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共産党大会に対する中央委員会報告(第11回・完) 日本国憲法に実を結ぶ  !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/7511.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 1 月 30 日 17:08:55: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


第27回党大会に対する中央委員会報告(第11回・完)

戦前の闘いがつくった財産――日本国民全体の財産、日本国憲法に実を結ぶ

幹部会委員長 志位和夫

本来の公明党の理念・基本路線は ?

自民党への従属は、日蓮大聖人・3代の会長に違背 ?!


(www.jcp.or.jp:2017年1月17日より抜粋・転載)

日本共産党第27回大会で、1月15日、志位和夫委員長がおこなった大会に対する中央委員会報告は次の通りです。

第1章(新しい政治対決の構図と野党連合政権)について

第2章(世界の新しい動きと日本共産党の立場)について

第3章(安倍・自民党政権を打倒し、新しい日本を)について

第4章(国政選挙と地方選挙――野党と市民の共闘の前進、日本共産党の躍進を)
について
◆統一地方選挙、中間地方選挙の勝利をめざして
◆「市民・国民とともにたたかう」選挙、後援会活動の強化について

第5章(新しい統一戦線を推進する質量ともに強大な党建設を)について
◆「党勢倍加、世代的継承」に挑戦する実践を通じての教訓
◆党勢拡大を持続的な上げ潮の軌道に――大会の二つの呼びかけ
◆「いまなぜ党建設か」――「日本の政治の新しい時代」を前にすすめる党を
◆「楽しく元気の出る支部会議」を、全党に定着させよう
◆労働者階級、若い世代のなかでの党づくり――全党あげて挑戦しよう !
◆若い世代のなかに党を――双方向の精神で開始された探究を本格的な流れに

以上は前10回投稿済みです。以下はその続きです。

第6章(95年の歴史に立ち、党創立100周年を展望する)について

 決議案の最後の章――第6章は、日本共産党の95年の歴史を概括し、「歴史が決着をつけた三つのたたかい」についてのべるとともに、党創立100周年をめざして、野党連合政権に挑戦する決意を表明しています。

 全党討論では、この章を、多くの党員のみなさんが、自らの党員としての人生を重ね合わせて受け止め、強い感動と共感の声が寄せられました。
 中央委員会報告で強調したいのは、わが党の95年の党史で、「歴史が決着をつけた三つのたたかい」は、現在と未来に生きる大きな財産をつくったということであります。

◆戦前のたたかいがつくった財産

――日本国民全体の財産、日本国憲法に実を結ぶ
 戦前の天皇制の専制政治・暗黒政治とのたたかいがつくった財産は何か。
 わが党が、この間の野党外交のなかで実感してきたのは、侵略戦争と植民地支配に命がけで反対を貫いた歴史が、アジアをはじめとする世界の国ぐにとの交流のなかで、わが党への強い信頼と友好の土台となったことでした。戦前の党の歴史を語るといっぺんに心が通いあう。私たちは、アジアの国ぐにとの外交で、こうした体験を何度もしたものでした。

 この歴史は、一人わが党だけの財産ではありません。2007年、暗黒政治による弾圧に抗して不屈に反戦平和を貫いた宮本顕治元議長が死去したさい、評論家の加藤周一氏は、「宮本さんは反戦によって日本人の名誉を救った」という談話を寄せてくださいました。この時期の党のたたかいは、一人日本共産党だけのものでなくて、日本国民全体の財産と言ってもよいのではないでしょうか。(拍手)

 そして、この時期の党のたたかいは、「政府の行為」によって戦争を引き起こしたことへの反省とともに、国民主権の原則を明記した日本国憲法に実を結びました。これこそ私たちが手にした最大の財産であります。日本国憲法は、現在と未来の日本の進路を照らす羅針盤として、いまを生きる私たちのたたかいのよりどころとなっています。

