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「放射線で傷ついた遺伝子、子孫に伝わる」 クロワッサン「不適切」と謝罪
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/629.html
投稿者 ジリノフスキー松田 日時 2011 年 7 月 01 日 19:53:06: YsYC0m30wm2Rw
 

J-CASTニュース 7月1日(金)18時43分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00000003-jct-soci

 「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」。表紙にこんなタイトルを掲げた生活情報誌「クロワッサン」に、ツイッターで批判が相次ぎ、クロワッサン側は、「不適切な表現だった」と公式サイトで謝罪した。

 批判を呼んだタイトルは、生命科学者の柳澤桂子さんがインタビューで発言したものの一部を抜き出したものだ。柳澤さんは、三菱化成生命化学研究所の主任研究員を長く勤めた後、科学エッセイなどを執筆している。

■ツイッターで批判が相次ぐ

 このタイトルを掲げたクロワッサン誌2011年6月25日発売号の表紙が、発売元マガジンハウスの公式サイトにアップされると、ツイッター上で次々に指摘が上がった。

 「クロワッサンの表紙 これはいけんやろ」「こんな言葉が書店に平積みされると思うと気持ちが暗くなる」「原爆の被爆者も正常に子を生している」…

 いずれも、こうした表現が原発事故の被曝者らへの偏見を生むというものだ。

 特集記事によると、柳澤さんは、原発事故を知って、「とにかく怖かった」という。放射線が原子に当たると電子が引き離される現象が起きるため、人の細胞内でも複雑な化学反応が起きる。その結果、強い放射線を浴びなくても細胞に変化が起き、「いのちの総司令部」というDNAも影響を受けてしまう。

 それは、書き込まれた情報が変更されたり、情報テープが切断されたりするほか、細胞分裂のときにはDNAの傷もそのままコピーされていくことだとする。

 これは発がんにもつながるが、柳澤さんは、こうも言うのだ。

  「表面にはあらわれないDNAの傷が、子孫に伝えられていきます」

 クロワッサン誌のタイトルは、この部分を抜き出したものだ。

 とはいえ、柳澤さんは、すぐに影響するとは言っておらず、科学者らしく冷静な見方をしている。

■「何万年か後に突然変異の可能性」だった

  「長い間にDNAの損傷が人類の遺伝子プールに蓄積され、何万年か後に突然変異が頻発するかもしれません。どのような変異なのかは予想もつきません。それが一番、恐ろしい」

 そのうえで、柳澤桂子さんは、細胞分裂が盛んな乳幼児や妊婦は少しでも放射線を浴びないようにと呼びかけている。

 クロワッサン誌では、別の専門家の意見も紹介している。慶大医学部放射線科講師をしている近藤誠さんのインタビュー発言だ。そこで、近藤さんは、動物実験では遺伝子変異の可能性はゼロではないとしたものの、「人間の場合のリスクはデータとして検出できないくらいわずかなもの」だと言っている。つまり、被曝した後に子どもができても、その子どもへの影響はほとんどないということだ。

 とはいえ、タイトルに発言の一部だけが使われたため、ネット上で憶測を呼んでしまった。

 クロワッサン誌は、公式サイト上で2011年7月1日夕、お詫び文を掲載し、「不適切で配慮を欠いた表現」があったとして謝罪した。

 二階堂千鶴子編集長は、取材に対し、「不適切な表現で誤解を招いてしまったことは、申し訳なく思っています。次回号でも、お詫びの言葉を載せたいと考えています」と話している。  

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コメント
 
01. 2011年7月01日 20:05:48: fS4sj2w07w
これは本当の事なのでは?謝罪する必要は一切ない。
人間の場合のリスクはデータとして検出できないくらい僅かなものというが、チェルノブイリ、劣化ウラン弾のケースを見ればどこが僅かなんだと思うが。ものの見事に次世代に影響している。何万年後か、じゃないだろう、どう見ても。

