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内外から押し寄せるインフレ圧力 値上げ相次ぐコーヒー、油脂 相場高止まりで影響拡大必至
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/675.html
投稿者 tea 日時 2011 年 1 月 17 日 21:42:12: 1W1IXELjjF6i2
 

インフレも食糧やエネルギーに波及するようになると、そろそろ今回の商品バブルも、終わりということか
ここで引き締め過ぎると、また後が厄介なのだが、まあ行き過ぎるのが経済というものだな


http://diamond.jp/articles/-/10758
【第563回】 2011年1月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
週刊ダイヤモンド編集部
 

値上げ相次ぐコーヒー、油脂 相場高止まりで影響拡大必至

 商品市場で、農産物の高騰が顕著になってきた。なかでもコーヒー、大豆の国際価格は、昨年7月以降で40〜50%上昇、粗糖に至っては約2倍に跳ね上がった。

 これを受け、卸や最終製品の値上げが相次いでいる。キーコーヒーは3月からレギュラーコーヒー製品を平均で15%値上げ、AGFも2月17日から一部商品の約9%減量を発表した。油脂メーカー各社は、原料の大豆油や菜種油などの高騰を理由に、揃って1月から食用油を値上げ。値上げ幅は家庭用で1キログラム当たり30円以上、業務用では1斗缶当たり500円以上(約15%)に及ぶ。また製糖各社も、昨年11月末に約4%の値上げを発表した。油脂、製糖の値上げ発表は昨年来で3度目となる。

 今のところは、最終製品への波及は一部にとどまる。コーヒーでは、調達形態や製品内容の違いもあり、キーコーヒーとAGF以外の関連各社は“様子見”の状態だ。業務用のコーヒー、食用油、砂糖の値上げは関連企業や飲食店に打撃必至だが、現時点では交渉中、あるいは現在の契約満了後にあらためて検討という段階で、外食や飲料、菓子メーカー各社は、当面価格改定などはないとする。消費低迷の状況下で、価格転嫁は売り上げを落とすことになりかねず、交渉は簡単にはいかないだろう。

 もっとも、いずれの企業も「今後も相場の高騰が続けば、考えざるをえない」と口を揃える。

 コーヒーは過去12年、粗糖は過去28年で最大の高値圏であり、大豆やトウモロコシなども、2008年の“商品バブル”時に迫る勢いだ。問題は、これが持続するか否かである。

 昨年12月に商品相場が軒並み急上昇したのは、明らかに米国の量的緩和による“カネ余り”で、投機資金が流れ込んだ結果だ。しかし、09年以降続いている農産物価格上昇の主因は、それとは異なる。「たとえば粗糖では、ヘッジファンドは昨年5月までの急落で大きな損失を被り慎重になっている。取組高も増えておらず、足元ではファンド資金はさほど入ってきていない。コーヒーも同様」(翁田紘希・住友商事総合研究所シニアエコノミスト)。

 高騰の主な要因は、南米、インド、カナダ、米国など各生産国で天候不順が続いていること、そして新興国での需要増による、需給の逼迫だ。天候不順での供給不安は短期的要因であり、「いずれ解消すれば相場の上昇は止まる」(平山順・日本先物情報ネットワーク主任研究員)が、需要増は構造的である。「農産物は、供給を増やすにもリードタイムが要る。今後5〜10年は、全般に強気相場になるのではないか」(翁田シニアエコノミスト)。相場は、「ある程度の水準で高止まりする可能性が高い」(平山主任研究員)との見方が趨勢だ。

 関連各社、なにより消費者は、厳しい1年を迎えることになりそうだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 河野拓郎)


http://web.diamond.jp/rd/m1189605
内外から押し寄せるインフレ圧力
有効な対策に欠け、中国政府の苦慮深まる 

ハイパーインフレを恐れて
住宅購入に走る消費者

 住宅価格の暴騰をなんとか沈静化したいとする北京地方自治体は、2010年12月18日に起こった住宅購入争奪戦に、愕然とするばかりだった。

 北京市内から車で1時間かかる郊外の房山区長陽では、最低価格が1平米当たり1.7万元の住宅が売り出された。848セットの住宅に対して、7000以上の「買い物」客が殺到して、18日に売り出された当日に、完売となった。

