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日本を操るアメリカとネオコンの手先として国益を破壊する前原外相の愚かな野望
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/411.html
投稿者 怪傑ゼロ 日時 2010 年 11 月 13 日 14:24:15: Wmm/PVcgalDww
 

反小沢キャンペーンに全力を挙げていた日本のメディアは、民主党内閣を潰すことをもくろむ勢力に支配されており、黒幕は日本の外にいることは明らかだ。だから、小沢が政治的に動けなくなることを仕掛けるために結成された「三宝会」の指導のもとに、マスコミ界に強い支配力を固めた勢力は財界のタカ派の資金援助を得て、現在のメディアを網羅して動いているが、黒幕の狙いは日中の敵対関係を強化することであり、支配欲の強い仙谷官房長官の勇み足を利用するように、尖閣列島の問題を利用して菅首相の無能さを使い、次はネオコンの手先としてアメリカが期待している前原外相に、次期首相になるように仕組んだのであるが、前原は売名のために強硬発言をして菅首相の馬鹿さ加減を強調し、自分の人気が高まるように出しゃばったのである。ところが根っからのオッチョコチョイである前原は、売名のための態度がUチューブ映像の流失で逆効果になり、日本の国益を滅茶苦茶にしてしまったのである。

<貼り付け>
:影の軍団ρ ★:2010/11/02(火) 14:08:20 ID:???0

中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は1日、「前原誠司は外相か国防相か」と題し、
前原外相の「タカ派外交」を批判する社説を掲載した。ベトナムでの日中首脳会談見送りについて、
「前原外相が駄目にした」としている。
社説は、前原氏を「外相という職務が政治的な極端主義を持ち込むことが許されない職務であることを
全く理解していない人物」などと評し、菅直人首相の「人選ミス」を指摘。
さらに、尖閣諸島沖で起きた漁船衝突事件への日本の対応に関し、「前原氏の個人的な右傾主義の主張が
対中強硬の旗印となり、日本外交が本来持つはずの柔軟性をゼロにしてしまった」と述べている。
また人民日報系の中国誌・環球人物は、前原氏の写真を表紙に掲載し、
政府見解と異なる歴史認識を示して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長や
ジャーナリストの桜井よしこさんとともに「日本の3大タカ派」と紹介した。
一方、中国側は今回、首脳会談見送りの理由として前原外相の発言などを前面に出しているが、
「中国の対日強硬派の意見が融和派に勝り、胡錦濤指導部として配慮せねば、
政権安定に響くと判断した」(日中関係筋)との見方もある。
日中間では、2005年、当時の小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題で関係が悪化した際、
訪日していた呉儀副首相(当時)が小泉首相との会談を突然キャンセルしたケースもある。
対日関係をめぐる 中国の国内事情は「想像以上に複雑になっている」(日中関係筋)という。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010110100798
<貼りつけ終わり>

前原外相は松下政経塾の出身の政治家として、ネオコン政治を信奉してアメリカの覚えが良く、調子に乗って勇み足の発言をしているのは、背後に松下電器がいて広告費を使い、電通を通じて三宝会系のメディアと繋がっていて、いざとなれば電通の力で自分が次期首相になるように、キャンペーンが出来ると考えているからだ。それは政治評論家の平野貞夫氏と国際ジャーナリストの藤原肇氏が論じているように、日本のマスコミを支配している勢力の野望を知ることであり、とくに三宝会と松下政経塾慶の政治家が、いかにワシントンとペンタゴンの影響下にあるかを知れば良い。この記事を読めば読むほど、今の日本がアメリカの好きなように操られているかが納得できる。

<貼りつけ>
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK86 > 733.html  

「平成無血革命と歪んだ日米関係」
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/733.html
投 稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 5 月 21 日 18:26:55: twUjz/PjYItws
http://www.soejima.to/
「副 島隆彦の学問道場」の「日本政界●情報メモ」から転載。
[4421]「平成無血革命と歪んだ日米関係」 投稿者:直投稿日:2010/05/21(Fri) 08:25:50

「財界にっぽん」から貼り付けます。
(転載貼り付 け開始)
2010.6月号(2010.5.21.公開)
「平成無血革命と歪んだ日米関係」
政治評論家、前参議院議 員 平野貞夫
vs.
慧智研究センター所長、フリーランス・ジャーナリスト 藤原肇

