連司・北の実務接触が延期に 哨戒艦事件関連
入力 2010-07-13 11:28:34
哨戒艦沈没事件をめぐって13日開かれる予定だった国連軍司令部と北韓軍の実務接触が延期されました。
政府の消息筋によりますと「北韓側から行政的な理由をあげて実務接触の延期を要請してきた。いつ実務接触が開催できるかは伝えてこなかった」ということです。
国連軍司令部の軍事停戦委員会は先月26日、哨戒艦沈没事件について論議するため北韓軍に実務接触を提案したところ、北韓軍は今月13日に開くよう修正提案してきたため、国連軍司令部はこれを受け入れ、国連軍司令部と北韓軍の実務接触は13日午前10時、板門店（パンムンジョム）で開かれる予定でした。

わが軍隊は「天安」号事件の真相の究明に
役立つなら、会談の形式や方法に
こだわらないであろう

去る6月26日、米軍側は「天
チョン
安
アン
」号事件に関する「調査結果」をわが方に説明するという通知文を送ってきた。
これに対してわが方は、北南高位級軍事会談を開催して艦船沈没事件の真相を明かそうというわが軍隊と人民の原則的な立場を明らかにした。
しかし、李
リ
明
ミョン
博
バク
逆賊一味は、「天安」号沈没事件は停戦協定に関する問題であると強弁し、われわれの現実性のある提案を拒否し続けている。
一方、米軍側はわが方に「悲劇的な事件の再発を防止するための共同の努力」が必要であるとし、朝米軍部将官級会談を開くことを再三要請してきた。
これと関連して朝米軍部将官級会談のわが方団長は、7月9日、米軍側に次のような回答通知文を送った。
わが方は、「天安」号沈没事件の真相を客観的、科学的に究明するのに役立つことなら、会談の形式や方法にこだわらないであろう。
今もわれわれは、北南高位級軍事会談の開催を問題解決の最善の方法とみなしている。
しかし、南朝鮮当局がわれわれのおおらかな提案に反対している状況のもとで、朝米軍部将官級会談で「天安」号事件を論議しようという米軍側の提議に留意することにした。
わが方はまず、朝米軍部将官級会談の開催に関する問題を協議するための大佐級実務者協議を、2010年7月13日10時、板
パン
門
ムン
店
ジョム
で開くことを修正、提議する。
わが軍隊と人民のこうした発起は、「天安」号事件の真相を客観的かつ科学的に公明正大に究明しようというゆるぎない意志の現れである。
米軍側は、心から「天安」号事件を解決し朝鮮半島の平和と安全を望むなら、わが軍隊の善意と雅量のある提議に慎重を期すべきであろう。