 北京の平均的な労働者の年収は、3、4万元だ。公称面積の中には、20%は緑地、公共スペースが加算されているので、住宅面積が100平米と言っても、実質は80平米しかない。長陽までは、大変渋滞している高速道路以外には、まだ地下鉄のような交通手段はない。それにしても年収の30年分以上のお金を出して、大根や白菜を買うがごとくに、多くの消費者はそこの住宅を買っていった。

 ハイパーインフレがやってくるのを恐れて、多くの消費者は、住宅の購入に走っている。

 2010年12月に中国政府が公表した11月のCPI(消費者物価指数)は前月比5.1%、ここ28ヵ月で最高の上昇率となった。それは適正水準の3%を大幅に上回り、ハイパーインフレの領域に入ろうとしている。

 抽象的な数字であるCPI5.1%の上昇よりも、11月に穀物価格が先月に比べて14.7%、植物油が14.3%、果物が28.1%、卵が17.6%などそれぞれ値上がりしたことによって、一般市民は、切実にインフレの到来を感じていた。
次のページ>> 短期資金の流入がインフレを助長

短期資金の流入が
通貨量をさらに拡大

 ただし、経済評論家の秋風氏は、インフレをそう簡単に見ていない。「CPIを見て、インフレかどうかを見る人が多いが、貨幣の供給過剰こそが、インフレの本当の原因と理解すべきだ」と、同氏は強調する。

 2008年の世界的な金融危機の時には、経済対策として中国はいち早く、しかも大規模な景気刺激策を講じた。4兆元の追加投資は、世界経済の泥沼化に対する防波堤の役割を果たし、中国は金融危機の影響を大きく受けずに経済発展を実現することに成功した。しかし、今になってその過剰に供給した貨幣は、市場に流出して、物価引上げの要因となっている。

 インフレは2010年11月ごろから市場の現象として顕著になってきた。1988年にもハイパーインフレが起こったが、当時のCPIは年率 18.8%の上昇となり、89年の天安門事件の導火線となって、ほぼ2年後に終息した。この経験からいって、いまの中国にハイパーインフレの可能性がないとは言えない。

 しかも20年前と比べて、今日の中国はよりグローバリゼーションが進んでおり、巨額の外貨準備高など、人民元引き上げの圧力も1980年代よりずっと強い。人民元が引き上げられる前に、短期資金は中国に流入して、市場で流通する人民元の量をさらに拡大している。短期資金は香港や地下銀行を経由して流れ込んでくる。2011年にはいっても、短期資金の中国への流入がストップすると予測する人はほとんどいない。

「ハイパーインフレが到来する前に、資金を持っている人は、不動産か証券市場に殺到する」と、香港を本拠地にして経済評論をしている郎咸平氏は、最近の中国不動産ブームの再来を見る。

 中国政府は2010年の年初から不動産ブームに対する度重なる価格制御対策を実施してきたが、結局、北京で見た通り、あまり効果はなかった。また野菜、穀物の価格制限令も何度も出されていたが、回数を重ねること自体、行政手段で価格を制御できないことを物語っている。
次のページ>> インフレ回避は2011年最大の課題

決め手に欠ける
インフレ退治策

 北京大学国家発展研究院の黄益平教授は、「流通している貨幣の量を減らすべきだ」と強く求めている。まずは、銀行預金の利率を引き上げ貸出金利を引き上げることによって、貨幣の使用コストを高める。さらに、市中の銀行が中央銀行に置いておく預金の預金準備金の比率を高め、できるだけ貨幣を中央銀行に寝かせておく。最後に、国債の発行などによって、市場から貨幣を回収する」と、処方箋を書く。

 2010年にはすでに中国中央政府は何度も預金準備金の比率を高め、利率も高めた。しかし、それでも2010年の段階ではインフレを阻止できなかった。

 2011年も、中国はインフレの進行を何とか阻止しようとしている。2010年12月には中央政府の重要な経済活動関連の会議でも、インフレ退治は重要な課題とされていた。しかし、国内生産能力の余剰化が進行している中では、新たな設備投資による資金の吸収は簡単に進まない。

 このため余剰資金はどうしても不動産に流出して、不動産価格が膨張し、バブル経済形成の危険性はさらに高まっていく。加えて前述した元高を狙った短期資金の流入も減少していく気配はあまりなく、それも貨幣の過剰をもたらす。