四回にわたってお届けした連 載対談は、前号5月号壱もって完結する予定であったが、民主党政権発足半年を経た今も「政治と力ネ」間題をめぐって「小沢バッシング」は収まらない。それ が影響してか、大手メディアの世論調査の結果は、政権支持率が低下する一方であり、内閣が崩壌する様相さえ呈している。なぜこれほどまで執拗な抵抗が続く のか。両氏がその背景を鋭く分析した。一部敬称略

混迷の度合いを
強めた日本の政治
藤原 鳩山首相による民主 党内閣が動き出して、ほぼ半年が経過した現在の時点で見る限り、政治の変化は僅かだという印象が強く、国民は大いに落胆して失望している感じです。その原 因に首相のリーダーシップの不足と共に、今の日本に何が最優先事項かを見定める点で、プライオリティを決定付ける発想の欠如があり、それが政治を空回りさ せていると思います。
平野 それもあるが、民主党の国会議員が平成無血革命について、全くといえるほど認識を持ち合わせていないので、こ れから何かやるという意欲がありません。真剣に勉強して使命と責任について理解し、どういう手順で政治に取り組むかを考え、選挙民の期待に応えなければな らないのに、役職が欲しくて出世したい者ばかりです。しかも、それ以上に悲惨なのはメディアの堕落であり、政治の本質にとって大切な問題を見失い、セン セーショナルな問題を大騒ぎしたが、それが鳩山と小沢の金銭スキャンダルです。
藤原 利権と金権に国民が強く反発したお陰で、自民党によ る暴政を選挙で葬ったのに、革命政権の首相と幹事長が不正を追及され、火ダルマ同然になったのでは誉められません。
平野 そういう批判が あるのは当然だと思うが、それが誰かによって仕組まれたものであれば、かえって危ないことだと危惧します。そう考えたので私は政治家を辞めて、過去の体験 を総括して『平成政治 20年史』を書いたが、生涯を議会政治の中で生きた私には、遺書として次の世代に残す『懺悔録』です。だから、私はこの本の「まえがき」において、「昭和 四〇年代以降の重要法案や予算等の審議、疑獄事件の紛糾処理のほとんどに関わってきた。国会職員は法律で、『政治的中立』を義務付けられているが、同時に 各党派や国会議員からのさまざまな依頼について、誠実に対応しなければならないことになっている。私の特殊な職務体験のせいか、与野党の多くの政治家か ら、さまざまな相談事が持ち込まれた。これらを可能な限り私は記録しておいた」と書いたのです。

情報操作をする
ための 陰謀グループ
藤原 インターネットでブロッグの記事を検索していたら、平野さんが書いた『平成政治20年史』が素晴らしいとあり、本屋で 買って読んで思わず驚いたのは、たった数行だが「三宝会」の記述があって、そこには「選挙が終わると、国会の内外で小沢潰しが活発化した。もっとも陰湿な のは、竹下元首相の指示で、『三宝会』という秘密組織がつくられたことだ。新聞、テレビ、週刊誌などや、小沢嫌いの政治家、官僚、経営者が参加して、小沢 一郎の悪口や欠点を書き立て、国民に誤解を与えるのがねらいであった」とあり、私にとっては「三宝会」という名前は初耳でしたが、別の形でピーンと思い当 たったのです。
平野 その別の形で思い当たったことについて、興味深いのでそれがどんなことか教えてくれますか。
藤原  1980年代に電通がメディア工作用に「青の会」を作り、田原総一郎がその幹事役に抜擢されて、学者や評論家を権力の御用に仕立て上げ、メディアの上で派 手に活動していました。私が育てた何人かの若い人材に手が伸び、雑誌の座談会やテレビの討論会に、出席する誘いが掛かってきたので調べた。そうしたら、政 府の機密費と財界のカネが動いていて、若くて有能でもカネに飢えた人びとが、どんどん引付けられていたのです。
 そういった工作の総元締めは川 島広守で、彼は警察庁の警備局長から長官を経て、その後はセントラル・リーグ会長に就任したが、日本のプロ野球は読売の正力松太郎と同じことで、公安警察 向けのCIAの指定席なのに、日本人はお人好しだからその仕組みに気づかない。
平野 政府には工作用のカネがあるから、マスコミ対策とし て色んなことをやっており、内閣の機密費が利用されたようですな。
藤原 1970年前後からこうした動きがあり、文芸春秋社が内調のカネ で「諸君」を創刊したが、その担当をしたのが田中健五でした。田中は清水幾太郎を転向させた功労者で、『諸君』、『週刊文春』、『文芸春秋』の編集長を経 て、最後には文芸春秋社の社長になっている。だから、『文芸春秋』は政府広報がダントツで、田中の出世の足場は内閣調査室だったが、その使い走りが彼の人 生の始まりでした。また、『諸君』や『正論』で名を売った学者が集まって、「政策構想フォーラム」などの組織が発足し、それが大平のブレーンを経て中曽根 のブレーン政治になる。そして、1980年代にPHPが「松下政経塾」を生み、「世界平和研」や「笹川財団」などと並んで、平野さんが指摘した「三宝会」 が発足するが、発起人の福本邦雄は有名な政界フィクサーでした。

