾンリサーチのライナップはプリメインアンプがほとんどで、
セパレートアンプは非常に高価、あと故障も多いんですよね。

もっとハード志向で、往年のマッキントッシュのように眼前に迫ってくる、
テンションの張った激しい力の表現を聴きたいならOCTAVEの上位セパレートアンプがよいですが、
(プリとパワーOCTAVEで揃える事)

OCTAVEはEARと比較すると価格設定が高価です。

OCTAVEは紛れもない真空管アンプの音で、暖かで色気がありますが、
ウォーム・マイルドな真空管らしさよりもスルー・ダイレクトな半導体アンプに
より性格が近いと定義する人が主流のようだ。


EARは女性ヴォーカルを艶やかに色っぽく、夢見心地の音色に包まれたい方には最高のアンプである。


EARは超一級の製品群でクオリティも最高で素晴らしいのだけど、
柳腰で線が細く、低音が控えめである。

JAZZのバイタリティが出ず、ダイレクトラジエーター型向きで JBLには向かないと痛感させられた。

9. 中川隆[-9425] koaQ7Jey 2019年6月21日 04:43:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3058] 報告

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1666 O.M.さん(アマチュアコントラバス奏者) Thu Apr 7 04:07:48 JST 2016

▪ 古典的なユニットは、WRアンプとは合わない

WRアンプと組み合わせるスピーカーについて当方が経験したことを投稿いたします。

当方は後述のように川西先生がリファレンスにしておられる B&W 805 MATRIX を導入し、JBL D130、LE175を処分することを決断しました。

当方はオーケストラ等でコントラバスを弾いいておりまして、JBL D130、LE175は「コントラバスの音を再現するのに此れに勝るユニットはない」というオーディオとコントラバスの大先輩の主張を受け入れて揃えたものでありました。

導入直後は確かに、分厚い中低音に、ホーンの厚い中高音にしびれました。

しかしすぐにどうしても「耳につく不快な音」に気がつき悩むことになります。

またヴィオラやピアノの左手がどうも落ち込んでいます。

サイン波を入れても音圧がガタガタで特に 1,000Hz〜2,000Hzに凹みがあります。

結果的にこれは過制動による歪んだ音だとわかりましたが、それがわかるまでに数カ月かかりました。

過制動だと判明するまでの道のりが本当に長く苦しかったです。

ネットワークが悪いかと思って高価な素子を買い求めたり、ホーンドライバを買い換えようか、高域用のツイータを導入しようかと悩んだりと落ち着かない日々でした。

川西先生に相談しようにも何が不満なのかうまく表現できません。

とうとう当方のイライラが爆発してWRアンプが悪い!と川西先生に怒りをぶち撒けました。

しかし、このことで結果的に正しい解決の道が開けました。


川西先生より3台のアンプを送って頂きまして解決策を探っていきました。

比較試聴していきますと、JBL は高出力になるにつれて解像度が上がるのですが歪みは決して消えません。

その後一般的な管球アンプを入手してみると、あんなに悩んでいた歪みはすっと消え去り素直な鳴り方です。

しかし音の粒が大雑把です。

なんというか「古い音」とでもいうのでしょうか、
これがスタンダードなJBLの音なんだと納得いたしました。

これらのいわゆる古典的なユニットは管球アンプの特性に合わせた設計である、
という結論に達しました。

録音されたものを適切に再生させようと思うならば現代的な設計のスピーカーを用いて WRアンプで鳴らすのが最善であると分かりました。


▪805matrixと WRアンプはやはり最高であった!

そうなるとしても、当方はしっかりした低音が欲しい。
大型のスピーカーが必要ではないかと考えました。

川西先生がリファレンスとされているスピーカーはブックシェルフ型です。

いくらこのスピーカーで低音も十分出ていると言われてもにわかには信じられません。

しかし B&W の MATRIX で 805 より大型の 802、801 という選択肢も難しい。

802 は川西先生もおっしゃるように中途半端な感がします。

801 は巨大過ぎて躊躇します。
丁度良品が市場に出ていたので思い切って 805 MATRIX を導入することといたしました。

80 5MATRIX 導入当初はウーハーが熟れていないのか低音がすかすかでこれは大失敗だったかと思ったものの、急速に音が変わっていきました。

数日鳴らし込んだ 805MATRIX の音は、当方が今まで聴いてきたブックシェルフ型スピーカーのイメージを覆します。

和音の響きという縦のラインと、音と音の繋がり、進行感という横のラインがこれまで聞いたことがないくらいに自然です。

フルオーケストラの5弦コントラバスの響きさえも十分再現されています。
この低音の再現性の高さは正に川西先生が掲示板で何度も書いておられることです、やはり川西先生は正しかったのです!

クラシック、ジャズ、タンゴ、ロック、ポップス等々全てにおいてコントラバス、
エレキベースの音がくっきり聞こえ全く問題を感じません。

ピアノの低い音の金属巻きの弦を叩いたズンとした響きもあります。
グランドハープも所有しておりますが、その生音と比べても遜色ありません。
目の前で吉野直子さんが演奏している感じです。

ホーンじゃないと分厚い中高音は得られないと思っていましたが全くホーン以上です。
歪みなく繊細でしっかりとした音圧です。
バイアンプで駆動しツイータの音量を相対的に大きくするとJBL のホーンで頑張って出そうともがいていた音が出てきました。奏者の息遣い、細やかな指の動きがはっきり見えます。

