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匿名官僚座談会「霞が関で語られる「民主党の分裂」」(週刊朝日)-記事の構成は「あの」横田由美子氏
http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/188.html
投稿者 JAXVN 日時 2010 年 1 月 31 日 09:33:07: fSuEJ1ZfVg3Og
 

検察批判の記事で一気に注目度が増している週刊朝日ですが、一方では官僚の言い分も掲載しています。
「本誌恒例官僚座談会

霞が関で語られる「民主党の分裂」
(週刊朝日 2010年02月05日号配信掲載) 2010年1月27日(水)配信

(おそらく横田由美子氏による前置き)
1月23日の事情聴取で「小沢事件」は新たな展開を見せ、民主党政権も揺れている。政権交代から4カ月。もっとも荒波を受けてきた霞が関の官僚たちは今の状況をどう見ているのか。財務、経済産業、厚生労働、外務、内閣府の各省の課長クラスが、小沢支配の真実、民主党政権の実態から今後の展望を語った。

──(おそらく横田)波乱含みの通常国会がスタートしました。

経産:民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反容疑事件では、元秘書の石川知裕衆議院議員らが逮捕されました。霞が関では石川議員が逮捕されるかどうかがポイントだと囁かれていましたが、さすがにこんな展開になると、省内に動揺が走っています。民主党に舵を切った幹部ほど動揺していました。

厚労:うちも同じです。ただ、大多数は民主党政権に面従腹背で、内心舌を出していたはず。田中角栄元首相は、ロッキード事件で逮捕され有罪判決が出ても闇将軍として君臨し続けましたが、今回の事件で、小沢さんの影響力は薄れるのでしょうか。この数カ月でわかったのは、総理にすら最終的な権限はないということ。

経産:どれだけ小沢さんとパイプを持っているかで大臣の力量が決まっている。わが社の場合は、直嶋正行大臣が「小沢さんべったり」だからありがたいですけどね。経済界が抵抗する「地球温暖化対策税(=環境税)」の早期導入が懸念されていましたが、大臣はずっと「大丈夫」と自信満々だった。本当に導入が先延ばしされたときには驚きました。事前に小沢さんに話を通してあったようです。

財務:環境税議論は参議院選挙後に再燃でしょう。環境省案では2兆円規模の税収。うちとしては、少しでも早く制度設計をお願いしたいのですが……。

外務:参院選前に増税はできないですからね。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100127-02/1.htm

内閣府(以下内閣):ええ。それにしても、原口一博総務相が「『関係者(によると)』という報道は、検察の関係者なのか、被疑者の関係者なのか明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるにしては不適だ」と報道批判をしたのには驚愕しました。

財務:小沢さんに媚を売っておきたい気持ちはわかりますけど。メディアが一斉に反発するとあわてて釈明してみっともない。

外務:テレビ局ににらみが利く総務相が報道批判することの重みを感じていなさすぎる。もっとも鳩山総理ですら、「戦ってください」「(石川容疑者が)起訴されないことを望む」発言ですから……。民主党議員に大事なのは、あくまで党であり、小沢さん。国家は二の次ではないのか。

内閣:あきれるのは、この期に及んで、楽観的な民主党議員が少なくなかったこと。「最終的には千葉景子法務大臣が頑張ってくれるはず。これは、国策捜査だと国民もわかっている」などと真顔で言ってました。

財務:検察が機能しない国家とはどういう国家なのかを考えていない。

経産:1月16日の民主党大会でも、異論が全く出ない。異様でした。完全にファシズム政党です。

内閣:小沢さんは聴取に応じる前から、幹事長として参院選の指揮を執ると明言していました。しかし、実際は支持率をにらみながら引き際を計算していたのでしょう。選挙に影響が出ると思えば、すぐに辞める腹づもりというわけ。

外務:小沢さんの場合は幹事長を辞めても、5割以上の民主党議員が支持しているから二重権力構造は変わりませんよ。むしろ、これまで以上に闇将軍として辣腕を振るうかもしれない。まさに角サンの申し子。

