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副島隆彦:原発の避難者の皆さん子供もつれて自分の家に帰りましょうって信じられるの?
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/838.html
投稿者 kanegon 日時 2011 年 4 月 01 日 02:53:44: xVuuIAvxG7FMM
 

「1207」 原発の避難者の皆さん、子供もつれて自分の家に帰りましょう。もう、大丈夫です。安心してください。と、私は、言い続けるしかない(報告文 10)。 副島隆彦 2011.4.1
副島隆彦です。 今日は、2011年3月31日 午後9時です。

以下の文を書き上げた時には、4月1日の午前2時 になっていました。

以下は、私の福島原発事故の「 報告文 の 10 」となります。 

(よしなお君へ。 要所要所に、10枚ぐらい、現場で取った写真を貼り付けてください。お願いします。)


 私は、弟子たち6人と、まず28日(月)の朝から、福島第一原発の正面玄関(正面ゲート)を目指しました。郡山で集合して、準備を整えて、朝の10時ごろから動き始めました。 前回の19、20日は、大滝根山(おおたきねやま。原発から30キロ地点。NHKや民放が望遠カメラを設置しているところ。自衛隊の電波通信塔あり。1192メートルの高峰)の南を通って、あぶくま洞という鍾乳洞で有名な土地を通って、川内村(かわうちむら)から、県道36号線を、ひたすら東に向かって、原発を目指しました。

 そして、富岡町(とみおかまち)に入って、滝浦(たきうら)大橋という鉄橋の上から、福島第一原発から、8キロのところから、原発を目撃して、写真を撮り、「放射線量は、わずか15マイクロシーベルト毎時(15μSt/h)であるから大丈夫だ。日本国民は救われた。東電と政府の発表している数値は正しい」という第一報を、送りました。

 それで、なによりも、福島県の人たちを安心させました。 私にとっては、この事実がい一番、嬉(うれ)しい。

 3月28日は、車2台で、7人で、三春町(みはるまち)を通り、大滝根山の北側に当たる、田村市(たむらし)を目指して、県道288号線(都路街道、みやこじかいどう)を使って、東に東に向かいました。田村市のはずれで、原発から30キロ地点あたりで、警察の検問が有りました。そこで、私の名前と住所を伝え書き留められました。「どちらへ」「大熊町に入って、原発に行きます。現地取材です」「そうですか。気を付けて行ってください」という対応だった。

 以後、翌日の夜まで、ずっと、私たちは、警察の検問でも、何も聞かれることなく、自由に原発の周囲を移動して、線量測定と、写真撮影、現場のヴィデオ撮影が出来ました。 私、副島隆彦の動きを、自動車のナンバー等で、確認済みなのでしょう。 警察は、「事件性、犯罪性がなければ、国民の行動を制止しない」という基準で動いているようでした。翌29日に、一時、警察の車両が、私たちの後を付いてきたことがありましたが、30キロ圏を離れたら消えました。
 
 原発15キロ地点で、玉の湯温泉(2軒の温泉宿あり)があって、以後、原発調査の前線本部にするなら、ここが一番いい、と分かりました。が、温泉宿は、避難していて誰もいませんでした。県道288号をさらに東進して、11時51分に、大熊町(原発から10キロ)に入りました。

 このあと、12時30分に、双葉町(ふたばまち)に入り、双葉バラ園という施設を通過。そのまま双葉町の中心まで向かいました。このあと広野小高(ひろのおだか)線、あるいは、県道391号という道路を通って、そのまま、福島第一原発の正面ゲートまで、行き着いてしまいました。後で分かったことですが、この391号線が、原発の敷地をぐるりと囲んでいる公道だと分かりました。6号線(古代以来の常磐道)の海寄りの内側です。

 途中で、なんと、原発の第5号機の姿を、向こうの林の先に、はっきりと見ました。写真に撮りました。「5」という青空色の建屋(たてや)のきれいな建物であることを確認しました。ここは、原発から、わずか、800メートルの距離だということが分かりました。ここで、放射線の線量が、80マイクロシーベルト毎時でした。 

 この地点から、さらに進んだら、実にあっけなく、正面玄関(正面ゲート?)に出ました。近寄ったら、2名のゲート職員(門番)が、走り出してきて、「何の用ですか。ここから先は入れません。名前を言って下さい」と問いただしました。実に軽装の防護服を着ていました。私は、「現地調査に来ました。日本国民のための報道の自由、言論の自由に依るものです」と言ったら、「駄目です、駄目です」と言われて、中の本部に連絡していました。「写真も撮ってはいけません」と言われましたが、私は、弟子たちに、「いいから、どんどん撮りなさい」と指示を出しました。

 そして、線量を計ったら、やはり、ここはさすがに高い。ガイガーカウンターが、初めからガーガー鳴って、550マイクルシーベルト毎時を指しました。そして、860マイクロシーベルト(860μSv/h)の、やや高濃度の値を出しました。私も、すこしびっくりしました。東電の社員や協力会社の作業員たちは、こんな環境で当たり前のように仕事をしているのだ、と思いました。それでも、まだ、マイクロ(μ)の単位です。 

 私は、これぐらいの数値は、大人の人間なら平気で生きて行けると信じています。
 ところが、弟子の六城(ろくじょう)君が、「先生、地面を計ってください」と言って、道路の脇も芝生を計ったら、なんと、すぐに、カウンターの数値が振り切れて、1100マイクロシーベルトを超えて、おそらく、4から5ミリシーベルト毎時の数値を示したでしょう。

 そうか。これが、野菜などの農作物にとっての放射能汚染の問題で、深刻なはずだ、と分かりました。 3月11日の原発事故から3週間の間に、地面には、放射能が降って、雨の中にも入っていて、それで、かなりの濃度です。だから、これを一年間の放射線量に、積算すると、8760倍だから、かなりの線量になります。

 福島市で、ひどいときには、20マイクロシーベルト毎時(20μSv/h)ですから、これに、24時間かける、365日を掛ける、をすると、一年間で、175ミリシーベルトになります。これが、果たして、子供たちの体にとって、将来、害毒となって、病気の原因となるか、という問題になります。 私、副島隆彦は、「一年間で、1ミリシーベルトが限度」とする、今の放射線量の健康基準は、どうせ、見直さなければならないと、思います。 このことは、また、あとで書きます。

 原発の海側の小道は、陥没して、車が落ちていました。原発は標高8メートルのところにあるそうだ。だから15メートルの津波を被(かぶ)ったとして、7メートルの水を被ったことになる。しかし、正面玄関あたりには、海水を被った感じはありませんでした。奥の方に見える建物を弟子たちがどんどん写真に撮りました。 4号機の燃えた感じの建物は、見えませんでした。

 あまり長いすると、警察が来るだろうと判断して、南の方へ退去しました。展望台とか、原発学習館のような施設がありました。小学生の頃、ここに来た人はたくさんいるでしょう。 原発から離れるにしたがって、どんどん線量(数値)は落ちます。2キロも離れると、50マイクロ(μ)シーベルト毎時になります。 5キロ地点では、20マイクロシーベルトですから、何の心配もいりません。

 と、私、副島隆彦が書くから、皆が、「どうして、素人である、副島隆彦が、勝手に安全宣言などするのか」と、一部の人たちから、非難されるか、疑われているのです。 私は、現場に入って、現地で、自分の体で味わっている。 そして、福島県の人たち、とりわけ、津波被災者と 原発避難者(退避者)たちを、安心させたいのです。
 
 私、副島隆彦は、はっきり書きます。皆さん、どうか、20キロ圏、10キロ圏の中の人でも、数時間なら、大丈夫ですから、ご自分の家に戻って、ご自分の財産や、犬猫、家畜の安否を確認してください。脅(おび)えてばかりいても、何もなりません。50マイクロシーベルト毎時ぐらいの放射線量は、たいしたことはありません。どうぞ、ご自分の家に避難所から戻って、(津波に遭っていなければ、ほとんどの家は)何の損傷もないのですから、しっかりと、自分の家を一度は、調べてください。

 警察も、政府も、自宅が心配で帰りたい退避者たちを、止める気はないのです。本当です。あまり、過剰に心配しないで、一度、家に帰ってみてください。現に、帰っている人たちが、いるのです。 それを誰も止めることは出来ないし、道路は、海岸線(6号線から海沿い)の近くでなければ、全く問題はありません。ただし、津波に遭った家々は、悲惨です。あたり一面が、瓦礫の山です。もう、家もなにも有りません。

 私、副島隆彦は、あとあと、どんなに非難されてもいいと、覚悟しました。「無責任に、放射能の安全宣言を出した、何の専門性もない、評論家が、危険な発言をした。そのせいで多くの体内被曝(たいないひばく)の患者が生まれた」と、5年後、10年後に、言われて、指弾されても、甘んじて受けると、決めました。私には、核物理学、放射線医療の、何の専門知識もない。それでも、自分の体で感じて分かります。そして、現に自分の家に帰って来ている人たちがいるのです。 

 問題は、20キロ圏から先30キロまでの、日本政府が、「屋内待避(おくないたいひ)地区」として、のちに「自主退避(自主避難)地区」とした、南相馬市や、広野町(ひろのまち)いわき市の北部の人たちです。 この「屋内待避」の地区は、電気も水道も、すぐに復旧していて、生活に支障はないはずです。私、副島隆彦は、この20から30キロ圏の住民たちは、子供含めて、家に帰るべきだと思います。

 そして、さらのその外側の、40キロ圏のひとたちで、他県にまで避難している人たちは、進んで家に帰るべきだと思います。その方が、皆にとって、しあわせです。避難所暮らしの窮屈さと、屈辱と、惨8みじ)めさ、を考えると、自宅に戻った方が、ずっと幸せだ。私は、本気で、そのように思います。 そして、たかが、20マイクロシーベルト毎時ぐらいの線量は、赤ちゃん、幼児、青少年にとっても、将来にわたって問題ないと、私、副島隆彦は、敢て、断言しようと思います。

 ただし野菜や農産物は、やはり、今、やっているように、原発30キロ圏のものは、廃棄処分にするべきであり、食べるべきではないでしょう。政府(行政)も、東電も、20キロ圏から外側は、住民に、自宅に帰って来て欲しいと思っているのでしょう。だから、私、副島隆彦という いつもは政府と官僚たちの悪口ばかり書いている人間を、うまく利用して、「絶対に政府と東電の肩を持たない、第3者の立場の人間が、そのように、自宅に帰りなさい。大丈夫です」と、言うことを期待しているのだろう。 

 私、副島隆彦は、今は、東電や、日本政府までも含めて、世界中から見たら、哀(あわ)れな日本人であり、原発の事故の重要なデータ作りの生体実験のモルモットにされた国民(民族)だと、思っていますから、非常事態ですから、あまり、同じ民族どうして、いがみ合いや、責任の追及をやっている時期ではないと、思うのです。 こういうことを書くと、「東電の責任追及の重大さを忘れた、間違った知識人」として、先々、私は、糾弾されることになるだろう。それでもいい。 私は、もうそういう小心者の考えは捨てました。

 東電の歴代幹部たちが、木川田一隆(きかわだかずたか?)から、平岩外四(ひらいわがいし)、荒木(あらき)、那須(なす)、そして、今の勝俣(かつまた)に至るまでが、「裏の財界天皇、電力・エネルギー経済人のドン」として、国民政治まで壟断(ろうだん)して、政権政治家(大物政治家)たちまで操(あやつ)って、自分たちのいいように、原発推進(さらには、プルトニウムの蓄蔵による、核兵器の保有の秘密計画。自分たちでは、民族主義者の愛国派を気取った)してきたことを知っている。さらに元凶は、やはり、正力松太郎(しょうりきまつたろう)であり、中曽根康弘であり、渡邉恒雄(ナベツネ、読売CIAのドン)である。

 だが、この者たちでさえ、アメリカのグローバリスト(地球支配主義者)と、ヨーロッパの原発ビジネスの操(あやつ)られ人間の、パペット(マリオネット、傀儡=くぐつ=人形)だ。

 今度の、原発巨大事故の大凶事の、本当の原因は、GE(ジー・イー、ジェネラル・エレクトリック)社が作ったのだ。GEこそは、犯罪者である。GEの最高責任者たちを、日本の警察は、逮捕して、日本国で裁判に掛けなければならない。

 GE社製 の緊急の炉心冷却の装置(ECCS,イー・シー・シー・エス)が、津波で流されて動かなったのではない。その前の地震の時に、壊れたのだ。だから、予備の緊急の電源盤と、ジーゼル・エンジンとポンプが、地震で、案の定、作動しなかったらから、だから、12日午後3時36分に、1号機が水蒸気爆発して建屋が吹き飛び、14日午前11時1分に、3号機が水蒸気爆発した。この時に、小さな きのこ雲が立ち上(のぼ)った。

 続いて15日の午前6時14分に、2号機の圧力抑制室(あつりょくよくせいしつ、サプレッシン・チェンバー)が爆発して損傷して、放射能が漏れた。そして、同じく15日に4号機の使用済核燃料が火災を起こし、米軍の特殊部隊が消し止めたのだが、よく16日に再び出火して、それを自衛隊のヘリコプターが空から水を入れようとしたが、役に立たなかった。それで、2日間の準備をして、18日の午後一時半に、東京消防庁のハイパーレスキュー隊が、1高層建築用の火災用の、200トンの水の水を注入することに成功して、使用済み核燃料のプールの水不測の危機を回避した。この18日の丁度同じ、午後一時半に、私は、南の富岡町で、原発8キロから、原発を望遠して、放射能の測定をした。

 すべては、GE社製の 緊急の冷却装置が動かなかったからだ。オンボロの、故障の多い、冷却装置であることを、GE自身が、よく分かっていた。だから、青ざめたGEが、アメリカ政府に、急いで、7代のガス・タービンの冷却用のエンジンを空輸すると、申し出ている。14日のことだっただろう。

 アメリカが、自分ですべてを設計して、すべてを日本の送り出し、日本人の技術者たちに手を触れさせないようにして、そして、欠陥であると、分かっていた、緊急用の冷却装置だったのである。この件で、20年ぐらい前に、GEの3人の技術者が、自ら設計したものであることを知っているので、抗議して退職している、という新聞記事がある。あとで示す

 日本の日立と東芝(ここは、実質は、GEの子会社なのだ)の技術者たちが、このことで怒り狂っているという。「もっと早い時期に、緊急冷却装置と電源盤を、日本製にすべて取り換えておくべきだったのだ」と、現場をよく知っている技術者たちが、上を突き上げているという。 だから、今度の福島第一原発の凶悪事故では、GEという会社の責任が一番、大きいのだ。これから、このGEの責任を、日本国民は、徹底的に、追及しなければいけないのだ。

 それは、1985年8月12日の日航機のジャンボ・ジェット機が御巣鷹山に墜落した事件も、本当は、アメリカ空軍の練習機が、日航のジャンボ機を標的練習にして、誤って、誘導ミサイル(パスワインダー)を発射して、それが日航機の尾翼に当たって、それで錐(きり)もみ状態で、群馬県の山に墜落したのだ。だから日航が悪いのではなかった。

 今でも、この原因は、日本国民に伏せられている。これらのことのすべてを、私は、自分の主著の一冊である『属国・日本論』(五月書房、1997年刊)に書いた。今度の原発凶悪事故も、GEというアメリカの巨大な電気会社の、杜撰(ずさん)な緊急用(予備)の、電源と炉心の冷却装置が、欠陥が有るので、作動しないことが分かっていて、それで、大地震で、実際に動かなかったのだ。この一点の事実を軽視したり、他の問題にすり替えたりしたら、すべての原因究明が、またしても、闇に葬られる。私、副島隆彦は、日本の国家戦略家(こっかせんりゃくか)の名にかけて、このGEの大責任を、糾弾し続ける。

 だから海江田万里(かいえだばんり)経済産業大臣が、重苦しい感じで、「今回の東電の原発の事故の (原因とは言わず)経緯」を記者会見で、発表している。

(転載貼り付け始め)

「原発の非常用電源確保を=津波対策、各社に指示−福島第1原発事故で・経産省」
2011年3月/30日 20:14  時事通信社

 東京電力福島第1原発で、津波により非常用を含むすべての電源が失われ原子炉の冷却ができない事態に陥ったことを受け、海江田万里(かいえだばんり)経済産業相は、30日、原発を保有する電力会社10社と高速増殖炉「もんじゅ」を運転する日本原子力研究開発機構に対し、電源車の配備など緊急安全対策を指示した。4月中旬ごろまでに報告を求める。

 会見した海江田経産相は「抜本的な安全対策は引き続き検討するが、最初の一歩として取らなければならない中身だ」と話した。 緊急安全対策は、津波で電源を失っても冷却機能を維持し、放射能の外部放出を防止することが目的。原子炉や使用済み核燃料プールを冷却できるように、非常用電源車の配備や冷却水供給用の消防車、消火ホースを準備するよう求めた。中長期的には、今回の津波の経験を踏まえ、全国の原発で想定すべき津波の高さを見直し、防潮堤の設置などの抜本対策を取る。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。私が、テレビでチラと、この海江田 経産相 の 会見を見た時には、はっきりと、「原発事故の原因」ということで、3つの点を挙げて、説明していた。ひとつめが、やはりこの記事にある通り、「、津波により非常用を含むすべての電源が失われ原子炉の冷却ができない事態に陥ったことを受け」 であった。しかし、実際の会見では、「津波により」とは、言っていなかった。はっきりと、「地震の時に」「非常用を含むすべての電源が失われ原子炉の冷却ができない事態に陥った」と言った。 

 7メートルの津波が、タービン建屋(発電機がある) というより海に面した建物を通り越しして、4つの原子炉建屋の中にまで、海水が押し寄せたのか、どうか、を私は知りたい。もし、この水が、原子炉建屋の地下にまで入っていたら、その後の 応急の作業は出来なくなったはずなのだ。事実関係を、しっかりと正確に把握しなければならない。

 GE(ジェネラル・エレクトリック社)の責任こそは、徹底的に、日本民族の、存亡の危険を受けた、怒りを込めて、これから激しく追及してゆかなければならない。そのために、すべての日本人が団結しなければいけないのだ。 この場面では、日本人どうしが、内部で、あれこれ、小賢しく知識をひけらかしあっての、「自分の発言が、あとで叩(たた)かれないように、という自己保身からの態度」によるものではなくて、もっと、もっと、悲惨な凶悪事の当事者となった怒りを込めて、情報と知識を集めて、知恵を絞らなければならない。私、日本民族は、アメリカとヨーロッパの原発ビジネスの大悪党どもの、モルモット(人体実験)に供されて、自ら、貴重なデータにされたのだ。このことの怒りが、私の中で、怒髪天を衝くものとなっている。 GEと原発人間ども、許すまじ。

地震と津波の天災(自然災害)のせいにして、彼ら、アメリカの原発会社の責任を見逃してはならない。

 私と弟子たちは、第一原発を離れて、南に向かった。10キロ南に第二原発がある。ここは富岡町(とみおかまち)である。ここの正面ゲートにも、ずけずけと車で入って行って、制止する門番職員に、「すぐに立ち去りますから」と言いながら、線量を測定した。ここの原発は、すでに安全に冷温停止している。 だから、放射線も、10マイクロシーベルトぐらいしか出ない。全く安全である。 こっちの原発の中の施設に、もしかしたら、東電の幹部たちまでがやってきて、ここの秘密の指令本部を置いているのではないかと、私は感じた。

 それから、第二原発に行く前に、すぐ隣の、波打ち際にある JR常磐線(じょうばんせん)の富岡の駅に入った。この駅とその前の商店街、小さな旅館街は、文字通り、全滅していた。きっと多くの人が逃げ遅れて死んだだろう。駅は、富岡町の商店街とは、3キロぐらい離れている海のすぐ傍(そば)だから、きっと風光明媚な駅として名高ったたのだろう。

 私は、この駅のあたりの瓦礫の脇にいた、一匹の猫の餌をやって、もう一匹いたのだが、こっちは、近寄って来なかったので、餌だけおいて、そして、一匹の方だけを、連れてきた。今、私のPCの前で、邪魔をしながら、寝込んでいる。メス猫で、雉(きじ)と三毛(みけ)の雑種で、一歳ぐらいだろう。きっと飼い主は死んだだろう。私は、タマと名前を付けた。以後、この「富岡タマ」は、私が死ぬまで一緒に暮らすだろう。 

 第一原発から、18キロぐらい南に、Jヴィレッジがある。このプロ・サッカー選手たちの大きな合宿施設の中に、私たちは、堂々と車で入り込んでいったが、誰も制止しない。

 50台ぐらいの、防衛省(自衛隊)と書いた、大型の朱塗りの電源車とポンプ車がずらりと並んでいた。28日の陽気の中で、自衛隊員たちが、くつろいだ感じで、防護服のまま、練習場の一部で、放射線量の測定をやっていた。あとで、聞いたら、この宿泊施設の部屋には、自衛隊員たちを泊めないで、通路とかに、雑魚寝をさせえているという。どうせ、東電のカネで、出来た大きな施設だろうが、こういう緊急事態の、国民の英雄たちに、対しても、スポーツ業界と言う威張り腐った、人間たちは、芸能人化して、自衛隊を、見下すことをする。Jヴィレッジの経営者どもは、自衛隊員に、きれいな部屋を汚されるのがいやだから、と、はっきり思っただろう。覚えておけよ。Jヴィレッジ、許さん。

 そこから、5キロ下ると、久ノ浜で、ここに警察の検問が有って、30キロ地点だ。前回の19日の、決死の突入の時は、ここで阻止されて、原発の南側からは、それ以上は近づけなかった。28日には、逆方向から、私たちが、出てきたのだから、「出るのは自由」だから、警察官たちがいまいましそうな顔をして、車両の中から、私たちは見られていた。おそらく私たちの動きは原発の周辺の警察に見張られている。そんなことは構わない。

 久ノ浜から、5キロも下(くだ)ると、目的地の四ッ倉海岸に着いた。この四ッ倉の海岸沿いの家を、私たちの活動拠点として提供してくださる人がいて、それで、この家を探し出した。しかし、6号線の海側で、無残に、津波に襲われていて、とても人が住めるような家ではなかった。ずっと向こうの、さらに海沿いの破壊された家の家財道具と瓦礫(がれき)が、あたり一面に流れ込んでいて、全壊(ぜんかい)地区にすぐに指定されるだろう。だから、私たちの四ッ倉支部の建設と、残留、常駐の計画は、打ち砕かれた。

この四ッ倉は、大きな、広域合併した、いわき市の北のはずれで、海に面している。いわき市は、大きな市だから、さすがに、ようやく道路の瓦礫の撤去作業が始まっていた。ブルドーザーとクレーン車が動き出していた。