「三宝会」の系譜と韓満
人脈のコネクション
平 野 福本和夫は戦前に福本イズムで一世を風靡し、その長男の邦雄は水野成夫に拾われて、産経新聞の記者を経て岸内閣の時代に政界に入り、椎名官房長官の秘 書になっています。その後は京都放送の社長や政界フィクサーになり、画商として竹下の金屏風事件を仕掛け、後で中尾栄一建設相の収賄疑獄で逮捕されたが、 竹下の利権人脈のキイマン的な人物です。
藤原 言うならば、読売のナベツネや田中清玄みたいな存在ですね。
平野 そんな ところです。また、岸信介や椎名悦三郎という満州人脈や、竹下登から政治の裏を指南されたことで、情報操作と錬金術に優れていたらしい。だから、「三宝 会」は竹下元首相を最高顧問にして、財界とメディアによって1996年に作られており、野党潰しを目的にして動き出すが、その契機になったのが細川政権の 誕生で、狙いは小沢一郎を抹殺することでした。
藤原 どうして小沢一郎に狙いを定めたのですか。
平野 1993年に細川 政権が生まれる前段階として、1992年 12月に「改革フォーラム21」が発足したが、中心にいたのが小沢一郎だからです。また、1994年に社会党とさきがけを自民党が取り込み、政権奪還した 根回しを竹下がやっており、この時に竹下は小沢を最重要警戒人物と認定し、小沢を封じるための秘密組織を使うことにして、福本邦雄に「三宝会」を作らせた のです。
藤原 『夜明け前の朝日』に詳しく書いたが、竹下は平和相互の小宮山一家や許永中とも繋がり、京阪神の暴力団と密着していたため に、イトマン事件や皇民党事件に巻き込まれています。しかも、最後には奇妙な死に方をしているが、あの頃のアングラ事件の謎解きに関しては、『朝日と読売 の火ダルマ時代』と『夜明
平野 「三宝会」には大手企業が参加しているが、法人の年会費が 36万円もしているだけでなく、個人会員の参加費が一万円もかかるのに、新聞では朝日(5人)、日経(3人)、毎日(3人)、読売(3人)、共同(3 人)、テレビでは日本(2人)、テレ朝(2人)、フジ(1人)、TBS(1人)、出版では文芸春秋(3人)、講談社(2人)、プレジデント(1人)、選択 (1人)、朝日出版(1人)という具合です。また、メディアを代表する世話人としては、高橋利行(読売・世論調査部長)、芹沢洋一(日経・政治部次長)、 佐田正樹(朝日・電子電波メディア局長付)、後藤謙次(共同・編集委員)という顔ぶれが並び、こういった人がマスコミ対策を指令しました。
藤 原 法人会員の顔ぶれを一瞥したら、韓満人脈の影が私には読み取れますよ。しかも、それが太平洋を越えて戦後の米国人脈になり、岸信介や正力松太郎が CIAに使われて、アメリカの日本支配の手先だったが、この事実は公開された米国の外交資料が証明している。「歴史は繰り返すという」教訓からして、同じ パターンは最近の日本の政治にも反映し、それが検察ファッショとして現れていることは、私にはパターン認識と直観で分かるのです。

