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  鳩山内閣を潰し、傀儡の菅直人内閣を樹立した本尊は、米国だ !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 9 月 12 日 21:39:18: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 鳩山内閣を潰し、傀儡の菅直人内閣を樹立した本尊は、米国だ !

    菅直人内閣の深層・真相は ?


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/09/10より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。

7)菅内閣は、検察の判断であるかの

   ように検察に説明させて「隠蔽」していた !

「中国人船長の事案については、菅首相の判断で船長を釈放させたにもかかわらず、それが、あたかも、検察の判断であるかのように検察に説明させて「隠蔽」していたのである。それを行わせた菅首相も論外だが、当時、菅首相の不当な指示に、国交大臣として異を唱えることなく唯々諾々と従っておきながら、今になって、自分は菅首相の不当な命令を受けた被害者であるかのように語る前原氏の態度も信じ難いものだ。」

この事案において外交上の配慮から中国人船長を釈放するのであれば、「検察の判断」とせずに「指揮権発動」で措置するのが「法の支配」の下での適正な対応である。

8)前原誠司氏の主張は、合流新党への攻撃を目的とするもの !

前原氏によるこのタイミングでの発言は、菅直人氏が参加する合流新党への攻撃を目的とするものと思われる。

産経新聞が合流新党を強く警戒していることも鮮明に浮かび上がる。

前原氏は菅元首相の行動を非難しておきながら、当時は何の行動も取っていない。

郷原氏が、「異を唱えることなく唯々諾々と従っておきながら、今になって、自分は菅首相の不当な命令を受けた被害者であるかのように語る前原氏の態度」を「信じ難い」と非難するのは当然のことである。

9)重大事案になった原因を作ったのが、前原氏自身である !

私がこの事案を取り上げたのは、この事案が重大事案になった原因を作ったのが前原氏自身であることを伝えるためだ。

この事案が発生するまで、尖閣海域の中国漁船の問題については、「外交ルートでの注意喚起を行う」とし、「自国の関係法令を適用しない」とされていた。

これを、2010年6月8日の菅内閣による閣議決定を踏まえて、前原氏が所管する国交省=海上保安庁が尖閣海域の中国漁船への対処に際し、国内法令を適用することに、日本政府が対応を一方的に変更した。このことによって漁船衝突事案が発生した。

10 )前原氏は、尖閣海域での紛争を、人為的に創出した !

単純化すれば、前原氏が尖閣海域での紛争を、人為的に創出したとの側面が極めて強い。

背景に辺野古基地建設を推進する米国の強い意向が存在したことは言うまでもない。

米国と通じ鳩山内閣を破壊した中心人物の一人が前原誠司氏である。

この事案に関する「知られざる真実」を私たちは正確に把握する必要がある。

上記の菅直人内閣による閣議決定日付は、2010年6月8日である。

この日に菅直人内閣が発足した。

11 )鳩山内閣を潰し、傀儡の菅直人内閣を樹立した本尊は、米国だ !

鳩山内閣を潰し、傀儡の菅直人内閣を樹立した本尊は、米国である。

普天間移設問題で「米国にモノを言う」鳩山内閣を米国が潰した。

2010 年2月2日、米国のカート・キャンベル国務次官補が訪日し、国会内の民主党幹事長室で小沢一郎氏と会談した。

キャンベルは、2010 年2月3日、ソウルの韓国大統領府で金星煥(キム ソンファン)外交安保首席秘書官と面会した。

その会談内容の要約が公電として在韓米大使館から本国へ送られた。

これをウィキリークスが暴露した。内容は以下のもの。

「両者(キャンベル、金)は、民主党と自民は『全く異なる』という認識で一致。キャンベルは、岡田克也外相と菅直人財務相と直接、話し合うことの重要性を指摘した。」

12 )米国は、鳩山−小沢ラインから菅−岡田ラインに変更する方針を固めた !

日本の支配者・米国は、日本政治のトップを鳩山−小沢ラインから菅−岡田ラインに変更する方針を固めたのである。

このキャンベル訪日と同時に小沢氏元秘書の石川知裕衆院議員逮捕が強行され、小沢一郎氏を強制起訴する謀略工作が進行した。訪日したカート・キャンベル国務次官補は、2010年2月2日の小沢一郎氏との会談に先立って、前原誠司氏と会談した。

前原氏は小沢氏を信用するなと発言するとともに、年末の沖縄知事選での伊波洋一氏選出のリスクを、指摘したと伝えられている。―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

○民主党・悪徳10人衆による日本政治大破壊の真相と罪状 !

