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日曜討論：参院選22日公示、九党首に問う ！
野合は野党共闘か、自公・自社さの連立か ？
野党批判の建前野党は、実は、隠れ自民党か ？
（datazoo.jp/tv/日曜討論：2016年6月19日より抜粋・転載）
司会者挨拶とトーク。参院選が6月22日に公示となる。
争点として安倍内閣の経済政策の是非、消費増税先送り、安全保障や憲法などが挙げられている。参議院議員選挙・日曜討論：
★参院選の位置づけ どう戦うか ？
参院選の位置づけと戦い方について各党党首に聞く。
◆自民党・安倍晋三は、失われた税収を取り戻すとの公約は達成しつつある、今後も政策を前に進めていくと答えた。
◆民進党・岡田克也は、経済政策を転換して成長と分配を実現すべき、憲法改正で平和主義が失われることを阻止すべきと答えた。
◆公明党・山口那津男は、希望が行き渡る政治をテーマに戦うと答えた。
◆共産党・志位和夫は、自民党は秘密保護法や安保法制を強行しており暴走を止める必要があると批判、統一候補を立てて戦っていくと述べた。
◆おおさか維新の会・松井一郎は、消費増税先送りと社会保障の財源不足について大阪での実績を生かす政治を訴える、政治資金規正法の見直しも訴えると答えた。
◆社民党・吉田忠智は、自民党の強行政治を止める、社会保障や若者の希望など6つの課題を訴えていくと答えた。
◆生活の党・山本太郎は、自民党の経済政策の破綻は明らかであるが本丸は憲法改正にある、自民党草案を見ればその悪意は明らかと答えた。
◆日本の心を大切にする党・中山恭子は、日本の習慣や伝統を守る政治を訴える、経済政策については安倍政権を支持すると答えた。
◆新党改革・荒井広幸は、脱原発を訴える保守政党として活動する、アベノミクスを支持しつつ脱原発を訴えると答えた。
★アベノミクス参議院議員選挙憲法改正消費税
★アベノミクス 是か非か ？
アベノミクスへの評価は、世論調査では評価する48％、評価しない45％と割れている。
◆自民党・安倍晋三は、評価は年を追って上がりつつある、党内でも道半ばであるとの認識で一致しており今後も推し進めていきたいと答えた。
◆民進党・岡田克也は、アベノミクスを全否定はしないが金融政策には無理がある、円安・株高は解消されつつあり転換が必要と反論した。
◆自民党・安倍晋三は、税収が増えて国債の発行を減らすことで財政健全化を進めている、社会保障についても税収増をあてることができるなどと反論した。
◆民進党・岡田克也は、税収増のほとんどは消費税と株高によるもので経済政策の結果ではないと批判した。
◆自民党・安倍晋三は、所得の増加が税収増を生んでいる部分もあると反論した。
★アベノミクスと消費税
アベノミクスへの評価をその他の党首に聞く。
◆共産党・志位和夫は、失敗は明らか、大企業は収益をあげているが労働者には還元されていないと批判した。
◆公明党・山口那津男は、大学生の就職率が上がるなど雇用が改善している、税収増はアベノミクスの成果によるものと答えた。
◆おおさか維新の会・松井一郎は、アベノミクスのうち円安・株高を生んだ金融緩和は評価する、財政出動は消費税率引き上げと同時に行われ消費の増加をもたらさなかった、構造改革・規制緩和は自治体側から見ると進んでいないと述べた。
◆日本のこころ・中山恭子は、成長戦略が効果を生むには時間がかかり今後も推し進めることが必要と答えた。
◆生活の党・山本太郎は、失敗は明らかである、伊勢志摩サミットではリーマン・ショック級の失敗と首相が発言したがのちに否定したのも問題などと答えた。
◆自民党・安倍晋三は発言について、サミットでは国際的な金融危機について話し合ったと答えた。
★G7伊勢志摩サミットアベノミクス消費税
アベノミクスへの評価をその他の党首に聞く。
◆社民党・吉田忠智は、非正規労働者や貯蓄を持たない世帯が増えているなど問題が多く生まれていると批判した。首相に対しては消費増税見送りを「新しい判断」と述べたことについて、失敗を認めてはと指摘した。
◆自民党・安倍晋三は、雇用の改善やパートの給与増額など効果が出ていると反論した。