02. 2011年7月01日 20:17:21: FYruUgxTSA
両親のどちらか一人が放射線によって生殖細胞が傷ついて生まれた子供には遺伝的障害が現れる確率は25000人に一人とされる。が現在、人間での実証データは存在せず、今回の福島原発事故による大量被曝は、晩生放射線被曝障害の一つとしての遺伝的障害データを人類が獲得しうる、数十年に渡る壮大な放射線被曝実証試験場となるかも・・・。

http://rcwww.kek.jp/kurasi/index.html


03. 2011年7月01日 20:19:18: RvTpJm5wpL
>「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」
その通りでしょう、

 セシュウム137地表面濃度 地図の1Ci/km2(3万7000ベクレル/m2)以上に560万人
 が生活している。14才以下の子供は約80万人もいる。
 今は早急にセシュウム排泄解毒剤の提供をすすめるべきでしょう。
 http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/589.html

 事実を認めるのが怖いか、いやなだけの反応に惑わされないことも雑誌の立ち姿ではないでしょうか。
 福島第一原発からでた放射線が、科学論文集「チュルノブイリ」の子供たちのように、
 遺伝子に異常をひきおこすのは間違いない事実だ。http://www.youtube.com/watch?v=0rFYHpmta_0


04. 2011年7月01日 20:41:28: Q0LqEvDm0g
謝罪する必要はないのでは?現実を認めそれでも原発を稼動させていくのかよく議論するべきでは?影響がないはずはないと思います。

05. 2011年7月01日 20:59:39: oz33FCcPgo
クロワッサンは医学的にも明らかになっている真実を述べたのに、
なぜ謝罪しなければならないのか?

放射能の人体への影響は7世代にも及ぶ。
http://www.fast-fasting.com/news_skWrI6miJ.html

「汚された大地で チェルノブイリ20年後の真実」
http://www.youtube.com/watch?v=BiFTMaApEpw&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=ZK7T6BDiB1c&NR=1

「染色体の異常が精子や卵子の生殖細胞で起きれば、
子供に先天的な病気が現れる可能性があります」

「ゴメリで生まれた子供に染色体の異常が見つかる頻度は
 ミンスクの子供の10倍にのぼった」

「事故後、ベラルーシでは先天的な病気を持つ子供の数は2倍に増えている」

「親の生殖細胞の染色体に突然変異が起き、子供が先天的な病気になった割合は、
 汚染が少ない地域で68%、汚染地域では89%」


06. 2011年7月01日 22:00:00: eZvj05XIuo
事実を国民に伝えようとする科学者に迫害の手が伸び始めた。
柳澤桂子氏は、生命科学者として最近の研究を知っているに違いない。
学問の自由を投げ捨て、迫害に加担する似非学者は後の世に呪われます。

チェルノブイリ事故で250mSv被曝した父親(20年を経ても遺伝子に異常が認められる。妊娠時の平均年齢34歳)と汚染地域に住んだことはない母親(妊娠時平均年齢26歳)から生まれた2グループ子どもたち、すなわち1986年から1991年に生まれた子どもたちと1993年から1998年に生まれた子どもたちには、同じように遺伝子異常と疾患が認められる。つまり、父親の遺伝子異常が
子どもに受け継がれたと考えられる。
>Transgeneration genome instability in children born from fathers-liquidators and unirradiated mothers
Igor I. Suskov and Nina S. Kuzmina
The action of radiation in the liquidators can be classified as fractionated. In connection with this, the complex genetic monitoring of their families is of basic importance. The following parameters
were studied: the spectrum and frequency of chromosome aberrations, and the activity of unscheduled DNA synthesis in lymphocytes in 14 full families living on territories without radioactive contamination. The irradiation doses accumulated by the liquidators did not exceed 25 rem.
The average age of the parents before the moment of conception was 34 years for men and 26 years for women. In most liquidator fathers an increased level of complex radiation-induced chromosome
aberrations after almost 20 years following the accident was revealed: dicentrics, rings, pairs, paired fragments, deletions, centromeric breaks,
translocations and inversions. In some rare cases multiaberrant cells with two and more aberrations were discovered. The levels of chromatid fragments
were increased. The repair activity of genomic DNA was reduced on the average both after UV- and after γ-irradiation. An increased level
of chromosome and chromatid aberrations was observed in several mothers, wives of the liquidators. In some cases the DNA repair activity was
reduced after UV-irradiation. The children of the above-mentioned parents were divided into two groups: group-I - children born in 1986-1991,
group-II – children born in 1993-1998. An increased level of chromosome aberrations was recorded in both groups. In children born 7-10 years
after the Chernobyl accident an increased level of dicentrics + rings without paired fragments is observed. In several children born soon after the accident a high level of stable aberrations (inversionsinversions,
translocations) was noted. Sporadic aneuploid, polyploidy cells were revealed. The number of chromatid aberrations is higher in the
children of group-I. No dependence of the spectrum and frequency of chromosome aberrations on the sex of the children were revealed. In half of
the children after UV-irradiaiton and after γ-irradiation the repair activity of genomic DNA is reduced. It was noted that the children showed individual expression of dysgenomic effects. The examined children were found to have pathologies: of the central nervous system, the digestive, urogenital,osteomuscular and other systems. The obtained data point to individual peculiars of the induction of transgeneration genome instability inthe children born from irradiated liquidator fathers
of the Chernobyl accident
http://www.strahlentelex.de/20_Jahre%20_nach_Tschernobyl_Abstracts_GSS_Berlin-Charite_2006.pdf