 私は、学問道場の 活動拠点は、やはり、原発から、5キロ以内の、双葉町(ふたばまち)か、大熊町(おおくまち)か、富岡町(とみおかまち)でなければ、用をたせないと、考えるようになった。 35キロも離れた処から現場の報告は出来ない。

 だから、私のこの文を読んでくださる人で、双葉町か大熊町から、避難してきた人で、ご自分の家を使っていい、と言ってくださる人がいたら、お願いします。私たち学問道場に使わせてください。

 例の、双葉厚生病院前にも言った。双葉町の役場の前には、翌日の、29日にも言ったので、前回の19日、20日と合わせると、私は、もうなじみの町だ。誰もいない、ゴーストタウンのままだ。「原子力 明るい未来の エネルギー」という大きな鉄製の横断幕がメインストリートにある。「正しい理解で 豊かなくらし」 という 道路を横断している大きな看板もある。

 駅のそばだ。きっと、浪江町(なみえまち)と双葉町と、大熊町と、富岡町と、楢葉町(ならはまち)と、広野町(ひろのまち)は、原発から、10キロ、20キロ圏だから、全員が退避してしている。他県に散り散りバラバラになって、あるいは、親戚の家に避難しているのだろう。原発御殿(げんぱつごてん)と呼べそうな立派な家もある。東邦銀行というのが、この原発の町々では、やたらと威張っていて、東電とグルで、原発推進をして来たのだろう。

 だから、原発推進で、どっぷりつかったこれらの、町の人々には、いくら避難者だと言っても、内心は、相当に複雑なはずである。私は、これらの町に住みたい。 120から、多くても250マイクロシーベルトマ毎時ぐらいの このあたりの放射能の値には、私は動じない。これぐらいは、毎日、ずっと喰らっても、もう、何ともない。 こう書くと、私は、東電の手先、回し者ように言われるだろう。しかし、そんなことは、構わない。言いたい人が、遠くから言っていればいい。
 
 放射能さえ、やたらと怖がらなければ、実にのどかで、いい所だ。誰―れもいない、というのもいい。何をそんなに恐(こわ)がることがあるだろうか。40歳も越して、もう、余生は、ここでいい、という人は、どんどん、この双葉町、大熊町に棲(す)み付けばいいのだ。 誰か、家を私に貸してくれませんか。原発までは、あとひとつ林をこした向うだ。

 一般的な放射能の他に、他の放射性の元素である、ヨウ素131とか、セシウム137とか、ストロンチウム90とか、それから、28日にも盛んに、どこから漏れたのか知れないが、プルトニウムの検出のことで、騒いでいた。他に中性子(ちゅうせいし、ニュートロン)も出たとか言う。本当か。中性子を、無理やり、不活発なウラン238にぶつけて、無理やり核分裂を起こさせたら、プルトニウム(超ウラン)となって、凶悪な放射線を出す、とか言う。

 普通の原子炉のウラン235 に比べて、ウラン238(あるいは、ネプツニウム239)は、プルトニウム(ギリシア神話の地獄の悪魔プルトーンから取られた名前)になるとか言う。 これが体内に入ると、ポロニウムα(アルファ)線やら、クリプトン、コバルトβ(ベータ)線などになって、肺や、女性の卵巣や、男の睾丸の精子を、遺伝子を壊すこと江、痛めるとか言う。 私は、そういうことは知らない。

 知らないのに、私は、「もう、大丈夫だよ。帰って来て、自分の家に住みなさい」と言う。そのように今も、書いている。この態度を、私は、変えない。誰から何と言われようと、構わない。私は、自分の信念に従うまでだ。

 もし、原発の周辺は、危ない、危険だ、体内被曝(たいないひばく)が、恐ろしい、「安全だ、と言った、原子力安全・保安院の西山は、とんでもないやつで、許せない。あの頭は、かつらだ」とか、言っている人間たちは、遠くから、そういうことばかり言っていないで、一度でいいから、現地に来なさい。仕事が忙しいとか、自分は、現地に行く掛ではない、とか言ってないで、来なさい。

 特に、核物理学と、放射線医学の 学者、専門家は、今すぐ、事故を起こした原発の周辺に来るべきだ。来て、自分の専門の器具を使って、どんどん、正しい数値を測定すべきだ。自分の主張や、理論の根拠を、東電のものを使っていて、それで、「危険だ、危険だ」と言って、自分が、何か、大変優れた、頭のいい人間のふりをするのはやめなさい。今すぐ来て、あらゆる種類の、精密な数値の測定をやるべきだ。私が、双葉町で待っていてあげます。 

 誰も止めはしないよ。現地の警察も、消防も、自衛隊も、誰も邪魔はしない。 どんどん入って来なさい。 私たちは、11頭の牛たちが、道路を歩いて、こちらに来て親しそうにするのにも出会った。このまま放置したら、そのうち、この20キロ圏は、野生になった動物たちの王国になるのではないか。 その方がいいかもしれない。 ゴーストタウンのまま、蔓草(つるくさ)が茂って、自然のサンクチュアリになればいい。

 日本政府は、このあと、この20キロ圏を、放置するだろう。住民が帰って来て従来通り住まれるのは、困る、だろう。しかし自分の家に帰って来て、住み始める人を、無理やり連れ出すことは出来ない。冷たい体格館で、凍えて死ぬよりは、自宅でのんびりする方がいいに決まっている。 原発の放射能漏れは、もう、止まったのです。あとは、水にと溶けている高濃度の放射性物質(濃度、1シーベルトぐらい。触ると、被曝する)の処理が残っている。 私、副島隆彦が、このように、「もうだいだい、安全だよ。子供は、心配でも、大人は大丈夫だから、帰って来なさい」と言う。

 ところが、20キロ圏から内側は、日本政府は、インフラを復旧する気が無いのかもしれない。自分の家財道具を取りに来たり、洋服を着替えに来るぐらいは、すべきである。土壌(つち)は、さっき書いたように、3週間で、最悪、5ミリシーベルトぐらいに放射能汚染されているだろうが、屋内は大丈夫だ。地震と津波でやられていない家が、ほとんだ。

 その人たちに、一時、帰宅を認めるべきだと思う。あとで、ベクレル検査をして、はっきりさせればいいだけのことだ。私は、検査してもらって、300ベクレルだった。10000ベクレルから上を、要注意とするようだから、今のところ、一般の避難者で、被曝どころか、衣服が汚染されている人と言うのは、初めの12日の1号機の水素爆発の時に、移動中の作業員たち以外には、いないのではないか。正確には分からない。
 
 20キロから30区キロ圏の、自宅待機地区=自主退避(避難)(つまり、逃げたければ、ご自分の判断で逃げてください)と、政府が指示を出した地区も問題だ。ここは、上下水道他の、生活インフラは大丈夫のはずだ。ここには、逃げないでひっそりと暮らしている老人たちがいる。避難場所の冷たい体育館なんかに、逃げなかった人たちの方が、ひどい目に遭わなくて、良かったと言える。

 政府は、この自宅待避地区は、原発の事故の被害をを、農業補償、営業補償はするだろうが、果たして、一般住民の精神的な被害まで補償するだろうか。 20キロ圏の人たちには、別の家を一軒あげるから、納得(合意)するなら、他県で、新しい生活をしてください、という方針だろう。そのために、全部で、2兆円の損害賠償金を、東電は作ったようだ。政府は、地震・津波の被災者の分と、福島県の原発避難民(退避者)に対する 損害補償の分を、合わせて、最低限度の道路とか港湾の復旧費や、仮設住宅の建設費を含めて、20兆円ぐらいを掛けるだろう。

 私、副島隆彦としては、原発5キロの双葉町と大熊町のインフラを復旧してほしい。そこに、核物理学者や、放射線医学者や、東電の幹部たちは、原子力安全委員会のメンバーたちと、全員で、住み込みたい。 インフラを復旧してくれないと、住むに住めないのです。サンプリングして、貴重な事故データを、今のうちに集めましょう。テレビで偉そうなこと言っていた、専門家たちは、皆、NHKの解説委員たちも含めて、現地に来なさい。

 今も、ここに、住民たちが住んでいるんだぞ! 分かっているのか!

 私は、弟子たちと、翌日の3月29日(火)は、朝から、この日も天気が良くてよかったが、今度は、撤退した郡山(こおりやま。原発から西に55キロ。線量は、たったの2マイクロシーベルト毎時。だから、大丈夫なんだって)から、やや北の方の、川俣町(かわまたまち)に向かった。ここで、Yさんという、犬猫と動物を救助して、リリースする運動を、一人でやっている女性と会った。

 浪江町と双葉町と大熊町に主に行く。私たちも、このあと、浪江町を目指した。浪江町(原発から20キロ地点)に入ると、11時40分に、125μシーベルト毎時(125μSt/h) のやや高濃度の数値を観測した。ここと、飯館村(いいだてむら)と、その先にある福島市が、一直線に並んでいて、第一原発から北西の方向の、「風の谷」になっている。そのことを、福島市の人たちはよく知っている。

 浪江町の駅前で、12時30分に、15,5マイクロシーベルト毎時だった。風向き次第では、少量になる。南に下って、再び、ここから前日に続いて、双葉町に入った。浪江自動車学校あたりで、13時0分に、たったの5.9マイクロシーベルト毎時だった。浪江の町役場で、帰り道で計ったら、15時20分に、15マイクロシーベルトだった。29日にも、原発まで北の方から近づいて、再び、正門近くまで行った。第五号機が見えるところで、再び測定した。70μシーベルト毎時だった。

 ここから、双葉海水浴場の方に、原発敷地の北の方に回り込んで、海の到着しようとした。そして、幸運にも、津波で崩れ果てた海岸線に出ることが出来た。そこの断崖、絶壁の上から、今度は、原発まで2キロの地点から、原発の全貌を見ることが出来た。これは感動ものだった。すると、4号機ぐらいから、白い煙が立ち上るのが見えた。それは、うまく写真に撮れた。この北側からの原発展望スポットは、きっと、先々、重要な場所になるだろう。

 ここから、引き返していたら、なんと、原発の構内からの、構内放送が、流れてきて、まるで小学校の校内放送のように、「職員は、午後○○時に、第2講堂に集合して下しあ」というアナウンスが、風に流れて聞こえてきた。私たちの目の目の林の向こうは原発の敷地なのだ。私たちは、原発のすぐ周りを、動きまわっていたのである。まるで米軍の基地のような、二重の金網が周囲を取り巻いているから、分かる。

 私たちは、このあと、北上して、南相馬市(みなみそうまし)を目指した。ここは、7万人の人口のうちの5万人が避難(退避)している市だ。40キロ圏である。次第に住民が帰って来ているとも聞いた。ところが、海岸線の国道6号をゆくと、小高(おだか)地区から、すぐに、息をのむような、一面の瓦礫の山に出くわす。

 海岸線から、内陸に2キロぐらいが、海になっている、というか、地盤が50センチ以上陥没して、2キロ四方が、海になっている。瓦礫だらけの中を進むと、道路が、ひび割れで、進めなくなる。きっと、あの海になってしまった瓦礫の下には、おそらく、多くの遺体が、まだ、収容されないで、そのままになっているだろう。

 私たちは、石神(いしがみ)第一小学校に行った。そこで、管理している、もはや、避難民はいない学校の、きっと先生だろう人から、聞いた。「福島県は、まだ、900人しか死者が出ていない。おそらく5千体ぐらいが、今の海の中だろう」とのことだった。

 私たちは、夕暮れの中を急いだが、途中で、半壊した自分の家に、洋服を取りに帰って来た住民に会ったりする。消防と警察の車が、飛ばしているのに出会ったが、きっと、別の人が、自分の家の中に、死体を見つけた通報したのだろう。

 自衛隊は、40キロ圏である 南相馬市の海岸部で、まだ救援の活動をしているようだが、30キロ圏から中には、入って来ていない。福島県は、原発を中心にして、南北60キロの地区は、全くの手つかずで、何の復旧工事も為されていない。この事実を、私たちは、自分の目で確認した。 このことは重要だ。

 私は、3月11日の大地震からの、時系列(じけいれつ、クロノロジカル)で、この大災害の全体像を、自分の脳の中に再現しようとしてずっと考えている。そうすると、どうも、自衛隊が、災害出動で、12日には、海岸線一帯に入ったようだ。そして、波打ち際に打ち寄せている死体をどんどん回収して、そして、瓦礫の中の遺体もほとんどは、収容したようだ。自衛隊の物凄(ものすご)い機動力で、救援活動が続いた。家を流されて、着の身着のままで、逃げてきた、被災者たちは、ものすごく心強かっただろう。道路を応急で復旧した工兵部隊の仕事のあともあるから、そのことはよく分かる。

 そして、3日間が過ぎた。ところが、14日の午前11時1分の 例の小さなきのこ雲が上がった、3号機(プルサーマル=MOX燃料、すなわちプルトニウムを燃やしている)の水蒸気爆発は、衝撃的であった。これで自衛隊が動揺した。そして、14日の午後6時5日、北沢防衛長官の命令が出て、原発が非常に危険であるので、自衛隊は、(おそらく会津方面、そして、新潟にまで、西方に200キロの地点まで)退避する」ということになった。

 それで、自衛隊が、3日間、一所懸命に、救援活動をしていたのに、原発の周囲40キロ圏からは、一斉に、避難民をほったらかして、現地から逃げて行ったのだ。そのあと、住民たちが、パニックを起こして、それで、14日の夜中に、暗い道を、それぞれ、車で、逃げて行った。そして、ガソリンが切れて、あちこちで止まった。ガソリンの供給は、29日の夜の時点で、主要都市の郡山でようやく、なんとか供給された。ということは、原発の周辺40キロでは、まだまだ、ガソリンがない。 だから、動こうにも動けない。

 この14日の午後6時の自衛隊の一斉の退避を、中心に、原発周辺の、避難民たちの行動の全体像を、作って行くべきだろうと、私は考えている。家を流されて、家族も新で、本当に着の身着のままの人と、家は、丈夫なまま、原発の恐怖感だけで、逃げてきた2種類の、避難民はいるのである。 政府は、おそらく、一律で、津波で、全半壊した家については、居住者と一家庭につき、1千万円ぐらいずつ出すと思う。それでも、別荘にして、住んでもいなかった人にはどうするのか。分からない。

 保険会社が、どんどん支払いをするだろう。それは、私的な保険契約の履行である。地震保険はあまり掛けてない人が多いだろうが、火災保険が適用になるだろう。だが、それでも、原発の放射能の危険から、逃れてきた人たちは、家が壊れることもなく逃げてきた場合は、一体、どういう 「被災者」になるのだろうか。

 原子力事故の災害からの損害賠償は、東電は、1200億円だけで済み、あとは、政府が払うことになっている。原子力災害補償法の規定どおりだとそうなる。政府は、東電を、さっさと国有企業にしてしまうことをしないだろう。なぜなら、全ての責任が、政府に掛かって来るからだ。政府が責任を持つ、ということは、日本国民全部で、責任を負うということだ。

 これぐらいの巨大災害になると、東電の経営者や、政府の責任などと、遠くから、言っていれば、それで、自分が「賢明で、正しい人」だなどと、自分でも思わないだろう。こういう場合の法律学の理論の組み立てなら、私はかなりの専門知識がある。原子力物理学の専門家たちには、何も分かるまい。

 日本政府は、おそらく、今、住民たちに、なるべく、自分の家が壊れていなければ、家に帰ってもらいたい、と思っているのだ。私、副島隆彦の、冷静な第3者からの言論に、日本政府と、東電が期待しているのだろう。私は、東電と日本政府の 手先でも、彼らからの期待も無いが、それでも、住民の為に、一度は、自分の家に帰って、安心する、ということが大事だと、考える。放射能をそんなに恐れることはありません。
ただ、政府は、10キロ圏の町だけは、さっさと、行政機能ごと、他県に移しつつある。

 双葉町は、1400人が、埼玉県のスーパーアリーナを経て、加須(かぞ)市に移った。大熊町は、会津若松市に移った。広野町は、埼玉県の三郷(みさと)市に移った。浪江町は、20キロ圏だから、今からだろう。富岡町がどこに行ったか、私は知らない。楢葉町(ならはまち)は、確か、・・・だった。

 その外側に、40キロ圏の飯館村(いいだてむら)から避難した370人を、村長は、「村に帰って来てください。子供たちの学校も始まりますから」という感じだ。南相馬市も同じだ。いわき市も同じだ。 だが、政府と行政は、「(放射能は、もう安全だから)さっさと帰りなさい」が言えない。だから、私、副島隆彦が言う。 敢(あえ)て言う。もう大丈夫だから、自分の家に帰りなさい。そして、暖かい布団で寝なさい。

 頭がいいふりをして、いつまでも、なんがだ知らないが、遠くから、「まだ、安全ではない。体内被曝の怖さを知らないのだ。安全だと言っている人間たちは、責任を取れ」と言っている、人たちよ。自分の目と体で、現地を見に来なさい。それから、何か、専門家ぶった偉そうなことを言いなさい。

 東京からさえ、関西に 逃げいている、大金持ちたちよ。もう大丈夫だから、帰って来なさい。皆さんが、臆病者だということはよく分かっています。赤坂や松濤(しょうとう、田園調布の超高級の住宅街は、まだ、人影が無くてガランとしているそうだ。大金持ちたちも、戻って来なさい。私、副島隆彦が、大丈夫、というのだから、大丈夫です。 

 私は、この国の、どんな勢力にも、団体にも、動かされない。私は、自分の判断力を信じています。私の言うことを信じてください。

私に、双葉町、あるいは、大熊町の家を貸してくれる人からの連絡をお待ちします。
私たち、日本人は、もう、高濃度の放射能の拡散と言う、重大な危険の瀬戸際から、救われたのです。私たちは、子供たちも含めて、健康に生きて行けます。安心してください。

福島県の急速な復興の為に、私たち日本人は、力を合わせましょう。 

副島隆彦拝

相変わらず散文的な文章であるのだが、μSV単位だと安心する副島氏がmSVだと心配するようになっている。

でも子供も連れて却って安心だと無責任な事を言っているが無責任な事を言っていると避難して良いと言っている副島氏の言うことをすぐには信じない方が賢明である。

今後副島氏の少なくとも科学本や社会学本などは信用されない方がよさそうだ。これからの未来を担う幼児や児童の親に悪影響をもたらす。政治本も私個人は推奨しない

文句はいろいろあるが私も原発とかけ離れた通常の仕事をしているのでくたくただ、この程度でコメントを終了させていただく

でも今回の震災に続発する副島氏のスタンスは信用できないし。原発問題について東電と現状の内閣批判ではお粗末である。

しか10代20代前半の学生運動の延長で原発反対を表明したことは私は認めない。

 

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コメント
 
01. 2011年4月01日 03:28:34: FmB0JlnSpg
>そうか。これが、野菜などの農作物にとっての放射能汚染の問題で、深刻なはずだ、と分かりました。 3月11日の原発事故から3週間の間に、地面には、放射能が降って、雨の中にも入っていて、それで、かなりの濃度です。だから、これを一年間の放射線量に、積算すると、8760倍だから、かなりの線量になります。

彼の前回の「福島産の野菜をがぶがぶ食べよう。」との発言を信じて食べた方々に対して取り返しがつかないことをしてしまったという贖罪の念が、微塵も見られませんな。
また、「福島産の野菜、農産物を食べる運動をする」は、どうされるのですかな。
これも一言も触れていませんな。

今度は東電、政府からアメリカのメーカー批判に矛先を転換。これで愛国者を装う腹ですかな。実に手が込んでいますな。日本国民の生命、健康、存在を破壊する殺人兵器原発については、全く触れていません。原子力発電所が抱える放射能爆弾兵器という原発が抱える根源的問題を完全にスルー。これで改めてはっきり再認識した。原発全廃、これこそが、わたくしたち日本国民の生存を未来に亘って確保する不可欠な政治行為の一つであります。


02. 2011年4月01日 03:34:19: ibwFfuuFfU
生兵法は怪我のもと

なのか、誰か誇張して得しようとしている輩がいるのか?


03. 2011年4月01日 03:37:16: FmB0JlnSpg
西に逃げろ、決死隊を結成して炉心をコンクリートで覆う、霊能力が断定する、危機は去った、安全だ、福島産の野菜を食べても大丈夫だ、がぶがぶ放射能を食べろ、今後会員とともに福島産の野菜を食べる運動をします・・・感情の赴くまま、思いつきのトンでも発言。その裏には計算し尽くした「もの」がある。
とにもかくにも、言葉が軽すぎる。自己の言葉に責任を持たない、謝罪もできない臆病者、厚顔無恥のはったりや、典型的な俗物。「国際戦略家」・・・実に爽快、おめでたいですな。

04. 2011年4月01日 03:40:20: FmB0JlnSpg
霊能力者は、がぶがぶ飲み干すのでしょうな。
稲氏のお告げに従って。

3月31日(木)23時56分配信

 東京電力は31日、福島第1原子力発電所1号機のタービン建屋付近の地下水から放射性物質「ヨウ素131」が、法定基準値の約1万倍の濃度にあたる1立方センチメートルあたり約430ベクレル検出されたと発表した。地下水のサンプルは30日午前に採取したもの。


05. 2011年4月01日 04:51:21: OBPRwX3Sw6
焼け付いたのか?

メルトダウンしたのか?

フランスと米国で冷やしてくれても
廃炉でしょ。

ガソリンエンジンだって一度焼け付くと、ちょっと元には戻らない。

こんな事例はこれから沢山出そうだ。


06. 2011年4月01日 05:11:00: p6ff718jAE
地べたに寝ているペットの犬や猫を抱き上げると、

その8760倍とかいう影響をモロ受けるの?

