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(回答先: ＊阿修羅♪の存在意義。 コメントにしておくのはもったいないコメント。（阿修羅コメントより） 投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 4 月 23 日 19:58:53)
確かに、今のマスコミは腐っているし、商業主義があまりにも前面に出過ぎている。特に、テレビ業界、ＮＨＫ以外の民放はマスコミとしての存在ですらない。
民放がマスコミとして機能していないとおいらが考える最大の理由は情報番組がどれだけ見識があるのか分からない人気タレントを重用したり、御用評論家に偏ったメンバーで構成されていることにある。
＞①初めて見た情報は半分以上疑う
＞②できる限り多くの情報に当たる
＞③できる限り一次情報に当たる
＞④できる限り自分の頭で考える
これすらできていないものがワイドショーや情報番組として同じような切り口で氾濫しているところに問題があるのだ。
正に、コメント氏が言うところのこんなマスコミに誰がしたであろう。
しかし、阿修羅に蔓延しているマスコミ不要論にはおいらは疑問符を付けざるを得ない。
確かに、今のままのマスコミは要らないが、きっちりと調査報道してくれるマスコミという存在は必要なのだ。
日常の生活に追われ、一次情報に接する機会さえない人、専門外でよく理解できない政策を正確に分かりやすく報道してくれるのはそれなりの組織力を持つマスコミ以外にはあり得ないのだ。
その為には、我々がマスコミを育てなければならない。不買運動をすることで政界を裏で来るような人間が発行する新聞や利益のためには矜持を捨て去ることができる新聞などは切って捨ててもいい。その一方で、検察に出入り禁止になるリスクを冒しても正確な情報をする新聞社を盛りたて、軌道修正させながら育てていく姿勢を示さなければ、我々そのものが情報の砂漠の中に放り出されることになる。
ＮＨＫのＢＳ世界のドキュメンタリー「新聞の消えた日」？の中で、地元紙が廃刊となり、情報過疎になった住民が地元紙を再発行するというものがあった。
インターネットは確かに玉石混交で優れた情報もあるが、個人的な情報であり、全体を俯瞰するような情報はなかなか出てこない。
マスコミを切り捨てよと主張する諸氏に言いたい。切り捨てることは簡単だ。しかし、過ちに気付いて再構築しようとしてもすぐにはできないのだということを。
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