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<サンマ>金華山以南扱うな…北海道の流通加工団体が要望(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/274.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 10 月 07 日 14:41:01: tZW9Ar4r/Y2EU
 

サンマの流通・加工業者でつくる「北海道サンマ産地流通協議会」(広田秀樹会長)は6日、根室市や釧路市など道東の地元4港の計5魚市場に、東京電力福島第1原発の北100キロに当たる宮城県・金華山沖より南で取れたサンマを扱わないよう求める要望書を提出した。

 全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、東京都港区)は、同原発の半径100キロ以内での操業を自粛しているが、釧路市で会見した広田会長は「全さんまは、自粛範囲を緩める方向に傾きつつあるようだ」とけん制。サンマの漁場は今後、北海道沖から南下するため、同協議会は、同原発から100キロ以上南で漁獲されるサンマも福島沖を南下する際に放射能の影響を受けている可能性があると心配している。

 会見に同席した幹部は「水揚げされても競りに参加しない」「一匹でも放射能が検出されれば、国内のサンマ業界はすべて駄目になる」と訴えた。全さんまは7日、都内で理事会を開き、今後の操業態勢を話し合う予定。【山田泰雄】

毎日新聞 10月6日(木)22時34分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000126-mai-soci
 

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コメント
 
01. 恵也 2011年10月07日 16:18:57: cdRlA.6W79UEw : Aba70fNcPQ
>> 「一匹でも放射能が検出されれば、国内のサンマ業界はすべて駄目になる」と訴えた。

これなら100km圏内じゃなく200km圏内を禁止にすべき。
もうすでに200kmくらいを放射能は拡散してます。

宮城沖北東200kmで、常態の33倍の放射能になってるので、駄目になりそうだ。
アメリカの飲料水基準0.11Bq/kgだから、そのくらい汚染されてる。

なぜ300kmにしなかったのかを考えると、漁場の関係なんだろうが秋のサンマは
遠慮した方がよさそう。生物濃縮を無視してる。

ーーーー引用開始ーーーー
宮城沖(同北東200キロ)が0.076ベクレル(同33倍)だった。
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/234.html


02. 2011年10月07日 16:40:27: 5Am7c9WMpU
 サンマ宅配。被災地からパック詰めで
http://mainichi.jp/photo/news/20110913k0000m040118000c.html?inb=yt


食うためとはいえ、こんなことまでやらなきゃならないのかと思うと暗澹とする。
被災地からパック詰めで宅配って被爆値なんか検査しているのだろうか?
やみくもに「えーーい。売ってしまえ」じゃひどすぎるだろ。
子どもたちは親が出したものを黙って食うしかない。
もし汚染されていたらどうするのか? なんてことは考えない。
「おれたちにも生活がある。これを食って他人が死のうと病気になろうと知ったことじゃない。適者生存。弱肉強食だ」
とでも言っているようで、寒気がする。


03. 2011年10月07日 16:58:04: ypUcKygQ8s
純粋に北海道沖でとれたサンマなら食べてみたい気がする。今年は残念ながら今のところサンマはおあずけ状態で3月にまとめ買いしたサンマ缶は非常用なので手をつけていない。

04. 2011年10月07日 17:15:22: FL3HBMFVVs
”はらわた”と”頭”とれば良い。

05. 2011年10月07日 17:38:52: DftHxm1GiQ
>「一匹でも放射能が検出されれば、国内のサンマ業界はすべて駄目になる」

サンマも適当にまぜまぜブレンドすれば、検査はクリアするだろう。
大丈夫宣言も同時に出せばいい。


06. 2011年10月07日 17:48:44: 5Am7c9WMpU
>>04

セシウム137は筋肉に集まるらしいので、たぶん、魚の身の部分。
もっともかの山下「がん大賞」先生によると、体内からすぐに消えるそうです。半減期30年だってのにね。w

放射能を食べるのはいいことだ。みんな放射能食べて大きくなった。
            by 世界の山下「がん大賞」


07. 2011年10月07日 18:12:05: 03bw0jfJsI
皆様大変残念ですが、、、、

太平洋の放射能汚染図


【関連記事の簡単翻訳】

この図は放射性物質の動きを示すために作られている、濃度が明らかにしていない。しかし、関連記事(http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-s... ) によると(訳します)、3500テラBq(セシウムのみ)が海に直接流されて、さらに原子炉から出た蒸気や煙の中でまた1万テラBq(セシウムのみ)が海に落ちたそうです(日本政府数値)。漏れがまだ続いているそうです。Ken Buessler(チェルノブイリの海汚染研究の方)によると史上最大の海汚染だそうです。チェルノブイリ事故後、黒海の濃度は1000Bq/m3だったが、福島事故一か月後でも10万Bq/m3でした。7月は福一40キロ圏内の海はまだ、1万Bq/m3でした。しかし、海流のため、福島周辺より高い濃度のところがあります。海底やプランクトンの濃度がまだわかりませんが、貝の汚染は考えられますし、濃縮は、魚の種類によってピークの時期が違っていて2〜3年後がピークな種類もある。