ススコフ博士による最近の研究。
http://www.mendeley.com/research/transgenerational-genomic-instability-in-children-of-irradiated-parents-as-a-result-of-the-chernobyl-nuclear-accident/


07. 2011年7月02日 00:35:24: G0fkoMjiOQ
問1:「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」を”適切な表現”に改めなさい。

08. 2011年7月02日 01:07:09: pTeCLoyWYw
>「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」

上記は、やはり、正しい表現ではありません。「必ず」ではありません。

チェルノブイリでマウスを使った動物実験が行われていますし、野生のネズミでも研究されています。昆虫類では、低線量被曝でも放射線の影響が蓄積されていき、突然変異や異常が増えていきます。しかし、マウスの実験で、哺乳類では、DNAの損傷は修復されていくので、低線量被曝で遺伝的異常は発生し難いことが判っています。

ロシアの一研究者のデータ一つで、全てを判断することは止めましょう。

正しい科学知識がネット上に拡がることを願っていますし、クロワッサンの対応は正しいと言えます。


09. 2011年7月02日 02:19:04: EV9qzPxecQ
謝罪する必要なし、ではなく、謝罪しちゃいかんよなあ。

10. 2011年7月02日 02:30:25: GAyBabvkGw
>>8

>上記は、やはり、正しい表現ではありません。「必ず」ではありません。

「必ず」などと書かれていない文を引っ張ってきて、「正しい表現ではありません」とは無茶苦茶な言いがかり。

ところで、08のコメント内容でも、「『必ず』ではありません」とか「発生し難い」とか表現されているので、まさに「必ず」遺伝的異常が発生しない、とは考えていないと受け取ることができる。

場合によって放射能の遺伝的影響があるとすれば、遺伝的影響があるという事実を伝える効果のあるクロワッサンの記事は、放射能の危険な事実を伝えるために有益である。だからこそ、放射能の危険性をできるだけ隠蔽して原発や核兵器の存続への逆風を治めたい勢力にとって、放射能のとてつもない危険性を知らせることになるクロワッサンの記事は都合が悪いのである。

放射能の遺伝的影響が存在するという正しい科学知識がネット上に広がることを願っていますし、謝罪したクロワッサンの対応は不適切だと考えます。


11. 2011年7月02日 02:37:35: i37fD8kRRc
「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」

可能性として危険を指摘することが、謝罪に値するような悪いことなら、交通事故の予防措置としてのシートベルト着用義務などいわれなき義務だろうし、ましてや装着違反で反則金なんぞと言うものは、荒唐無稽のシンボルだろう。


12. 2011年7月02日 06:04:03: A4GQ7o9O02
クロワッサンの記事がどんなもんか、読んで読んでないんでわかりませんが、手元にある柳澤さんの本をみてみますと

