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蓮舫・民進党代表の新春記者会見(下・完)  野党連携について
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投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 1 月 15 日 21:46:36: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


蓮舫・民進党代表の新春記者会見(下・完)

野党連携について

「共謀罪」新設・組織犯罪処罰法改正案について


(www.minshin.or.jp:2017年1月12日より抜粋・転載)

蓮舫代表記者会見:

2017年1月12日(木)15時00分〜15時29分

■冒頭発言:○長時間労働規制法案について
○クオータ制導入関連法案について

■質疑:○政治分野における男女共同参画推進法案について

○東京都議会議員選挙について

○野党連携について

【代表】
 安住代行が、例えば街頭演説であるとか、あるいはさまざまな場所でごあいさつをされるということがありますが、そのあいさつの原稿であったり、中身に関してどのように発言・発信をしていくのかは、基本的には執行役員会で代表・幹事長に一任を受けています。ですから安住さんが代行としてご自身で自由闊達に話しているのではなくて、党としてここまでの発言で、今の段階では我々の立ち位置はこうだとわかるような形で執行部では共有していると理解をしていただきたいと思います。

【代表】
 いずれにせよ現政権を、やはり「一強」ではいけないという認識では4野党は共有をしています。その部分では、いろいろな可能性を否定するものではありませんが、いずれにせよ私自身が最も大切にしているのは政策です。この政策でわかり合え、共有できるものがあった場合に、次には地域間の協力、どういう形で「できる限りの協力」ができるのか。この段階までもう踏み込んで進めているものですから、後は実際に具体的に選挙がどういう時にやってくるのか、どういうタイミングなのかも含めて総合的に判断していきたいと思います。

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

【北海道新聞・金子記者】

 野党共闘に関係して、政策や候補者調整で実務者協議に年明けから入っているが、野党第1党として民進党が野党共闘について主導権を発揮していく、リーダーシップをとっていくということについては、民進党内からももっと発揮してほしいという声や、他党からも民進党にぜひリーダーシップをもっと発揮してほしいという声も聞かれる。このことについて蓮舫代表はどのような認識を持っていらっしゃるかということと、今後主導権をとっていくとすれば、それについての意気込みを伺いたい。

【代表】

 現段階においても、特に私の大切にしている政策などは、市民連合からいただいた要請はまず私達が、ここまでなら我々の中で答えができる、共有できるという案をお示しさせていただいて、他の野党にお諮りをしています。

 その部分ではある意味の事務作業ですので、皆様方に「これが積極的な私達の主導権だ」とお伝えするような場面というのは少ないかもしれませんが、丁寧な我々の提案があって、それに対して4野党での協議・合意があって初めてまとまっていくものだと思っていますので、劇場型で積極的にどうのこうのと進めるやり方は私は今回はとらないと思っていますので、そこはご理解をいただければと思います。

【朝日新聞・松井記者】

 今週末、共産党の党大会がある。それに関連してだが、なぜ安住代行が出席されるのか、その人選の理由について伺いたいのと、共産党は国会の開会式に出席するだとか、
最近少しずつ態度を変えてきている部分がある。今、選挙協力を進めて民進党と話し合いをしている最中だとは思うが、今時点での共産党そのものについて、民進党代表としてどのように見ていらっしゃるか。

【代表】

 3人の代行に支えてもらっています。中でも、3人の役割というのを分けさせていただいています。特に江田憲司代行には地方組織の再生であり強化、あるいは細野豪志代行には政策のアップグレードであったりネット対策をしていただいて、安住淳代行には国会対策あるいは4野党との調整をお願いしています。その役割分担が一つと、あとは執行部の日程の調整の結果とご理解ください。

 共産党がいろいろと進歩・変化をしていることは、我々も認識はしています。ただ、他党のことに対して「だから我々がこう考える」と言うのは、なかなか適切ではないと思います。

