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2010.5.14（その１） 森田実の言わねばならぬ【407】
平和・自立・調和の日本をつくるために［407］
《今日の一言》「小沢一郎首相、小沢一郎副総理、小沢氏入閣の可能性はあるか？」との質問に答える

「自己愛は天下一の遣り手をもしのぐ遣り手である」（ラ・ロシュフコー）

　小沢一郎、鳩山由紀夫両氏は自己愛の塊であると私は思っている。これほど自己愛の強い政治家はめずらしい。国民のためでなく、自分を守るための政治に熱心である。
　最近、よく聞かれることの一つが「小沢首相はあるか」「新首相または閣僚になる可能性はあるか」である。
　理由は、次の憲法第七十五条(国務大臣の訴追条項)である。
　「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない」（憲法第七十五条）との規定だ。これによって、内閣総理大臣と閣僚は憲法で守られている。従って、鳩山首相は訴追されないのである。
　小沢氏は訴追される可能性はあるが、与党幹事長であるとともに政界第一の超実力者という地位によってやっと自らを守っていることは、よく知られている。
　最近よく聞かれるのが、「普天間問題で躓いて総辞職した時、小沢一郎氏が後継首相になることはありうるか」と質問である。私は「総理大臣の地位が最も安全であるから小沢一郎氏はそれを望んでいるかもしれないが、現実にはその可能性は低い」と答えている。鳩山首相が自ら自発的に退陣することは、ほとんど考えられないからである。鳩山首相は何が起きても自ら辞職する可能性はきわめて低い。したがって「小沢首相」の可能性は低いのである。しかし、内閣改造で小沢氏が無任所副総理のような立場での入閣はありうる。小沢氏が党幹事長のまま副総理になることは、小沢氏が最も望んでいることだと見られている。憲法第七十五条によって「総理大臣の同意がなければ訴追されない」からである。
　ただ、困難はある。国民の多くが、鳩山、小沢両氏にとっての憲法第七十五条の意味を知ってしまったからである。多くの国民が、政治権力者の行動の原点が「自己愛」にあると考えるようになった時、小沢・鳩山政権は国民から見放されるからである。
　小沢氏は、参院選での生き残りに必死である。オリンピック優勝者、メダリスト、著名な歌手などを参院選の候補者にしているが、このような姑息な手段によって「裏切られた政権交代」を挽回できるだろうか。私は、もがけばもがくほど苦境に陥り、事態は悪化するのではないかと予想している。いま民主党は蟻地獄に落ちた状況にある。蟻地獄ではもがけばもがくほど早く落下していく。

