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小沢幹事長「起訴相当」を招いた翼賛マスコミと、亀井大臣インタビュー(朝日) (いいげるブログ)
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/388.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 4 月 29 日 08:04:11: qr553ZDJ.dzsc
 

植草一秀の『知られざる真実』最近のトラックバックより
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0cd0.html 


http://igelblog.blog15.fc2.com/blog-entry-482.html 
2010.04.28.Wed 15:49


小沢幹事長 「起訴相当」 を招いた翼賛マスコミと、亀井大臣インタビュー(朝日)


民主党の小沢一郎幹事長が二十七日、資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で、くじで選ばれただけの法律の素人11人(http://www.courts.go.jp/kensin/seido/sinsain.html)から「起訴相当」を突きつけられた。小沢氏は続投する意向を重ねて示しているが、党の内外から、小沢氏辞任論が相次いでいるそうだ。以下、asahi.comより該当記事(http://www.asahi.com/politics/update/0427/TKY201004270426.html)を引用。

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「説明続けるしか」「潔く辞任を」 起訴相当に政界衝撃

民主党の小沢一郎幹事長に対する東京第五検察審査会の「起訴相当」の議決は政界に大きな衝撃を与えた。参院選を控え、与党は重苦しい空気に包まれる一方、野党各党は一斉に小沢氏の国会招致や辞任を要求した。

 閣僚からは慎重なコメントが相次いだ。平野博文官房長官は参院選への影響について「コメントは差し控えたい。政府の立場で参院選うんぬんということは控えたい」と繰り返した。赤松広隆農林水産相は「ご本人がどうとらえられるかということじゃないか」と述べ、進退は小沢氏の判断に委ねるべきだとの立場。長妻昭厚生労働相は「公人だから記者会見もあるし、説明を続けていくということしかない」と語った。

 連立与党を組む社民党は苦しい立場がにじむ。党首の福島瑞穂消費者担当相は「証拠を見ていないのでそれが妥当かどうか実は分からない」。重野安正幹事長も「友党の立場として大変心配する動きだ」としながら、国会招致については「丁寧に説明を尽くしてほしいという思いは持っている」と語った。

 国民新党代表の亀井静香金融相は「花も嵐も乗り越えて、鳩山政権は国家と国民のために突き進む」。小沢氏擁護の先頭を走ってきた新党大地の鈴木宗男代表は「(検察の)最終的な結論が出る前に、幹事長の進退を問う声が出るのはおかしい」と辞任論を牽制(けんせい)した。

 一方、野党は攻勢を強めている。自民党の谷垣禎一総裁は「小沢氏は国会で説明責任を果たさないといけない。国会は戦いの場だ。だれ一人責任を取らない(民主党政権の)体質を追及していく」と強調。公明党の山口那津男代表は「再発防止の制度を作ることが重要」として、企業・団体献金禁止や政治家の秘書に対する監督責任強化を訴えた。共産党の市田忠義書記局長も「国民の常識を反映した当然のものだ。小沢氏が幹事長を辞めて済む問題ではなく、政治的、道義的責任を明らかにすべきだ」と話した。

(後略)

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この歪んだ世の中で政治家という仕事をしている以上、たたけば埃が出るようになるのがむしろ自然であるため、小沢一郎先生は全くクリーンな議員である、などと主張する気は無いが、今回の 「起訴相当」 は全くの茶番である。以下、「素人11人の検察審査会が小沢氏へ事実誤認の「起訴相当」議決を下す!: ふじふじのフィルター」 さんより抜粋して引用。

──────────────────────────────
(前略)

陸山会土地購入について、ちょっと復習しておこう。公認会計士さんの分析がある。

 報道では山のように報道されたが、水谷建設から渡ったとされる裏金1億円は証明されず、石川議員の起訴事実を見てみれば、容疑は政治資金規正法 違反(虚偽記入)となっているだけ。