◆覇権主義とのたたかいがつくった財産

――自主独立の路線、新しい党綱領

 戦後の旧ソ連などによる覇権主義とのたたかいがつくった財産は何か。
 何よりも、自主独立の路線――自らの国の革命運動の進路は自らの頭で決める、どんな大国でも干渉や覇権は許さないという路線であります。この路線は、21世紀の世界において大きな生命力を発揮しています。

 決議案は、アメリカの軍事的覇権主義の大破たんを批判するとともに、中国における新しい大国主義・覇権主義のあらわれを厳しく指摘し、ロシアにおけるスターリン時代の覇権主義復活に厳しく反対し、国際政治から大国主義・覇権主義を一掃する決意をのべています。ここには党史の生命力が発揮されているということを、私は、強調したいと思うのであります。(拍手)

 日本共産党は、自主独立の路線を土台にして、1961年、綱領路線を確定しました。さらに、わが党は、覇権主義の巨悪とのたたかいを通じて、政治的に鍛えられるとともに理論的にも発展をかちとりました。その成果は、2004年に決定した新しい党綱領に全面的に盛り込まれました。綱領は、「日本の政治の新しい時代」において、情勢といよいよ響き合い、大きな生命力を発揮しています。

◆「日本共産党を除く」体制とのたたかい

――野党と市民の共闘に実を結ぶ !


 「日本共産党を除く」という「オール与党」体制とのたたかいがつくったものは何か。

 2015年に開始された野党と市民の共闘こそ、三十数年にわたる日本共産党排除の「壁」と私たちが不屈にたたかい、苦闘の末に、ついにこの「壁」を取り払ったもとで、つくりだされた流れにほかなりません。

 この共闘の流れは、2016年の参議院選挙、新潟県知事選挙などで、最初の重要な成果をあげ、日本の政治の未来をひらく大きな希望となっています。私たちは、いま、野党と市民の共闘によって、日本の政治を変えるという、かつて体験したことのない未踏の領域に足を踏み入れつつあります。

 決議案は、次のように呼びかけています。
 「95年のたたかいを経てつかんだ成果、切り開いた到達点に立って、開始された新しい統一戦線を発展させ、安倍政権を倒し、野党連合政権に挑戦しよう」。
 全党の同志のみなさん。

 私たちの95年のたたかいは、現在と未来に生きる多くの「成果」をつくりました。多くの先人たちの苦闘がつくりだした誇りある「到達点」に立ち、党創立100周年をめざし、力あわせ未来をひらこうではありませんか。(大きな拍手)
 以上をもって、中央委員会を代表しての報告を終わります。(長く続く大きな拍手)

(参考資料)

本来の公明党の理念・基本路線は ?

T 公明党「中道革新連合政権」構想5項目

公明党初期(池田第三代会長時代):

(島田裕巳『創価学会・もう一つのニッポン』139頁等):

@ 反自民党、反大資本、中道主義
A 平和・自立・中立政策に基づく外交政策、「日米安保条約の段階的解消」
在日米軍基地段階的縮小、
B 日本国憲法と議会制民主主義の擁護、
C 国民福祉優先の経済政策
D 政治経済の改革手段としての暴力革命・急進主義を否定し、漸進主義を選択する

U 自民党の一党支配を打破し、新政権軸を目指す !

 (石田公明党委員長)

1993年7月、総選挙に臨む基本姿勢について、石田委員長は、「自民党の一党支配の下で、『政治腐敗が起こる 改革が叫ばれる 改革が実現しない 選挙で政権が動かないまた腐敗が起こる』というような“悪循環”が何度となく繰り返され、今まさに政治不信はその極に達している。

この『“悪循環”を繰り返してきた最大の原因』は、“自民党に代わる政権の受け皿がなかった”ということであると思う」と日本プレスセンターで発言しました。
さらに、「政治を刷新して、緊張感を持たせる、また、政・官・財の癒着を断ち切るには、どうしても二つの問題が重要になってくる。

1つは“政権交代のシステム”であり、もう1つは“抜本的政治改革”だ」
と主張しました。
政権を選択できる、二大政党制をつくりたい !(1998年8月:浜四津敏子代表)

V 魚住昭氏の主張:自民党権力に迎合・屈服した公明党

(魚住昭『差別と権力』講談社2004年、295〜296頁より抜粋・転載)
後に、野中広務元幹事長が、自公政権作りを成し遂げた後、有力支持者の1人が「どうやって学会・公明党とのパイプをつくったんですか」と野中に聞いた。すると野中はこう答えたという。

「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」と著書にしるしている。


V 牧口初代会長等は、軍部権力による弾圧下で信念を貫いた !