コメント
01. 2010年5月17日 20:29:14: CTPfDvjyCg 以下、wiki「森田実」より抜粋 『鈴木（宗男）についても、かつては激しい批判を加えていたが、現在では評価に転じている。 森田が最も評価していた政治家はかつて小沢側近だった熊谷弘で、朝日ニュースターに出演した際には「真の改革者は熊谷さんだけ!」と大絶賛していた。』 以上引用終わり。 こんな人の「評論」は読む価値がない。
02. 2010年5月17日 20:34:47: PaP3zPkAAk 官房機密費の支給名簿に載っているのでしょうね（笑）
03. 2010年5月17日 21:03:56: A95K8fhJKA >>最近、よく聞かれることの一つが「小沢首相はあるか」「新首相または閣僚になる可能性はあるか」である。 へえ、良く聞かれるのか。
04. 2010年5月17日 21:26:48: L3G6p5qsQS 森田の人格分析ですか。 血液型性格診断のほうがはるかに当たりそうな感じがする。 それはともかくとして齢七十を越えた人物の書く文章としてみると、これは政治評論の体をまったく成していない、それどころか政治評論の名を借りたただの人格攻撃に過ぎない。 批判にも行き着かず、さりとて長年の評論生活で蓄積された卓見も見当たらない。 それにもまして酷いのがこの文章である。 ＞最近、よく聞かれることの一つが「小沢首相はあるか」「新首相または閣僚になる可能性はあるか」である。 　理由は、次の憲法第七十五条(国務大臣の訴追条項)である。 　「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない」（憲法第七十五条）との規定だ。これによって、内閣総理大臣と閣僚は憲法で守られている。従って、鳩山首相は訴追されないのである。 　小沢氏は訴追される可能性はあるが、与党幹事長であるとともに政界第一の超実力者という地位によってやっと自らを守っていることは、よく知られている。＜ 小沢氏が幹事長を自ら望んだがごとき書き様である。 勿論任命者はいるのだが森田の手にかかると民主党にかかわることはすべて小沢一郎の独断で決められるといわんばかりなのだ。 さて、老醜森田実の追訴されたくない一心で閣僚ポストにしがみつきたい小沢一郎は現実の物となるだろうか？ 小沢氏がポストにこだわらず政権交代の意義を国民に知ってもらうため半ば身体を賭して選挙戦を戦っている意味もおそらく森田は知るまい。 勿論、小沢一郎は先ず民主党幹事長でありそのために民主党政権の基盤をゆるぎないものとしたいと願っていることは言うまでもない。 だがそれにもまして小沢一郎の真の願いとは民意によって政権が変わることで国民の意思を国政に反映させることだ。 他の国で当たり前に起きていることを当たり前の風景にすることで、野党と与党に政策と政治家には緊張感を持たせること。 それが小沢一郎の願いである。それさえ実現できれば小沢一郎は本望であろう。 ポストに固執する理由もあるまい。 そのためには野党の再編が急務であるが、同時に磐石な与党が必要である。 森田も政治評論家を名乗るなら、せめてこれくらいのことは書いてみろと言いたいが無理だろうなぁ。
05. 2010年5月17日 22:03:31: 85QDKsppcI 森田のような老害でしかないエセ理論は読むに値しない。まだ自民党などの悪党連中が悪党面して悪態ついている方が可愛げがあるわな・・この爺様は本当に醜いお人だわ。
06. 2010年5月17日 22:15:35: kHEC4p0sJw 仁王像さんは、今でも本当に森田実を信じ続けているのかなあ？ 俺は一般的な阿修羅住人とは違って、この爺さんのヒステリックなほどの 小沢嫌いにはそれほど嫌悪感を覚えないが、自民のほうがマシ、 自民の復活を望むとかネトウヨみたいなことを平然とぬかす様に 心底あきれかえったわ。自公政権時代のアンタの批判は一体何だったのかと。 そういえば、こいつ、小沢を礼拝していた時期があったな。 また、与謝野が「民主党が日本経済を破壊する」という本を売り出した 時、その通り、与謝野さんは実にかしこく、すばらしい政治家だと 礼賛しておきながら、与謝野が自民党を離党し、新党を結成した瞬間、 あの男はふざけている、自民党に議席を返し、議員辞職すべきだと ぬかしおる。 こいつは過去に自分が言ったことをすぐに忘れる。 もうボケが始まったんじゃないかね。
07. 2010年5月17日 22:46:20: y2SPy6IwBg 機密費をもらったものに人を論じる資格はない。
08. 2010年5月17日 23:19:47: Bo9HfYwpKA この爺はネオリベ批判だけしておけばいいんだよ。
09. 2010年5月18日 01:12:24: P9X5OBnfdk 小沢一郎首相が誕生したら日本は変わりそう。本当に。 [削除理由]：２重投稿
10. 2010年5月18日 01:21:07: cH52sSlmv6 単刀直入に言わせて貰えば、森田実氏は、政治評論家から身を引いたほうがいいでしょう。｢隠居なさい!｣です。

11. 2010年5月18日 05:17:49: oQYEQG7wvA 本人投稿でしょう？ 自己愛と言ったら小泉改革の基本理念みたいなもんですね。
12. 2010年5月18日 05:44:04: oQYEQG7wvA 「いえ、自分を愛しているんじゃありません。オカネを愛しているだけなのです」とか反論されちゃいそうですけど(笑
13. 2010年5月18日 10:54:15: u8T2aRIP9Y まだ現役だったのか。時代観が無いし、取材もしないで文句ばかり。老害でしかない。
14. 2010年5月18日 10:57:39: RumzxWsQt2 小沢批判をする人物の共通点は、社会生活において人の信頼を得る事が下手な人、また自分の器量が狭いため小沢さんのように器量が大きな人物が理解出来ない人でしょう。人は自分より器量の大きな人物に出会うと、小物ほど認められないものです。小物を何百人集めても何の役にも立たないですよ。いい例が、昨日岡田外務大臣が韓国、中国との外務大臣会議で中国大使を怒らせていましたよね。岡田さんは仲間も作れない男です。そんな男が外国の大使を扱える訳がない。東大の頭と実戦の交渉とは全く別ものです。
15. 2010年5月18日 16:58:53: 68NATi8EII 森田さんはじめ偏向報道する方々からのあまりにひどい誹謗中傷。 自己愛の塊であればすでに議員を辞職している。 小沢さんが”独裁者””絶対権力者”であれば評論家すべて今のようにのうのうと暮らしてはいれないはず。 ”普通の国”をつくるために 耐えて耐えて耐え抜いている姿を見ている国民はしっかり見ている。
16. 2010年5月18日 22:43:01: X9EqYD3I0U また森田ジジイの戯言か、アンタの方が自己愛が強いんじゃないの？最近良い着物着てるけど相当官房機密費から貰ってたりして（笑）
17. 2010年5月18日 23:25:18: 9FdPfuIN36 森田は、本当に、ぼけてしまったのか。 生活苦から、奴らのアメをしゃぶってしまい、 その弱みで、操られているのだろうか。 正気であるとは思えない。

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