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クレヨンしんちゃん作者転落事件に見るメディア操作
http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/153.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 9 月 27 日 04:30:21: 9XFNe/BiX575U
 

 9月11日に連絡を絶ち、同19日に荒船山の艫岩の崖下に遺体となって発見されたクレンヨンしんちゃん作者臼井義人さん。事故死と言う扱いになっているが、報道を仔細に見ていくと、次のような疑問点が出てくる。一応、資料としたニュースを全て最後に引用しておく。日付順に☆番号を振ってある。

1. 携帯電話の電波について;
    携帯電話の電波が少なくとも2箇所の基地局で確認されている。☆3の記事に「12日に長野・軽井沢付近、13日に荒船山近くの下仁田町で臼井さんの携帯電話の電波を確認するなど、行動に不審点もあることから春日部署は事故や事件に巻き込まれた可能性もあるとみて群馬、長野両県警に協力を要請」とあるように、12日は軽井沢付近、13日は下仁田町で携帯電話の電波を確認している。両日とも複数回臼井さんの携帯へ電話をかけているはずだから、それぞれの日の全ての電話で12日は軽井沢付近の基地局、13日は下仁田町の基地局からつながったと言うことのはずだ。しかし、もし11日に艫岩の崖から滑落し、携帯電話がランダムに近くの基地局と交信していたのなら、両日とも軽井沢と下仁田の基地局が混ざって反応しているはずではないだろうか?

2. 発見者について;
    臼井さんの遺体の発見者は、☆2の記事「県警下仁田署によると、臼井さんの行方不明を報道で知った埼玉県在住の58歳の男性が19日午前10時半頃、捜索目的で入山して遺体を発見したという」によると、行方不明の報を聞いて捜索に入った埼玉県の58歳の男性だと言う。いつこの男性が荒船山に行ったのか、それは報道がない様子だが、数十人に上る警官などによる捜索隊よりも早く遺体を見つけたのは事実だ。しかし、氏名は伏せられたままだし、マスコミによるインタビューもない。普通、こういった場合の発見者は、テレビに出ていろいろと発見時の状況を説明したがるものだし、マスコミもそれを報道しようとするものだ。単に、遺体発見者というだけならなぜ氏名が報道されないのだろうか?そもそも、なぜ警察犬などを使った警察の捜索隊はこの男性よりも早く遺体発見ができなかったのか?また、多くの記事では☆3の記事「」のように、誰が遺体を発見したかに触れていない。遺体発見者は警察であると言うような印象を与える書き方の記事が多いのだ。遺体発見者の男性のことを世間に知らせたくないと言う意図があるように思える。

