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地上に魔法陣を描くのは、地下世界に宇宙エネルギー、パワーを取り込む爲
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投稿者 卍と十と六芒星 日時 2010 年 5 月 12 日 00:04:45: xsXux3woMgsl6
 

 
 
 
 
以前から疑問に思つてゐたのだが、
そもそもなにゆゑ地上に魔法陣を描くのかが良く解らなかつた。
地球的規模の魔法陣なども有つたりする。
本當に人間の業に據つて描かれてゐるのだらうか。
何かがすつきりしなかつた。
此れを讀んでさう云ふ事なのかもと思つた。
地下世界の住人が、地上世界の人々を指導して、
地上に魔法陣を描かせてゐたのかと。

自分達の地下世界に、
地上の魔法陣に據つて、
宇宙エネルギー、パワーを取り込む爲に。
 
 
  上なるものは下なるものに似たり
  下なるものは上なるものに似たり
 
 
 
 
學習研究社刊
平成十二年(西暦2000年)五月十一日發行
北周一郎氏著
ムー スーパーミステリーブツクス
「極北に封印された「地底b」の謎」
百七十六頁

第5章 暗黒都市ブリユーゼル
 
 
 ‖ 地下都市をめぐる怪奇事件 ‖

 われわれ人類の住む地底深くには異人類の都市があるー。
 さまざまな證據がこの推論を裏づけているのは、前章までに検証してきたとおりだ。しかし、
それでもなお、にわかには信じがたい。それほどこれは突拍子もない仮説であり、また、新し
い証拠の提示も困難なため、すぐには受け入れがたい話なのである。
 だが、現代になって、地下に高度な文明が存在することを示唆する興味深い事件が起きた。
そのとき現地にいて状況をつぶさに見てきた筆者は、初めて地下文明の存在をリアルなものと
して確信したのである。
 事件は1989年1月に発生した。ベルギーのヴァン・デン・ブイナン首相(當時)とクデ
ル・ブリュッセル市長(當時)が同時に誘拐された怪事件である。
 誘拐者による犯行声明もなく、なんの要求も出されることのないまま、数週間が過ぎた。そ
して、ブイナン首相とクデル市長の生存が絶望視された1か月後、両者は無事に解放されたの
である。誘拐者の正体も、誘拐の目的もまったく不明という実に不可解な事件であった。
 ところが、さらに不可解なことが首相と市長の解放直後に發生.した。
 同年2月15日、解放直後の記者會見での事である。ブイナン首相はいきなり次のやうに言
つたのだ。
「記者諸君、このように戻ってこられたことを嬉しく思う。私は……とても遠いところにいた
ような気がする。しかし……しかし私はずっと私の執務室にいたのだ ― !」
 記者会見に集まっていたマスコミ関係者はどよめいた。
 誘拐されていた首相が自分の執務室にいたって? それはどういうことだ!?
 ブイナン首相は頭がおかしくなったんじゃないか?
 記者たちはさらに質間しようとしたが、会見はここで打ち切りになり、真相はすべて闇の中
に消えたのだった。だが、この記者会見の生中継を見ていたブリュッセル市民はこう囁きあっ
た。
「暗黒都市ブリューゼルだ。ブイナンとクデルは暗黒都市に呑み込まれていたのだ!」
 いったいなんのことだ、暗黒都市ブリューゼルとは?
それを知るには、ブイナン首相誘拐事件の10年前、つまり1979年にさかのぼらなければ
ならない。
 当時のブリュッセル市では既存の地下鉄だけでは不便だということで、大深度地下鉄の工事
が進められていた。しかし、工事が始まって3年目の1981年、突然、地下鉄工事の中止が
決定された。地下トンネルはほぼ完成していたにもかかわらず、大深度地下鉄の計画自體が廃
案とされたのである。
 ベルギー交通省の説明によれば、都市交通計画の変更にともない、大深度地下鉄計画の廃案
が決定されたという。数千億ベルギー・フランをドブに捨てるような決定であったにもかかわ
らず、なぜか政府部内や議会において反対意見は出なかった。
 しかし、地下鉄工事が中止となった真の理由は、工事に従事した建設作業員の口から噂とな
って次第に広まっていった。
 建設作業員らの話によれば、地下トンネルで作業をしていたとき、それが大深度地下である
にもかかわらず、都会の雑踏が実に身近に感じられたという。どういうことかというと、人々
の話し聲、路面電車のゴトゴトと云ふ音、自動車のエンジン音、物賣りの乎び聲などが、地下ト
ンネルに響き渡つてゐたと云ふのだ。
 初めのうち、其れは地上の音が通氣孔などを傳はつて聞こえてくるのだと考へられてゐた。
しかし、やがて作業員たちは郡会の雑踏が自分たちの足の下にあることに気がついたのである。
音は明らかに下のほうから聞こえてくるのだ。
 作業員たちは疑問を感じながらも、工事を続けた。そしてある日、決定的な事件が起こった。
ひとりの作業員が岩壁にもたれかかったとき、そこが大きく崩れたのだ。すると、崩れた岩壁
の向こう側に煉瓦造りの地下道が見える。かなり古そうな地下道だ。
 なんだこれは? 不思議に思った数人の作業員がその地下道に入っていった。地下道はずつ
と下のほうに続いている。作業員たちは地下道をたどって、さらに地下深くへと下っていった。
 遠くに明るい出口が見える。その出口から作業員たちが一歩踏みだすと ― そこはなんと数
百メートル上にあるはずのブリュッセル市街だったのだ。ブリュッセルっ子の作業員が見間違
えるはずもない。それは確かにブリュッセルの街並みだった。
「こ、これはいったい……どうゐふことだ!? なぜ、地下にブリュッセルの街が……」
 作業員たちはただ呆然と立ち尽くしたという。
 地下鉄工事の中止が決定されたのは、この事件の翌日のことである。
 この噂を耳にしたブリュッセル市民は囁きあった。
「暗黒都市ブリューゼルだ。地下鉄は暗黒都市まで突き抜けてしまった。だから中止になったのだ」
 