(英語↓)

元記事: http://scienceblogs.com/gregladen/2011/09/japan_nuclear_disaster_update_13.php

情報発行機関: http://www.asrltd.com/japan/plume.php

関連記事: http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-s...

トイウワケデ、食べない方が良いかとぞおもふ。


08. 2011年10月07日 18:49:16: sWDtD0HhJI
放射能の危険に怯えて暮らすマイナスよりも電気料金が数百円安い方を取れとマスゴミが宣伝中。

もちろん原発が安いなどとは大嘘だ。見苦しいことはもうやめておけ。


09. 2011年10月07日 21:09:44: cYwkdhFxZg
http://iii4iii.posterous.com/72982742
この図を見たら「金華山以南」なんていうのどかな段階はとうに過ぎ去っているのだが
海はひとつだからな
この調子だと北太平洋全域が真っ赤になるまで1年もかかるまい
ここまで来たら注意しようがしまいが50歩100歩
うまい魚をたらふく食いポックリあの世に旅立つのも良いかもしれん
そんなわけでこの連休魚買いに行ってくる

10. 2011年10月07日 22:39:36: 03bw0jfJsI
09.>さん 私もその図をのせようとして、失敗していたようです。情報発行機関: http://www.asrltd.com/japan/plume.phpを下へたどると09.>さんと同じ図が出てきます。

サンマ我慢してたけど、ICRP(核実験を続ける為の甘い数値)のデーターでセシュムは70kgの大人で10bq/kg600日食べたら半数の人が心筋が弱るそうで、大人が500bqを毎日摂取で3カ月、で心臓病命を落とす人が90数%だそうだから、まいにち太平洋側の魚を腹いっぱい食べていたら、ポックリ死ねるかもしれない、あまり長く苦しまないで死ねそうだなー。昨日石狩鍋食べたし、その前は鮭のチャンチャン焼たべてしまったから(太平洋産)、サンマの塩焼きとサンマの刺身(一味唐辛子と醤油のみ)で頂く→これがまた美味^V^:北海道沖産食べようかな (~X~)


11. 2011年10月08日 05:07:24: BzuwPiIm4U
目黒のサンマ食ったバカ!内部被爆確定!あれって福島沖から半径100キロ以内でしょう!

12. he8 2011年10月08日 05:39:09: /XGAlxEUgVRGw : ZNk8CA4uOI
築地魚市場はガイガーカウンターの持ち込み許可しているのかな?
東京らしく「警報音は他人の迷惑です。マナーモードで使いましょう」など、心遣いが求められるのかな?

13. 2011年10月08日 06:16:28: w6jnLGPqbg
11さん

目黒の秋刀魚祭りは、集団自殺の儀式です。


14. 2011年10月08日 07:28:50: Get9aY0xRA
>>06
生物的半減期といいまして、体内からの「排泄」による作用も見るわけです
セシウムは水溶性だということもあり、それなりの早さで体外に代謝・排泄されていきます。
やっかいなのが水に溶けないプルト君でありまして、呼吸で吸い込んで肺に沈着したら最後。死ぬまでそこに居続けることでしょう。

物質的な半減期と混同している人が多いようなので指摘しておきます


15. 2011年10月08日 07:36:18: Get9aY0xRA
放射能による汚染というものをはっきり言って、原発事故以前から私、それなりにつぶさに見てきましたが、最近それだけにこだわりすぎるのは馬鹿みたいだなと思うようになりました。

もちろん除染も避難も計測と公開も必要なことはやるべきでしょうが
例えば自殺を減らすような社会にするために過労や過度な競争をやめるとか、貧困をなくすために様々な取り組みをするとか、総合的に健康的に暮らせるような仕組みを構築することで、放射能汚染による晩発性障害への抵抗力・免疫力を高めることが、社会的に可能ではないかと。