『放射能はなぜこわい 生命科学の視点から』 柳澤桂子著 地湧社(1988)より

「地球が壊滅するような事故が起こらなくても、小さな事故でも起これば放射能がまわりにもれます、
それが次第に積もっていきます。
そして、その線量に比例して細部の中の情報テープにいったんついてしまった傷は卵細胞や精子を通して未来永劫いつまでも子孫に伝えられるということです。
ーーーーーーー
もちろん、いま、私たちが急性の放射線障害やガンで死ぬことも問題です。
先天性異常児が増えることも困ります。
けれども問題はもっともっと大きいのです。
私たちは、何をしようとしているのかということを、宇宙的なスケールで見なければなりません。
私たちの細胞の中には、情報テープに放射線がつけた傷をなおす酵素(修復酵素)が含まれています。
生命が地球上に誕生してからこのかた、情報テープは放射線の影響を受けています。それが細胞にとって好ましくないものであるために、情報テープにできた傷をなおす能力のあるものが進化の過程で生き延びてきました。
人工的な高濃度の放射線を浴びた場合には、この程度の修復酵素では間に合わないでしょう。けれども中には生まれつき異常に高い濃度の修復酵素を持っている人がいるかもしれません。
修復酵素をたくさん持っている突然変異です。
そういう人が1億人にひとりいるとすると、世界中で何人のひとが生き残れるのでしょうか。
ーーーーーーー
放射能はこのようにたいへんおそろしいものです。
生物は放射能にはたいへん弱いのです。
人間は原子力に手を出してはいけません。原子力は禁断の実です!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『生殖細胞を通じて、傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます』
これのどこがおかしいのか?全くわかりません。詳しくいうと、目に見えない分子レベルでの欠損、置換、発現異常などが伝えられる可能性があります。


13. 2011年7月02日 08:06:24: 3yQ7A4rZKc
>>08
「必ず」と言う限定詞で児戯に見紛う屁理屈を捏ねるのは止めましょう。

>マウスの実験で、哺乳類では、DNAの損傷は修復されていくので、低線量被曝で遺伝的異常は発生し難いことが判っています。

どなたの研究ですか?
都合が悪いとソースも挙げない。
学者ならば失格。あなたの先生に厳しく指導されなかったのですか?

マウスのデータ一つで、ロシアの研究を否定することは止めましょう。
ロシアの研究に対しては、研究で対決しましょう。データによる反論をどうぞ。

あなたが研究者ならば、今のところ、似非学者断定します。


14. 2011年7月02日 08:29:45: A4GQ7o9O02
『放射能はなぜこわい 生命科学の視点から』 柳澤桂子著 地湧社(1988)の著者紹介より

柳澤桂子(やなぎさわけいこ)
1938年、東京生まれ、
1960年、お茶の水女子大学卒業
1963年、コロンビア大学大学院修了、Ph.D(遺伝学専攻)
1973年、三菱化成生命科学研究所主任研究員
1983年、同研究所嘱託

訳書に『遺伝学』(岩波書店)
   『単クローン抗体の臨床応用』(講談社)
著書に『愛をこめいのちを見つめて』(主婦の友社)
   『いのち』(ほるぷ社)
   『木仏』(リブロプロート)など多数


15. 2011年7月02日 08:44:54: EGaQ73B5yp
おい、>>08の知恵遅れのオッサン(笑)

マウスとヒトの半数致死量の違いをしってっか?

体内のフリーラジカルに対する、解毒メカニズムの種差ってしってっか?


>>08のようなやつは、小学校学習発表会にでも出て、
無知の子供を相手にしてせいぜいイバッテろ。(笑)


16. 2011年7月02日 11:13:37: yAZZCLUgJo
放射線で傷つ蹴られたDNAが、もとの傷のないDNAに複製する確率をご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。

17. 2011年7月02日 13:26:13: e6SdEWw9lQ
>「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」。

柳沢桂子さんが本当にそのように発言したかどうか甚だ疑問に思う。
放射線源から放射線が出る --- 出た放射線によって細胞がダメージを受ける ---
ダメージを受けた細胞が修復されずにコピーされる --- 修復されない生殖細胞が受精して子どもに発現する

