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韓国政府: 中国の提案が出てきた1時間30分後に否定的な意向 (ハンギョレサランバン
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/686.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 29 日 22:50:28: HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: 韓国の外交通商部 金英善 報道官: 6カ国緊急会合は北の責任ある姿勢が優先 (聯合ニュース 投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 29 日 22:33:34)

http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1322131.html

原文入力:2010-11-29午前09:29:27(1827字)
韓半島緊張感の昂揚防ぎ‘軍事→外交’局面転換 布石

イ・ヨンイン記者

米介入拡大すれば東北アジア影響力威嚇 判断
国際社会要求‘中国の役割論’に応える意図も
‘対話努力’誇示 効果…韓・米・日にボール渡し

中国の28日の北核6者会談首席代表協議提案は前例を探せない程に電撃的だ。2003年8月に始まった6者会談過程で、議長国の中国は常に関連国間の水面下調整を経て合意に至った後に会談日を決め発表してきた。こういう慣行に照らせば今回の提案過程と方式は全く違う。

その上、韓国と米国は延坪島砲撃以前にも北韓の態度変化を要求するなど条件が造成されていないとし、6者会談再開議論に否定的な反応を示してきた。実際に韓国政府はこの日、中国の提案が出てきた1時間30分後に否定的な意向を明らかにする‘外交通商部スポークスマン論評’を公式発表した。

こういう韓国政府の立場と雰囲気を知らない筈のない中国政府が、直ぐには実現可能性の低い首席代表協議という破格的なカードを投じた裏には様々な戦略的布石が敷かれているものと見られる。

まず、軍事的対決様相に至っている韓半島情勢を安定させ、情勢の中心を‘軍事’から‘外交’に移そうとする戦略の一環と見える。延坪島砲撃とこれにともなう韓-米連合軍事訓練は東北アジア地域で韓半島の安定と平和を重視する中国の戦略的利害関係と相反する。韓半島の緊張が高まるほど米国の軍事的介入と影響力が増大し、これは東北アジアで影響力を極大化しようとする中国の戦略的意図と衝突するためだ。中国としては、なるべくはやく対話局面に移動することが切実なわけだ。

二番目、米国をはじめとして国際社会が‘中国の役割論’を挙論し、中国が北韓を制御しろと‘圧力’を強化する状況で、中国が外交的に積極的に努力している姿を内外に誇示する必要があるという計算も敷かれていると分析される。27日に電撃的に訪韓した中国の戴秉国国務委員が28日、李明博大統領との会談後に帰国するやいなや武大偉韓半島事務特別代表が記者会見を自ら要望したのもこういう脈絡から解釈できる。

三番目、韓国・米国などが‘現在では対話をする状況でない’という態度を明確にする状況で、中国は対話のために努力し、これを実行するかやめるかは韓・米・日などの役割であることを強調し、ボールを渡そうとする戦略も伺える。中国が6者会談の枠組みの中で事態を解決しようという‘中国式解決法’を再び強調したのも対北韓対話に積極的でない韓・米の態度を浮き彫りにし圧迫しようとしていると見ることもできる。

中国が電撃的に北核6者会談プロセスを稼動しようとしたが、韓国政府の否定的な態度から見る時、直ちに6者会談過程が進行される可能性は希薄に見える。北韓の延坪島砲撃などで激昂している韓国の世論に照らし、韓国政府が対話と疎通を強調する中国式解決法をすぐに受け入れることは難しいだろうというのが大方の観測だ。

細部的にも韓国は6者会談再開のためには北韓の非核化に対する態度変化がなければならないという既存の強硬姿勢に変化がない。政府高位当局者はこの日「この間、北韓に非核化意志を具体的行動で見せることを要求してきた」として「これが基本立場」と繰り返し強調した。政府がすでに前提条件として提示した国際原子力機構(IAEA)査察要員の復帰や寧辺核施設の凍結は言うまでもなく、韓・米両国は最近新しく起きたウラニウム濃縮施設問題に対しても凍結を要求している。南北関係改善が6者会談議論より先行しなければならないという政府の既存態度も延坪島砲撃以後、さらに高い障害物として登場した。

このように見る時、中国と韓・米が当分は自分の道を進むことが避けられないように見えるが、中国の公式提案を巡り、どうなろうと関連国間の水面下議論は進行されるほかはないという観測もある。外交安保分野の前職高位当局者は「中国が米国に、6者会談を開こうと言うから米国が韓国側を説得してみろと言ったかも知れない」として、こういう可能性を提起した。イ・ヨンイン、イ・ジェフン記者、北京/パク・ミンヒ特派員 yyi@hani.co.kr  

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