@ 創価教育学会への国家権力からの迫害

軍国主義国家、国家神道強制の下、創価教育学会の神社参拝拒否、神札の奉祀拒否の態度が、治安当局・特高刑事から監視されるようになった。起訴状によれば、牧口会長は、治安維持法違反と神宮に対する不敬罪で起訴されたことが記述されている。

国家神道を宗教の正邪のうえから謗法として戒め、勇猛果敢に折伏を進める創価教育学会を、戦時中の当局が看過するはずがなかったのである。
戦時下にあっても、学会は折伏を展開し、入信に際しては神札などの謗法払いを厳格に行っていた。

そして、牧口会長・戸田理事長は、日蓮大聖人の立正安国の精神を実践し、国家神道を根本にした政府のあり方、中国への侵略戦争は間違いであることを主張して譲らなかったのである。
昭和18年7月6日、牧口常三郎、戸田城聖らが逮捕され、翌年3月までには、学会の検挙者は21名にのぼった。牧口はこの逮捕を、国家諫暁の好機であるととらえていた。
取り調べの場は、さながら折伏、弘法の観を呈した。

A 日蓮正宗総本山は保身のため牧口会長を「信徒除名処分」!

B 過酷な獄中でも国家神道・侵略戦争の誤りを正した、牧口会長等の信念 !

X 公明党創立者の精神:

学会員への裏切りは、最大の不知恩です。

新・人間革命:広宣譜60: 未来会の集いのあと、山本伸一は、米子文化会館の館内を回り、本部幹部会の役員や合唱団のメンバーらを激励した。彼が二階ロビーにいると、未来会のメンバーが集まって来た。 「さっき、会ったばかりだもの、特別な話はありません」
 伸一は、こう言ったが、皆、瞳を輝かせ、彼の言葉を待っていた。
 “それならば、これだけは語っておこう”と思い、伸一は口を開いた。
 「未来会の皆さんは、両親をはじめ、多くの学会員の希望であり、誇りです。また、皆さんは、未来会の結成に際して、いろいろな決意をされたと伺っています。人間として最も大事なことは、皆さんに期待を寄せてくれている両親を、未来を君たちに託そうとしている学会員を、自分自身を、決して裏切らないことです。裏切りは、最大の不知恩です。

 それには、青春時代の誓いを、終生、果たし抜いていくことです。私は、諸君が、その誓いを本当に果たし、決意を実践していくのか、じっと見ています。口先では、なんとでも言えます。大切なのは、行動です。結果です。君たちが見事な実証を自ら示すまで、私は励ますことも、讃えることも、褒めることもしません。厳しく見ています。

 おだてられ、甘やかされて育てば、人間は強くなれません。力もつきません。ちょっと辛いことや困難に出くわせば、人のせいにして恨み、愚痴や文句を言って逃げ出すような弱い人間には、なってほしくないんです。強く大きな心のリーダーに育ってほしいんです」

 心が弱ければ、困難や苦しみを恐れて、恩義を踏みにじり、裏切りさえも犯しかねない。正義の人とは、心強き人だ。
 伸一は、未来会のメンバーを生命に焼きつけるように、じっと視線を注いだ。
 「私は、君たちに大成してほしい。新世紀の大リーダーに育っていってほしい。だから厳しくしていきます。それが慈悲なんです」

 彼は、未来を担い立つ王者を、本当の後継の師子をつくりたかった。

 

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