これらはデータや確率なしには科学的に語り得ないことだと私は思う。


18. 2011年7月02日 20:27:57: A4GQ7o9O02
人間のおとなの体は、60兆個の細胞からできていますが、この細胞はすべて1個の受精卵が分裂をくりかえしたものです。卵や精子のような生殖細胞のDNAに一文字でも間違いが起これば、その間違いは、生まれてくる子供のすべての細胞に正確に転写されて伝えられます。

発現するのか、しないのかは別にして、少なくとも人類という大きな遺伝子プールの中での、分子レベル(DNA中のATCGなどの塩基配列をかく乱)での損傷が蓄積されます。


19. 2011年7月02日 22:05:27: Qd0EMoOxxs

放射線が胎児に及ぼす影響には、奇形、胎児の致死、成長の遅延などがある。ただし、妊娠期間中に100ミリシーベルト(積算)以上の放射線被ばくがないと、これらの影響は見られていない。

 妊婦(胎児)や乳児が放射線の影響を受けやすいのは、細胞分裂が活発だからである。細胞分裂のときDNAが不安定になり、傷つきやすくなるのである。

 器官形成期と呼ばれる妊娠初期の2か月間が特に放射線の影響を受けやすく、また妊娠2か月〜4か月の胎児期初期も、比較的影響を受けやすいとされている。また、胎児の体が小さいことも一因である。薬でもアルコールでも、体が小さければ影響が大きいのと同じである。

 赤ちゃんは「これから生きていく時間」が長いことも発がんリスクに関係する。細胞のコピーミス(がん細胞の発生)があってから、がんが検査で見つかるほど大きくなるまでには、10年〜20年ほどかかる。つまり、90歳の人が「これから新しくがんになる可能性」はゼロに近い。しかし、赤ちゃんは今後の長い人生の中で、「がんになる可能性」も高くなる、というわけである。

 妊娠前の女性の被ばくによる影響が、胎児に及ぶことはない。安心して出産を迎えていただいて大丈夫である。

 このことは国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告「妊娠と医療放射線」に示されている。その要旨には「胎児が浴びた放射線の総量が100ミリグレイ(=100ミリシーベルト)以下では、放射線リスクから判断して妊娠中絶は正当化されない」と書かれている。


20. 2011年7月02日 22:40:55: Qd0EMoOxxs

原爆被害者の子供には遺伝性の傷害が出やすくなる、と言われてきた。

 放射線によりDNAの突然変異が起きるから、生殖細胞のDNAに突然変異が起きる可能性も高くなるずなので、被爆者の子供にも、精子や卵子を通じてDNAレベルの異常をもつ子供が多くなるはずだ、というものであったが、実態はそうではなかった。

 いくつかの調査研究グループ・プロジェクトが、追跡・疫学調査によって被爆した人々の遺伝的な影響を追いかけたが、今のところ影響があったとする特別なデータはない。

 親が被爆者だから子供にも影響が出ると考える人もいるが、科学的なデータや事実の結果によって判断されるべきものである。

 この種の間違った想像からくる説に最も苦しめられたのが、被爆者本人とその子供である。被爆したというだけで、その子供が社会的差別により、就職・婚等で大きなハンディを背負わされてきており、過去だけではなく、現在でも受けているというのが実態だ。これだけでも、放射線の影響について誤解して恐怖心を抱くほうが、よほど社会的に恐ろしいことである。


21. 2011年7月03日 01:13:57: iOclNTIZLg
ICRPの基準とECRRの基準とを科学者なら比較検討すべきと考える。どちらが、「誠意ある基準」であるかは科学者でなくても理解できよう。

22. 2011年7月03日 10:00:17: lqOPOFnyLE
タイトルが刺激的でも中身でちゃんと説明しているというものは、非常に多い。批判や批評や訂正を通じて、読者がさらに正しい理解をすることは適切である。したがって、出版社(メディアや言論人)は、自らの信念をもって表明すべきで、世論や他のメディアの意向を恐れて軽々しく自らを否定すべきでない。もともと軽いタイトルならば、それらしく示唆するだけでよく、詳細(後)は他の言論に任せるべきであろう。そのようにして、また言論界が活発になろう。