メ ディア操作と
検察ファッショ
平野 検察ファッショは政治的意図による強権的捜査を指し、戦前の「番町会事件」が代表的である が、ロッキード事件の時の捜査の仕方は、国民の多くに検察ファッショを感じさせた。田中首相を外資法違反で逮捕して、一応は首相の犯罪として話題を賑わせ たが、アメリカ側には免責条項を適応したのに、日本側の捜査には無理が目立って、どう見ても納得できるものではありません。
藤原 それは 軍備が絡む汚職だったからであり、本当は対潜哨戒機(P3C)の購入に際して、防衛庁長官(当時)の中曽根康弘が関与した、極めて重大な結果を生む防衛疑 獄だった。だから、検察が架空の物語をでっち上げて、疑惑を隠すために問題をすり替えたが、全日空のトライスター旅客機の輸入の形で、手癖の悪い田中角栄 に冤罪を押し付けたのは、CIAが中曽根の罪を救うためでした。
平野 リクルート事件で自民党を離党しているが、ロッキード事件では深手 を負うこともなく、中曽根は首相として米国に貢いでいます。
藤原 その後の日本の政治は米国のしたい放題で、中曽根と竹下がカジノ経済と ヤクザ政治を行い、バブルが炸裂して日本はガタガタになった。しかも、SII(構造障壁攻略)に続き追い討ちの形で、金融を使った企業の乗っ取り工作が進 み、ネオコン路線に追従する小泉や安倍が、対米追従のゾンビ政治を続けたのです。
平野 バブル経済から現在までの四半世紀が、僅か30秒 か40秒の時間で説明されており、現在に至っている点で実に明快です。確かに、藤原さんらしい鳥轍的で客観化した総括だが、過去20年の政治史を一冊の本 にして、数百人の人間の判断や行動を描いた私にとっては、その総括では物足りないように思う。そこに生きている人間が不在のために、へーゲルの歴史哲学を 読む感じがして、もう少し人間臭のある観点がなければ、自分が生きた時代として面白くないし、淋しすぎて楽しくないという気がします。

日 米関係におけるCIAの
役割とジャパン・ハンド
藤原 分かりました。25年間に僅か四人の首相の名前の登場だけで、日米両国が ゾンビ政治やネオコンとして規定され、病院の無菌室のような空気を感じて、面白みを欠いてしまったかも知れない。そうなると細部を描く必要が生まれ、個人 レベルの体験調書の登場になるが、日米関係の歴史を決定付けているのは、CIAと結んだ自民党に陣取った政治家と、日本人を操ったジャパン・ハンドの関係 です。岸信介と正力松太郎に関しては衆知だが、児玉誉士夫と中曽根康弘に関しての情報は、それほど知られていない状態が続く。だが、中曽根がハーバード大 でのゼミに参加を手配したのが、ジョンズ・ホプキンス大のセイヤー教授であり、彼はSAIS(国際問題研究所)の日本担当教授で、元CIAのアジア太平洋 担当の部長だったし、彼は中曽根の英語論文の代筆までしました。
平野 その辺にCIAコネクションの原点があり、ロン・ヤス関係で中曽根 が日本を「不沈空母」と発言したが、軍事同盟の太いパイプが読み取れますな。
藤原 その後継者が立川基地が地盤の長島昭久で、彼は自民党 の石原伸晃の秘書をやってから渡米し、SAISのブレジンスキ了教授のゼミで仕込まれた。しかも、ジョージタウン大のCSIS(国際戦略研究所)で日本部 長をやり、ブッシュのネオコン政権で東亜部長として日本を手玉に取った、マイケル・グリーンの弟子になって帰国した長島は、民主党から出馬して議員になっ た。彼は防衛省の政務官に就任しているが、グリーンがどんな思想と行動の持ち主かを知れば、長島が時限爆弾になる危険性は高い。また、CSISの研究員と してグリーンに指導され、親父の渡部恒三衆議院副議長に対して、強い影響力を及ぼしていたのが息子の恒雄であり、民主党の元最高顧問は間接的にグリーンに 引きずり回され、渡部恒三は日本の議会政治を歪めているのです。
平野 それで「偽黄門」がブレまくったのであり、渡部恒三が見せびらかす 閻魔帳の印籠が、政治を狂わせる原因を作って来たのです。
藤原 最近のブロッグで四年前に平野さんが書いた、「『偽黄門』と『阿波狸』が 民主党のガン」という記事が話題になり、コピーして来たので読んでくれませんか。
平野 サワリはここです。「『黄門さん」を自称している 老人が、前原体制のつっかえ棒として登場。東北弁で国民的人気者になりかけた。これが『偽黄門』であることを、民主党もマスコミも見抜けないから困ったも のだ。…マスコミも『偽黄門』だと知っていて、秘密をもらす貴重な人物として大事にするという、日本の民主政治を堕落させる存在なのだ。それまで小沢改革 が成功しそうになると、人格攻撃をくりひろげ、足を引っぱってきたのが『偽黄門』の正体だ」。これは偽メール事件があった2006年に書いたものだが、四 年後の今でも似たようなことが繰り返されて、「七奉行」などが騒がしく右往左往していますよ。