 収支報告書をみれば、4億円の土地購入をめぐって、小沢氏の4億円がぐるぐる回っていただけであり、犯罪性ゼロです。ただ、石川氏が、4億円の仮受金は陸山会の組んだ同額の定期預金で決済されたことになるにもかかわらず、そのあるはずのない定期預金を陸山会の特定資産・借入金明細書に計上する、とい う間違いを犯しただけのこと。実際にはない4億円が余計に存在することになったということ。

 全然土地購入を隠蔽などしてない。

(中略)

 陸山会は、団体なので、不動産の売買はできず名義人にもなれないから、2004年10月に小沢氏名義で土地購入して、05年1月7日に陸山会は、小沢氏から土地権利移譲を受けたとして、土地代金計上という理解でいいと思うが、手続きなどで、2か月ぐらいのずれはありうることでどうでもよく、結局、土地代金は計上されているのだから、隠ぺいなどしていない。 そもそも、土地があって、土地代金があって、それが釣り合っているのなら、一体どこに問題が?

(中略)

 素人は恐いね〜。法律をしらないから、感情で決める。

(後略)
まさにこの通りである。「ふじふじのフィルター」 さんの記事には、上記の内容に加え、検察審査会議決の要旨についての分析など、さらに詳しい内容があるため、ぜひご一読願いたい。

なぜこんなザマになってしまったのか、答えは明白だ。電通などの広告代理店を通じてもたらされる巨額の宣伝広告費や「 地上波デジタル 」 といった救済措置などで完全に操られてしまっている翼賛マスコミ各社が、執拗に、小沢叩きを繰り返したからである。以下、「「検察審査会を政治的に利用して検察の権限行使の限界を超えさせようとする動き」(週刊朝日) | 日々坦々」 さんより抜粋して引用。
(前略)

民主党政権が続いてもらっては困る、というその存在は、牽引者である小沢一郎にターゲットを絞り込み、政権交代前から仕込んできたが、最終的に検察は、それに応えられず失敗した。

その後、今度はマスコミを使って煽り続け、検察審査会を利用して追及劇の幕を閉じさせないように、こじ開けようとしているのである。マスメディアによる世論誘導で、世間の鳩山政権を見る目は日に日に冷たくなっていることを見れば、完全に成功している、といえる。

(中略)

やはり、マスメディアの中でもテレビの影響力というものは、スゴイものがあると思う。視覚によって入ってくる情報は、手軽で安易に入り込み、潜在意識の中に刷り込まれる。新聞・雑誌などは、ブログやネットメディアを通して、同じ活字媒体として、微々たるものだが対抗していける要素は少しはある。

しかし、テレビなどの視覚メディアについては、その規模も視聴者の数も大きすぎて対抗手段がほとんどないのが現状である。しかもニュース番組だけではなくバラエティまで政治を取り上げ、連日、時間を空けず民主党バッシングに興じている。

(後略)

──────────────────────────────

なお、「日々坦々」 さんの記事には、週刊朝日にある、郷原信郎氏と上杉隆氏による『暴走検察』緊急出版特別対談についても取り上げ、検察ファッショについても考察しているので、ぜひ一読してほしい。


しかし、テレビを中心とする翼賛マスコミ各社の威力については、「郵政“米営化”」 に代表される “ぶれない売国” を貫き通し、植草一秀教授の手鏡冤罪事件よろしく邪魔者を国策捜査で次々にぶっ潰し、ついには日本を世界第4位の貧困国にまで押し上げた小泉内閣時代の悪夢で、十二分に思い知らされた。最近では、残念なことに “ 国営放送 ” たるNHKですら、中立とは程遠いプロパガンダ報道をする始末である。この、マスメディアなどを使った世論誘導の流れは、タヴィストック人間関係研究所に代表される、各シンクタンクの働きにより、今後より巧妙に、より効果的に、よりバレないようになっていくに違いない。