それをしないでひたすら放射能放射能…では結局、生きづらい世の中が一層助長するだけでヒトの免疫力も低下し、自殺も減らず貧困も拡大し、寿命はどんどん短くなっていくんだろうなと、特にチェルノブイリ後の旧ソ連社会などを観察していると、そう思うようになりました。


16. 2011年10月08日 07:48:31: XzayNcSFXc
サンマというか、魚はだいたい、回遊してます。

太平洋側のサンマは、春ごろ、常盤沖ぐらいまで南下して、卵を産みます。産まれた魚はしばらくそのあたりにいて、夏になる頃、餌のプランクトンを求めて北上。そこでたっぷり栄養つけて太ってから秋に南下して、私たちが9月ぐらいから食べるわけです。

北海道で揚がっても、春のあの頃には、あの周辺海域で産まれてウロウロ泳いでいたお魚さんたちだと思います。サンマの寿命は1年から1年半ぐらいといわれているそうです。

サンマの回遊を記した図がありました。

http://nrifs.fra.affrc.go.jp/arekore/saira/saira12.jpg


17. 2011年10月08日 08:28:52: Get9aY0xRA
海流に乗って回遊する魚よりも、
そこに居座り続ける魚のほうがセシウム等は多く出ているようです

基本的に食品は、一つ一つの徹底した測定と公開が必要だと思います。現状の検査体制は汚染という現実に対してあまりにも無防備な現状です。
正確に調べていけば、離れたところの食品でもダメなものはダメだったり、意外と近隣のものでも結構OKだったりということが、より具体的にわかってきます。
実際の汚染をより現実のものとして把握することが出来、消費者の混乱も逆に収まって冷静に対処できるようになるのです。

産地表示では全くあてになりませんので、例えば福島産のものをまるごと拒否するといことになってしまうのです。


18. 2011年10月08日 09:47:13: kS8dReqzno
明日10/9は、茨城県大洗町でしらす祭をするそうです…。

『10月9日に大洗町魚市場におきまして,『大洗復興しらす祭』を開催いたします。
大洗沖で水揚げされた新鮮なしらすをメインに,郷土芸能披露やホッキ貝を使ったカレーの販売,地元の新鮮な農産物の販売など,見て楽しい!食べて美味しいイベントとなっております。この機会に是非とも大洗の生しらすをご賞味ください。皆様のお越しをお待ちしております。』

気にされない方、どうぞ…


19. 2011年10月08日 10:19:53: HelV0ZKVGc
18>さん
「美味しい、新鮮な放射性物質をどうぞ!」というところですね!
そんなもん食うか、馬鹿ヤロウー!盗電!食え!

20. 2011年10月08日 13:01:56: 03bw0jfJsI
しらすは、上杉さんが東電記者会見で何度も魚の被爆測定をと粘って、出させたんだった。その時驚く測定値だったんだよvp。今回の祭りのha測定してんのかww?

21. 2011年10月08日 15:25:39: Get9aY0xRA
放射能を測定し公開しないことによって更に消費者の拒絶や疑心暗鬼を生み、それは目に見えない恐怖となって社会全体を覆います。被曝者への差別もここから生まれます。
この最悪のサイクルを止めるためには、積極的な測定と公開しかありません

生産者・販売者には測定と公開を強く求めます。


22. 2011年10月08日 15:28:39: mAKWjxKjsw
東京、今までに中学の給食で2回さんまが出ています。
だから弁当持ってけって言ってるのに。

23. 2011年10月09日 08:45:53: au4dKgprDA

シロメバル いわき市  ヨウ素131   ND
           セシウム134  1000 Bq
           セシウム137  1200 Bq

24. 2011年10月10日 14:04:41: sgolhP60mA
「北海道サンマ産地流通協議会」の公式サイトを探したが見つからない。
産地表示がどうなるかも知りたい。
ニュースだけ流れて結論が不明では、サンマ敬遠のままだ。

セシウムは(カリウムと同じく)カルシウムといっしょに骨に入って行くので、「サンマを食べるときに小骨を食べないように」と聞いたことがある。


25. 2011年10月10日 18:13:16: 03bw0jfJsI
24>さま これ詳しいですよ。
北海道サンマは確か20bq位とどこかで見ましたが。暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜アメリカの思いのままに愚民と化し、むしり取られ、だまされ続ける日本国民への警鐘を綴る水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと
2011年06月06日 | Weblog川崎市が今月3日、川崎港に生息する魚介類4種類を対象に行った放射能濃度の検査結果を発表した。
同発表によると、アイナメとアサリから微量の放射性セシウムを検出されたとのことである。

※川崎港で採取された魚介類の放射能濃度について
 http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110603_8/item8865.pdf

同報告では「食べても健康に影響を与えるものではない」という”いつもの決り文句”が謳われているが、果たして本当であろうか?

