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死刑執行に強く抗議する (社会民主党)
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/587.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 7 月 30 日 07:35:59: mY9T/8MdR98ug
 

http://www5.sdp.or.jp/comment/2010/dannwa100728.htm


2010年7月28日

死刑執行に強く抗議する(談話)

社会民主党党首
福島 みずほ

1.本日法務省は、東京拘置所で2人の死刑を執行し、死刑囚の氏名や犯罪事実を公表した。社民党は死刑制度が人道と社会正義に反するものとして、その存置に強い疑問を呈してきた立場から、今回の2人の死刑執行に強く抗議する。

2.今回の執行は、昨年7月28日の執行後、ちょうど1年後に行われたものであり、民主党政権下で初の死刑執行である。自らが死刑制度廃止論者であり、大臣就任後も、死刑制度見直しに向けた国民的議論の必要性を訴え続けてきた千葉景子法務大臣が、死刑執行に踏み切ったことは、非常に遺憾であり激しい失望を感じざるをえない。なぜ死刑執行に慎重であった千葉大臣が執行を命じたのか、その真意や、法務省の姿勢を厳しく追及していかねばならない。また、先の参議院選挙で落選しながら、法務大臣を続けたままで臨時国会を迎えようとしている人が死刑執行を命じたことに、重大な疑義がある。

3.1989年の国連総会で「死刑廃止を目指す、自由権第二選択議定書」(死刑廃止条約)が採択されたが、日本はこの条約を未だに批准していない。2007年12月には、国連総会で死刑の執行停止を求める決議がされた。さらに、2008年6月初旬に開かれた国連人権理事会の作業部会でも、多くの国が日本の死刑執行継続に懸念を表明し、日本政府に対し死刑の停止を勧告した。国連総会は2008年12月18日にも、死刑執行の一時停止などを求める決議案を採択した。2年連続の採択は、死刑の廃止が国際社会の共通の意思となりつつあることを示している。しかしながら、自民党から民主党へと政権が代わってもなお、日本政府は一貫して、死刑制度の廃止に向かう世界の流れを無視しつづけている。

4.千葉法務大臣は見届ける責任があるとして、死刑の執行に自ら立ち会った。その後の会見で、国民的な議論の必要性を強調し、東京拘置所の刑場を公開し、法務省に死刑執行を考える勉強会を立ち上げる意向を示しているが、これらは当然のことながら、法務大臣の職権で行うべきものである。それを今回の死刑執行と引き替えのように法務省側に指示をしたのは、大いに問題が残る手法であった。死刑制度については、存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について国民的な議論を尽くし、その間、政府は死刑の執行を差し控えるべきである。社民党は今後も、死刑制度の見直しに全力を挙げて取り組む。
 

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コメント
 
01. 2010年7月30日 09:20:16: MOs0SkJLZk
千葉さんは小沢さんの時でも検察の不当を黙認し、今回も簡単に自説を曲げての執行でしょう。何か官権に弱味を握られているのではと邪推をしたくなりますね。結構こうしたものは当たっています。

談話を見ても、社民党はこうしたところに存在価値が非常にあると思いますね。この国においては8割以上は死刑制度に賛成だとの世論調査らしいですが、でも考えようによっては1割や2割の人々が反対で、人数にすれば結構な数字を示すでしょう。こうした人々の意見の受け皿として社民の存在は大きいと思いますね。

でもこの国の人々は残酷だと思いますね。自分たちの枠からはみ出した人々は簡単に処理して無かったことに平気でしてしまう。村社会の呪縛から逃れない、内にシュリンクする国家とは絶望的だと思いますね。

先進国ではアメリカと日本だけで、そのアメリカでさえ廃止をしている州は多くあり、100ヶ国以上で死刑の制度は廃止または停止されている現状で、遺族の感情を考えろの復讐の論理だけで死刑を推奨するこの国家、国民とは、多くは壊れているのではと考えて見る今日この頃です。


02. 2010年7月30日 09:42:39: lqOPOFnyLE
死刑制度廃止は、裁判制度の未熟さからくるのか。それとも(宗教的ともいえる)理念からくるのか。はたまた、刑務所制度の改善指向からか。
国会が決めるまで、死刑をどのようにすべきかはそのときの政府の行動にまかさざるを得ないだろう。言論で圧力をかけていくことは当然だが、果たして死刑廃止が国民の少なからざる人たちの考えなのだろうか。国際的な圧力を本当に感じるべきことなのだろうか。現在の刑務処遇にも不満があるから被害者側からの気持ちの整理が難しくなることがある。執行の猶予は、問題の継続的な思考を示すだけでなく、実質的な判決の猶予を示すとも受け止められる。社民党の考えにはうなづけない。
・刑務所での待遇は、人権保護から最低限の水準が保証されざるを得ない。意欲のない人に本当の労苦をさせることは難しい。そして、昔のような島流しはないから、その費用が決して当人たちだけで支払い可能となることはないので税金の活用となる。ここにひとつの問題が残る。
ちろん、非道な犯罪をもたらさないように社会を良くすることや、予防支援を準備することが肝心だが。
もっと刑罰のあり方を内容を含めて考慮することが(人格や記憶や容姿の変革を含めて)死刑制度廃止にとっても大事ではなかろうか。

03. 2010年7月30日 10:37:08: yMx7eAEsns
現行犯以外では絶対に死刑は避けるべきだ。
なぜなら、冤罪が多いからだ。冤罪で殺された者が何人いるか分からない。少なくとも数名の冤罪による死刑執行が明らかだ!

一人でも冤罪で処刑されたら、絶対に許せない。当該検事は当然に報いを受けるべきだ。冤罪と分かっていて殺したのだから、あだ討ちは必至だ。事件を担当した数名の検事は死を覚悟しなければならない!

而して、頭が混乱したブサばばあ に死刑執行命令を出されては2度も死刑に逢うようなものだ 
 あんな薄気味悪い面の黄色い歯をした化け物ブサばばあ に死刑を指揮されるとは 天国に行けない
 国民からもういらない と落選された人間として失格のブサばばあ が法相とは
空き缶のクソカンも いかんのだ


04. 2010年7月30日 11:42:22: uH3KqJkmHM
>>03

死刑を廃止したから冤罪があっていいということにはなりません。

冤罪で終身刑になった人の場合を考えてください。
冤罪で終身刑で死んだら、死刑よりも残酷と言えるかもしれません。

つまり死刑の有無とは関係なく、冤罪をなくすべく取り調べの全面可視化等に取り組む必要があります。

一方で、死刑の適用基準を厳しくするという方法はあってもいいと思います。
状況証拠のみで本人が否認している場合は、死刑の適用を不可とするなど。


05. 2010年7月30日 11:55:14: uH3KqJkmHM
福島みずほは死刑を廃止することによって、遺族をさらに苦しめ、凶悪殺人犯を喜ばせ、さらには凶悪殺人を奨励したいのでしょうか?