財務:反小沢議員は「今、声を上げたところで意味がない」とあきらめている。

経産:ただ、小沢支持の議員の間にも不満はたまっています。「選挙が危ない」となれば、反小沢派が集結し、一気に「世代交代」を突きつけることもできる
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100127-02/2.htm

財務:民主党も、さすがに世論の8割が「小沢幹事長辞任」を求めたら変わるでしょう。

内閣:ただ、今の民主党には人材がいません。仙谷由人さんは若手に人気があるけれど政治力がないし、岡田克也さんや前原誠司さんもパッとしない。菅直人さんは人望がありません。

経産:その菅副総理兼財務大臣は、大丈夫ですかね。財源不足でババを引くのが嫌で、最後まで財務相就任に抵抗していたらしいじゃないですか。官邸にいたかったんでしょう。

財務:今も記者会見さえ官邸で開いていて、あまり財務省には寄りつかない。

厚労:ともあれ、追い込まれる形で小沢さんが辞めたら、後任の幹事長には渡部恒三さんあたりが就く可能性が出てくる。もちろんお飾りですが、幹事長代理に若くて実力のある人間を据えれば問題ないでしょう。

財務:枝野幸男さんあたりが浮上するのかな。

内閣:予算の決着がつく3月末も、この政権の転換期になるかもしれません。与党の議員は質問の必要がないという方針で、いま約200人の国会議員が国会で発信(質問)できずに苛立っている。状況次第では、彼らが決起して、民主党が割れる可能性も出てくる。

財務:民主党分裂か……。そうなるとおもしろいですね。議員たちも内心はビクビクなはずですから。でも残念ながら、逆に固まる可能性のほうが高そうです。

経産:対抗軸の自民党が全然ダメですからねえ。75歳の青木幹雄さんに公認を出す時点で終わってる。

財務:河野太郎さんもへなちょこだし。河野さんと舛添要一さん、「みんなの党」の渡辺喜美さんでトロイカ体制を作るぐらいしないと、起爆剤にならない。

内閣:内閣支持率が30%台前半になれば政権は危険水域に入る。私は「改革派官僚」と見なされて、昨年はかなり好きなように仕事ができました。今年は様子見を決め込むつもりです。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100127-02/3.htm

──(横田)ところで、1月24日の沖縄県の名護市長選で、再び普天間基地の移設問題が注目を集めています。鳩山政権の外交も、大きなポイントになりそうです。

外務:普天間問題は、我々ですら全く「落としどころ」の予想がつかない。米国に対する回答期限の5月までに、県内移設反対の社民党を連立政権から切って、当初の予定どおり名護に移すという話もあれば、年を越した段階で名護は完全に消えたという説もある。

内閣:また、参院選後も社民党を切らず、「自ら出ていく」のを待っているという話もあります。

外務:結局、鳩山総理に何ら外交の展望がないから、こういう事態を招いているのです。周囲が好き勝手を言い、総理はそのたびに揺れる。官房長官は5月決着も難しいと言いだしている。

経産:年末にデンマークのコペンハーゲンで開かれた「COP15(国連気候変動枠組み条約締約国会議)」も外交的には完敗でした。日本はイニシアチブどころか、オバマ米大統領とコンタクトを取ることもできず、蚊帳の外に置かれた。

外務:わが社の福山哲郎副大臣は必死に「COPは大成功」と叫んでいますよ。知人のメディア関係者に次々と電話をかけては自ら「出演依頼」をしていた。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100127-02/4.htm

内閣:今年10月に名古屋で「COP10(国連生物多様性条約第10回締約国会議)」が開かれます。その準備会議で環境官僚が「日本は議長国ですからコペンハーゲンのような失敗はしないように頑張りましょう」と言ったところ、福山さん、目を釣り上げて「不適切な発言だ。議事録から削除せよ」と叱りつけていました。

