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福島第一前所長と放射線の因果関係ない...専門家所見(レスポンス・Yahooニュース)についての考察
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/826.html
投稿者 浅見真規 日時 2011 年 12 月 02 日 23:17:32: AiP1TYI88G3dI
 

レスポンス・Yahooニュース記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000040-rps-bus_all
>東京電力は2日午前の会見で、福島第一原発の吉田昌郎前所長の入院について
>見解を発表した。
>「病気と被曝との因果関係は考えにくい、という専門家の結論をいただいた」と、
>松本純一原子力・立地本部長代は述べた。

>吉田前所長の状況について、健康診断での結果から放射線被曝との因果関係はないと
>されていたが、改めて東電が放射線医学総合研究所(千葉市)に分析を依頼。
>吉田氏の病名、昨年の健康診断データ、過去分と3月11日以降の被爆線量の
>資料データなど提供した結果、理事の明石真言博士が判断した。
>東電は1日夜にその結論を得て、経済産業省に報告した。


「レスポンス」のニュース記事では大手マスコミ記事より詳細なので、よくわかる。
http://response.jp/article/2011/12/02/166433.html
福島第一原発の吉田昌郎前所長の病気だが、日本の大多数の医師にとって被曝と無関係と思われている心臓病や膀胱炎は除外できるだろう。
また、虫垂炎(いわゆる「盲腸」)や結石も被曝と無縁なので除外できるだろう。脱毛や白内障は被曝と関連がある可能性があるが何日も入院するほどの病気ではない。検察の事情聴取を避けるための入院でなければ除外できる。
固形癌は被曝でも発症率が上昇するが、大震災以前の平常運転での被曝量は少なく、発症も遅いので除外できる。(甲状腺癌や肺癌も通常は発症に3年以上要するので除外)
結局、(日本の大多数の医師にとって)福島第一原発事故による被曝との関連の検証が必要なのは白血病くらいだろう。
つまり、白血病以外なら日本の大多数の医師は即座に被曝と無関係と診断するだろう。放射線医学総合研究所所属の医師なら尚更だろう。
そう考えると、本日の発表からすれば福島第一原発の吉田昌郎前所長の入院は白血病の可能性が極めて高い事を示している。
*****
通常の白血病なら大事故の起きた福島第一原発の前所長の場合公開が当然である。多くの原発作業員や福島県「浜通り地方」「中通り地方」住民の今後の安全対策に密接に関するからだ。
しかし、日本では、成人T細胞白血病(ATL)を発症させるHTLV-I感染者が多いので白血病の原因として被曝以外にHTLV-I感染は無視できない。
仮に、福島第一原発の吉田昌郎前所長がHTLV-I感染者なら母子感染が感染経路の主流なので家族・親族のプライバシー保護の観点から成人T細胞白血病(ATL)発症は秘匿する正当な理由となりうる。
しかし、通常は成人T細胞白血病(ATL)の発症率が低いので、通常の白血病同様に被曝も成人T細胞白血病(ATL)の発症の原因となる可能性は否定できないと私は考える。この点も考慮すれば、成人T細胞白血病(ATL)と通常の白血病を合わせて白血病全体を「白血病」として発症は公表すべきだろう。
*****
原発推進派によれば白血病も500ミリシーベルト被曝以上でなければ被曝を原因としないのかもしれない。しかし、実は白血病は5ないし50ミリシーベルトの低線量被曝で最初の発症のピークが出る可能性が高いのだ。
つまり、福島第一原発の吉田昌郎前所長の被曝量が500ミリシーベルト未満でも白血病は福島第一原発が原因の可能性が高いのだが、放射線医学総合研究所所属の医師は、そのように考えないのかもしれない。
 

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コメント
 
01. 2011年12月02日 23:30:58: 2WAXGSwrMs
100年経とうが200年経とうが福島第一原発は猛烈な放射能を出し続ける。制御不能、収束不可。死にたくない作業員は皆サッサと逃げ出してやれ!