死刑というハードルはかなり高く、凶悪殺人の抑止に役立っています。

私が殺人をしないのも、死刑が恐ろしいからです。
死刑がなくなり、最悪でも終身刑、衣食住つきで一生暮らせるなら、イザとなったらやるでしょう。

他のスレッドでも私以外にもそう考える人がいました。
ですから、日本中ということなら抑止効果はけっこうあると考えられます。

つまり死刑制度廃止は、凶悪殺人者に無用な利益を与え、遺族をさらに苦しめ、ひいては殺人を奨励するようなものです。

死刑は社会のために存続させなくてはなりません。


06. ダイナモ 2010年7月30日 12:58:18: mY9T/8MdR98ug: SFB6e5PgNo
>>05

>私が殺人をしないのも、死刑が恐ろしいからです。

一人を殺すのであれば死刑にはなりませんよ。 これは最高裁判所の判例として定着しており、大多数の国民の知るところとなっています。 たまたまあなたが知らなかっただけでしょう。

どうです、一人なら大丈夫ですから殺しを実行に移しても恐くはありませんよ。 あなたの論理では殺害する相手が一人なら死刑に抑止効果はないことになります。

あなたのように考える人は本当に人を殺したいと思っている人には当てはまらないでしょう。 本当に殺したいと思っている人は死刑があろうが、絶対に犯人とばれないように用意周到に計画を練り、実行に移すものです。 計画的な殺人者です。

あなたは、用意周到な殺害計画を立てるだけの能力を持ち合わせていない、と公言しているようなものです。同時に自分の本心を自覚していないとも言えます。

>死刑がなくなり、最悪でも終身刑、衣食住つきで一生暮らせるなら、イザとなったらやるでしょう。

考え方が「幼い」というしかありません。 気を悪くしたらすみません。

あまり死刑制度を軽く考えてはいけないと思います。

 


07. 2010年7月30日 13:55:47: uH3KqJkmHM
>>06=ダイナモさん
>一人を殺すのであれば死刑にはなりませんよ。 

知っていますよ。
世田谷事件のように現場にいる人間をすべて殺害すれば逮捕される可能性は減ります。
死刑がなくなれば、そういうように犯罪が凶悪化しますよと言っているのです。
それが犯人にとって合理的な判断だからです。

死刑がなくなれば私もそうするでしょう。

凶悪殺人者の思考はある意味稚拙です。
「最悪でも終身刑、衣食住つきで一生暮らせるなら、イザとなったらやる」という考え方も確かに稚拙でしょう。

しかし稚拙だとバカにしていても凶悪殺人は減りません。
凶悪殺人に向かわせないようにハードルを高くしておく必要があるのです。

そのためには死刑制度は有効です。
あなたがどう推測しようとも、私が死刑制度のおかげで踏みとどまっているのは事実です。

もうひとつ。

死刑をなくしても凶悪殺人は減らないというのなら、終身刑をなくしても減らないと言う理屈になる。
死刑のほうがはるかに恐ろしい刑罰であり、そういうハードルをなくしても減らないなら、さらに恐ろしさの度合いが低い刑罰をなくしても凶悪殺人は減らないという理屈になります。

これを突き詰めていけば、刑罰は犯罪抑止にはつながらないという結論になりますが、ダイナモさんはそのように考えるのですか?
また、そういう刑罰を廃止した社会にしたいと考えているのですか?


08. 2010年7月30日 14:02:29: uH3KqJkmHM
ダイナモさん
07です。

間違いを書きました。
申し訳ない。

07の「もうひとつ」以下を下記に訂正します。


もうひとつ。

死刑をなくしても凶悪殺人は増えないというのなら、終身刑をなくしても増えないと言う理屈になる。
死刑のほうがはるかに恐ろしい刑罰であり、そういうハードルをなくしても増えないなら、さらに恐ろしさの度合いが低い刑罰をなくしても凶悪殺人は増えないという理屈になります。

これを突き詰めていけば、刑罰は犯罪抑止にはつながらないという結論になりますが、ダイナモさんはそのように考えるのですか?
また、そういう刑罰を廃止した社会にしたいと考えているのですか?


09. 2010年7月30日 16:26:49: MOs0SkJLZk
統計的に、死刑が極悪犯罪を抑えている根拠は何処にもありません。

EUおいて、死刑の廃止が極悪犯罪の増加に繋がった根拠は統計的に否定されています。フランスでもイギリスでも全く増加はしていない。
日本においても、一時期、自民党政権の時代、長らく刑の執行停止の期間がありましたがその間において、極悪犯罪が増えた統計上の動向は全くありません。

日本は、戦後一貫して極悪犯罪の発生率は減少の一途を辿り、この10年近くは極限の低位の横這いで、極小人口の国家を除けば世界で一番凶悪犯罪派生率の低い国家といえます。


10. 2010年7月30日 16:34:45: 53VjFVu9NM
国の名の下の殺人には2種類あります。
ひとつは戦争。日本は幸いなことにここ65年間戦争による殺人は一件も起こしていません。先進国でこんなに長きに渡って戦争を起こしていないこと自体、稀有なことなのではないでしょうか。
そういう国に死刑はそぐいません。死刑はある意味で、国が殺人犯人のレベルに堕すことと同等です。

11. 2010年7月30日 17:45:46: PwflDr1aOo
光市の母子殺人事件を覚えておられるだろうか。被害者の夫であり父である人は立派な人だと思うが、繰り返し繰り返しテレビに出演した。そしてテレビはこの事件の凶悪性を報道し続けた。あれをずっと見らされた視聴者は「この犯人が死刑にならないのはおかしい」と刷り込まれていった。当然裁判の行方も決定した。

たしかに凶悪な事件だが罪を憎んで人を憎まずとい考え方もあるはずだが、そのような報道は一切なかった。これではこのような報道しか出来ないメディアがある国、日本では死刑廃止論が多数派を占めることはない。

ただ、報道は誰かさんの意向に沿って行われている。多くの点でこの国のマスコミは「ゴミ」と呼んで差し支えない。


12. ダイナモ 2010年7月30日 18:12:56: mY9T/8MdR98ug: SFB6e5PgNo
>>07

>世田谷事件のように現場にいる人間をすべて殺害すれば逮捕される可能性は減ります。
>死刑がなくなれば、そういうように犯罪が凶悪化しますよと言っているのです。
>それが犯人にとって合理的な判断だからです。

あなたの主張を分かりやすく整理すると

@.現在の死刑制度では一人を殺すだけなら死刑にならないので、実際の犯罪でも一人だけ殺して他の目撃者は殺さないはずだ。

A死刑を廃止した場合、一人を殺すのも全員を殺すのも同じ終身刑となるので、捕まらないようにするために目撃者全員を殺すだろう。

ということですね。思考実験としては面白いと思います。ですが現実の殺人犯への聞き取り調査では、犯行時に死刑制度のことを考えたという殺人犯はまったくといっていいほどいなかったことが分かっています。これは死刑廃止論者で有名だった故遠藤誠弁護士が語ったことです。彼は多数の殺人犯の弁護を担当してきており、彼が殺人犯から直接聞いたというこの事実は重く受け止めなければならないと思います。


人が殺人を犯すに至るケースには二つの類型があります。

(1)一時の激情に駆られて凶行に及ぶケース。

(2)冷静な状態で犯行を計画し、犯人が分からないように用意周到に準備してから凶行に及ぶケース。

以上のケースで(1)については死刑があろうがなかろうが激情に駆られて凶行に及ぶので死刑に抑止力はありません。

次の(2)のケースでは、絶対に捕まらないように用意周到に計画した上での凶行なので、これも死刑に抑止力はありません。

どちらのケースでも死刑に犯罪抑止効果は無いことになります。

厳密に言えばこれら二つのケースの中間のケースも考えることができます。その場合は、一定期間に渡る冷静な殺意を持ちながら行き当たりばったりで凶行に及ぶという形態を取ることになるでしょう。長い間殺意を持ちながらなんらの隠蔽工作をすることなく、なんとなく気が向いた時に冷静に凶行に及んだというケースです。どうにもイメージすることが難しいケースですね。こうしたケースがどれぐらいを占めるかは不明ですが、数は少ないと思います。

死刑に凶悪犯罪の抑止効果があるかどうかを正確に把握するためには、最低限「死刑制度があることを理由として殺人を思いとどまったことがある」という人間がどれぐらいいるかを明確にしなければなりません。こうした調査を正確に実施するには多大な困難がありそうだということは、社会心理学者ではない素人の私でもよく分かります。あなたは死刑が無くなれば人を殺すそうですが(それも二人以上ですよね)、そういった人がいったいどれくらい存在するのか。仮にそれが調査で分かったとしても、実際に死刑制度が廃止された時に、本当にそういった人が人を殺すのかどうかは、実際にそのときになって見なければ分からないと思います。なぜなら人は自分の本心を容易には自覚できないものだからです。あなたも死刑がなくなれば殺人を実行に移すと今は言っていますが、本当にその時が来たときに人殺しを行うかはその時になってみなければ本当のことはわからないとしか言えないと思います。