財務:第2次補正予算の成立とか他に力を向けるところがある。民主党は言っていることとやっていることが矛盾だらけなんですよ。

厚労:口先だけで国民のことは考えてない。今やどの役所も暴発寸前でしょう。政治主導を口実に我々には一切情報を伝えず、仕事をした気にだけなっている。

外務:すべてが小沢さん次第なのに根回しもろくにできないうえ、官僚を敵視する。我々をさんざん振り回したあげくに問題が発生すると、「官僚たたき」。いい加減、愛想も尽きます。

財務:若手ほど怒っています。政務官が課長の仕事を、課長クラスが課長補佐の仕事をするから、いちばん力が発揮できる年齢の課長補佐たちの仕事がない。

経産:若手官僚はまじめで純粋で優秀です。僕らの世代のように、接待漬けで汚れているわけでもない(苦笑)。それゆえ、真剣に思い詰めている。

外務:そこが心配なんです。国益の損失を憂えて革命論をまじめに語る若手も出てきました。

財務:うちも似ています。80年前なら、彼らは間違いなく銃剣を取っていた。

経産:平成の「2・26事件」が起きてもおかしくない。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100127-02/5.htm

──(横田)それでも4割近い内閣支持率があります。

財務:事業仕分けに象徴されるように、とにかくショーアップに長けた政権ですから。そのうち「国民啓蒙・宣伝大臣」が登場するのではないかと不安です。

内閣:独裁者・小沢さんにゲッベルスがついたら、怖いものなしでしょう。ところで経産省さんは、元旦早々に毎日新聞の記事のネタに使われていましたね。

厚労:国家公務員制度改革推進本部事務局の古賀茂明審議官が、「事務次官ポストを廃止したほうがいい」と仙谷さんに進言したという記事ですね。

内閣:記者さんをミスリードしたのは仙谷さん本人らしいじゃないですか。

経産:古賀さんは立場上、何も言いませんが、完全に嵌められたと思っているはずです。「政治主導」を自分たちの都合のいいように使っている典型です。

内閣:さらに恐ろしいのは、一部の学者に頼りがちなこと。外交なら寺島実郎さんでした。最近は、彼の偏った米国人脈が露呈してきて岡本行夫さんにバトンタッチしたようですが……。経済では元東大経済学部長の神野直彦・関西学院大教授。神野さんは、近く発足する政府の税制調査会の「専門家委員会」座長です。

外務:この数カ月、驚くことが多すぎて、最近あまり驚かなくなりました。

経産:最終的には民主党に配慮して欠席しましたが、当初は、御手洗冨士夫経団連会長が24日の自民党大会に出席する予定でした。もし経団連会長が野党の党大会に出席したら、前代未聞のこと。小沢民主党は、あまりに敵をつくりすぎたのかもしれません。

ルポライター・横田由美子」
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100127-02/6.htm

「外務:そこが心配なんです。国益の損失を憂えて革命論をまじめに語る若手も出てきました。
財務:うちも似ています。80年前なら、彼らは間違いなく銃剣を取っていた。
経産:平成の「2・26事件」が起きてもおかしくない。」
これって完全にクーデターを肯定してますね。いくら「匿名座談会」でも、こんな事を言って大丈夫なのか、と心配になってきてしまいます。後、横田由美子氏といえば下記のような記事もありましたね。関連でご紹介します。

関連
一秀君の同級生のブログ、今年最後の捏造記事?横田由美子の転向
http://www.asyura2.com/08/lunchbreak11/msg/302.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2008 年 6 月 05 日 17:55:14: 4sIKljvd9SgGs

「週刊新潮」論評と『知られざる真実』第5刷出来(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/168.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 4 月 23 日 18:03:19: twUjz/PjYItws

一部抜粋
同誌に、私のブログに対する低劣な誹謗中傷記事が掲載されたが、この記事について、文藝評論家の山崎行太郎氏が同氏の政治ブログ『毒蛇山荘日記』に「「週刊新潮」の「植草元教授罵倒記事」を読む」と題する記事を掲載くださった。

