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【コラム】米国はもう日本の手を離す時だ
http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/266.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 2 月 14 日 04:36:45: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: 雇用規制で日本を見限る製造業/池田信夫(上武大学教授) 投稿者 gikou89 日時 2010 年 2 月 14 日 04:34:29)

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125582&servcode=100§code=140

真面目で素直な娘が急に口ごたえをすると親は当然戸惑うだろう。 思春期の少女の反抗なら何とかなるかもしれないが、婚期を迎えた娘の反抗なら話は変わる。 言い聞かせたり叱ったりして解決する問題ではない。 目を見開いて米国に立ち向かう日本の姿は、幼い娘の反抗か、親の懐から出ようとするオールドミスのヒステリックな強迫症か。

沖縄の普天間米軍基地移設をめぐる日米間の葛藤は、新年に入っても解決する兆しが見えない。 むしろもっとこじれていく様相だ。 06年に合意した在日米軍再編計画に基づき、両国は普天間基地を沖縄内の他の地域に移す案を推進してきた。 しかし昨年8月の総選挙で執権した日本の民主党政権が選挙公約という理由で移転計画の全面見直しを主張し、米国を困惑させている。 鳩山由紀夫首相は5月末までに解決策を出すと述べたが、先日の沖縄地方選で移設反対派が勝利したことで、代案はさらに難しくなった。

1945年の敗戦以降、日本は米国に対して徹底的に従順な態度を見せてきた。 このため従属国という声もあった。 その日本が米国に正面から反旗を翻す姿を見せているため、米国としては衝撃であるしかない。 さる50余年間にわたり日本を支配してきた自民党政権では想像もできなかったことが起きているのだ。

一方、中国に対しては接近を図っている。 執権後、鳩山首相が個別国家のうち初めて訪問した国は中国だった。 民主党の実力者、小沢一郎幹事長は143人の国会議員を率いて中国を訪問し、胡錦濤・国家主席に‘謁見’した。 中国の有力な次期指導者である習近平副主席が日本を訪問すると、儀典上の慣例を無視して天皇との会見を取り持ったりもした。 鳩山首相が南京を訪問し、1937年の南京大虐殺について謝罪する一方、胡錦濤・国家主席主席が広島で平和の意志を宣言することで、日中和解の歴史的イベントを演出する案を検討中という声も聞こえる。

米国の衰退と中国の浮上で東アジアの地政学的な秩序が再編され、日本が本格的に‘脱欧入亜’と‘脱米入中’’に方向を定めたという分析も出ている。 中国はすでに日本の最大貿易国だ。 年間貿易額は3000億ドルに迫る。 中国の22都市と日本の18都市をつなぐ正規航空便だけでも週635便にのぼり、年間500万人以上が両国を往来している。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125583&servcode=100

米国内では普天間基地問題を眺める視点がいくつかある。 一つは米国が絶対に譲歩できない問題だという保守派の視点だ。 ジョージタウン大のビクター・チャ教授は、「反米がいけないのか」という客気で米国に立ち向かった盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の失敗を繰り返すなと鳩山首相に忠告している。 一方、ハーバード大のジョセフ・ナイ教授は普天間基地のため50年の日米同盟が損なわれるのは米国の損失だという立場だ。

第2次世界大戦の勝利で覇権的な地位を獲得した米国は、欧州と日本を自由陣営の代表選手として重宝してきた。 冷戦の終息と同時に米国の懐から抜け出して分家した欧州は欧州連合(EU)という名前で一家を築き、国際社会の責任ある一員として役割を果たしている。 北大西洋条約機構(NATO)という同盟の絆は維持しているが、性格はグローバル同盟に変わった。 一方、体は大人になっても相変わらず親の保護を受けている日本としては、自国の立場を息苦しく感じているはずだ。 韓国も米国の思い通りによく育ったが、北朝鮮問題のためまだ親の懐を離れるのは早い。 盧前大統領の自立の試みは思春期の少女の反抗だった。

プリンストン大のジョン・アイケンベリー教授とジョージタウン大のチャールズ・カプチャン教授は先日、ニューヨークタイムズへの寄稿で、日米同盟を維持するという前提のもと、日本の対中接近を認めることで、中国と日本が東アジア統合の‘双頭馬車’の役割をするのが望ましいという見解を提示した。 EUの枠組みに縛られた統一ドイツがフランスとともに欧州統合の両軸を形成したように、‘チャイパン(Chipan)’が東アジア共同体の中心になるようにしようということだ。 それが中国を国際社会の責任ある一員として編入・定着させる方法であり、米国はもちろん東アジアの利益にもなるということだ。

婚期を逃したオールドミスの娘のヒステリーに対処する最善の方策は適当な配偶者を選んで嫁がせたり、一人で生きていけるように分家を許すことだ。 米国は日本の手を離すことを真摯に検討する必要がある。 いかなる形態であれ同盟関係は維持するものの、日本が‘普通国家’としてより自由に身動きできるように‘裁量権’(free hand)を認める時期になった。 いずれにしても日本と中国はアイデンティティーと価値観の違いから同盟になることはできない。 娘の不平を聞きながらずっと懐に抱き続けるよりも、自立の道を開いてやるのが賢明な選択だ。 親のもとを離れるからといって絆が消えるわけではない。 日本の保護者から同伴者として、米国は役割の変化を模索する時になった。

「明福(ペ・ミョンボク)論説委員・巡回特派員
 

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