★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK112 > 804.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
鳩山氏の問題発言の有力な原因として性格上の問題点を強調。キャンベル氏に対し、日本にとっては米国との関係が最優先だと強調
http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/804.html
投稿者 TORA 日時 2011 年 5 月 09 日 19:36:53: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu239.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
鳩山氏の問題発言の有力な原因として性格上の問題点を強調。
キャンベル氏に対し、日本にとっては米国との関係が最優先だと強調した

2011年5月9日 月曜日

◆日本より中国重視と公言したらどうするのか 米公電訳 5月9日 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/0506/TKY201105060403.html

鳩山首相の米中韓関連発言をめぐり、キャンベル国務次官補と日本政府高官が議論

1.要約 10月11、12両日にあった日本政府高官との会合で、カート・キャンベル国務次官補(東アジア太平洋担当)は、10月10日に北京であった日中韓サミットの中で鳩山首相が述べた日米関係に関する発言について、米政府が懸念していることを強調した。キャンベル氏は、日本のリーダーに対し、米国の犠牲のもとに他国との関係改善を模索しないように強く求めた。キャンベル氏は、米政府高官が日本との関係を犠牲にしても米政府は中国に焦点を当てていくべきだと発言すれば二国間の関係に危機を招く、と指摘した。

2.防衛政務官の長島昭久氏はキャンベル氏に対し、鳩山氏は日本が米国を犠牲にして、中国や韓国との関係改善をさぐっていると言おうとしたのではないと断言した。外務省アジア大洋州局長の斎木昭隆氏は、外務省としても鳩山氏の発言に驚いたとし、民主党の新政権は、外交分野ではまだ調整の段階にあると付け加えた。キャンベル氏は斎木氏に対し、米国政府はさらに、新しい東アジア地域の枠組みから米国を排除しようとしているかのような岡田外相の最近の発言にも懸念を持っていると指摘した。斎木氏は、この問題についての岡田氏の「頑固さ」を認めつつ、外務官僚は米国を排除することは「考えられない」と考えていると強調した。しかし、斎木氏は、もし日米が東アジア共同体の構成国を議論しようとするなら、中国だけを利することになると断言。中国は地域共同体の創設を日本が主導することを絶対に許さないだろう、とも語った。日本のあらゆる対話相手は、キャンベル氏に対し、日本にとっては米国との関係が最優先だと強調した。これに先立つ10月11日のキャンベル氏との会談で、岡本行夫元首相補佐官と外務省北米局長の梅本和義氏は、鳩山氏の問題発言の有力な原因として性格上の問題点を強調。キャンベル氏に対し、米政府のより高いレベルで懸念を共有するように求めた。要約終了。(後略)

◆オバマ米大統領の中国重視、真意は? 「G2論」の影も  2009年7月28日 産経新聞
http://unkar.org/r/liveplus/1248776961

【ワシントン=山本秀也】オバマ米大統領は27日、ワシントンでの米中戦略経済対話の冒頭、
両国関係について「世界のどの2国間関係より重要だ」と述べた。この発言は政治、経済分野で
存在感を増す中国を重要視するオバマ政権の外交姿勢を反映したものだ。
両大国が世界の秩序を決めるという「G2論」の影も浮かぶ。
(ry)
 東アジアにおける米国の同盟国である日韓には、ニクソン大統領の訪中(1972年)で繰り広げられた
「米中頭越し外交」の記憶が残る。ブレジンスキー元大統領補佐官ら民主党政権の元高官らが、
オバマ政権の発足直後から米中両大国による「G2論」を語ってきたこともあり、今回の対話は、
オバマ政権の対中政策を占う試金石として注目されていた。

 オバマ大統領の対中姿勢について、日米関係に詳しい米バンダービルト大学のジェームス・アワー教授は
「東西冷戦時代、旧ソ連が米国の外交、防衛政策上の主な懸念対象だったように、
オバマ大統領は経済、外交、さらに防衛政策でも中国に懸念を感じているのではないか」とみる。
中国重視の姿勢は、「緊密な関係」とイコールではないという見方だ。

 米中戦略経済対話など関係の拡大が日米同盟に与える影響について、アワー教授は、中国の重要性が
増そうとも「日米同盟の重要性は今後さらに高まるはずだ」と指摘する。中国問題の専門家である
カーネギー国際平和財団のダグラス・パール副所長も、日本の国際貢献の実績に言及し
「オバマ政権が日本の重要度を低減させることはない」と語る。

 ただ、両氏は、北朝鮮の核開発に刺激され日本が核武装に走る可能性については違った見方を示す。
パール副所長は「米国が核の傘への完全な保証を日本に与え続ける限り、近隣で核軍拡競争が
起きることはないだろう」と指摘。これに対し、アワー教授は「もし北朝鮮の核保有が容認され続けるならば、
韓国、台湾、さらに日本までも核兵器保有へと動くだろう。これが大統領が指摘した核軍拡競争であり、
北の核保有を許さない重要性もこの点にある」と話す。


(私のコメント)