定位感もびっくりします。スピーカーがすっかり消えています。

実際のところ JBL も B&W も音の方向性は違いがありません。

世の中では前者は音が前に出る、ジャズ向きだ、後者は音が後ろに広がる、クラシック向きだなどと言われたりしており当方もそう思い込んでいました。

実際に使ってみると当方が JBL のユニットを使って鳴らした音の延長上に B&W の音がありました。JBL も B&W も当時の技術の制約の中で生の音を再現するために
ユニットを開発していたわけで、JBL も真空管アンプを使えば B&W と音のベクトルは全く同一です。


またタンノイのスターリング(TW)も試しましたが、スピーカーの癖のようなものは感じますが、特にクラシック向きという印象はありませんでした。

ただ WR アンプでは 805 程には上手く鳴っている感じは致しません。

JBL のように何か鳴らしにくい要素があるのかもしれません。


805 MATRIX ですと、出力の違う WRアンプで聞いても音は全く同じです(もちろん個体差による極僅かな音の違いはあるような気がしますが誤差の範囲内でしょう)。

5W でも 100W でも再生された音のクオリティは同じく高いです。

JBL の古典ユニットのように W数で解像度が変化するということはありません。

最も安価な E-5H でも何ら問題ないわけです。

どんなジャンルの音楽を聴こうとも、アンプもスピーカーも正しい方向に向かって適切に作られたものを選べば良いだけであって、その一つの方向が WRアンプであり、B&W MATRIX シリーズであるということでしょう。

ジャズ向きだとか、オーケストラ向き、室内楽向きなどというスピーカーはなく、またスピーカーのグレードアップなどというのもなく、WR アンプを基軸におけば、あとはつないだスピーカーの音が生と比べて適切かどうかを基準にすれば良いのではないでしょうか。

川西先生は出力の違うアンプを貸し出してくださいます。

もし比較試聴して音が違った場合はスピーカーに問題があるのかもしれません。

805MATRIX にサイン波を入れてみて驚きました。なんと50Hzまでも音圧が落ちずに
出ているではないですか! サイン波で性能が図れる訳ではありませんがこの数値だけでも805MATRIX は少なくともコントラバスの再生には問題がないように思われます。

そもそもコントラバスは低音楽器というよりは倍音楽器と認識したほうが
しっくりくるかもしれません。弦の振動で震えた駒が表板を叩くことで発生する
豊かな倍音が重要です。基音の周波数を基準に考える必要はないかもしれません。

この小さな805MATRIX でここまで再現されるのであれば、ウーハーの追加された801、802 もどれだけの再現性があるのか興味があるところです。

しかし、これらはユニット数が増えるのでどうしてもチェロが下に、ヴァイオリンが上にくるような定位における違和感が生じるだろうと想像出来てしまいます。

店頭で聞いた最新の B&W の大型スピーカーをそこにあるメーカーのアンプで鳴らしたのを聞いた時にはそういう違和感が大きかったのです。

805 は 805 なりに大変バランスのよい完成されたスピーカーだと思います。

805 MATRIX と WRアンプを組み合わせて音楽を楽しんでいると、スピーカーの B&W の開発者とアンプの川西先生の、生の音を再現したいという熱い思い、熱い執念が出会って見事に実を結んでいるのだと深く実感いたします。

オーディオで求めるものは人それぞれですが、もし生を基準にした再生音を求めるならば、第一候補は川西先生がリファレンスに用いている 805 MATRIX が最良の選択であり、さもなくば現代において素直に設計されたスピーカーを使用するのが良いだろうと思われます。

オーディオ装置などは単なる道具ですので、当方の経験したように懐古的なものや
根拠がはっきりしないのに高額なものなどに惑わされないようにして正しい方向のものを選べば良いでしょう。WRアンプは間違いなくそういうものです。


____


1669川西 哲夫さん(WRアンプ開発・設計者) Thu Apr 14 2016

O.M.さん、詳細で単刀直入なご投稿ありがとうございます。

 O.M.さんが使用されていたスピーカーは、ずっと B&W の CDM1 だとばかり思っていました。そして暫く音信が途絶えておりました。

 去年の文化の日の頃でしたか、久し振りにお便りがありました。それは、お持ちの ΕC-1 と Ε-10 のアップグレードのお話でした。2年ほど前にΕ-10 のプロトタイプをお貸し出しし、WR アンプを気に入って頂きご購入頂いたのを思い出しました。

 しかしよくお話を伺うとどうもチャンデバを使ってマルチ駆動をされているようで、ローチャンに Ε-10、ハイチャンにはもっと以前にご購入頂いた WRP-α9/A をお使いになっている事が分かり、結局、WRP-α9/A の安定化電源化も含めてアップグレードをして頂く事になったのでした。

 ところが「どうせアップグレードするならΕC-1 に EQ 基板を載せて LP も聴けるようにしたい」とご希望が脹らみ、結果的に大手術となりました。そのご報告はWR掲示板の 163 6と 1642 に詳述されていますので、改めてお読み頂ければ幸いです。

この時に「WRアンプの音は革命的だ!」と言う名誉あるご感想を頂いたのです。


 実はこの頃に既にヘッドアンプのご注文も賜っており、それは年末ギリギリに納入させて頂いたのでした。この絡みで純粋MCカートリッジが見直されています。また、MMの再生音にも劣るCDの音を改善すべく、プレーヤーも32bitDACを積んだものに買い換えられています。

 このように短期間で O.M.さんは急速な坂道を登られたのです。それが何処かに歪となって皺寄せが来るとは夢にも思っていませんでした。詰まり音が良くなったら、又それだけ粗が目立って来る事になり易いのだと思います。今まで隠れていた欠点が表に出てくる可能性があるのです。

 11月の末頃には、ローチャンとハイチャンの繋がりが悪い、と言うようなお話をチラホラされています。この時に初めて私は O.M.さんが D130+LE175+D91 をお使いになっていると認識したのです。

12月に入ってからこの問題が大きくクローズアップされて来ています。

既に、チャンデバは止めて LE175 の方をコンデンサーでカットする方法に変わっていましたが、そのコンデンサーの質で音がコロコロ変ると仰っています。そこで、私が ASC を推奨して


> ツイータのハイパスのコンデンサーですが、川西先生ご推奨の ASC がやっと届きまして、
> この違和感がすっきりと解決できました!