02. 2011年12月02日 23:37:46: HoWfrAdI5I
吉田所長は、事故が起きる前から福島原発にいたんだからガンになっていても不思議ではない。
自身も認めていたように累積被曝線量が相当、達しているだろうと思われる。
病名を隠している自体、相当に怪しいことだ。

03. 2011年12月03日 01:28:30: 6Huq1dxSKc
政府は因果関係の証明されている甲状腺がん以外は被曝の影響を一切認めないだろう。


04. 恵也 2011年12月03日 08:41:33: cdRlA.6W79UEw : 8oxBvQPYI6
>> 日本の大多数の医師にとって被曝と無関係と思われている心臓病や膀胱炎は除外できるだろう。

日本の大多数の医師は、放射線被曝と病気との関係は知らないよ。
いままで自分たちで経験したことじゃないし、大学でほんの少しは勉強した
とは思うけど詳細な内容なんて、今じゃ覚えてもいないでしょう。

この「レスポンス」のニュース記事を書いた記者は自分で調べず、ロクに知らない
医師に聞いて事実と思い、自分で確認作業もせずに記事を書いたんでしょう。
心臓はセシウムを筋肉の材料として濃縮するので、チェルノブイリでは増えてます。

心臓の細胞は一方向に伸びていくもので、それが放射線の影響でバラバラに伸び
役目を果たさなくなる心配がある。

俺は吉田所長を甲状腺腫瘍とみてる。
甲状腺がんであれば被曝と関係があるが、良性の腫瘍なら関係はわからん。

ーーーー引用開始ーーーー
チェルノブイリ事故後のゴメリ州住民の突然死!の 99%に心筋不調があった。
持続性の心臓血管病では、心臓域のセシウム137の濃度は高く、136±33.1Bq/kg
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/907.html


05. 日本はひとつのチームなんです 2011年12月03日 10:48:40: SOiJ6RcUWMrH. : 1BUTANNmPQ
究極のホットスポット、福島原発の敷地内に半年以上も常駐された方にも、放射能被害がなかった。
「福島原発の事故で死者はいない」と力説した勝間女史は予言者としても超一流だ。

06. 浅見真規 2011年12月03日 11:03:23: AiP1TYI88G3dI : OKC68Shlks
本文の補足

>吉田氏の病名、昨年の健康診断データ、過去分と3月11日以降の被爆線量の
>資料データなど提供した結果、理事の明石真言博士が判断した。


過去分と3月11日以降の被爆線量の資料データを分析してるという事は
福島第一原発の吉田昌郎前所長の病気は被曝量が多いと発症しやすい病気
だという事だ。


07. 浅見真規 2011年12月03日 11:15:09: AiP1TYI88G3dI : OKC68Shlks
>>04
>この「レスポンス」のニュース記事を書いた記者は自分で調べず、ロクに知らない
>医師に聞いて事実と思い、自分で確認作業もせずに記事を書いたんでしょう。


投稿本文の引用記号「>」の部分が「レスポンス」のニュース記事で、それ以外は
私の分析です。


>俺は吉田所長を甲状腺腫瘍とみてる。


甲状腺腫瘍にも色々あるが、手術の一週間以上前から緊急入院せねばならないのは
稀だろう。また、原発勤務との関連は被曝量より放射性ヨウ素吸入量によるし
発症には3年以上かかるから、3月10日以前に相当程度の放射性ヨウ素漏れが
なければ関連性は無いのは明白。ところが過去分と3月11日以降の被爆線量の
資料データを分析して判断しており、専門家が判断に数日を要した事から
甲状腺癌の可能性は低いだろう。


08. 浅見真規 2011年12月03日 14:10:14: AiP1TYI88G3dI : OKC68Shlks
東電は吉田昌郎前所長の被曝線量と白血病か否かを公表する義務がある。
「中通り地方」「浜通り地方」の福島県民が避難すべきか否かや、原発作業員の
安全性確保についての 生命に関する情報だからである。
マスコミ記者も厳しく追及して報道して欲しい。

09. 浅見真規 2011年12月03日 16:26:55: AiP1TYI88G3dI : OKC68Shlks
(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20111202/1440_hibaku.html
>枝野経済産業大臣は「吉田前所長の病気と、放射線被ばくとの因果関係は、
>専門家の判断が必要だとして、東京電力に確認させていたが、


要するに枝野や原子力安全保安院は東京電力に要請した時点では被曝との
関連性があるかもしれないと考えたという事だ。枝野や原子力安全保安院の
職員が全く医学に無知ならともかく、ある程度の一般常識があれば
被曝との関連を疑う病気だという事を意味する。


10. 2011年12月03日 18:07:25: nlqATowgdo
職場の健康診断でみつかる程度なら見てわかる(体表に異常が現れる)がん、レントゲンでわかるがん、血液検査でわかるがんか、長期に職場を離れる必要がある病気といことから重度うつ病が思い浮かぶ。チェルノブイリでは多くの自殺者がでたという。放射能で脳がダメージを受けてしまったかもしれない。

