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日曜討論:徹底分析、南北首脳会談 ! どうなる北朝鮮問題 ? 朝鮮戦争とは ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 5 月 02 日 21:30:55: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


日曜討論:徹底分析、南北首脳会談 !  どうなる北朝鮮問題 ?

   朝鮮戦争とは ?

(tvtopic.goo.ne.jp:2018年4月29日より抜粋・転載)

放送日 2018年4月29日(日) 9:00〜10:00

放送局 NHK総合大阪:番組概要

オープニング (その他):09:00〜

きょうは南北首脳会談を徹底分析し北朝鮮問題について討論する。

☆キャスト:中山俊宏(津田塾大学准教授)・宮家邦彦(立命館大学)・李鍾元(立教大学)

     ・木宮正史・諏訪一幸

☆司会者:島田敏男・牛田茉友(うしだ・まゆ)

キーワード:安倍首相・トランプ大統領・キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長・パンムンジョム・

ムン・ジェイン大統領・南北首脳会談・米朝首脳会談・朝鮮半島

◆徹底分析、南北首脳会談、どうなる北朝鮮問題 ?

(バラエティ/情報)09:01〜

☆板門店宣言 !

南北首脳会談で行われた、板門店宣言では、非核化について、核のない朝鮮半島の実現という、共通目標の確認・国際社会の指示と協力を得るよう、努力するとしているが、具体的手法、時期については触れられていない。

非核化について合意したが、過去の約束は、反故(ほご)にされている。

李氏は、北長官と直接コンタクトを取った部分が、以前と違う部分だが、過度の期待は、厳禁とした。以前の反故にされた合意などについては、米国に対する不信感と約束の不履行があったとした。

☆米朝首脳会談の行方を占う !

10年半ぶりの南北首脳会談は、その後の、米朝首脳会談の行方を占うものとして世界が注目した。

この会談は和やかな雰囲気で始まり、会談の他に首脳2人だけで散歩をしたり、軍事境界線近くで記念の松を植樹したりするなど様々な場面で南北の柔和ムードが演出された。

板門店宣言と名付けられた共同宣言では、核のない朝鮮半島の実現は南北共通の目標とされた。また、朝鮮戦争について、今年終戦を宣言して平和協定を結ぶため、南北とアメリカの3か国または南北と米中の4か国による協議を積極的に推進することで合意した。

しかし、北朝鮮が核兵器を放棄する時期や手段については何も触れられていないので、核開発などの問題は、米朝首脳会談に委ねられた。会談を受けて、トランプ大統領は、「歴史的な会談であり、勇気づけられた。過去の政権の過ちを繰り返さないように非核化が実現するまで圧力をかけ続ける」と述べた。

また、安倍首相は「拉致・核・ミサイル問題の解決に向けた動きを歓迎する。北朝鮮が具体的な行動をとることを強く期待する。」と述べた。

そして昨夜、安倍首相とトランプ大統領が電話で会談し、北朝鮮が非核化などの解決に向けて具体的な行動をとることが重要だとの認識で一致し、拉致問題の解決のために引き続き協力していくことを確認した。

◆ミサイルの問題 !

南北首脳会談の共同宣言で、出なかったミサイルの問題。韓国にとっても重要な問題だと木宮さんがいう。長距離は米朝の問題だ。軍事会談をこれから頻繁に行う。その中でミサイル問題を話し合うということだろう。中距離ミサイルと長距離ミサイルは違う。アメリカのトランプ大統領は、何らかの成果をとりつけたいと思っている。

今後、どうなるか不安だと中山さんがいう。日本政府も不安を共有しているだろうと宮家さんはいう。トランプ大統領が無軌道に動く可能性は少ないが手綱をもっておく必要はある。中国は、制裁について、キープレイヤーだ。体制崩壊になってはいけないとバランスをとっていると諏訪さんがいう。

経済制裁にはいろんな種類がある。いろいろ組み合わせていると宮家さんがいう。韓国でも緩めることは考えていないだろうとリー教授がいう。核を取り除くことに韓国は重点を置くだろう。

宮家は、非核化についての具体的手順が出なかったことについて、過去よりも後退していると指摘。

木宮は、韓国が北朝鮮を支配下に置くため、米朝関係復帰への布石としての非核化と述べた。中山氏は、文政権が米政府にアピールする目的は緩和されており、非核化は米にとっては入り口だが今回の宣言では出口に設定されていると指摘。ポンペオ氏は正恩氏から本気で非核化に向けるという発言を引き出せたのだろうと予想。

◆非核化の問題、朝鮮半島の平和問題 !