○「共謀罪」新設・組織犯罪処罰法改正案について

【NHK・花岡記者】

 「共謀罪」について伺いたい。政府は、この通常国会に「共謀罪」、組織犯罪の法案を出そうと検討しているようだが、今までに3回廃案になっている経緯も含めて、民進党として、この通常国会で「共謀罪」について審議することの是非についてはどうお考えか。

【代表】

 「共謀罪」は、やはり国民の皆様方の中で不安に思っておられる方が多いというのが私の率直な認識です。なぜならば、やはり対象犯罪が600を超える数あります。その中には公選法(違反)など、テロとは全く関係のない法律(違反)も含まれておりますので、国民が常に監視下に置かれるのではないかという不安、この声がこれまで強くて、過去3回とも「共謀罪」は廃案になっています。

 今回もし出してこられるのであれば、過去の3回の経緯を踏まえてどういうふうに改善されているのか、その中身はもう少し見てみないとわかりません。実際に出してこられるかどうかもわかりませんので、我が党としてこの国会でどういう対応というのは、時期尚早だと思います。

【朝日新聞・松井記者】

 「共謀罪」の関連で、国際組織犯罪防止条約、いわゆるパレルモ条約を批准するに当たっては、対象をあまり絞り過ぎてしまうと批准ができなくなるという問題も指摘されている。
パレルモ条約を批准することの必要性、そのためには国内法の整備が必要なわけだが、その必要性については民進党としてはどのようにお考えか。

【代表】

 そもそも、この条約を締結する時に、私どもも賛成をしていますし、条約の必要性、特にテロに対してしっかりと国際的に取り組んでいくんだという、その精神はもちろん賛成しております。

 ただ、4年以上の懲役・禁錮という条件になっていますが、そうなるとどうしても対象犯罪数が随分広くなります。600を超えるとなりますと、やはり国民の皆様方の理解が一番ですから、その不安をどうやって取り除いていくことができるのか、丁寧な説明も含めて、法案の中身も含めて、やはり相当分析をさせていただかなければ、私どもも対応を決めることがなかなかできかねますので、実際に政府がお出しになられるのかどうなのかも含めて、これは慎重に見させていただきたいと思います。

○トランプ次期米大統領の記者会見について

【NHK・花岡記者】

 今日の未明にトランプ次期大統領が会見を行った。その会見を見られての感想と、特に日本に関しては、貿易不均衡でアメリカの得になっていないという名指しの発言もあったが、これについてどうお考えか。

【代表】

 会見の様子は、大統領選の時のような、ある意味「トランプ節」は健在だなというような印象が残りました。
 ただ我が国の国名を2回挙げてお話しになられた中身については、特に自由貿易体制について認識のそごが若干まだあるのかなという印象を受けました。特にアメリカを中心として、世界で自由貿易はこれまで進歩しながら進められてきましたし、その益を各国が共有して、享受して、世界経済は発展してきました。

ですから、アメリカだけが損をしているという考え方ではなくて、両者ともにどういうふうに国益をプラスに持っていくことができるのか。これをやはり丁寧に、我が国の外交戦術としてトランプ次期大統領とわかり合い、同じ認識を共有する、まさに「自由」「民主主義」「法の下の平等」、この部分の認識を共有することがとても大切だと思いました。

【NHK・花岡記者】

 トランプ次期大統領と、大統領選後初めて会談した海外の首脳が安倍総理だが、日本政府として、会談をしてもこういうふうに名指しで指摘をされてしまう状況になっている。日本政府に対して、トランプ政権に対してどのような働きかけが必要とお考えか。

【代表】

 まさに各国首脳に先んじてトランプ次期大統領と我が国の総理はお会いになりました。その話された内容は国会の質問で何度もお伺いをしても明らかにされてはいません。もちろん外交ですから、表にできること、できないことがあるのも理解はしています。

ただ、お二人がお会いをしたにもかかわらず名指しで非難をされるという、自由や民主主義や法の下の平等、あるいは自由貿易についての意識の共有がうまくできていないなと思えるのが1点と、やはりTPP。さきの国会であれだけ衆参両院の貴重な時間と税金を使って最優先した方向は現政権の失政だったと、あらためて思いました。