11. 浅見真規 2011年12月03日 18:08:33: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
放射線医学総合研究所の明石真言理事は、事故後一年以内に発症した事から
因果関係無しと判断したのだろう。
しかし、白血病は固形癌より早く発症する。
*****
(放射線被曝者医療国際協力推進協議会HP記事参照)
http://www.hicare.jp/12/hi07.html
>原爆放射線による死亡者は、先ず、白血病による過剰死亡(非被爆者の
>白血病死亡数を越える死亡)が増え、その後被爆10年目頃から、
>その他のがんによる過剰死亡が増加しています。


8月に福島第一原発作業員が急性白血病で死亡した件について被曝との因果関係を
否定している自称医師(ただし、氏名欄塗りつぶした医師免許写真撮影画像を私に
送付してきた事がある)のブログ「NATROMの日記」でも最短約160日で発症する
可能性を認めている。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110830
>私の計算が確かなら、約160日で発症します。


12. 2011年12月03日 20:46:27: aYdYb9nFDw
投稿者自身が多数コメントする投稿にはろくなものがないが、やはりろくでもない内容だ。
原発推進派によれば白血病も500ミリシーベルト被曝以上でなければ被曝を原因としないのかもしれない。しかし、実は白血病は5ないし50ミリシーベルトの低線量被曝で最初の発症のピークが出る可能性が高いのだ。
つまり、福島第一原発の吉田昌郎前所長の被曝量が500ミリシーベルト未満でも白血病は福島第一原発が原因の可能性が高い、なんて大間違いのオンパレード。
まあ管理人に泣き付いて偽装の水増しでアクセス数を上げてもらうかい?
おっと、不覚にもコメント数アップに協力してしまったか、まあでもしょうがないか。

13. 浅見真規 2011年12月04日 08:27:21: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
タイトルがまずかった。

14. 浅見真規 2011年12月07日 20:49:54: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
本文の修正

(修正前)
>脱毛や白内障は被曝と関連がある可能性があるが何日も入院するほどの病気ではない。


(修正後)
脱毛や白内障は大量被曝でも起きるが、被曝と無関係に脱毛や白内障になる
事も大いにありうる。そして血液検査で被曝との関連性がわかる可能性が高く、
また、最近の吉田・前所長の映像を見ても特段に脱毛してるようには見えない。
また、白内障も吉田昌郎前所長の年齢なら被曝とは無関係に発症する事も多い。
そのため、脱毛や白内障だけの症状では何日も入院するとは考えにくい。


15. 浅見真規 2011年12月09日 12:37:23: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
吉田前所長本人が食道癌だと公表したようです。

[ 吉田前所長「食道がん」公表 被曝線量70ミリシーベルト 
専門医「被曝がつながった可能性低い」 - MSN産経ニュース ]
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/200.html


16. 浅見真規 2011年12月10日 08:16:09: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
本文の訂正

(誤)固形癌は被曝でも発症率が上昇するが、
大震災以前の平常運転での被曝量は少なく、
発症も遅いので除外できる。

(正)固形癌は被曝でも発症率が上昇するが、
大震災以前の平常運転での被曝量は少なく、
固形癌の大半は発症も遅いので、
発症の遅い固形癌は除外できる。
ただし、食道癌のように極めて増殖の速い
固形癌は3月の事故直後の大量被曝との因果関係は否定できない。


17. 浅見真規 2011年12月10日 08:30:48: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
>>16の補足

下記スレ参照

[ 食道癌は極めて増殖が速いので、3月の福島第一原発事故と因果関係あるかもしれない ]
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/202.html


18. 2011年12月10日 22:34:06: AuCDU7G6vs
食道がんと公表していて、「専門家」は放射能とは関係ない、、、って
何故関係ないっていえるのか教えて欲しいですね。
 「そんな事言ったらみんな福島から逃げていくからですか?」

19. 浅見真規 2011年12月11日 10:44:58: AiP1TYI88G3dI : qRntRp2MYc
>>18
東電や原発推進側の医師は固形癌は100ミリシーベルト以上被曝の5年以上経過後
しか因果関係を認めないからでしょう。

広義のガンでも白血病の場合は比較的低線量で早く発症します。
白血病と比較して、多くの固形癌では100ミリシーベルト以上被曝の5年以上経過後に
発症するケースがほとんどです。

しかし、吉田・前所長は睡眠時には線量計測してなかったはずですので、被曝線量
は公表値より大幅に高いはずで100ミリシーベルト以上被曝していたと考えられ、
また、食道癌は固形癌では例外的に極めて速く増殖するので因果関係があるかも
しれないのです。


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