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【Aobadai、ネット革命の本質は「国民への情報の完全開放」】(霞が関宦官が隠せば隠すほど国民は徹底的に追いかけます)
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak36/msg/765.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 4 月 02 日 11:31:35: 4sIKljvd9SgGs
 


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時代という大河、そしてその一滴。 (Aobadai Life)
http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/555.html
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 4 月 02 日 10:08:53: GqNtjW4//076U

http://ameblo.jp/aobadai0301/ 
2010年04月02日(金) 06時39分06秒

〔転載はじめ〕


時代という大河、そしてその一滴。 


「人間が出来て、何千万年になるか知らないが、

 その間に数えきれない人間が生まれ、生き、死んで行った。

 

 私もその一人として生まれ、今生きているのだが、

 例えていえば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、

 その一滴は後にも前にもこの私だけで、

 何万年溯っても私はいず、

 何万年経っても再び生まれては来ないのだ。

 しかも尚その私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。

 それで差支えないのだ。」


 (志賀直哉「大河の一滴」)

考えてみれば、今年で社会人14年目である。


大学を卒業して、最初の会社に入ったのが、

つい昨日のことのようにも思う。


大学生活なんて、そんな昔のことだったのだろうか。

阪神大震災や、オウムの事件も、

つい昨日のことのようにも思えたりする。


びっくりするぐらい加速度的に、時間が流れていく。


子供のころというのは、時間の流れもゆっくりしていて、

死んでいくまでに、どれほど途方のない時間があるだろうかと、

思っていた。

子供のころ、祖父に、

満州にいた頃の話なんかを聞いた後に、

「それから今までは、長かった?」と聞いたら、


「あっという間だったな」という答えがかえってきて、

びっくりしたのだが、


たしかに今の年齢になって、当時の祖父の答えが、

よくわかる気もする。


一人の人間が、人生の中でできることというのは、

さほど多くはないし、大きくもない。


冒頭に書いた志賀直哉の「大河の一滴」という作品は、

彼の晩年の最後の随筆である。


大学生の頃に読んだときは、

たいして感じることもなかったのだが、

このごろ、この「大河の一滴」という人生の真実が、

心に染み入るように、感動することがある。


結局、一人の人間ができることというのは、限界もあるわけだが、

その中で、どのように懸命に生きていこうか。

そういう人生が、尊いのであろう。


さて、


私が最初に入った会社は、大手の新聞社であって、

途中で、その内情のボロボロさに見切りをつけて、

インターネット業界へと移っていったわけであるが、


だからこそ、

マスコミの腐敗ぶりには、人一倍に気がつくし、

憤慨することも多いわけである。


なんというか、職業倫理観として許せないものがあるわけで。


ただ、もちろん、その現場の苦労もわかっているし、

立ち直ってほしいという思いもある。


新聞業界でいくと、二年連続赤字転落の日経新聞が

4000円を越す値段で、有料のWEB版を創刊したということで、


ほかのマスコミもしきりに同業者のチャレンジを、とりあげたがるが、


そもそも天下の日経新聞であっても、

こういった甘っちょろいビジネスモデルで、

インターネット革命の今世紀を生き抜こうとしている時点で、

つくづく、もうどうしようもないなと思う。


結局、マスコミにしてもそうだし、政治にしても、検察にしても、

これまでの既得権益側にいて、保護されてきた連中の発想は、

みんなそうなんだが、


インターネットがもたらした時代の変革というのに、気がついていない。


インターネット革命の本質は、

「国民への情報の完全開放」である。


古来より、為政者がコントロールしたきた「情報」というものを、

これを一般の国民にまで開放することができた。

これがインターネット革命の本質である。


 

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