 黄教授の主張した3点以外に、人民元の引上げも考えなければならないが、大きく引き上げることによって、さらに短期資金が中国に流入する。ハイパーインフレの回避は、2011年に中国金融の最大の課題だが、中国は有効な手段をあまり多く持っていない。

(在北京ジャーナリスト 陳言)

質問1 2011年に中国はインフレ率が高まり、社会が混乱すると思いますか?
描画中...
44.9%
可能性は高い
44.9%
可能性はそこそこある
8.2%
可能性は低い
1.9%
わからない  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年1月17日 21:53:05: IOzibbQO0w
>1988年にもハイパーインフレが起こったが、当時のCPIは年率 18.8%の上昇
>適正水準の3%を大幅に上回り、ハイパーインフレの領域に入ろうとしている

全然ハイパーインフレじゃない
(お約束の突っ込みw)


02. 2011年1月17日 22:59:06: ibwFfuuFfU
ハイパーインフレを恐れて
住宅購入に走る消費者
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これほど滑稽な話も聞いたことがないね。浮き輪に穴があいたので泥舟に飛び乗るちゅうことかね。国を問わず時代を問わずアホはどこでもアホだ。そんなことより腐りきった政府でもぶっ壊したらどうだ、お得意の人海戦術暴動で。督戦隊はいないけど飢え死にするよりはましだろ。


03. 2011年1月18日 00:01:04: 9WNHaoE3qc
下記は[エージェントリークス]の機密情報?
敢えて言えば[マネーロンダリング]論。

[IMF介入!4月、スペインは破綻する!]
2011-01-17 18:23:01 / エージェントリークス
http://ameblo.jp/miraikeizai/entry-10771370842.html

【本日の機密情報】
IMFのスタッフが、今春、金融安定性報告(GFSR)の準備作業のために
スペインを訪問することを明らかにした。
スペインの経済政策は議論しないという。

真の目的はなにか。
スペインの破綻は目前である。
金融安定のための新たな方策が発表される可能性が高まっている。
だが、破綻したスペインを救済するのは不可能である。
つまり、IMFはEUの先手を打ち、スペインを“統治下”に置くことを目論んでいる。

この4月、スペインは破綻する。
これが世界を揺るがす大惨事へと発展していく。

------------------------------------------------------------------------

最大のマネーロンダリング組織[IMF]が 動き出したのだ。
勿論 [地上]には 姿を見せぬ 王侯貴族の金銀財宝の活用ないしは処遇でしょう。
実は この[地下]の隠し資産の規模が [地上]の金融資産を遥かに凌駕している。
それを如何にして[地上]へとマネーロンダリングするかがIMFの役割。
日本の[特別会計の闇]に匹敵する仕組みが世界の陰の支配層によって検討されてきた。

2009年09月04日(のどけからまし さん)の投稿は http://www.asyura2.com/09/hasan64/msg/414.html
高橋五郎氏 ( http://www.google.com/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=site%3Awww.asyura2.com&q=%8D%82%8B%B4%8C%DC%98Y&btnG=google%88%A2%8FC%97%85 )
のノンフィクション『天皇の金塊』とも情報が符合し,可也興味深かった。

 二千年以上に遡る通事的な縦糸と現在の共時的横糸を掛け合わさないと,
 舞台裏と今、目の前で起きていることをうまく理解できない。
 欧州、アジア、中近東などの、王侯貴族等の裏世界の資産は
 1,000兆ドルにのぼることだったという。
 これは これら王侯貴族(日本のそれも含む)に確認したら、
 そんなものだろうと言われたという。
 本当かと思うが、彼の話を聞くと,理解できる。
 よく,ゴールドは,オリンピックプールの三倍分ほどしかないと喧伝されているが、
 6,000年以上前からの世界の王室が地下的に蓄積しているゴールドの総量は
 とんでもない量なのだという。
 ゴールドを巡る歴史の話は数千年単位の展開なのだ。
 また彼らの裏世界には独特の金融制度や、
 問題が発生した場合に解決するための裁判制度ももっているという。