3. 事故か自殺か、デジカメをめぐる矛盾;
    ☆7・8・9の記事にあるようにデジカメに崖を覗き込んだ映像が残されていたと言うことから、出版社の方が撮影中の滑落事故だと推定していると発言している。しかし、警察は☆9の記事「一方、下仁田署では『デジカメの画像データについては現在分析中。事故の可能性が高いと思われるが、まだ結論は出ていません』と自殺との両面で捜査を続ける方針。荒船山が初心者向けの山で、ここ数年は滑落者が出ていないことから、衝動的な自殺の可能性を探っているもようだ。遺書は見つかっていない。」ということで、事故だとは断定していない。一見、警察が慎重に捜査をしていると言うようにも見えるが、どうも不自然な感じがある。携帯電話の電波のことを考えると、臼井さんが12日以降も生きていたことが推察され、そのために、他殺の線を追っているとも取れるのだが、第一発見者の報道はしないでほしいと言う口実のために操作中だと言っているようにも取れるのだ。週刊誌などで宗教の問題で母親とけんかしていたと言う報道があるが、臼井さんの宗教のことで母親が臼井さんをこのような形で殺すことはありえないから宗教のことは関係がない。また、事故説の根拠となっているカメラについて、幾つか矛盾する報道がある。☆5では「約50メートル離れた斜面に臼井さんのリュックサックやカメラも落ちていた。リュックには携帯電話と財布、衣類が残されていた」としているが、☆6では「臼井さんの遺体が発見された場所から、約50メートル離れた場所で、ベージュ色のナップザックが発見され、臼井さんのものと確認された。中には携帯電話や財布、衣類が入っていた」とされていて、カメラのことは触れられていない。更に☆9では「臼井さんの持参していたコンパクト型デジタルカメラは、遺体から数メートル離れた地点でレンズが出た状態で見つかった」というように、数メートル地点にあったとしている。また、そもそも、☆6の「臼井さんの遺体が発見された場所から、約50メートル離れた場所で、ベージュ色のナップザックが発見され、臼井さんのものと確認された。中には携帯電話や財布、衣類が入っていた」とあるように遺体収容時にはカメラが見つかったことは少なくとも報道には知らされていない。そして、☆7には「警察から写真を見せられた編集幹部によると、カメラはスイッチが入った状態で、滑落中に切れたのか遺体の手首にストラップだけが巻き付いていた」とあるが、手首にストラップが残っていたのなら、カメラは手に持っていたか少なくとも手から下げていたはずだ。それが、カメラとは別に持っていたか背負っていたはずのナップザックと同じ場所に落ちていくだろうか?そもそも、撮影中に落ちたのなら、ナップザックがなぜデジカメ同じ場所に落ちるのか?普通は、ナップザックは背後に置いておくものではないのか?
 また、☆3の「この日午前10時40分ごろ、荒船山(標高約1423メートル)を登山していた埼玉県の男性から『艫岩の下に人らしきものが倒れている』と119番に通報があり、群馬県警の捜索隊50人が現場に向かった」としているが、☆2では「男性からの通報を受け、署員1人が現場に急行したのは午後3時すぎ。しかし、険しいだけでなく、岩肌はもろく崩れやすいため、19日は遺体の収容を断念。20日には20人の捜査員を現場に派遣する予定だ」というように一人の警察官が現場に行ったとしている。☆1の「下仁田署によると、遺体は群馬県下仁田町南野牧の荒船山頂にある台地状の巨岩艫岩の北側のがけ下、250〜300メートルほどの岩場で発見された。損傷がかなり激しく、衣類が脱げた状態だった。周囲に所持品らしきものは見つかっていないという。同署は登山中に滑落した可能性もあるとみている」ということなら、遺体発見の日には、デジカメは見つかっていないので、50人の捜索隊というより署員一名というほうが自然だと思う。いったいいつデジカメは見つかったのだろうか?
 だから、どうも、自殺に見せかけるためにデジカメが後から現場に置かれたのではないかとさえ思えてしまうのだ。

4. 死亡推定時刻について;
    ☆6では「下仁田署によると、検視の結果、臼井さんは11日午後ごろに死亡していたとみられ、死因は全身強打による肺挫滅だった」としている。しかし、11日に転落して19日に遺体発見、20日に収容して検視したのだから、一週間以上の時間が経っていて体温などから死亡日時を確認することはほぼ不可能なはずだ。だから、少なくとも、☆4の「検視の結果、全身を強く打っており、遺体の状況や足取りから死亡したのは11日午後とみられる」のように、状況から判断したと言うことのほうが合理的だと思う。まあ、検視というのがどういうことを意味しているのか、あいまいだ。だから、本来は検視ではなく司法解剖をするべきではないかと思う。週刊文春10月1日号の34ページには、11日「立ち寄ったコンビニで、男性はおにぎり二個と、三百五十ミリリットルのペットボトル入りのお茶、計三百六十二円分を購入した。のちに警察が確認した防犯カメラの映像に、臼井氏の生前最後の姿が残るが、確かに軽装だ」とあるので、胃の内容物を調べれば、死亡推定時刻がかなり正確に分かるはずだ。

5. 結論;
    結局、少なくとも自殺と言う線はないと思う。少なくとも事故か他殺の可能性しかない。そして、他殺なら、多分、特定のことを宣伝するような漫画を書けという脅しがあったと言うことだと思う。マスコミを使った世論操作、マインドコントロールは枚挙に暇がないほど盛んにやられている。有名なもののひとつは、湾岸戦争時にイラク攻撃の世論を作るために行われたもので、少女がアメリカの議会でなみだぐみながらイラク兵がクェート国内の病院で乳児を床にたたきつけて殺していると証言するものだ。このことについては、ウィキペディアの「湾岸戦争」の項を参照のこと。「1990年10月、クウェートの少女がアメリカ議会において、クウェート市内のイラク兵が病院で乳児を保育器から出し床にたたきつけたなどと涙ながらに惨状を証言、戦争に疑問を抱いていたアメリカ世論は一挙に反イラク色に染まったが、後に少女は駐米クウェート大使の娘で、現場にさえおらず、証言は虚偽であった事が発覚した。さらにその後、その殺害された乳児を埋葬したと主張するクウェート人医師も証言を行ったが、こちらも同様に虚偽であった。クウェートが占領された後の話で、戦争勃発原因とは関係ないが、アメリカの世論を反イラクに傾けることになった」との記述がある。