ではなぜ、小沢一郎・現民主党幹事長が、これほどまでに攻撃を受けなければならないのか。痴漢という破廉恥冤罪で職も名誉も社会的身分も奪われた、植草一秀元早稲田大学教授は、自身のブログでこう述べている。以下、抜粋して引用。

──────────────────────────────

(前略)

「小沢が悪い」とのムードがマスメディアによって創出されてきたが、小沢氏の何がどう悪いのかを、明確な証拠と共に立証できた人、機関は存在しない。

小沢氏を標的に定め、何度も強制捜査を実施した検察ですら、小沢氏の犯罪を何ひとつ立証できなかったのである。

テレビ朝日に至っては、小沢一郎幹事長の姓を呼び捨てにする常軌を逸した報道まで実行した。

主権者国民は、なぜここまで不自然に小沢氏が攻撃されるのかについて、素朴な疑問を感じる感性を失ってはならない。

巨大な支配権力にとって、小沢氏の存在は許し難く危険なのである。それ以外に、小沢氏に対するここまで理不尽な攻撃を説明する理由を想定することができない。

私に対する常軌を逸した激しい攻撃もまったく同類のものであったと理解する。

この国の権力構造の根幹、政治構造の刷新を実現しかねない人物を、既得権益勢力は手段を問わず、あらゆる手段を用いて排除しようとするのである。

(後略)

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無論、詳細を確認する意味も含めて、引用元である「小沢氏影響力排除への加担は主権者の自殺行為: 植草一秀の『知られざる真実』」は是非ご一読願いたい。しかし、この植草先生の説が正しいとするならば、私がかつて 「 〔裁判員制度〕は冤罪量産装置? 」 というエントリーで懸念した事態が、まさに今、小沢氏に降りかかっているのである。「検察審査会」 なるシステムが整備されたのも、この 「裁判員制度」 と同様、『市民の声を反映する』という建前の下に市民の衆愚を利用し、冤罪を量産することで、邪魔者を潰すためだったのだ。


いわゆる“ お上 ” と呼ばれる権力者・支配者階級は、利害が対立している以上、我ら貧乏人が真に有利になってしまうような制度を、進んで作ることは有り得ないのである。「ゆとり教育」に代表される公教育攻撃に加え、日本貧困化政策によって家庭環境まで破壊されたB層に代表される大多数の庶民は、こんな当たり前のことにすら気づかない。というより、気づけないようにされてしまった。そして、今後も小泉売国の際と同じく改革詐欺に踊らされ、後になって「騙された!」と怒り出し、マスコミが用意した小沢氏や亀井氏のようなスケープゴートを本当の敵だと思い込まされ更にミスリードされる。そして、そんなことを繰り返しながら、ヒトラーの言ったロボット人間として、悲惨な一生を送るのである。

前出の「日々坦々」 さんは、この現状に対し

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今後、ユーストなどで個人が発信する視覚メディア的なものが無数にできてくれば、少しはアンチマスメディア的情報に接する機会ができることになるが、何せ相手が大きすぎる。
これには、やはりクロスオーナーシップ制度を推し進めて、強大な力を削ぐしかないか。

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と述べているが、私としても、この翼賛マスコミ(http://blog.fc2.com/tag/%A5%DE%A5%B9%A5%B3%A5%DF)連合 (※ネット上の世論操作会社(http://news.livedoor.com/article/detail/2305303/)も含む) の、普段は対立しつつもここ一番で共同歩調をとる鵺のような有様に、うまい対抗手段を見出せないでいる。第一、私が散々罵倒している翼賛マスコミ各社に頼らなければ、そもそもニュースが手に入らない点が致命的だ。さらに、今年1月から施行された 「ダウンロードの違法化」(http://igelblog.blog15.fc2.com/blog-entry-438.html#download) や 「非実在青少年」(http://www.google.co.jp/search?num=50&q=%E9%9D%9E%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E9%9D%92%E5%B0%91%E5%B9%B4) の問題など、小泉内閣時に比べればスピードは落ちたとはいえ、検閲・言論統制の流れは民主党政権下でも着々と進行していることも頭が痛い。