山崎氏は次のように指摘する。

「そもそも、銭湯における窃盗疑惑で、社会的に抹殺されようとしている高橋洋一氏の「窃盗事件」の真相と背景こそ、ジャーナリストが、今、追及すべきことではないのか。高橋氏は、単なる窃盗犯なのか、それとも窃盗常習犯なのか。

何故、今、高橋洋一という今後の政府の経済政策にそれなりの影響力を持つかもしれないような、話題の人物が、この時期に、このタイミングで逮捕されたり、書類送検されたりしなければならないのか。裏で、政治的意思を持つ組織か、何かが動いたのではないか、と考えるのがジャーナリストではないのか。」

高橋氏は逮捕されず、書類送検されたことだけが伝えられており、その後、検察がどのような措置を取ったのかも明らかにされていない。勾留されていないとのことであるから、本人からメッセージが発せれるのが自然だが、本人からのメッセージが出されていない。本人の声を聞くまでは、「真相」を測りかねるのが現状だ。

私の自宅前で軽部元氏をはじめとする取材陣が丸三日間も張り込み取材を敢行するマンパワーがあるなら、高橋氏への取材に力を入れるべき局面と思われるが、週刊新潮の狙いはおそらく別のところにあったのだろう。

この点については、「植草事件の真相」様の掲示板に同サイト管理人のgigi様が、次のように指摘されている。

「今回の植草さん記事にしても、赤報隊誤報顛末に対する売上げを見込んで同時期に掲載し、「イタい植草教授」を世間にアピールする目的があったと私は見ている。
 内容はいたって低レベル。お馴染みの植草叩きのライターのコメントを取り、植草さんのブログを無断引用し、ライター個人の感想を載せただけ。まあ、週刊誌なんて昔からそうだから今さら驚くこともないのだが、最近劣化が激しさを増しているようだ。」

メディアの劣化が日本の民主主義の危機をもたらす大きな原因になっている。権力の走狗になり下がる媒体が、「正義」を脇に追いやり、権力に尾を振る狗(いぬ)たちを増殖させている。因みに「お馴染みの植草叩きのライター」とは、横田由美子氏を指していると思われる。」

その他の横田由美子氏記事
【断 横田由美子】不幸に甘える若者たち(2009.2.15 産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090215/acd0902150258001-n1.htm

【断 横田由美子】ふらつかないで(2009.2.22 産経新聞)
冒頭のみ抜粋
中川昭一財務大臣が辞任した。G7後の記者会見での失態は世界中に配信され、まさに国辱ものであった。このような人物を重用した首相の責任は大きい。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090222/stt0902220307000-n1.htm  

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コメント
 
01. 2010年1月31日 09:49:20
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横田由美子の「ペコちゃん通信」
http://www.the-journal.jp/contents/yokota/2009/05/post_1.html#more
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「諸君!」休刊に思う

 
気持ちのいいお天気ですね。

ようやくきょうから本格的なお休みという方も多いのではないでしょうか。

わたしは、次に出版する予定の本の原稿をこのゴールデンウィークですこしでも書き進めようと頑張っています。

そんな中、「諸君!」の最終号が届きました。「論座」、「月刊現代」につづき、とうとう「諸君!」までもが休刊に追い込まれました。巷では雑誌ジャーナリズムの危機が叫ばれてはいますが、こうして手にとってみると、改めて胸にせまるものがあります。

昔からわたしは、オピニオン誌と呼ばれる月刊誌が好きでした。初めて署名記事を載せていただいたのは「論座」です。「月刊現代」で育てていただき、ここ1〜2年は、主に「諸君!」で書いていました。

「月刊現代」から「諸君!」に仕事の主舞台を移したのにはいろいろな理由があって、ありていに言うと、編集者と揉めて「月刊現代」で「霞が関人事興信録」という連載を続けられなくなったからです。