 これらの情報に私も愕然としていることが多いのだが、
 新聞やテレビに出て来る情報(特に日本語だけで)は,最後の最後の上澄みでしかない。
 これらを使っていても非常に残念だが,正確には物事の判断はできない。

 裏世界から表世界のデリバティブなどに投入された資金が、
 8京円というデリバティブ想定元本契約となっているということのようだ。
 世界のGDP総計が たったの60兆ドル、1京円の3分の2だ。
 道理で、計算は やっとそれで合って来る。
 今回、裏の世界と表の世界の異次元が交錯してしまったのだ。
 店頭取引(OTC)デリバティブというのは,
 われわれの想像を絶する空前絶後のアングラマネーの世界、
 マネーロンダリングの世界、
 シャドーバンキングの世界なのだ。

 ここには書かないが、Fedの情勢が非常に悪化していることはアメリカ系の情報で十分わかっている。
 彼らバランスシートの異常な劣化は,もはや絶望的なことは明らかで、
 フルフォード情報がなくても,彼らの倒産が時間の問題であることは察することはできる。
 先日、今年末までに[ファニーマエ][フレディーマック]の無価値な[MBS][GSE]に対する
 巨額買い増し($1.45 trillion=140兆円)するとの決定をしたが、これなど狂気の沙汰だが、
 バーナンキ等 Fedは自爆行為として認識して、いわば明確な意図のもとにやっていることは明らかで、
 バランスシートの劣化は、もう回復できないまでになる。
 この行動によりドルが下がっていくことも避けられない。
 これらを分かっていてやっている。
 うがった見方をすれば店閉前の行動にしか映らない。
   Fedは倒産いたしました,
   特に,この不良債権を大量買い増した行動が直接の原因となってしまいました、
   どうも あいすみませんでした
 などと弁明するための準備なのかと思いたくもなる。
 (ただし、市場操作資金が切れて来ているため新しい原資入手とそれを流用する目的とも考えられる。)
 ただ、もう、Fedが切れるカードは なくなりつつある。
 そもそも今回の天文学的負債の処理は既成の近代経済法制度の予定した限界を超えてしまっており
 既成制度内では処理不可能だ。資産劣化はもう止まらない。
 新しい次元の地平でしか,解決できない。

 このところ、米国株が大変な上がりかたをしていたが,
 これは,すべて,不良債権を買うとして引き出した公的資金を流用しての
 政府当局の介入による演出であること(一般には知られていないが、
 米国には財務省主導で各種市場操作を推進許容する正式で特異な法制度があるため,
 基本的に合法なのだが,そんなことでいいのかという かなりの問題がある。
 長くなるので別の機会でこれは説明したい)、
 その資金が底を突き始め,体力の限界、息切れがきていること、今落ち始めているが,
 もう二度とラリーは戻ってこないこと、操作資金が切れた段階での株価暴落は、
 この意味でも避けられないことなど、詳しく書きたいが,今回はここまで。
 (イラク戦争以降、初めて日米共同介入となって今日至っている。
  両国ともに、株価が上がるための、
  つまり売り上げが あがるという実体経済の上昇は ゼロというよりマイナスであり、
  日米政府によりジョイントで虚空に打ち上げられた花火ショーに過ぎない。)

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下記は 敢えて言うならば [ハイパーインフレ]論。

【30分間限定重大情報】
[ECBトリシェ総裁の策謀] 2011年1月17日 21:52〜22:22 / CLUB G-1
 http://eagle-hit.com/

欧州債務問題は、現在新たな金融安定のためのスキームを構築しつつあるようだ。

そんな中、ECBの利上げ観測が高まっている。
トリシェ総裁は何を目論んでいるのか?
以下は、本日のロイターからの記事である。

【利上げ もくろみ始めた ECB, トリシェ総裁発言に変化の兆し】-------------

 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁がインフレに対して強硬な姿勢を示したことで、
 ECBがユーロ圏周辺国の銀行への資金調達支援策を継続する一方で、
 政策金利の引き上げを計画しているとの観測が高まっている。
 トリシェ総裁は、13日に金利据え置きを発表した後の記者会見で、
 中期的な物価安定へのリスクが「上向く可能性がある」と警告し、市場関係者を驚かせた。

