(回答先: 法相続投「おかしい」＝社民・福島氏（時事ドットコム） 投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 21 日 17:23:54)

「柳田法相、続投姿勢を強調「１日も早く国民の信頼回復を」
産経新聞 11月21日(日)15時50分配信

国会軽視発言で野党が問責決議案などの提出を検討している柳田稔法相は２１日午後、法務省内で記者団の取材に応じ、「『検察の在り方検討会議』もやっとスタートした。そう時間をかけて改革をするというわけにはいかない。１日でも早く国民の信頼を回復しなきゃならない」と述べ、続投する姿勢を強調した。

　詳細は以下の通り。

　「どうもお疲れさまです。今日は役所（法務省）に来て、刑事局長を呼び、国会における答弁についていろいろと指示を出した。具体的には、よく『個別案件』とか『法と証拠に基づいて』というふうに国会で答弁をしてきたが、このままでいいのだろうか。たとえば、尖閣（諸島の中国漁船衝突事件）の問題については従来以上に相当踏み込んで答弁をしてきた経過もある。大阪地検の（証拠改ざん事件の）問題についても踏み込んだ答弁を従来以上にしたつもりだ。とはいっても、さらに踏み込んだ答弁はできないものかどうか、大きな意味で、国会の議論、いろいろあるが、そういう場合にはさらに踏み込んだ答弁ができないものかどうか。まあ、そういう意味では、（刑事訴訟法）４７条という制約があるわけだが、その辺のこともふまえて、検討をして欲しいという風に、（刑事局長に）指示を出しに来た」

　「まあ明日でもいいかといわれれば、明日予算委員会があるので、朝からずっと時間がとれない可能性もあるので、今日ここに来て、先ほど刑事局長に指示をしたところだ。これからも、従来通り、真（しん）摯（し）に国会の答弁にはお答えをする所存であり、刑事局長に指示した内容がまとまれば、さらに踏み込んだ答弁ができるようになるのではないかと。そうなれば国会の審議もさらに充実していくだろうと。そういう思いがあるので、今後とも、真摯に答えていきたいと、そういう風に考えている」

　−−この週末も、与党内からも大臣の自発的辞任を求める声が出ているが、進退について改めて。

　「今触れたように、国会答弁についても、さらに踏み込んだ答弁ができないかどうか指示を出したところなので、今後とも真摯に国会の答弁には臨んでいきたいというふうに考えている」

　−−自民党が２２日に、問責決議案を出す構えを見せているが、問責可決の場合、審議拒否をする方向だ。そうした場合、大臣はどのように対応するのか。

　「国会のことは国会がお決めになるのだろうが、先ほども申し上げましたとおり、国会の審議が充実するように、国会の答弁も考えていかなければならないということで、指示をしたところなので、今後とも、真摯に国会の答弁をふまえて行いながら、がんばっていきたいと、こう考えている」

　−−刑事局長に今日このタイミングで指示をされたっていうのは、どういった理由からか。　

　「この週末、今までの国会答弁をいろいろ考えた。その際、いろいろ国会でご批判があったわけだが、私としては従来以上に踏み込んだ答弁をした、してきたつもりではあるが、さらに踏み込んだ答弁をする必要があるという考えになったので、今日そういうふうな指示をしたところだ」

　−−法務省側からはどのような反応が。

　「はい、分かりましたと。至急やりますということだった」

　−−大臣の発言が国会を軽視していると批判されてきたことについては、踏み込んだ答弁ということをしないという方針を作った法務省の責任であると考えているのか。

　「いえいえ。ご存じのように、大きな案件があった。国会で答弁をさせてもらった。その答弁については真摯に答弁してきたつもり。その答弁がもう少し踏み込めないかどうか、色々と週末も考えたわけなので、今日、指示をしただけで、過去に私は国会を軽視したとか、答弁を拒否したとか、そういうことは一切なかったので、それは少々、違うのではと考えている」

　−−菅直人首相や仙谷由人官房長官と今後、何か相談する予定は。

　「この件は私の答弁なので、私がどうするかという判断だと思う」

　−−問責決議案が可決されたとしても、今後とも職責を果たしたいという考えに変わりはないということか。

　「『検察の在り方検討会議』もやっとスタートした。そう時間をかけて改革をするというわけにはいかない。１日でも早く国民の信頼を回復しなきゃならない。そういうふうな強い決意でやっているので、しっかりとした改革案を提示していきたいと考えている」」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101121-00000514-san-pol 　

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