 
 ‖ 暗黒都市ブリユーゼルの傳説 ‖

 ベルギーの首都ブリュッセル ― 。
 このヨーロッパ隨一の大都市は120万の人口を擁し、EU本部やNATO本部の置かれた
「欧州の首都」としての顔と、「中世以来の古都」としての顔を兼ね備えている。
 EU諸国の統合ムードが高まるなか、ブリュッセルは「欧州の首都」としての性格を強めて
いる。「中世以来の古都」としての風格を保ちつつも、現代的な国際都市に生まれ変わりつつ
あるのだ。
 だが、此の國際都市には常に黒い影がつきまとつてゐる。
― 其れが暗黒都市ブリューゼルだ。暗黒都市ブリューゼルとは何なのだろうか?
 われわれの知るベルギーの首都ブリュッセル(Bruxelles / Brussel)と暗黒都市ブリューゼル
(Bruezels)とは、綴りも発音も微妙に異なる。
 筆者はブリュッセルの人々にブリューゼルについて尋ねてみたことがある。
 しかし、ほとんどの人はブリューゼルについて多くを語ろうとしなかった。
「ブリューゼルなんて知らない。ブリュッセルの間違いだろう」といって、そそくさと姿を消
してしまうのだ。何か都合の悪いことでも聞かれたかのように ―。
 なかには「ブリューゼルなんてただの伝説さ。
私は信じないよ」と答えてくれた人もいる。そういった人に「ではブリューゼルとは何なのですか?」
と尋ねると、「いや、私は信じないよ。そんな説は……」と言葉を濁してしまう。
 しかし、ブイナン首相誘拐のように不可思議な事件が発生すると、必ず「暗黒都市ブリユー
ゼル」が人々の話題にのぼるのだ。
 こうした背景を持つブリュッセルの歴史は10世紀までさかのぼる。
 977年.ロレーヌ公シャルルがセンヌ川の中島に城郭を建設した。シャルル公の城郭が
「Broucsella(沼の中の家)」と呼ばれたことから、それを中核として発達した都市は「ブリユツセ
ル(Bruxelles)」と名づけられたのである。
 ブリュッセルは現在でこそ「欧州の首都」であるが、中世と近世においては欧州の覇権を狙
う大国に翻弄された。ブリュッセルはブルゴーニュ公家やハプスブルク家の支配を受けたあと、
スペインの支配下に入るが、1695年には英仏の衝突の巻き添えを食って徹底的に破壊され
たのだった。
 壊減的な打撃を受けたブリュッセルであったが、1700年代の初頭には有力な市長が相次
いで就任したため、奇跡的な復興を遂げた。現在のブリュッセルの概形は、この時期に完成し
たといえやう。
 ヨーロッパ人が都市を再建する場合、原則として完全な復旧をめざす。建物の外觀を復元す
るのは當然だが、材料や工法に至るまで完璧に再現しやうとするのである。頑固な
までに「もとどおりの姿」にこだわるのだ。
 ところがブリュッセルの再建については、事情がかなり異なっていた。歴代のブリュッセル
市長はロシェルと称する怪しげな男を顧問として採用し、その助言に従ってブリュッセルを再
建したのである。
 18世紀のブリュッセルに姿を現したこのロシェルと称する男については、さまざまな文献に
名前が見えるのだが、その正体は定かではない。この男はロシェルという名前で呼ばれるほか、
「赤服の男」とか「東から来た男」と呼ばれることもある。いずれにしても古今東西の叡智に
通じた相当の智慧者であったようなのだ。
 ロシェルと称する男は「上なるものは下なるものに似たり。下なるものは上なるものに似た
り」というヘルメスの教理に基づいて、ブリュッセルの再建プランを立案したという。