ヤバイじゃん。


07. 2011年4月01日 05:42:08: PPvL5HDN2c

>あまり長いすると、警察が来るだろうと判断して、南の方へ退去しました。
>警察も、政府も、自宅が心配で帰りたい退避者たちを、止める気はないのです。本当です。


発言に一貫性がみられない。東電下請けで過酷な作業を強いられている作業員たちこそが、国民のとって真の勇者です。


08. 子保 2011年4月01日 07:26:46: rXy5OR8097qwM : OOEhCGbBZE
とても良い報告で、真実が感じられます。体を張って、福島県へ赴かれた副島氏らに感謝します。

副島氏は「自分は素人で、専門家ではない」と繰り返し述べています。だから、読む側が判断すればいいでしょう。
そもそも、今の日本の大学教員で、良い教科書が書けるほど、ある分野全体に精通している人は本当に少ない。多くはごくごく狭い領域の専門家でしかありません。

私もこれまで、このまま事故が収束することを、ずっと祈ってきました。普段の風は海に向って吹いていて、被害は最小限に済んでいます。海は確実に汚染していますが、とても大きいので薄まるでしょう。
ただし、福島第1原発から北西に向う帯状の放射能汚染は、何とかしなければならないし、除去して欲しいと思います。
(低濃度の)放射性物質は、体内被曝(内部被曝)による将来の発がん・遺伝的影響だけを気にすれば良いですから、目に見えない汚染をしっかり理解して行動することが、日々の生活で求められて行くでしょう。
リスクは、胎児>乳児>幼児>子ども>若者>大人>老人の順に激減するはずですから、老人は大丈夫。汚染した美味しい農作物は、子どもには与えず、私たち老人が責任を持って食べましょう。

放射性同位元素(RI)を含むものを「放射能がある」という意味でホットと言い、RIを含まないものをコールドと言いますが、RIを体内に取り込んだ時はコールドなものを摂取して薄めることが、体内被曝対策には有効です。
放射性ヨウ素ならば、ヨウ素を含む食品がいい。不思議なことに、買いだめ(買占めではない)で物が無くなったスーパーの棚に昆布茶(一杯2gあたり約50mgのヨウ素を含むと書いてある)はしっかり残っていました。私は買って乳幼児のいる知り合いに届けました(料理に使うそうです)。
昆布はヨウ素を多く含むと、テレビでも連日言っていたのに、どうしたのかと思ったら、どうもテレビはあまり信用できないと思っている様子でした。安定ヨウ素剤に比べて、すっと少ないことは確かですが、放射性ヨウ素は1,000,000ベクレルでも0.2μg(0.0002mg)しかありませんから、科学形の差異を考慮しても希釈できるのは明らかです。
海藻は、ストロンチウムやプルトニウムの除去にも有効な成分が多いとの研究もありますから、私たち日本人は、海に囲まれているという、この日本の国土に感謝したいですね。


09. 2011年4月01日 08:37:51: FmB0JlnSpg
>副島氏は「自分は素人で、専門家ではない」と繰り返し述べています。だから、読む側が判断すればいいでしょう。

何をいまさら、詭弁を使うのも大概にしなさい。
今回はじめて、素人と言うことを言ったのであり、それまでは全く一言も素人だからとは、言っていません。逆に、原子力物理学者、専門家は何もわかっていないと批判していたではないですか。
はっきりと、「危機は去った。安全だ。安心してください。福島産の野菜を食べよう。食べる運動を起こそう」と霊能力に基づき、断言していた。氏が真摯で誠実、真に日本国民の未来を考えているならば、まず真っ先に今までの誤った発言を撤回し、謝罪するのが、人としてのあるべき道ではありませんか。

ちなみに、霊能力者は、子供は食べるなとは一言も言っていませんよ。


10. 2011年4月01日 09:16:13: Xo4xXroWVg
> 頭がいいふりをして、いつまでも、なんがだ知らないが、遠くから、
「まだ、安全ではない。体内被曝の怖さを知らないのだ。安全だと言っている人間たちは、責任を取れ」と言っている、人たちよ。
自分の目と体で、現地を見に来なさい。
それから、何か、専門家ぶった偉そうなことを言いなさい。

11. 2011年4月01日 09:27:20: 8vA15fTJwY
 副島氏は、ちょっと狂いかけているようだ。

子供にも、水、野菜、牛乳、等々を食べろと、ほざいている。

 所詮素人考えの、愚かなのだ。

  もちろん、大人が自己判断で、住む、喰う、の行為は、自由にすればいい。

   その結果に対しては、自己責任です。

もし仮に、安全なら、何故、避難せよ、と市井の専門家、並びに、プチ専門家たちは、言うのでしょうねえ。

 無色無臭、肉眼では見えない、危険性。


   近所の家が燃えているのに、逃げない、アホ!

 他人を巻き込む、素人の、浅はかさ。


  どうしようもないねえ。


12. 2011年4月01日 09:39:02: CaxrMdBWbs
副島の駄文など見たくもない。
kanegonさん 「信じられるの?」と思っているのなら投稿しないでください。

13. 2011年4月01日 09:40:35: Ag828P0eYw

副島センセイもボロクソに言われているね。
まあ、事実だからしかたないだろう。

唯一評価できるのは現地で放射線量を測定して、政府や公的機関の発表とほぼ同じだったことぐらいか。

つまり政府発表はそこそこ信用できることがわかったわけで、その点は評価していい。
評価できるのはそこだけだけどね。

今回の件で、副島センセイが自分の妄想で自分が燃え上がってしまうタイプであることが再確認できた。
要は、麻原彰晃や池田大作などと同じタイプだ。


14. 2011年4月01日 09:49:31: eWCQ5SArW2
日本は既に癌大国で、2人に一人が癌で死んでます。
放射能にだけ過剰に反応して、東日本の農業や漁業、その他の産業が壊滅的になれば、放射能で病気になるよりも、もっともっと多くの不幸を招くのではないでしょうか?自殺者の増加とか、食料不足の方が、放射能の害よりも大きいと思います。

日本の農業や経済が放射能で沈没するよりも、多少の放射能なら、免疫が防いでくれると信じて、東日本を守ることの方が、長い目で見れば、日本人の幸せにつながると思います。

放射能を恐れて、自分の健康だけ守ろうと、西日本に移住したりしても、日本が沈没したら、食糧危機、失業の増大、貧困の増加と、放射能以上の不幸に襲われるのは目に見えています。

遺伝子を損傷するものは放射能に限らず、食品添加物とか農薬とか、山のように出回ってるし、肉食とか乳製品の過剰摂取だって、かなりの発がん性があります。

今は、東日本の農業・漁業・産業を守ることが一番だと思います。

副島先生は正しいと思います。

自分の命を守ることばかりに専念しても、結果として、日本が潰れたら、自分の生活の土台そのものを守ることができなくなるのだと思います。



15. 2011年4月01日 09:58:43: eWCQ5SArW2
日本のどこに住んでいたって、二人に一人が癌で死んでいってるのに、
放射能だけ特別視するのはおかしい。
放射能に頭を奪われて、東北と関東の農業・漁業・産業を守ることを
みんなが忘れてしまっている。
今、東北や関東を見捨てたら、いくら健康な体があっても、日本人の経済的・食料的な幸福なんかないと思う。

16. 2011年4月01日 10:30:02: tnGCD0Px6U
どんと来い放射能

まあね、専門家と称する人達の意見も
あんまりアテに成らないのも事実
彼らはしょせん教科書に書いてある事を丸暗記しただけの人がほとんど

と、いうわけで
福島さんと専門家とどっちを信じるかは
ま、その時のイキオイですな


17. 子保 2011年4月01日 11:46:58: rXy5OR8097qwM : OOEhCGbBZE
08です。
訂正します。こんぶ茶(玉露園)のヨウ素含量は、2g粉末あたり0.46mgでした。安定ヨウ素剤に比べて2桁少ないですが、毎日飲んでも安心です(安定ヨウ素剤は1回のみ)。

被曝のリスクのような価値判断は、通常科学では扱えません。
日本の水道のヨウ素131の暫定指標値は 300 Bq/kg、乳児では100 Bq/kgとなっていて、何故か放射線施設の排水限度の 40 Bq/kgよりも高く、原発行政のためのユルめな基準だと思いますが、それでも原子炉事故後1年間の世界基準(WHO)の 3000 Bq/kgよりは低いようです。
チェルノブイリの時のベラルーシでの年齢別甲状腺ガン数は、事故時 0-4歳が 66.2%、5-9歳が 31.4%、10-14歳が 2.4%とのことなので、年齢別にリスクは大きく異なるようです。


18. kanegon 2011年4月01日 11:51:33: xVuuIAvxG7FMM : 9kMSboacTk
15様

>放射能だけ特別視するのはおかしい。

放射能は確実にDNAを破壊し、癌になると因果関係がはっきりしているから皆特別視するんですよ。

食物や食品添加物が発癌性があると明確に分かったら使用しないでしょ。

発癌性が分かっていても公表されていないものは使用されているけど。

このコメントを呼んでいるあなた方たった今癌と診断されたら自分が死ぬ原因は癌である可能性が高いと思い一端は絶望する方が大半だと思います。

明日隣にいる20代の若者がバイク事故で無くなり癌と診断されたあなたは20年は生きるとしてもです。

だから、風評被害が出現するし東北の農業、漁業、産業を守るのが難しく放射能に頭を奪われる訳です。

放射能に頭を奪われないで東北の第一次産業や第二次産業を守ることを先決とするように15様は頑張ってください。

でも現実的には放射能対策をなおざりにして先に東北の産業を守ることを先決としたら日本は世界中から見放されますよ。鎖国するなら結構ですが。

私は正直放射能は怖いです。そりゃ福島、茨城産の野菜が放射能として安全だとして流通したら購入すると思いますが。


19. 2011年4月01日 12:05:58: IuL7OZ5IMk

必要品を取りに行くぐらいの数時間の帰宅は許すべきでしょう。

ただし線量計を持って。 少なくともグループに1台は。

汚染地域では線量計は必需品だな。  飲食品検査のためにも。


20. 2011年4月01日 14:55:24: MYOFgMXYAc
>11 ちょっと狂いかけている・・
   ちょっとどころじゃないでしょ。かなり狂ってる、発狂してるよ。

>19 防護服とか着ないと無理。それだって、ヤバイと思う。
   茨城の原発近くに実家がある知人が、言ってた。
   「原発の周りの木々に、カブトムシを取りに行くと、カナブン並みに
   小さいものしか、いないんだよー。生態系自体が、周囲で狂ってる
   からだと思う。」おおー、怖い。カナブンサイズのカブトムシ。
   常に微量の漏れが、生態系狂わすわけでしょ。
   
ソエジの弟子かファンか知らないけど、二人に一人の割合でガンっていうのは、
どなたかが、勝手に決めつけたことだと思う。メタボもそう。痩せてるのが、
美学のように洗脳され続ける昨今。骨格に合わせたウエストでいいんじゃね?
痩せすぎると、逆に、冷えて万病の元だと思うけど。骨太いいじゃないか!
何でも御用学者の言うこと聞いていたら、頭ガチガチになるよ。
今回、大騒ぎになるのは、前代未聞の無味無臭が、外から中からの攻撃を
我々に働きかけてるわけ。その結末は、誰も、わかるわけないじゃん。
ただ、ガンになりやすいことだけは、わかってるのが嫌らしいんだけど。
これから、5年、10年・・経て結果が出るし20〜30年後も苦しむ人が出てきても
想定の範囲内なはずです。その頃に、老害どもは、一線でご活躍・・・
してるわけ、ないでしょ!!ドロンパ!!してますわよ。逃げ足、速いよー。
てか、逝ってるかもね。その頃には。責任取るわけないだろーが!
だから、「影響力のある者が、嘘くさい事言ってくれるな!!」と皆が、怒る
のでは、ありませんか。危惧するのは、これからの世代(子供)でしょう。
汚染度を徹底、調査すべき。国民の安全を守るのが、政治の役割。
出荷停止という残酷な指令出す変わりに、お金で保障して、その後は、
減反政策で、空いた土地を早急に福島や近隣地区の農家に割り当てて、仕事を
与えてさしあげなくては。漁業もそう、水質調査してキビシイようであれば、
少し場所を変えていただくしかない。船や網の保障もしないと。
ものづくり企業にも支援して支えていかないと・・・
今までのささやかな「生活」を維持できないから、生きる希望を見失って
キャベツ農家の方みたいに自決してしまう。あまりにも悲しい。
いい加減なこと言う「嘘つき」は、許されないのだ。
生活の活路を皆で、知恵出し合って見出すのが、先なのだ。


21. kanegon 2011年4月01日 17:07:29: xVuuIAvxG7FMM : 9kMSboacTk
>12様
ご不快な思いをさせて申し訳ございません。
12様は副島氏のことを蛇蝎のように嫌ってらっしゃるものとしてお返事致します。

今後も同様な投稿があるやもしれませんが無視でお願い申し上げます。

唯、副島氏のことを唯の変人で無視してよいものか?危険性があるのではと私個人は危惧しております。

今回の放射能に対する無知にも関わらず大衆を扇動する点、何より恐ろしいのは小沢一郎氏に取り入り政治の場に口出しするのではという心配があるのです。

以前彼のサイトの今日のぼやきで小沢氏の腹心の平野氏に取り入っているような記載がありました。

いずれにしても副島氏が危険だという私の懸念は消えません。


22. 2011年4月01日 23:33:30: FmB0JlnSpg
かつて小室直樹氏が、TV番組で田中角栄氏を批判した小沢遼子さんを蹴っ飛ばした。霊能力者はこの二番煎じを演じていると推察する。即ち、世間と全く異なる考え=異端により、自分が優秀で正しいとの妄想に凝り固まっている。確信犯ともいえる。田中角栄氏のケースと、今回の原発事故とでは大きく相違している。方や社会科学の世界、方や自然科学の世界、解を求めることができる世界。今回は『霊能力』『絶対』『決断』『決死』と言う表現を一度も使わなかった。この程度の人間。氏の言は、吐いた瞬間に消え去る軽い言葉、薄っぺらな人間。

放射線被曝問題について(科学者の眼)

http://www.jsa.gr.jp/pukiwiki/index.php?%CA%FC%BC%CD%C0%FE%C8%EF%C7%F8%CC%E4%C2%EA%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6


23. 2011年4月02日 00:05:16: FmB0JlnSpg
放射能汚染された野菜畑の処置について(緊急提案)(生井兵治) †
(筑波大学元教授・植物遺伝育種学)
 東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故の激甚な被害に対する関係各位のご努力に敬意を表します。
 東北地方・関東地方の多くの農地で、放射能汚染が発生し、葉物野菜を中心に、摂取や出荷を停止する措置がとられた地域・作物も多くあります。
 これから、この地域では播種の時期を迎えると思いますが、今作付けされているホウレンソウなどを、基準値を上回り出荷停止になった、基準値は下回ったが風評被害で売れない等の理由で、出荷できなくなったからといって、トラクターで畑を鋤き込むことは危険です。
 畑に降ってきた放射性物質は、水に溶けて吸収され作物の根・茎・葉と地上部の表面に集中しています。また、畑地の土壌の表面にも放射性のチリが集中しています。これを鋤き込んでしまうと、畑の土壌全体に放射能汚染を広げてしまい、除去が困難になります。さらには、作業の際に上がるほこりには同濃度の放射能が含まれるため、農家の人の身体に取り込まれて内部被曝を引き起こす危険があります。
 畑の作物は、いましばらくそのままにしましょう。ホウレンソウなどがせっかく精一杯に身体を広げて土壌の放射能汚染を防いでくれているのです。そして、土壌に吸収された放射能は、土壌水分と一緒に野菜たちに吸収されます。
 ですから、開花・結実するまで育てて置き、その後で完全な防御装備を纏ったしかるべき人たちにこれらの植物を収穫してもらい、放射性産業廃棄物として処理してもらうことが、最善でしょう。
 そもそも、土壌中の有害物質の除去方法として、植物の力を借りる方法が有効であることは、すでに公知の事実なのです。例えば、アブラナ科植物、とくにセイヨウナタネなどは、昔から世界的に干拓地の塩類除去に最適(平気で育ちながら吸収する)とされ、オランダなどで干拓地に最初に植える作物はナタネということになっています。そして、今日では、諸種の土壌汚染を植物で修復すること(ファイトレメディエーション Phytoremediation)の研究が、学問的(育種学を含む)にも技術的にも進んでいます。なお、いま特に問題となっている、セシウムやヨウ素は、それぞれナトリウム、塩素(食塩の成分ですね)と化学的によく似た性質を持っています。
 そこで、当面の緊急措置として、以下のことを周知徹底するよう提案します。

1.今後のことを考えると、出荷できない畑の「鋤込み」はしない。
2.土壌汚染が続くので、土壌の表面の作物をそのままにして作物で土壌を守った方が土壌汚染は少なくなる(土壌に浸透した放射能は、植物に吸収される)。また、表土は動かさない方がよい。
3.いったん土壌が放射能汚染されると、放射性ヨウ素は短いが、セシウム137は半減するのに30年、ほぼなくなるまでには300年かかる。
4.放射能拡散汚染がやんだ時点で、作物だけを特別な方法で汚染物質として処理する。
5.場合によっては、今後、放射性物質を吸収しやすい作物を播種して青刈りするなど、専門家の助言に従った措置を講じて、「表面の作物で土壌を汚染から守る」という防護策をすすめることがいちばん良い。


野菜の放射能測定値は「よく洗ったあとの測定値です」(生井兵治) †
厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課 の3月18日付事務連絡により
野菜の放射能測定値は「よく洗ったあとの測定値」です
――家庭で洗っても、もう減らせない!!
生井兵治(前『日本の科学者』編集委員長)
 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課は、「『緊急時における食品の放射能測定マニュアル』に基づく検査における留意事項について」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014tr1-img/2r98520000015is5.pdf)を急遽発しました。

 「野菜等の試料の前処理に際しては、付着している土、埃等に由来する検出を防ぐため、これらを洗浄除去し、検査に供すること。なお、土、埃等の洗浄除去作業においては、汚染防止の観点から流水で実施するなど十分注意すること。」

 テレビ等の報道で、「洗えば安全。なんら問題ない」との解説がしばしばなされています。しかし、発表された野菜の放射線量は「流水で」「洗浄除去し」てから検査された測定値ですから、その産地の野菜を購入した市民が、自宅で洗って食べた場合、測定された放射性物質(放射性ヨウ素やセシウムなど)が洗い流せているものと考えることはできません。ただし、洗わないで食べれば、表面に付着した放射性物質を取り込むことになるので、測定された放射線量よりはるかに多量の放射性物質を取り込んでしまう恐れがあります。
 マスコミにおけるこうした解説は、「幻の安全」を振りまく流言蜚語の類として厳に批判されるべきです。情報とその伝達手段を握っている政府、東京電力、報道機関にあっては、正しい情報の速やかな公開が喫緊の使命であり、情報操作ともいうべき、不正確な情報の提供・情報の不開示の現状を直ちに改めるべきです。枝野官房長官が詳しい情報や展望を示さず、住民に「自主避難」を要請するなどは、言語道断の極みです。
 ちなみに、私は遺伝育種学者の端くれであり、原子力の専門家ではありませんが、放射線突然変異育種という範疇についても講義といくらかの研究をしてきましたので、当該分野についても、それなりの書物と知識を持っています。
 放射性ヨウ素131(甲状腺に吸収されやすく発がん性が高い)の半減期は約8日ですが、セシウム137では30年であり、千分の1になるには300年もかかります。このような放射性物質を付着または吸収した野菜などを食すれば、体内でヨウ素やセシウムの原子が放射線を発します。摂取された放射性物質は次第に尿などから体外に排出されていきますが、放射性物質を選んで排出する仕組みはありませんから、排出されるまでには相当の時間がかかり(生物学的半減期といいます)、これらから放射される放射線による内部被曝が問題になります。


放射線被曝の影響について(沢田昭二) †
2011/03/24(Thu)

急性放射線障害と晩発性障害、確定的影響と確率的影響 †
 急性放射線障害と晩発性障害は、障害の発症時期による表現であり、一般的に急性症状は被曝して1、2週間後程度から数ヶ月以内に発症するもので、さらにやや遅れて発症する亜急性などもあります。晩発性障害は数年以後に発症するものです。また、一定線量の被曝をすれば誰でも必ず発症する症状を「確定的」と言う一方、被曝しても必ずしも発症しないが、発症率が被曝線量とともに増加するという場合に「確率的」といいます。一般的に急性症状は確定的に発症し、癌などの晩発性障害は確率的に発症しますが、白内障のように、どちらに属するかを議論している障害もあります。
 確定的影響も、放射線感受性には大きな個人差があります。動物実験でも確かめられ、ゼロに近い極低線量被曝では修正が必要ですが、個人差は体重や身長の分布のように正規分布によって表されます。放射線影響が専門の研究者でも理解がまだ不十分な人が多い現状です。私が裁判の意見書で正規分布を使うと、確定的影響を確率的影響と誤解していると反論の意見書を提出し、今回の原発事故でTV などに出てくる著名な研究者が意見書の共著者として名を連ねていることは驚きです。
 確定的影響では、特定の個人をとってみて、被曝線量が増加して、ある線量に達すると必ず症状が現れますが、発症する線量に個人差があります。確定的影響にはかつて「しきい値線量」があり、この線量以下では確定的症状は発症しないと考えられていました。しかし、この「しきい値線量」が分布していることがわかり、症状の発症率が5%あるいは10%となる線量を「しきい値線量」とすることもあります。ところが、私の意見書に反論した原発事故でTV などに出てくる研究者は、この線量以下では健康影響は全くないと述べていますが、放射線感受性が分布しているために、僅かではあるが発症する人がいることを理解しようとしていません。


脱毛発症率と被曝線量の関係 †
 典型的な急性症状である脱毛の発症の被曝線量との関係を、広島と長崎にトルーマン大統領の指示で設立された原爆傷害調査委員会(Atomic Bomb Casualty Commission,ABCC)が1950 年頃に数万人規模の被爆者を調査して脱毛発症率を調べた結果に基づいて求めると以下のようになります。半致死線量の4 シーベルト以上の被爆者は1950 年まで生き残った人が少ないので、ABCC の調査結果には高線量の領域で問題があるので、3 シーベルト以下の発症率から正規分布を求めました。正規分布の期待値、すなわち50%の人が発症する被曝線量は2.75 シーベルト、発症する線量のばらつきを表す標準偏差は0.79 シーベルトとなりました。この正規分布をN(2.75 Sv, 0.79 Sv)と表します。
 この正規分布では、低線量の1 シーベルトで脱毛を発症する人は1.37%、2 シーベルトで17.2%、3 シーベルトで62.3%、5シーベルトで99.8%の発症と100%発症に近づきます。この正規分布では0 シーベルトで発症率は厳密に0 にならないので、0 に近い極低線量では修正を要します。被爆者の調査からも、一般的にも極低線量被曝の影響を引出すことは難しいので、正規分布にもっともらしい修正を行って推定すると、0.3 シーベルト、すなわち、300 ミリシーベルトでは0.03%〜0.07%、すなわち1 万人が被曝して3 人ないし7 人の人が発症することになります。しかし、これほどのまれな発症は発見が難しくなると考えられますので、福島原発事故による被曝影響の検出は、白血球減少症のように発症の検出をしやすいもので早期発見に努めるべきだと思います。


