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副島隆彦「日本国民は『風の谷のナウシカ』だ。汚染された空気の中で生きる事を覚悟し、強く生きていかなければならない」-c
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/497.html
投稿者 クルテクと森の仲間たち 日時 2011 年 3 月 23 日 19:38:07: Z7xl4Cth248vg
 

「副島隆彦の学問道場」の「重たい気持ちで書く掲示板」http://www.snsi.jp/bbs/page/1/ の

[309]私たちは、今こそ福島県産の野菜、果物、コメ、魚を進んで食べる運動を始めなければならない。それが復興への支援だ。(2011年3月22日 副島隆彦)より抜粋

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副島隆彦です。 風評被害や、体内被曝を言う人間 や、新聞記事や役人(官僚)たちほど、ビクビクして、彼ら自身が、風評被害をまき散らしているのだ。 大丈夫だって。 大丈夫。 いちいち、小さな数値のことなんか気にするな。もう、高濃度の放射能の恐怖は去ったのです。あとは、微量の放射能がくっついている野菜や魚を、私たち、日本人全部が、がぶがぶ食べればいいんだ。子供が食べても大丈夫だ。

「副島さん。あなたは、そんな無責任なことを書いて、あとで責任を取れるのですか」と、私に、書いてくる人間を、私は許さない。目の前にいたら、殴り倒してやる。

 お前こそは、偽善者(ヒポクリット)だ。自分を善良な人間で、インテリだと気取った、悪人だ。 私は、善人を装う 偽善者が大嫌いだと、ずーっと、書いてきただろう。私の本から、一体、何を学んだのだ。自分だけ助かればいいのか。その神経質(しんけいしつ)の、生き方をやめろ。泥だらけの食べ物でも、何でも食べて、人間は生きて行けばいいのだ。  

 福島の東半分の人たちは、(避難した少数の金持ちだちを除いて)今も、ここで、生きているのだぞ。福島県人を食べ物で、差別する気か。どうせ、これからは、日本人だ、というだけで、世界中から、放射能で汚染されているかもしれない国民、と、これからは、世界中から、私たちは差別されるのだぞ。外国の空港に着いたら、日本人だけは、ベクレル検査を受けさせられるのだぞ。 それなのに、福島県を、内心で微妙に差別して一体どうなるというのか。

(中略)

 私たち日本国民が、いますぐ始めるべき、福島県民を助ける運動は、それは、福島県産の、野菜、果物、コメそして魚介類を、どんどん食べる運動である。「風評被害」も、「体内被曝」も、なにも有るものか。 私たちは、今も現地で淡々と、生きている福島県民と一緒になって、福島県産の食産物を、どんどん食べる運動を始めなければならないのだ。

「体内被曝の恐れ」などと、難しそうな、専門家ぶったことを言って、自分に知識がある振りなどするな。その前に、現地に飛んできて、現に生きて生活している福島県の東半分の(浜通り、中通り)の人たちと、話せ。

 地元の人が言った。 「東京のテレビのアナンンサーが、『今日は、南風(北のように吹く)です。安心してください』と言ったのよ。福島県民のことなんか、東京の人たちは何も考えてくれないんだ。東京の為に、電力を作って、そして、私たちはこんなひどい目にあっているのに」 と。  

 私、副島隆彦は、人間(人類)と言う、おそろしく悪意の生き物の、底意地の悪さを、今、感じている。「自分は、風評被害で、体内被曝とかを、神経質に言う人間ではない」と書くような人間が、一番、底意地が悪いのだ。「副島先生が、書いていることは、科学的な根拠が示されていない。先生の本はたくさん読んでいます」と書くような人間の、ロクなやつはいない。 なぜ、自分だけが、そして、自分の子どもだけがかわいいのだ。それは、当たり前だ、というのなら、言え。 

