★阿修羅♪ > 経世済民70 > 393.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
企業を優遇、個人は富裕層中心に大幅増税=11年度税制改正大綱 Re: 法人税減税で雇用が増えるのは 
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/393.html
投稿者 tea 日時 2010 年 12 月 17 日 00:17:24: 1W1IXELjjF6i2
 

(回答先: 法人税減税で雇用が増えるのは間違いない しかし・・  〜 法人税減税とデフレ脱却 投稿者 tea 日時 2010 年 12 月 15 日 20:29:50)

[東京 16日 ロイター] 政府は16日午後、2011年度税制改正大綱を閣議決定した。法人実効税率を5%引き下げ、雇用促進税制や環境関連投資、総合特区制度・アジア拠点化などを推進するための政策税制措置を講じるなど企業に手厚い税制改正となった。

 他方個人には、給与所得などの控除制度見直しなど富裕層中心に増税色の強い内容となったのが特徴。「デフレ脱却と雇用のための経済活性化」を改正の柱に据え企業減税に傾注した結果、法人税減税では見合い財源の確保が不十分で、当初目指した「成長戦略と財政健全化の両にらみ」は道半ばに終わった。 

 11年度税制改正では、(1)デフレ脱却と雇用のための経済活性化、(2)格差拡大とその固定化の是正、(3)納税者・生活者の視点からの改革、(4)地方税の充実と住民自治の確立に向けた地方制度改革──を4本柱とし、とりわけ「雇用と格差是正」を税制改正の中核に位置づけた。

  <法人実効税率5%下げ、実質ネット減税に> 

 最大の焦点だった法人実効税率は5%引き下げる。日本の法人実効税率は現在約40%で先進国で最高水準。ドイツや英国は30%弱、中国や韓国は20%台半ばだ。引き下げによって国内企業の国際競争力を強化し、外資系企業の立地を促進し、雇用と国内投資の拡大を促す。ただ、減税が雇用促進・投資促進につながるかは不透明。 

 一方で、恒久減税には見合いの恒久財源を確保するとのペイ・アズ・ユー・ゴー原則を順守することができなかった。国と地方分を合わせた法人実効税率5%引き下げに伴う減収は1兆5000億円程度で、特別償却制度の廃止・縮減や欠損金の繰越控除制度の制限など、課税ベース拡大による財源確保は6500億円程度にとどまった。大綱では「ペイアズユーゴー原則との関係では、財源の確保は十分ではない」としながらも、「デフレ脱却と雇用拡大を最優先し」思い切った引き下げを決断したと説明。不足する財源4000─5000億円については「埋蔵金や予算の歳出の削減などで手当てする」(五十嵐文彦財務副大臣)としている。 

 また、中小法人向けの軽減税率(現行18%)も3年間の時限措置として15%に下げる。法人税の引き下げで本則税率を22%から19%に下げ、09年衆院選マニフェスト(政権公約)での表明を反映し軽減措置を維持した。 

 首相指示で検討が進められてきたを雇用促進税制や環境関連投資促進税制の導入も盛り込んだ。雇用促進税制では、雇用者数を10%以上増加させることなど3要件を満たす法人に対し、新規雇用1人当たり20万円の税額控除を認める。3年間の時限措置。環境関連投資促進税制では「エネルギー起源CO2排出削減などに効果が見込まれる設備などに関する特別償却制度を創設する」ことを盛り込んだ。 

 地球温暖化対策税(環境税)を創設、2011年10月から3年半かけて段階的に導入する。初年度の増収規模は約350億円、完全実施となる15年度の増収規模は2400億円程度を見込む。税収はエネルギー特別会計に繰り入れ、省エネ対策に充てる。税率は、二酸化炭素(CO2)排出量に応じて化石燃料ごとに設定し、原油と石油製品は1キロリットル当たり現行の2040円から15年4月には2800円に、ガス状炭化水素は1トン当たり1080円から1860円に、石炭は同700円から1370円に引き上げられる。 

 国内線の飛行機の燃料に課税する航空機燃料税は、現行の1キロリットル当たり2万6000円を8000円引き下げて1万8000円とする。11年度から3年間の時限措置。 

  <家計部門は富裕層中心に5000億円の増税> 

 個人に対しては、高所得者層・資産家中心に大幅な負担増となった。社会の歪み・格差が拡大し二極化が進む中で、富裕層に応分の負担を求め、格差是正や税の再分配機能を回復させることを狙う。

 具体的には、サラリーマンの給与所得控除の対象を年収1500万円部分までとし、それを超える部分は対象外とする。23歳から69歳の家族を対象とした成年扶養控除も原則、568万円超の部分は廃止する。また相続税も基礎控除額を圧縮する。国税ベースでは、所得税と相続税など資産課税で約5000億円の増収を見込む。 

 子ども手当拡充のための財源として検討が進められたきた配偶者控除の縮小は見送った。政府は来年度3歳未満の子どもをもつ世帯に限って、子ども手当の支給額を月1万3000円から月2万円に増加する方針。上積みに必要な財源は約2400億円にのぼり、高所得者の配偶者控除を廃止して財源をねん出する案を検討したが、党内の反対が強く断念。購買力の高い富裕層への課税強化となるが、これによるマクロ経済への影響が懸念される。 