M・グリーンという
日本 叩きの太鼓屋の怨念
藤原 その震源地はワシントンのCSISであり、そこでマイケル・グリーンに手なづけられて帰国した一人が、横須賀の 海軍基地の手配師一家で、ゾンビ政治とロカビリーで親父が日本の体面を傷つけた、世襲四代目議員の小泉進次郎なのです。政治家の不出来な息子を筆頭に、動 機を持つ在日系や松下政経塾の留学組は、「奇貨をおく」対象として恰好のカモです。かつてロスに留学中の安倍晋三に、KCIAの朴東宣が接近してスカウト したが、結果は勝共連合の大戦果を生んでおり、脇の甘い留学生は情報戦の標的です。
平野 それで、小泉純一郎の息子もグリーンの洗礼を受 け、目出度く世襲代議士としてお披露目したわけだか、子分や手先のリクルートの仕掛けは巧妙なものですな。
藤原 当事者たちが亡くなって 時効だから、30年前の話を披露してもいいと思う。
 実は、私がカンサスで石油会社を設立した時に、サムタクという計器会社を経営していた椎名 素夫さんが、エネルギー開発の重要性を評価して、開発事業の仲間に参加してくれました。そして、同時にサントリーの佐治敬三社長が、石油ビジネスを教えて 欲しいと割り込んだ話は、『地球発想の新時代』に書きました。そこで、椎名さんは森財閥の森暁さんと一緒に、ハートランド掘削会社を作った後で、政治家と して政界に軸足を移しました。
平野 椎名素夫さんは原子力の専門家だが、石油にも関係したとは初耳でした。
藤原 椎名さ ん米国の政界で信頼されたので、私は彼と友人関係を維持しましたが、彼は防衛問題に専念するようになり、中曽根と接近したので距離を置きました。
  だが、選挙で小沢に苛められた話は良く聞き、岩手の選挙区で小沢の熾烈なやり方を教えてもらい、政治の世界の嫌らしさを痛感しましたよ。
平 野 でも、二人は同じ選挙区で国会議員になっています。
藤原 だが、後日談がありまして、最初は英語教師として来日したグリーンは、東大 の佐藤誠三郎教授に師事した関係で、中曽根や笹川財団に接近したのです。しかも、椎名議員に拾われた若き日のグリーンは、事務の手伝いや秘書役をしている うちに日本通として、ファシスト的な軍事オタクになった。そして、帰米したグリーンはFSX問題で論文を書き、日本の防衛政策の専門家として成長し、謀略 家で悪名高いアーミテージに従い、ホワイトハウスで日米同盟を担当したことで、日本が受けた打撃は絶大になったのです。
平野 それはどう いうことですか。
藤原 怨念という言葉は不適切かも知れないが、選挙で小沢が椎名を苛めた仕返しの形で、グリーンは日本を小沢と見立てて おり、奇妙な怨みの感情のために日米関係を歪めたのです。それが検察官僚をファッショ化に駆り立て、前原などの七奉行が呼応する形になり、政治的な混迷を 継続させた構図になった。
平野 検察ファッショが継続した原因が、その辺にあると何となく分かるのだが、対策にどうしたら良いのでしょう か。