「月刊現代」を去り、難民状態だったわたしに書く場を与えてくれたのが、「諸君!」
の内田博人編集長だったのでした。

霞が関人事興信録・防衛省編である「昇格一年 防衛省は「三級官庁からの脱却を果たしたか」」という記事が掲載されたのは、2007年12月号の「諸君!」でした。同号では、「帰ってきた防衛大臣、吼える」というタイトルで、石破茂現農水大臣にもインタビューしています。

振り返ると、3誌の中では一番、書き手を自由に泳がせてくれる媒体でした。最後、八ヶ月間で4本も記事を担当してくれた編集M君のことは、取材であちこち引きずり回しただけでなく、無駄玉ばかり打たせてしまいました。こころの底から申し訳ないです。でも、労を惜しまずバックアップしてくれたからこそ、できた取材がたくさんありました。ライターは、信頼できる編集者に支えられてはじめて、取材に没頭できるのだと知りました。

そんなことを思いながらページをめくり、決意しました。

次の書籍の原稿がひとだんらくしたら、雑誌への寄稿(とくに週刊誌)を再始動させます。

ここ1年ほど、すこし疲れを感じていたこともあり週刊誌のお仕事は完全にさぼっていました。月刊誌に書き始める前、わたしの仕事の中心は週刊誌でした。

新聞やテレビが報じることのできない題材を扱い、スクープを書くことが、フリーランスの雑誌記者を職業に選んだ人間の本懐だったはずです。

皮肉にも、「諸君!」の最終号で思い出しました。


下記は、「月刊現代」の休刊に合わせて書いたブログ記事です。


「月刊現代」休刊とジャーナリズムの未来を考えるシンポジウム3月30日午後6時15分から、東京都千代田区の内幸町ホールで、「『月刊現代』休刊とジャーナリズムの未来を考えるシンポジウム」がひらかれるそうです。

詳細は、下記記事などでどうぞー♪
月刊現代休刊に執筆陣が冊子やシンポ

MSN産経ニュース


ご案内をいただいてから、いろいろ逡巡することもあり、わたしは早くから行かないことに決めていました。

とはいえ個人的にはいろいろ感慨深く、まあセレモニーではよい話だけするものだという伝統(?)にのっとり、きょうは「月刊現代」での思い出をすこし振り返ろうと思います。

はじめて「月刊現代」でお仕事をしたのはいつだっけと本棚を探してみると・・・

なんと2003年の12月号。6年近くも前!!!

わたしもとうが立ってくるはずです。

「官僚OB 新人候補者座談会 霞が関を捨て、永田町を襲う理由」


・・という座談会の司会とライターをしたのでした。

「月刊現代」と「月刊文藝春秋」で書くのは、ライターになった以上は憧れだったので、とても嬉しかったのを覚えています。

編集者は、当時名物コラムだった「肇の一歩」を書いていた青木肇さん。

わたしは、学生時代からこの世界に入ったため、年齢はそれほどではありませんが(女としてはかなり終わっている)、ずいぶんたくさんの編集者にお会いさせていただきました。

それでも「好きな編集者を3人あげて」と言われたら、一番に挙がるのが青木さんです(あとのふたりは内緒)。

その当時は、政治系の記事はまったく書いておらず、女性のトレンドとかキャリアを書いていました。

この分野は女性ライターが多いので、競争が激しくて、いろんな意味であんまり大事にもしてもらえなかったけど、いまより純粋に楽しかったというか、笑顔は多かったかもしれない!!