と一度は満足されています。

 この後、ヘッドアンプ導入によるMCカートリッジの音について色々感想を寄せて頂いたのですが鉄心入り MCカートリッジの音が

> ジャズベースが鉄芯だと一旦PAを通した音に聞こえてきました。

と仰っていたので、最初は誇張かと思っていたのですが、今思えばスピーカーの問題が顔を出していたのかも知れません。

確かに、鉄心入りMCは純粋 MC に比べてそう言う傾向が多少はあるのですが、その時「PAを通した音」と言う表現に多少違和感はありました。

 2月に入ってハイパスのコンデンサーで随分悩まれたようです。エージングの問題、耐圧の問題等で音がかなり変ると言うのがご不満のようでした。今思えばそう言う事で音に大きな変化がある場合は、別に本質的な問題が隠されている事が多いのです。

 中高域に違和感があるとカットオフ周波数を下げたくなるものです。その為にはコンデンサーの容量を増やさなくてなりませんが、そうそう思い通りの容量のコンデンサーが手に入る訳ではありません。勢い、コンデンサーの並列接続になります。

 コンデンサーはそれぞれ直列にインダクタンス分を持っていますので、不用意に並列接続すると高周波領域に共振峰ができ、システムに何らかの問題があると、それが音質に微妙に影響してくるのです。WR アンプのパスコンにも昔から1Ωの抵抗を直列に入れています。

 O.M.さんもこれで暫く悩まれたようですが、並列にされた2つのコンデンサーそれぞれに直列に0.5Ωから2Ω位を入れるようにアドバイスさせて頂いたのです。その結果、

> この音を聞けば、昨日までの音は奇妙奇天烈であったのは一目瞭然です。
> バイオリンのパワーに負けず、ビオラやチェロの粘っこい音が難なく聞き取れます。
> 当然ピアノの左手もしっかりしており、低音の太い金属弦の粘っこい感じ、
> 高音はキンキンせずにカンカンなる感じが出ています!
> これはすごい。正にこの方向の音が欲しくて右往左往しておったのです。

と言うレポートを頂き私は一安心したのです。それから3月の半ば頃までは便りがなく満足されているのかなと思っていたのですが、また問題が発覚したようでした。

それはウーハーとツイターを別々のアンプで鳴らすと、本来はもっと良くなるはずなのに耳に着く違和感があって改悪になると言う問題でした。

音楽がちぐはぐに聴こえると言う事でした。

 ウーハーを鳴らしている Ε-10H の音と、ツイターを鳴らしている WRP-α9/A (Ε-5H 相当)の音がかなり違うと言うご不満でした。

WRP-α9/A の方が膜が掛かったようになると言う事でした。

私は5W以下で鳴らすなら、Ε-5H とΕ-50H の音はそんなに変わらないと常々申し上げていますし、今回のアップグレードの時もそれを確認して発送していますから、これは何かあるなと薄々思い始めていました。しかし、未だスピーカーのダンピングの問題だとは気付いていませんでした。


 それ以降、こちらのΕ-10Hプロト、WRP-ΔZERO(Ε-50H相当)、100W機(Ε-100H相当)を次から次とお貸し出しし様子を見させて頂きました。

それに依ると、Ε-10HよりΔZERO、ΔZEROより 100機とドンドン分解能が上がると言う事でした。

この時に、音の表現を形容詞などで表現すると誤解の元になると痛感し、なるべく具体的に表現するように努めるべきであると悟ったのです。こちらで鳴っている音と余りに違うレポートを頂くと、何を頼りにそれを判断すれば良いか分からなくなるのです。

 この頃に頂いたご感想の一片を記しますと


> 届いたアンプでは、音の次元が違います。これはすごい。
> 当方のアンプもつなぐスピーカーが805matrix だとこのような素晴らしい音で鳴るのでしょうか。
> まったく信じられません!


と言うように、ハイパワーアンプなら結構良く鳴るものの、ご所有の α9/A やΕ-10H では、とても上手く鳴らせないと言う内容です。

この頃は他に何かあると思いつつも、まだネットワークの問題も気になっていて、スピーカーのインピーダンス上昇の問題も考慮し、打ち消しの為の直列素子を入れるように進言したりしましたが、少し効果はあったものの本質的な解決には至りませんでした。

 この頃になると O.M.さんもアンプの問題もさる事ながら、真空管時代に開発された JBL の問題点に気付き始めて居られたのでしょう。

真空管アンプと高帰還アンプ、又大きな箱に入れないと低音が出ない昔のスピーカーと小型エンクロージャーに入れてハイパワーで鳴らす現代のスピーカーの違い等々について、色々調査されたようです。

 D130+LE175 を聴いて衝撃を受けた時、鳴らしていたのは真空管アンプだった事も思い出されたのでしょう。

一度は真空管アンプで鳴らす必要性と、既に JBL を諦めて 805 MATRIX を探す気にもなられていたのだと思います。それから5日程音信が途絶えていました。

 真空管アンプを入手し、805 MATRIX も注文したと言うメールが突然ありました。

真空管アンプは3結シングルのミニパワーアンプでしたが、次のようなレポートが添えられていました。


> JBL とWRアンプでは高出力に比例して解像度は上がります。100Wの解像度はαZEROをはるかに
> 凌ぎます。しかし、しぶとく残り続ける「うまく鳴っていない感じ」があります。