 ヘルメスの教理とは錬金術の奥義のひとつとされるもので、存在世界をいくつかの位階に分
け、上位の世界と下位の世界が対応しあっているとする。それゆえ、上を動かせば下が、下を
動かせば上が動くと説くものだ。
 ヘルメスの教理に従えば、上と下は一体化している。「下」にはブリュッセルが模範とすべ
き都市の原形があり、それに従って「上」のブリュッセルも建設されなければならない。ロシ
エルと称する男は「下」の都市を幻視することによって、新たなるブリュッセルの設計図を描
いたというのだ。
 こうして1700年代の中ごろには、新生ブリュッセルが完成したのだった。
 ところが、このころから、ブリュッセルでは不思議な事件が頻々と発生するようになったと
いう。人がある日突然、ふっといなくなってしまう。そして数か月後、場合によっては数年後、
ひょつこり戻ってくるのだ。どこに行っていたのか尋ねても要領を得ない。ずっと家にいて、
いつもと同じ生活を送っていただけだ、と答えるのみである。周囲の人々にしてみると、その
人は頭がおかしくなってしまったとしか思えなかった。
 一方、いなくなった当の本人にしてみれば、周囲の人々こそ頭がおかしくなってしまったと
しか思えなかったようだ。自分はずっと同じブリュッセルの町にいて、同じ人々に囲まれて暮
らしていた。それにもかかわらず、ある日突然、周囲の人々が「どこに行っていたんだ」と尋
ねはじめるからだ。まさにブイナン首相誘拐事件と似たような現象が、200年以上前から発
生していたのである。
 ブリュッセルの人々は口々に噂しあった。
「どうもブリユッセルとまったく同じ町がどこかにあるらしい」
「聞くところによると地球のちょうど裏側にあるらしい」
「いや、地の底にあって一日中夕方のように薄暗いって聞いたぞ」
「そこに住んでいる人はモグラのように目が退化しているそうだ」
「それに真っ赤にピカピカ光る服を着ているという話だ」
 やがて、この「ブリュッセルとまったく同じ町」は「暗黒都市」、あるいは「ブリューゼル」
と呼ばれるようになった。
 その場所が「暗黒都市」というのは、そこが一日中夕方のように薄暗いことによるものであ
る。また、「ブリューゼル」というのは、ロシェルと称する男がブリュッセルのことを、なぜ
か「ブリユーゼル」と乎んでゐた事にちなんだものであると云ふ。
 かうして18世紀のブリユツセル市民は竝行世界(パラレル・ワールド)の存在に怯え、暗黒都市
ブリユーゼルは都市の傳説と成つたのである。
 
 
 
 
 

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コメント
 
01. 2010年5月12日 21:34:10: wIcpB1Tc7I

>宇宙エネルギー、パワー、欲し〜い。
独自の熱核反応装置により核融合を成功させたニダ!
http://specificasia2.blog12.fc2.com/blog-entry-3498.html


02. SHINZAKI 2012年6月29日 21:01:44 : Obf8QOLSqkmQk : sDoID4t2fc
なんだかわからないんですけど、
エネルギーが強い場所に、
六芒星を書きたくなります。
とゆうか、六芒星を書いてます。
こうゆう理由だったのかと、
納得です。無意識でした。
一度、幻視で、受付まで案内されました。
それも、関係あるのかな。

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