外部被曝と内部被曝 †
 もう一つの問題は、外部被曝と内部被曝とでは症状発症に至る機序がまったく異なることを無視した説明です。野菜に付着したり、水に含まれた放射性物質を体内に摂取した場合の内部被曝の影響を、CT やX 線を浴びた被曝と比較する説明が行われていますが、体内に摂取した放射性物質が主に影響を与えるベータ線とX 線とはまったく異なる影響を与えることを無視した乱暴な説明です。X 線やガンマ線は透過力が強く、エネルギーにもよりますが、人体を通り抜けるくらいの透過力です。ところがベータ線は体内では数センチメートルでエネルギーを失ってストップします。この違いは、放射線が伝搬する時に通過物質の分子や原子の電子にエネルギーを与え、その電子が原子や分子から飛び出す「電離作用」を疎らに行うか、密に行うかの電離密度の違いによります。
 於保源作医師の広島被爆者の急性症状発症率調査では、原爆の初期放射線による外部被曝が主要な影響を与えた近距離では、下痢発症率は、脱毛や紫斑に比べてかなり小さいのに対し、初期放射線が到達しないで放射性降下物による内部被曝が主要な被曝を与える遠距離被爆者の間では脱毛や紫斑の数倍の発症率となっています。この下痢の発症率は、初期放射線による下痢発症率は脱毛に比べて高線量の被曝領域で大きくなる半発症線量の大きい正規分布 N(3.03 Sv, 0.87 Sv) を用い、放射性降下物による被曝の下痢の発症の場合は脱毛に比べて小さい被曝線量から発症率が大きくなる半発症線量の小さい正規分布 N(1.98 Sv, 0.57 Sv) を用いると、脱毛、紫斑、下痢という異なる急性症状の発症率を共通した初期放射線と放射性降下物による被曝線量によって説明できます。このことは外部被曝と内部被曝による下痢の発症の機序の違いによって説明できます。
 放射線による下痢の発症は薄い腸壁の損傷によります。外部被曝の場合には透過力の強いガンマ線だけが腸壁に到達できます。しかし、到達したガンマ線は薄い腸壁にまばらな電離作用を行って通過するので、かなりの高線量のガンマ線でなければ腸壁は傷害を受けないので下痢は始まらない。これに対し、放射性物質を飲食で取込むと、腸壁に放射性微粒子が付着して、主にベータ線によって腸壁に密度の高い電離作用をおこなって腸壁に傷害を与えて下痢を発症させます。このように外部被曝と内部被曝では、下痢だけでなく、発症の機序は一般的に異なるので安易な比較は許されない。


晩発的障害 †
 癌あるいは悪性新生物などの晩発性障害の大部分は確率的影響です。しかし、一般に晩発性障害の原因には、放射線被曝以外にも様々な原因があるので、障害の起因性を急性症状のように放射線被曝であると特定することは困難で、全く放射線被曝をしていない人々の集団の発症率と比較して被ばく影響を求めることになります。特定個人の晩発性障害の放射線起因性を推定しようとすれば、その個人の被曝する前後の健康状態の変化を含め、過去からのさまざまな健康状態や他の疾病の経緯を総合して判定することになります。
 被曝線量と晩発性障害の発症との関係を、具体的に広島大学原爆放射線医科学研究所の広島県居住の被爆者の悪性新生物による死亡率を広島県民と比較した論文「昭和43〜47 年における広島県内居住被爆者の死因別死亡統計」(広大原医研年報22 号;235-255,1981 )から、直爆被爆者の悪性新生物による1年間死亡率を用いて求めます。この論文の、直爆1 km 以内、1 km〜1.5 km、1.5 km〜2 km、2 km〜6 km の各区分と被曝していない広島県民の悪性新生物による1 年間の死亡率は、それぞれ 0.504 %、0.454 %、0.347 %、0.374 %、0.186 %となっています。これらの死亡率と非被曝の広島県民の死亡率 0.186 % との差、すなわち、1 年間で悪性新生物による死亡率の増加と、初めに述べたABCC の脱毛発症率から求めた初期放射線と放射性降下物による合計被曝線量の 3.88 Sv、2.24 Sv、1.56 Sv、0.85 Sv、0 Sv が、比例関係にあるとすると、1Sv の放射線被曝によって0.82 %〜0.22 %の増加、間を取って約 0.15 % 増加することがわかります。
 低線量被曝の部分についての悪性新生物による死亡率の増加と被曝線量との関係も、比例関係が維持されると仮定すると、0.1Sv の被曝では0.015 %の死亡増になり、10 mSv = 0.01 Sv の被曝では 0.0015 %の死亡増、すなわち100 万人が10 mSv 被曝すると悪性新生物によって死亡する人が約15 人増えることになります。
 以上が典型的な確率的影響の悪性新生物の増加と被曝線量の関係です。晩発性障害に対しても個人差が大きく分布していると考えられますが、こうした分布も含めた結果として、発症率や死亡率の増加が被曝線量に比例することになっています。



福島原発事故による被ばくについて(沢田昭二) †
 内部被ばくや外部被曝を含めて、現在の報道は「しきい値論」に基づいて、何ミリシーベルトだから安全だとか、直ちに問題にはならないと言っています。放射線影響は1、2週間後に急性症状が現れ、晩発性障害は何年も経て発症します。また、放射線影響は急性症状も晩発性障害も放射線影響は個人差と年齢差が大きいことを踏まえるべきだと思います。たとえば、脱毛では0.04シーベルト(40 ミリシーベルト)で0.03%の人が発症し、0.4 シーベルト(400 ミリシーベルト)で0.15%の人(10 万人被ばくすると150 人)が発症します。1 シーベルトで約1.3%,1.5 シーベルトで5.7%の人が発症します。最近ではこの辺り(発症率5〜10%)の人が発症する線量をしきい値と呼ぶことがあります。こうしたことを周知させてもらい、被ばくすることを避けるように訴えて欲しいと思います。専門家の意見を聞いて250 ミリシーベルトでは白血球減少症状がでないから作業員の作業被ばく線量を引き上げたとのことであるが、しきい値論に立っての判断が続いている。作業員に被曝影響が出てもしきい値以下だから放射線影響ではないと切り捨てることになると心配です。

 昨日、愛知の原発問題住民運動センターとして中部電力に申し入れをし、震源域の真上にある浜岡原発はもっと危険なので運転を即時停止してほしいと申し入れました。その時中部電力からも社員が福島原発に数人規模で派遣されており,上記のような注意を伝えるように申し入れをしました。

 放射線がまだ強くない初期段階で、1 号から3 号だけでなく4 号から6 号機まで含めて海水を注入するなどしておれば現在の深刻な事態は避けられたと思います。

 原爆症認定集団訴訟で明らかになった内部被ばくをマスコミも触れるようになりましたが、その深刻さはまだ十分に理解していないようです。とりわけ放射線感受性には大きな個人差があることはほとんど無視されています。敏感な人は10 分の1 でも100 分の1 の線量でも人数は少ないのですが影響が表れる人がでてきます。


名大救急医療センター医師の質問に答えて †
 名古屋大学救急医療センターの医師がこれから地震・津波・原発事故の災害避難地域に行くので、反核医師の会において原爆症認定訴訟で明らかになった内部被ばく無視の国や放射線影響研究所の問題について私が報告していたので内部被曝の問題などを質問したいと依頼され、それに答えた内容を以下に再録します。

*****

 おっしゃる通り内部被曝の軽視の発表と報道に憂慮しています。身体を洗って表面に付着した放射性物質を洗い流せば良いと言わんばかりの説明ですが、身体の表面に付着しておれば呼吸をしていますから当然内部被曝をしています。激しい運動をすればそれだけ沢山取込みますから、湿ったマスクをするなどの工夫をして早く風上に立ち去ることが必要です。
 放射性ヨードやセシウムが検出されていますので,これらを早く排出させるためのヨード剤を飲むなどの処置が求められます。
 飲食を通じて下痢が起こることが考えられます.広島原爆の場合はその日の夕刻から下痢が始まりました。
 しかし、放射線防護の専門家の大部分は、放射線による下痢は大量被曝でなければ起こらないと外部被曝による発想から抜け出していません。JCO 事故に関わった放射線防護の鈴木元氏や明石氏は原爆症認定裁判や長崎の訴訟で主張を続けています。内部被曝をしていることを前提に、現在症状が現れていなくても内部被曝の場合は遅れて発症するので長期間観察する必要があります。発表では体外に付着したものを認める一方、現在は症状がないとそれで終わりという姿勢は危険だと思います。
 放射線影響は急性症状の場合も個人差がきわめて大きく、広島の原爆被爆者を調べた結果、内部被曝による下痢の発症は期待値(半発症線量)が約2 グレイ、標準偏差約0.6 グレイの正規分布をしていますので(外部被曝の場合の下痢発症は期待値(半発症線量)が約4 グレイ、標準偏差約0.9グレイの正規分布)低線量でも発症しますので、内部被曝の最初の兆候を見ることになります。脱毛や紫斑はかなり遅れて発症するので検出は難しいと思います。放射線被害について慎重に考えて下さる医師の方の協力はきわめて重要です。しかし、まだ燃料棒が露出している段階で今後の見通しがない状況ですし、ベントといって爆発を避けるため放射性の気体の放出をおこなっているので被曝の増加が心配です。双葉町の住民がすでに160 人被曝をしています、スリーマイル島規模の被曝が起こっています。気をつけて下さい。
(3 月13 日記)

 これまでも原発周辺の住民にヨード剤を用意しておくべきだということを原発問題住民運動連絡センターなどが訴えてきましたし、共産党の志位委員長が政府に求めていたので配布をしているようです。しかし、避難民にきちんとした説明をしているかどうか、枝野官房長官の報告や安全委員会の説明では,こうした注意をすることはまったく無視され、水や野菜などの飲食について注意をしている程度です。
 原発周辺に放射能測定モニターが配置されているものがどのくらい機能しているかが問題です。
 読売新聞に被曝対策どうするという記事があったので添付します。ヨード剤は副作用もあるらしいので適量を飲むとか、海草類を食べるなども考えられます。
 測定結果は外部被曝で、内部被曝の測定はその機序からして難しいと思います。
(3 月14 日記)

 名古屋テレビのインタービュウの後、平和行進実行委員会と愛知県原水協理事会で原発事故に関する質問が相次ぎ、帰宅したのは10 時すぎでした。私の専門は素粒子物理学の理論的研究で、定年退職した翌年から原爆放射線による被ばく影響の研究を始めました。
 初めは初期放射線による誘導放射化物質からの放射線を測定する実験グループの研究会に参加させてもらい、測定結果を体系的にまとめると1986 年原爆放射線量評価体系(DS86)が爆心地から1200m を超えると過小評価になっていることを見出して、1997 年放射線影響研究所で行われた初期放射線の線量評価を見直す日米合同作業グループのworkshop で報告し、放射線影響学会でも報告したことが始まりでした。
 政府を相手取った原爆症認定訴訟においてDS86 の過小評価を意見書として提出し、判決にも引用されて被爆者側の勝利につながりました。裁判に勝利した時、たとえDS86 の初期放射線量を実測値に合わせて是正しても裁判で証言した人たちが爆心地から2.5km 以遠で脱毛を発症していることを説明できないことに気づき、それ以来放射性降下物による被曝影響の研究を被ばく実態に基づいて始めました。
 現在到達した被ばく実態に基づく放射性降下物による被曝影響(これは今回の原発事故の放射線と共通性が高い)の到達点を原爆体験者訴訟で長崎地裁に提出したものを添付します(関心をお持ちの方にはメールで送ります)。
 一方、最高裁での裁判で負けた政府は「原因確率」を導入してさらに厳しい認定基準を設定したので2003 年から被爆者の原爆症認定集団訴訟が始まりました。この裁判で被ばく実態に基づく研究から放射性降下物による被曝が内部被曝によるものであり、放影研や国の放射性降下物による被曝影響は無視できるというのは2 桁も過小評価をした結果であることが明らかになり裁判で証言しました。2004 年に大阪地裁で行った証言のとき、私と同じ日に国側の証人となった人物が小佐古敏荘氏で、昨日政府の人事で福島原発対策の責任者になりました。最悪に人事です。明日の朝刊にこの人事の記事が出るでしょう。
 さて、私は医学的なことについては原爆症認定裁判で学んだこと以上には基礎知識がかけていると思いますが、遅くなりましたが、以下のご質問にお答えできる範囲で答えてみます。

1、現在の危険エリア、即ち、内部被曝が想定されるエリアはどこか。それは放射線量との関連で推測可能か。具体的には、もし退避を検討したり、充分に注意するレベルは、μSv、mSv などどのオーダーか。内部被曝発症の先生の、学識から得られた閾値はだいたいどのあたりか。現在でいうとどこか。東京は安全と言えるのか。

20km〜30km を屋内待機地域にしていますが、風向きで大きく違います。添付した意見書の図1にネバダの核実験の風下地域への放射性物質の流れが示されていますから、これで推察して下さい。私は緊急に地震で破壊された線量測定器と風向計に代って原発周辺に線量測定器と風向計を多数配置してほしいとおもいます。放射線の感受性は個人差が大きいのでこの線量以下では大丈夫という官房長官、保安院、マスコミの報道は正しくないと思います。意見書にも書いたようにかつては「しきい値線量」という表現でこの線量以下では症状が一切発症しないという考え方がありましたが、これは正しくなく、現在では5%ないし10%の人が発症する被曝線量を「しきい値」と言っています。次第に漏れだした放射性物質が増えて現在は原子炉周辺は最高400 ミリシーベルトレベルになっています。上空の自衛隊ヘリコプターで測定しているようですが、おそらく建屋の上部が破壊されたり穴があいている上空での値も何百ミリシーベルトレベルでヘリコプターがホバリングできない状態だとおもいます。

2、現在、内部被曝、外部被曝含め、どれくらいの方が被曝されているか。また沢田先生のもとにはどのような情報が寄せられているか。被曝の現状。想定される症状。

こういう情報を原子力安全委員会が調査し公開すべきだと思いますが、総合する機能が働いているとは言えません。以下で測定結果が見れます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

3、今後、医療活動を展開する際、ガイガーカウンターなどが必須か。どこまでは入ってよいか。

原発の近距離(福島県東部)で医療活動されるときは、周辺で測定が行われていて安全性を確認しながら行って下さい。これ医師だけでなく周辺住民のためでもあります。測定装置が簡単に入手できれば時折測定しながらということも考えられます。

4、内部被曝について勉強しようとすると、医者、物理学者では誰から学べば良いか。どういう論文や書物、web sight を読めば良いか。日本人、外国人を含めて。

まだ医学的な研究は不十分です。私が意見書に書いたような方法で得られた被ばく実態に基づく研究が期待されます。原爆症認定集団訴訟で活躍された齋藤紀医師(福島わたり病院で目下原発被災者を診療中)が最適です。浜北診療所の聞間元医師(民医連の委員会の元代表)もやや詳しいと思います。

5、現在の福島原発の帰結はどこにあるのか。今後の展開と、対処策は?現在はすでに制御不能の状態なのか。


a,これ以上の放射性物質の拡散の可能性とその影響
b,臨界状態←論理的に可能性はあるのか。現在、出ている中性子はその予兆なのか。もし核分裂反応を起こした際は、原子爆弾のようになるのか、なるとすれば、ヒロシマ ナガサキと比べて、どのような規模か。6基の原発すべてが臨界状態になるのか。

東京電力の福島第1 原子力発電所、第2 原子力発電所、東北電力の女川原子力発電所が地震と津波の被害を受けましたが、幸い冷却水供給が不能になったのが東電の福島第一原子力発電所だけでした。福島第1 の1 号炉から3 号炉は稼働中でしたが地震で核分裂の連鎖反応が停止した後、冷却水を送るすべての機能が不能になり、濃縮ウラン燃料棒(enriched uranium fuel rod)が水から露出して冷却できず燃料棒の表面を覆っていたジルコニウム(zirconium)金属が融け、水あるいは水蒸気の酸素を奪って酸化し、そのため残った水素が発生して爆発する深刻な事故になってしまいました。点検で運転していなかった4 号機から6 号機までは原子炉から引き抜いた燃料棒を、同じ建屋のプール内に入れて冷却していましたが、連鎖反応がストップしても燃料棒内には大量の放射性物質(核分裂生成物fission products)が蓄積していて、放射線を出し続けており、この放射線のエネルギーで水の温度が上がり4 号炉は水が蒸発して燃料棒が露出して高温になり火事が起こりました。このプールは建屋内にありますが、圧力容器のように外部と遮断されていないために水による遮蔽が聞かないで放射性微粒子が大気中に放出されます。そのため原子炉周辺に近づいて冷却水を注入する作業員(ヘリコプターの自衛隊員)は被曝を続けています。もっとも怖れることは、壊れた燃料棒から外に出てきたウラン燃料が原子炉やプールの底に集まり、核分裂の連鎖反応を始めると、莫大なエネルギーが放出されて大爆発(未成熟な原爆の爆発)を起こすとチェルノブイリ事故のようなことになります。そうならないように注水が成功するよう願うばかりです。

6、医療人として、何が出来るか。治療、啓発活動。どういう治療をすれば良いか。 今もっとも被ばくしているのは冷却水を注入しようとして被ばく環境の中で取組んでいる作業員です。個人差がありますがかなり長期間健康管理をして兆候を早期発見して適切な治療をすることだと思います。これまで避難地域にいて身体の外で被曝線量が検出された人も要監視対象とすべきです。

7、例えばマスクで放射性物質の吸入を防ごうと思うと、おそらく、医療用のN95 を着用すべきか。しかし、それでもμメートル以下の微粒子は入ってしまう。マスクをかけることが、発症予防に実効性があるのか、どうか。

微粒子も大きいほど直径の3 乗に比例して放射性原子核を含んでいます。5ミクロンより大きいと鼻毛に引っかかって肺胞まで達しないと言われていますが、ミクロンレベルでは肺胞の壁から血液に入ると言われています。マスクは素の狭い範囲の大きさの放射性微粒子を防ぐだけです。マスクを濡らすとどのくらい効果がありますか?呼吸をしなければならないので宇宙服並みの装備が不可能となると手の打ちようがなくなります。

8、基本的には、内部被曝と言えども、濃度と疾病罹患率、発症率の間には、正の相関はあるのか。

私の意見書に示されているように被爆距離により多少は被曝線量が変化しますが、いずれも内部被ばくです。被曝線量により正規分布で発症率が増加します。

9、本日福島市内で水道から、ヨウ素とセシウムが検出されたが、この飲水は絶対に避けるべきなのか。低濃度であれば、内部被曝の危険性は薄いと考えられるのか。

水源地がどこかですが、大量の水に含まれて拡散した結果が測定されたのだと思います。水源地周辺には放射能測定装置を配置して監視してほしいと思います。上流の監視を全部というのは難しいとしても知れませんが多数の市民の飲料水ですから、市民の中には放射線感受性の高い方もおられるので、水源地の管理は重要です。

10、今後、大気、土壌、水質の放射性物質による汚染が原発周囲を中心に残ると考えられるが、現在の福島原発それぞれの原発から放出されうる放射線物質の量の想定と、その場合、例えば、ヒロシマ原爆後の、放射線物質や残留放射線、チェルノブイリ後の放射線物質と比べて、さて、この関東圏、あるいは東日本には、人間や生き物が暮らすのが、許容されるレベルにおさまるのか、過去の被曝事例と比べて、どのような環境汚染レベルにおかれると想定されるのか。未来に向かって、それはどの程度まで、改善すると考えられるのか。

広島や長崎も何十年もすめなくなると言われました。しかし、8月に原爆が投下され、9 月と10月に台風が襲い、台風の大雨などで放射性物質が流されて台風の後は急性症状の発症が急減しました。これがチェルノブイリ事故の周辺地域の乾燥地帯との違いです。放射繊維よる人体影響は、体内に取込んだ放射性原子核固有の物理学的半減期(たとえばセシウム137 は30 年)、体内に摂取して新陳代謝等を通じて体外に排出して半分になる生物学的半減期、それに環境中から飲食を通じて取り入れる量に関わって、雨風で減少していく環境半減期の3つの半減期で考えなくてはなりません。セシウムの場合生物学的(生理的)半減期は約100 日、長崎の西山地域は環境半減期が約7 年だったとされています。環境半減期は斜面とか湿地とか場所で大きく異なると思います。

11.今回想定させる核種は、主にヨウ素とセシウムだと思いますが、これらの内部被曝に関して、どの程度の低線量で被曝の可能性があるのか、CT より低線量だ、というようなプロパガンダのような解説が跋扈しております今日、具体的に皆に説明する基準があれば、と思っております。

核分裂生成物には数百種類の核種(原子番号と質量数、あるいは原子核を構成する陽子数と中性子数で決まる)が放出され、気体として広がりやすいのがヨウ素です。CT などによる被ばく(X線外部被曝)と内部被ばくを比較するのは科学的ではありません。たとえばヨードは体内に入り血液ないしリンパ液で体内を循環して甲状腺に蓄積して甲状腺機能の亢進症などを引き起こし、また甲状腺がんなどを引き起こします。がんなどの晩発性障害の発症は被曝線量に比例するので、どれだけ被ばくしても良いとか悪いとか言えません。
 急性症状も晩発性障害もいずれも放射線を浴びなければあびないほどよいわけです。
(3 月17 日記)


東日本大地震・大津波と福島原発事故について(増田善信) †

はじめに †
多くの犠牲者のご冥福を祈るとともに、被災者の皆様の一日も早い復興を願っています。強い放射線の中で、「決死的な」放水作業に当たった消防士や警察官、自衛隊員によって危機的な状態からの脱出が出来たように見えますが、まだまだ予断は許さないと思います。その消防士の一人が「自分たちは放射能にたいする専門的知識があるので、その危険がよくわかり、非常に緊張を強いられた作業だった」と記者会見で述べていました。今こそ、原発や放射線に対する正しい知識を持つことが要求されていますが、正しい知識が広く行き渡っていないことを良いことに、適当なごまかしの会見を開く東京電力や原子力安全・保安院などはもってのほかです。安全・保安院は福島第1原発に常駐させていた7 名の職員をさっさと退避させたといいます。本当なら許せないと思います。

原発事故の問題には冷静に対処することが求められています。東電や安全・保安院のように、「安全だ、安全だ」というのは確かに間違いです。すでにロシアは日本駐在の大使館員の一時帰国を決め、アメリカ、韓国は在留の人の80キロ圏からの退避を勧告しています。しかし、同時に具体的な対処方法をいわないで「危険だ、危険だ」と煽るのも間違いです。私たち日本人は逃げていくわけにはいかないのです。私たちが提起している「おそれて、こわがらず」の態度を堅持して、どんな場合でも被害を最小限に食い止めて生き抜かねばならないのです。

そこで、今回の原発事故について私見をまとめてみました。既に他の数人の人に伝えた内容も含まれていますので、重複する部分もありますが、それに最近の事実を加えてまとめたものです。ご批判頂きたいと思います。


1,「放射線の強さは距離の2乗で減る」の間違い †
某紙の「放射性物質どう防ぐ」という記事の中に、「放射線 距離の2乗に反比例」という解説がイラスト付で掲載されていました。しかし、これは不十分というより、間違って取られるおそれがあると思います。