23. 2011年7月03日 10:06:06: EGaQ73B5yp
タイトルが不適切で、それ匿名の苦情やら脅迫が来て自粛するというなら、
「クロワッサン」なんて雑誌を出すのをやめてしまえ。

「あたし主婦ですけど、クロワッサンって書いてあるから
 トースターに入れたら、燃えちゃったじゃないの!
 それにこれ、たべられないじゃないの! 商品名詐欺だ!訴えてやる!」

って苦情が来たら、この雑誌自体も改名するしかないね。(笑)


24. 2011年7月03日 17:43:08: hZBnmDaRWQ
23へ 「主婦」を馬鹿にするなよ、この低能馬鹿が。主婦でも朝鮮人でも何でもいいが、あるグループの人達を蔑むような言い方をする奴は腹が立つ。


25. 2011年7月03日 17:53:57: hZBnmDaRWQ
23が理解出来ないかもしれんから、追記しておく。例えばこれが「ワタシ中国人アルけど、クロワッサンって書いてあるからトースターに入れたら燃えちゃったアルよ!それに何これ、食べられないアル!商品詐欺アル!訴えるアル!」と書いてあったら、明らかに書き手が中国人を差別するレイシストだって分かるだろ?
お前の文章は最低だ。

26. 2011年7月03日 22:47:37: EGaQ73B5yp
>>24>>25はこれまでこの世に存在していなかった新奇なIDだな。(笑)

それはそれとして、工作員に>>23を書いた真意を説明しておこう。
おまえは「誤読」しているから。……おそらく意図的に。
 

まず、そもそも雑誌をトースターに入れるなんてことは、ありえない。
そしてそれを「主婦」を名乗ってクレームする、というのは、
主婦ではなく、実際には「なりすまし」のクレーマーしかいないだろう。

今どきの「主婦」は、おまえが考えるほど馬鹿じゃない。すごく勉強している。
放射線のリスクやホットスポットや被曝低減のノウハウについて、ネットで
情報を吟味して、友人同士で共有し、それを発展させている。本当に驚くほど
賢明だ。だけど今どきの主婦が賢明なのは当たり前なのであって、それは
この40年ほどの間に女性の社会進出が進み、教育でも労働でも、高度に発展
した日本の経済社会の牽引役を、じつは女性が創り出してきたからだ。
いまどき主婦が馬鹿だと思ってるのは、本当に世間を知らない奴らだけだぞ。

今回、実際に起きた「クロワッッサン」誌に対する表紙見出しへの苦情だって、
この雑誌を普段から読んでいる読者によるものとは考えにくい。

そもそも「an・an」あたりから始まった70年以降の新形態の婦人雑誌は、
それまでの良妻賢母志向の古い道徳観念を自ら乗り越えて、考えて
行動する、という新しい生き方を、戦後生まれの女性たちに提起し続けてきた。
だから今回の「クロワッサン」の表紙のようなアピールは、ごく自然のもの
であり、いってみれば「くらしの手帳」的な自分で探求する生活ガイドとして、
他人から文句を付けられる筋合いのものではない。

この時期に、「クロワッサン」にクレームを付けてきたのは、被曝安全ドグマを
宣伝して原発再開を推し進めたい電事連や原子力文化財団などのメディア攻勢の
一部であろう。タイミングをみれば歴然としているが、学術会議の被曝安全カルト
のチンドン屋どもが糞くだらない宣伝シンポを開催して、産経新聞がそれを
ドア顔で書き立てたタイミングとドンピシャである。学術会議の宣伝イベントは
それで完結したわけではない。このチンドン屋どもが、犬HKその他の主婦向け
ワイドショーなどにどんどん登場しはじめ、被曝安全デマほ吹聴しはじめた。
こうした一連の展開は、91年に原子力文化財団が作成した国民洗脳プロパガンダ
(PA)戦略の手口そのままだ。馬鹿馬鹿しいほど、あの戦略の指図に忠実なのだ。