近年において顕著となっているのは、自分では死ねないから人を殺して死刑にしてもらうと言うケースです。こうしたいくつかのケースでは死刑制度に犯罪の抑止効果が無いばかりか、死刑制度が存在するために、必ず死刑となるように多数の人々を殺害する凶悪事件が誘発されています。これなどは死刑制度に犯罪を誘発する効果があることを実証しています。


>死刑をなくしても凶悪殺人は増えないというのなら、終身刑をなくしても増えないと言う理屈になる。

特殊なケースでは死刑制度に犯罪抑止効果があることは明らかです。「万引きは例外なく死刑」となれば万引きをする人は激減するでしょう。なぜ激減するかといえば、人は一時の激情にかられて万引きをするものではないからです。

では万引きでは抑止効果のある死刑制度は、殺人などの凶悪事件についても同様に抑止効果があると言えるでしょうか。万引きと殺人では比較する性質がかけ離れています。万引きの効果をそのまま殺人などの凶悪事件に当てはめて考えることはできません。

同様にすべての犯罪に罰則が適用されないとなったなら、社会には有象無象の犯罪が満ち溢れ、市民の生活は大混乱に陥るでしょう。この意味で刑罰一般には一定の犯罪抑止力があることは明らかです。

同じことが死刑制度にも適用できるでしょうか。「殺人はいかなる例外もなく死刑」とされれば、殺人事件の件数はいくらかは減少すると思います。なぜなら、最初にあげた(1)と(2)に属さないケースでは殺人をあきらめるケースがでてくるからです。しかし、現実問題としてそのような制度は現在の人道を重んじる民主主義社会の中では到底受け入れられるものではありません。実際に死刑となるのは殺人犯の1%程度でしかありません。これはこれまでの長い司法制度の積み重ねの中で確立された死刑適用基準があるからです。こうした現実を受け入れた中で死刑制度の犯罪抑止効果の有無を考える必要があります。


13. 2010年7月30日 19:09:29: LMfy1TBEgQ
>>11
福田孝行クンの知り合いさん乙です。

そういう奴が務所ながら税金で生活しているのを思うと無駄だなあと思うわけで。


14. 2010年7月30日 19:10:18: lqOPOFnyLE
10>死刑はある意味で、国が殺人犯人のレベルに堕すことと同等です。

これは、「邪魔者は消せ」ということで殺人犯のレベルということなのでしょうか。また、国民一人一人が死刑執行人の意識をもつので、それを逃れたいということなのでしょうか。「暴力を暴力で防ぐことはできない」「暴力的な志向が人権無視の雰囲気を生み出していく」などは理解しやすいのすが。
もちろん、国がなんでも権利があるようなこととは思いません。しかし、罰というのは、どうしても暴力的なものでしょう。
 死刑廃止は、みんなで死刑を廃止しましょうということにすぎない。多数が納得すれば、よいだけです。ところが多数にならないので(国の数としては多数になっていますが)、むりやりしようというるところが見える気がするのですが。


15. 2010年7月30日 21:07:52: FSyPN1ESQM
11氏に賛成です。
異常な裁判だったと思います。できればマスコミによる世論の操作がない状態で、もう一度裁判をやり直してほしいくらいです。

もうひとつ「罪を憎んで人を憎まず」も同意できます。少し突飛な例ですが、ヴォルテールという人は「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」と言いました。もう少し近い例だと、「私はあなたの書いたものは嫌いだが、私の命を与えてもあなたが書き続けられるようにしたい」というのがあります。

だから、ヴォルテールが被害者家族なら、「私はあなたを殺したいくらい憎い。しかし、あなたが生き続けられる権利は命をかけて守る」と言ったと思います。


16. 2010年7月30日 22:11:07: dChYV980ro
死刑はお金かかるしね。

17. 2010年7月30日 23:20:28: D2Jo6d1xYg
私はこの日本ですでに何人もの人が無実の罪で死刑にされてしまったのではないかと恐れています
無実の死刑囚がホントにいなかったのかどうか
時間がかかっても一度徹底的に調べるべきだと考えます
その調査が終わるまで死刑の執行は一時停止すべきです
調査の結果無実の罪で、日本国家と日本国民に死刑にされた人が一人でもいたのなら
死刑制度は制度としては終わっているだろう

18. 2010年7月30日 23:25:38: a4nANbovbU
>>世田谷事件のように現場にいる人間をすべて殺害すれば逮捕される可能性は減ります。
>>死刑がなくなれば、そういうように犯罪が凶悪化しますよと言っているのです。
>>それが犯人にとって合理的な判断だからです。

意味不明な理屈だね。
冷静で合理的に考える凶悪犯なら、死刑になりたくないと思ったら目撃者を皆殺しにするんじゃないか。

死刑の抑止力を本当に考えるなら、一人殺せば死刑のようにする必要がある。
しかし、そうすれば中国並みの死刑大国になって国際的批判は免れない。
また、大量死刑は社会全体に人命を軽視する風潮を蔓延させて、凶悪事件をかえって増加させる可能性が高い。
いずれにしても、本気で人を殺そうなどという激情に駆られる者は、死刑になるかどうかなんて考えないよ。


19. 2010年7月30日 23:47:01: U0uHLmTYbk
>>12=ダイナモさん
>現実の殺人犯への聞き取り調査では、犯行時に死刑制度のことを考えたという殺人犯はまったくといっていいほどいなかったことが分かっています。これは死刑廃止論者で有名だった故遠藤誠弁護士が語ったことです。


漠然とした伝聞情報で、遠藤弁護士が死刑反対だったことをあわせて考えれば信憑性に欠けますね。

まあ、そういう人もいたでしょうから考察すると、
そういう人だから殺人を犯したんですよ。
死刑が頭に浮かんだ人は犯行を思いとどまったということですね。

ダイナモさんの(1)(2)の考察には意味があるとは思えません。
いくらでも反論できるからです。

(1)の場合、死刑が脳裏によぎって、寸前で思いとどまったケースもあるでしょう。

(2)の場合、冷静な状態で犯行を計画する段階で、殺人事件の検挙率の高さと捕まった後、死刑を受けることを考えて計画を断念したケースもあるでしょう。

以上のようにこの考察には意味がありません。


>近年において顕著となっているのは、自分では死ねないから人を殺して死刑にしてもらうと言うケースです。

寡聞にして聞いたことがありません。
相当なレアケースでは?
どの事件でしょうか?