放射線の被害を考える場合は、核分裂物質ウランやプルトニウムなどが核分裂をするときに出す放射線と、核分裂生成物(ウランやプルトニウムが核分裂した結果他の元素に代わって放射線を出すもの)が出す放射線の2種類を考える必要があります。距離の2乗に反比例して弱くなるのは前者で、核分裂している場所から約2キロでほとんどゼロになります。原爆が爆発した直後の被爆者が受けた放射線やJCO事故で作業員3人中2人を死亡させ、工場の周辺の人500人くらいに影響した放射線です。一方、後者は今回の原子炉事故でも既に周辺で測定され、遠く東京でも測定されたと言われている放射線で、福島県産の牛乳、茨城県産のホウレンソに含まれていることが確認されています。すなわち、放射性微粒子による放射線で、最も有名なのがチェルノブイリ事故で周辺に撒き散らされたものです。この放射線は距離とは無関係で、放射性微粒子が風で流され、雨や雪と一緒に降ってきて地域を汚染します。この場合は、放射性微粒子がくっついたり落下したりしたチリや衣服などが問題になり、呼吸や水・食糧で体内に採り入れると内部被曝を起こしますから、外出時は帽子を被り、マスクをするとか、ぬれタオルで口を塞ぐなどし、出来るだけ体を洗う。特に髪の毛を良く洗う、着ていた衣服は直ぐ水洗いする。葉菜類や果物は良く洗ってから食べる必要があります。

ところが、前記の新聞もそうですが、この二つをごっちゃにしている人が多いのです。この新聞も放射性ヨウ素やセシウム、ストロンチュウムの話の後に、放射線の強さが2キロで1キロの4分の1になると書き、イラストまで示しています。放射性微粒子はその時の風によって何処へでも運ばれ、雨や雪と一緒になると、遠く離れたところでも強い放射性物質で汚染された地域をつくります。ところが「距離の2乗で減る」と書くと、「原発から2キロ離れれば大丈夫」という間違ったメッセージに受け取られかねません。

セシウム、ストロンチュウムなど放射性元素は、もちろん、その元素の種類によって、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線のうちのどれかを出し、その放射線自体は距離の2乗で少なくなりますが、問題はそれら放射性微粒子が、皮膚などについたり、体内に入って内部被曝をすることです。そしてその時は主としてアルファ線とベータ線が問題になるのです。内部被曝とは、空気、飲料水、食物などで口から入った微量な放射性物質が、体内で放射線を出し続けて細胞に害を与える結果、がんや白血病などの病気をもたらす現象です。内部被曝で最も問題になるのがアルファ線です。アルファ線は1mm 位の紙でも防げるものですが、体内では1mm の間に何億という細胞が詰っています。従って、この細胞がアルファ線によってダメージを与えられる可能性があるのです。しかし、この内部被曝もそうですが、弱い放射線の問題は、放射線を吸い込んだ人全部が病気になるわけではないのです。すなわち、たまたま放射性微粒子を吸い込むのであり、たまたまその微粒子の1個が肺の先端や、腸壁などにくっつくのであり、くっついた人全部が発病するわけではなりません。すべてのことが、確率的に起るのですから、それほど心配する必要はありません。

原発問題については、危険性を煽るような主張を垂れ流すのは止めるべきです。放射性物質には「恐れて、怖がるな」という態度で接すべきです。ただ恐怖だけを煽っては生きてはいけません。放射性物質は非常に危険なものであることは事実です。従って、その危険性を訴え、病気治療のようなやむを得ない場合は別として、出来るだけ近寄らない。すなわち「恐れる」のです。しかし、同時に微量な放射線の人体への影響は「確率的なもの」です。放射性物質に触れたり当たったりした人の全部が病気になるわけではありません。病気になる人は確率的ですから「怖がるな」です。

従って、「確率を上げるようなことはやってはならない」というのが鉄則ですが、「放射線に当たった人全部が死ぬわけではない」のです。確かに、今回の事故は深刻です。しかし、ある人のように「日本から逃げ出す以外にない」というだけでは解決になりません。ただ危険性を煽る人たちは具体的な解決策を提案しないままで、危険性だけを強調しています。マスコミは「安全だ、安全だ」という人と「危険だ、危険だ」という人だけを採り上げ、私たちのように、危険性を訴えると同時に、どうすれば被害を最小限にすることが出来るかを強調する人はほとんど呼ばれません。ところが「民主的」といわれる人の中では危険性だけをうたえる人がチャホヤチャホヤされ勝ちです。しかし、これでは本当の解決にはならないと思います。


2,ヨウ素剤問題について †
弱い放射能の問題で、最も重要な問題は放射性ヨウ素131とヨウ素剤の問題です。私はチェルノブイリへ3回も調査に行ったので、この問題を深刻に考えています。チェルノブイリでは、原発事故そのものを2日間も公表しなかった上、事故が起ってもヨウ素剤を飲ませなかった、特に子供に飲ませなかったので、多くの子供が甲状腺のがんになり、その後白血病の患者を多発させました。この教訓からIAEAでも原発事故の場合のヨウ素剤の使用を推薦しています。ところが日本では、「原発は危険だ」という印象を与え、原発の推進に影響すると称し、日本政府も電力会社もその配布に反対し続けて、原発から20キロ圏だけにしか配布してきませんでした。そこでここでは、酸性雨調査研究会の訴えを採録しておきます。

日本人は海草をたくさん食べるので、甲状腺に既に多くのヨウ素を貯めている人が比較的に多いが、乳幼児、特に乳児は、放射性ヨウ素の侵入に無防備です。ヨウ素剤を早めに飲ませて、放射性ヨウ素131の侵入を防ぐべきです。放射性ヨウ素131は半減期が8日ですから、放射性ヨウ素131が多くでたという情報があったら、直ぐ飲ませれば甲状腺がんや甲状腺疾患を防ぐことが出来ます。何時飲ませるかは、放射能の拡散状況を勘案して、国や自治体で決めるべきですが、先ず前もって配布しておく必要があります。そのことを関東から以東の全自治体で要求させるべきだと思います。原発の周辺20キロ圏の人たちや、米軍などはヨウ素剤を服用しており、アメリカでは日本からの放射性粒子の飛来に備えて、ヨウ素剤が売り切れているそうです。

ところが、NHKなどは「ヨウ素剤を飲ませろなどと危機感をあおる人がいるが、ヨウ素剤は効果がない」とか、「副作用があるので却って害がある」などといっています。しかし、放射性ヨウ素131は甲状腺に吸収されやすく、甲状腺異常や甲状腺がんをつくりやすい元素です。もし前もって、ヨウ素剤を飲ませておけば、放射性ヨウ素131が来ても体内に蓄積されず、排出されてしまい、甲状腺の病気を引き起こす確率を下げられるのです。

ヨウ素剤は医師の監視下で飲ませるべきだという人がいますが、すでに、原発から半径20キロ圏の市町村には、各家庭、或いは保健所、医院や病院に配布してあり、自治体の指示で直ぐ飲むことになっています。

ヨウ素剤は錠剤で、1歳以上であれば大人も子供も1日2錠、1歳未満は1錠です。甲状腺、腎不全の人やヨウ素アレルギーが明らかな人、妊娠中の人、新生児は医師の指示に従って服用します。また、この程度の微量なヨウ素でも発疹や発熱など軽度の副作用を起こす人がいます。その場合は医師の指示を仰ぐ必要があります。

原子炉は今なお最悪の状態を脱し切れていません。ヨウ素剤の配布はこの1両日が勝負ではないかと思います。飲ませる時期は専門家の意見に従う必要があると思いますが、前もって配布しておくことが必要で、もし不要になってもそれは幸運だったということだと思います。


3,シーベルト †
さて、放射線による被爆の問題でも混乱が起っています。シーベルト/時間とシーベルトの関係です。シーベルトとは、放射線が人体に与える影響の度合いを表す単位ですが、シーベルト/時間とシーベルトの関係は、速度と距離と同じです。亀でも長時間かければそこそこの距離を歩くように、弱い放射線でも長く曝されているとかなりな放射線を浴びることになり、かなりな影響があります。シーベルト/時間は瞬間的な放射線の強さであり、シーベルトは全体の積算された放射線の量です。健康にはこの積算された量が問題になるのです。

今度の福島第1の事故でも、2号機の正門付近で500mSv/h(ミリシーベルト/時間)という強い放射線を測定したと言われていますが、ここで2時間いると1000mSv になり、原発などの作業員は別として、一般の人はこれ以上の被曝は好ましくないと言う量になるのです。一方、ほうれん草の放射線が、160μSv/h(マイクロシーベルト/時間)とすると、6250時間ほうれん草を食べ続けると、1000mSv になります。そんなにほうれん草を食べ続ける人はいないと思いますが、しっかり洗って食べれば、ほとんど放射線を出すチリはなくなっていますから、ほとんど心配はないのです。(JSA 注: 3 月19 日、茨城県産ほうれん草から検出された放射線量は、1kg 当たり最大15020 ベクレル=330.4μSv でした。)

従ってここで、私たち酸性雨調査研究会が提案している、放射線を出すチリなどから身を守る方法を採録しておきます。ただし、主として東京を対象にしていますので、他の地域の人は風向きは、その地方で、放射線のチリの発生源になっている原発の方向からの風向きに直して適用してください。

<天候について>

•東京では、外出は出来るだけ風が南よりか、西よりの日を選ぶ。特に雨天の日は、福島原発の方からの北よりの風の確率が高いため、雨模様の日は出来るだけ外出をさける
•雨にあたるのも避けたい。特に降り始めの雨は、汚染物質を含んでいるので、避ける努力をする
<服装>

•外出時は、放射性のチリをすわないために、マスクを着用する
•髪の毛は放射性のチリが溜まりやすいので、外出時には出来るだけ帽子をかぶる
•放射性のチリを付着させないため、出来るだけ毛羽だった衣類は避け、平滑な布地の服を着る(ナイロン、レザーなど)
•さらに出来るだけビニール製の傘やレインコートを着て、帰宅したら戸外で脱ぎ、水道水で洗う。余りにも汚染されていると思ったら、処分するのも可
•雨天でない日でも、外出から帰ったら、先ず一番外側に着ていた上着やズボンなどを脱ぎ、洗濯機で水洗いする
•帰宅後は露出していた顔、手足を良く水洗いする。シャワーも有効
<食物・飲用水>

•野菜、特に葉野菜の洗浄は念入りに(桶にためた水に何回か水を替え漬け洗い、その後流水で流す)
•ゆで野菜は、必ずお湯でゆでてその湯は流し、電子レンジでの調理はさける
•出来るだけ水道水を飲み、井戸水や(東京ではないでしょうが)池や川の水は避ける。水道水はろ過などの点で、最も汚染物質が除去されやすいと考える。

4,今後の問題点 †
外部電力が復旧して、原子炉と燃料プールへの注水が出来ることを祈っています。しかし、率直に言って、地震と津波の影響で、内部の配線や配管、特に配管に亀裂が起っていて十分な注水が出来ないのではないかと心配しています。

(1)再臨界のおそれ

燃料棒は約4mの長さを持っていますが、1,2、3号機の原子炉内の水位は、それぞれ180cm、140cm、195cmだと言われていますし、燃料プールでも燃料棒が水の上に露出しています。燃料棒は水の中であれば崩壊熱が冷やされますが、露出していると崩壊熱で燃料棒が溶けるおそれがあります。それで今一生懸命になって燃料プールに水をかけているのですが、原子炉の中はこの事故の始めは注水されていました。しかし、どういう理由か十分注水されず、上の数値のように露出している部分があります。この部分が崩壊熱で溶けるのが一番怖いのです。被覆菅のジュルコニウムが水と反応して水素を出すほか、もし燃料のウランが融けて部分的にある濃度以上になると臨界に達するからです。JCO事故は、濃縮ウランをつくる過程で、バケツを使って混ぜているとき0.1ミリグラムという微量なウランが臨界に達し、あのような大きな事故になったのです。JCOと同じようなことが起らないことを願っています。そのためにも、一刻も早い注水が待たれます。

(2)チャイナシンドローム

電力供給が回復されず、今まで通り燃料棒が露出したままであると、燃料棒が融けるようになる。融けると重い金属であるので原子炉の底や、燃料プールの底に溜まる。その場合、今まで空気中に露出していたので、かなり高温になっているおり、残っていた水を蒸発させ、さらに露出部分が増え、悪くすると一挙に水が無くなるおそれがある。すると、スリーマイル島と同じような事故につながる可能性がある。いわゆるチャイナシンドロームである。高熱の燃料棒の塊が原子炉の鋼鉄の壁を融かすおそれがある。スリーマイル島では15cmの厚さの原子炉の壁が融けて5cmになっていたといわれている。放射能を出す熱塊だから、ある程度熱が下がっても、後始末が大変で、スリーマイル島では確か3年後に原子炉の上部を明け、この熱塊を取り出して廃炉にしたと聞いている。とくにこの可能性の高いのが3号炉ではないかと思う。なぜかというと、3号炉はプルサーマルと称して、ウランとプルトニウムの混合燃料を使っているからである。この燃料はウランだけを使用した燃料に比べて融点が低いので、より早く燃料棒が溶け出す可能性がある。

(3)最低3年、悪くすると50年間は注水

このような事態にならないようにするためには、まず一刻も早く注水系を回復させ、水を原子炉や燃料プールを満タンにして、燃料棒が露出しないようにすることである。しかも、その注水は燃料棒が冷えるまでだったら50年も、ある程度冷えて、危険でも処理出来るまでの3年間は注水を続けなければならないのである。4,5,6号機は定期点検中で、特の4号機は原子炉の中には燃料棒がないのかも知れないが、5,6号機はまだ燃料棒が残っている。しかし、4号機は燃料プールの水位が下がっているので、使用中の1,2,3号機はもちろん、定期点検中だった4,5,6号機を含めて福島第1の全部の原子炉をこのように長時間注水し続けることを覚悟しなければならないと思う。人が近づかないように全体を土で覆って、冷却水だけを送り続けるのである。

(4)冷却水は漏っていないのか

3,4号機の燃料プールの問題が浮上して、1,2号機の原子炉にいくら水を注入しても水位が上がらないことはほとんどニュースから消えてしまっていますが、私は水を注水して水位が上がらず、燃料棒がむき出しになっている1,2,3号機の原子炉の水漏れが心配です。

何処かで漏っているのではないかと思います。恐らく強烈な地震の震動で、何処かにひびが入っているとか、配管にずれが生じているのではないかと思います。もちろん、専門家が既に対応しているのか知りませんが、水位を見れば、どの付近で漏っているか分かると思います。原子炉にしろ、原子炉格納容器にしろ、漏っている場所が容器の下の方ならば、やや重い小さな物体、例えば、空軍が飛行機を敵の電波から見えなくする「チャフ」のようなものを入れて注入し、水位の上の方ならば軽い錫箔のようなものを注入し、漏れ口を塞ぐことが先決です。早く漏れ口を塞がないと本当に大変な事態になりますし、廃炉にした後でも上述のように冷却水を注入し続けねばなりませんから、何としても水漏れを塞ぐことが必要です。


5,計画停電は、工場や大きな事務所の休日を輪番制に †
計画停電が実施されています。一番国民が困っているのは電車の運休や計画停電の日時の不定なことです。電車はライフラインと同じです。これを止めるのは問題です。そこで、電車や家庭などの停電をやらなくても電力需給が賄える方策を提案します。

最も電気を使用するのは生産工場です。また、大きなオフィスです。ビルが高層化しエレベーターが増えたためと、OA器機が増えたためです。私は電気新聞から毎日の最高使用電力量を読み取り2007年度1年分のグラフをつくってみました。すると鋸の歯のようなギザギザが出来るのです。それは土曜、日曜は工場が休むので、最高使用電力が小さくなるからです。お盆の頃はテレビで高校野球を見るから電気が多く使われるといわれています。しかし、お盆の3,4日は4,5月頃の最高使用電力ぐらいです。工場が休んでいるからで、如何に工場の電力使用量が多きかが分かります。

そこで、工場と大口のオフィスの休日(土、日に相当する)を順繰りにとって、操業日を平均化することを提案します。恐らくこれで日中の電気のピークは抑えられ、計画停電は必要なくなると思います。

気候ネットの調査によると(2009)、2007年度の温室効果ガスの総排出量の約50%をたった166個の大口の工場とオフィスが排出しています。これは温室効果ガスの排出量で、電気の使用量ではありませんが、ほぼ電気の使用量と比例すると思います。またこの中には、今最も要求されている電気事業が含まれていますので、大口の工場とオフィスの電気の使用量は25%くらいかも知れませんが、大口の工場とオフィスが大量の電気を使用しているのは事実です。そこの休日を順繰りにとらせる方式をぜひ実現させたいものだと思っています。

(2011・3・21)


24. 2011年4月02日 01:38:57: 1V0s9m31x6
副島氏の今回の行動は、菅のかいわれを食べて、安全宣言をしたのと同じ位、
愚劣な行動としか思えない。もう少しまともな人だと思っていたのに残念。
福島原発が、GE製なので、GEに全ての責任を押し付けているようだが、
原発が温度制御出来なければ、炉心融解、臨界の危険を考えるのは、多少でも
自然科学に興味がある者ならば、常識だ。
菅は、東工大を出ているのだ。それとも、カンニングでもして不正入学をしたのか。
そして、大学で何を学んできたのか。
今回の原発事故で、韓国、アメリカ、フランスは緊急援助物資として、ホウ酸を送ってきた。
これは今回の原発事故に対して、三国とも、ホウ酸処理をするしか無いと考えたか
少なくともホウ酸処理をすべきだと認識していた事を意味する。
そして、初期行動としてホウ酸処理をしていれば、何事も起きなかった。
ホウ酸処理は、原発の廃炉を意味する。
当然、私企業としての東電は抵抗するだろう。
従業員ならば、懲戒処分受けるだろうし、取締役ならば、背任で追求される可能性が
ある。
だからこそ、菅が政治決断をしなければならなかったのだ。
その決断を菅はしなかった。
一部に原発導入を推進してきたのは、自民党政権や自公政権だとして、菅政権を
擁護する主張がある。確かに、この地震大国、日本に原発を建設してきた責任は、
自民党政権や自公政権にあるのは確かだ。
しかし、それは菅政権を擁護する理由には到底ならない。
何故ならば、韓国、アメリカ、フランスが危惧したように、ホウ酸処理をして、福島原発を
廃炉にしていれば、その後の事態は全て起こらなかったからだ。
それをしなかった菅政権に今回の事態の全ての原因と責任がある。
菅政権が、3月17日に水道水の放射能汚染基準を、従来の10ベクレルから30倍の
300ベクレルに突然変えた状況の中で、このような見解を表明する副島氏に
激しい怒りを覚える。



25. kanegon 2011年4月02日 01:49:59: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
>私、副島隆彦は、あとあと、どんなに非難されてもいいと、覚悟しました。

自分の安全宣言で体内被曝をきたした放射能障害者がでてもいいということだそうですが。そんな無責任な言葉を信じて原発近くの自宅に帰る福島の人がいるでしょうか?非難されるというより馬鹿にされると言う方が正確でしょう。

>私には、核物理学、放射線医療の、何の専門知識もない。それでも、自分の体で感じて分かります。

何が自分の体で感じて分かるというのでしょうか?原発から500mのところに居ても大丈夫ということでしょうか?

それなら副島さん早く樹脂で原発を覆う作業に参加してください。
それが怖くなって参加したくなくなったから誤魔化しているのか?

>私、副島隆彦が言う。 敢(あえ)て言う。もう大丈夫だから、自分の家に帰りなさい。そして、暖かい布団で寝なさい。


放射線障害について知らないと言いながら自分の体で感じるからみんな大丈夫と言って政府ですら避難するように支持している地域に地元の人までも帰るように呼びかけている。後で放射線障害が出現して非難されてもそれを私は甘んじて受けるとまで言って狂ってしまったのは工作員として失格してしまったからか?

お願いだから狂っても自分と弟子だけがアホなことをするようにしてください。弟子の方々もアホから脱却してせめて馬鹿くらいになりなさいと私は副島氏のように上から視線で言いたくなる。

放射線障害をじかに見なくても調べれば23氏のような情報は得られる。
私は「真の知識人」であり「私の言論が理解できなければ」(翻訳:私に盲従しなければ)インテリではないとまで仰った氏の言葉とは思えない。
副島氏に今送れる言葉は「バカは死ななきゃなおらない。アホは死んでもなおらない。」である。

更には狂ったなりにあくまで東電しか非難しないという無責任ぶり。真の知識人でなくとも、今の情勢には小学生ですら、原発を地震大国日本に作ったのは間違いだと思っていると思う。それを実感しているのは福島の子供たちだろう。
副島氏よ福島の避難生活を強いられている子供たちに原発の恐ろしさを教えてもらえ!

更に東電批判は良いが副島氏の支持する小沢一郎氏とつながりの強い平岩外四の非難をして良いのだろうか?
原発推進に関しては平岩氏だけでなく小沢氏、鳩山氏、そして副島氏御自身も関わっているのではないのか?

死人に口無しとは卑怯なり。副島隆彦。平岩氏は小沢氏とジョン万次郎協会で一緒であり、細川政権時代に小沢氏が平岩氏とつながりが強くそれで経団連を動かして自民党に資金を渡らないようにさせたことがあるくらい協力関係にある。

私は個人的にはフリーメーソン人脈ぐらいつながりが強かったのではと思っているが。

別に細川政権時代に野党の自民党に資金が行かないように小沢氏がしてもなにも卑怯ではない。それが政争であると私は考える。

この事実は森嘉郎やその他のエコノミックジャーナルなどにも記載があります。それ以外に平岩外四、小沢一郎で検索すればこの細川政権時代のことは複数情報としてあります。

実は非自民の細川連立政権ができたとき、小沢は自民党の資金
源を断ちに動いているのです。小沢は自民党政権を終わらせるこ
とを目的として離党したのですから当然のことです。
 何をしたかですが、政治資金規正法を改正して企業・団体献金
を規制し、日本経団連に対して自民党への献金斡旋禁止の申し入
れを行ったのです。当時の経団連会長であった平岩外四・東京電
力会長は小沢とパイプがあったので、平岩会長はこれに応じて、
「献金斡旋中止」を決めています。

http://blog.mori-yoshiro.com/index.php?d=20110309&PHPSESSID=9a48b51d638a31be146b9752e5139a67

http://electronic-journal.seesaa.net/article/145288375.html

死人に口無しかもしれませんが、今回のことを原発全体の問題としてとらえず、東電の問題に矮小化してしかも自分は責任逃れをしている副島氏がこの失言で実際の政治から遠のいてくれることを祈ります。

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小沢一郎事務所では、年に 4回、東京において 『 小沢一郎政経フォーラム 』 を開催しています。

小沢一郎代議士本人が挨拶させていただき、写真撮影等も行っておりますので、毎回大変な盛況をいただいております。

「 第62回小沢一郎政経フォーラム 」 
【 日時 】平成23年4月27日(水)
      開場 10:30 第1部 11:00 〜 第2部 12:00 〜
【 場所 】ANAインターコンチネンタルホテル東京 ( 旧 東京全日空ホテル )
      地下1階 「 プロミネンス 」
      東京都港区赤坂1-12-33
【 講師 】評論家・副島国家戦略研究所主宰 副島 隆彦 先生
【 演題 】『 民の自覚が生まれつつある世界各国の政治 』

講演者変更になりませんかね!

