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内閣総理大臣・公務員は、 「上から目線でものを見る」 事を改めるべきである !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 4 月 24 日 22:57:52: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


内閣総理大臣・公務員は、「上から目線でものを見る」

   事を改めるべきである !

失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !

国の巨額債務は多すぎる官僚の高給と天下りが原因 !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/04/19より抜粋・転載)

1)熊本地震での多数の被災者、一刻も早く

    生活の安定を回復されることを願う !

熊本県を中心に発生した、大規模な地震災害。
被災された方は、避難生活を余儀なく迫られている。

多くの方が犠牲になり、また負傷されている。
亡くなられた方の、ご冥福をお祈りするとともに、負傷された方のご回復を、心から祈念する。

2)「市民のための行政」であって、「行政の

    ための市民」ではないとの認識が重要だ !

また、早急な復旧により、被災された方々が、一刻も早く生活の安定を回復されることを願う。

そのために、必要不可欠な要素が、行政の活動である。
その際に、十分に留意するべきことは、「市民のための行政」であって、「行政のための市民」ではないことを明確に認識することだ。


3)上下の関係が、災害対応、被災地復旧に
   
     そのまま適用されてしまう危険が大きい !

日本は、中央集権の国で、行政機構におけるタテの関係が強い。
タテの関係とは、上下の関係である。この上下の関係のトップに、中央がある。
このトップの中央は、霞が関であり、そのトップに、内閣総理大臣が位置する。
この関係が災害対応、被災地復旧にそのまま適用されてしまう危険が大きい。

しかし、本来のあり方は違う。

国民主権というのは、主権者である国民を主役とする考え方である。
公務員は君臨する存在ではなく、国民に対して奉仕する立場にある存在である。
主権者である国民を下から支えるのが公務員である。


4)主権者である国民を下から支えるのが、本来の公務員だ !

上に君臨して、上から国民を支配するのが、公務員ではない。
日本国憲法第15条:公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。

○2  すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。
憲法には国民と公務員の関係が明記されている。
公務員は奉仕者であって支配者ではないのである。

そして、内閣総理大臣も公務員なのである。
この公務員を選定し、罷免する権利を主権者である国民が有している。


5)内閣総理大臣を含む、公務員は、「上から目線

    でものを見る」ことを改めるべきである !

災害があり、被災地への行政からの支援があるときに、「上から目線でものを見る」ことを改めるべきである。

天災が発生し、被災者を助けることは、行政の役割であり、その基本的な姿は、主権者である国民、住民、市民を、上から支配するのではなく、下から支えるべき存在なのである。

被災地で被災者に対して物資の配給を行うために、大行列ができている。
被災された市民は、秩序正しく、冷静に、温厚に、行動されている。

しかし、物資の輸送は滞り、必要十分な対応ができていない。


6)ライフラインが復旧していないために、

    被災者は、自宅に戻ることができない !

水道、ガス、電気のライフラインが復旧していないために、被災者は、自宅に戻ることができず、極めて劣悪な居住環境に置かれている。

被災者の置かれている環境は厳しく、高齢者や乳幼児、そして女性の困窮は強まるばかりである。

この状況下で、行政機構にある者は、霞が関、永田町を頂点とする、国民主権に逆行する「上からの支配」の発想を徹底して排除することが必要である。

民主主義、国民主権と、官僚支配、中央集権とは、根本的に相反する部分がある。
民主主義の特性のひとつは、多様性であり、地域主権なのである。


7)内閣総理大臣の言動を、上からの指令の

    如く、祭り上げる報道の姿勢は、大間違いだ !

内閣総理大臣の言動を、上からの指令であるかのように、祭り上げる報道の姿勢は、被災地支援、災害対策の基本を見誤らせるものである。

主権者は税金を納めて行政サービスを支えている。
行政サービスは主権者の資金負担で支えられ、主権者に奉仕をすることが根本的な位置付けなのである。

   ―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

T 「失敗から学ぶ」「失敗学」で

   「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !

1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !

素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。

タイトルは「失敗学」―――。ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。

「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。


2)タテワリ、横並びの官僚組織、

   「省益」「局益」「課益」への固執 !

ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。

<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。
この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。

その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。

結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。つまり<部分最適>―――。

3)国と地方の借金合計約1200兆円、

    歳出削減せず民間の2倍の高給を貪る !

天下り、渡りの法人へ年間12.1兆円歳出 !

  65年間で約787兆円の出費 !

だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2013年度は約1200兆円)―――。その後も減ったという話を聞かない。

GDP(国内総生産)の2倍。先進諸国中の最悪。歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。

自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。火山は3回もテレビで観た。

つまり<全体最悪>―――。民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。


4)マスコミは大部分インペイしているが

    官僚の汚職・腐敗は蔓延 !

しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。

こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。

『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。

公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17億円>。梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。

火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。企業の教育担当として「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。


5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、

    「知りませんでした」で責任逃れ !

「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。

「知りませんでした」というのも同じ。「権限委譲」は「責任放棄」ではない。逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。それこそがトップの<器>―――。

「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。「失敗学」に話を戻そう。「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。『失敗学の方法論は全て同じだ。

必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。次にそれを実証する。そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。

何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。

<予見>とは<仮説>なのだ。火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。

問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。<戦略>とは<仮説>―――。<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。

そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。もう一度<失敗学>…。「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。

ここからは火山の意見。
お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。豪腕維新の小沢一郎に期待したい。


U 自民・自公政権・政府の巨額ムダ使い

*天下り法人への補助金:12.5兆×65年=812兆円。
高すぎる公務員給与・2割分:5兆円×20%×65年=65兆円
公共事業の割高ムダ分:2兆×65年=130兆円。
 自衛隊装備費 割高ムダ分:1.5兆×65年=97兆円。
輸出戻し税・輸出企業の消費税還付:3.5兆×24年=84兆円

政官業癒着・自民党体制下・政府のムダ使い合計:1188兆円


 

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