>。ヨ万引きは例外なく死刑」となれば万引きをする人は激減するでしょう。
>。ヨ殺人はいかなる例外もなく死刑」とされれば、殺人事件の件数はいくらかは減少すると思います。
>現実問題としてそのような制度は現在の人道を重んじる民主主義社会の中では到底受け入れられるものではありません。

ダイナモさんのこのコメントに真理があると考えます。
つまり、死刑に犯罪抑止効果はあるということです。

私は、殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべきと考えます。

抑止効果があるのに死刑を廃止した場合、死刑があれば殺されずにすんだ人が殺されてしまうからです。

この被害者の人たちに申し開きができません。

端的に言いましょう。

死刑を存続させるか廃止するかは、凶悪殺人者の命を助けるのか、被害者の命を助けるのかの選択だということです。

私は後者を取ります。

死刑を存続させることで、たとえ一人の命でも助けることができるなら死刑の意義はあると言えます。



20. 2010年7月31日 00:04:01: U0uHLmTYbk
>>18
>死刑の抑止力を本当に考えるなら、一人殺せば死刑のようにする必要がある。

そのとおりです。

殺害された人が一人でも、凶悪な犯行の場合には、死刑にすべきです。

何が凶悪なのかは国民の意見を吸い上げた上で決めるべき。

私見では、強盗殺人、強姦殺人、誘拐殺人、無差別殺人ということになります。
過半数の国が廃止しているからというのは理由になりません。

抑止力と被害者遺族の心のケアの2点で考えるべきです。

死刑に抑止力があるのに死刑を廃止すれば、新たな殺人を生む結果となります。
つまり、凶悪殺人犯の命と引き換えに何の罪もない人を殺すことになるのです。

このようなことは絶対に避けなければなりません。


21. ダイナモ 2010年7月31日 01:24:59: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>19

>(1)の場合、死刑が脳裏によぎって、寸前で思いとどまったケースもあるでしょう。

>(2)の場合、冷静な状態で犯行を計画する段階で、殺人事件の検挙率の高さと捕まった後、死刑を受けることを考えて計画を断念したケースもあるでしょう。

確かにそうしたケースが可能性としてはありうることには同意します。では実際に死刑制度があるからという理由で何人の人が殺人を思いとどまっているのでしょうか。こうした人を殺人者待機群と呼ぶことにします。死刑制度が廃止された暁には殺人者待機群は一斉に殺人を実行するはずです。何しろ殺人を思いとどまっているといわれる唯一つの理由である死刑制度が廃止されたのですから。

これまでに世界の三分の二の国々で死刑制度が廃止されましたが、死刑制度を廃止したために殺人事件が増加したという信頼のおける報告は一例も発表されていません。この点についてはあなたが「死刑制度には抑止効果があるという報告がある」として紹介されたサイトの記事をわたしが批判する形で述べてきたことです。もう一度参照していただければ分かりやすいと思います。
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/554.html のページの12番目のコメントに書きました。

理屈の上では、死刑制度が廃止されたなら殺人者待機群が殺人を実行に移すはずなので、それ以降の殺人件数は増加するはずですが現実にはそうはなっていません。現実には想定されるような殺人者待機群は存在しなかったことになります。こういうと、統計には表れない程度の少人数で殺人に踏み切った人がいるのではないかと反論されそうですが、その程度の人にしか歯止めがかからないのなら死刑制度に明らかな抑止効果は認められないと断言してよいでしょう。疑い深い人の中には、死刑廃止国は実際には殺人が増加しているのに統計をごまかしているのだ、と主張する人もいます。しかし死刑廃止国が百カ国以上となっている現状で、そうした主張は考えすぎというものです。

>>近年において顕著となっているのは、自分では死ねないから人を殺して死刑にしてもらうと言うケースです。

>寡聞にして聞いたことがありません。 相当なレアケースでは? どの事件でしょうか?

ご存知ないですか? 「死刑になりたかった」でググればぞろぞろでてきますよ。 中でも一番有名なのは、某私立大付属小学校で起きた十数人の児童殺傷事件でしょう。 こうした事例がいくつか存在することは事実です。こうしたケースでは死刑制度そのものが凶悪犯罪を引き起こしたことになります。いわば「死刑制度が持つマイナスの犯罪抑止効果」です。

>ダイナモさんのこのコメントに真理があると考えます。
>つまり、死刑に犯罪抑止効果はあるということです。

>私は、殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべきと考えます。

わたしなら「殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべき」とまでは考えません。そこまでスパッと割り切ることができないからです。死刑制度が誤判の可能性を払拭できないことについてはあなたも同意されるでしょう。あなたの言う通りに殺人を1件抑止できたとしても、同時に誤判で1人の無実の人が死刑とされるような事態は絶対あってはならないことです。

>死刑を存続させるか廃止するかは、凶悪殺人者の命を助けるのか、被害者の命を助けるのかの選択だということです。

>私は後者を取ります。

>死刑を存続させることで、たとえ一人の命でも助けることができるなら死刑の意義はあると言えます。

死刑制度に殺人の抑止効果があるという信頼のおける科学的な報告は存在しません。ですからあなたの主張には事実の裏付けがないのです。あるのは潔癖症とでもいえる極端な考え方です。「たとえ一人の命でも助けることができるなら死刑の意義はあると言えます」と断言してしまうところにあなたの頑ななまでの極端な考え方が表れています。どうしてそこまで割り切れるのか。わたしには不思議で仕方ありません。無実の人が誤判により処刑される可能性をなぜ無視してしまうのか。どうにも腑に落ちません。


22. 2010年7月31日 10:32:40: KA4XvUDId6
>>21=ダイナモさん

突然誤判がでてきましたね。
今までのけっこう長い議論の中では出てこなかったのに。

「誤判」は死刑廃止論者の都合のいい論理です。
所詮は裁判官という人間の判断なので、誤判だといくらでもイチャモンをつけられるからです。
これは裁判制度を否定するものとも考えます。

問題は冤罪をどう考えるのかでしょう。

終身刑だから冤罪でもいいということにはまったくならない。
むしろ、考え方によってはより残酷とも言えます。

冤罪は取り調べの可視化等で極力ゼロに近くすること。
これが基本です。

これが前提のもとで意見を書きますが、ダイナモさんが言いたいのは死刑執行の後で冤罪とわかったらどうするんだということでしょう。

先ほど述べたように、終身刑の場合でも死んだ後で冤罪だとわかっても意味がない。

程度の問題なのです。

私的な理由で申し訳ないですが外出時間が迫っているので、端的に書きます。

冤罪については

@ 先ほど述べたように極力ゼロに近づける
A 死刑の適用基準を厳しくする
  例えば、状況証拠のみで被疑者が否認している場合は避ける等
B 死刑判決後も執行までにバッファの期間をおく
  再審請求の動きがある場合は延期する
  (現状もそうでしょうが、法制化したほうがいい)

以上を実施すれば、冤罪での死刑執行は相当少なくなるでしょう。
今明らかになっている冤罪の数を考えればゼロに近くなると思われます。
確かにゼロの保証はできないが、それは終身刑での冤罪の場合も同じです。

前にも示したとおり、死刑に抑止力があることは明らかです。
(私自身のことやイリノイ大学等の調査結果から)

であるならば、新たな凶悪殺人を誘発させないために死刑を維持すべきなのです。

行ってきます。



23. ダイナモ 2010年7月31日 13:04:26: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>22

誤判による死刑の問題は死刑制度の存廃を議論する上で避けて通れない問題であるとあなたも認識していると思います。

死刑制度がある場合は刑が執行された後で死刑が誤りであったと判明しても取り返しがつきません。死刑判決を下した最高裁の裁判長が死を持って償おうとしても死んだ人が生き返って来る訳でなし、無意味な行為です。

しかし、死刑制度が廃止された場合は事情が全く異なります。終身刑であれば、再審請求を何度も出すことができますし、新たな証拠の出現により、無実であることが明らかにできる可能性が出てきます。無実であることが分かれば当人の名誉回復はもちろん、相当額の損害賠償を受ける権利が生まれます。つまり死刑制度を廃止すれば、誤った裁判で有罪とされてもある程度損害を取り返すことが可能なのです。ここが死刑との決定的な違いです。

あなたは、「終身刑の方が考え方によって死刑より残酷だ」と述べていますが、本当にそうでしょうか。あなたはこれまでの議論の中で、「終身刑ほど快適なものはない」旨の発言をされていますよね。どちらが正しいのでしょうか。わたしは、死刑の代替刑として終身刑を設けることを主張します。死刑では被告の命が奪われます。死ぬことを強制される死刑は究極の刑罰であり、生きたいという最も基本的な願望を否定する残虐な刑罰です。終身刑の場合は、最低限、命が奪われることはありません。このことだけをとってみても死刑と終身刑との間には超えられない壁が存在します。