 私は、決めた。私は、福島にも住む。家を買って、出来れば、福島第一原発が見えるところに、家を買って暮らして、そして、毎日、福島県産の野菜、果物、コメ、魚を食べる。

 大きな危機(高濃度の放射能の飛散はもうない)が去った今だからこそ、私は、そうする。私は、次は、福島県(および、北茨城)の復興の為に命がけになる。 宮城県(仙台)と、岩手県(三陸海岸)の復興は、他の人たちに任せた。

(中略)

 みなさん、もう、 日本人は、これまでのような、過剰なキレイさ(除菌)とか、清潔さ、とか、無菌とか、見た目の美しさとかの、過剰な神経質の、神経症の国民性を、止(や)めることにしませんか。そうしないと、この先、生きて行けないのです。

 私たちの日本が、まさしく「風の谷のナウシカ」だったのです。巨匠・宮崎駿(みやざきはやお)は、日本こそは、死の空気で汚染された、二つの強大な政治体制の間、狭間(はざま)で、かわいそうに、しかし健気(けなげ)に生きる「風の谷」に住むナウシカという国民、民族だったのです。 微量の核汚染で、薄く汚れた空気の中で生きて行くことを、私たちは、覚悟して、受け容れて、強く生きていかなければならない。

 だから、私たち一般国民に出来る、一番、大事なことは、福島県産の食品を、進んで食べて、そのことで、福島県の復興を助ける、ということだ。 私は、このように確信しています。現地に行って、このことが、体で分かりました。体で分かることは、頭で分かることの百倍、すごいのです。 生来の知識人である私は、小賢(こざか)しい、低知能の人間たちが振り回す、下らない「科学的な根拠に基づく 証拠と 証明が、必要」などと したり顔をした人間が、大嫌いだ。あっちに行け。

 私は、だから、弟子たちと、出来るだけ、凶悪事故を起こしたが、やがて、癒(い)えて行く福島第一原発の 出来るだけ近くに、家を買って、順番に、住みます。会員の皆さんも、どんどん視察に 来てください。私は、本当は、原発が見えるところに住んで、毎日、工事が進んでゆく様子を見ていたい。 だが、こそらの生活インフラは意図的に回復させないだろう。

 すでに、日本政府と、管理され尽くしているNHKはじめメディア(テレビ、新聞)は、福島原発巨大事故から、どんどん、計画的に、離れて、消してゆくだろう。日本人は、フクシマの問題を、次第に忘れ去されされるようになるだろう。そして、福島県人が、取り残される。災害からの 復興の掛け声だけが掛かるが、誰も関心を示さず、福島には近寄らない。

 原発から20キロ圏内の住民は、すべて、他の県に、移住させる計画が、早くも始まっている。すべては、計画的に、「現地の人たちを口封じする。裁判なども極力起きさないようにする。嘆(なげ)いて、無力させて、怒りや悲しみだけのまま、次第に風化させて行く」という計画だろう。 だから、「○○号機から、また、煙が出ました。危険です」と、ヤラセの報道を続けて、現地に人間を近づけないようにする気だ。

 だから、私は、福島県で出来るだけ原発に近いところに住んで、そこの食べ物を、そこの住人たちと同じように、食べて生きる。 会員の皆さん、私がその家にいますから、遊びに来てください。「遊びに来て」と、書いたら、また、目くじらを立てて、被災地に対して不謹慎だ、と、私、副島隆彦を非難する気か。 お前たちの、その、過剰な「優しさコトバ」の偽善体質の 偽善汚染を、なんとかしたらどうだ。 

 やるべきは、だから「ようそこ福島へ」「福島県産の生鮮食料品を食べましょう」運動だ。他に何をやることがあるというのか。 今、テレビで、言っていた。「 どこまで、数値を信用したらいいのか。正直、食べるのは、不安ですね」などと、言うな。 福島産品を私たちは、進んで食べましょう。

副島隆彦 拝


■全文
副島隆彦:私たちは、今こそ福島県産の野菜、果物、コメ、魚を進んで食べる運動を始めなければならない。それが復興への支援だ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/429.html

 

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