 しかし、3結で鳴らすと

> これが管球アンプだとこの鳴らない感じがすっと消えているのです。
> 解像度は一気に落ちているのに、耳触りはとても自然です。

と言う風に仰っています。

真空管アンプだとずっと付き纏っていた違和感がスッと消えるようです。

どうも、WRアンプだと無理に JBL の穴を叩いているようです。しかし、次のようにも仰っています。

> 管球アンプの解像度はMMとMCのような違いがあります。いや、もっとあるかもしれません。
> WRアンプの解像度を聞いてしまうと全く笑ってしまう大雑把さなんです。
> しかし管球アンプですとユニットの発音の様子が全く異なり、総体的にこれが
> 当時のスタンダードな再生音であると納得できるような質感です。

 生の音を求めて近代的なスピーカーを高帰還アンプで鳴らすのと、昔ながらのゆったりした音を楽しむのと両極端を経験された事になります。

この音の違いの要因はアンプの出力インピーダンスの違いだと思います。

昔ながらのスピーカーはやはり当時想定された目的で使うべきなのでしょう。

無理に定電圧駆動するとコーン紙の振動が制動され過ぎてしまう為に、一部に耳障りな音が残ると考えられます。

D130 がアルニコを使っているのも裏目に出た感じです。

察するに昔の真空管アンプでも、それなりにダンピングが効いた音が出るように図られていたのだと思います。

 振動学的には、臨界粘性減衰係数に、系の粘性減衰係数が近付くと減衰振動は振動的でなくなり、単調減衰になってしまいますが、このような系は反応が鈍くなりますので、切れのある軽い音にはならないのです。

電気振動でも言えて、方形波特性を余り鈍らせるとアンプの音は硬直して来ます。
制動不足でリンキング状態になると音は荒れますが、少しアンダー気味で低い山が1つ見える程度が良いとされています。

 しかし、805 MATRIX が到着すると、

> 805MATRIX 届きまして、衝撃です!
> JBL と合わせて、もう必要のないものとなりました。

O.M.さんは生楽器の音を再現する為のオーディオを目指して居られますので、当然の結果となったのです。どのように衝撃だったかは次に示す文章から見て取れます。

> E-10H で駆動していますが、805 を慣らしきってやろうという先生の熱い思いがビシビシと
> 伝わってきます!第一印象だと低音が薄いかな?と思いやはり失敗だったかなあと思ったものの、
> しばらく聞いていると音がこなれてきたのか、バランスがよく感じてきました。

 ハイパワーアンプに比べてご自分のものは大きく見劣りがするとお感じになっていたはずですが、805 MATRIX ならものの見事に鳴ったようです。

音のバランスが聴くうちに良くなったのは、やはり長い間眠っていたスピーカーのエージングが進んだ為ですが、耳が小型スピーカーに慣れたこともあると思います。さらに、

> この小さな筐体SPでピアノがこんなに満遍なく聞こえるのは奇跡ですね!
> 掲示板や先生のメールに書いてある左手の最低音が聞こえるという記述はさすがに
> 言い過ぎだろう、聞こえていても蚊の泣くような微かな響きでしょうと思っていたのですが、
> まさかまさかこんなに聞こえるとは!


と仰っていて、私が Feastrex で体感した時と似たような衝撃を受けられたようです。この音が認識できると本当に幸せな気分になるから不思議です。

そして、やっとO.M.さんは納得の行く音を手に入れられたのです。

> 全体の音楽性は明らかに805 です。時間軸に沿って響きが繋がっていく感じに破綻がありません。
> 定位感もすごいです。よそ様のところでのJBL で相当大音量で試聴距離も離れて聞いた時にSPが
> 消えている感覚がありましたが、自宅では近接で歪みが多く耳につくのかいまいちです。
> それに比べればこの805はとても素晴らしい!スピーカーを意識することが全くない!
> やっと色々な呪縛から解放されました。

 この成功は B&W805 MATRIX でなければ得られないのではありません。

又 B&W805 MATRIX に WR アンプを無理に合わせている訳でもありません。

その証拠にサトウさんの追試でもっと小型で安価な DENON の USC-M3E を繋いでも「これだけでも十分立派な鳴りです。」と仰っています。

D130では過制動になり違和感が残りましたがその理由ははっきりしています。

現代のスピーカー、特にヨーロッパ系のものなら全く問題はないと思います。
どうぞ安心して、WRアンプをお求めになって下さい。
http://west.wramp.jp/datawr35.html

10. 中川隆[-8776] koaQ7Jey 2019年8月18日 00:57:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3966] 報告

WE300B は日本でもっとも評価が高い出力管で、球の個性を出すのに有利なシングル動作が主流。

MJのイベントでも読者アンプ発表会では「300Bシングル」四機種、WE300Bドライブ211シングルが一機種と偏っていた。

メーカー製で出色のモデルは AIR TIGHT ATM-300 だと推薦されました。


一方、今は伝説になっている名器 LUXMAN MB-300
あまりにもナロー過ぎて著しく違和感がある音。

ファーストオーナーは 50時間使って箱にずっと閉まっていたそうだ。セカンドオーナーは 8年間で 100時間。これほんとうよ。
これほどナローレンジなアンプは聴いた事がなく、S9800 の 38cmウーファーを心臓に例えると、半分しか動いていない感じ。しかし四年前に復刻されているのが不思議。

数人に LUXMAN MB-300 の感想を伺いました

「ギョッとするような音ですよ」
「えっ?こんな音なの?と思うような音ですよ」
「80万?いらない、いらない」

スピード感が全く無くROCKやPOPSには不向き。
スピーカーを選ぶアンプで Sonus の小型や AXIOM80 ならあるいは?