>冤罪は取り調べの可視化等で極力ゼロに近くすること。
>これが基本です。

こう言われてしまっては脱力するほかないですね。こうした是正処置をとったとしてもなお無実の人が死刑にされる可能性は除去できないということに、あなたも同意されるでしょう。あなたは言いましたね。「殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべき」と。その論理では、必然的にその裏返しとして「誤判で1人でも処刑された人が存在したなら死刑を廃止すべき」という結論になります。

>終身刑の場合でも死んだ後で冤罪だとわかっても意味がない。

これについては上の部分で反論を書きましたので再度繰り返すことは控えます。

>確かにゼロの保証はできないが、それは終身刑での冤罪の場合も同じです。

死刑と終身刑との違いについてはすでに書きましたのでここでは繰り返しません。「ゼロの保障」ができないのでは困りますね。あなたが主張する「殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべき」との整合性が取れていません。つまりあなたの考え方を分かりやすく整理すると、「殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべきであるが、誤った裁判で処刑された人が1人くらい?? いたとしてもやむなしとする」ということですね。

>前にも示したとおり、死刑に抑止力があることは明らかです。
>。ハ私自身のことやイリノイ大学等の調査結果から)

何度も言うようですが、あなたが教えてくれたサイトに掲載された、「数十件の調査すべてで死刑に抑止効果があることが分かった」という主張は、「米科学アカデミーの審査によると『どの論文も死刑の犯罪抑止力の有効性を証明できる基準には遠く及ばない』」として、その信頼性は完全に否定されています。「どの論文も」という部分には「イリノイ大学等の調査結果」も含まれていると見られます。いつまで虚偽の報告書を援用するのですか。

再度いいますが、死刑に殺人を抑止する効果があることを証明する科学的な裏付けのある信頼できる研究結果は一つも存在していません。あなたは自分のケースを持ち出して、自分がそうだからとか他にも2人くらいいるといったことを理由として、死刑に抑止効果があると主張することは無意味でしかありません。なぜなら、将来本当に死刑制度が廃止されたときに殺人を実行に移すかどうかはそのときになってみなければ正確なことは分からないはずだからです。

1人殺すだけなら絶対死刑にはなりませんよね。殺したい相手が2人以上だったとしても、少なくとも最も憎い1人は殺すことができます。死刑制度の廃止はいつになるかわかりませんよ。いっそのこと殺ってみたらどうです。何であなたが殺人を思いとどまっているのか不思議ですね。わたしには理解できません。

付属池田小事件は2001年に発生しました。当時は連日センセーショナルに報道されましたから国民の大多数はこの事件のことを今でもはっきり覚えているはずです。しかし、あなたは知らないと言いましたね。とするとあなたは10代でしょうか。外していたら済みません。いえなに、これまでのあなたとの議論で若い人かなと思ったものですから。


24. 2010年7月31日 16:49:02: 5ek2d6xyEg
池田小事件や秋葉原事件のような大量殺人者に、死刑が抑止力として働かなかったことは明らか。
現在でも、「2人以上殺せば死刑」「無期仮釈放中の殺人は死刑」といった裁判例は広く知られているのだから、これらの凶悪事件に死刑が抑止力として働かなかったことも明らかだろう。

だから、凶悪殺人を死刑で抑止するなどというのは事実として破綻している。
かえって、凶悪犯の場合は、「死刑が怖いから殺さない」という殺人抑止の方向ではなく、「死刑にならないために目撃者や関係者を皆殺しする」という殺人の誘発・拡大方向に作用するおそれが高い。


25. 2010年7月31日 19:01:57: KA4XvUDId6
>>23=ダイナモさん

議論の逃げと当方のコメントの捻じ曲げがありますね。
そこまでしないと死刑廃止を主張できないということでしょうか?

>>終身刑の場合でも死んだ後で冤罪だとわかっても意味がない。
程度の問題なのです。
>これについては上の部分で反論を書きましたので再度繰り返すことは控えます。

「上の部分」の記載では反論になっていません。
もう一度よく読んでください。

>あなたは、「終身刑の方が考え方によって死刑より残酷だ」と述べていますが、

前提条件を勝手にはずして引用するのは捏造ですよ。
「終身刑だから冤罪でもいいということにはまったくならない。
 むしろ、考え方によってはより残酷とも言えます。」
つまり、冤罪の場合は終身刑のほうが考え方によってはより残酷とも言えると言っているのです。
死ぬまで何十年も不条理と絶望に苦しめられるわけだから。
先ほどと同じ質問ですが、冤罪のまま終身刑で死ぬのはOKなのですか?

>。ヨ殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべきであるが、誤った裁判で処刑された人が1人くらい?? いたとしてもやむなしとする」ということですね。
それは終身刑で死んだ場合も同じです。
程度の問題でしかありません。

>いつまで虚偽の報告書を援用するのですか。
大学が出している調査結果を虚偽と断言するのなら、虚偽である証拠を出してください。
米科学アカデミーのコメントを言うのなら、そのコメントにイリノイ大学の調査結果が含まれている証拠を出してください。
米科学アカデミーが指摘する具体的な虚偽の証拠を出してください。
根拠のないイチャモンにしか聞こえませんよ。

>再度いいますが、死刑に殺人を抑止する効果があることを証明する科学的な裏付けのある信頼できる研究結果は一つも存在していません。
何度も言いますが出していますよ。
大学や教授などがデータをまとめて出した結果について、あなたが証拠もなしに捏造と決めつけているだけです。

死刑に抑止力があるのは、あなたも下記のように認めています。
>。ヨ万引きは例外なく死刑」となれば万引きをする人は激減するでしょう。
>。ヨ殺人はいかなる例外もなく死刑」とされれば、殺人事件の件数はいくらかは減少すると思います。

上記のように抑止力があるというデータも報告されています。

つまり、死刑に抑止力があるのはたしかなのです。
凶悪殺人を誘発させないためにも死刑は存続させなくてはなりません。


26. ダイナモ 2010年7月31日 22:26:36: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>25

わたしの書いた内容をよく理解していないようですね。死刑と終身刑との間には越えられない壁が存在します。つまり死ぬか生きるかです。生きていれば再審請求を繰り返すことができますし、新しい証拠の発見も期待できます。終身刑であれば無実の人が殺人の濡れ衣を着せられても長い間の刑期の中で無実が明らかになる可能性が大きくなります。しかし、死刑の場合はそうはいきません。こういうとあなたは、「B 死刑判決後も執行までにバッファの期間をおく、再審請求の動きがある場合は延期する」という「対策」を書いていますが、再審請求は何度でも繰り返し出すことができます。これでは結局、いつまでたっても死刑にはならないことになりますね。死刑がなくなってしまいますがそれでよろしいのですね。

現在でも試験判決後直ちに死刑が執行されることはありません。最短でも1年はあります。この1年という期間は極めて短い異例のケースです。これは2001年に発生した付属池田小事件で死刑が確定した宅間守死刑囚のケースです。宅間死刑囚は、自殺したかったが自分では死ねないので大量殺人事件を起こして死刑にしてもらうために犯行を行なったと述べています。結局、彼の望み通りに短期間のうちに死刑が執行されて死ぬことができたのです。このケースでは死刑にマイナスの犯罪抑止効果があったことは確実です。他にもいくつか同じような事件がありますので、死刑制度には大量殺人事件を引き起こす効果があるといえます。皮肉なものですね。犯罪抑止効果のために死刑制度があるとされているのに現実には逆の事態が発生しているのです。こういうとあなたはそれは例外的な事例だから全体としては死刑に抑止効果があるのだと主張されるでしょう。しかし死刑制度に凶悪事件を誘発させる効果があることは実際に凶悪事件が発生したことで確かな事実です。

「B 死刑判決後も執行までにバッファの期間をおく」と言われていますが、一体何年のバッファ期間を設ければよいのですか。足利事件の場合は逮捕から無実が明らかになるまで17年を要しています。財田川事件の場合は死刑が確定してから裁判が地裁に差し戻されるまで24年を要しています。誤判により無実の人が1人でも死刑となることは許されないはずですよね。これまでの事例をもとに判断すると死刑確定から執行までの期間には最低でも30年程度は必要と思われます。こうなると事実上の終身刑と変わらなくなりますね。

>>あなたは、「終身刑の方が考え方によって死刑より残酷だ」と述べていますが、
>
>前提条件を勝手にはずして引用するのは捏造ですよ。
>。ヨ終身刑だから冤罪でもいいということにはまったくならない。
> むしろ、考え方によってはより残酷とも言えます。」
>つまり、冤罪の場合は終身刑のほうが考え方によってはより残酷とも言えると言っているのです。
>死ぬまで何十年も不条理と絶望に苦しめられるわけだから。

「冤罪の場合は終身刑のほうが考え方によってはより残酷とも言える」とのことですが、あなたが前のコメントで「終身刑ほど楽なものはない。衣食住に困らない天国のようなものだ」との旨の発言をしていますが、それは取り消すということでよいですか。どちらもありは無しですよ。

>先ほどと同じ質問ですが、冤罪のまま終身刑で死ぬのはOKなのですか?