今後も主婦向けメディアに対する被曝安全カルトの工作はますます盛んになるし、
叩きやすい雑誌などに対して、「主婦」に成りすました有給工作員からの
バッシングやクレームは増えるだろう。なぜならPA戦略がそう指図しているから。

>>24の言いがかりもくだらないが、>>25はますます馬鹿馬鹿しい。
>>25で、ID変えながら阿修羅で工作しているオマエはこう書いたな
          ↓
>「ワタシ中国人アルけど、クロワッサンって書いてあるからトースターに
>入れたら燃えちゃったアルよ!それに何これ、食べられないアル!
>商品詐欺アル!訴えるアル!」

  ↑
 馬鹿たれ。(笑)
 おまえのこの書き方で、政治的な氏素性や年齢までもがプロファイルできるぞ。、(笑)
 そもそも、なんで「中国人」をここに持ち出した? そんな必然性はない。
さらに「〜アルよ」ってなんだ? この昭和元禄野郎。(笑)
おまえこそ、中国人に対する古くさすぎるステレオタイプを染まった差別主義者
だと、自分で白状しているようなものだ。
それに中国人だからといって、こんなクレームを付けないぜ。
こんなことを言う奴が居たら、それは「中国人」になりすまして本当の中国人の
名誉失墜をもくろむ、悪質な日本人であり、しかもそいつの頭の中は還暦レベルの
古さである。

つまらない工作もたいがいにしておけ、白痴野郎。(笑)
おまえのようなやつが、どこぞから小遣いもらってクレーマー稼業に
精を出すわけだ。そういうチンケな性格と知性しかない奴がな。(笑)


27. EGaQ73B5yp 2011年7月13日 16:20:25: 8WkJK3aM/cOAY : FKi9OuZErk
風評被害である
雑誌は廃刊になるべきだ

放射能による影響、本当の真実は、何もわからないであるのだから


28. 2017年9月18日 01:20:40 : MCfC7aq9Xg : E__5CDYrBSM[436]
「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます」

これは1950年代には動物実験ですでに判明していた。

「世界は恐怖する 死の灰の正体(亀井文夫監督)」 (YouTube Kodaira Prince)
https://www.youtube.com/watch?v=yCk2Qf6RA_s

ヤマトシジミの研究をしていた野原千代さんは急性心不全で病死。
政府にとって不都合な研究であり、暗殺された可能性大。

ヤマトシジミの研究者・野原千代さんは殺されたのではないか?
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/238.html

被ばくの影響が子孫に代々及ぶことになると、賠償がとんでもない額になるので、
政府はなんとしても否定したいのだ。


29. インゲ[1] g0ODk4NR 2017年9月21日 12:10:58 : Iit4aj7Imw : bmYvlw3Fs4s[1]
別に放射線に限らず、人間は生きていたら、
何らかの外的要因その他で遺伝子は傷ついている
放射線による被害はその一例にしか過ぎない

例えば、刺激の強いものを食べれば、口から尻の穴まで
通過するすべての細胞が長期間に刺激を受け、炎症を起こす
遺伝子にもそれなりに影響を及ぼし、それは放射線による遺伝子への直接的ダメージと変わらない

長期的な目線で何らかの障害が出てくるというのであれば、
逆に、何らかの異常を修復しようとする、長期に渡る遺伝子への免疫力が働いてもおかしくない

放射線による悪影響を考える場合は、過去の研究例から見ても、
長期的なものよりも直接強い放射線の被爆をしたり、
危険度が高く、半減期の長い放射性物質を体内に取り込んだ場合だろう

元々、人類が登場する遥か前は、放射線を含めた過酷な自然環境下にあり、
人間につながる原始的生命体は、それ他の刺激を受け続けてきた
現在でも、放射性物質を含む鉱石の周囲には微生物が存在するし、
地面から吹き出す高温、強酸性の池の中、油田の中にも微生物は存在する
そういう環境を経て、人類を含む高等生物は出現した
人間の胃酸の中にも菌類はいる

科学的検証や確たる証拠もないのに、
単に憶測だけで不安を煽るような姿勢は科学者としてどうかと思う


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