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Re: 100616 菊池英博氏(岩上チャンネル) その7 (書き起こし)
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/844.html
投稿者 読書中。 日時 2010 年 6 月 29 日 01:01:27: ak3IxOSAEFjas
 

(回答先: 100616 菊池英博氏(岩上チャンネル) その7 (書き起こし) 投稿者 読書中。 日時 2010 年 6 月 29 日 00:58:53)

続きです。


100616 菊池英博氏15.flv
http://www.youtube.com/watch?v=udtMDg_yS_I&feature=channel
菊池:
情報が不足しているから細かいことは言えないが、流れから見ると、枝野氏が幹事長に就任してすぐに訪問したのはどこだと思います?経団連。本当に驚いた。どうしてかと言うと、経団連から献金をもらっているわけじゃない、個人献金を禁止すると言っている、そういう人が経団連に飛んでいった。これには本当に驚いた。普通は考えられない。新聞では小沢氏と経団連がぎくしゃくした仲を取り直す反小沢の動きだと言うが、それよりも民主党という政党の性格が、資本の代表者とどういう関係なのかと言う視点で捉えられないといけないんじゃないか。

岩上:
民主党として進めていたことに対する裏切り者では?

菊池:
それが枝野氏の行動で驚いたこと。前原氏、仙石氏はどういう考えなのか。
仙石氏で驚いたのは、去年の暮れごろに予算編成で財源に困った結果の発言だったが、「これからは消費税を上げて、法人税を下げなければいけない」と言った。これにはまた驚いた。基本問題として、経済はどうなのか、税収は上がるのかと、仙石氏の発言に驚いた。野田財務大臣は就任早々消費税のことを言った。
そのような流れ、政府の考え。こういう人たちの認識に思うのは、なぜ税収減に陥ったのかと言う分析が足りない。これは12年間公共投資を落として投資が足りなくなった、12年回収超過。民間投資も、デフレだし、リーマンショックで落ち込んで、今少し回復しているかもしれないが盛り返しは輸出産業くらい。国内、内需は縮こまって、銀行は危なくて貸せない、回収せざるを得ないと、銀行員は泣いている。そういう認識が乏しいのではないか。
ギリシャの次は日本だと、本質を分析して対策を考えるというオーソドックスな対応をする前に、ギリシャ問題でおたおたしている。

岩上:
日本の債権は、日本に国富が十分あって、それ故に国民から借金をしている。自分たちの中で回せる。国債を発行しても国内で消化できるという状態にある。だからこそ、日本を豊かにするための再生産、経済の再生産だけでなく、もう一つ、20年、30年、国民の再生産にも失敗している。つまり次世代の人間を作れないで、どんどん少子化を進めている。これも政策誘導されている、ものすごく大きい。更に若い人たちにお金が行かない。子どもを作れない。個人的にも幸せにならない、国家全体としても衰亡の方向に向かっている。日本そのものが衰弱して衰亡するところに向かっていかざるを得ない。この二つの再生産に失敗した。二重のデフレスパイラルになってしまった。国民そのもののデフレスパイラル、国家経済のデフレスパイラル、これは大変恐ろしいこと。
ただ先ほど仰った国内の不況が、金を吸い上げて外資に流出させるには大変都合がいいということ、日本に投資されない、政府支出がされ、更に民間がそこに向かって投資を拡大させると、日本全体も豊かになっていく、これを望ましくないと思うような、恣意的作為的に行われているものなのか?

菊池:
結局何かと言うと、先ほどの繰り返しになるが、なぜ税収が落ち込んだのか、税収のベースになる名目GDPがなぜ落ち込んだのか、そうしたことの反省、だからこうしなければいけないと言う姿勢が乏しい、あるいはない。
ただ、昨日一昨日(16・17日)に菅氏の国会答弁を聞いていて、これから余程民主党を説得していかなければいけない、あるいは民主党の人に分かってもらえば、まだ道はゼロじゃないと思っている。
と言うのは、菅氏はこう言っている。「まず私は第三の道をとる。第一の道はかつて自民党が公共投資で需要だけ喚起すればいいということで債務を増やした、そういうことをしない。二番目に、小泉構造改革で供給だけ抑えて、デフレなのに財政支出をカットした」とこれを言った。そして「この道はとりません。第三の道は、強い財政、強い経済、強い社会保障をどうしていくか。」。そこまではいい。小泉・竹中とは別なやり方をとるんだなと。
具体的な手段、民主党の中に残っているようなマネタリズム、すぐ消費税と言う流れが、閣僚にいたり周りにいたりする。そうなると菅氏は、第三の道ははっきり言って極端なデフレ政策。非常に怖いのは、新聞によると今度は2011年から10年計画でプライマリーバランスを均衡化させようと言う。これは実は「いつか来た道」。2002年から10年でプライマリーバランスを均衡化させようと小泉がして、大失敗して、先ほど話したように国内を疲弊させ税収は上がらない、それと同じこと。

100616 菊池英博氏16.flv
http://www.youtube.com/watch?v=ScRWgVmCneU&feature=channel
岩上:
小野善康氏の影響がとても大きいと言われる。小野氏の書いたものの中には言っていることが違うものもある。あの人は掴みにくい。