南北首脳会談では、非核化の問題、朝鮮半島の平和問題も議論された。朝鮮戦争は、アメリカを中心とする国連軍が韓国とともに戦い、中国は北朝鮮を支援。激しい戦闘となった。1953年には休戦協定が締結された。パンムンジョム宣言では、南北とアメリカ、または南北と米中による協議推進すると合意された。中国が休戦協定の当事者であり、韓国はなっていない。

中国は黙っていないのではないかと司会者がいう。朝鮮戦争は、中国に関わってくる問題だと諏訪教授がいう。宮家さんは、実質的には戦争は終わっているかもしれないという。国連軍については、どうなるのか。時間をかけて法的につめて、日本も関与した上で、決めないと今後大変なことになるだろうという。

朝鮮戦争は終わると、トランプ大統領はツイッターでつぶやいていると中山さんがいう。アメリカの強硬姿勢は、韓国に影響を及ぼしたのだろう。中国の前向きな協力がなければできなかったとトランプ大統領が言っていた。中国をよいしょするのが、トランプ大統領の戦略だと、司会者がいう。

◆南北首脳会談について !

南北首脳会談についてコメント。キャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家さんは「去年の今頃に比べて緊張が緩和したから意味があったと思う。これがいつまで続くかが重要。1972年から文書が5回出ているが、統一や平和などの語が出ているところが非常に似通っているので、真味がない。2005年の六者協議でも非核家の問題について詳細な議論があって合意ができているから後退している部分がある。」などと話した。島田敏男が、「北朝鮮は1月1日以降、対応をかなり変えた。北朝鮮自身は上手くいっているという認識なのだろうか?」と言った。

これに対して、早稲田大学大学院の教授の李鍾元は、「北朝鮮は、去年から今年に全般的に物事を転換させたいという前触れがあった。今回の会談は米朝首脳会談に核問題の解決をパスするような役割をした。」などと話した。慶応義塾大学の教授の中山さんは、「和解の演出が際立っていたが、数か月前とあまりに違うから懐疑的になってしまう。

実質的な中身はなく、非核化問題などは米朝首脳会談につなぐことが目的だったのだと思われる。その意味ではこの会談は成功だったと思う。トランプ大統領のツイートの反応が早く、別の場所ではトランプ大統領としては珍しく責任という言葉を使っていた。」などと話した。

島田敏男は、「ムン・ジェイン大統領は、就任以来、この流れを作ることを一番の目的にしてきたのか?」と言った。これに対して、東京大学の教授の木宮さんは、「オリンピックを利用しながら南北と米韓を上手く連携しながらここまでもってきたということは言えると思う。

非核化に言及していたことはいいが、期待していたほど具体的な言及はなかった。朝鮮日報でも、「北朝鮮の核問題は米朝首脳会談に回した南北首脳会談だった」と期待ほどではなかったという風に伝えていた。 」などと話した。島田敏男が「南北首脳会談の直前に金正恩委員長が中国に訪問していたが、このことで中国は北朝鮮を後押しするようになったのか?」と言った。

これに対して、静岡県立大学の教授の諏訪さんは「中国は現時点では変わったと言えないが、南北首脳会談を評価している。中国は米朝首脳会談が終わるまで慎重な姿勢を続けるだろう。」などと話した。

菅氏は、米朝首脳会談に非核化を任せる形となった中国について、金氏の非公式訪中の報道で南北は相互依存関係と表現していると紹介。金氏は訪中の際、段階的な非核化と述べており、今回の宣言では完全な非核化としているため真意を探る必要があると指摘。

李氏は宣言で非核化が出口に据えられていることについて、米朝で交渉を行う目的だろうとした。米は早急な非核化、北は経済重視に転換などの内部事情で非核化を伸ばしたいとも。

◆日本やロシアが、朝鮮戦争の終戦宣言に関与するか ?

日本やロシアが終戦宣言に関与することではないだろう。大きな枠組みを日本が率先して作ることが必要だろうと宮家さんがいう。トランプ大統領がほめるときには、本気ではないとのこと。日本は朝鮮戦争への当事者ではない。平和協定は4者で行うべきことだと木宮さんがいう。

北朝鮮の安全保障の問題は、日本の経済協力も必要となる。4者、6者で、それぞれやれることがある。そのためには、日米韓の調整が大切になると木宮さんがいう。

日本はロシアとも共闘して枠組みをつくる必要があるという。今の局面には、日本は必要ないと南北に考えられているだろう。北朝鮮は日本と今協議してもどうなるかわからないと思っているだろうとリー教授がいう。

安倍総理は南北首脳会談で拉致問題を取り上げるよう要請した。宮家は拉致問題解決には関係当事者に問題解決が重要とした。北朝鮮は米朝関係改善に大きな関心があり他国関係は二の次となっている、米朝関係がうまくいくか失敗すればお鉢が回ってくるのではとも。木宮は、文政権などは拉致問題への期待は、わかっているだろう、南北首脳会談では、日朝関係改善は必然であると働きかけたのではと予想。

中山氏は、トランプ政権は拉致問題について、米でも拉致被害者がおりアジェンダとなっているため積極的で関心は強いと話す。米朝会談での取り上げられ方は他の件とのバランスがあるとした。

諏訪氏は日中関係改善に向け中国へ人権問題への働きかけを要請することについて、歴史があるため正面から取り上げられるのは難しいだろうが対中だけではなく刷り込みは必要とした。

李氏は、北朝鮮は現在経済立て直しのため、転換を必要としており、他国との関係改善に向け動いている、タイミングもあるが、拉致問題についても、引き出していくべきとした。

日朝平壌宣言では、拉致という単語が入らなかったことで、物議を醸した。様々な合意を積み重ね履行し、非核化に繋げるべきであり、そのために、国際的枠組みに、日本が入りやすくすべきとした。

◆米朝首脳会談の焦点と日本外交について !