ちょっとアルコールが入ってしまい私の文章自体が支離滅裂で副島調に加え低俗な悪口と原発問題から離れてしまいお許しを。


26. kanegon 2011年4月02日 02:05:55: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
あ、すいません。平岩外四が原発推進派として非難することに対し私は異論は無いが副島氏がそれを言うのどうなのか?論理が矛盾したり今までの彼の利潤から反してはいないか?

その場限りの正義漢面はやめろという意味で批判している。


27. 2011年4月02日 02:42:35: FmB0JlnSpg
原発は、地震大国日本において、日本民族死滅装置である。
今まさに、福島原発大事故は、日本民族死滅のリハーサル。
原発事故は100%許されない。
人間の行為で100%ミスがないなどありえない。
元原発作業員平井さんが血反吐を吐いて書いた現場の実態、
元原発設計者後藤さんの原発設計の脆弱さ、
ひとたび大事故を起こせば計り知れない長期に亘る人的、物的大損害。
放射線の恐怖、すべて霊能力者は覚知している。
覚知していて、この妄言、暴言の数々。
これがまっとうな人間の言葉か!
「西に逃げろ、天皇も京都へ逃げた。」
「決死隊を組んで炉心にコンクリートで覆う。」
「霊能力者として断言する。」「危機は去った。絶対安全だ。」
「この程度の放射能はがぶがぶ食べてもなんともない。」
「福島産の野菜や肉を食べよう運動を弟子とする。」
「福島に住む。」「子供も一緒に連れて被爆地に戻っても安心・大丈夫だ。」
「GEの陰謀だ。許さん。」
原発大災害、原発全廃の核心をスルーするために、皮相的な歪曲化した事象へと論理のすり替えで、霊能力者になり妄言、幻想を吐き続けた。
しかもさも東電、政府、GE、悪人を見つけて正義面して攻撃するだけ、御用学者よりたちが悪い、悪質だ。

先ずは、弟子ではなく、貴兄の妻や子供、親戚、知人、友人一同引き連れて、放射能をがぶがぶ食べて、福島産の野菜をもりもり食べて、震源地に近い家に戻って住みなさい。武士に二言無し。必ず炉心に特殊シートをかぶせに行けよ。


28. 2011年4月02日 09:12:01: Xo4xXroWVg

> もし、原発の周辺は、危ない、危険だ、体内被曝(たいないひばく)が、恐ろしい、「安全だ、と言った、原子力安全・保安院の西山は、とんでもないやつで、許せない。あの頭は、かつらだ」とか、言っている人間たちは、遠くから、そういうことばかり言っていないで、一度でいいから、現地に来なさい。仕事が忙しいとか、自分は、現地に行く掛ではない、とか言ってないで、来なさい。

 特に、核物理学と、放射線医学の 学者、専門家は、今すぐ、事故を起こした原発の周辺に来るべきだ。来て、自分の専門の器具を使って、どんどん、正しい数値を測定すべきだ。自分の主張や、理論の根拠を、東電のものを使っていて、それで、「危険だ、危険だ」と言って、自分が、何か、大変優れた、頭のいい人間のふりをするのはやめなさい。今すぐ来て、あらゆる種類の、精密な数値の測定をやるべきだ。私が、双葉町で待っていてあげます。 

 誰も止めはしないよ。現地の警察も、消防も、自衛隊も、誰も邪魔はしない。 どんどん入って来なさい。


29. kanegon 2011年4月02日 09:20:42: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
>私、副島隆彦は、今は、東電や、日本政府までも含めて、世界中から見たら、哀(あわ)れな日本人であり、原発の事故の重要なデータ作りの生体実験のモルモットにされた国民(民族)だと、思っていますから、非常事態ですから、あまり、同じ民族どうして、いがみ合いや、責任の追及をやっている時期ではないと、思うのです。

あのね〜日本人は、原発事故以前に原爆を落とされて放射能障害のモルモットにすでにされているでしょう。原爆で被爆した日本人の患者データからあのμSVとかmSVとかでどのくらい身体障害がおこるかという目安がでてたんでしょうが!

(チェルノブイリの被爆者からのデータも含まれているがアメリカはそれ以前からデータを取っていた。だって呉にアメリカ軍の病院があり私の義理の叔父はアメリカ留学準備で放射線科医としてそこに働いていたことがあるから知っている。)
その目安すら無視するとは何様だ。

その上第五福竜丸事件があって日本人には原発アレルギーを持っていたのに、石油ショックという情報操作をされて、原発を推進されたんでしょ。その原発利権派であるJ.ロックフェラーを絶賛して小沢一郎を支持しているとデマゴギーを振りまいたのがあなた、副島隆彦じゃないですか?

非常事態だからあまり同じ民族同士いがみ合いや責任の追及をやっている時期ではないって言ってもデマを振りまく人間は責任の追及をされて、表舞台から退場すべきです。私自身は副島氏はこれから原発の樹脂かぶせの作業に行くことを強くすすめます。こんな人が震災復興に役に立つ訳が無い。

他の方々が指摘されているが、間違ったことを言ってでも自分は霊能者、預言者と言いそれで事が済むかと思っていたら今回福島にいってやっぱり福島の野菜は食べるべきではないと思ったら謝罪するどころか、自分は素人だから非難されても構わないとはあきれた人物だ。

政府の対策は後手後手と世間では言っているが副島氏は政府より悪く放射能問題についてかく乱しているとしか言いようが無い。

>東電の歴代幹部たちが、木川田一隆(きかわだかずたか?)から、平岩外四(ひらいわがいし)、荒木(あらき)、那須(なす)、そして、今の勝俣(かつまた)に至るまでが、「裏の財界天皇、電力・エネルギー経済人のドン」として、国民政治まで壟断(ろうだん)して、政権政治家(大物政治家)たちまで操(あやつ)って、自分たちのいいように、原発推進(さらには、プルトニウムの蓄蔵による、核兵器の保有の秘密計画。自分たちでは、民族主義者の愛国派を気取った)してきたことを知っている。さらに元凶は、やはり、正力松太郎(しょうりきまつたろう)であり、中曽根康弘であり、渡邉恒雄(ナベツネ、読売CIAのドン)である。

まずこのことを指摘していたのは副島氏の弟子のアルル氏が指摘していたがその内容は2008年有馬哲夫氏の「原発・正力・CIA」新潮文庫刊で証明済みである。いまさら何なのだ。しかも、東電や東芝、日立が悪くない例としてJAL123便を例に挙げているがあれは大雑把にいうとプラザ合意を了承させたかったアメリカ側がJALを追撃して脅したということだと思いますが。(もっと深い話は研究者がいらっしゃるのでこれ以上123便について言及しません。)

そんな例え話を羅列して自分のいい加減な発言を誤魔化し責任転嫁したりけむに巻く副島氏は自信の胸に手を当てて良心が存在するかどうか考えてみてください。

私の考えでは、福島の人で原発近くの避難指定地域に居住していた人が再度そこに帰るならばまず、放射線障害に関しての知識を得てそれから熟考した上で放射線障害が生じても良い。自己責任であるとご自分で覚悟された上で戻られるべきです。
そのためには現時点では避難しておく方が適切だと私は思う。数年してその覚悟ができた人が自己責任でご自分の住居に戻ればよいと思います。

副島氏の原子物理学素人でも霊能者で預言者で体感したら放射能障害が起きないと豪語する変な山師の言うことは聞くべきではないです。

 こういうことを書くと、「東電の責任追及の重大さを忘れた、間違った知識人」として、先々、私は、糾弾されることになるだろう。それでもいい。 私は、もうそういう小心者の考えは捨てました。


30. kanegon 2011年4月02日 09:45:11: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
>Xo4xXroWVg
部分的に副島氏の文章を貼りつけているだけであるが、同意されているのだろうか?

そうと仮定して意見させて頂く。

副島氏は東電が正確な放射線量を発表していると認めているのだろう?

なぜ、

>核物理学と、放射線医学の 学者、専門家は、今すぐ、事故を起こした原発の周辺に来るべきだ。来て、自分の専門の器具を使って、どんどん、正しい数値を測定すべきだ。自分の主張や、理論の根拠を、東電のものを使っていて、それで、「危険だ、危険だ」と言って、自分が、何か、大変優れた、頭のいい人間のふりをするのはやめなさい。

と専門家を批判するのか?副島氏の論理に矛盾がないか?
例えお抱え学者でも、今後の福島原発の問題解決に役に立つのは副島氏より専門家の方だろうが。

専門家は放射線障害の危険性を実際知っている人も多い。副島氏も一度癌にでもなって放射線でも照射されてみれば良い。

子供まで事故を起こした原発に帰れという副島氏は人口削減計画にでも加担しているような発言である。

もしXo4xXroWVg氏の投稿の意図が違うならば申しわけないが、何も自分の意見を表明せず、副島氏の文章を部分的に貼りつけているならその論旨に同意していると見なされるが?


31. 2011年4月02日 10:26:00: Xo4xXroWVg
副島は現地に足を運んで、東電発表のデータを再知見した。
それをしない、そして既存のデータ使ってあれやこれや言い立てる「専門家」を批判する。

どこに矛盾があるのか?kFC5TEBIb6。


32. kanegon 2011年4月02日 10:59:34: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
東電でデータができて副島氏が再確認したらそれでいいのではないか?

なんで再度危険と判断されている専門家が入らねばならない?

霊能者で預言者で真の知識人の真のインテリの副島隆彦は東電のデータは正しかったと裏付けしているのになんで何度も裏付ける必要がある?

矛盾しているではないか!

学者はデータ集積するだけでなくそこから理論と方針、対策などを決定しなければならないんだよ。

副島氏と一緒に被爆する必要がどこにある。

自分がある程度被爆しているからといって他人それもその後の復興に必要な知識を持つ人物達も巻き込むのは愚の骨頂だ。

副島氏が正確なデータだと認めている東電のデータから対策を考える専門家にたいして現地に来て測定せよと言うのは副島氏が福島に居てデータを測定し続ける限り別に言う必要ないのではないか。だから矛盾しており他人まで健康被害に巻き込もうとするような愚かな奴だと非難しているのである。

私は専門すべてを信用しているのではない、その中で信用できる人間は現地に行かず健康を維持して将来の日本に最良な対策を立ててもらいたいと言っているのである。

福島で放射線量を測定して更に今後の原発をどうするか具体的な対策を副島氏が立てられ対等に議論できる能力があるなら専門家に測定に来いと挑戦するなら私はこんな駄文にここまで怒りを感じないが。

Xo4xXroWVgこそ文章貼るつけるだけでなくご自分の意見をもっと表明されたらどうか?


33. 2011年4月02日 12:01:39: Xo4xXroWVg
「専門家」もしくは「科学者」は分析だけして他人の示したデータを「狂信」しろ、ってか。
てめぇらだけ安全な施設で安全な飯食いながら。
それもkFC5TEBIb6自身がほとんどキチガイ扱いしている副島隆彦が集積してきたデータを基に。

語るに落ちる、とはこのことか。


34. 2011年4月02日 13:29:57: 6sYHANMzlQ
副島隆彦は、東北や関東の人たちを放射能で被ばく死させることに加担した殺人者である。彼は、米国・国際金融資本・原子力産業に魂を打った売国奴として、歴史に名を残すであろう。

35. kanegon 2011年4月02日 18:03:20: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
>Xo4xXroWVg


>[専門家」もしくは「科学者」は分析だけして他人の示したデータを「狂信」しろ、ってか。
てめぇらだけ安全な施設で安全な飯食いながら

だから言っているだろう。放射線障害ってのは現実にあるんだって。そんな障害がなければ専門家も現地に行ってるって。放射線障害なんて素人だけどないよ〜安全安全っだって私の霊能力で体で感じて安全て勝手に言っているのは副島氏だけじゃないか。

自信過剰の副島自信が集積したデータは副島自信信用できるのだろう。それとほぼ同じ値のデータで分析対策を立てる学者に副島が不信感を表明し、なお、現地に測定に来いと言っている副島自身が矛盾しているということだ。

当然学者は東電のデータを信頼して計画対策を立てているがそのことに対しては私は異論は無い。

読解力が無いとはこのことか。はぁ〜。

それにテレビで公表されている以外の事実を専門家達は伝えられそれに対して対策しているだろう。副島氏より放射線量や放射能物質の飛散分布などの解析の情報は与えられている可能性が高いと思うが。


急性放射能障害が無くとも、国が避難勧告している地域に入れと言っている副島はJ.ロックフェラーの手先で穏やかな人口削減推進者である。

もう、こんな馬鹿にジェイもきっとこれから情報を渡さないだろう。利用価値ないもんな。小沢派も副島氏とはさっさと手を切った方がよいようだ。


36. 2011年4月02日 18:39:06: Xo4xXroWVg
なんだ。
「だろう」「だろう」の電波野郎か。

福島にくれば、って表明してるだけで「副島はJ.ロックフェラーの手先で穏やかな人口削減推進者である。」。
 爆 笑。

「原発は安全だ」と何万回も繰り返してきた「専門家」や「科学者」どもの方が、よっぽど「人口削減推進者」だよ。
スリーマイル島災害型でもチェルノブイリ災害型でもない、前代未聞の四ヶ所同時原発災害、「本物」の科学者なら嬉々として生データ自ら取りに行くわ。
世界初の事象を自分の冠付きで収集分析出来るんだから。
まぁ子飼いの科学ワンちゃんどもは、安全地帯からあたえられたデータ喰らってキャンキャン吠えるだけってことですか。

あーあ相手して時間損した。


37. 2011年4月02日 20:18:30: E2iqoJdWGQ

>25 マジですか?副島氏が、政経フォーラムの講師。
   さすが、平野貞夫氏にスリ寄り、実績を確実に積み重ね・・
   この後、どうするのかなあ?怖いわあー。怖い。
   化けの皮、どのあたりで剥がれるかなー。

38. 2011年4月02日 22:07:32: mip6awASMk

ネットゲリラ/「チェルノブイリ越えで御用学者も手のひら返し」拡散希望!!



39. kanegon 2011年4月02日 23:19:29: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6

>それにテレビで公表されている以外の事実を専門家達は伝えられそれに対して対策しているだろう。副島氏より放射線量や放射能物質の飛散分布などの解析の情報は与えられている可能性が高いと思うが。

と表現した私の表現があいまいで「だろう」「だろう」の電波野郎扱いということですか。私は科学者ではないが自分で確認したことはないが医療従事者として知っている放射線知識がある上で自分で確認していないデータについて「だろう」と表現しただけである。医療従事者のサイトでこのレベルは議論にならなかったので説明不足であることは否めないが。でも私なんぞより専門家もっと説得力のある意見
仰っているがそれは口外できない専門職のm某というサイトなので書けない。

それなら副島氏の方がいままでご自分のサイトで「だろう」ではなくどうみてもこちらが真実だろうということも断定口調で仰られている。

ほう、責任転嫁か?という語るに落ちたという言葉を軽く使う読解力の低いXo4xXroWVg氏にご理解できるかどうかは不明だM某サイトの登録者には理解できるであろう。

語尾に推定口調であることだけが落とし所というのは情けない。まったく情けない。

副島氏は原発問題だけでなく、小沢一郎がJ.ロックフェラーに日本の王と認められるなどの良く分からない文章でもある。それが疑問だと思ってもそのことについて部分的に副島氏が意見表明したのは月刊フナイというマイナー月刊誌のみでえある。



40. 2011年4月03日 06:33:30: oPXZ19qY9w
08.
みたいに簡単に洗脳されちゃう人が出てきてしまうんだから、副島さんの罪は重い。
子供まで巻き込むのはいかがなものか。

こうした「原発の周囲は安全である」などといった明らかに科学的知見に反する風評こそ取り締まるべきである。


41. kanegon 2011年4月03日 10:36:34: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
>37氏
そーなんですよ。困ったもんでしょう。4月27日に副島氏が講演なんかしたら小沢一郎氏が褒め殺しされてしまいますよ。

その昔竹下登元総理が右翼に褒めごろされたことを思い出します。

副島氏が政治に実際に口出ししようと意欲満々の文章もありますので楽しみにしてください。
>40氏全くそのとおりです。

FmB0JlnSpg氏大量の資料の投稿有難うございます。勉強になります。


42. 2011年4月03日 10:50:46: FmB0JlnSpg
41氏、下記をお読みください。
日本国民見殺し政府、御用学者、マスコミの情報操作に乗せられて、のんびり平和ボケのわたくしたち日本国民がいかに、愚かだと言うことがはっきりわかります。5年、10年後には確実に白血病、がんが爆発しています。まず100%間違いありません。本当に愚かな政府、電力産業、御用学者、マスコミ、日本国民。原発事故による放射能汚染は、日本国民全員の生死の問題です。右翼左翼イデオロギーも政党も何もかにも関係なく、わたくしたちすべての国民の生き死にの問題です。5年、10年後で、今は影響がないから、構わないというのでは、未来の日本を背負ってたつ子供たちが可哀想過ぎます。

4月2日東京新聞によれば、ロシアは旧ソ連時代から原子力潜水艦の核廃棄物などを1992年まで日本海に海中投棄していたことが明るみに出て、国際的な批判を浴びたが、その総量は700テラベクレル(700兆ベクレル)に上ったという。

 ところが、福島第一原発からの放射性物質の放出は、23日段階で「毎時400テラベクレル」に上り、すでに10万テラベクレルを超える量を放出したというのである。なんと、国際的な批判を浴びた旧ソ連=ロシアが何年間にもわたって海中投棄した核廃棄物の放射線量をわずか1時間45分ごとに放出している計算であり、これまでに旧ソ連=ロシアが海中に投棄した放射性物質の143倍もの量を放出しているのである。しかも、事態収拾のめどはいまだに全く立っておらず、注水を続けている原子炉と核燃料プールには亀裂が生じているため、そこから常に汚染水が漏出しているので、放射能汚染水は今後も増え続けることは確実であり、現在でも「薄めて海に流すのも選択肢のひとつではないか」という考え方が根強いとされる原発事故処理関係者が、こっそり、もしくは公然と海に放射能汚染水を海に垂れ流すことは確実ではないかと思われる。

 政府と東電は「海は広いから放射能は拡散されて低くなり人体に影響はない」と言い続けるだろうが、これほど大量の放射性物質が海に流出するのは地球史上初めての事態であり、今後長期間に亘ってどのような影響が生じるか、現時点では誰にも正確にはわからないだろう。これはもはや、日本人や現在生きている世界の人々に対してだけでなく、地球上の生物や将来世代の人類も含めた地球全体に対する犯罪である。

 フクシマから放出される放射性物質の総量は、最終的にはチェルノブイリをはるかに上回ることはほぼ確実だろうから、放射能汚染による被害もチェルノブイリを上回るだろう。政府は今後も「直ちに人体に影響はない」と言い続けるだろうが、当たり前である。影響が明らかになるのは数年後だろう。これまでの最悪の放射能汚染であったチェルノブイリ原発事故から10年後、NHKは「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ事故から10年〜」という番組を放送したが、そのなかで、「チェルノブイリの原発事故がもたらした放射能の人体への影響は、10年という歳月を経て風化するどころか逆に深刻さを増しています。長い潜伏期間を経て癌や白血病などが急増加し、放射能の影響は脳にまで及んでいることがわかってきました。チェルノブイリ原発事故による放射能人体汚染は10年という時を経て我々の前に想像をはるかに超える姿を見せ始めたのです」と述べている。そして、チェルノブイリから半径600キロの範囲の汚染は深刻でその面積は12万平方キロ、日本の国土の3分の1に及んでいるが、未だに780万人もの人々がこの地域で暮らし、放射線を浴び続けている現状を報告し、「放射能が直接影響したと考えられる健康被害は認められず、今後起こり得る住民の健康被害は、癌または遺伝性疾患の増加があったとしても、自然による影響と見分けることは困難であろう」とした国際原子力機関(IAEA)のチェルノブイリ事故報告書(1991年)を、具体的で深刻な事実によって反証している。

1.http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI

2.http://www.youtube.com/watch?v=gFOxGGdzfn8&feature=related

3.http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA&feature=related

4.http://www.youtube.com/watch?v=tsE0CqvuifE&feature=related

 しかし、そのような原発推進派の国際機関であるIAEAでさえ、福島第一原発から40キロ離れた福島県飯館村の土壌から検出された放射性物質はIAEAの避難基準の2倍に達しているとして、日本政府に避難指示の再検討を促したにも拘わらず、日本政府は「今の時点で健康に影響が及ぶような状況ではない」として避難指示を出さなかったのである。

 しかし、藤田祐幸氏によれば、飯館村で検出された土壌汚染は1平方メートル当たり326万ベクレルで、これはチェルノブイリ当時の強制移住基準とされた同148万ベクレルの2倍以上の汚染であり、後に引き上げられた強制移住の基準値である55万8000ベクレルの6倍もの汚染であるという(数値は京大原子炉実験所・今中哲二氏の計算による)。

http://www.youtube.com/watch?v=3UAY2oXyInk

 また、「憂慮する科学者同盟」は、IAEAの計算では、飯館村で測定されたセシウム137の土壌濃度は最大で平方メートル当たり3.7メガベクレルであり、ソ連が1990年に設定したレベルは平方メートル当たり1.48メガベクレルの2倍をはるかに超えていると指摘し、「今や、日本の当局が緊急避難区域を原発からわずか20キロに制限しているのは怠慢であることは、あまりにも明らかである」と述べている。

http://allthingsnuclear.org/tagged/Japan_nuclear?utm_source=SP&utm_medium=head&utm_campaign=sp-nuke-head-3%2F13%2F2011-pm

 上記のNHK番組によれば、チェルノブイリから遠く離れ、汚染度も低いと思われていたポレーシア地方ゼルジンスク村では、10年後に測定した土壌の放射能は1068ベクレルで、飯館村の3000分の1以下にすぎなかったが、住民の被曝量は汚染のひどい地域の被曝量と変わらなかったという。それは土壌から吸収された放射性物質が牧草の中で濃縮され、さらにそれを食べた牛、牛乳、人間と次々と放射能が濃縮されたためであった。