菊池:
小野氏はケインジアンで需要を中心に考えなければいけないという考え方だが、ちょっと自分の考えを入れて増税をしてもいいと言い始めた。

岩上:
そう。増税しても経済成長は可能と。

菊池:
果たしてそうなのか?野口悠紀雄氏が先週号の週間ダイアモンドだったと思うが「語る資格もない、語るに落ちる理論だ」と書いている。
もう一つ、鈴木淑夫氏、日銀の理事をしてしかも自由党の政策中心の人物、が昨日(17日)の世界日報に書いた。非常にいいことを書いたのは「消費税を即目的税で社会保障に充てるのならいい。しかし財政赤字に充ててはいけない。財政赤字はあくまで経済の成長の上で、自然増収で充てるべきだ」と書いた。これは正しい意見。
今危険なのは、消費税を上げて財政赤字を消そうと思っている。だからデフレ政策。

岩上:
しかも財政赤字を消すどころか、法人税の減免額と相殺。

菊池:
以前に話したが、法人税の減税というのは日本経済にとって明らかにマイナス。断言しておく。どうしてかと言うと、法人税を下げてもらった人が国内に投資するか、ということ。
法人税で得をするのは大企業。中小企業で税金を払える企業は1割あるかないか。大企業は法人税が下がった分国内に投資をして雇用が増えるかというとそんなことはない。ほとんど海外の投資に持っていくか、株主配当か、役員報酬に決まっている。過去の例で分かる。そうなると(日本経済にとっては)マイナス効果。月曜日に読売新聞だったと思うが、神野直彦氏が、「法人税を下げることが経済的にプラスかは、実証されていない。」と書いた。アメリカだって法人税を下げてない、上げている。
だから本当に危険なのは、政策で一番危険なのは、消費税を上げて法人税を下げると言う政策をやるかどうか。
今度の選挙、民主党はどうするのか。

岩上:
そのことでもう一つは、仙石氏、衆参ダブル選挙などと口走った。閣僚でいながらそんなことを言うのはとんでもない倒閣運動をしている。

菊池:
民主党の人も言っていた。

岩上:
たしかも鳩山政権末期。枝野、前原、(?)の4人は猟官運動に成功して、自分たちの仲間が反小沢と言うとキャリアパスになって出世する前例を作った。衆参ダブルと言うと、あれだけ獲得した議席を割り込む、政権の不安定化をわざわざ求めているとしか思えない。
民主党が永続しろとは言わないが、4年間ある時間の中でまずは3年我慢して経済を成長させ、1年目は確かに非常被危険な水域、大恐慌になるかもしれないところを何とか乗り切った。経済成長、税収アップに持っていける4年間のはず。それをわざわざ撹乱して、基盤となる政権を破壊するようなことを言っている。これは個人的な猟官運動を超えた倒閣であり、別種の利益を持った発言じゃないかと思える。

菊池:
今の法人税を下げて消費税を上げると言う考えが、民主党全体の考えとは思わない。民主党の中の、はっきりいって健全な考えを持って、しかも民主党は自民党と対比すれば高額所得者の金持ちよりは中産以下の人たちの社会保障を充実した政策を掲げてきた。今の民主党の政策の欠陥は、はっきり言ってアメリカの共和党の政策であること。今の(執行部)、菅政権も。
12月1日に鳩山前首相に会ったときに強く言ったのは「鳩山総理、是非日本の民主党はアメリカの民主党の政策を参考にするべきといいですよ。クリントンの政策はこうですよ」と。ちゃんと書いて、そのメモも置いてきた。鳩山総理はペンを引いて、赤を重要なところに、黄色を逃してはいけないところに、はっきり線を引いた。
今の民主党が、アメリカの共和党の真似事をしたのでは国家陥没になる。アメリカの共和党は、レーガンの例のように債務国になる。ブッシュはその政策を取って2008年の暮れにはアメリカは破綻している。少なくとも経済破綻。ドルが世界通貨だから国家は破綻していない、だけれどもアメリカ経済は破綻している。それと同じことが日本で起きる可能性がある。
だから去年の暮れ税収が上がらなくなって、国債が上回った。これは正にアメリカ共和党のモデルを参考にしたから。切り替えなければいけない。しかしこれが進んでいない。

岩上:
アメリカは基軸通貨国という部分だが、アメリカの経済が危険な状態にあるのは誰の目にも明らか。米国債を発行し、その米国債を日本と中国に交わせて支えられるようにしていると言うのはすごく重要な問題で、経済を超えて覇権国、基軸通貨国であるというのと、その時代の覇権国であるということがほぼイコールにあるから、経済だけでなく、軍事の問題、経済力、文明力のような話になるかもしれないが、日本は米国債を買い増しさせられている。あれだけ強気な亀井氏も米国債を買い増しした。他方中国は日本以上に米国債を持ちながら、売るときは売るぞと言うフリーハンドを持っている。

菊池:
(中国は)売った。売った分日本が増えている。どこで売っているのか。

岩上:
そこは分からない。中国が売った分を日本が買わされたと言う話がある。

菊池:
1年前に比べて、アメリカの国債発行高は2割増えている。日本のアメリカ国債保有も2割増えている。割り当てがあるんじゃないかと、分析した結果、数字の上ではそう取れる。

 

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コメント
 
01. 読書中。 2010年6月29日 01:10:02: ak3IxOSAEFjas: yTAhuyREVQ
投稿者です。
タイトル訂正し忘れました。
こちらが、その8です。

02. 2010年7月13日 08:05:57: 2YZHiYVt2I
呆れました。
枝野という男に、何か竹中ヘイゾーに近い匂いを感じます。

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