 総裁は さらに、金融市場の混乱が拡大していたにもかかわらず
 原油価格上昇によるインフレを抑えるため利上げした
 2008年の行動を思い起こさせる発言を行った。
 当時、その数カ月後にリーマンが破綻し、ECBの引き締めが世界経済をリセッションに追い込んだ
 と批判されたにもかかわらず、トリシェ総裁がそのエピソードを思い出させたことは、
 ECBが再び同じ行動に出る可能性を暗に警告したものと受け止められている。(中略)
 
 ECBの任務が変化 

 トリシェ総裁は13日の会見で、
 ユーロ圏周辺国の銀行を支えるため実施している支援策は、金利政策とは別の独立した措置だと強調。
 その発言は、ECBの任務が変化したことを示唆したものと受け止められている。
 昨年はECBが利上げに着手する前に金融支援策を打ち切ると予想されていたが、
 実際には、1年物の特別オペ打ち切りを通じて緊急措置の段階的廃止に乗り出した。
 だが、今回はその逆の任務を引き受けざるを得ない。
 例えば、ECBは銀行が必要とする以上の資金を供給する一方で、
 ドイツなどユーロ圏主要国のインフレを抑制するため利上げに踏み切る可能性がある。(中略)

 ユーロ圏周辺国および銀行の債務問題は予想以上に深刻で、
 ポルトガル中銀は11日、ポルトガルの銀行はインターバンク市場で十分な資金を調達できないため、
 今年と来年はECBに資金調達を依存せざるを得ない、との考えを示した。
 一方、ユーロ圏中核国の景気は予想以上に好調で、
 昨年のドイツ経済は東西統一以来、最高の伸び率を記録。
 今年は賃金が大幅上昇すると見込まれている。(中略) 

 ロイターの計算では、ユーロ圏の金融市場には、
 今のところ約500億ユーロの過剰流動性が存在する。
 しかも、ECBが年内にこのアプローチについて明確な決断を下すとは考えにくい。
 ユーロ圏各国は現在、債務問題に対する「包括的な対策」を議論しており、
 3月までに結論を出す方針だ。それが銀行に対する市場の信頼感を後押しすれば、
 ECBは利上げと歩調を合わせて緊急支援策を段階的に解除できる可能性がある。 

 だが、トリシェ総裁は、
 インフレ抑制に関するECBの信頼性を損ないたくないというメッセージを
 市場に送ろうとする可能性がある。

 世界の主要中央銀行はその信頼性が損なわれており、
 英国ではイングランド銀行がインフレを抑制できないとの懸念から、
 経済成長が低迷しているにもかかわらず、
 今年夏までの利上げを織り込む水準に市場金利が上昇している。
 英国では過去数年に渡り、一貫してインフレ率が目標を上回っている。

 米国でも連邦準備理事会(FRB)が打ち出した6,000億ドルに上る債券買い入れプログラムに対し、
 準備通貨としてのドルの地位を危うくするものだとの批判が渦巻いている。

 ECBは債務危機を受けて債券買い入れプログラムを実施し、
 金融政策面で譲歩に追い込まれたが、
 インフレファイターとしての評価を再構築すれば、
 市場のボラティリティ抑制にも寄与すると考えている。

【ロイター 16:30】-----------------------------------------------------

この記事から垣間見えるのは、高度なインフレが欧州市場を襲いつつあるということである。
それが景況感の改善と共に利上げを断行しようとしている。
量的緩和を行いながら、利上げしようとしているのである。
この意味するところは一つであろう。
つまり、[通貨の下落]である。

実は、このトリシエ総裁の姿勢が FRBの利上げへの布石となるのだ。
中央銀行の信頼性が失われつつあると記されているように、
世界の中央銀行は、インフレ抑制と言いつつ、ハイパーインフレを引きおこす、
巧みな手練手管を講じているのである!

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本音の所は[ハイパーインフレ]で庶民の富を収奪し,
[マネーロンダリング]で決着をつける。
まぁ こんな腹積もりでしょうか?