再度説明します。終身刑であれば処刑されませんから何年か後には冤罪を晴らす可能性がでてきますが、死刑では殺されてしまうのですから冤罪を晴らせないまま処刑されてしまう人がでてきてしまうのです。どちらが無実の人にとって望ましいかは明らかです。

>>。ヨ殺人を1件でも抑止できるのなら死刑を存続すべきであるが、誤った裁判で処刑された人が1人くらい?? いたとしてもやむなしとする」ということですね。
>それは終身刑で死んだ場合も同じです。
>程度の問題でしかありません。

死刑と終身刑の違いは殺されるか生かされるかの違いです。生かされていれば冤罪を晴らすことのできる可能性が生まれます。
これを「程度の問題」などと矮小化していいのですか。無実の人が処刑されるかどうかという問題ですよ。

>大学が出している調査結果を虚偽と断言するのなら、虚偽である証拠を出してください。
>米科学アカデミーのコメントを言うのなら、そのコメントにイリノイ大学の調査結果が含まれている証拠を出してください。
>米科学アカデミーが指摘する具体的な虚偽の証拠を出してください。
>根拠のないイチャモンにしか聞こえませんよ。

わたしがあげたのは、ウィキペディアの「死刑存廃問題」のページに記述している内容を転載したものです。それ以上のものはありません。逆に問いましょう。死刑に抑止力があるというイリノイ大学の報告をどのような根拠があって真実を書いていると判断したのですか。それを知りたいものです。

死刑に抑止力があるかどうかは、すでに死刑を廃止した百カ国以上の国々で、死刑廃止前と廃止後で殺人件数に明らかな増加が認められるか否かを調べれば判明することです。現実問題として、死刑を廃止したために殺人事件が増加したという報告はどの国からもなされてはいません。この事実から、死刑制度に明確な殺人の抑止力は認められないという結論になります。

>>再度いいますが、死刑に殺人を抑止する効果があることを証明する科学的な裏付けのある信頼できる研究結果は一つも存在していません。
>何度も言いますが出していますよ。
>大学や教授などがデータをまとめて出した結果について、あなたが証拠もなしに捏造と決めつけているだけです。

あなたのいうデータが正確なものであると判断した根拠を提示して下さい。

>死刑に抑止力があるのは、あなたも下記のように認めています。
>>。ヨ万引きは例外なく死刑」となれば万引きをする人は激減するでしょう。
>>。ヨ殺人はいかなる例外もなく死刑」とされれば、殺人事件の件数はいくらかは減少すると思います。
>
>上記のように抑止力があるというデータも報告されています。
>
>つまり、死刑に抑止力があるのはたしかなのです。

わたしが述べたのは、殺人は例外なく死刑だとした場合です。そうした極端な死刑適用基準とした場合には、いくらかは減少するでしょうと予想を述べているのです。しかし現実には死刑が適用されるのは殺人事件全体のわずか1%未満でしかありません。こうした緩い死刑適用基準のもとでは死刑に抑止力はありません。こんどは理解してもらえたでしょうか。

>凶悪殺人を誘発させないためにも死刑は存続させなくてはなりません。

死刑には犯罪の抑止力はありません。凶悪殺人を防ぐには、社会の経済的安定の確保と地域での社会的つながりを確保することなどを通じた社会的政策の実施が重要なのです。

最後にもう一度あなたに問いかけます。
1人殺すだけなら絶対死刑にはなりませんよ。殺したい相手が2人以上だったとしても、少なくとも最も憎い1人は殺すことができます。死刑制度の廃止はいつになるかわかりませんよ。いっそのこと殺ってみたらどうです。何であなたが殺人を思いとどまっているのか、死刑にはならないのにどうしてですか。その理由を聴かせてもらえませんか。


27. 2010年8月01日 11:48:58: nYSNdpadxc
>>26=ダイナモさん

逃げと捏造のコメントが目立っていますよ。
そこまでしないと死刑廃止を訴えられないということですか?

>。ヨ冤罪の場合は終身刑のほうが考え方によってはより残酷とも言える」とのことですが、あなたが前のコメントで「終身刑ほど楽なものはない。衣食住に困らない天国のようなものだ」との旨の発言をしていますが、それは取り消すということでよいですか。

取り消すつもりはありません。
矛盾もありません。
何度も言っているように、終身刑は死刑に比べればはるかに楽な刑だ。
ただし、冤罪の場合には終身刑のほうが考え方によってはより残酷とも言える。
冤罪の場合は例外規定なのです。
何の矛盾もないでしょ。
コメントの一部を抜き出したり加工して恣意的な解釈を加えるのは捏造です。

>大学が出している調査結果を虚偽と断言するのなら、虚偽である証拠を出してください。
>米科学アカデミーのコメントを言うのなら、そのコメントにイリノイ大学の調査結果が含まれている証拠を出してください。
>米科学アカデミーが指摘する具体的な虚偽の証拠を出してください。
>根拠のないイチャモンにしか聞こえませんよ。

上記に対する具体的な回答がないですね。
虚偽と断言するなら、虚偽の証拠を出すべきです。
虚偽の証拠が出せないなら、虚偽と断言したことを撤回すべきです。
結局、証拠もなしに虚偽呼ばわりしたということですか?

>わたしが述べたのは、殺人は例外なく死刑だとした場合です。そうした極端な死刑適用基準とした場合には、いくらかは減少するでしょうと予想を述べているのです。

すべての殺人について死刑を適用した場合は抑止効果があるということですよね。
つまり、殺人を起こそうという気持ちが思いとどまる場合があるとですね。

それならば、一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)に死刑を適用した場合も抑止効果があるという結論になります。
なぜなら先ほどの論理なら、一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)を起こそうという気持ちが思いとどまる場合がある、という結論になるからです。
私の場合がまさにそれです。
あなたのこの件の論理は正しい。

つまり、あなたは現状の死刑制度に抑止効果があることを暗に認めたわけです。

>>1人殺すだけなら絶対死刑にはなりませんよ。殺したい相手が2人以上だったとしても、少なくとも最も憎い1人は殺すことができます。死刑制度の廃止はいつになるかわかりませんよ。いっそのこと殺ってみたらどうです。

憎い人を殺したいなどとは一言も言っていませんよ。
強盗を成功させるには、現場にいる全員を殺害するのが効果的です。
(証言の消滅と逃亡の容易さの観点から。また、サラ金でも銀行でも多額の金があるところには複数人がいるケースがほとんどですね。)
しかし今の私はそれをやりません。死刑が恐ろしいからです。
おわかりいただけましたか?


