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安倍自公政権の安保法案 への元首相からの批判 !  (第2回・完)
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6516.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 7 月 28 日 16:00:57: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


安倍自公政権の安保法案への元首相からの批判 !

細川氏、羽田氏、村山氏ら元首相5人、「戦争(安保)法案、NO !」

       (第2回・完)


(tamutamu2011.kuronowish.com:2015年8月12日より抜粋・転載)


◆元首相決起で広がる「戦争法案反対」の流れ !

☆8月11日までに回答したのは、非自民政権だった細川護熙(もりひろ)、羽田孜(つとむ)、鳩山由紀夫(友紀夫)、菅直人各氏と自社さ政権だった村山富市氏である。

☆元NHK記者の大治浩之輔さん(79)は「提言は、憲法を尊重し、憲法の下で政治が行われるという当たり前の価値観を共有している。これを破ろうとしているのが安倍首相だと国民は気付いている」と述べた。

☆「安保法制を成立させれば立憲主義は崩壊してしまい、
国益を損なう」と廃案を求めた。

☆二度と過ちを繰り返さないという国際社会への約束事」だ。

☆「平和憲法の精神が今日の平和と繁栄の基礎を築いた」とし、
「安倍総理から日本を守ろう」と皮肉った。
「『戦争への国造り』から『平和への国造り』へ総理の英断を求める」と訴えた。

☆菅氏は「国民や日本の将来よりも亡くなった祖父の思いを
優先する安倍総理の政治姿勢は立憲主義に反する」と批判した。

◆細川護熙氏の提言全文(PDF)

◆羽田孜氏の提言全文(関係者が口述筆記・PDF)

◆村山富市氏の提言全文(PDF)

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

◆鳩山由紀夫氏の提言全文(本人の意向で友紀夫と表記・PDF)

「安倍晋三内閣総理大臣への提言」

安倍総理大臣、私も総理として大変に稚拙だったと反省する身ですので、あなたに大きな顔をしてお説教をする立場ではないことを良く心得ています。ですが、せっかく機会をいただきましたので、国のあるべき姿について私見を述べさせていただきます。

 安倍総理、あなたは、昨年の総選挙で大勝利を収めました。勝ったのだから、自分の思い通りの法律を創るのだと力んでおられるようです。私は、2009年民主党が大勝利し政権交代直後に、最もやりたかったのは、国家権力を強めるのではなく、一人ひとりの命を大切にする政治でした。


☆安倍総理、あなたはなぜ今、時代に逆行して国家権力を強めようとされるのでしょうか。「

国会運営は『国会は野党のためにある』の気持ちで」と竹下登元総理がいつも話されていたように、数を頼みに力で押し切るのではなく、野党や国民の声に耳を傾けることを心掛けることが大切ではないでしょうか。今、国民の多くが「戦争が出来る国」になることを心配しています。

そして、安保法制の法案が今国会で成立することに反対しています。総理自身も「国民の理解が進んでいない」ことを認めておられますが、「国民の理解が進んでいない」というより、「国民の理解が進むほど反対が増える」と理解するべきでしょう。

 なぜなら、総理の説明を伺うほどに、時代認識の誤りや矛盾に、国民は気が付き始めているからです。総理はことある毎に、「安保環境が大きく変わる中で」と枕詞のように話されます。世界情勢が緊張感を増してきているかのように聞こえますし、メディアもそのように報道します。


☆安倍総理は、4、50年前の状況と比べておられるようですが、その時代には、米ソ冷戦が激化し、キューバ危機やベトナム戦争がありました。
今よりはるかに物騒な時代でした。
現在の米ロが戦端を開くことはあり得ませんし、米中も戦争はしません。あまり報道されませんでしたが、昨年オバマ大統領が来日した際の記者会見で、「小さな岩のことで中国と争うのは愚の骨頂」と諌めた通りです。安保環境が悪化しているならまだしも、その時よりはるかに良くなっているにも拘らず、「戦争に参加するための法案」を、なぜ今更議論するのでしょうか。

 総理は集団的自衛権を分かりやすく説明するつもりで、アメリカ本国や離れが火事の時に日本が火消しをすることだと例示されましたが、火事と戦争はまるで違います。火事は消せば済みますが、戦争は協力すれば、敵が攻撃する可能性が生まれるからです。後方支援は直接的な武力行使ではないと言い張っても、敵は兵砧を断つ戦略に出るのが鉄則ですから、真っ先に狙われます。逃げれば全滅でしょう。


☆ また、安倍総理は、ホルムズ海峡が封鎖されたら、日本に原油が来なくなる。

☆だからホルムズ海峡に敷設された機雷の除去の手伝いをする必要性があると、しばしば例として挙げますが、これこそ時代認識の大きな誤りでしょう。
総理は特定の国を想定していないと逃げていますが、イランを念頭においておられることは明らかです。かつて私がイランを訪問した際、国内から大きな非難を浴びましたが、そのときに私がアフマディネジャド大統領に申し上げたのは、原子力の平和利用に徹するとしても理解されるには時間がかかるので、日本を見習って辛抱強く対話路線で交渉してほしいということでした。

