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  政治刷新のため、年内に旧民進党の 分離分割を、完遂するべきだ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/9162.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 11 月 29 日 20:29:52: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


政治刷新のため、年内に旧民進党の分離分割を、完遂するべきだ !

政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

    の大罪と自民党・自公体制の深層・真相 !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/11/27より抜粋・転載)
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1)イタリア「五つ星運動」のムーブメントを語る、対話集会が開催される !

2)対話集会について、黒川敦彦氏がブログに詳述されている !

3)五つ星運動のリーダーの一人が、初来日して、市民と交流する貴重な機会だ !

4)「五つ星運動」では、国会議員の任期は、2期までとし、
議員報酬は、国民の平均年収だ !

5)「五つ星運動」は、20〜40代の若い世代を中心に支持を広げてきた !

6)対話集会は、「五つ星運動」リーダーから、「五つ星運動」
の内容を聴く、貴重な機会だ !

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

7)悪徳ペンタゴンは、反自公側に手を突っ込んで、反自公票
が、割れることを誘導している !

そして、自公側の勢力・悪徳ペンタゴンは、反自公側に手を突っ込んで、反自公票が、割れることを誘導している。
自公勢力は、両面作戦を取っていると、見るべきである。
この敵の戦術を知り、これに対処しなければ、事態を打開することはできない。

しかし、事態を打開する道筋は、おぼろげながらも見えている。
10月22日の衆院総選挙において、北海道、新潟、沖縄で、自公対峙勢力が自公勢力と完全に互角の戦いを演じた。その根幹は何であったか。


8)北海道等で、反安倍政治勢力が、自公勢力と互角の戦いができた
のは、政策を明確にし、候補者を一本化して、大同団結した事だ !

それは、安倍自公対峙勢力の政策を明確にした上で、候補者を一本化し、それを主権者=市民が、全面的に支えたことである。
安倍自公対峙勢力の政策を明確にすることとは、旧民進党勢力のなかの立憲民主党を基軸にするということであった。民進党には、与党と野党が混在してきた。

このために、野党共闘の足並みが乱されてきた。
民進党が分離・分割されて、初めて「たしかな野党」勢力が明確な姿を現した。
この立憲民主党を、基軸に据えたからこそ、政策を基軸にする野党共闘が成立したのである。


9)総選挙前に、希望の党が創設され、反自公陣営の
共闘体制が分断された !

総選挙前に、希望の党が創設され、反自公陣営の共闘体制が揺さぶられた。
「安倍政権打倒」の一点で大同団結、呉越同舟が形成されていたなら、安倍自公政権を退場させることも可能であったかも知れない。

しかし、希望の党は、その途上で、自公補完勢力である「本性」をむき出しにした。
ここで、立ち止まり、民進党の完全分離を実現していれば、北海道、新潟、沖縄以外でも、野党共闘が形成されて、異なる結果が生み出されただろうが、民進党の大部分がそのまま希望の党への合流に踏み切り、結果として野党勢力の分断が自公勢力に漁夫の利をもたらした。


10)希望の党が、戦争法制の容認等、隠れ自民党の政策を
踏み絵に用いたから、民進党は分裂した !

民進党の分離・分割が生じたのは、希望の党が、戦争法制の容認、憲法改定の推進という根幹にある問題を踏み絵に用いたからである。
これまでの民進党は、こうした根源的な問題についての路線対立を党の中に内包するものであった。

だからこそ、野党共闘の成立が阻害されてきたのである。
重要なことは、政治勢力が基本政策路線を明確にすることだ。
こんな当たり前のことすら守られてこなかったところに本質的な問題がある。
これが民進党の一部分離・分割によって、一部解消された。


11)革新・野党の共闘を推進できる勢力が、
 立憲民主党として、分離・独立した !

そして、野党共闘を推進できる勢力が、立憲民主党として、分離・独立した。
次の衆院総選挙、そして、2019年夏の参院選に向けて、この民進党の分離・分割を完遂する必要がある。それが、主権者に対する誠実な行動である。

民進党は現在、立憲民主、希望、無所属、参院民主の4勢力に分離された状況にある。
この分離が野党勢力の混乱を招いている。これを、政策路線を基軸に整理するべきだ。
政策路線の焦点になるのは、原発、戦争法制・憲法、消費税である。
自公の路線に賛同するのか、自公の路線に対峙するのか、この基準で、二つの勢力に、分離・分割されるべきなのだ。


12)政党交付金の存在が、問題解決の進捗を妨げているが、
民進党・希望の党から、反安倍政治の議員は、分離すべきだ !

政党に残存する政党交付金の存在が問題解決の進捗を妨げている。
政党交付金残高は、分離分割後の議員数に応じて按分すればよい。
それが合理的な解決方法であろう。

安倍自公政治に対峙する勢力が明確にひとつの勢力としてまとまる。
これが実現すれば、野党共闘は極めて分かりやすくなるだろう。
北海道、新潟、沖縄で実現した野党統一候補の擁立が可能になる。


13)選挙区ごとに、野党統一候補の擁立をすれば、
 自公と対等に戦えるのだ !

そうなれば、選挙における死票を大幅に減らすことができるはずだ。
この野党共闘勢力と自公勢力以外に、自公補完勢力がもう一人候補を擁立することになれば、この第三の候補は、野党統一候補とではなく、自公候補と競合することになる。

そうなれば、野党統一候補が勝利する可能性が一気に高まることになるだろう。
この実現のためには、民進党の裏側に存在してきた連合の分離・分割が必要不可欠になる。
年末に向けて、野党勢力の再編、とりわけ、旧民進党勢力の完全分離・分割が最重要の課題になっている。

(参考資料)

    政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

      の大罪と自民党・自公体制の深層・真相 !

「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。

日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。


2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。

具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。

3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから改革者・小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。

その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。


4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破
棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。

その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。


5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。


6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。


7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

菅直人氏と野田佳彦氏、二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。それほどまでに厚顔無恥なのである。
野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。これを契機に、野田佳彦氏は完全に財務省に取り込まれた。
自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。
財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。


8)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋 !

要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。
しかし、財務省は、天下り利権を放棄するどころか、天下り利権の全面奪還に動いている。
我が身を切る改革ではなく、我が身を肥やす膨張を実行しつつ、一般庶民に悪魔の税負担を強制している。これで日本が良い国になるわけがない。


9)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋

10)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !

安倍政権は、消費税再増税を、2017年4月に延期したが、本質は変わらない。
ハゲタカ、シロアリ、ハイエナのための政治を推進し続けている。
そして、現在の民主党に、増税推進の悪徳10人衆残骸が潜んでいる。

したがって、第二自公にしかならない野党勢力の再編ではなく、自公勢力に正面から対峙する主権者勢力を代表する新党の創設が必要不可欠なのだ。
民主党が代表選を通じて分裂することが望ましい。
この意味で、今回の民主党代表選に期待される最大の事項は、民主党分裂とその後の主権者政党の樹立である。



 

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