さし当たり、暇を見つけてこんなエントリーを書いて 「翼賛マスコミに騙されず、嘘を見抜いて上手に活用せよ」 との意見を公開することで、対抗したつもりになってはいるのだが、さて、どこまで実効性があるのか…。


余り知られていないが、Google八分(http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%C8%AC%CA%AC)、Amazon八分(http://d.hatena.ne.jp/keyword/Amazon%C8%AC%CA%AC)といった、一見なんともないように見える “スマート” な、それゆえ大変危険なネット検閲システムもしっかり稼動している。このブログは、アクセス数の大半をGoogleの検索結果に依存しているため、万が一、Googleに検閲されたら、それこそ一巻の終わりだ。


もちろん、私の個人情報が大規模に漏れ伝われば、私の今までの日常生活は奪われ、社会的に抹殺される。そして、そういったことを避けるべく “ 自重 ” する動きが広まったとき、言論統制は真に完成する。


※本文中では取り上げきれなかった関連記事リンク

貧困率2位、日本は“堂々たる”格差社会に / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/44/index.html

小沢幹事長が「起訴相当」日本国法務大臣千葉景子よ 今こそ指揮権の発動だろ/検察審査会は西部劇映画のリンチか(日刊ゲンダイ
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/272.html 

郷原信郎:検察審査会の議決を読みましたが、「井戸端会議」のレベルに過ぎず、起訴すべしという理屈になっていません。
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/329.html 


小沢一郎氏への 「起訴相当」 の議決が余りに馬鹿馬鹿しく、また翼賛マスコミ連合に煽られた検察ファシズム的な、極めて危険な兆候も見せたため、それに関する部分が恐ろしく長くなってしまったが、本当は、今日の朝日新聞に載っていた亀井静香 金融・郵政担当大臣へのインタビュー記事 「連立揺さぶる狙いは」について書きたくて、私はこの(http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/i/g/e/igelblog/asahi20100428.html)エントリーを書き始めたのだった。

今さら、別のエントリーを建てる気力もなくなったのでここに続けるが、この記事に見る亀井大臣の言説は素晴らしい。


●地域社会を維持するのにはコストがかかる。だからといって切り捨てるのではなく、どこでも同じサービスを受けられるようにすることが大切だ。それは福祉政策も同じ

●日本は独自の経済システムを作り、高度経済成長時代には米国を上回るような勢いを持っていた。人間を大事にする終身雇用制など日本流の企業のあり方が成功したのだ。このノウハウを時代遅れだと片付けてしまっていいのか

●ところが日本は米国流を直輸入してしまった。(中略)大企業は伸びたかもしれないが、GDPは減り、デフレは深刻になり、国内雇用も国民所得も減った。世界の流れに合わせるべきとの考えは迷妄だ

●やみくもに貿易などに障壁を作るのはだめだが、何でもかんでも競争原理にさらすことが開明的だとは思わない。かつて米国が日本市場を開けろとしばしば要求してきたように、そもそも国と国はこういう問題でせめぎ合うものだ

など、極めて妥当な考えで、小泉・前原流の対米従属売国路線とは大違いだ。

外国人労働者については

●どんどん受け入れればいい。治安問題を理由に門戸を閉ざすことはおかしい。人種に関係なくいろんな国の人が日本で働き、日本人と結婚して融合していけばいい。日本は開かれた国になっていかないと成長しない