去年日本で起きたもっとも大きな出来事は、民主党政権が誕生した事ですが、その背景には米中接近があるだろう。米中が親密になればなるほど日本の自民党政権は孤立した結果になる。自民党は親米が旗印ですが、アメリカ政府の日本軽視と中国重視は自民党内の親米派の力を失わせた。安倍、福田、麻生と親米政権だったのですが、アメリカ政府の扱いは冷たかった。

アメリカ政府は日本だけではなく、韓国からは在韓米軍を撤退させ、台湾に対しても中国に配慮して独立運動を抑え込んで国民党の馬政権を誕生させた。米中が接近すれば日本、韓国、台湾がどのような動きをするかアメリカ政府には分析ができていなかったのだろうか? 特に日本に親中派の政権ができれば韓国や台湾が動揺する。

2010年のトップリスクに日本が一躍第五位にランクされましたが、日本がアメリカ離れを見せれば東アジア全体の軍事外交バランスに影響をもたらす。沖縄の普天間基地問題は大した問題ではないのですが、日米安保体制に大きな影響を及ぼす可能性が浮かび上がってきた。「株式日記」ではこのようなアメリカ政府の米中接近は危険だと警鐘を鳴らしてきたのですが、アメリカもようやく気がつき始めたのだろうか?

アメリカ人は中国人を知らないから、中国が豊かになれば民主主義的な政権になると見ていたようだ。しかし中国人は香港などの一部を除けば民主主義を体験した事がないし、大陸中国に民主主義を取り入れれば中国と言う国家はバラバラになる。それは中国政府自身が一番よく知っている事であり、だから情報を統制して反体制的なメールなども検閲しようとした。

もちろんアメリカは中国を必要としているし、中国はそれ以上にアメリカを必要としている。だからアメリカは21世紀は中国の世紀だの、米中で世界を作っていこうと呼びかけた。中国はもともと中華思想の国だからすっかり調子に乗って頭に乗り始めた。高度成長経済も自力によるものではなく、資本も技術も外国からのものだから自慢できるものではないのですが、中国人自身の鼻息は荒い。

日本にしても70年代の頃はすっかり調子に乗って、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と調子のいい事を言ったアメリカの学者がいましたが、アメリカはソ連崩壊と共に日本に対しても構造改革や規制緩和を要求して日本を潰しにかかってきた。その切り札が中国であり人民元の安さと人件費の安さは日本の競争力を奪って行った。

アメリカの経済界からすれば、13億人の巨大市場は宝の山であり、アメリカの金融資本にとっても宝の山だ。高度成長経済が10年20年と続けば中国の株式市場では何十倍にも値上がりする企業が続出した。世界一の投資家のバフェット氏やジム・ロジャース氏も中国株に投資している。だからウォール街にしても中国はおいしいお客様だ。

アメリカには優れた外交戦略家やシンクタンクがワシントンには軒を並べている。しかしアメリカが米中のG2戦略を打ち出せばどのような影響が出るかを真剣に考えたふしがない。日本ばかりでなくインドやEUなどにも影響が出てきて米中のG2を牽制する動きが出てきている。それに対して中国はアメリカに対して協調的ではなく、アメリカを侮る動きを見せ始めた。アメリカ人にしても中国人にしても自己主張の塊だから上手く行くはずがない。

QAZXのブログでも、米中関係が緊迫化していることを報じていますが、台湾に対してPAC3や最新武装ヘリなどの武器輸出を認めるようだ。この事は一気に米中関係を緊迫化させる動きであり、このような急激な動きは予想外だ。グーグルに対する中国政府の妨害行為に中国からの撤退もあるとのニュースも世界に流れましたが、中国が民主化しないことは最初から分かっていた事だ。

コペンハーゲンのCOP15の会議でもオバマ大統領は中国にコケにされて、中国人の夜郎自大な病気が出てきたようだ。さらには日本のアメリカ離れの動きも影響があるのかもしれない。オバマ大統領は日本には23時間滞在したが中国には4日間も滞在して中国重視を印象付けた。中国がドルや米国債を買い支えているから当然とも思えるのですが、日本は民間も含めれば中国以上にドルや米国債を買い支えている。

アメリカの中国に対する態度に比べると日本に対する態度は無礼千万とも見えるのですが、日本が中国との外交を緊密化させるとアメリカにとっては厄介な事になるだろう。オバマ大統領やクリントン国務長官は何を考えているのか分かりませんが、外交顧問役のブレジンスキーは日本を「ひよわな花」と言っていた。キッシンジャーの話ではオバマ政権内には外交に詳しい専門家がいないらしい。イギリスに対してもチャーチルの銅像をオバマのホワイトハウスは突っ返している。

沖縄の普天間基地の問題もゲーツ国防長官が怒鳴り込んできましたが、それがかえって日米関係をこじらせた原因であり、日本国内にもアメリカに対する不信感が沖縄を中心にして高まっている。中国にしてみれば日本という経済大国がアメリカとの距離を置いて中国と親密になろうと言う事は思惑通りなのだろう。田中宇氏ではないがオバマ大統領のアメリカの自滅戦略がそうさせているのだろうか?

