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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=akd7BpfNNWns
７月20日（ブルームバーグ）：米欧経済に潜入するには、どこにスパイを送り込めばいいだろう。
米マイクロソフトと英バークレイズというのはまずいやり方だ。米国で先月暴かれたロシアのスパイグループはこの２社を狙った。旧ソ連の国家保安委員会、つまりＫＧＢの後継者たちは現代の経済の仕組みというものを少しも分かっていないようだ。
ゴールドマン・サックス・グループ、アップル、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、ハーバード・ビジネス・スクールなどを潜入先に選べば、何らかの本物の影響を与えることができるほか、有用な情報も手に入るだろう。
ロシアのスパイが普通の人の中に入り込んでいたというニュースで、世界は数週間もちきりだった。スパイグループの12人目がマイクロソフトでソフトウエアのテスト要員として働いていたことが先週判明。その前には、アンナ・チャップマン被告が英銀バークレイズのロンドンオフィスで働いていたことが分かった。
パワーポイント（マイクロソフトのプレゼンテーション用ソフト）が立ち上がるのに嫌ほど時間がかかり、チャートがいつも逆さに表示される理由が、これでやっと分かった。それもこれも、企業の中間管理職全員に恥をかかせようというロシアのプーチン首相の陰謀だった のだ。
潜入先
しかし、ロシアは間違っている。マイクロソフトは自らの存在理由も忘れてしまった動きの鈍い巨艦企業だ。バークレイズは運良く金融危機を生き延びた英国のリテール銀行だ。投資銀行事業を拡大しているとはいえ、最先端なところは何もない。
スパイとして世界経済に潜り込み自らの利益になるように操りたいなら、潜入先はここだ。
１．ゴールドマン・サックス・グループ
この米投資銀行はすべての案件に内部者としてかかわっている。ほとんどのトレンドの先を行っている上に、同社の「卒業生」ネットワークは世界最強。うまくここにスパイを送り込めば、数十年のうちには世界の主要な中央銀行のすくなくとも１つの総裁があなたのスパイになる。多分、１、２カ国の財務省も手に入るだろう。
ハーバード
２.ハーバード・ビジネス・スクール
世界で最も影響力の大きい学問の府にスパイを置けば、何年にもわたって破壊工作ができる。例えば、頭脳明晰（めいせき）で野心に満ちた若者の世代全体に、オプション取引はリスクを拡散させることによって市場の安全性を高めるなどという滅茶苦茶な理論を教え込むことができる。あとはこの学生たちが金融システムを動かすようになる20年後に、システムが崩壊するのをゆっくりと観戦するだけだ。
３．格付け会社
ギリシャ債務危機の間に分かったように、経済を生かすも殺すも格付け会社次第だ。しかも、格付けは勝手に変えられる。一瞬前には投資適格だったギリシャが、一瞬後にはジャンク（投機的格付け）になる。この間にギリシャの何が変わったというほどのこともない。破滅させたい国を選んで、フィッチ・レーティングスとスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）、ムーディーズの大手３社の当該国のアナリストとしてスパイを送り込む。最高のタイミングで引き金を引いて３社一斉に格下げさせて結果を眺めるだけでいい。王宮に原爆を打ち込むよりもずっと簡単だ。
アップル
４．アップル
アップルはある世代の人類全員を支配下に置いた。隣の国を侵略する日に新しいアプリケーションをリリースすれば、欧米の人間は皆ダウンロードするのに忙しくて対応どころか気付きすらしないだろう。マイクロソフトではだめだ。最近で同社の最も成功した製品はＸｂｏｘ360だが、これは13歳の少年、数百万人をマインドコントロールするぐらいの役にしか立たない。
５．クオンタム・ファンド
ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ両氏が設立してから40年後の今も、偉大なヘッジファンドはまだまだ侮れない力を持っている。どんな通貨もたたき落とせる上に、世界の大方の国の首相や大統領とも会える。ヘッジファンド業界は今でもクオンタムのまねをしている。クオンタムで影響力を行使して特定の国について資金を送り込んだり引き揚げたりすれば、市場は従順な子犬のように後をついてくるだろう。これは手に入れるに値する有用な力だ。
