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自民党の改憲案への野党の見解・詳報とは ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2019 年 5 月 10 日 21:22:21: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


  自民党の改憲案への野党の見解・詳報とは ?

T 5.3憲法集会で枝野代表が連帯のあいさつ

(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年5月3日より抜粋・転載)

 日本国憲法の施行から72回目の憲法記念日となる、5月3日午後、都内で市民団体主催の憲法集会が開催され、立憲民主党を代表して枝野幸男代表があいさつしました。「平和といのちと人権を !−許すな !

安倍改憲発議−5.3憲法集会2019」は、毎月19日に議員会館前行動を行っている「戦争させない・9条壊すな !総がかり行動実行委員会」が呼びかけた、実行委の主催で、2015年5月から毎年開催されており、今年で4回目。

野党各党や参院会派の代表が参加し、連帯のあいさつを行いました。主催者発表で、6万5千人が参加し、集会後は、豊洲コース、台場コースに分かれてパレードを行い、憲法の重要性を訴えました。

◆高田共同代表:嘘に満ちたキャンペーンが行われた !

 主催者あいさつで、高田健・総がかり行動共同代表は、「2年前の5月3日、安倍首相は、新しい改憲案を発表し、2020年に施行したいと述べた。憲法9条に、自衛隊を書き込むことを含む、4項目の改憲案がまとめられ、国会への提案と質疑開始が、目論まれた。

自衛隊員が可哀そう、との嘘に満ちたキャンペーンが行われたが、国会内の立憲野党の協力と、全国署名を中心とした、反対運動によって、与党改憲派は、憲法審査会での提起すら出来なかった。

改憲派には、この通常国会で、改憲発議を強行するか、参院選で2/3を維持するか、の2つの道しか残されていない。

私たちは、全力を挙げて改憲発議を阻止していこう。あらゆる運動と連帯して、通常国会での改憲発議を阻止し、参院選で野党と市民の連帯で2/3を阻止しよう」と訴えました。

◆枝野代表:日本の立憲主義は、後退を続けてきた !

枝野代表は、「残念ながらこの1年間、日本の立憲主義は、後退を続けてきた。憲法が保障する基本的人権の中でも特に重要なのが表現の自由。同調圧力や忖度によって、大手メディアを見ても、政治や社会の真実が国民には伝わっていない。

表現の自由の必須要素なのが知る権利だが、政府が隠ぺい・改ざんを行い、指摘をされても開き直るというとんでもない状況にある。

正しい情報が知らされ、自由な言論空間が保障されない限り、真の民主主義はありえない」と民主主義の危機に対する懸念を表明。さらに「憲法が保障する健康で文化的な最低限の生活を保障されない方々が残念ながらがますます増えている。

◆枝野代表:安倍政権を倒す、その先頭に立っていく !


U 玉木代表、「平和といのちと人権を !

   5.3 憲法集会2019 年」であいさつ

(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2019年5月3日より抜粋・転載)

あいさつする玉木雄一郎代表:

 東京・有明防災公園で、5月3日、「平和といのちと人権を! 5.3憲法集会2019」(主催:平和といのちと人権を!5.3憲法集会実行委員会)が開催され、玉木雄一郎代表があいさつに立った。

◆玉木代表:実は自衛権の範囲を 無制限に拡大しようとしている !

 「令和初めての憲法記念日、こうして多くの皆さんがお集まりになって集会が開催されること、心からお慶びを申し上げる」と前置きした玉木代表は、自民党の憲法改正、特に9条の改憲について取り上げ、「自衛隊を明記するだけで何も変わらない」との論調を展開していることを問題視した。

玉木代表は「自民党が出している条文イメージ案の中には、9条の規定は『必要な自衛の措置を講じることを妨げず』と書いてある。
つまり組織としての自衛隊を書くだけで、何も変わりませんと外に向かって説明をしながら、実は自衛権の範囲を無制限に拡大しようとしているのが自民党の案」だと解説。

 玉木代表はまた、国民投票法についても問題が多く、特にCM規制がないことへの懸念を示した。

「潤沢な資金のある政党や団体が、いくらでもテレビコマーシャルやネットのCMを打つことができる状況のままでは、そのCMを見た、たくさんの人は、賛成に、特定の考え方に誘導されるのではないか」「公平な国民の判断ができないような仕組みのまま、国民投票を行うことは、かえって民主主義を危機にさらす」といった点が憂慮されることにふれ、こういった問題点についてもしっかりと改めていく考えを示した。

◆玉木代表:日米地位協定の改定に取り組んでいく !


V 安倍政権に憲法語る資格なし !

  憲法記念日・NHK討論:小池書記局長が批判

(www.jcp.or.jp:共産党:2019年5月4日より抜粋・転載)

◆小池書記局長:首相自ら任期中の改憲を主張

すること自体が、憲法尊重擁護義務違反だ !

 日本共産党の小池晃書記局長は、5月3日、NHKの憲法記念日特集の政党討論番組に出演し、改憲について議論しました。

この中で「自衛隊明記」の9条改憲を含めた自民党改憲4項目をめぐり、同党の下村博文憲法改正推進本部長が連休明けの衆院憲法審査会で「説明したい」と述べたことに対し、小池氏は「首相自ら任期中の改憲を主張すること自体が、憲法尊重擁護義務違反であり、立憲主義の破壊だ。違憲の法案を強行してきた安倍政権に憲法を語る資格はない」と厳しく批判。国民は改憲を求めていないとして、改憲発議を目的とする審査会開催に反対を表明しました。

◆9 条改憲は、無制限の海外での武力行使につながる !

