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「巨大利権」より、国民の生命・自由・幸福を 尊重するなら、原発稼働の選択はない !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6904.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 10 月 08 日 21:24:34: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


「巨大利権」より、国民の生命、自由、幸福を追求する権利を

   尊重するなら、原発稼働の選択はない !

小泉元首相の講演、今度は福島・いわき市で「廃炉は国民の常識」と主張 !

日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・

ズサンな設計・ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任だ !



(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/05より抜粋・転載)
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1)美辞麗句の裏の、自公政治家・連合首脳の

   本音が、原発再稼働にあることは明白だ !

新潟県知事選が、10月16日に投票日を迎える。最大の焦点は、原発だ。
東京電力柏崎刈羽原子力発電所を再稼働することの是非を問う選挙である。
既得権勢力は、もちろん原発再稼働推進である。

「原発の安全性を確認すること」を強調していても、本音が、原発再稼働にあることは明白である。
原発が推進される理由はひとつしかない。「巨大利権」であるからだ。
「国民の生命、自由、幸福を追求する権利を根底から覆す明白な危険」そのものであるのが、原発である。このことを東京電力福島第一原子力発電所の現実が明白に示した。


2)「巨大利権」より、国民の生命、自由、幸福を

  追求する権利を尊重するなら、原発稼働の選択はない !

国民の生命、自由、幸福を追求する権利を尊重するなら、原発稼働の選択はない。
それにもかかわらず、安倍政権が原発を熱烈推進している。

「いまだけ、カネだけ、自分だけ」この「三だけ主義」が安倍政権の基本である。

そして、新潟の主権者が判断を迫られている。愛媛県の伊方原発が再稼働された。
巨大地震の発生源と言える、中央構造線に極めて近い場所に立地する伊方原発である。


3)伊方原発に事故が発生すれば、半島の先端側に

   居住する住民は、逃げ場を失い、見殺しにされる !

伊方原発は、狭隘な半島の付け根部分に立地しており、事故を引き起こした場合、原発よりも半島の先端側に居住する住民は、逃げ場を失う。見殺しにされるのである。

それにもかかわらず、10月2日に実施された伊方町町選挙では、原発推進の元県議・高門清彦氏が原発稼働に反対する西井直人氏を大差で破り、新しい町長に選出された。
得票数は、高門清彦氏が、5451票、西井直人氏が765票だった。

投票率は、71.45%、当日有権者数は8834人だった。
重要な選挙であるが、この選挙に決定権を持つ主権者は、8834人しかいない。


4)国民の生命・健康・幸福より「巨大利権」を重視する、

  安倍政権は、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の人だ !

地元の住民が、原発稼働に積極的であるのは、原発稼働が「巨大利権」をもたらすからである。

しかし、原発が事故を引き起こすときに被害を受けるのは、立地自治体だけではない。

フクシマ事故では、東日本全土、あるいは、日本全土が喪われる危険が表面化した。
現にフクシマ事故のために、10万人を超える人々が、移住を迫られる事態が発生した。
立地自治体の了解を必要とするなら、事故を引き起こしたときに、被害が及ぶ可能性がある、すべての自治体の了解を取ることが必要である。


5)原発立地の住民は、利権に惑わされず、原発問題

   の本質を理解して、賢明な判断を示すべきだ !

原発が立地する、その場所の自治体の了解だけで、原発を稼働させることが正しくないことは、誰にでも分かる。県知事選では、県民全体の判断が示される。

「巨大利権」に群がろうとする人々が存在するのは推察できるが、県民は単なる「利権追求」ではなく、問題の本質を理解して、賢明な判断を示すべきだ。

選挙を通じて主権者が求める政治を実現させるには、選挙の際に、明確な選択肢が示されることが必要だ。県政の課題は、原発だけではないが、原発問題は、突出して重要な問題であると言える。


6)世界一の原発がある新潟県には、原発問題は、

    突出して重要な問題である !

日本の主権者全体が、新潟県民の判断を注目している。
この選挙で特筆するべきことは、民進党の最大の支持母体である「連合新潟」が、原発稼働反対の候補ではなく、原発推進と見られる候補を支援していることだ。

そのために、安倍政権に対峙すると振る舞っている民進党が、原発稼働反対の候補を支援していないのだ。これが民進党の現実である。

日本の主権者全員が、この重大事実を知らなければならない。
民進党は、原発稼働阻止ではない、原発稼働推進なのだ。


7)新潟県民は、原発稼働阻止の方針を示す、

   米山隆一氏を必ず新知事に選出するべきだ !

新潟県民は、原発稼働推進の新知事を選出するべきでない。
原発稼働を阻止するため、原発稼働阻止の方針を示す、米山隆一氏を必ず新知事に選出するべきである。

7月10日に実施された鹿児島県知事選で、原発推進の現職候補である伊藤祐一郎がまさかの落選を演じた。当選したのは、元テレビレポーターの三反園訓氏である。

あの、保守王国の鹿児島で、原発推進の与党候補が敗れ、鹿児島にある、川内原発の稼働停止を求めた、新人候補が当選を果たしたのである。−この続きは次回投稿します−


(参考資料)

T 小泉元首相の講演、今度は福島・

  いわき市で「廃炉は国民の常識」と主張 !