以下、上の記事で使った参考記事;

☆ 1
http://www.asahi.com/national/update/0919/TKY200909190204.html
滑落遺体、「しんちゃん」の臼井さんの可能性 県境の山

2009年9月19日18時18分

 群馬・長野県境の荒船山(標高約1423メートル)で19日午前10時半ごろ、埼玉県の男性登山者(58)から「人が倒れている」と119番通報があった。群馬県警は男性の遺体を確認、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(うすい・よしと、本名・義人)さん(51)=埼玉県春日部市在住=が今月11日に自宅を出て荒船山に入山したまま行方不明になっていることから、臼井さんの可能性もあるとみて調べている。

 下仁田署によると、遺体は群馬県下仁田町南野牧の荒船山頂にある台地状の巨岩「艫岩(ともいわ)」の北側のがけ下、250〜300メートルほどの岩場で発見された。損傷がかなり激しく、衣類が脱げた状態だった。周囲に所持品らしきものは見つかっていないという。同署は登山中に滑落した可能性もあるとみている。

 現場は、垂直のがけを下りなければ近寄れないほど険しく、県警の捜索隊は19日、現場に向かったが遺体を収容できなかった。収容作業は20日午前、再開する。

 同署によれば、荒船山の艫岩付近で滑落遺体が発見されるのは、「年間1件あるかないか程度」という。

 埼玉県警春日部署によると、臼井さんは11日朝、「群馬県の荒船山に登山に出かける」と家族に伝え、1人で自宅を出た。この日の夕方には帰宅する予定だったが戻らず、12日早朝、臼井さんの妻から捜索願が出された。

 出発時、臼井さんは軽装で携帯電話を持って出かけていた。携帯電話は、少なくとも14日までは電波があり、荒船山付近の基地局で感知されていた。

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☆ 2
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090920-OHT1T00067.htm
荒船山のがけ下で遺体発見 「クレヨンしんちゃん」作者・臼井儀人さんか
作者・臼井儀人さんを待つしんちゃんの心境は…

 行方不明中の人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井儀人さん(51)=本名・臼井義人=が登山に向かったとみられる群馬・長野県境の荒船山(1422・5メートル)で19日、がけ下に横たわっている遺体が発見された。群馬県警下仁田署によると遺体は男性とみられ、自宅を出発する前の臼井さんと服装が似ており、本人の可能性が高いという。同署では20日に収容して身元を確認する。

 遺体は、高さ最大約300メートルの船形の「艫岩(ともいわ)」のうち、登山道近くのがけから約100メートル下の地点で見つかった。一般の登山ルートからは大きく外れた雑木が密生しているやぶの中だ。

 県警下仁田署によると、臼井さんの行方不明を報道で知った埼玉県在住の58歳の男性が19日午前10時半頃、捜索目的で入山して遺体を発見したという。遺体の損傷は激しく、全身を骨折。上着ははだけ、ズボンは脱げた状態で死後数日たっているとみられる。状況からは、がけから転落した可能性が高い。

 男性からの通報を受け、署員1人が現場に急行したのは午後3時すぎ。しかし、険しいだけでなく、岩肌はもろく崩れやすいため、19日は遺体の収容を断念。20日には20人の捜査員を現場に派遣する予定だ。

 艫岩の上にある山頂は、一般のハイキングルートから登ることができ、岩上部にある展望台からは、谷川岳などの近くの山だけでなく、天候が良ければ北アルプスまで見渡すことができる。群馬県山岳連盟事務局長の女屋等志さんは「現場の映像を見た限りでは、展望台付近から何らかのアクシデントで転落した可能性が高いのではないか」と話した。

 艫岩には、ザイルなどの登はん器具を必要とするロッククライミング用ルートも3本あるが、岩肌がもろく崩れやすいため、現在はほとんど使われることがなく、荒廃が進んでいるという。遺体の人物が単独で岩登りに挑んでいた可能性は低いとみられる。