以前のエントリーにて「食物連鎖」と「生物濃縮」についてコメントしたが、水産物の放射能汚染に関するマスゴミ報道については、この観点からの考察が”意図的”に排除されているように思えてならない。
国内の水産物が放射能汚染されていることが見つかると、語られるコメントはいつも”直接的””近視眼的”な数値の評価ばかりである。
実際には、「食物連鎖」を通じて蓄積性の放射性物質の「生物濃縮」が進むと、食物連鎖の高次に位置する生物でより高濃度(自然状態の数千倍から数万倍)に濃縮され、その生物に影響を及ぼすのである。
即ち、「食物連鎖」において捕食する側の、高次に位置する魚介類で、放射性物質がより高濃度に凝縮されるのである。

※参考「「食物連鎖」と「生物濃縮」の話をしよう」


一番の問題は、この「生物凝縮」された末の魚介類を我々人間が食材として口にすることである。
では、具体的にどのような魚介類でどの程度の期間、我々は注意しなければならないのであろうか?
その答えについて、三重大学生物資源学部の勝川俊雄准教授が非常に素晴らしい分析をされているので以下に転載する。

(転載開始)

◆水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと
 2011-05-14 (土) 4:29 「勝川俊雄 公式サイト」(http://katukawa.com/?page_id=4304


〜前略〜

○放射性物質の核種について
放射性物質には、ヨウ素やセシウムなど、様々な種類があります。それぞれ、挙動が違います。

《ヨウ素131》
ヨウ素は原発事故では大量に発生します。今回の事故でも、ヨウ素が大量に放出されました。ヨウ素は半減期が8日と短いのが特徴です。8日ごとに半分になっていくので、3ヶ月で2000分の1に減少します。新たな流出が収まれば、比較的早期に収まります。

人の体内での挙動
甲状腺に溜まりやすく、小児甲状腺癌の原因になります。事故後、3ヶ月程度は、特に小さい子供に対しては、ヨウ素に注意が必要です。詳しくはリンク先を読んでください。http://tnakagawa.exblog.jp/15214535/

《セシウム137》
福島原発2号機から、高濃度のセシウムを含む汚染水が流出しており、今後の影響が懸念されます。放射性のセシウムは、半減期が30年と長く、環境汚染が長期化する傾向が見られます。1980年代に、イギリスのセラフィールドの核兵器再生工場から、大量の放射性セシウムが海に廃棄されました。90年代以降、新たな廃棄がほとんど無いにもかかわらず、現在も周辺の魚から、セシウムが検出されています。海底が汚染されたことが原因と考えられています。

人の体内での挙動
セシウムは特定の部位には蓄積されずに、筋肉にまんべんなく分布するようです。詳しくはリンク先を読んでください。http://tnakagawa.exblog.jp/15214540/

《ストロンチウム90》
ヨウ素やセシウムよりも検査が難しいために、海洋での分布状況は全くの未知数です。ストロンチウムはセシウムと同じく水溶性の物質で、海水中でも同じような挙動をしめします。セシウムが存在する場所には、ストロンチウムも存在するといわれています(link)。

ストロンチウムは魚の体内でも、骨に多く分布します。骨のストロンチウムの密度は、筋肉の50倍にもなるという報告も得られています。ストロンチウムが気になる場合は、骨を除去することである程度の自衛が可能です。詳しくはリンク先を読んでください。http://tnakagawa.exblog.jp/15214540/

人の体内での挙動
ストロンチウムは、カルシウムと似た性質を持ちます。人体に取り込まれると、大部分はそのまま排泄されるのですが、一部が骨に蓄積されます。ひとたび骨に取り込まれると、なかなか外には排出されません。骨が成長中の成長期の子供は、ストロンチウムを取り込まれやすいので、特に注意が必要です。

《プルトニウム》
プルトニウムがどの程度出たかは全く解っていません。プルトニウムの検出には、微量のα線を計測しなくてはならないので、技術的にも時間的にも困難です。海洋では、プルトニウムの調査は行われていません。

セラフィールド再処理工場でもプルトニウムが大量に排出され、現在も周辺住民の内部被爆の主要因となっています。もし、大量に放出されいたなら、相当やっかいなことになりそうです。海洋汚染の主要なソースである二号機は、プルトニウムを含むMox燃料ではないのが救いではあります。