28. ダイナモ 2010年8月01日 15:35:31: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>27

都合の良いところだけ反論し、都合の悪いところは無視する。いい加減そういう対応を止めてもらえませんか。しかもわたしの反論の言葉尻を捉えて反応している。

>>わたしが述べたのは、殺人は例外なく死刑だとした場合です。そうした極端な死刑適用基準とした場合には、いくらかは減少するでしょうと予想を述べているのです。
>
>すべての殺人について死刑を適用した場合は抑止効果があるということですよね。
>つまり、殺人を起こそうという気持ちが思いとどまる場合があるとですね。

現実にすべての殺人について死刑を適用することなど不可能なのですから、抑止効果はないと言っているのです。よく読んで下さい。

>つまり、あなたは現状の死刑制度に抑止効果があることを暗に認めたわけです。

いいえ違います。現状の死刑制度では殺人者の1%未満しか死刑にならないので、抑止効果はないと言っているのです。よく読んで下さい。

再度言います。
死刑に抑止力があるかどうかは、すでに死刑を廃止した百カ国以上の国々で、死刑廃止前と廃止後で殺人件数に明らかな増加が認められるか否かを調べれば判明することです。現実問題として、死刑を廃止したために殺人事件が増加したという報告はどの国からもなされてはいません。この事実から、死刑制度に明確な殺人の抑止力は認められないという結論になります。


29. ダイナモ 2010年8月01日 17:20:19: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>27

あなたは強盗を実行しようとしているそうですね。それも消費者金融や銀行をターゲットにしているとのことですね。で、強盗をやりたいのだが「死刑になるのが恐ろしい」ので実行を思いとどまっているとのこと。それで死刑制度がなくなれば強盗を行なうと公言していますね。しかし、おかしいですね。強盗を行なうのは多額の金銭を手に入れるためでしょう。一方で死刑制度が廃止されるのはいつになるか分からない。つまり、10年後か30年後かあるは100年経っても廃止されないかもしれない。いつになるか分からないが、死刑制度が廃止されたあかつきには銀行強盗などを実行するという。いかにものんきな銀行(消費者金融)強盗ですな。

なんか笑ってしまうような人ですね。お気を悪くされたら済みません。そんな現実離れした考えを死刑制度の犯罪抑止効果を立証するために利用しているあなたはとても考え方がお若いようですね。ほかにも同じように考えている人が阿修羅に2人ほどいるから死刑制度に犯罪抑止効果があると主張される。

なんともはや低レベルの話しです。

>しかし今の私はそれをやりません。死刑が恐ろしいからです。
>おわかりいただけましたか?

あなたが幼稚な考えしか持ち合わせていないことは分かりました。しかも終身刑は衣食住が保障された「天国」のようなものだと主張されるに至っては爆笑ものです。これは冤罪でない場合ということですよね。あなたは何も分かってはいないということはよく分かりました。

 


30. 2010年8月01日 17:28:52: nYSNdpadxc
>>28=ダイナモさん

回答がどんどん逃げになっていますね。
「言葉尻を捉えて反応して」などいませんよ。
あなたの主張に対して、意見を言っているのです。

あなたはこう書いています。
>わたしが述べたのは、殺人は例外なく死刑だとした場合です。そうした極端な死刑適用基準とした場合には、いくらかは減少するでしょうと予想を述べているのです。

これはどう読んでも、すべての殺人について死刑となるなら死刑に抑止効果はあるということです。
つまり、殺人を起こそうという気持ちが思いとどまる場合があるということですね。

他に解釈のしようがありますか??

そしてそうであるならば、一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)に死刑を適用した場合も抑止効果があるという結論になります。
なぜならあなたの論理ならば、一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)を起こそうという気持ちが思いとどまる場合があるということになるからです。

言葉尻など捕らえてはないでしょ。
あなたの主張に従っただけです。

つまり、あなたは現状の死刑制度に抑止力があると認めたわけです。

反論があるなら、上記の説明に対して具体的にここがこう違うと言ってください。
逃げの言い訳は不要です。

私自身の死刑への恐怖心について、あなたからの問いかけに回答しました。
それに対してコメントがないのは不誠実ではないでしょうか?


>現実問題として、死刑を廃止したために殺人事件が増加したという報告はどの国からもなされてはいません。

@ すべての国が調査・報告をしたのですか?
その報告書はどこにあるのですか?
A 死刑廃止前と後で、死刑の有無以外の条件は同じなのですか?
  一般的には近代国家になるほど(国民の裕福度度や文化レベルが上がるほど)治安はよくなり殺人も減る傾向にありますが、それが調査にどのように反映されているのですか?


また、ダイナモさんは下記のように書かれています。

>ウイキペディアからですが、「いずれの議論においても、死刑制度および無期懲役と凶悪犯罪発生率の間の因果関係の有無が立証されていない点では共通しているといえる。」ということが共通認識ではないかと思います。

つまり、死刑の抑止力についてはあるのかないのか不明ということです。
これが「死刑制度に明確な殺人の抑止力は認められない」に突然変わっています。
死刑を何が何でも廃止したいために、主張を変えてきたとしか思えないのですが‥。


31. 2010年8月01日 17:39:51: nYSNdpadxc
>>29=ダイナモさん

>私自身の死刑への恐怖心について、あなたからの問いかけに回答しました。
>それに対してコメントがないのは不誠実ではないでしょうか?

上記について、時間差でコメントいただいたようですね。

>いつになるか分からないが、死刑制度が廃止されたあかつきには銀行強盗などを実行するという。いかにものんきな銀行(消費者金融)強盗ですな。

のんきというよりも、死刑がある限りは恐ろしいので、やりたくてもできないということです。
やはり死刑は抑止に役立っています。

たしかに低レベルかもしれませんが、そういう人間もいるのだという現実をしっかり見つめる必要があります。


32. ダイナモ 2010年8月01日 18:00:37: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>30

あなたには何度言ったら分かるのですか。

>そしてそうであるならば、一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)に死刑を適用した場合も抑止効果があるという結論になります。

すべての殺人は例外なく死刑にするとした場合、以前のコメントで上げた(1)と(2)の類型に当てはまらないケースでは殺人に至らないケースが出てくるでしょうとは述べました。

>なぜならあなたの論理ならば、一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)を起こそうという気持ちが思いとどまる場合があるということになるからです。

現状の死刑適用基準では死刑に抑止力はないと述べました。100%死刑の場合と1%未満が死刑の場合とでは抑止力が全く異なると述べたのです。頭の固い人ですね。

>つまり、あなたは現状の死刑制度に抑止力があると認めたわけです。

どこにそう書いてありますか。いい加減自分勝手な決めつけは止めて下さい。

>私自身の死刑への恐怖心について、あなたからの問いかけに回答しました。
>それに対してコメントがないのは不誠実ではないでしょうか?

コメント29でコメント済みです。

>@ すべての国が調査・報告をしたのですか?
>その報告書はどこにあるのですか?

死刑廃止前と後で殺人事件が明らかに増加したという報告はどの国からもありませんでした。お分かりですか。

>A 死刑廃止前と後で、死刑の有無以外の条件は同じなのですか?

意味不明です。

>  一般的には近代国家になるほど(国民の裕福度度や文化レベルが上がるほど)治安はよくなり殺人も減る傾向にありますが、それが調査にどのように反映されているのですか?