 小池氏は、9条1項、2項を残した上での「自衛隊明記」の案について「後から書かれた条文は、元の条文に優先するのが法律の大原則」だと指摘し、「1項、2項が無力となり、無制限の海外での武力行使につながる」と批判。

下村氏が「解釈は変えない」と述べたことに対し、安倍政権の下で自衛隊は海外の戦闘地域で集団的自衛権を行使し、空母まで持とうとしていると紹介し、「1ミリも変わらないというが、すでに何百メートルも憲法解釈を動かしてきた。さらに憲法に自衛隊を書き込めば、フリーハンドで海外で戦争できる国になってしまう」と強調しました。

◆参院選で、改憲の策動に審判を下そう !

 下村氏が「解釈改憲には限界がある」と述べたのに対し、小池氏は「安保法制=戦争法の制約すら乗り越えて、無制限で武力行使することになる」と指摘しました。国民民主党の玉木雄一郎代表は自民党の条文イメージ案では「自衛権の範囲が無制限に拡大する」と批判。

小池氏は「市民と野党で力を合わせ、参院選で改憲の策動に審判を下そう」と訴えました。(詳報)


W 生活をボトムアップする経済政策を !

■「日曜討論」新春特番で又市征治党首

又市征治党首:

与野党9党の党首が6日、NHK「日曜討論」新春特番のインタビューにこたえた。社民党の又市征治党首は「憲法9条を改正して軍事大国化を進め、戦争のできる国づくりを目指す。

一方で競争原理市場主義で規制緩和をやって国民の二極化、格差と貧困を拡大する。こんな政治は何としても終わらせなければならないという立場で立憲5野党1会派、また幅広い国民の皆さんと一緒になって安倍政権を打倒する」と年頭の決意を表明した。

憲法問題について又市党首は、マスコミの各種世論調査を見ても「内閣が優先すべき課題」で「憲法改正」は最下位が定位置であり、国民は改憲を望んでいないと指摘。その上で「民意を無視して自衛隊を憲法に明記したいと、自分の政治信条で言っているにすぎない。

それも国民をだまして、(自衛隊を書き込んでも)何も変わるものではないと言っている。何も変わらないなら変える必要はないではないか」と安倍首相のまやかしを批判。ここで新たに憲法に明記されることになる自衛隊とは安保法制で集団的自衛権行使が可能となった「海外で戦争のできる自衛隊」だと喝破し、「つまり平和憲法の破壊だ。断じて許すわけにはいかない」と語気を強めた。

(社会新報2019年1月16日号より)


X 憲法集会:野党のあいさつ・メッセージ(要旨)

(www.jcp.or.jp:共産党:2019年5月4日より抜粋・転載)

「5・3憲法集会」での野党各党代表などのあいさつ・メッセージ(要旨)は次の通りです。

◆立憲民主党・枝野幸男代表: 違い乗り越えて連携 !

 権力は憲法によって正当化され、憲法によって拘束される。この立憲主義は近代社会であれば当然の前提です。

 その原則が脅かされているといういまの日本の状況を打破するためには、さまざまな違いを乗り越えて、権力を憲法で拘束するというまっとうな社会をつくるために、壇上におられる各党のみなさんとしっかりと連携して安倍政権を倒す。その先頭に立つことをお約束申し上げます。

◆国民民主党・玉木雄一郎代表:「自衛権」を無制限に

 9条改憲では、自衛隊を明記するだけで何も変わらないと(安倍晋三首相は)説明しています。しかし、自衛権の範囲を無制限に拡大しようとしているのが今の自民党案です。

 安倍政権は憲法論議で、「我が国の独立」などを担保、強化したいといっています。それなら、大きな主権制約をされている日米地位協定を改定することこそまっさきに取り組むべきです。

 みなさんと力を合わせていきます。

◆社民党・又市征治党首:改憲何としても阻止

 安倍首相は、今度の参院選で改憲勢力の3分の2をかちとって、2020年改憲を実現しようと、虎視眈々(こしたんたん)と狙っています。何としても阻止しなければならない。

 9条改憲の狙いは、平和憲法の本質を、軍事優先に切り替えていくことにある。このことを多くの人々にもっと知らせましょう。今変えなければならないのは安倍政権です。退陣に追い込んで憲法改悪を阻止しましょう。

◆参院会派「沖縄の風」・伊波洋一議員: いまこそ平和主義へ

 いまこそ平和主義が必要な時です。政府は戦争法を強行成立させて、ことあるごとに隣国の「脅威」を強調して「日米同盟の強化」に結び付け、「抑止力」を理由にばく大な軍事装備を購入し、戦争に備えています。辺野古には米海兵隊の最前線基地を建設しようとしています。

 9条改憲を決して許してはならない。沖縄も頑張ります。全国から反撃していきましょう。

◆人権の尊重守り抜く !

衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(メッセージ)

 安倍政権は選挙で勝てば何をやっても許されるというおごりから国会軽視が目立ち、公平性がもっとも求められる行政がゆがめられる状況が続いています。立憲主義と日本国憲法の根幹である国民主権、平和主義、基本的人権の尊重を守り抜くために全力で取り組んでいきます。

◆優しい社会実現する !  玉城デニー沖縄県知事(メッセージ)

 本日は、沖縄県に憲法が適用されて47年目となります。沖縄県民は、鮮烈な沖縄戦や、米軍政権下の苦難の歴史を通して、平和と人権の尊さを肌身で感じてきました。私は、沖縄県民が受けてきた歴史的教訓を次世代に伝え、だれ一人取り残すことのない沖縄らしい優しい社会を実現することが重要と考え、まい進していく所存です。

 

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