それぞれの各種がどのような生物に、どの程度取り込まれるのかを詳しく知りたい人は、リンク先の海産生物の濃縮係数一覧表をご覧ください。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010402/05.gif

○生態系における放射性物質の濃縮について
海洋に放出された放射性物質は、プランクトンや魚に取り込まれます。その後、放射性物質は食物連鎖を通じて、海洋生態系を循環します。生物の種類によって、放射性物質の取り込みやすさが異なります。それぞれの生物が、放射性物質を体内に蓄積するかは、濃縮係数というパラメータで表現されます。

『濃縮係数=生物の体内の放射性物質の濃度/環境の海水中の濃度』

IAEAのレポートに、様々な水生生物の濃縮係数の一覧表があります(リンク)。海洋の生態系汚染の主役の放射性セシウムの濃縮係数は以下の通りです。たとえば、植物プランクトンの濃縮係数は20ですから、海水中のセシウムが10Bq/Lなら、植物プランクトンの体内はその20倍の200Bq/Kgに汚染されます。植物プランクトンから、海産ほ乳類まで、食物段階が上がるほど高くなる傾向があります。イカ・タコは、食物段階のわりに、放射性セシウムを蓄積しづらいようです。

イカタコ 9
植物プランクトン 20
動物プランクトン 40
藻類 50
エビカニ 50
貝類 60
魚 100
イルカ 300
海獣(トド) 400

IAEA のレポート http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/TRS422_web.pdf

食物連鎖を通じた放射性セシウムの移動(捕食者への時間遅れの汚染蓄積)
チェルノブイリ事故で汚染されたキエフの貯水湖では、餌となる小型魚(上)のセシウムの値は事故の後すぐに上がったのですが、捕食魚(下)のセシウムの値は翌年になって跳ね上がりました。食物連鎖を通じて、上位捕食者に時間遅れで放射性物質が伝わったのです。Chernobyl’s Legacy: Health, Environmental and Socio-Economic Impacts


チェルノブイリの事故後で、日本近海の表層海水の汚染のピークは1月後、スズキの汚染のピークは半年後、マダラの汚染のピークは9ヶ月後でした。(海生研ニュース No.95 p7より引用)。

福島周辺海域では、植物プランクトンを食べるコウナゴがすでに高いレベルで汚染されています。コウナゴは多くの魚の餌になりますから、今後は生態系内での放射性物質の移動に注意する必要があります。現段階で、汚染が検出されなかったとしても、将来の安全は確保できません。

下の図は茨城のヒラメから検出されたセシウム(Bq/kg)です。生態系に取り込まれたセシウムが徐々にヒラメに蓄積されつつあるようです。チェルノブイリの時と同じことがおこるなら、今後も高次捕食者に汚染が蓄積されていき、半年〜1年後にピークになるでしょう。継続的に汚染状況を確認し、汚染がどこまで進むのかを見極める必要があります。

○汚染からの回復
魚が放射性セシウムで汚染されたからといって、その魚を未来永劫食べられなくなるわけではありません。チェルノブイリの湖でも、被食魚は事故後2年、捕食魚は事故7年後で、日本の暫定基準値(500Bq/Kg)よりも低い値まで汚染が減少しました。海産魚は、淡水魚よりも、放射性物質の減少が早いと考えられています。その理由は、湖は閉鎖系なので、水中の放射性物質の濃度が下がりづらいことと、淡水魚は浸透圧調節のために、カリウムやセシウムなどのイオンを体内に取り込むのに対して、海産魚は体内の浸透圧調節のために、カリウムやセシウムなどのイオンを積極的に排出するからです。チェルノブイリの事故で、日本近海の海産魚の放射性セシウムの濃度が上昇しました。事故以前の濃度レベルに回復するのに要した時間は、スズキで1.7年,マダラでは2.5年でした(海生研ニュース No.95)。

海産魚の場合、水槽実験では、体内の放射性セシウムの濃度が半分に減るのに50日かかることが解っています。たとえば、基準値の倍のレベルまで汚染された場合には、(餌がクリーンであれば)基準値まで下がるには50日程度かかるいうことです。福島のイカナゴからは、14000ベクレルという高濃度のセシウム汚染が観察されています。基準値の28倍ですから、半減期が50日として計算をすると、1年せずに暫定基準値よりも下がることになります。詳しくは、こちらの説明をご覧ください。排泄の速度は魚の種や、代謝コンディション、餌の汚染度合いなど、様々なファクターが聞いてきますから、あくまで目安程度です。