某オーディオショップの百戦錬磨の店長さんに MB-300 について尋ねると。

「えっ!?こんな音なの?っていう音ですよ、ナローでカマボコだし。
これだったら AIRTIGHT ATM-300 の方が何十倍も良いですよ」

って言ってらっしゃいまして、う〜んそんなはずは・・・・とその人を疑っていましたが事実でした(-_-;)


AIR TIGHT については


AIR TIGHT 300B シングル ステレオ アンプ _ オーディオ販売店の評価は最高なんだけど…
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/134.html

11. 中川隆[-8775] koaQ7Jey 2019年8月18日 00:59:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3967] 報告
AIR TIGHT ATM-300がやって来た!2017年02月03日
https://community.phileweb.com/mypage/entry/1502/20170203/54637/

自分のものだったらいいのにな(笑)

知人がパワーアンプを更新して使ってないのでよかったら使ってみる?ということで借りてきました。

憧れの300Bシングル。
今あるSV-2A3とどのように違うか楽しみです。

出力管はWEのヴィンテージも復刻版もあるよーって言われましたが、扱うのが怖いのでJJを借りてきました。

早速接続して音出し。

いいですねー(^o^)
2A3はどちらかと言えば繊細な方だと思うのですが、300Bは全域にわたってエネルギッシュ。

線が細くならず、ギュッと描いてくれるような感じです。
もちろん繊細さも併せ持っていますし。出てくる音の品位も高いです。

私がアンプに求めていた理想と言える音。まぁ高いし当然か。
しかし、目覚めは大変悪いですね。相当の低血圧です、この人。
温まってきたら本領発揮で本当にスバラシイ音を奏でてくれます。


でも…

やっぱりパワーが足りない

一番気になっていたのがパワー。

2A3で3.5Wほど。
300Bで 8Wほどとなっていますが、2A3では「そこそこ」の音量でクリップしてしまいます。

普段の聴取音量で無難なジャンルから聴き始めたのですが、POPSやJAZZ、クラシックも中くらいの編成までは大丈夫でしたが私のメインジャンルである大編成のオケ物はダメ。ティンパニやグランカッサの一発やオルガンのペダルトーンなどにあえなくクリップしてしまいました…。

出力倍以上になったしスピーカーの能率も一応 91dBあるから大丈夫かなと思っていたのですが、もっともっと能率のいいスピーカーじゃないといけないんですね。

それとこのアンプ16Ω出しになっていますので(我が家のスピーカーは公称4Ω)インピーダンスマッチングの上でも問題があるのだと思います。

4Ω出しにしたらマシになるんでしょうか。

とにかく残念です。
上手くいったらなんとか資金を工面して手に入れようと思っていたのですが、我が家の環境では300Bシングルは導入は無理なようです。
パラシングルとかだったら大丈夫なのかなぁ。


と、浮気してたらM-5000Rが機嫌損ねて故障
突然右Chから音が出なくなり、今ドック入り中です…

私の私感ですが M-5000RとBEETHOVEN君は相性がかなり悪いみたいで。
ちょうど耳の感度が悪い帯域辺りがBEETHOVEN君の音色と相まってとても線が細くなって聴こえにくいのです。
このままでは楽しめないので、どうするか考え中。

そんな時に壊れないでよ。
フクザツな心境です。


レス一覧

けえぱぱさん、こんばんは。
ちょっと危険な状態のようなので、取り急ぎ連絡させていたいだきます。

真空管アンプの16Ω端子に4Ωの負荷を接続して大音量を出すのは、即刻止めるべきです。

出力管の許容損失をオーバーして使い物にならなくなったり、アンプ内部の抵抗が焼けたりする可能性が高いです。

さらに、出力が派手にクリップすると、SPのTWを飛ばしてしまうこともあります。

OPTの付いている真空管アンプは、SPのインピーダンスが多少変動する程度であれば対応できるように作ってあるはずですが、1/4の負荷でまともに動作するものはないと思います。

byED at2017-02-03 21:20


EDさん、こんばんは。レスありがとうございます。

そうみたいですね。
色々調べると危ないということでしたので、わかった後はすぐにやめました。

幸い今のところアンプにもスピーカーにもダメージはないと思います。

スピーカーは自分の物なのでまだしも、アンプは人の物ですから、何かあったら一大事です。

ご忠告ありがとうございました。

byけえぱぱ at2017-02-03 23:16


けえぱぱさん、こんばんは。
SPやアンプが無事で、良かったですね。

ところで、アンプのパワーについてですが、部屋がかなり広そうなので300Bシングルの8Wでは苦しいですね。

私も、SPの能率は91dB、部屋は広めの10畳で、真空管アンプを使っています。

MAX100dB程度の音圧でオケの50Hz以下をしっかり再生するには、KT88-PPの60Wでやっとというところです。

300Bがお気に入りならPPの30W以上、できればKT120-PPクラスのパワーアンプが合いそうな気がします。

もちろん、アンプの音は最大出力だけではないので、参考程度にしてください。

近くでしたら、色々なパワーアンプをお持ちしてお試しできるのですが、ちょっと遠いですね。

byED at2017-02-04 23:26


EDさん、こんにちは。

部屋は15畳です。屋根裏で天井が斜めになっているので容積的には14畳くらいでしょうか。

真空管の音はとても魅力的ですね。
以前、トライオードのTRX-P6Lという6L6(KT88に換装していました)のPPのアンプを使用していましたが、定位が悪く音も濁り気味だったのです。販売店の社長に言わせると「それはトライオードだからでしょう」ということでした。あんたの店で買ったんだよ、言いかけましたが(笑)