◆民進党・岡田克也は、子どもの貧困率が集計されていないとの発言は現場を見ていないことの表れであるなどと批判、消費増税は公約であったが取り下げについて国民への説明がなかったと指摘した。◆自民党・安倍晋三は、アベノミクスについては生活保護費や失業手当の支出額が減るなど効果が生まれている、消費増税見送りについては世界経済のリスクを考慮したものであるなどと説明した。
★アベノミクス消費税、消費税10％再延期 “新しい判断”は
安倍首相が消費増税を再延期したことについて、世論調査では評価するの声が58％と上回った。
財政再建・社会保障への影響については、不安を感じるとの回答が72％に達した。
★消費増税先送りについて各党に聞く。
◆民進党・岡田克也は、判断はやむを得ないが首相の判断は公約違反である、赤字国債の発行は今後毎年増えることになると答えた。
◆共産党・志位和夫は、増税先送りは破綻の表れである、個人消費の冷え込みの原因はアベノミクスの失敗にあり認めるべきと批判した。
◆自民党・安倍晋三は批判について聞かれ、個人消費の冷え込みは認めるが1-3月期では持ち直しており見守りたい、税収増や財政健全化などの実績は明らかであり今後も推し進めると答えた。
◆公明党・山口那津男は参院選を消費増税の信を問う選挙と位置づけたことについて聞かれ、信任を得て安定政権を作ることが必要と答えた。
◆おおさか維新の会・松井一郎は、消費増税は見送りでなく凍結すべき、国会議員の給与を削減する「身を切る改革」などを推し進めるべきと答えた。
★消費税・社会保障 充実策・財源は ？
続いて社会保障について聞く。
◆新党改革・荒井広幸は、社会保障についてはアベノミクスは成功している、雇用保険の支払い減を社会保障に回せば消費増税を行わず立て直し可能と答えた。
◆民進党・岡田克也は、消費増税先送りと赤字国債発行が同時に行われていることは明らかと反論した。
◆自民党・安倍晋三は、公債発行額を減額し続ける流れは変わらないと説明し、低所得者への給付などを国債でなく税収増から実行することに成功したと主張した。
★消費税・社会保障制度
社会保障について聞く。
◆公明党・山口那津男は、首相の「新しい判断」には消費増税先送りを行っても財政健全化を維持することが含まれているなどと説明した。
◆共産党・志位和夫は、3つの税逃れである大企業・富裕層・タックスヘイブンの仕組みを改善する必要があると述べた。
◆自民党・安倍晋三は、タックスヘイブンについてはパナマの大統領と首脳会談を行い銀行間の情報共有などの協定を結んだ、G7を主導して問題解決を行っていくと答えた。法人税・所得税の税率への指摘については、税率を変えずに税収増が達成できた、税率変更が経済成長を妨げるものであってはならないと答えた。
★タックスヘイブン消費税社会保障制度
社会保障について聞く。おおさか維新の会・松井一郎は、社会保障改革は待ったなしであり優先して行うべき、富裕層への課税は例えば東京都知事の収入は大阪府知事の2倍であり全国で見直して支出を抑えるべきと答えた。
★消費税・社会保障制度・舛添要一都知事問題
社会保障について聞く。
◆社民党・吉田忠智は、消費税の増税については反対、富裕層やタックスヘイブンへの課税は国民の批判が強いことから優先して行っていくべきと述べた。
◆生活の党・山本太郎は、消費増税が先送りとなったことは消費税が日本にふさわしくないことを表している、法人税が増税できない背景には与党が企業献金を受け取っていることがあるなどと述べた。
★タックスヘイブン・消費税・社会保障制度
社会保障について聞く。
◆自民党・安倍晋三は税の透明性について聞かれ、富裕層や大企業の税逃れはあってはならないことである、大企業が成長しなくては雇用が守れないこともあり単純に大企業に課税することはふさわしくないと述べた。資産課税の実施については、相続税や配当所得課税の見直しにより税収増を達成していると答えた。
◆日本のこころ・中山恭子は、経済成長を推し進めて所得増を達成する必要がある、個人所得はかつて1位だったが米国などに追い抜かれていると述べた。
◆共産党・志位和夫は、大企業の税制優遇やタックスヘイブンの問題をただす意思があるのか問いたいと述べた。
◆自民党・安倍晋三は、企業を目の敵にしていては成長を失うと反論した。
★タックスヘイブン社会保障制度
社会保障について聞く。
◆公明党・山口那津男は、安定財源としての消費税が必要である、経済成長を責任をもって取り組む必要があると述べた。