 山歩きを趣味とする臼井さんは11日朝、荒船山に向かったが、夜になっても帰宅しなかった。家族が12日に、埼玉県警春日部署に捜索願を出し、群馬・長野両県警が連携し、捜索していた。

 クレヨンしんちゃんは、臼井さんが育った春日部市を舞台に、主人公の幼稚園児、野原しんのすけとその家族の生活を描いた漫画。1990年から「まんがタウン」(双葉社)で連載が始まって以来、人気作品となり、アニメ化やゲーム化もされた。人気は中国や韓国などの海外にも広がった。

 双葉社によると、編集者が最後に臼井さんと連絡を取ったのは9日。連載予定の3か月分の原稿は出稿済みだという。(2009年9月20日06時01分 スポーツ報知)
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☆ 3
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090920-545887.html「しんちゃん」作者、荒船山で滑落死か?

 11日に家を出てから行方不明となっていた人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者臼井儀人さん(51)が登ったとみられる群馬・長野県境にある荒船山の艫岩(ともいわ)の下の岩場で19日午前、男性の遺体が見つかった。急斜面のためこの日は遺体収容ができず、身元確認はできなかったが、遺体の服装は家を出た時の臼井さんのものに似ているという。警察では登山中に滑落した可能性が高いとみて、20日朝から遺体収容作業を行う。

 この日午前10時40分ごろ、荒船山(標高約1423メートル)を登山していた埼玉県の男性から「艫岩の下に人らしきものが倒れている」と119番に通報があり、群馬県警の捜索隊50人が現場に向かった。艫岩は200〜300メートルの絶壁が続く巨岩で、北側の登山道近くのがけから約100メートル地点の岩場に人が倒れていた。50〜60度の急斜面のがけのため、捜索隊も近寄ることはできなかったが、すでに死亡していたという。同警では誤って滑落したとみている。

 遺体収容には時間がかかり、日没になってしまうため、この日の収容は断念。20日朝、同警の機動隊からレスキュー隊も参加して、作業を再開。収容は午後になる予定だ。同警によると、遺体の服装は白いTシャツに黒いリュック姿だったが、がけ下に滑落した際に服の一部が脱げかけたようで、靴なども近くに散乱していた。遺体の損傷も激しく、顔も確認できなかったという。服装は臼井さんが11日に埼玉県春日部市内の自宅を出た時のものと似ており、収容後に身元を確認する。

 臼井さんの家族の元にはこの日昼ごろ、同署から「臼井さんに似ている遺体が見つかった」との連絡が入った。家族は20日現場に入ることを希望している。近所の人は「信仰している宗教の教義上、自殺はありえない」と話している。

 登山関係者によると、艫岩は子供でも高齢者でも登れる比較的楽な岩場だという。しかし、展望台から外れて、がけ近くに迷い込んだ場合、滑落の危険性もある。地元観光関係者によると滑落死は「年に1件あるかないか」という。

 臼井さんは登山が趣味で、リフレッシュを兼ねて頻繁に出かけていた。11日朝に「荒船山に行く。夕方には帰る」と言って自宅を出た。しかし、夜になっても戻らず、携帯電話の呼び出し音はするものの、応答がない状態で連絡が取れなくなったため、翌12日に妻が捜索願を埼玉県警春日部署に出した。12日に長野・軽井沢付近、13日に荒船山近くの下仁田町で臼井さんの携帯電話の電波を確認するなど、行動に不審点もあることから春日部署は事故や事件に巻き込まれた可能性もあるとみて群馬、長野両県警に協力を要請。荒船山を中心にヘリコプターや警察犬も動員して捜索していた。

 臼井さんは90年に「クレヨンしんちゃん」の連載を双葉社「Weekly漫画アクション」で開始。00年から同社の月刊誌「まんがタウン」で連載し、10月号の表紙もクレヨンしんちゃんが飾った。双葉社には11月号まで原稿が入っているという。17日には公開中の劇場用アニメを実写化した映画「BALLAD 名もなき恋のうた」に関連する春日部市内のイベントで、主演草なぎ剛も「早く無事に救出されることを願っています」と心配していた。