○天皇陛下の退位をめぐる議論について

【産経新聞・豊田記者】

 天皇陛下の譲位に関する法整備について伺いたい。社民党の吉田党首が今日の記者会見で、恒久制度として皇室典範の改正を模索すべきだと党としては考えていると述べられた。民進党は既に典範改正で対処すべきだという考えをまとめられているが、今後行われる与野党の意見集約では考え方を同じくする他の野党と足並みをそろえて臨まれる考えはあるか。

【代表】

 我が党の中では皇位検討委員会を立ち上げて、昨年、論点整理を行い、執行役員会で報告を受け、常任幹事会で報告・承認しています。ただ、やはりこれは、これまでも何度も申し上げておりますが、各党がそれぞれの案を用いて対案形式にしたり、あるいはある意味の政局的な衝突を呼んではいけないものだと私どもは思っていますので。

 我々の考え方として論点整理はお示しをさせていただきました。それには、女性宮家も含めてさまざまな課題があることも我々は提示しているわけです。
ただ、これから先、例えば天皇の地位というのは「国民の総意に基く」ものですから、国民の代表である国会でどのような議論の会議体が設けられるのかも含めて、我々はやはり静かな環境で陛下の「お言葉」に思いを寄せつつ、そして我々の論点、あるいは他の政党、党から出される論点、どういう形が一番「国民の総意に基く」ものなのかは、議論は静かにしていきたいと思っています。

【TBS・牧野記者】

 生前退位の件で、民進党としてはどのように対応すべきとお考えか。現時点で、あらためてお聞きしたい。

【代表】

 皇位検討委員会で論点整理をいたしました。
 特例法ではなく、皇室典範の改正によること。そこにおいては、皇嗣が成年、天皇のご意思、皇室会議の決議というものをもって(退位することができるとの)新たな条文を創設すべきであると。あるいは、そこにおいては女性宮家の創設、あるいは女性天皇・女系天皇については新たにこれからしっかり議論をしていくことも提言をさせていただいていますので、これは私達の中間の、とりあえずの論点整理です。

【朝日新聞・松井記者】

 退位の問題と関連して、女性宮家の創設等を民進党は求めているが、この点について各党に必ず今後検討するだとか、今後の動き方について確約をしてほしいという考えはあるか。

【代表】

 何度も申し上げているように、この退位の件に関しましては、やはり静かな環境で、それぞれの政党のお考え、それぞれの政党のご提案も含めて、しっかりと話し合いをしていくものだと思っているのです。
その時に、「こうあるべきだ」とか「こうでなければならない」ということを我が党が強硬に主張するたぐいのものではないと思っています。

 ただ、我々の論点整理の中では、これは一つの課題として重いのではないかという部分で女性宮家等のことはあえて提起させていただきたいとは思いますが、どういう会議体になるかわかりませんが、他の政党がどのように受け止めて、どのようなお考えをお持ちなのか、まずは聞いてみなければ前に進めることはできないと思っています。予断を持って「こうだ」と言い切る話のものではないとも思っています。

○東京都千代田区長選挙について

【TBS・牧野記者】

 千代田区長選挙については、民進党としてどのように対応するお考えか。

【代表】

 千代田区長選においては、まずは地元の総支部の対応に任せています。その上で、次の段階では東京都連がどのような形でまとめるのか。それを受けて、党としてどのような支援ができるのかを決めていきたいと思います。

○新年に当たって

【「FACTA」・宮嶋記者】

 年明け、箱根で青山学院が、優勝したり、連合の賀詞では、「神津に蓮舫」ですか、そういう声も上がっていたが、年明けで何かご自身でこの3ヵ月を踏まえて、ギアチェンジをしようというようなのがあったなら、初回なので伺いたい。

【代表】

 ギアはチェンジして、後ろに下げるものではないと思っていますので、ローからハイに一歩ずつ進めていければと思っています。
 青学の優勝は、よかったです。

民進党役員室


 

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