と言いつつも、外国人参政権については

●これはだめだ。選挙になると有権者は過熱するから、同じ地域で中のいい人たちの間でも、民族的な対立が起きてしまう。参政権を望むのであれば、日本に帰化してもらいたい

と、絶妙のバランス感覚を見せている。私個人の考えとは異なるが、悪い考えだとは思えない。

●国債を発行してでも景気対策をやる。そうすれば経済が成長して税収が増え、財政が健全化する。


という積極財政の持論は、「日本の借金を一番増やしたのは小泉政権」(http://okwave.jp/qa/q1775514.html?rel=innerHtml&p=bottom&l=1)という事実を受け入れることができない、洗脳されきったB層各位(http://blog-imgs-29-origin.fc2.com/i/g/e/igelblog/yuusei.html)は、小渕内閣の国債増発政策を失敗と断定した上で 「 また同じことを繰り返すの?狂気の沙汰だ 」 と思うかもしれない。しかし、サブプライムショックの余韻も冷めやらぬ中、恥ずかしげもなく今も続いている(http://www.asyura2.com/09/hasan62/msg/249.html)アメリカのドル無限印刷・アメリカ国債日本押し付け政策(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=206516)に対抗し、日本円の流通量を増やして過剰な円高を是正する、という意味では、少なくとも短期的には功を奏するはずだ。


しかし、本気でこれを実行しようとすれば、小渕恵三元首相のように暗殺(http://www.google.co.jp/search?num=50&q=%E5%B0%8F%E6%B8%95%E6%81%B5%E4%B8%89%E3%80%80%E6%9A%97%E6%AE%BA)されかねない。アメリカ国債の売却をちらつかせてアメリカを牽制した橋本内閣はマスコミに叩かれて退陣し、橋本龍太郎氏自身も 「アメリカ国債を売りたい衝動にかられたことがあった」 と講演で述べた後、程なく原因不明の腸管虚血で死去。政府紙幣の発行という手段をとろうとした麻生太郎氏は、旧吉田茂邸に放火(http://ccplus.exblog.jp/9890910/)され、当時の中川昭一大臣のワインに一服盛られた(http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/317.html)のにビビッて手を引っ込めてしまった。


これらの事項を鑑みれば、以前 「ピンぼけ」 「時代錯誤」 「思い上がり」 などと翼賛マスコミ(http://blog.fc2.com/tag/%A5%DE%A5%B9%A5%B3%A5%DF)各社の失笑の的となった

●この亀井静香をCIAが暗殺でもしない限りは、アメリカの言うとおりにはならない!
http://www.asyura2.com/09/senkyo74/msg/660.html


という亀井大臣の発言が持つ、本当の意味、本当の凄みが分かるだろう。壮絶にして至極当たり前な、亀井氏の決意の表れなのである。


さて、郵政米営化やアメリカ国債日本押し付け政策などの障害となっている、黒幕連中にとって厄介な亀井先生であるから、やはり小沢氏と同様、翼賛マスコミから絶え間ない印象操作攻撃を受けている。この朝日新聞の記事(http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/i/g/e/igelblog/asahi20100428.html)も例に漏れず、記事の最後に何の脈絡もなく

●政界で生き残るために国際化に背を向け、あえて「時代遅れ」を演ずることが宿命づけられてしまったかのような印象を受けた。

という一文がポンと付け足されている。まさに、涙ぐましいまでの悪あがきだ。亀井大臣が 「時代遅れ」 でも国際化に背を向けているわけでもないのは、私の引用した部分の発言だけでも十分にわかる。


そもそも、この最後のとってつけたような一文が、恐ろしく不自然で異様なものであることは、この記事を担当した記者や編集者が、一番痛感しているのではないだろうか。シナリオ通りの記事を書かなければ、社内で冷遇されるどころか、朝日新聞の斎賀孝治氏・鈴木啓一氏、そして読売新聞の石井誠氏のように、自殺に見せかけて殺されるから、(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=158060)泣く泣く、上意に従っているのであろう。日本の報道界を覆う言論統制と口封じは、小泉政権下の5年間で、ここまできてしまったことは、知っておいた方がいい。