南北首脳会談を経た、米朝首脳会談の焦点と日本外交に求められることについて、諏訪は日本が蚊帳の外にならないよう柔軟にやっていく、中国は当事者ではないが近い意識を持ち貿易戦争では北朝鮮を使いながら完全な非核化を目指し、短距離ミサイルの件でも圧力をかけるべきとした。

木宮は米朝会談の焦点は非核化であり、条件・範囲・方法・期限を明確にする必要があり譲歩を引き出すため交換条件を米が提示すべきとした。日本の重要性を再認識させる良い機会のため日本は枠を定めバックアップすることは有意義とした。

中山は米朝会談では予想外の状況に当たるかもしれないとし、日米韓の連携を強め望むことが大事、トランプ政権は後がないため不安を感じるとした。トランプ政権はイラン核合意を5月12日に行うのでその判断も注目すべきと指摘。

積み上げの交渉が一般的だが米朝首脳会談では米国内状況もあり非核化を目的とした大きなディールが行われる可能性もあると予想、どうなるかわからないと話した。李氏は最大焦点は非核化であり日米韓で共通目標としているが国交正常化により他方の問題が多くなるため国際的取り組みが必要となるとも。

宮家は日本の立場について、動じないことと指摘。韓国には前のめりに、北朝鮮には日本から物はとれないという姿勢、米には米安保の問題であると刷り込むなどとし三国間の関係を強め静かに考える事が重要と話した。

(参考資料)

朝鮮戦争とは !

原因、休戦状態が続いている理由は ?

(honcierge.jp:2017.10.08より抜粋・転載)

日本の隣国、韓国と北朝鮮の間でおきた朝鮮戦争は「いまもなお続いている」ということを、皆さんはご存知でしょうか?遠いようで近い朝鮮半島で起きているこの戦争についてわかりやすく解説します。

◆朝鮮戦争とは?

朝鮮戦争は朝鮮半島において、1950年から始まった大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の戦争です。死者は、南北合わせて500万人にものぼるといわれています。

街は荒廃し、多くの戦争孤児が出るなど、朝鮮半島は大混乱となってしまったのです。

約3年にわたって泥沼化したこの戦争において、 アメリカでは、マッカーサーが、原爆の使用をも検討していました。結局、当時の大統領トルーマンにより解雇され、また、世論もあって、現実になることはありませんでしたが、第二次世界大戦以降、初めての核戦争の危機があったことは、事実です。

1953年の7月27日に、南北の代表とソ連およびアメリカの代表が会合をおこない、休戦協定が成立しましたが、実質的な終戦にはいまだ至っていません。

◆朝鮮戦争が起こった原因は ?

政治体制や経済状態も大きく異なる朝鮮半島の2国、韓国と北朝鮮は、もともとひとつの国でした。

1897年から1910年までは大韓帝国という国が半島を統一していたものの、1910年からは日本軍に侵略され、日本の統治下となります。

1945年の第二次世界大戦の終結とともに日本が撤退。その後朝鮮半島の統治に乗り出したのが、連合国側であったソ連とアメリカです。北緯38度線を境に、北側をソ連が、南側をアメリカが占領することになりました。それまでひとつの国だった朝鮮民族が、この時、分断されたのです。

その後もアメリカとソ連の対立が続き、両国が統一されることなく時間が過ぎていきました。

1948年8月15日、李承晩(イ・スンマン)が宣言を行い、38度線より南側に大韓民国が成立します。

それに対抗するように同年9月9日、ソ連の後ろ盾を得た金日成(キム・イルソン)が北朝鮮の成立を宣言。同じ朝鮮民族が暮らし、統一の可能性が模索されていた2国でしたが、これを機に本格的な分断へと至ったのです。

1950年6月25日、北朝鮮が突如北緯38度線を越えて南下を開始。朝鮮戦争が始まりました。国連の安全保障理事会は停戦を呼びかけると同時に北朝鮮を非難する声明を発表しましたが、停戦に至る様子はありません。3日後には、北朝鮮軍は韓国の首都ソウルを制圧しました。

韓国には日本に駐在していたアメリカの援軍が向かい、反対に北朝鮮には中国から大量の戦闘員が流れ込み、戦闘が続きます。

韓国と北朝鮮の対立の背景には東西冷戦から続く、アメリカとロシア・中国の対立が存在します。朝鮮戦争前、アメリカは朝鮮半島全域にロシア(ソ連)の支配が及ぶことを恐れて、南朝鮮に大韓民国を成立するよう働きかけました。一方の北朝鮮は、ソ連のバックアップを得て成立します。

戦時中も、韓国にはアメリカが、北朝鮮には直接介入を避けるソ連の代わりに中国が本格支援をおこないます。もともと資本主義と社会主義で相いれなかった両国ですが、この戦争でさらにその対立を激化させていきました。―以下省略―

 

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