 ◆臼井儀人(うすい・よしと)本名・臼井義人。1958年(昭33)4月21日、静岡県生まれ。埼玉県春日部市在住。77年に埼玉県春日部工業高を卒業後、デザイン専門学校を経て79年に広告関係の会社に入社。87年「だらくやストア物語」で「双葉社 週刊Weekly漫画アクション新人賞」の佳作に入賞して漫画家の道に進む。90年8月から週刊Weekly漫画アクションで「クレヨンしんちゃん」の連載を開始した。「夢を売る仕事なので」と、マスコミに一切出ないことで知られる。

 ◆荒船山(あらふねやま)群馬県下仁田町と長野県佐久市にまたがる標高約1423メートルの山で、日本二百名山の1つ。南北約2キロ、東西400メートルの溶岩台地で、平たんな頂上部がある山容が荒波を割って進む船を思わせることから、荒船山と名付けられたといわれる。荒船山北端にある艫岩は荒船山を船に見立てた時に船尾にあたり、高さ200〜300メートルの絶壁が続き、幅は約800メートルとされる。

 [2009年9月20日9時1分 紙面から]
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☆ 4
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200909200151.html
「しんちゃん」作者の臼井さん、死亡確認 絶壁の岩場

2009年9月20日23時7分

 群馬・長野県境の荒船山(標高約1423メートル)で19日に発見された男性の遺体は、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井儀人(うすい・よしと〈本名・義人〉)さん(51)=埼玉県春日部市=であると確認された。群馬県警が20日夜、発表した。遺体は同日午後、県警がヘリコプターで収容し、下仁田署に搬送。歯型や遺留品などから身元が判明した。

 同署によると、遺体は群馬県下仁田町南野牧の荒船山にある台地状の岩「艫岩(ともいわ)」の頂上から約120メートル下の岩場で発見された。損傷がひどく、Tシャツや下着の一部が残っていたという。検視の結果、全身を強く打っており、遺体の状況や足取りから死亡したのは11日午後とみられる。家族や出版元の双葉社(東京都)の社員も遺体を確認した。

 遺体の周辺からは臼井さんのリュックサックや携帯電話なども見つかった。登山中に転落した可能性が高いとみているが、さらに慎重に調べを進める。

 県警の調べでは、臼井さんは11日午前9時50分ごろ、上信電鉄下仁田駅で下車。タクシーに乗り、荒船山の登山口の一つ「内山口」(長野県佐久市)で同10時半〜11時ごろ降りたのが確認されている。

 艫岩は約200〜300メートルの絶壁が南北約2キロにわたって広がる台地状の巨岩。頂上から見える絶景が人気で、群馬、長野県側からの登山ルートは一般客でも1時間半ほどで登れるという。

 臼井さんは11日、「荒船山に登山に行く」と家族に伝えて自宅を出た。同日夕に帰宅予定だったが戻らないため、家族が12日に捜索願を出していた。

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http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20090921k0000m040081000c.html
クレヨンしんちゃん:遺体は作者の臼井さんと確認

 行方不明だった人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(本名・臼井義人)さん(51)について、群馬県警は20日、同県と長野県にまたがる荒船山(標高1423メートル)で見つかった遺体を臼井さんと確認したと発表した。歯型などが一致したという。

 群馬県警によると、臼井さんは荒船山の絶壁「艫(とも)岩」の頂上付近から転落したとみられ、遺体は艫岩の真下120メートル付近で見つかった。約50メートル離れた斜面に臼井さんのリュックサックやカメラも落ちていた。リュックには携帯電話と財布、衣類が残されていた。

 遺体は19日午前に登山者の男性が発見し、県警のヘリコプターが20日午後に現場からつり上げて収容した。下仁田署で検視した結果、11日午後ごろ、全身強打による肺挫滅で死亡したとみられる。

 群馬県警によると、艫岩の頂上付近に転落防止用の柵はないが、登山コースは絶壁に面した場所から離れており、目立った事故は起きていないという。

 埼玉県警などによると、臼井さんは普段から山登りに行っていたといい、11日朝も「荒船山に行く」と言って埼玉県春日部市の自宅を出発。帰宅予定だった同日夜に戻らず、妻が12日に届け出た。