(yuzawagenpatu.blogspot.com:2016年2月11日より抜粋・転載)

小泉元首相は、2月8日に、都内で脱原発の講演をしたばかりですが、2月10日には、福島県いわき市で、講演をおこないました。

 約1300人の聴衆に向かい、「福島の原発を全て廃炉にするのは国民の常識」、「原発ゼロは空想でも幻想でもない。事実が証明している」と述べました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

東京新聞 2016年2月10日: 東京電力福島第1原発事故で多くの避難者が生活する福島県いわき市で10日、小泉純一郎元首相が約1300人を前に講演し「福島の原発を全て廃炉にするのは国民の常識。福島をお手本に、やりがいがあり夢がある原発ゼロを目指して頑張ろう」と訴えた。

第1原発の6基は、廃炉が決まっているが、福島第2原発の4基は、福島県が、再三にわたって廃炉を求めているにもかかわらず、東電は方針を示していない。

小泉氏は、事故後、原発に頼らず生活できていることに触れ「原発ゼロは、空想でも幻想でもない。事実が証明している」と強調した。
「いつかゼロにしようという総理が出ることを期待している」と述べた。(共同)


U 日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・ズサンな設計

   ・ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任だ !

日本地震学会会長で
京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:

■日本の巨大地震発生頻度は、世界平均の293倍 !

■日本の火山密度は、世界平均の百倍 !

■日本の原発密度は、世界平均の186倍 !

 米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに
仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。福井県の面積は、地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
 従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!

 ほとんど正気の沙汰ではありません。

「ただ、日本では地球表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。

また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、安全と言える場所はほとんど存在しない。こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、
平原和朗氏(59歳)は

「日本に安心して住める場所はない !」と主張する。

V 川内原発・伊方原発付近で、大地震

    が発生する可能性は十分にある !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/04/16より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)1596年9月に、中央構造線・
川上断層セグメント内M7.0規模の地震が発生 !

2)その翌日に、これらの地震に誘発されたと考え
られる、M7.0の慶長伏見地震が、京都で発生した !

3)地震の震源は、熊本、阿蘇、大分に分散している
が、すべてが、「中央構造線」、上で、発生している !

地震の震源は、熊本、阿蘇、大分に分散している。

しかし、共通している点は、これらのすべてが、「中央構造線」、上で、発生していることである。

1596年の慶長伊予地震、慶長豊後地震、慶長伏見地震は4日以内に連続して発生したものであるが、共通点は、これらの地震が、「中央構造線」上で発生していることだ。
日本列島を縦断する、「中央構造線」。この「活断層」が活動を活発化させていると考えられる。


4)「中央構造線」の「活断層」が、活動を活発化

させており、阿蘇山の小規模噴火も因果関係がある !

阿蘇山が小規模噴火したが、当然、因果関係があると考えるべきである。
熊本から離れた地域でも、中央構造線上の地域では、連動する大規模地震の発生を警戒するべきである。とりわけ、愛媛県の伊方原発と鹿児島県の川内原発は、この中央構造線上、あるいは、間近に立地しており、特段の警戒が求められる。

私たちは、地図で位置を確認するから、九州と四国、本州を別のものと勘違いしてしまいやすい。

しかし、離れているのは、陸地の低いところに水が集まって、これが「海」と呼ばれているからだ。


5)九州と四国、本州は、海を除外して考えれば、

   全部つながっている !

しかし、この水たまりを除外(海の下の地下)
して考えれば、全部つながっている。
そのつながっている地球の表面に亀裂が走っている。これが「断層」と呼ばれるもので、この「断層」が時折ずれる。この「ずれ」が地震である。

九州の八代湾から大分湾にかけて断層が走り、この断層が四国北部を西南西から東北東に通過し、
さらに、淡路、京都につながっている。


6)川内原発・伊方原発付近で、大地震が

   発生する可能性は十分にある !

九州の川内原発のあたり、愛媛県の伊方原発あたりで、大地震が発生する可能性は十分にある。
4月14日の地震で観測された地震加速度は、昨日記事に記述したように、今回の地震による揺れの強さは、1580ガルだった。
http://goo.gl/sIGaMAこの地震動は、九州電力川内原発の耐震性能基準規制値 
620ガルをはるかに上回る。

四国電力伊方原発の耐震性能基準は、 570ガルである。
福島の原発事故を受けて、規制基準は、厳格化された。


7)安倍政権は、「世界で最も厳しい規制基準」だとウソ発言しているが、

伊方原発の耐震性能基準は、570ガルであり、熊本地震は、1580ガルだ !

これを安倍政権は、「世界でもっとも厳しい規制基準」だと自画自賛しているが、今回のM6.5の地震によって観測された、1580ガルの揺れをはるかに下回る。

これで「安全」などと言うなら、おへそでお茶が沸く。
川内原発は、直ちに運転を中止するべきだ。九州電力川内原発は、鹿児島県薩摩川内市に所在する。

川内市では、1997年5月13日に発生した地震で、震度6弱の揺れを観測している。

―この続きは次回投稿します―

 

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