2A3のシングルを聴いて直熱管のシングルはいいなぁと感じました。
理想はやはり300Bの音ですね。
これで大出力が出ればいいのですが、今は予算もないし、しばらくは何かでお茶を濁そうと思っています。

マイルーム見せていただきましたがすごいですね。
私は文系なのでキットくらいならなんとかいけますが、自作は無理です。

少し遠いですが、何かの機会に一度お邪魔したいものです。

byけえぱぱ at2017-02-05 14:38

https://community.phileweb.com/mypage/entry/1502/20170203/54637/

12. 中川隆[-11213] koaQ7Jey 2020年9月23日 08:00:09 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[42] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
ここだけの話にして欲しいのですが・・ 2020年09月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ad107d1a479a509fc37b820ddac9a3f8


先日のことだがオークションにワーフェデール(英国)の口径38センチ(15インチ)のユニットが1本出品されていた。

お値段は「13,800円」と超安いうえに、音がメチャいいとされている「赤帯マグネット」付き!

我が家のウェストミンスター(箱)に使えそうなユニットなので落札したいところだが、なんといってもペアとしてあと1本欲しいところ。

そこでヨーロッパのSPユニットに関して独自の輸入ルートをお持ちの「T」さん(東海地方)に伺ってみた。

「現在オークションにワーフェデールの口径38センチのユニットが1本出品されてます。落札したいのですが、ステレオ用としてあと1本欲しいところです。

そこで、T様のルートから同じ口径38センチが手に入る可能性はありますでしょうか。まことに勝手のいいご相談ですが、いかがなものでしょうか。」

すると、ご親切にも次のような返信があった。

「お元気ですか。

ご照会の件ですが、当該のオークションも覗いてみましたが、アルニコの15インチタイプはなかなか見つけられないと思います。

15インチはどちらかというとアメリカ人好みのようで、イギリス国内では、Wharfedaleに限らず、15インチのユニットそのものが、あまり見受けられないように思います。
ご期待にそえず申し訳ありませんが、これに懲りず、また何かありましたら、いつでもご照会なり、ご相談なりしてください。 では、失礼いたします。」

というわけで、手に入れるのが難しいとなればオークションの出品物を諦めざるを得ない。1本だけではどうしようもないしねえ〜。

さて、ここで何が言いたいのかといえば、イギリスでは15インチ(38センチ)のユニットがあまり見受けられないということ。

たしかにグッドマンやワーフェデールなどの有名どころにしても、15インチがあることはあるがめったに見かけないし、タンノイもあることはあるが使えるのはせいぜい往年のモニター・シルヴァー、レッドあたりまでだろう。

後日、この件を「北国の真空管博士」にご注進したところ次のようなコメントがあった。

「そうなんです。イギリスは口径30センチのユニットが圧倒的に多いです。音のスピード感と繊細な表現力と適度な量感をマッチングさせるとなると口径30センチのユニットがベストと考えているのでしょう。

私もそう思います。したがって、あなたのユニットの選択は間違っていないと思いますよ。口径38センチのユニットを思いどおりに動かすのはたいへんです。タンノイの昔のユニットがなぜいいかというと、コーン紙の重さが軽いのも一因でしょう。」

口径38センチのユニットはそれなりの魅力もあるのだが、どうしても空気を押し出す量と抵抗、そしてコーン紙の重さを考え合わせると、音声信号に対する追従性に問題が出てきそうに思えて仕方がない。

そういうネックがあるので我が家のユニットはウェストミンスター内蔵のユニットまで含めてウーファー系はすべて「口径30センチ」に留めている。

もちろん我が家で常用している小出力の「3極管シングル」アンプとの絡みもあるので一概には言えないが、これまで使ってきた口径38センチのユニットはJBLの「D130」やタンノイなどすべてオークションに放出してしまった。

この画像はウェストミンスターに内蔵しているワーフェデールの赤帯マグネット付きのユニット(口径30センチ)だが、これでも低音域にいっさい不満が無い。

   

そういえば、タンノイの創始者「G.R.ファウンテン」氏が愛用していたのは「オートグラフ」ではなく、口径25センチの「イートン」だったことはよく知られている。

これがイギリス人の良識あるオーディオ観といっていいだろう。

自分もタンノイは「VLZ・イン・オリジナル・キャビネット」「インパルス15」「ウェストミンスター」と使ってきたものの、一番バランスが良かったのは最初に使った「VLZ」だった。今となっては手放さなきゃよかった(笑)。

まあ、「口径38センチ」のユニットが好きという方もいるので、こればかりは好き好きだし、さらには箱の容量とかパワーアンプの出力との兼ね合いもあるので一律には論じられないが肝心の「お耳のセンス」の方は「?」だと内心秘かに思っている。

もちろん、いろいろと差し障りがあるのでこれは「ここだけの話」にしていただくと大いに助かります(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ad107d1a479a509fc37b820ddac9a3f8

13. 中川隆[-11084] koaQ7Jey 2020年9月30日 10:51:17 : TizLKKbkrg : VmdVLnozMlAxYVU=[13] 報告
先日東京在住の仲間と話す機会があり
「一番音がいいユニットはタンノイのモニター・シルバー(同軸)の口径30cmだと思いますよ」

とのことだった。

この方はご自宅(福岡)で、タンノイ・コーナーヨークに「モニター・シルバー」(口径38cm)を容れて鳴らされているのだが、それでも口径30pの優位性を主張されておられるのだから「身びいき」のない良識派として尊敬に値します。