04. 2011年1月18日 02:57:34: ibwFfuuFfU
今年はスペインのバーやレストランでもIMFタパスがはやるのだろうねえ。ポテト9割卵1割で安くておなかが一杯になるスパニッシュオムレツでも主菜にして。

05. 2011年1月18日 18:25:22: cqRnZH2CUM
>このトリシエ総裁の姿勢が FRBの利上げへの布石となるのだ。
中央銀行の信頼性が失われつつあると記されているように、
世界の中央銀行は、インフレ抑制と言いつつ、ハイパーインフレを引きおこす、
巧みな手練手管を講じている

ハイパーインフレの定義わかっているのか??
突っ込み所が多すぎるな。。

しかしeagle-hit、
生活防衛が、高級ワイン投資とは。。
NEVADA感を漂わせている楽しいサイトだw

【新・恐慌対策】41 .信頼と信用を勝ち取れ!2011年1月18日 12:30

万一、職を失って貧困に陥った場合、そこから脱出する効果的な方法とは、

「特権的階級の下働き」である。

現在は、様々な国で、様々な形の富豪が生まれている。a0001_011477.jpg

IT長者なども、今の時代の特権階級と言えるであろう。 

特権階級がどのような形であろうと、

自らが貧困に喘ぐほど仕事に恵まれないのであれば、

恐慌下で安泰としている連中の中に食らいつくことである。

そのために知恵を働かせ、多少の苦役でも、あるいは薄給でも、その金回りの

よい環境にいるというだけでも再起する勝機がある。

特別な能力などなくてもよい。「信用」「信頼」という目に見えないものが人の

心を安心させるのだ。

信頼に足る人間は、特権階級であればあるほど、手元に置いておきたいのである。

また、特権階級のふるまいや人付き合いを見て、学ぶことも重要である。

それがやがて、自らにチャンスをもたらすことにもつながってくるのだ!

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【本日の重大ニュース】広がる賃上げ要求見送り2011年1月18日 09:25

トヨタ労組、賃上げ要求見送り 2年連続

トヨタ自動車労働組合(鶴岡光行執行委員長)は17日、2011年の春季労a0006_001092.jpg使交渉で賃金改善を求めない方針を固めた。連結業績は改善に向かっているが、先行き不透明感が強いなかで、2年連続で改善要求を見送る。労使交渉に影響力のあるトヨタ労組の動きで、要求段階から賃上げなしの流れが産業界に一段と広がる見通し。今後は定期昇給と一時金を巡る動きに焦点が集まる。

産業界の主要労組では日立製作所やパナソニック、NECなど大手電機各社の労組も賃金改善を求めない見通しとなっている。鉄鋼、造船各社の労組は隔年で交渉しており、11年春は賃金改善を要求しない。

トヨタ労組は28日に執行部要求案として組合員に正式に示す。賃金改善を見送る代わりに定期昇給の維持、一時金の満額獲得を求めていく。

円高の影響もありトヨタの単独業績は厳しい状況にある。エコカー補助金の終了などもあり、国内工場の稼働も伸び悩みが予想される。こうした状況を踏まえて、賃金や働き方についての交渉が進むもようだ。

【日経新聞 2:05】
【お勧めサイトのご案内】2011年1月18日 00:00


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★IMF介入!4月、スペインは破綻する!

 【未来経済日記】 http://ameblo.jp/miraikeizai/


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★消費者態度指数6ヶ月連続悪化!2011年1月17日 23:15


消費者態度指数、6カ月連続で悪化 12月就職難など影響

0117syousyatqaido.jpg内閣府が17日発表した2010年12月の消費動向調査によると、個人消費の先行きを示す一般世帯の消費者態度指数は40.1と、前月に比べて0.3ポイント低下した。前月を下回るのは6カ月連続で、月次での調査を始めた04年4月以降では最も長い。家電エコポイント制度の縮小や今春の新卒採用が厳しい状況にあることなどが響いた。

 消費者態度指数は今後半年間の暮らし向きなどについての5段階の評価を指数化する。内閣府は「(消費者心理は)弱含みとなっている」との判断を据え置いた。

 12月の調査では指数を構成する4つの項目のうち、「耐久消費財の買い時判断」が前月比1.2ポイント低下した。家電エコポイント制度は1月に対象製品が絞られ、3月に終了する。内閣府は「制度の変更が見込まれることが影響した」と分析。今春の新卒採用が例年になく厳しいことから、「雇用環境」も0.5ポイント低下した。

 一方、「暮らし向き」と「収入の増え方」はそれぞれ6カ月ぶりに前月を上回った。1年後の物価見通しでは「低下する」との回答が0.6ポイント低下し、12.9%となった。【ロイター22:43 】