水産庁の公式見解では、「たとえ放射性セシウムが魚の体内に入っても蓄積しません」となっていますが、楽観的過ぎると思います。放射性セシウムは魚を含む生物に蓄積されて、数ヶ月から数年のオーダーで生態系に残ることが、野外調査および水槽実験から知られています。くれぐれもご注意ください。


【ポイント】
●海水の汚染の流出を食い止めるのが重要→安全性の議論ができるのは、汚染の進行が止まってから
●魚は環境の100倍の濃度にセシウムを濃縮する→海水からセシウムが不検出でも安心できない
●放射性物質は、食物連鎖を通して循環する→食物連鎖を通じた移動に注意
●海水魚に蓄積されたセシウムが半分になるのに50日かかる→数ヶ月〜数年オーダーで汚染は残る
●汚染の度合いから、浄化に必要な時間の予測は可能

〜後略〜

(転載終了)

福島第1原発については、現時点で事態が収束することなく、高濃度汚染水の海洋投棄という”愚行”が継続されており、未だ「海洋汚染途上」と考えるべきであろう。
よって、勝川俊雄准教授のコメントにあるように、「永久的」ではないものの、少なくともここ数年オーダーの間、水産物には凝縮された放射性物質が残留しているため、我々はこれを口にする際はそのことをよくよく念頭に置くべきであろう。

政府やマスゴミの言う「大丈夫」「問題ない」という説明が如何に無責任なものかは一目瞭然であり、今の政府・マスゴミらの無責任な対応は、必ずや数年後に「水俣病」同様の惨事を再び引き起こすであろう。
決して見過ごすことができない”愚行””蛮行”であると断じざるを得ない。


最後に、今回は文字数の関係で勝川准教授の秀逸なエントリーを全文転載できなかったが、時間をみつけて是非とも全文読まれることをお薦めする。


26. 2011年10月10日 18:30:23: 03bw0jfJsI
25>追加 サンマの数値以下のものでは、上記と違いますので載せますね。
【サンマ、シラスは安心?】魚(海産物)のセシウム 放射能 検査結果さんまの放射能汚染

【北海道、日本海もダメ?】

魚や海産物の検査結果は、あまりよろしくない傾向ですね。北海道のサンマ、日本海側のマダイなどで放射性物質が検出されています。加えて、福島とその周辺の沖の汚染は深刻です。個人的には、しばらくは福島原発以前の食材か、海外の海産物に頼ろうかと思っています。

前回の魚についての記事では、ひらめ、カレイ、クロメバルが汚染されていることなどをまとめました。

・【魚】ヒラメ、カレイ、セシウム 放射能 汚染(福島県の検査)

今回は、その後わかったことなども整理しておきたいと思います。


【北海道のさんま、6.29ベクレル】

北海道の秋刀魚からは、1キロ6.29ベクレルのセシウムが検出。

・北海道太平洋沖合のサンマからセシウム6.29Bq/kg検出 : 低気温のエクスタシーbyはなゆー


【日本海の鯛、21ベクレル】

新潟市沖でとれたタイの内臓からは、1キロ当たり21ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

・Ceron.jp - 新潟市沖で採れたマダイからセシウムが検出 ロシアによる放射性廃棄物の日本海への投棄時に出た数値の約100倍 « Security.jp


【コウナゴ、シラスなどにも注意】

コウナゴやシラスなどからも放射性物質が検出されています。魚や海産物のセシウム汚染については、次の一覧が参考になります。

・海産物のセシウム汚染検査結果


【海産物の内部被曝対策のむずかしさ】

海はつながっています。そのことが内部被曝対策を困難なものにしています。海産物には、魚や海藻がどこでとれたのかを特定しにくい、という問題があります。高知でとれた魚が必ずしも高知沖のものではないわけです。

そう考えると、放射能検査体制がきちんと整うまでは、しばらく魚、海藻、貝を食べるのはちょっと遠慮したい気分なのです。


【関連記事】

・【放射能】「さんま は危険」2つの根拠(サンマの放射能汚染)


27. 2011年10月11日 00:51:14: sgolhP60mA
>16 あの周辺海域で産まれてウロウロ泳いでいたお魚

参考になりました。
サンマが春に福島沖で取り込んだセシウムは、北の海で肥った後の9月過ぎには、あらかたなくなっていると思うので、やはり北海道産が安心です。
北海道沖で獲れたことが前提ですが。


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