 チェルノブイリの周辺で起きたことは、数年後には日本でも必ず起こるだろう。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1303:110403〕


43. kanegon 2011年4月03日 11:58:20: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
月刊フナイ2011年3月号 誰も書かない世の中の裏側37 日本の外交@ 副島隆彦より

この記事は副島氏が原稿を書いている訳ではなく、高岡編集長という女性の編集長のインタビュー形式になっている。
前回陰陽五行のことを書いていたが4回の連載中3回が歴史の話であり、最後の1回が陰陽五行の話になっていたが、今回はインタビュー形式なのである程度テーマが絞られている。

高岡: 編集長の高岡です。日本はアメリカと中国、韓国、北朝鮮、ロシアなどと海を介して隣接しています。そのなかにあって国益を損なわないように他国の共存共栄を図っていかなければならないと思います。この点で在野のシンクタンクである「副島国家戦略研究所」の主宰者でもある副島隆彦先生はどのような国家戦略をご提案されているのですか。大きなテーマではありますが、私のレベルの頭でも分かるように、分かりやすくお話頂ければと思います。

副島:編集長に「日本は自前の国家戦略を持たねばならない論」を2011年のいまごろ言われてもねぇ。せめて5年前に言われれば何とか答える気になったけど、いまごろ急にあなたに言われても、本当の困る。だって、私という人間が20年前から入ってきたことです。
 だから、ナショナル・ストラテジー、国家戦略のお話なんか、今『ザ・フナイ』用にやることじゃないんです。読んでいる人たちの種類が違う。私はいま幻冬舎新書から『占い師への道』(仮題)というのを書いているんです。占い師というのはどういう人たちか。
 たとえば、何で女と経営者は占いが好きなのか、という重要な問題がある。それを一所懸命考えているの。
 いわゆる「おとこおとこ」系である僕らは占いなんて生まれてこのかた考えたこともなかった。ところが私のまわりにいる女性たちで、しっかり者で、きちんとしたタイプの人たちでも、ぽろっと本音を吐くんですよ。「私占いが好きです」とか、「占いやっています」とか。私はいよいよ、いまからスピリチュアルの精神世界というところにすーっと入っていく人たちのことを考えて、私自身は今さら占い師になることはできないけれども、「国家占い師」にならなれる。私が15年自称してきた「国家戦略家」を「国家占い師」という言葉に呼び変えてもいい。
 そしたらわかるでしょう。大事なことは“近”未来予測なんですよ。予測(予言)をあてなきゃいけないんです。はずれたらダメなんです。言い訳してもダメ。どうせ検証されてしまう。半年後、1年後、2年後でも。嘘を言ったらダメという問題と同じことでね、外れたらダメなんですよ。占い師は。
 それで、私は4年前に金融の大暴落を当ててからこっち、金融・経済評論家としてはそれなりの立場にある。あの頃、私は預言者になるって宣言したんですよ。『ドル覇権の崩壊』という本で。
 それで、予言者といったら何かといったら二通りの言葉があってねプレディクターという言葉奈「予め、時間的に近い将来に起きること」を言って、そして当てる人。もう一つ、プロフィットは「神の言葉を人々に伝える人」なんです。私は最初のほうはプレディクターで予め近未来のことを話すという人間なんですね。1,2年以内の近い将来のことを予言してそして当てること。これがものすごく大事なことだ。そうすると、それは東洋の思想でいうとやっぱり「占い」なんですよ。すなわち易学です。この易学のことをまだ、ほんのちょっと調べた程度ですけれども。

高岡:予言を強力な影響力を持つ人が公言していることで、一般人の集合意識がその予言の内容に向いてそれが実現するという要素があると思います。明るい予言なら実現することが望ましいですが、逆にその予言が実現してほしくない、別の方向に変えたいと強く思う人たちが出てき場合には、それを回避する方向に層年と行動をはたらかせる。そうすると予言というのはあくまでも「いまの相念やいまの行動でそのまま突き進んでいくとこうなるよ」というものであって、それを公言することで集合意識体の母体に影響を与えてしまうものだと思うんです。
 近未来予測を当てるのも大切ですが、「いまのままで行ったらこうなりますよ。こういうことを避けたければ、こっちに舵を切りましょうよ」という提言の方がマクロに見たら、より重要ではないかと思うのです。

副島:あなたが何を言っているのか私にはわかりません。そんなことを言っていたら、予言ははずれるんですよ。

高岡:いくつかの可能性のある近未来予測を立てて、Aになるのを避けるためにはこれをやろう、Bになるのを避けるのはこれをやろう。Cになる可能性があった場合はこういうふうにしましょうというお話をうかがいたいのです。

副島:どうすべきか、ということを言ったらはずれるのです。それは予言ではない。なぜなら、自分がいやな、そうあってほしくないことであれ、何であれ「そうなるんだ」と言うしかない。希望、願望、夢なんか捨てて、明確に、こうなっていくと言って、私は予言を当てた。当ててからしか評価されない。他にはまったく私は評価されてこなかった。馬鹿みたいな、夢みたいな、くだらないことなんか考えたこともない。私は、自分が一番いやなことであれ、何であれ、仕方なくそうなってしまうことを予め言って、それらが現実に実現ときに人々は私を評価した。それ以外のことで世の中の評価なんか一切ありません。
 嘘ばっかり言って、夢ばっかり振りまいて、はずれた人間はろくでもありません。そういう人たちは消えてなくなるんです。職業として成り立たないんです、そういう人たちは。消えていなくなるのみんな。

高岡:「副島隆彦の学問道場」にある「副島国家戦略研究所」の所長からのメッセージのなかに、「国家戦略とは近い将来に起こるあらゆる不測の事態に備えて、それに対応できるように想定的に何百個もの理論と対策に予め作っておくこと」とお書きになっていらしゃいますが。・・・そのことに興味があるんです。

副島:対策(戦略)を立てるには、資源と取材と情報にお金がかかるんです。私はそんなものをやらせてもらえません。私の「副島国家戦略研究所」は今7,8人の人間がご飯を食べていて、弟子が50〜60人います。生きるのだけで精一杯みたいな状況なんです。彼らに研究員の肩書を挙げてなんとか本と文章は書いて発表し続けているけれども、近未来予測をするまでのお金と資源と資材が何もない。
 対策(国家戦略)を立てるには、予算をもらって、それなりの方策を立てるようにならなきゃ無理です。私はまだそのような立場になっていません。

高岡:理論上は立てられますよね。実際に人々を動かすとなるとお金も要るでしょうし、国家の中枢の人が司令塔にならないと形にならないと思いますけど。

副島:だから、国家の権力を握る司令官(首相)に小沢一郎がなるべきだと私はずっと言っている。足を引っぱるのが多くて彼がなれないから、私が国家戦略家として政府に迎え入れられないじゃないか。それだけのことで、可能性はまだあるよ。「小沢一郎大嫌い」とか言っているのがそこらに山ほどいるからどうにもならないんです。司令官になる人、国家の権力を握る人が私を採用してくれない限りは、国家戦略家と言ったって、意味を持たないというのはわかりますか?そうすると在野にいて、お金もなくて、ただ本だけ書いて、それが売れて生活をしている私としては、自分が言ったことが当たればいいんです。冷酷に、突き放したように「どうせこうなるよ」と書いたことが当たることが最重要課題なのです。

高岡:その司令官への助言者に副島先生がなられた場合には、どのような戦略を打って出るのか、ということなんですが。

副島:日本は中国と仲良くしていくしかほかにありません。
   とにかく中国が大嫌いみたいなことばかり言ってる金持ちや経営者たちが山ほどいる。だから、この国はアメリカの属国のままで、もっともっとアメリカに金を吸い取られ貧乏になっているんです。まだまだとことん痛い目に遭わないとわからないでしょう。アメリカに騙され続けたまま、アメリカの悪口は一言も言わないで、中国人が日本に襲いかかってくるみたいなことばっかり言うから、だから日本は経済成長もできないんです。中国人は恩義を大切にする国民ですから、今のうちに中国と仲良くしておけば、中国が日本を属国化することはない、という予測を私は立てているのです。
 日本がもう1回、経済成長するにはアメリカから離れなきゃいけないんです。ところが、日本の金持ちと経営者たちはアメリカにしがみついて離れたくないそれが一番大きな障害なのです。
抜粋終わり


インタビュアーと副島氏のちぐはぐ感がなんとも言えない記事ですが。
自称予言者発言は一体どういう考えからきたのか?ということが書いてあったので長文化してしまいました。

細野氏が原発問題が収束するのは少なくとも数カ月とのこと。予言者はどのような近未来予測をされるのでしょうか?


44. kanegon 2011年4月03日 12:03:44: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
FmB0JlnSpg 様有難うございます。はやり政府発表よりひどい放射能汚染ですね。
今後の地球の生態系がどうなってしまうのか?何と言ってよいのか・・・。

私はこの副島氏の記事を政治板に投稿したのは政治に口出ししたいペテン師副島氏に警鐘を鳴らすつもりでしたが。


45. 2011年4月03日 18:32:01: dkUVJJw8XY
http://www.kanshin.com/keyword/3712464

崎山さんが分かりやすく解説していますよ。
今も、CSに出演しています。


46. kanegon 2011年4月03日 20:04:45: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
>45様有難うございます。

崎山氏の冷静な正確な情報が大切です。

このような説明を聞いた上で帰宅するかどうか、熟慮すべきです。

それに、FmB0JlnSpg 様の提示してくれた資料からみると野菜は刈り取ってしまいさらに耕作すると土壌の放射能汚染が悪化するので副島氏が書いているように今年にできた野菜をがぶがぶ食べるというのは良くないみたいですね。

素人の副島氏の化けの皮が剥げてきているようです。

J.ロックフェラーの擁護論を投稿しましたが記事内容の編集を間違った上での投稿ミスで削除を依頼しています。

震災前の副島氏のインタビューですが、それにしても偏向がひどい状況です。

お見苦しい投稿記事ではありますがそれでもよかったらご覧ください。

まあ、本当は政治板に放射能汚染や原発事故について素人発言をする副島氏なんぞのことを投稿するよりもっと大事な記事が一杯あるんですけどね。

でも小沢一郎が総理になったら自分が国家戦略大臣になったらよいとは・・・。

http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/129.html


47. kanegon 2011年4月04日 02:40:57: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/695.html

御知らせ掲示板で副島隆彦氏関連の投稿もカルトか昼休み板のみの投稿となりました。

現状からいくと妥当だと思います。

私が今後阿修羅掲示板で副島氏の批判をするとしたらカルト板です。

FmB0JlnSpg様や dkUVJJw8XY様など有用な情報を投稿していただくのでしたよろしくお願い申し上げます。その他活発で痛快なコメントや副島支持のコメント投稿など楽しませていただきました。有難うございます。


48. kanegon 2011年4月05日 05:08:56: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
副島隆彦学問道場の重掲より抜粋


[359]報告文に感動! 投稿者:ハル(2505) 投稿日:2011-04-03 14:26:51


ぼやき「1207」原発の避難者の皆さん、子供もつれて自分の家に帰りましょう。もう、大丈夫です。安心して下さい。と、私は、言い続けるしかない(報告文10)。副島孝彦 2011.4.1

を読んで、今迄にない程の先生の覚悟を感じました。私はトィッターとかで先生のこの報告文に対して強く非難してる人を見て残念でした。その方も原発反対でいい情報も流している方ですが、やはり土人の域をでない人なんでしょうね。

私は先生のこの報告文を読んでどこに非難される点があるのか不思議です。私には先生の原発やそれを進めて来た政府や東電に対する怒りがもう人間としての限界を超えて、仏の悟りのような気持ちでこの報告文を書かれたとしか思えません。自ら危険を冒してまで現地に入りラチオで量られた最も合理的な結論を出されたのだと感じました。

私は先生の読者(今日からは信者かも)になってもう何年もなりますが、本当に大切な事を多く教えて頂きました。今日先生のこの報告文を読みながら先生がまるでキリストが蘇った様にさえ見えました。

抜粋終わり

副島氏が福島の原発に向かったこと自体はご本人自身は決死の覚悟だったろう。それは認める。

東電、原発を推進した政府に対する怒りは誰でもあるだろうが、その根本はそれこそ、副島氏が指摘した日本がアメリカの属国であり、J.ロックフェラーによって推進されたのではないか!

それをジェイは人が良いだの、ぼんぼん様だの日本と対等に付き合おうと思っているいい人だの、ロックフェラー一族の現総帥なのにアホみたいに持ち上げて、良くそんなことを言えるな。

「次の覇権国は中国だとロックフェラーが決めた」という翻訳本を出しその後ジェイ.ロックフェラーをほめちぎっている時から氏は買収されたと感じていた。

むしろ副島氏の福島の自宅に帰れと住民をミスリードしたり、(そりゃ、原発避難民は可哀想ですよ。)ガイガー測定機も無い状態の会員を福島にこさせたりしているのはジェイに裏切られて(GEの冷却装置が粗悪品で無理やり付けさせられたことを指す)絶望しているのではないか?絶望したら周囲を巻き込んで心中するのか?

それをキリストのようだと言える会員や「忙しいから相手できない。福島に来い」と言って会員を福島に来させるのは学問道場はすでにカルトだ。

http://www.youtube.com/user/poppletvch#p/c/4/RpXZ1Aal1NI

国家戦略大臣を希望とか、自分は事実しか信じない冷酷な人間なぞ言って、これが本当ならどう、責任をとるのだ。

まあ、この情報源どこまで信用するかは何とも言えないが、ロックフェラー一族はやっぱり日本を属国としか見ていないという観点を信じる私としてはこちらの方が副島氏より信用できる。




49. 2011年4月05日 09:59:55: oPXZ19qY9w
副島さんは、もう福島にお住まいでいらっしゃるのでしょうか?
地魚など召し上がりましたでしょうか?
安住の地に落ち着いて、最愛の弟子とペットに囲まれ、おいしい肴で一杯。
うらやましい限りです。

50. kanegon 2011年4月06日 07:28:17: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/page:1

副島隆彦学問道場の掲示板で原発近くの見捨てられた動物達の写真をみると危惧するものがあります。

私は専門家ではありませんが、動物達の中にガリガリに痩せているもの、脱毛しているものがいます。

この動物達が載っている記事はNo,355、No.378ですが、痩せているのは餌が無いのもあるでしょうが、内部被爆の障害に下痢もあります。

なお、脱毛も放射線障害にあります。ストレスかもしれませんが。

猫はともかく、犬は飼い主が取りあえずリリースされた場合もあるでしょう。彼らは地面の匂いを嗅ぎ雑草と一緒に土を舐めたりします。

内部被爆の可能性はかんがえられませんか?特にNo.378は3月28,29日の時点での報告です。脱毛した犬は原発近くをほっつき歩いていた可能性もあります。

精神ストレスの脱毛と餌が無いから飢えて痩せているだけの考えは楽観的なのでは。


51. 2011年4月06日 17:38:18: 9kMSboacTk
>42
あなたのコメントいいからこれ位の内容を原発板にそのまま新規投稿したらどうだい?

52. 2011年4月10日 02:18:04: kFC5TEBIb6
副島道場掲示板より
[414]原発のコスト 投稿者:小川清司 投稿日:2011-04-09 22:32:11


 原発がクリーンでないことは明らかですが、コスト面をみても、発電施設(原発、水力、火力、風力、揚水)の中で、原発がもっともコストフォーマンスが悪い発電であることが、今回の事態でベールから解かれた情報によって明らかになりつつあります。
 平均で数十年かかる廃炉作業を完了させるまでのコストを含めると、今回のような事故を起さずに廃炉になっても、原発がもっともコストがかかるようです。

 電力会社と国は、原発が、一番コストが掛からない発電施設だと宣伝してきましたが、廃炉作業を完了するまでのコストが見えないように、意図的に隠してきました。(一種の情報操作です)
 しかし、一般庶民が毎月支払う電気料金には、廃炉作業までのコストも、天下りした役員の給与もきっちり計算されて請求されているのです。

では何故、クリーンでもなく、コストが高くつく発電をわざわざ行ってきたのでしょうか?
 発電という目的以外に、自民党と官僚と東電と原発メーカーの、金儲けと利権のためにも造ら¬れてきたというです。
これを誰が否定できますでしょうか?


[416]混乱の元はやめてください 投稿者:安田昇 投稿日:2011-04-09 22:54:02


[414]原発のコスト 投稿者:小川清司 のコストに
副島さんへの費用も含まれているのでしょうか。
だから、適当に安全だ、食べろ、住めと書いてきたのですか。
社会の混乱を引き起こす様なことやめるべきと思います。

普通の会員信者とのせめぎ合い


[413]放射能 投稿者:佐藤泰男 投稿日:2011-04-09 20:27:31


副島の出来損ない!
あなたはなんの根拠もなく、安全だ、住め、食べろと
言っている。東北の人を馬鹿にしているからただ言っているのですか。
まじめに書けよ。
言論人として恥ずかしくないのですか。

この会員様に対して副島氏はまた、実名丸出しで以前講演会の料金が高いと文句を言った会員同様に非難するのでしょうか?例えば、

「こら佐藤お前私の本を5冊以上読んでいるのか?読んでいてその程度の理解なら低能だ。私達から即刻離れろ!お前なんかが私の本を買わなくなっても印税なんてたかが知れている。すぐここから出て行きなさい。実名を書いたところで私は容赦しない!お前の顔をよく見てみろ!醜いだろ!!!」なんて以前のように書くんでしょうかね〜。目に浮かぶようです。




53. 2011年4月10日 06:02:26: OBQXkSvDlc
私は、副島隆彦さんを信じていましたが、考え直さなければならないかもと思っています。同様に池上彰さんもそうですが。お金が人間を変えると言うのは良くあることですが。

意見を変えるのは、人間だれでも間違えるのですから仕方ありませんが、その変え方です。
「西へ逃げろ」から「私は素人で良く分からないが、体で大丈夫と確信した。子供もぜひ帰りなさい」へ変節。
私なら、素人であればならなおさら断定的な事は言えません。それに、何で危険を冒して帰ることを推奨するのかも不明です(帰りたいなら健康被害も考慮して下さい、というのが普通です)。

ブルータスお前もか、というのが私の現在の心境です。

私、副島隆彦が言う。 敢(あえ)て言う。もう大丈夫だから、自分の家に帰りなさい。そして、暖かい布団で寝なさい。


54. 2011年4月10日 22:21:08: kFC5TEBIb6
うっわー重掲の413が削除されている。
佐藤泰夫さんが本名を載せたからか、それともこの掲示板でこんな非難が佐藤氏にでるだろうという予想を書いたからかどうなのかはしれないが、佐藤氏の意見は説明不足の副島カルト道場にしらな在家信者扱いの人間からいて当然の疑問。

おフランスに副島隆彦はカルトの教祖だと知らせねば。例親原子力利権だとしても、もう、思想家として利用価値が無いぞなもし。


55. 2011年4月11日 12:40:57: 9kMSboacTk
ちなみに重掲416も削除。
削除、削除の嵐。しかも副島氏は訳のわからない占い本を出版している。

中古がでたら購入してみよう。どのくらいの狂人ぶりなのか。


56. 2011年4月13日 06:45:22: kFC5TEBIb6
[424]危ない、危ない、ばかり言って何もしない、その怠惰な精神を、私は、批判します。

菅間しょうこ さまへ

副島隆彦から

下↓ の「409」番の 投稿文に対して

 あなたが、重たい掲示板に、数回、原発の凶悪事故のことで、恐怖心に駆られている投稿をしている

ことを読みました。 誰に、答えを求めているのですか。誰も答えてはくれないのです。誰もあなたの質問に、不安に、答えてくれる義務を負っている人は、学問道場にはいないのです。 自分で、奮闘して答えを求めなさい。その努力を、全身でやりなさい。


私、副島隆彦 と弟子たち は、福島第一原発の 巨大凶事に全身を打ち込んで、まじめに取り組んでいる。他にこれだけのことを、個人の意思と決断だけでやれる人間たちが、この国にいるのか。傍観者の、臆病者たちが、偉そうなことを言うな。

自分自身の 怠惰な精神と、 いつもいつも傍観者に徹して、臆病者である自分の本性(ほんせい)に気づかない。 本当に、恐(おそ)れて、恐(こわ)いのは、それは、自分の命と自分の健康だけが大事だからなのだ。

 福島の現地で現に生きている人たち(住民、津波被災者、原発避難者)の 苦しみに、自分を同化することをしない。福島の現地の人たちを中心にして、原発の放射能の問題を考えない。 この厚かましい、自分の自己保身と、自分のエゴ第一主義者たちめ。 本当の偽善者(ぎぜんしゃ、hypocrite ヒポクリット)たちだ。

 自分では何もしないくせに、これだけの凶悪事で、政府批判、東電批判だけをしていれば、それで、自分が正しい人である、と思い込める、その 愚劣な精神を、多くの人間に見て、私は、特に東京の人間たちの悪意と、底意地(そこいじ)悪さを強く感じて、深く幻滅している。人間と言う生き物の浅ましさを見て、がっかりした。 日頃、偉そうなことを言っている人間ほど、こういう時は、自分のことばかりで、おろおろして醜態を晒(さら)していた。 

私は、フリードリヒ・ニーチェの思想が大好きだが、彼が味わった、深い憂愁が分かる。この世の表面の虚飾に中で、怠惰なそして偽善的に振る舞う人間たちへの深い絶望を、私も同じように感じだ。

 私は、あなたに代表される、いつまでも 危ない、危ない、ばかり言って、その不安ばかりを言って、それを、学問道場にぶつけてくる、その態度を、批判します。

「教えてください、教えてください」だけでは、だめなのです。自分が、周りを励ますような、優(すぐ)れた知恵(ちえ)を書く 人間にならなければいけないのです。 私が言っていることが、分かりますか? こういう異常な事態では、誰も、答えなどくれないのです。 人間たちの悪意が蔓延(はびこ)る、この薄汚い現実のこの世に中には、すぐ手に入る答えなどない。 それなのに、誰かに何かを質問すれば、すぐに答えてくれる、という厚かましい精神だけが、蔓延(まんえん)して蔓延(はびこ)る。

 人(ひと)にばかり、求めるな。自分が、いったい他の人々に、何を与えることができるかを、真剣に考えなさい。 そして、同じく、権威、体制、権力者にも頼るな、すがりつくな。何があろうと、自分の力を信じて、自分で生きてゆける限り生きるのだ、という信念を養ってください。

