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福島第1原発:自発核分裂でキセノン、保安院も見解 (毎日新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/271.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 08 日 00:35:00: igsppGRN/E9PQ
 

福島第1原発:自発核分裂でキセノン、保安院も見解
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111108k0000m040049000c.html
毎日新聞 2011年11月7日 20時32分(最終更新 11月7日 23時39分)


 東京電力福島第1原発2号機から放射性のキセノンが検出された問題で、経済産業省原子力安全・保安院は7日、核分裂が連鎖する「臨界」ではなく、燃料の放射性物質で自然に起きる「自発核分裂」によって生成したとの見解を発表した。東電も同様の見解をまとめており、保安院は「東電の報告はおおむね妥当」と結論づけた。内閣府の園田康博政務官は「年内の冷温停止状態を目指すとの方針は変わらない」と語った。

 保安院は2号機の原子炉格納容器内のキセノンを自発核分裂と仮定して濃度を試算。東電の実測とほぼ一致したことが分かった。また、臨界を抑えるホウ酸を注入してもキセノン濃度に変化はなく、キセノンは臨界ではなく自発核分裂で生成したと判断した。

 東電は、今後3年間の安全対策を盛り込んだ施設運営計画を保安院に提出したが、キセノンなど放射性物質の測定・管理方法を見直した上で再提出する。松本純一原子力・立地本部長代理は会見で「今まで以上に放射性物質の管理に努める」と述べた。

 今回の問題について、住田健二・大阪大名誉教授は「冷温停止を目指すならば、現状の温度監視だけでなく中性子数の変化などを常時監視し、情報公開に努めるべきだ」と提言する。【中西拓司】

 

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コメント
 
01. 2011年11月08日 13:54:04: UunCtWGTXo
東電は、溶解した核燃料が現在何処にどの様な状態なのか分かっているのか分からないのかはっきりすべきである。また、報道各社からの質問でもこの手の質問を聞いた事が無い。
分からないのに原子炉安定化の工程表など発表するから信用されないのである。

02. 浅見真規 2011年11月09日 07:55:52: AiP1TYI88G3dI : rt2iPaSeMk
私は、福島第一原発2号機では、8月下旬から東京電力がキセノン検出を発表した
11月2日までの間では、臨界は起きていないだろうと11月2日時点から思っていた。
玄海原発再稼働の数時間後の11月2日未明の東京電力によるキセノン検出発表は
直前の玄海原発再稼働や、その前の週にヨーロッパの研究者が相次いで指摘した
日本政府や東京電力の放射性物質の海への放出量の過小評価(要するに3号機放出量
の過小評価)に対する批判の矛先をかわす陽動作戦だと指摘した。

[ 玄海原発再開直後の深夜の、東電のキセノン検出発表は陽動作戦の疑い ]
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/143.html

[ やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 ]
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html


しかし、私は、東京電力が臨界説を否定し自発核分裂説に転向後、原子力安全
保安院へ提出した臨界を否定する理由を説明した報告書は極めて不十分だと
考える。
よく、ああいう不十分な報告書で原子力安全保安院は納得したと驚くばかりだ。

(東京電力HPでの報告書)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111104a.pdf

(原子力安全保安院HPでの東京電力提出に対する評価)
http://www.meti.go.jp/press/2011/11/20111107008/20111107008-2.pdf


まず、状況の開示が極めて不完全であり、状況次第では数値は2桁以上も変わり
うるのだ。たとえば、気体採取の位置次第でチッソや水素よりはるかに重い
キセノンの濃度は大幅に変わる。どの位置で採取したか水位との関係も開示
すべきなのに開示されていない。フィルターの捕集効率もクリプトン85の数値で
代用している。その他にも結果の数値に大きな影響を与える状況の情報開示に
不十分な点が多すぎる。あれでは数値は2桁以上も変わりうる。
さらには、キセノン135のみの検証でキセノン133の検証をしていない点も
看過している。収率(fission yield)の低いキセノン133の検証抜きに納得した
原子力安全保安院のデタラメさ、手抜きチェックぶりには驚くほかない。

さらには、11月2日のキセノン検出公表も、10月28日採取分と11月1日採取分で
検出限界が5桁も異なる検査をした事を問題視せず、また、フィルターの
捕集効率による補正が必要なデータである事を開示しておらず、フィルターの
捕集効率の補正によって、その後の検証で3桁もキセノンの放射能濃度を補正
しており、当初のキセノン検出報告の情報開示の不適切さも問題にしていない。

(東京電力HP資料参照)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111102_05-j.pdf


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