  <繰り返される証券優遇税制延長劇に終止符の文言> 

 証券優遇税制は2011年末までの期限を2013年末まで2年間延長する。軽減税率の廃止と併せて導入する予定の日本版ISA(少額投資非課税制度)も導入時期を2年先送りし、2014年1月からとする。繰り返される延長劇に終止符を打つために大綱に「経済金融情勢が急変しない限り、確実に実施する」と明記し、「リーマンショックのような激変がない限り、3年後には(本則に戻すことを)実施する」(五十嵐財務副大臣)ことを明確にした。 

 証券優遇税制は上場株式などの配当や売却益などにかかる所得税と住民税の税率を本則の20%から10%に軽減する措置。金融市場の活性化を目的に、03年に時限措置として導入され、08年の金融危機などを理由に過去2回延長した。10年度税制改正大綱で12年に廃止することを決定していたが、デフレ状況下での軽減税率廃止による市場への悪影響を懸念する金融庁と国民新党に押し切られ、再延長した。 

  <抜本改革「早急に具体的内容を検討」> 

 消費税を含む抜本改革については「11年半ばまでに成案を得る」とした政府・与党社会保障改革検討本部の決定を踏まえ、政府与党と連携し、「早急に税制抜本改革の具体的内容について検討を行っていく」と明記した。

 税制抜本改革の時期では不透明感も残るが、野田佳彦財務相は「来年は間違いなくやらなければならない」と決意を示し、「来年の税制改正時には(具体案を)しっかりやらなければならない」と繰り返した。

  (ロイターニュース 吉川 裕子記者)  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. taked4700 2010年12月17日 13:01:44: 9XFNe/BiX575U : acMwQOnuGw
個人は富裕層を中心に「大幅増税」というのは事実ではない。事実は、「小幅増税」だ。所得控除を認めないなど、ほとんど個人からしたら数万円から十数万円の増税にしかならない。2000万以上の税率そのものを5%以上あげるべきなのだ。5億以上なら現状の50%から30%あげてもいいぐらいだ。なお、以前は最高税率は住民税を入れて90%を超えていた。日本の高度成長期の税率であり、企業の設備投資、研究開発投資が非常に多かった時代の税制だ。個人が儲けるのではなく、会社が、社会が儲けるのだと言う思想が徹底していたから、日本の高度成長が可能になった側面もある。また、証券税制の分離課税を止めて総合課税にするべきだ。これによって日本の富がどんどんと海外へ吸い出されているのだから、分離課税をやめて総合課税にすることこそが日本医経済回復の第一歩だ。

02. 2010年12月26日 21:26:48: G9lSeUZwmo
相続税の基礎控除4割減・最高税率55%に 政府税調案

(1/2ページ)
 政府税制調査会は10日、来年度税制改正に盛り込む相続税の増税案を固めた。遺産から差し引くことができる基礎控除の金額を4割減らして課税対象額を増やすほか、最高税率も50%から55%に引き上げる。相続税の納税者は年間約4.8万人から7万人程度に増加。年間1兆3千億円の相続税収は2千億〜3千億円程度増える見通しだ。

 相続税はバブル景気で地価が高騰した1980年代後半から、税負担を緩和しようと減税が繰り返されてきた。今回、「格差是正」の観点から資産家や高所得者により多くの税負担を求める方針に転換する。1958年度に現行の仕組みになって以来、相続税の本格増税は初めてとなる。

 相続税は土地や現金など相続財産から、基礎控除となる「5千万円+1千万円×法定相続人数」の合計額を差し引き、それに税率をかけて計算している。例えば、夫が亡くなり、法定相続人が妻と子ども2人の計3人の場合、基礎控除額は8千万円。相続遺産が1億円あると、控除額を差し引いた2千万円が課税対象になる。

 これに対して、来年度から実施する増税案では、基礎控除額を4割減らし、「3千万円+600万円×人数」にする。同じ例で考えると、控除額は4800万円になり、課税対象は5200万円に増える。これに税率をかけた相続税額は、現行の仕組みなら100万円なのが、315万円に増える計算だ。

 最高税率も見直す。現行は1人あたりの受け取り相当額が3億円を超えた場合に50%の税率がかかるが、新たに6億円を超える遺産に55%の税率を設ける。税率の区分は、現行の6段階から8段階に増やす方針だ。

 相続増税の代わりに、生前に次世代に財産を渡す「生前贈与」の優遇措置を拡大。これまでは20歳以上の子どもが対象だったが、これに孫を加える。子どもや孫へ生前贈与する場合は、配偶者よりも贈与税の負担を減らす仕組みに改め、世代間の資産の移転を促す。
http://www.asahi.com/politics/update/1210/TKY201012100646.html

(2/2ページ)
 政府税調はこのほかの税制改正についても方針を大筋決定。所得税では、会社員の年収から一定額を差し引くことができる給与所得控除について、年収1500万円で頭打ちとし、控除額の上限を245万円とする。23〜69歳の扶養親族にかかる成年扶養控除は、世帯主の年収が約568万円を超える場合は対象外とする。ただ、扶養親族が障害者や要介護者や介護する人、学生などは控除を適用する。

 温室効果ガスの削減対策などに活用する地球温暖化対策税(環境税)は、来年10月から導入する。石油石炭税に上乗せする形で、初年度は400億円規模とし、段階的に2400億円に増やす方針。環境省は、ガソリンや電気代などに置き換えた負担増を、1世帯あたり年1200円程度と試算している。『asahi.com』2010年12月12日18時20分
http://www.asahi.com/politics/update/1210/TKY201012100646_01.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民70掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民70掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