 専門家も、政府も、ぐらぐらして動揺しているから、はっきりした、判断をしない、決断をしない。出来ない。原子力(核)物理学 の専門家たちで責任者たちも、誰も、責任を持って、自分の身体を張って、命を懸けて、自分の専門知識で、「ここまでは安全です。ですから、大丈夫です」と、はっきりと言わない。それで、下っ端の職員たちに、調査数字と、統計数値 の発表だけをさせる。ウソをつく資料は、今のこの時期はは出てこない。 今度の原発事故の原因を作ったGE(ジーイー)というアメリカの巨大電気会社の責任を覆(おお)い隠そうとする画策だけが動いている。 東電の幹部たちは、自分たちだけが袋叩きにされることを、覚悟している。

 あなたは、なぜ、学問道場の会員になったのか。
私、副島隆彦の言うこと(書くこと)が、そんなに、不安で、安心できないのか。

このあと、何を、信じて生きて行く気か。私が弟子たちと、体を張って、命がけてやっていることを、甘く見ているのか。

貴女(あなた)が投稿して、不安がっている、この4月8日の 一号機の 放射線量の 一時的な 大きな数値は、この日に炉内に、窒素(ちっそ)を入れて不燃化したために、中の放射線が、埃(ほこり)が舞い散るように、上がったからです。

 数日したら、また、全体のお放射線量はどんどん落ちてゆきます。あのグラフの通り、他のグラフたちも同様に、どんどん急激に、減っているでしょう。そのグラフの発表もすぐに行われるでしょう。3月17日からは、大量の放射能の大気中への放散、拡散は止まったのです。 このことを、あなたも知っているはずだ。放射線の染料は、各地で、さらに、ものすごく減っているのです。

 3月11日に、事故を起こして、次々と、水素爆発した、3月12日(1号機)、14日(3号機)、15日(2号機、4号機)、16日(再び、4号機)が、終わったあとは、線量は、どんどん減って、危険は、遠のいた。17日、18日からは、福島県全体にまき散らされた、放射能の濃度は、ものすごく減った。関東平野(東京)のたかが数倍の程度まで減りました。 平均して、2マイクロシーバルト毎時ぐらいにまで、落ちている。これぐらいは、子供たちであっても、健康に害は出ない。 

 この超微量(ちっぽけ)な放射能は、新陳代謝で、人間の体外にどんどん出てゆきます。みんな、日本人は、元気に生きて行けます。私たちは、3月17日までは、大きな危機があったが、それは、終息したのです。 福島県の人間たちは助かったのです。 高濃度の放射線物質の拡散など、も無い。一か月前の3月17日からは、原子炉建屋の水素爆発は、もうないのですから、だから、大丈夫なのです。

 私が 、自分の体で、このことを、3月19日に弟子の石井君と決死の覚悟で、現地に行って原発の近くで、線量を測定して、そして「もう大丈夫だ」と証明 したのです。それでもまだ、私たちの、この努力を、認めず、信じないのですか。

 私の、この文章も入れて、このあと、あなたが考えていることを書きなさい。 あるいは、もう、私から習うことがない、というのでしたら、学問道場を去りなさい。

危ない、危ない、ばかりで、自分では何もしないで、自分の命ばかりが惜しくて、不安がっているその、常に懐疑的で、批判的で、自分では理知的(りちてき)だと思い込み、科学的 (かがくてき。ところが、この科学=サイエンス、science スシャンス、スシエンザ そのものが、今や、巨大な不正直であり、不正と、権威化 宗教化していること を誰も 叩=たた=かない。現代科学なる宗教 の奴隷になっている ) だと考えている自分が正しい、とあなたは思いこむ。

 その怠惰(たいだ)な精神を、私は、強く批判します。それらが、今や、滅び去るべき愚劣なる人間たちの正体だ。 あなたと同じような人が、他にもそういう会員が、数名いて、私は、不愉快です。

このあと、貴女(あなた)は、ここの重たい掲示板に、自分の書きたいことを、書いて、ただし、私、副島隆彦のこの文章も 細かく数行ずつ引用して、「副島先生は、こう書いていますが、私は、そうは思いません。なぜならば、」と、どんどん書いて、それで、おしまいにしなさい。 

 私は、どんな人にも、誰であっても、このように 平等に 対等に話します。私は、何があっても、どんな巨大な不正からも、巨大な権力悪からも、自分に襲いかかる弾圧の恐怖からも、仕組まれた大きな害意からも、大災害からも 巨大人災からも 逃げないのです。大きな真実を見抜き、暴き立て、戦い続けます。死ぬことを恐れずに、真正面から突っ込んでゆきます。 

それが、副島隆彦の生き方だ。


副島隆彦拝
とまあ、副島氏は菅間さんという会員の方を非難している。しかしここまで非難するに値するようなことを菅間氏は副島氏に言ったのであろうか?
問題の409番のレスである。
[409]気象庁 投稿者:菅間 しゅうこ
投稿日:2011-04-09 12:21:42

気象庁の発表によりますと、
福島原発一号機の放射能漏れが、昨日に急上昇しています。
こちらでご確認ください。
http://atmc.jp/plant/rad/?n=1
なお、東電や保安院は、
理由は分からないと言っているようです。
もしもこのまま酷い状態になれば、
二号機や三号機にも、
近寄れなくなる事が起こるかもしれません。
要注意ではないでしょうか。
副島氏が、
>あなたが、重たい掲示板に、数回、原発の凶悪事故のことで、恐怖心に駆られている投稿をしている

ことを読みました。 誰に、答えを求めているのですか。誰も答えてはくれないのです。とまで言うような内容には私は感じない。むしろ、立ち入り禁止地区にいて放射線量を測定している副島氏とその弟子が安全か危惧しているような文章にとれる。
>傍観者の、臆病者たちが、偉そうなことを言うな。

自分自身の 怠惰な精神と、 いつもいつも傍観者に徹して、臆病者である自分の本性(ほんせい)に気づかない。
とここまで言われるような投稿内容であろうか?
誰も答えてくれないと副島氏自身が言っておきながら
>私、副島隆彦の言うこと(書くこと)が、そんなに、不安で、安心できないのか。

このあと、何を、信じて生きて行く気か。

ということはやっぱり、副島氏自身のことを信じよ。このと副島隆彦の言うことが答えだというように私には聞こえます。
> 本当に、恐(おそ)れて、恐(こわ)いのは、それは、自分の命と自分の健康だけが大事だからなのだ。

悪いが副島氏が立ち入り禁止地区の所に入りこんで放射能測定をする意味を私自身は評価していない。コンクリートで原子炉を固めにいったり、噂でのホームレス達が何も知らされずの原子炉で作業しているというならその中に入って作業をするなら私もさすがに評価する。
自分の命と健康だけが大事などと言って福島に来ないで危険だから撤退したらどうでか?と心配している会員に対してそんな台詞が出てくるというのはやはり副島氏自身健康不安があるのではないか?しかも、放射能は体の外に出ていくから子供も大丈夫だと孫がいて心配している人に平然と言っている。この無責任さがたまらない。

________________________________________
[377]「言い続けるしかない」と仰る意味。 投稿者:菅間 周子
投稿日:2011-04-05 08:55:21

副島先生のお言葉の、
語尾の部分が、どうにも気がかりです。
大丈夫だというのは、事実に基づいたご発言だというのも、
承知いたしております。
けれど、
そうであるなら、「〜しかない」というのは不要だと思うのです。
あるいは、「そうしなければ、もっと、酷いことになる」
という意味、なのでしょうか。。。
この菅間氏のいう「〜しかない」というのは不要だといっていることは最もだと思う。上記の副島氏が弟子達と体を張ってやっていることに絶対の自信があるなら「〜しかない」とは言わず「である」
といつも通りの断定口調でよいのではないか?と考えられる。不安を煽る表現をしたのは副島氏のほうであると私は解釈する。この菅間氏という会員は至極常識的え知的である。
科学は宗教だという言葉でけむに巻こうとする副島氏からしたらこの指摘は相当痛かったのであろう。この菅間氏の副島氏が批判した文章に対する返事が秀逸であり、これが大人の対応だと関心した。私もこのくらいに人間ができるようにならなければと思う。
________________________________________

[427]副島 隆彦先生 投稿者:菅間 しゅうこ
投稿日:2011-04-11 17:08:46

わざわざ、私ごとに丁寧な返信を下さった事に感謝申し上げます。
特に、誰もが傍観者である中、ただ一人飛びこまれた先生の勇猛にはまさに感服いたしております。
私は先生の、撤退をというお言葉に息子や孫を東京から撤退させ、やがて大丈夫ですという、(これには良いようのない安心を頂きました、久しぶりに食事が喉を通過いたしました) その続報によって、また帰しました。
しかしながら、家族のみにでなく私もまた、先生が多くの人々への任務を負っているとお感じになっている如く、周囲への任務を担っていると感じております。年齢がそうさせるのかもしれませんgな、おそらく、誰もがそうであるのです。ここに記しませんが、私は日常を正にそのように暮らしております。
さて、先生のお考えを尊重せずというのではございません。けれど先生ご自身が避難をと仰った後で、状況が変化したように、再度また変化しないとも限りません。ですから先生がその渦中におられる事をも、私は按じておりました。
私はもう若くはございません。十分に生きた人間です。何より私なりの信念に基づいて生きております。周囲を配慮するというのも、その中に入ります。他の方々のように、私もまた先生を尊敬致しておりますが、けれど私は私なりの立場でものを考え、その中で先生のご意見を参考にして生きているのです。
先生が火中に飛び込まれた事、まさに後世に残る偉業でありましょう。それによって明らかになった事実もまた、大変に重いものであると思います。けれど前述のように、時々刻々と変化する事態に、私は先生の身を案じ、またこの同時代を生きる人々をも、共に生き抜きたいという意思を抱いているのです。その事をお伝えしたしたく、あえてここに記させていただきました。
>私は私なりの立場でものを考え、その中で先生のご意見を参考にして生きているのです。
副島氏にある程度共感して会員になり弟子の養育費などを寄付しているのに何も副島氏の言っていること全てを盲信する必要はない。このやりとりで見えてくるのは副島氏は会員に自分の考えを盲信することを強要しているということである。これはすでにカルトである。このまま菅間氏は上品に脱会され、カルトから逃げて常識的な生活を送ったらよいと思う。私は菅間氏とそのご家族の幸せを祈る。副島氏への盲信は不幸の始まりである。
副島隆彦の学問道場から抜粋する。
(むかし一時ファンだったのでまだ処分していない蔵書があった)
p121より、
もし、私が、何らかの境地に達して宗教らしきものを持つようになったら、その時は「真実暴き教」という新興宗教を建てるだろう。「真実暴き教団」である。わたしはいつも正直でありたいから、自分に何らかの宗教的な回心があったらその時は、私の読者やみなさんにそのように言う。抜粋終了。
御自身気が付いていないですが、すで「自分だけが信じられることしか周辺に押し付ける教」になっているのではないでしょうかね。もともと発狂していたのが今回周知徹底されただけですな。


57. 2011年4月13日 07:10:32: kFC5TEBIb6
書き忘れましたが、副島氏は、ご年配の良識的な女性会員を非難して出ていけ、偽善者よばわりするくせになんで、原子力関係との黒い関係や金をもらっているなどの批判や疑問には答えず、また、無責任に原発は安全だと言うな!という非難に対しても答えないのでしょうか?

どんな批判も覚悟すると言いながら菅間氏にあれだけひどいことを良く言えるものです。女性だから泣き寝入りするとでも思ったのでしょうかね。卑怯者という言葉が浮かんできます。

また、福島の家を提供すると言った方に対してその家が使い物にならなかったとわいえ、一言そのことに謝意を示すのが人間としての常識なのではないでしょうかね。家を提供しようとした会員様も立派な被災者なんですから。
こんなところが副島隆彦とその弟子たちの独善性を感じて余計カルト的だと思います。


58. kanegon 2011年4月23日 11:10:06: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
http://www.youtube.com/watch?v=VgKcXihGcKs&feature=player_embedded

小出先生のラジオ放送のコメントで皆さん勉強しましょう!

子供を連れて帰りましょうって言語道断でしょう。


59. kanegon 2011年6月12日 00:01:07: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
http://blog.goo.ne.jp/art_blue_liberalism/e/68d51f17da33c74a6e930c831b5a98b6
より引用
実はリバータリアンのブロガーの方にも上記投稿記事で見放されていたんですね。

私はリバータリアンなるものを良く知りませんが、リバータリアンから似非と言われるとは。あーあ。管理人さんのカルト版と昼休み版限定は適切だったわけだ。
6月になって遅まきながらコメント投稿します。

以下転載

副島隆彦のHPへのリンクを抹消! 副島隆彦を似非リバータリアンとして糾弾せよ!
2011-04-10 22:55:31 | その他、主張 Etc今現在(2011-04-10 22:55:31)を持ちまして、副島隆彦のHPへのリンクを抹消しました(↓リンクを参照):
http://www.geocities.jp/oblige347/Linkpage.html

もう、既に副島隆彦氏およびその愚劣な弟子等(これを副島隆彦を盲信する『信者』といって差し支え無いであろう)が消し去った投稿があった(どこの暇人が投稿したコメントだか知らんがねぇ)。 副島隆彦氏が良識あるリバータリアンを信望する者として東京電力および現時点の日本体制を批判する立場にあたる気配を示したものの、氏が福島に赴いた直後に、「原発の避難者の皆さん、子供もつれて自分の家に帰りましょう。もう、大丈夫です。安心してください。」と言い放つ始末・・・。 そして連中が消した投稿(どこの暇人が投稿したコメントだか知らんがねぇ)には、その副島隆彦氏の心情の変化へのあからさまにおかしい変化を感じ取り『お金の関係は・・・』と指摘しした。 そして、その後、その言語に氏および信者どもの反感を買いそのコメントは抹消されるに至る・・・。 

そもそも、お互いに現状の現状に懐疑し立ち向かうリバータリアンの立場ならば、いかにメディアが大げさに騒ぎ立てて福島人を差別する傾向をだそうとも、放射能被害が、彼の宣言した当時において成人の健康に直接被害を及ぼさないレベルにあっても(実際にそれをはるかに上回る直接成人の人体の健康に影響の出る放射線が、今現在では検出されているが)、東京電力および腐敗した政府権力(民主党ではなく、東京電力に今まで多額の政治献金を出してきて、天皇崇拝および政府への献身を強要してきた自民党政権)をより糾弾し愚弄罵倒しなければならないはずの立場である。 それが、副島隆彦氏が福島におもむた矢先に態度が変わり、急に『原発被害は安全だ』と言い張る始末・・・。 今までリバータリアンとして、東京電力および政府権力を糾弾していた立場とは裏腹に、この態度の転換、正になにか『裏取引』があったとしか思えないように見える!(あくまで『そうとしか思えない』と言っているだけだが。だがそのように思われてもしょうがないような態度ではあるということ。) 今までに、ネット閲覧している一般市民だけでなく自分の弟子=信者等に対しても、『出来る限り西へ避難せよ!』と叫びかけてきたのに、今となっては『安心しなさい』という始末・・・。 それでいて馬鹿で愚かな副島信者どもは( 今 ま で 教 祖 、 副 島 隆 彦 の 言 う 事 を 聞 い て 必 死 に な っ て 西 へ 逃 げ て い た く せ に w )『副島先生が現地に赴いて大丈夫と判断したのだから大丈夫。 信念とは偏った思想にとらわれることではなく、TPOに乗じて、臨機応変に判断することだ』とか言い放ち、副島隆彦氏の矛盾を指摘せず、ただ副島隆彦氏という学問権威の衣を被る愚者の虎の威を借る狐となり屈服する愚民どもである副島信者どもも同罪である! 正にこの信者どもの言動は『LMFAO: Laughing My Fucking Ass Off!(俺のケツの穴が笑いちぎれるぜw)』である! 師匠を見るには弟子を見よ!というが、この状況を見ていると心許無いなw。

同じリバータリアン(自由尊重主義者)として、この副島隆彦氏が未だ自身を『日本を代表するリバータリアン論客』と名乗っていることが可笑しいであろう? 

そもそも、副島隆彦氏の論議においても、矛盾や間違った点が多い。 んまぁ、所詮は日本の学者の限界と言ってしまえばそこまでだが、日本人大衆に誤解を及ぼす誤った知識を植えつけたという意味では氏のその罪は重い・・・!

これは、まだ副島隆彦氏が、まだ日本人の学者としては(その他の世界のレベルでは学者というよりか、単なる学問オタクのレベルの低俗愚劣な物だがw)『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』を読んでも解ることである・・・。 そもそも、自然法、自然権、人権、実証法(氏は人定法と称する)の定義と対立軸も学術的に間違っている! それは、副島隆彦氏の愚かなMisunderstanding(誤解)を検証するためにも、小生自らが英文で、アリストテレス、デヴィット・ヒューム、ジョン・ロック、トマス・ペイン、ジェンレミ・ベンサム、J・S・ミル、インマヌエル・カントなどを読んで副島信者氏の誤解を見抜いた! そして、学術的な根拠の無いのに、自然法、自然権、人権、実証法を支持および信望している人間の大まかな性格を誤解と独断、偏見をもって定義した罪は重い。 ここで、この副島隆彦氏の過失を学術的に立証すれば、ひとつのエッセーができるぐらい途方もなく長い文章となるので、割愛させていただくが、とにかくそれだけ副島隆彦氏の偏見を用いた解釈は酷い! 日本語以外の言語を操れる日本人にとっては、この程度の誤解などいとも簡単に溶けてしまうが、日本語しか操れない群衆にとっては、最悪の誤解を招いてしまう要因となるであろう! たとえば、自然権を信望している人間があたかも汚職者のようであるような記述(最も、これは読み手の個人によってもいろいろな解釈があるであろうが、少なくとも小生が読解したところ、そういう誤解をしてしまうように副島隆彦氏が記述してあると察した!)をしているところからも、ジョン・ロックへの大いなる誤解(少なくとも小生が副島隆彦氏の書物を読解したところ、副島隆彦氏はジョン・ロックを正確に理解していないことが判明)を及ぼしてしまう。 かの小生も副島隆彦氏の書物を読んでからジョン・ロックへの変な誤解を抱いていた。 そして、自然権を唱えるジョン・ロックに対して偏見を抱いていた。 しかし、実際にジョン・ロックの主著を読むと、副島隆彦氏の解釈とは全く違うものであり、リバータリアンなるものジョン・ロックおよびその理論を尊敬しなければならない立場であることに気がついた。 

そもそも、副島隆彦氏が当時尊敬していたジェンレミ・ベンサム自身も、自然法→自然権→人権に真っ向から反旗を翻しているのではなく、かなりの意味でジョン・ロックから影響をうけていているだけでなく己の理論そのものもジョン・ロックの理論を多く受け入れていることに気がつく。 

だいたい、ジェンレミ・ベンサムも英国法体系に懐疑していたとしても、Introductory to the Principles of Moral and LegistrationとFragment of Governmentにおいても『自然法(Natural Law)の根本的批判による実証法(Positive Law)への庇護』など表明されていなかった。 ベンサムが主張していたことは、慣習法への懐疑姿勢であって、実証法=大陸法の導入ではない! そもそも、自然法の世界に生きていて、その世界からの脱出を試みないで『改正』を支持していた法学者が、大陸法=実証法の導入を支持するわけがない! そもそもベンサム自身が大陸法=実証法の導入と言っていた背景はない! そもそも、Positive Lawの理解が、その著書を出版した当時の副島隆彦氏が大きく誤解して、その誤解をそのまま著書にしたようなもんだ! んまぁ、副島隆彦氏もジェンレミ・ベンサム=実証法とまではいっていなかったが、リバータリアニズムを特に当たって、ろくに理解もしていない自然法と実証法を持ち出して、それと自然権と人権を結びつけるわけではなかった・・・! 

そういえば、最近は副島隆彦氏も自分の言っていたことを忘れて、『自分はナチュラル・ロー(自然法)を信じる』とか言い出したなぁw。 あの覇権アメリカを執筆した当初は、「自分は、自然権の発祥である自然法とは対立している、人定法論者である!」といっていたのになぁwww。 

でもまぁ、副島隆彦氏も当時においては、日本人の学者にしては、これらの高度な西洋哲学を少しでも勉強しようとした努力だけは評価してやろうw。しかしねぇ、最近の副島隆彦氏の書物は、あの時代でも酷かったのに、それにもまして酷いものである! もう、あの時のような、理解不足に悩まれつつも少しでも理解しようとする努力する姿勢すら見られない! それどころか、そういう学問的な原則および公理を放棄して、独断と偏見のみでものごとをペラペラ生意気に語り尽す有様である。 いつも、センセーショナルな題目を出して、学術的な根拠、統計学的な根拠、社会科学的な根拠を無しに、自分勝手な狭い知識と経験、見解の中で割り出した低俗な推量のみを発表し続ける…。 こげんな書物がなぜ売れるのかが分からないが、あれだけ書店に出されているのであれば売れているのであろう。 そういうものを未だに購入する需要がある日本および日本人、日本語使用者が情けない・・・! 


P.S. かりにも言論界の著名人である立場である副島隆彦氏が一度でも「原発の避難者の皆さん、子供もつれて自分の家に帰りましょう。もう、大丈夫です。安心してください。」といったからには↓のような事態に対してどう思っているか気がかり:

2011年04月12日 福島原発事故、最悪の「レベル7」へ 最大で1時間1万テラベクレル
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1614764.html


ちなみに、↓の記事を読む限り、福島に赴いた副島隆彦氏および氏の馬鹿弟子等も確実に被爆したな。 
★阿修羅♪ > 原発・フッ素8
2061年までに、福島から200km圏内で被爆した人の41万7,000人が癌になるとの予測 - 同時多発テロはヤラセだよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/570.html
(以下引用)
CB: 私の手元には、東京南部でも放射性物質の増加が見られるというデータがあります。ですから大きな人口を抱える東京と、それに隣接した原発に近い方の地域でも核種への被爆が広がっているということです。一番の問題はガンマ線の探知機に出る核種ではなく、アルファ線を出すプルトニウムやウラニウムです。これらは不可視ですし、調べられていない。また彼等はきちんと事実を私たちに伝えていないと言わざるを得ない。最初からちゃんと教えてもらっていない。これはチェルノブイリでも同じでした。チェルノブイリとの比較で、この点も同じです。中々本当のことが出てこず、その分人々は振り回されている。
(以上引用)ジャンル:政治
転載終了


60. 2012年7月24日 14:21:34 : Bfu0eFlnvg
 きもいなkanegon

関連資料

福島原発事故の汚染が軽微だと正しい予言をした副島隆彦氏。彼を投稿拒否した阿修羅管理人とkanegon
 http://togetter.com/li/344055

日本で最初に福島の安全宣言をした論客(副島隆彦氏の福島事故発生直後(一週間後)の「安全宣言」は正しかった)
 http://togetter.com/li/344072


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