なお、口径38pのユニットはよほどのユニットでもない限りボリュームを絞ったときにまことにプアな響きになるので我が家では選択外に置いている。

それはともかく、生きているうちにぜひ、きちんとした箱に入った「モニター・シルバー」(同軸:口径30cm)を聴いてみたいものだ。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/35edcdd0dcbbdaa4604bc7bc9172b2f4

14. 中川隆[-10885] koaQ7Jey 2020年10月13日 12:21:52 : UueT1jQfEI : bC80RkREdVgwOE0=[6] 報告
小出力の真空管アンプはマルチアンプの高音用には使えない

左のアンプはEAR-859、特別に開発された真空管を使い、話題になったアンプである。トランスも職人が一つずつコイルを巻いて作っていると聞いた。

このEAR-859はオークションで売ってしまった。すぐに売れたところをみると、フアンは多いのだろうと思った。パラピッチーニの設計とか、先ほどの新開発真空管とか、トランスとかの雑音(?)に惑わされた感もなくはない。実際に手にしてみると、物量を投入しているところから、価格競争で優位に立とうとした製品ではないこともわかる。

13W×2という出力は、率直に言って小さいと感じる。

だが、真空管アンプの話となると、真空管アンプは小出力でもドライブ能力が高いという話が必ずというぐらい出てくる。もちろん、ドライブ能力さえあれば数字はどうでもよい。やたらに馬力の数値だけは高いが、運転してみると実感がないという車もよくないのと似ている。

結論、売ってしまったのはドライブ能力に不満があったからである。

ドライブ能力だけでなく、音質も試してみた。先入観として、これで高音を再生したらきっときれいだろうなと思っていた。それで、私のスピーカーはトライワイヤー接続ができるので、高音にこのアンプを持っていった。

中音、低音にはそれぞれ150W×2のトランジスタアンプを使った。つまり、アンプ3台でドライブしたわけである。これは、当初、EAR-859だけで試みたが、とてもスピーカーを鳴らしきっているとは感じられなかったからである。さすが、アンプ3台でのドライブは余裕があった。ところが、高音がどうしてもきつくなる。それで、このスピーカーの個性と思ってあきらめていた。

ある日、実験のつもりで、中音域の150W×2のトランジスタアンプと高音域のEAR-859(13W×2)と入れ替えてみたところ、驚いたことに高音がすごくきれいになった。その上、スピード感が出るようになった。

何台ものアンプを使ってドライブするとき、高音域にはパワーは必要ない、それより高音のきれいなアンプを使うべきとある。具体的には、高音域は数ワットもあればよいとされている。

しかし、実際に試してみると、アンプの持つパワーは数値だけではわからないドライブ能力を持っていると感じた。非力なアンプでは高音が汚くなる(音が暴れた感じになる)し、スピード感がない。不思議なのは、周波数特性を見ると、20KHzを遙かに超えているのに、高音はストレスを感じ窮屈に聞こえる。

結果的に最新のアンプを売り払って、いにしえの名器VICTORのM-L10を2台手に入れて中高音用と低音用に分けてバイアンプでドライブすることになった。パワーは160W×2で、フラグシップのアンプとしては驚く数値でもない。
http://bestmusic.seesaa.net/article/112344376.html

15. 中川隆[-10884] koaQ7Jey 2020年10月13日 12:22:41 : UueT1jQfEI : bC80RkREdVgwOE0=[7] 報告
小出力の真空管アンプはマルチアンプの高音用には使えない

「音楽&オーディオ」の小部屋
一丁、やってみっか! 2020年10月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/993d2eda3ac79979b028b47fff91f4b8

先日、我が家に試聴にお見えになった近所にお住いのYさん。

「それにしてもこのウェストミンスターの3ウェイは実に繋がりがいいですねえ」とYさん。

「ハイ、低音専用(口径30センチ:300ヘルツ以下を担当)とフルレンジ(口径25センチ)は両方ともワーフェデールの赤帯マグネット付きですから音色の違和感はないと思いますよ。

ただ、3ウェイチャンデバを持っているので、一度試してみたいとも思ってますが、現状があまりにもうまくいっているもんですからなかなか踏ん切りがつかなくて〜。

それに、せっかくオール真空管仕様で鳴らしているのに、チャンデバのTR素子が入るのにちょっと抵抗感もありますしね。TR素子は倍音成分の表現力がちょっと・・。」

「ああ、それなら現行通り口径25センチのユニットをフルレンジで鳴らして、低音域と高音域のルートだけチャンデバを使えばいいじゃないですか」

「あっ、それは面白そうですね!ちょっと想像外のことでまったく思いつきませんでした。」

コイルやコンデンサーをいっさい噛ませないフルレンジを中心に、チャンデバで適当に低音域と高音域を補完するやり方で、いかにも変則的だが音色的には一番違和感がないやり方ともいえる。

おっと、ここでいったん頭の整理をしておくとしよう。(プリアンプからの出力2系統の利用を前提としたやり方。)

1 現行の鳴らし方

ワーフェデールの「スーパー10」(口径25センチ)を「300Bシングルアンプ」でフルレンジとして鳴らし、低音用ユニットと高音用ユニットをそれぞれコイルとコンデンサーで周波数をカットして補完する。真空管アンプ2台で鳴らす。

2 今回チャレンジする鳴らし方

従来通り「スーパー10」をフルレンジで鳴らし、低音域と高音域にチャンデバを使うのがミソで、真空管アンプ3台で鳴らす

3 オーソドックスな鳴らし方

3ウェイチャンデバで低音域、中音域、高音域の各帯域を設定し、3つのユニットを3台の真空管アンプを使ってそれぞれ駆動するというもの

こうやって整理してみたものの現状の音にとても満足しているだけに、いざ変更するとなるとたいへんな度胸が要る!