デコンストラクションと
21世紀型の選挙
藤原 小泉流の刺客は悪魔の選挙戦術だが、小沢流の強引 なやり方も時代遅れであり、新世紀にふさわしいインターネットを活用し、情報化時代の選挙のやり方の採用が必要です。それを活用してオバマは大統領にな り、国民が政治参加の意識高揚に成功しているが、キイ概念はデコンストラクション(脱構築)でして、それを参考にするのが良いかも知れません。
平 野 それはどういう概念なのですか。
藤原 変化の全体像を洞察して構造を作り変え、変化に次元転換を与える革命的な手法で、フランス哲学 の精髄の政治への応用です。
平野 具体的にはどういう選挙のやり方をして、政治を変えて行くのでしょうか。
藤原 選挙は 応用のひとつに過ぎなくて、21世紀の社会がどんな内容かを理解すれば、選挙のやり方は自ずと分かってくる。『ジャパン・レボリューション』という題の本 があるが、これは二年前に亡くなった正慶孝先生が、私と共著で出した民主革命の指南書でして、この中にノウハウのヒントが書いてあります。正慶教授は小室 直樹博士と並んで、意味論の権威として日本の双壁であり、文明学者のダニエル・ベルの伝道解説者でした。
平野 その本の中に、選挙や革命 のやり方が書いてあるのですか。
藤原 文字になくても行間に書いてあって、直観力で全体像を把握することにより、それが浮き上がってくる のですが、残念なことに本は手に入りません。実は3500 部刷ったのだが売れなくて、出版社が3000部ちかく断裁してしまい、見つけ出すのがほとんど不可能です。本の在庫には税金がかかるために、出版社が在庫 を確保できない税法があり、日本の出版文化は絶滅に瀕しています。こうした狂った税法を改めた上で、パチンコ業界や擬似宗教から税金を取り、それで得た税 収で国民に減税をすれば、平成無血革命は成功に一歩近づくし、この本の存在はそれを教えています。昨日は出版社に行き倉庫を探してもらい、やっと二冊だけ 見つけ出して来たので、一冊は鳩山首相に私がプレゼントします。だが、もう一冊はあなたが熟読した後で結構だから、小沢一郎に読むようにと手渡してもらえ れば、平成無血民主革命の行く手を照らす松明として、きっと役に立つと確信しています。
平野 分かりました。必ず渡して役に立ててもらい ますが、それにしても、本が売れなければ断裁処分にするとは、何とも日本は情けない文化国家ですな。
藤原 これが現代日本のギロチンの正 体ですよ。ところで、平成無血民主革命を成功させるためにも、小沢幹事長が実権を揮う地位から退き、長老の立場で組織運営をアドバイスするという、世界の 指導若のやり方を使うように、平野さんから彼に助言して欲しいですね。
平野 いずれそうしようと小沢は考えているが、今ここで長老になる わけに行かないと思って、参議院選挙を全力投入で指揮しています。とにかく、政治が何かが分からない代議士が沢山いて、今の民, 主党は混乱状態に陥っているが、自民党がより支離滅裂で壊滅状態だから、何とか持ちこたえているのが実情です。だから、数日前に私が小沢一郎に会った時 に、「あなたの功績は選挙に勝ち革命を始めたことだが、最も悪い点は出来の悪い人間を国会議員にして、政治が何も分からない代議士を大量生産したことだ」 と言ったのです。
藤原 選挙は理想を実現するためのもので、目的に挑むための手段に過ぎないし、単に勝てば良いというものではなく、優雅 で鮮やかな形で勝負を競うことです。しかも、理想の社会を作るためには、どんな政治を如何にやるかであるし、その実現にはどんな人材が必要であり、そうし た資質の人を議会に送り出して、活躍してもらう選挙を目指すこと。それが平成革命の成功への道であり、共生と博愛を目指す政治を背後から支え、小沢や鳩山 の革命コンビが安心して、民主党の長老の席に陣取ることで、次の世代が育つように導くのが、革命人生を飾る花道になると思います。(終わり)
(転 載貼り付け終了)