 双葉社は20日夜、「これまで警察の捜索にいちるの望みをつないでいたが、こういう最悪の結果になり大変ショックを受けている。残された家族の心痛を思うと言葉もありませんが、今はただご冥福を祈るばかりです」とのコメントを出した。【畑広志、庄司哲也、喜屋武真之介】
毎日新聞 2009年9月20日 21時15分(最終更新 9月21日 0時05分)

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http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090921ddlk10040102000c.html
荒船山の男性遺体:艫岩から転落か 「しんちゃん」作者・臼井さんと確認 /群馬

 下仁田町と長野県にまたがる荒船山(標高1423メートル)で19日に見つかった男性の遺体は、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人=本名・臼井義人=さん(51)と確認された。下仁田署によると、検視の結果、臼井さんは11日午後ごろに死亡していたとみられ、死因は全身強打による肺挫滅だった。

 同署によると、臼井さんは11日午前9時50分ごろに上信電鉄下仁田駅でタクシーに乗って、同山の一般的な入山ルートの国道254号の旧道の内山峠付近で降りたことが分かっている。臼井さんの遺体が発見された場所から、約50メートル離れた場所で、ベージュ色のナップザックが発見され、臼井さんのものと確認された。中には携帯電話や財布、衣類が入っていた。

 遺体が見つかった現場は人が簡単に入っていけるような場所ではなく、収容作業に向かった県警機動隊員らがザイルを張らなければたどりつけないような場所だった。

 激しく損傷していた遺体の状況から、臼井さんは発見された場所の約120メートル上の艫(とも)岩頂上付近から、何らかの原因で転落したとみられる。

 臼井さんの代表作のクレヨンしんちゃんは、「まんがタウン」(双葉社)の連載のほか、テレビアニメや劇場用アニメも人気がある。今月5日からは劇場用アニメを実写化した映画「BALLAD 名もなき恋のうた」が全国で公開されている。下仁田署には家族とともに双葉社の編集者も駆けつけた。【喜屋武真之介、畑広志】
毎日新聞 2009年9月21日 地方版


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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090921-OYT1T00534.htm
臼井儀人さんのデジカメに崖上からの写真

 群馬県の荒船山で見つかった遺体が、漫画「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井儀人(よしと)さんと確認されたことを受け、出版元の双葉社は21日、東京都内で記者会見を開いた。

 同社は、現場近くで見つかった臼井さんのデジタルカメラに、山歩きの途中、転落したと見られる岩壁「艫岩(ともいわ)」の上から撮影した写真が残されていることを明らかにし、「崖(がけ)下の写真を撮った瞬間に足を滑らせたのでは」との見方を示した。登山中の風景など約30枚が記録された中で、最後の写真だったという。

 警察から写真を見せられた編集幹部によると、カメラはスイッチが入った状態で、滑落中に切れたのか遺体の手首にストラップだけが巻き付いていた。臼井さんは好奇心旺盛で、作画の資料用も含め、普段から写真をよく撮っていた。

 会見では、同社の「このような結果となり無念で、大きなショックを受けている」、家族の「皆様のあたたかい支援に感謝します」とのコメントも発表された。同社は、「しんちゃん」の連載誌「まんがタウン」10月発売号に、臼井さんへの哀悼の文章を出す予定。
(2009年9月21日18時52分 読売新聞)

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http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090922-OHT1T00045.htm?from=related
「しんちゃん」作者・臼井さん、撮影中に滑落か…デジカメに残る最後の1枚、絶壁上から見下ろす写真

 群馬・長野県境の荒船山(1423メートル)のがけ下から遺体で見つかった漫画家・臼井儀人(本名・義人)さん(51)の代表作「クレヨンしんちゃん」を発行する双葉社は21日、都内で会見し、不慮の事故だったとの見方を示し、自殺説を否定した。現場付近で発見された臼井さんのデジタルカメラに、がけの上から下をのぞいて撮影した写真が残されており、撮影時に足を滑らせ転落した可能性が高いとしている。

 臼井さんの遺品として群馬県警が回収したキヤノン製コンパクトデジタルカメラ。下仁田署を訪れた双葉社の島野浩二編集局次長は会見で、そのカメラに自宅から荒船山までの約30点の風景写真が収められていたことを明かした。

 電車、登山口となる内山峠、近隣の山々…。そして最後の1コマが、最大約300メートルの高度差がある艫岩(ともいわ)の上から見下ろすショットだった。記録されていた撮影時間は11日午後0時50分すぎ。だが、カメラの時計が約30分進んでいたため、0時20分頃の撮影と推定される。