そうでないとすれば、この記事を担当した記者・編集者らは、マスコミという業界で働いているうちに、すっかりと、ロボット人間(http://igelblog.blog15.fc2.com/blog-entry-374.html#robot)という無価値なゴミ以下の生命体に成り下がってしまったのだろう。仮に、これがこの世へ適応するための進化なのだとしたら、人間は即刻絶滅すべきだ。

いや、単に豚(http://igelblog.blog15.fc2.com/blog-entry-247.html#taishuu)になった、と言った方が適切かもしれない。

話をインタビュー記事に戻すが、この記事は

●国民新党という小さな政党が、大きな政党を振り回している。代議制民主主義の原則からいうと不自然で非合理

という真っ当な記者の質問に対し、亀井大臣が

●元々の民主党の政策は小泉元首相の考え方に近かった。それを小沢氏はコペルニクス的に転換したんだ。郵政改革についても政策を百八十度変えた。だから手を握ることができたんだ

と答える場面や、亀井大臣の思想信条の根幹についてなど、総体としては、読み応えのあるものとなっている。小賢しい印象操作に気をつけながら、ぜひ一読して欲しい。そして、亀井静香氏の政策の良し悪しを、可能な限り先入観を拝して検討してもらいたい。
 

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コメント
 
01. 2010年4月29日 08:49:26: lFtrGPhedw
隠蔽ってより、小沢氏から借りた4億を土地代に払ったら陸山会は運転資金がないのだから銀行から利息を払ってでも融資を受ける
当たり前の事なんだけどな。

02. 2010年4月29日 09:00:59: 6IS6FGlPyA
1つの投稿にいろんなこと書き過ぎ。途中で読むのやめました。

03. 2010年4月29日 09:18:53: lFtrGPhedw
>>02
色々なところに書いて、何回もしつこいぐらい主張しないと
今の世論を変えれないだろ?
マスゴミの影響を考えると書いて書いて書きまくらないと。
今までの書き込みでは駄目だった教訓。

04. 2010年4月29日 09:28:31: 6IS6FGlPyA
世論を変えたいんだったら、読んでもらえるように書かないと。だらだらと書いてあって何が主張したいのかもよくわからない。ブログなんて所詮そんなものかもしれないが。
付加価値ゼロのコピペを繰り返す人にこのあたりを理解してもらえるかはわかりませんが。

05. 2010年4月29日 10:43:08: NOG40G0Wws
http://www.ustream.tv/recorded/6497385
郷原氏検察審査会及び小沢氏石川氏ついて語る!
岩上氏のインタビュー。49:34



06. 2010年4月29日 11:21:17: 17tzu7fHq2
小沢さんの4億円ぐるぐるの話、これが説明が難しい。俺の知り合いの年配の人に図に描いて説明しても最初ちんぷんかんぷんだった。

借り入れ4億円が降りるまで、つなぎを自腹で出して借り入れが降りたときに自腹の補填を借り入れ分でプラマイ0にするから入れたり出したりするんだよとボールペンで行きつ戻りつ黒い線を何度も引いてようやくわかってもらえた。

マスコミは借り入れと借り受けと出し入れを全部ゴッタにして積算して報じてるのでテレビや新聞を見てる人にはそう刷り込まれている人が多いと思うよ。


07. 2010年4月29日 18:34:32: IhU1dbbcew
自民党は90億円の借金がある。卑しくも一流政治家だ。
ネコババは許されない。自民党員の全財産を処分して即刻返済すべきである。
先ずは自分を正しく処してからである。各銀行の株主が怒っている。

08. 2010年4月29日 19:07:31: 3fGMFm5PsY
評論家・東浩紀氏が朝日で「魅力的な言論が、ツイッターで可視化され組織化されている」と。初手のニュースは既存のマスコミに頼らなければならない現状はそのとおりですが、こうした意見が新聞に載るようになっています。希望があります。

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