元記事:「宇宙巡礼」
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/
2010/05 /21鳩山政権誕生で新時代への期待は…(5) 『財界にっぽん』
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai100601.html  
 


 

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コメント
 
01. 2010年11月14日 21:14:32: dtO70alEOU
 阿修羅版「政権交代も元の木阿弥 衆院解散の足音が聞こえる 「尖閣事件」「映像漏洩事件」の胡散臭さ考 れんだいこのカンテラ時評852」http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/400.html に対して「11. 2010年11月13日 13:56:31: WQU01HuQI6 」氏が注目されるべきコメントをしている。それによれば、「赤坂の高級お寿司店でナベツネと枝野と仙谷が定期的に会食と鳩内閣の頃から・・」、「前原君、野党のころ、民主を離党し自民党へのはずが記者会見前夜にドタキャン・・」、「枝野クン、郵政民営化廃止法案たけなわのころ住友の高級住宅地にある三井住友の迎賓館で西川社長と秘密に会食・・・」、「日テレといえば反小沢の牙城、ナベツネの黒板みたいなZEROであるが,友好的よいしょの雰囲気のなか前原君、2度ほど生出演(私が見たのは・・)」とある。

 補足すれば、菅については、中村てつじ(中村哲治)民主党参議院議員がブログで次のように述べている。「ふと落選中の出来事を思い出した。アメリカ領事館から電話があった。『各国の次の世代のリーダーに3週間アメリカを訪問して頂くプログラムがあります。菅直人先生も経験されています』。私はそこまでやってもらうことに引っかかりを感じ行く決意ができなかった」( tttp://twitter.com/#!/NakamuraTetsuji /status/18412586443 )。

 これは、命のかかった内部告発ではなかろうか。れんだいこには、中村氏に仕掛けられたモーションはネオシオニスト特有のエージェントスポンサー活動であることが直ぐ分る。してみれば、広告灯として利用されている菅はかなり早くから籠絡されていることになる。これにより、菅の小沢政権を創らせない為にハシャギ、シャカリキの裏舞台が透けて見えて来よう。

 仙石については、2010.9.15日、首相官邸でアーミテージ米元国務副長官と昼食を取りながら会談したことが報ぜられている(ttp://www.jiji.com/jc /c?g=pol_30&k=2010091500515)。尖閣諸島付近で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突した事件や、菅直人首相が今月下旬に訪米する際に行われる見通しのオバマ米大統領との首脳会談について意見交換した、とある。何と、小泉政権下で官邸を自在に出入りしていたあのタコ入道が仙石とツーカーの仲と云うことになる。

 してみれば、ポスト小泉後の自公政権が安倍、福田、麻生と次第に小泉式「改革」路線から離れて行ったのに比して、政権交代後の民主党系鳩山、菅政権が逆に小泉路線にリバイバル接近していることが分かる。どうやら、菅政権の正体がすっかり見えてきたのではないのか。ここにナベツネも登場している。「11. 2010年11月13日 13:56:31: WQU01HuQI6氏コメント」等を参考にすれば、菅、前原、枝野、仙石、岡田はどいつもこいつも強度のシオニスタンと云うことになる。酷い話ではある。

 菅政権中枢の異常性がここまで明らかになっているのに、民主党はなお菅政権を戴き続けるのだろうか。れんだいこの眼には、がけっ淵に向かう集団行進自殺としか映らない。今なら立て替えが間に合うのか合わないのか分からないが、やるしかなかろう。既に用意周到に衆院解散、それによる民主党の解党的大敗のワナが仕掛けられている。後はタイミングの問題でしかない。衆院解散をやらさない為の三番手政権の登場が望まれている。直ちにウォーミングアップを始動させよ。年末までにカタを付けるのが良かろう。

 菅政権の批評の段階は終わった。将棋ではツンでいる。囲碁ではオワっている。後は腐臭でしかない。小沢で行くのか、亀井で行くのか、誰でも良い、日本の政治は日本の為にやるの精神だけで良い。もはや党も関係ない。ヘッドが決まれば後は助け合いあるのみ。とにかく待ったなしで行こうや。これ以上は体に悪い。

 2010.11.13日 れんだいこ拝


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