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(回答先: 「小沢一郎首相、小沢一郎副総理、小沢氏入閣の可能性はあるか？」との質問に答える／森田実 投稿者 仁王像 日時 2010 年 5 月 17 日 20:19:36)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C06350.HTML
2010.5.13（その１）
森田実の言わねばならぬ【404】
平和・自立・調和の日本をつくるために［404］
［今日の一言］2010夏衆参ダブル選挙はあるか？
「明日のことが分らないということは、人の生きる愉しみをつないでゆくものだ」（室生犀星）
最近、「2010夏衆参同日選挙はあるか？」という質問をよく受ける。私は相手が衆議院議員または候補者の場合、「可能性はあると思います」と答えている。もう少し具体的に言うと、「小沢一郎民主党幹事長が、衆議院選挙で勝つ以外に自分の地位を守る手段がない」と判断すれば、同日選に踏み切る可能性はある」と答えている。もう少しくわしく言うと、参院選で大惨敗を喫する可能性が高く、その場合、民主党幹事長の座にとどまることが困難、さらに幹事長に小沢氏の代理人を指名することも困難、という状況になると判断した時、衆参同日選を強行し、衆院第一党を確保する。これによって自らの立場を守ろうとするだろう。小沢氏は、要職を失えば、訴追される可能性がきわめて高いことは、政官界の常識になっている。小沢氏自身、そのことを知らぬはずはないとみられている。したがって、小沢氏は、自分自身を守るために、衆参同日選を行う可能性がある。勝てば自分を守ることができるからだ。
鳩山氏の場合も同様である。総理大臣でなくなり、普通の国会議員になれば、起訴されるおそれがあるため、衆院選で勝つ以外に訴追をのがれる方法がないと判断すれば、解散はありうる。
サンデー毎日（選挙プランナーの三浦博史氏）は、衆参同日選挙の予想も出している。次のとおり。
民主党221（小選挙区152、比例区69、?89議席）、自民党181（小選挙区152、比例区69、＋65議席）、公明党25（選挙区４、比例区21、＋４議席）、みんなの党17（小選挙区４、比例区13）、共産党８（比例区８、?１議席）、たちあがれ日本７（小選挙区２、比例区５）、社民党６（選挙区２、比例区４）、国民新党３（選挙区３）、日本創新党３（比例区３）、新党日本１（選挙区１）、新党大地１（比例区１）、新党改革１（比例区１）、無所属６、民主、社民、国民新３党合計は232となり、過半数を割る。
『サンデー毎日』は衆参同日選後に「民主、公明、みんなの党」連立政権ができると予想している。なお、野党合計は242となり、過半数を上回る。
自民党（181）、公明党（25）、みんなの党（17）、たちあがれ日本（７）、日本創新党、新党改革が結集し、共産党が支持すれば、野党連立政権の樹立の可能性はある。
「民・公・みんな」連立政権が、小沢一郎氏を中心にして生まれる可能性はきわめて低い。公明党、みんなの党が民主党と連立する場合は「小沢排除」が条件となる。
小沢氏が衆参同日選で圧勝すると考えれば断行する可能性はあると私は予想している。
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