ただ、キャリア的には行き詰まりを感じていたことも事実で、そういうわたしに

「よこたさんは、あまり興味がないかもしれないけど・・・」

と霞が関の取材を始めさせたのは青木さんだったのでした。 

それをきっかけに、永田町のミニスカ秘書やテカガミストと呼ばれた植草一秀さんの手記やインタビューの仕事に続いていくのですが、それこそ取材のいろはや原稿の書き方、まとめ方から教えてもらいました。

それまで野放し状態の新聞社系の仕事ばかりしていたので、編集の方と本格的に一緒に記事をつくるのは、とても新鮮な作業でした。

アポなしの取材などでは、電柱の後ろに隠れて、ひと(わたし)に呼び鈴を押させる青木さんでしたが、インタビューや原稿を確認する段階になると、二重人格を疑うほど鬼(迷、いや名)編集者に変わるのでした。

月刊現代が、無名のライターを発掘して、育てあげようという意欲を持った数少ない媒体であったことは間違いないでしょう。そういう意味で、いまのわたしの仕事の原点は月刊現代にあります。


昨年から、ずいぶん雑誌の休刊が相次ぎました。わたしも、たくさんクライアントを失いました。フリーランス記者の廃業は増加の一途をたどっています。

でも、それも時代の流れ。時代とシンクロする仕事である以上、仕方のないことです。力ない者、時流を見誤った者は淘汰されるのが宿命です。

ノンフィクションは儲からないし、仕事の9割以上は嫌なことだし、人から嫌われるし恨まれるし、硬派なネタになればなるほど縁遠くもなります(と、最後は余計ですね)。

だけどそうした中で、ほんのすこしでも、ほんの一瞬でもやり甲斐を見つることができたら、自分の記事が大局的には国家のためになっていると思うことができれば(やや大げさでしょうか)、中毒になるはず。

そういうお仕事をさせていただいた、最初の媒体ではなかったかといま思います。〈2009年3月19日 ペコちゃん日記より〉

投稿者: 横田由美子 日時: 2009年5月 2日 17:32

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02. 2010年1月31日 11:17:05
官僚ベッタリの横田由美子の周辺を洗えば何か出てくるかも??

03. 2010年1月31日 13:23:59
顔見知りのオヤジ官僚集めて、どうせ酒飲ませながらしゃべらせたんだろうけど、これで霞ヶ関官僚全てを語ってしまう記事にしちゃうから、痛い!
民主党VS霞ヶ関官僚、と言うステレオタイプから全く抜け出せないつまらん記事。

だいたい、脱官僚を掲げる民主党だが、過去官僚は国会議員の10%以上を占め、政府入りした過去官僚議員は、20%近くにもなる(ちなみに麻生内閣は13%)。
これをもって、民主党の脱官僚は見せかけとは言わないが、霞ヶ関官僚の中には、あえて野党民主党に“脱藩”した過去官僚議員含め、自民党と癒着した古い官僚路線に行き詰まりを感じていた官僚が少なからずいると言う事だ。

つまり、霞ヶ関官僚には、守旧派と改革派が明確に存在すると言うこと。
そこに切り込んで記事にできない横田氏は、まだ若いとは言え、もうちょっと頑張って欲しい。


04. 2010年1月31日 13:42:46
面白くもない座談の内容だが読んで思うのは、官僚というのは全く世間一般の空気というものが読めていないということである。
一種の過疎の村社会というか一般人と隔絶し独り善がりで得意になっている様子がよく出ている。
こいつらは全員首にした方が日本のためだと思う。
 

05. 2010年1月31日 14:47:16
》04氏にほぼ同感です
ほんとに課長クラスなのかと疑う。この記事に、各省の官僚からの反論がないのだろうか?ともかく、国民を舐めきったお粗末な思考に驚かされる。
横田某氏のいかがわしさは今に始まったことではないが。
これまで、「脱官僚」について、もう少し「厳密な論議」が必要ではないかと考えていましたが、改めて、その感を強くしています。wo

06. 2010年1月31日 18:46:25
だって彼女は官僚の代弁者じゃん

07. 2010年1月31日 19:24:28
>だって彼女は官僚の代弁者じゃん

大変に
便利な
という意味では「官僚の大便女」でもありますなw


朝日ニュースカトロ……失礼w 朝日ニュースターの
「ニュースの真相」で
顔面が犬の肛門そっくりの宮崎テキ屋
の横でアシスタントガールやってるけど、
司会者コンビが肛門と大便で、便所みたいな番組になってますなw


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