本日、日銀のさくらリポートでも実体経済の悪化していることをお伝えしたが、それを裏付けるかのようい消費者態度指数も改善が見られないどころか、ますます悪化傾向にある。

特筆すべきは、物価見通しが「低下する」ことが減少していることである。

つまり、物価高になることがすでに見通されているのだ。

再三指摘しているように、すでにアフリカやアジアでは物価上昇が始まり、チュニジア内乱の原因ともなっている食糧高騰が始まっている。

また、原油の11年の需要見通しが上方修正されたとの報も入ってきている。原油価格が高騰となれば、もはや本格的な高度インフレ到来となる。

就職難、食糧難、収入難の三難がとりもなおさず、私たちの生活を追いつめていくのである...。


※生活防衛対策は、http://lsp21.com/ をご参照頂きたい。


06. 2011年1月19日 01:53:59: 2RDBeHioRQ
ロシアも今では飼料用穀類の輸入国になってしまった...
下記の記事を読めば, 事の深刻さが伝わってきます。

[Food Price Inflation Threatens Global Security]
 Jan 18, 2011 / Wealth Cycles
 http://www.prisonplanet.com/food-price-inflation-threatens-global-security.html

数週間前に、私たちは、国連食糧農業機構(FAO)の食物インデックスに着目しました。
それは、新しい記録的な数字に上昇、危機的状況かと騒がれた事も記憶に新しい。
私たちの疑問は回答を得ました。危機は訪れたのです。
現在、唯一の問は それが拡大するかどうかということです。

しかし、ちょうど食物バブルが 2006年に突然始まったように、
再び、国連は上昇する食品価格に関する警告を行った。
政府の間違った政策の産物で それは世界中の中央銀行による大規模な通貨創造に起因するのです。
消費者がデフレの泥沼にはまる状況でありながら、
中央銀行の政策は 違った国々のインフレーションを惹起している。

そして、私たちが記事を発表した ほんの数日後に、
米国農務省は、主要な作物のための供給予測を公表した。
その結果、トウモロコシと大豆のような基礎食品は
およそ3年間で それらの最高水準に高騰しました。
ロシアの火災とオーストラリアの洪水は
莫大な量の小麦とその粒を毀損し 価格急騰を引き起こした。

海外では
[1] 新年にあたって、小麦の価格は空前の高値を英国に齎した。
[2] アルジェリアでは食物暴動が拡大してる。
[3] ロシアでは、春 牧草の生育までの繋ぎで、
  牛に餌を与えるため 穀物類を輸入している。
[4] インドは 国民の抗議を引き起こした 年率18%の食料物価上昇と格闘している。
[5] 中国は 潜在的に大規模な量の小麦とトウモロコシの需要に備え
  海外の供給地を探している。
[6] メキシコの政府は、手に余るトルティーヤの価格上昇を避けるために、
  トウモロコシ先物取引で買っている。

食品価格の上昇局面が長期に渡り、この危機は多くの国々を巻き込み始めています。
既に高い失業率に喘ぐ国々は 上昇する価格の厳しい現実に直面しています。

先週、チュニジア人は、23年間チュニジアを統治していた
権威主義的なベンアリ大統領を打倒しました。
最近まで この国は他の近隣諸国に比較し 安定していて 裕福であると 考えられていましたが、
経済的大惨事は 1カ月未満で 暴動から一気に革命まで突き進みました。
高学歴で失業中のチュニジア人の若者は、
公共の場で異議を申し立て始め、そして、シンボリックな自殺で抗議した。
この画像とニュースが TwitterとFacebookを通して急速に広まり、
この国を不安の渦に投げ込んだのです。

2008年に、食物暴動はハイチとバングラデシュのような赤貧の国で突発した。だが今
エジプト、メキシコ、ブラジル、およびインドのように発展途上国でも突発している。
今、私たちはチュニジアに着目します。
チュニジアは、一人当たりのGDPで世界ランクの50%の位置にいます。
ここで 価格高騰と経済的大惨事に対し暴動が発生したのです。

政府は何時、それらの通貨創造と負債に関する政策が
この危機を悪化させるだけであったと悟るでしょうか?


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