 カメラ発見時、電源は「ON」になっており、ズームレンズが伸びた状態だったという。島野氏は「(がけ下を)撮った瞬間に足を滑らせてしまったと思う」と説明。臼井さんの手帳の9月11日の欄には「荒船山」との記入があるだけで、自殺を予想させるような言動は「一切なかった」と否定した。

 島野氏は1987年に臼井さんが漫画家デビューしたときの編集担当者で、20年以上の親交があった。「マラソン大会に一緒に出たり、ゴルフをご一緒させていただくこともあった。決しておごることのない、いい先生でした。本当に好奇心が強くて(最後まで)先生らしかったというか…バカだな」と声を詰まらせた。

 20日に遺体と面会した妻・久子さんら遺族は21日、埼玉県春日部市の自宅に戻った。自宅は臼井さんが入信していたといわれる宗教団体の施設が併設されている。近隣住民の間では「しんちゃんの作者の家」として知られていたが、本人がマスコミに一切顔を出さなかったことから臼井さんの顔を知らない人も多い。

 この日、自宅を訪れた報道陣に島野氏は「ご家族は憔悴(しょうすい)されているので」と取材には応じられない旨を説明。代わりに双葉社が、久子さんの「皆様のあたたかいご支援、厚いご声援に心から感謝いたします。私たち家族は将来の希望として、主人と再会できる日を心から楽しみにしております」というコメントを公表した。

 「しんちゃん」について双葉社では、すでに2か月分の原稿を受け取っている。そのため連載している「まんがタウン」の11月号(10月5日発売)、12月号(11月5日発売)までは掲載される予定だが、以降の追悼特集などについては未定だという。テレビアニメや映画シリーズの継続については「関係各社、ご家族、いろんな方と相談して決めたい」と述べるにとどまった。(2009年9月22日06時01分 スポーツ報知)
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http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090922-546596.html
しんちゃん作者崖下のぞき込んでいた

 群馬、長野県境の荒船山(標高約1423メートル)のがけ下で遺体で見つかった漫画家臼井儀人さん(享年51、本名・臼井義人=よしひと)は21日、山頂付近から滑落した可能性が強まった。代表作「クレヨンしんちゃん」を発行する双葉社がこの日、都内で会見を行い、臼井さんのデジタルカメラにがけの上から下に向かって写した写真が残っていることを明らかにした。同社は「撮った瞬間に足を滑らせてしまったのだと思う」との見方を示した。

 臼井さんの持参していたコンパクト型デジタルカメラは、遺体から数メートル離れた地点でレンズが出た状態で見つかった。この日の会見に出席した双葉社島野浩二編集局次長は「カメラには少なくとも写真が30点はあった。ほとんどが風景で、最後の1枚は絶壁から下をのぞいて撮った写真でした」と明かし「(絶壁の縁で)足を滑らせたのだろう」との見方を示した。

 写真には撮影時刻表示もあった。島野局次長は「(午後)0時50数分だったと思う。時計機能が30分ほど進んでいたので、実際は(午後)0時を少し回ったころの写真ではないか」と話し、自殺の可能性には「駅のビデオにも臼井さんの普段通りの姿が映っていた。それはないと思う」とした。

 一方、下仁田署では「デジカメの画像データについては現在分析中。事故の可能性が高いと思われるが、まだ結論は出ていません」と自殺との両面で捜査を続ける方針。荒船山が初心者向けの山で、ここ数年は滑落者が出ていないことから、衝動的な自殺の可能性を探っているもようだ。遺書は見つかっていない。

 また、会見では臼井さんの妻久子さんら家族の「ファンの方々にはたいへんなご心配をおかけいたしました。皆さまのあたたかいご支援、厚いご声援に心から感謝いたします」とするコメントも発表した。

 臼井さんの遺体はこの日未明に遺族に引き取られた。双葉社関係者によると、群馬から埼玉県春日部市の自宅に戻った家族は憔悴(しょうすい)した様子という。遺体が自宅に安置されているかについても、同関係者は「勘弁してください」とだけ答えた。22日、春日部市内の斎場で密葬が営まれ、ファンや関係者によるお別れの会などは「家族と協議して検討することになる」としている。

 [2009年9月22日8時22分 紙面から]  

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