その後、イランは辛抱強く対話を続けてくれたと思います。そして漸く6か国との協議が最終合意にまで到達しました。イランとアメリカやイスラエルとの間の不信感が完全に拭えたとは思いませんが、少なくともホルムズ海峡に機雷が敷設されるような環境では全くないことだけは明白です。

安倍総理は、適切な具体的な例が見つからないので、このような例を挙げられたのだと推察いたしますが、具体的な例がないということは、法案に今日的な必要性がない証左でしょう。


☆ 総理、そもそも集団的自衛権を限定的であれ行使できるようにするには、憲法改正が必要です。どうしても行使すると言うのなら、憲法改正を堂々と行ってからです。
☆国の安全保障の根本に関わる議論を変更するのですから、表玄関から正直に入らなければ、生涯禍根を残すでしょう。

ただ、私はアメリカに媚を売るような形で集団的自衛権の行使をすることには反対です。それはアメリカの決めた戦争に唯々諾々と参加せざるを得なくなることが明らかだからです。

また、日米安保一体化の一環として、普天間飛行場の辺野古移設を強引に推し進めておられますが、これ以上強行されると、沖縄の人びととの間に流血の惨事が起きかねません。この件では、私が大きな責任を有していますし、辺野古に決めてしまったことを沖縄県民にお詫びいたします。


☆ただ、翁長知事を筆頭に沖縄のみなさんは、覚悟を決めておられます。
辺野古は無理です。

総理には民主主義を守っていただき、あらゆる可能性を、沖縄を含めアメリカ政府と検討していただきたいと願います。少なくとも私が総理のときには、アメリカには柔軟なところがありました。

柔軟でなかったのは、むしろ日本の外務省と防衛省でした。北海道のある駐屯地では司令がすべての自衛隊員に遺書を書くことを命じました。こんな形で自衛隊員に苦しみを与えて良いと思われますか。

 私は日本を「戦争のできる普通の国」にするのではなく、隣人と平和で仲良く暮らすにはどうすれば良いかを真剣に模索する「戦争のできない珍しい国」にするべきと思います。
私が総理のときに訴えました「東アジア共同体」構想を、中国の習近平主席が唱え始めています。

中国と韓国は自由貿易で結ばれていきます。アセアンも今年中に経済共同体が作られます。


☆日本こそ、そして沖縄こそ、その結節点として立ち上がる時を迎えているのではないでしょうか。「戦争への国造り」から、「平和への国造り」へ総理の英断を求めます。

◆菅直人氏の提言全文(PDF)

「安倍総理に対する提言」

安倍総理は小さいころから祖父であった岸信介元総理を尊敬し、岸総理がやったことはすべて正しいと母親から教えられてきている。祖父を尊敬することは一般的には決して悪いことではない。ほほえましいことである。

しかし、政治家として祖父である岸信介元総理がやったことすべてが
正しいと思い込むのは問題だ。
 私は第一次安倍内閣の2006年10月5日の予算委員会で、安倍総理に対して「岸元首相が東条内閣の商工大臣として太平洋戦争の開戦の証書に署名したことは正しかったと考えるか、間違っていたと考えるか」という質問をした。それに対し安倍総理はいろいろ逃げの答弁を試みたのち、最後に「間違っていた」と認められた。

 しかし、その後の安倍総理の言動を見ていると、「間違っていた」との答弁に基づく太平洋戦争に関する「反省」の態度は、後退を続けている。

そして、岸元総理がやりたくてできなかった憲法改正をすることが自分の使命と思い込み、解釈改憲を強行し、現在憲法に明らかに違反する「安保法制」を強行しようとしている。

 私は政治家の使命は国民のため、自国のため、世界のためを考えて行動することだと考える。いくら肉親であったからと言って、国民や日本の将来よりも亡くなった祖父の思いを優先する安倍総理の政治姿勢は立憲主義に反し、民主主義国の総理としての資格はない。

 安倍総理は、2011年5月20日のメールマガジンで、当時総理であった私に対し、3月12日に福島原発1号機への海水注入を止めた責任を取って即座に総理大臣を辞するように主張した。

この主張自体、虚偽に情報を真に受けて安倍総理の大間違いであったことはすでに明らかになっている。


☆それに対し、安倍総理は立憲主義を踏み外していることは明らかであり、今回は私の方から、安倍総理はその貴任を取って直ちに総理を辞任されるよう求めるものである。


*悪徳ペンタゴン:

日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。

ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。

日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。

(植草一秀氏の説)


*日本操り対策班:
安倍自公政権を支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?

リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。

(副島隆彦氏の説)



 

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