◆民進党・岡田克也は、消費税率引き上げを先送りすることで実施しなくなる社会保障を与党は明らかにすべきと述べた。
◆公明党・山口那津男は資産課税については透明性を高める、社会保障の抑制については赤字国債に頼らないことが重要と答えた。
★消費税・社会保障制度・選挙戦で 安全保障関連法は ？
続いて安全保障。野党は安全保障関連法の廃止で団結し、32の一人区で統一候補の擁立に成功している。
◆共産党・志位和夫が選挙協力について聞かれ、自民党を打倒するために戦っていきたい、他にも自民党の政策に反対するという広い部分で一致していると答えた。
◆自民党・安倍晋三は、与党を倒すためだけの候補擁立は意味がないと批判した。
◆民進党・岡田克也は、巨大与党が国会で採決を強行していることなどは明らかと述べた。
◆公明党・山口那津男は野党の主張について聞かれ、安全保障についての認識は与野党で共通している、野党による修正も取り入れていると述べ、野党は安全保障について考えが一致しておらず統一候補は信頼できないと批判した。
◆おおさか維新の会・松井一郎は、国会で示した対案をもとにした議論は憲法裁判所の設置を求めていくと答えた。
★国家安全保障基本法案安全保障
安全保障について聞く。
◆生活の党・山本太郎は、国会での採決前にアメリカの議会で成立を約束してきたのが問題などと批判した。
◆新党改革・荒井広幸は、自衛のための行動とすること、国会の事前承認を必要とすることで解決できると主張した。
◆日本のこころ・中山恭子は、独立国家としての安全保障体制を作るべきと述べた。
◆社民党・吉田忠智は、政府の強行採決を受けて各地で違憲訴訟が生まれている、首相が国会答弁で質問への回答を避けるなどの行動も生まれていると述べた。
◆自民党・安倍晋三は、集団的自衛権の行使はアメリカを始め各国の支持を得ている、北朝鮮のミサイル発射への対応でも連携を確認できたと答えた。
◆民進党・岡田克也は、諸外国は合憲・違憲を決める立場にないと述べた。
◆共産党・志位和夫は与党から野党統一候補への批判について、野党連立政権の実現は話し合って実現していくと述べた。
★国家安全保障基本法案安全保障
★憲法改正 ・各党の訴えは ？
憲法改正について、世論調査では必要ある26％、必要ない33％、どちらともいえない32％と意見が割れた。
◆自民党・安倍晋三は参院選での主張について聞かれ、憲法改正は自民党の結党以来の目標である、参院選では憲法改正のできるレベルを目標としていない、国民投票の実施について議論を高めていきたいと答えた。
◆新党改革・荒井広幸は、現時点では改正は時期尚早であり議論を深めるべきと答えた。
◆日本のこころ・中山恭子は、自主憲法の草案を作って訴えていきたいと答えた。
◆生活の党・山本太郎は、自民党の改正草案は問題が多いと批判した。
◆社民党・吉田忠智は、首相は在任中の憲法改正を目標としているが街頭演説で憲法に触れず不誠実であると批判し、憲法のこれまでの役割を認識しているのかと質問した。
◆おおさか維新の会・松井一郎は、議論のできる勢力を国会に作っていくと述べた。
◆共産党・志位和夫は、自民党の改憲案には問題があり批判することを参院選の争点としていきたいと答えた。
★参議院議員選挙・憲法改正
憲法改正について聞く。
◆公明党・山口那津男は、議論が成熟しておらず参院選の争点とは成り得ないと答えた。自民党との協議が進んでいるかと聞くと、合意には至っていないと答えた。
◆民進党・岡田克也は、首相は目標として掲げており争点隠しをしているのは問題である、憲法の意義を侵略戦争をしないことと発言したのも問題と答えた。
◆自民党・安倍晋三は、平和主義については過去の意見を踏襲している、条文の改正範囲などが収れんしておらず現時点での改憲実行は現実的でないと答えた。最後に改憲勢力を構成したいという考えは変わったのかと聞くと、希望は変わらないが改憲についての議論が先と答えた。
補足説明：安保法案に賛成した、また、安倍内閣不信任案に反対した、
おおさか維新・新党改革・日本のこころを大切にする党（元・次世代の党）
・日本を元気にする会は、隠れ自民党で〜す ！
建前、平和・中道主義・大衆福祉・公明党の正体は、
戦争・右翼・弱肉強食・自民党の山口派で〜す ！
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