はたしてこれ以上音が良くなるのかというのも半信半疑だし、無駄な努力に終わる可能性も高いし、第一、気に入った音像のイメージが壊れるのが怖い!

基本的に自分は「保守」なんですよねえ(笑)。

モヤモヤしながら2〜3日過ごしてみたものの、そのうちやっぱりやってみる価値はありそうだと段々思えてきた。

な〜に、命を取られるわけでもなし、機器が壊れるわけでもなし、拙かったら元に戻すだけだし、「一丁、やってみっか!」と勇気を振り絞った。

実をいうと1週間ほど前に、そういうこともあろうかと念のためにいずれも「LAN素材」のRCAケーブルを2ペア、4mのSPケーブルを1ペア追加して作ってもらったばかりなのだ。

そして、早朝からシステムの再編成に取り掛かった。といっても結線作業が中心だが。

以下続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/993d2eda3ac79979b028b47fff91f4b8


秋の陣・システム改造の首尾やいかに 2020年10月12日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/782e5ccfc72d386d03471cb5a4bb9f89

前々回からの続きです。

いよいよ10月も半ばとなり本格的な秋のシーズン到来です。人の往来も活発になるし、オーディオへの興味や感性もますます高まりますね(笑)。

さて、オーディオシステムを弄るときには、およそ次の2つの理由に集約されるように思っている。

1 音質に不満がある

2 音質に不満はないがもっと好きな音になる可能性がある。また、同程度の音質にしても、便利になったり安定性が増すのが期待される

つまり、2は欲張りの範疇に入りますかね(笑)。

そして、「とうが立った」オーディオ愛好家ともなると、おそらく2の理由が大半だろう。

今回は、およそ数か月ぶりの「チャンデバ再挑戦」となった。ということは「チャンデバ」を一度廃止したというわけだが、なぜかというと「ヴァイオリンの<艶=濡れたような響き>がTR素子が入るとちょっと物足りない」ことが主な原因だった。

ただし、これは我が家の音楽・システム環境においてはという条件付きだから、TR素子を謗るつもりは毛頭ないのでどうか誤解無きように。TR素子の利点も大いにわかっている積りですよ(笑)。

何しろクラシック音楽は弦がうまく鳴ってくれないと始まりませんからね。

その点、今回はスコーカー部分をチャンデバを通さずフルレンジとして真空管アンプで駆動するので様変わりしているし、しかも接続ケーブルも一新してすべて「LAN素材」にしているので相乗効果が望めそう。

ハラハラドキドキ、一方では舌なめずりしながら結線を済ませて音出ししてみたところ、どうやら「もろ手」を挙げて万歳とまではいかないようだ。

システムの中にフルレンジを噛ましているので安定感はあるのだが、低音域の重量感はずっと目減りした感じで、「6SN7プッシュプル」アンプの非力さが際立つので、急遽「PX25シングル」アンプに交換したほど。

コイル(ムンドルフ)で低音域をハイカットしたときには、まったくパワー不足を感じなかったのに、チャンデバだと急激に非力になるのがちょっと不思議。インピーダンスのマッチングの関係かな。

チャンデバを使うときにはどうやらパワーのあるTRアンプが有利のようですね。残念。

ただし(チャンデバの)メリットもあって、クロスオーバーがスイッチ一つで自由自在に変えられるところ。

たとえば「125Hz、250、500,700,1K」と切り替えられるし「肩落ち」だって「−6db、−12db、−18db」と切り替えられるのでとても便利。

さあ、このままいくか、それとも元に戻すか・・、2〜3日間悩みに悩んだがやっぱり元に戻す破目に。

音質と便利さの一騎打ちになったわけだが、やはりコイルやコンデンサーを使ったときの「曖昧だけど聴き慣れた音」の方が合っていそう。

結局、「秋の陣」におけるシステム改造の第2段は中途半端に終わった。第1段は「LANケーブル化」だったが、これは成功だったので今のところ1勝1分けということに。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/782e5ccfc72d386d03471cb5a4bb9f89

16. 2021年7月30日 14:36:45 : FR7Mntvne3 : cFNhZkVmS0FoM2c=[31] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
精神的に落ち込んだ時はCDを聴く
2021年07月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1b6d48fa81b2ecad631687594b428512

昨日はオリンパスシステムでじっくりとクラシック音楽を聴きました。一般にJBLはJAZZ向きと捉えられがちですが、メリハリの利いたクラシック音楽も一つの世界だと思っています。

中音や高音用には「管球アンプ」のシングルアンプを使っています。ALTECの604系のSPにも管球シングルアンプで十分にドライブできます。

コンプレッションドライバーは非常に「能率」(#375は118db)が良いので、1Wも有れば十分すぎる音量が得られます。

コーン型の重いコーン紙をドライブするにはTR型アンプが良いですが、コンプレッションドライバーには管球アンプのソフトな質感が似合います。ここをTR型アンプで鳴らすとピーキーな音になり易いです。

色々試して見て、自分で経験を積んでこないとピンとこないお話です。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1b6d48fa81b2ecad631687594b428512

17. 中川隆[-15815] koaQ7Jey 2021年10月26日 11:47:53 : Axx9xfYkCA : aUhHZUxLMDhkcGM=[12] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
1W/chアンプの世界
2021年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041


正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。

現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2〜3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8717faff28a1d0f108549761424bf041

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