意味不明です。要するに死刑廃止前と後で殺人事件が明らかに増加したという報告はどの国からもなかったということが事実です。それ以外に何が必要だというのですか。死刑制度に抑止力があるかどうかは実際に死刑を廃止した百カ国を超える国々で殺人件数に明らかな違いが認められたかどうかということにつきます。そして明らかな違いが認められた国1つもなかったということです。

>>ウイキペディアからですが、「いずれの議論においても、死刑制度および無期懲役と凶悪犯罪発生率の間の因果関係の有無が立証されていない点では共通しているといえる。」ということが共通認識ではないかと思います。

>つまり、死刑の抑止力についてはあるのかないのか不明ということです。
>これが「死刑制度に明確な殺人の抑止力は認められない」に突然変わっています。
>死刑を何が何でも廃止したいために、主張を変えてきたとしか思えないのですが‥。

死刑の抑止力についてはあるのかないのか不明ということと、「死刑制度に明確な殺人の抑止力は認められない」ということは矛盾しません。お分かりですか。

人は死刑があるから殺人を犯さないのではありません。人を殺すことは悪いことだと思うから人を殺さないのです。

 


33. ダイナモ 2010年8月01日 18:08:56: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>31

>のんきというよりも、死刑がある限りは恐ろしいので、やりたくてもできないということです。
>やはり死刑は抑止に役立っています。

死刑に抑止力があるかどうかは、死刑制度が廃止されたときに殺人件数が明らかに増加したかどうかで決着がつく問題です。
ですから、今現在死刑制度が廃止されていない状況で、あなたのように「死刑があるからできない」と言っても無意味です。言葉の上でなら誰でも何でも言えますからね。

実際に死刑が廃止されたときに、あなたが凶悪事件を実行して初めて死刑制度に抑止力があったと言える訳です。

 


34. 2010年8月01日 18:47:37: nYSNdpadxc
>>32=ダイナモさん

完全に回答を逃げていますね。
逃げの言い訳は不要といったはずです。
これでは議論になりませんよ。

あなたはこう述べました。
>わたしが述べたのは、殺人は例外なく死刑だとした場合です。そうした極端な死刑適用基準とした場合には、いくらかは減少するでしょうと予想を述べているのです。

すべての殺人について死刑となるなら死刑に抑止効果はあるということですね。
つまり、殺人を起こそうという気持ちが思いとどまる場合があるということですね。
ここまでは、あなたの言ったことなのだから同意しますよね?

つまり、
@ すべての殺人に死刑を適用した場合‥ 殺人を思いとどまる場合がある

それならば、

A 一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)に死刑を適用した場合‥
  一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)を思いとどまる場合がある

となり、現状の死刑制度には抑止力があるという結論になります。

上記のどこが間違っているのですか?
具体的にここがこういう理由で違うと反論してください。
別のコメントで逃げるのはやめてください。

>死刑廃止前と後で殺人事件が明らかに増加したという報告はどの国からもありませんでした。

報告がないことと調査をしたこととは別ですよね。
すべての国で調査をしたのですか?

繰り返しになりますが、死刑廃止の前後の条件は同じなのですか?
死刑の有無以外の条件に違いがあるのなら、その調査結果では死刑に抑止力なしとは判断できません。
他の要因で殺人が増加しなかった可能性があるからです。

>死刑の抑止力についてはあるのかないのか不明ということと、「死刑制度に明確な殺人の抑止力は認められない」ということは矛盾しません。お分かりですか。

後者は、現段階では「認められない」ので、あるのかないのかは不明という意味ですか?
であれば、分かりました。

イリノイ大学の調査結果について虚偽と断言された件はどうなのですか?
虚偽の証拠を出すのですか?
虚偽という発言を撤回するのですか?


35. 2010年8月01日 18:53:01: nYSNdpadxc
ダイナモさん

追加です。

>人は死刑があるから殺人を犯さないのではありません。人を殺すことは悪いことだと思うから人を殺さないのです。

なぜすべての人がそうだと断言できるのですか?
その証拠はどこにあるのですか?

>>31で述べたように、死刑があるから殺人を犯さない人もいるのです。
私のように。

つまり、現状の死刑制度は抑止効果があるということです。


36. ダイナモ 2010年8月01日 19:36:51: mY9T/8MdR98ug: oz3zVsEkfw
>>34

>つまり、
>@ すべての殺人に死刑を適用した場合‥ 殺人を思いとどまる場合がある
>
>それならば、
>
>A 一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)に死刑を適用した場合‥
>  一部の殺人(複数被害者の強盗殺人など)を思いとどまる場合がある
>
>となり、現状の死刑制度には抑止力があるという結論になります。

この件についてはすでに2回詳しく説明を繰り返しています。さらに説明を繰り返しても頭の固いあなたには理解できないでしょう。もう説明は繰り返しません。

>>死刑廃止前と後で殺人事件が明らかに増加したという報告はどの国からもありませんでした。
>
>報告がないことと調査をしたこととは別ですよね。
>すべての国で調査をしたのですか?
>
>繰り返しになりますが、死刑廃止の前後の条件は同じなのですか?
>死刑の有無以外の条件に違いがあるのなら、その調査結果では死刑に抑止力なしとは判断できません。
>他の要因で殺人が増加しなかった可能性があるからです。

「死刑廃止前と後で殺人事件が明らかに増加したという報告はどの国からもありませんでした。」という事実だけで十分です。仮に死刑制度を廃止したことが原因で殺人事件が急増した場合、社会的な大問題となるでしょう。死刑制度を復活せざるをえなくなる事態となります。しかし、そうした国はありませんでしたので死刑制度に抑止力がなかったことになります。「死刑廃止の前後の条件」が何を指しているのかが不明ですので答えようがありません。すでに世界130カ国以上で死刑が廃止されています。この事実だけで十分です。

>イリノイ大学の調査結果について虚偽と断言された件はどうなのですか?
>虚偽の証拠を出すのですか?
>虚偽という発言を撤回するのですか?

ウィキペディアにこうもあります「死刑の犯罪抑止効果について、統計的に抑止効果があると主張する論文は、アメリカ合衆国でいくつか発表されているが、その分析と称されるそれに対しては多くの批判が存在しており、全米科学アカデミーの審査によると「どの論文も死刑の犯罪抑止力の有効性を証明できる基準には遠く及ばない」ものであるとしている。」と。

米国では死刑存置派が自らの主張に都合がいいように恣意的に統計操作を行なった偽りの研究結果を発表している疑いが濃厚です。

お互い、ためにする偽情報には気をつけたいものですね。

もうこの段階ではいつまでたっても同じことに繰り返しです。水掛け論です。これ以上は書きません。

>>人は死刑があるから殺人を犯さないのではありません。人を殺すことは悪いことだと思うから人を殺さないのです。
>
>なぜすべての人がそうだと断言できるのですか?
>その証拠はどこにあるのですか?

この言葉は故遠藤誠弁護士の言葉です。わたしも長年の社会経験から、人は死刑があるから殺人を犯さないのではなく、人を殺すことは悪いことだ、悪いことはしたくないと思うから人を殺さないのだ、という思いを深めています。ですのでその証拠を出す出さないという事柄ではありません。

>死刑があるから殺人を犯さない人もいるのです。
>私のように。

そのことについては前のコメントでその誤りを指摘しました。分かりませんでしたか。

もうあなたとの議論は不毛ですのでわたしの方から議論を中止させてもらいます。とにかく人の書いたものを理解できないのですから議論になりません。

ではでは。


37. 2010年8月01日 20:16:35: a4nANbovbU
>>34

イリノイ大学の調査結果なるものが唯一の死刑抑止力の根拠みたいだけど、そうならばもう少しきちんと紹介したらいかが。
死刑廃止後150件殺人が増加しているといっても、それが死刑廃止によるものかどうかどうやって立証されたの?
死刑廃止がなくても、社会情勢の悪化等の様々なファクターはあるだろうに。
だいたい、母数も増加率も書かないで、よく引用できるな。


38. 2010年8月01日 21:05:54: nYSNdpadxc
>>36=ダイナモさん
>とにかく人の書いたものを理解できないのですから議論になりません。

それはこちらの言い分なのですが‥。
きちんと説明したことに対して具体的な反論がなく、逃げの言い訳なので同じ問いかけになるわけです。

発言に根拠がないのが残念ですね。
だれそれがいったからとか、どこそこにかいてあったからとか。
それが正しいことの根拠を聞いているのにそれではまともな議論ができません。
自分のコメントに責任を持ちましょう。

結局、ちゃんとした反論できないので逃げるということですね。
了解です。


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