ダミー
もちろん、バークレイズとマイクロソフトにいたことが分かったスパイは米中央情報局（ＣＩＡ）の目をそらせるためのただのダミーかもしれない。大勢の魅力的なインターンたちがこの夏、ゴールドマンやムーディーズに入り、経済システムの中核への浸透を開始したかもしれない。そして、あしたは最高経営責任者（ＣＥＯ）になるかもしれない。（マシュー・リン）
（リン氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。こ のコラムの内容は同氏自身の見解です）
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コメント
ここ最近、政治板、この経済板、戦争、空耳、社会板、そして雑談という板に参加していますが、ある程度これから起こりそうなことにつなげてこうとしているために投稿中毒ともいわれているようですが、この先何もないとわかれば徐々に経済板飲みになるのかなとも感じています。
今日もある人の後援会に参加したのですが、菅総理については、やはり総理としての資質、能力など役不足とも言われる評価をしていました。
夫人が今回本を書いたそうですが、それで儲けて政界から引退という筋道になるのでしょうか。
菅総理の不人気に反して蓮舫議員の人気は、１７０万票をとっただけに人気だけを考えれば次の総理候補といったところでしょうか。
今日本では、このような能力なき人気度でしか次の日本のリーダーを選ぶ手段しかないというのも嘆かわしく、それとは反対に世界情勢は、かなり厳しく進んでいるようです。
韓国から拉致問題の参考人ともいえる女性が日本に来ているようですが、韓国では、朝鮮半島危機に対して米国と軍事訓練を始めようとしており、その件に対して中国は緊張しはじめているなかで、日本では、何故か観光気分を漂わせるような行事をしているかのようにもみえます。
また、米国、欧州状勢にしても内政状況が悪化しており、その上、中国においても内政課題が増えつつあるようです。
日本国内でも景気対策、経済成長などの声はでてくるのですが、どうもそちらの方に舵をきるような政権の動きでもなく、増税がすすみつつあり、肝心な公務員改革なるものは、次第にできなくなりつつあるようです。
地方の議会にしてもまた改革をせがまれている公務員にしても国民から集めている税金で生活をしていることから、減税となるとこれらの労働者の生活のレベルを下げることとなり生活がかかっているだけになかなか進まないということかもしれません。
消費税は、簡単に5％アップ、もしくは、10％アップという数字がでてくるのですが、公務員の待遇となると1％さえも下落させないという姿勢であり、下落した分、何らかの手当てでフォローするという状況です。
多分今のままですと真の公務員改革なるものは、公務員以外の労働者の反乱若しくは市民の生活を自分の身のように感じる役人、政治家などの反乱がないかぎり難しいのかもしれません。
ただし、そのような事件がもしおきるならば、日本が大きく変化する前兆となるのかもしれません。
９月の民主党総裁選が取りざたされていますが、多分小沢元幹事長は、総裁として立候補するのでしょうか。私も期待をしているのですが、入りろな状勢を聞いてみますと出馬しないのではないかとも感じます。
日本には、我々の先祖が残した歴史なるものがあり、島国の中でこの小さな王国を守ろうとしてきた日本の魂なるものが存在しているようです。
よって菅総理なる日本の歴史そのものを否定するような者が、日本の総理総裁になることにどうも違和感を感じえません。
経済面をもみても経済通の知人にしてもすでに日本の株価に関しては、かなり消極的てあり、材料株、もしくは、今後成長しそうな小型株をすすめているようであり、声にも張り合いがありません。
ただ、大きな事件の前には、このような投機市場は、急上昇することもあり、ここ半年は、かなり慎重な状況を迎えるのかもしれません。
日本の中で多量の情報をもつ官僚が、情報を教えるような事はないとも感じますが、彼らが今、どのような情報を持ってどうこの日本を導こうとしていこうとしているのか大変興味もわきます。
たぶん、今の民主党政権は、完全に外交は止まっているのではないかとも感じています。
情緒ある歴史を持つ過去の先人が守ってきたこの日本の魂の根本は、本当に今の民主党菅＝仙石政権に任せてもいいと考えているのでしょうか。
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