(植草一秀の『知られざる真実』」2014/07/13より抜粋・転載)

◆政権交代の偉業を破壊して、日本政治を崩落させた悪徳10人衆

民主党の悪徳10人衆は、恥を知った方がよい。

民主党を破壊したのが誰であったのか。

民主党が主権者の支持を失い、凋落した原因が何であったのか。

2009年の政権交代の偉業を木端微塵に破壊して、日本政治を崩落させた原因がどこにあったのか。

このすべての主犯が民主党の悪徳10人衆である。

この10人衆に属する者たちが、いま民主党の代表選前倒しを要求している。

自分たちが選挙で選出した代表さえ、任期中支える姿勢を示さずに、党の再生などあり得るわけがない。

党を破壊し、日本の民主主義を破壊しておいて、自分たちの思い通りにものごとが進まないと、こんどは、代表選前倒しを要求する。

この身勝手さが日本政治を破壊してきた現実を直視するべきである。

民主党代表選前倒しを要求する面々は、直ちに民主党を離脱して、新党を作るなり、自民党に入党させてもらうなり、それぞれの進退を明らかにするべきだ。

◆政権交代の偉業成就は、民主党内の小沢−鳩山ライン

2009年の政権交代を樹立させた主権者国民が、もっとも怒り心頭に発しているのは、この民主党悪徳10人衆である。

渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、安住淳、枝野幸男、玄葉光一郎、の面々である。

2009年の選挙で政権交代の偉業を成就させたのは、民主党内の小沢−鳩山ラインである。

2009年3月3日に、西松事件という、戦後日本政治で最大にして最悪の政治謀略事案が発生した。

小沢一郎氏が、2006年4月に民主党代表に就任し、奇跡の民主党大躍進を実現した。

前原誠司氏が民主党を解党の危機にまで凋落させた局面で火中の栗を拾い、民主党を再生させたのである。

その小沢民主党が民主党を大躍進させ、いよいよ、政権交代実現に手が届くところにまで政治状況を転換させた。

◆西松事件は、人為的に捏造された政治謀略事案

西松事件は、小沢−鳩山民主党による政権交代実現を阻止するために、人為的に捏造された政治謀略事案である。

この政治謀略事案はその後にさらに拡大し、陸山会事件とこれに連動する小沢一郎氏裁判事件にまで発展する。

すべては、小沢−鳩山民主党による政権を破壊するために捏造された、史上空前の政治謀略事案であった。この政治謀略事案が丸4年にわたって猛威を振るい、日本政治が転覆された。

その結果としての惨状がいま広がっているのである。

この日本政治大転覆の直接の原因は、史上空前の政治謀略事案であるが、この政治謀略事案によって、日本政治が転覆される上で、これを陰で支えたのが、民主党の悪徳10人衆なのである。

民主党悪徳10人衆は、民主党が主権者国民と交わした政権公約の根幹を踏みにじった。

◆岡田・前原・北澤は米国にひれ伏し、裏切りの行動を取り続けた !

これらの三名の担当者は、内閣総理大臣の指示には従わず、ただひたすら、米国にひれ伏し、裏切りの行動を取り続けたのである。

鳩山首相は党内の謀略工作を排除して、普天間の県外・国外移設方針を堅持するべきではあったが、米国は日本国内に潜伏させている対米隷属の細胞を活用して、民主党内で謀略工作を展開したのである。

そして、第三は、この悪徳10人衆が、政権交代の大業を主導した、民主党の小沢−鳩山体制を徹底攻撃し続けたことである。

西松事件・陸山会事件・小沢一郎氏裁判事件は、史上最大・最悪の「政治謀略事案」であった。

小沢一郎氏自身は、これらの総攻撃を排除して、最終的に完全無罪を勝ち取った。

一連の事案が、政治謀略事案であったことは、多くが明らかにされた、今振り返っても鮮明である。

この政治謀略に加担し、政権交代の偉業をゼロ、あるいは、マイナスにまで貶めた主犯がこの「民主党悪徳10人衆」である。

◆悪徳10人衆は、小沢氏と鳩山氏を追い落とした !

民主党の主導権を小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏が握ったことを逆恨みして、悪徳10人衆は、小沢氏と鳩山氏を追い落とした。

その悪徳10人衆の残骸が、こんどは、海江田万里氏が代表職にあることを攻撃して、代表選の前倒しを要求している。これ以上の厚顔無恥はない。

民主党代表選を要求する者は、直ちに民主党を、「離脱」するべきである。

恥知らずな言動をこれ以上提示するべきでない。

2009年の政権交代の偉業を主導したのは、主権者国民である。

主権者国民による偉業を実現にこぎつける上で、最大の貢献を示したのが、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏である。

この両名による民主党主導の体制が維持され、「シロアリ退治なき消費税増税は絶対にやらない」の政権公約が守られ、「辺野古の基地建設を阻止する」ことが貫かれていたなら、日本政治の歴史はまったく違うものになったはずである。

この方向で日本政治が刷新されることを阻止しようとした勢力が存在する。

この勢力は、目的のためには、手段を選ばぬ行動を示した。

 

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