◆オバマ・クリントン政権の米中G2戦略は明らかに失敗だ。アメリカ人は中国人を知らなさ過ぎる。米中接近が日本を刺激して親中政権ができた。 2010 年 1 月 14 日 株式日記より
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/506.html

(本日の私のコメント)


ウィキリークスによる米公電暴露は、鳩山民主党総理大臣の発言にアメリカ政府がかなり神経質になったことを証明するものだ。オバマ大統領の中国を最重要視するという発言は、日本のバックアップがあって出来るものであり、日本政府がアメリカよりも中国を重視する外交を取れば、アメリカ政府は中国に対するアジアの足場を失うことになる。

ウィキリークスの文書がそれを証明するものであり、オバマ大統領の米中G2外交の失敗を証明するものだ。鳩山民主党政権が誕生した原因の一つがアメリカ政府の親中外交にあり、日本は孤立化を恐れて中国よりの外交政策をとろうとしたのだろう。沖縄の普天間基地問題も日本のアメリカ離れを模索するものであり、キャンベル国務次官補は明らかに焦っている事が伺える。

同年の暮れにはオバマ政権は中国に対する強硬な態度を見せ始めましたが、鳩山首相のアメリカへの牽制が効いたためだろう。アメリカは日本との同盟無しには中国やアジアへの外交は出来ないのであり、それを知らないのは外務省の官僚たちだろう。外務省はアメリカ政府の出先機関であり、日本の政治家たちを監視して、内部情報をアメリカにリークしているには売国行為だ。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年5月09日 21:18:58: hGa82rbi7M
中国は馬鹿すぎる。

力で民衆を押さえ込み、軍拡を繰りかえし、7千万共産党員を誇り、汚職を蔓延させている。その膨大な非生産部門の維持に、経済成長を無駄使い。国内産業もろくに育てていない。

成長が鈍化すれば、窮民が大発生して一気に社会不安になる。政治が漢帝国から全然進歩してない。

>鳩山首相のアメリカへの牽制が効いたためだろう。

そうじゃなくて、アメリカ民主党も、中国が底なしのブラックホールだと気がついたんだと思う(日本の民主党は気づいてない)。アメリカ民主党は中国と貿易すれば雇用が創出できると思ったんだろうが、そうはいかないんだよね。中国は体制を維持するために、成長率を下げるわけにはいかないので、中国と貿易をすればするほど、経済全体には悪影響が出る仕組みになってる。中国共産党の資金に化けるだけ。

独裁国家中国と貿易しても利益になりません。

だから、日本はアメリカを助けてやらないと駄目なんだよ。アメリカのほうが中国よりはるかにマシな政治をやっている。日本はアメリカの雇用創出に協力してやらないといけない。

TPPはアメリカからの「中国はやっぱりあかんわ、俺ら日本と仲良うしたいネン」というサイン。雇用さえ確保できれば軍拡中国と手を切れるから、日本助けてくれ! ということ。

TPPをやらないと、アメリカは別の景気刺激策を取らざるをえない。財政出動が必要になるので、極東に展開している米軍を維持するために費用を1.「日本がさらに負担する」か2.「やむを得ず米軍が撤退するか」になる。

2.の場合、隣の中国は、溜め込んだ軍備を活用すべく、攻め込んでくるよ。ほっとけば経済が行き詰って崩壊するんだから、潰れるくらいなら攻めてくる。

日米ともに弱っているので、TPPで分業するのがいまはベストなんだよ。アメリカも、特に民主党政権は、本気で軍縮したいはずなんだよね。雇用創出に回したい。ただ中国のせいで(中国人ではなく中共政権のせいで)それができないだけ。

中国は間違いなく駄目になる、そうすると日本の地位も再び上がる、だからいまは辛抱しないといけない。東アジア共同体とか、中国経済マンせーは愚論のきわみ。

敵は特定の国や人種ではない。敵は「悪政」だ。
悪政をやっているのは、独裁国家中国である。
中国と付き合えば、日米いずれも独裁政権に賽銭を支払うことになる。


02. 2011年5月09日 23:37:05: XjcdpiivmU
どうして周囲に陸続きで敵対している国が沢山あるのに、わざわざ海を越えて、しかも台湾を通り越して日本に攻めてくるのか、全く必然性が理解できない。
中国が制海権、制空権を確保できるとも思えず、仮に渡海して揚陸が出来たとしても、本州上陸となれば日本人が根強い抵抗をするだろうし、その間の補給も続かないだろう。
なぜ潰れるくらいならと言って、やけのやんぱちになって、勝ち目のない日本を相手に侵攻すると思うのだろうか。

03. 2011年5月09日 23:38:41: XjcdpiivmU
ついでに言えば、もし中国経済が行き詰れば、沿岸部と内陸部の問題、諸民族の問題、などなど、課題山積みの内政が破たんし、日本に攻め込むどころではなくなるだろう。

04. 2011年5月10日 00:14:21: hGa82rbi7M
中国は空母を建造してますよ。四隻だったかな。海側の軍備を増強している。

バカだよね、誰も中国なんか攻めないのに、軍備に金をかけて、使わなかったら不良債権化しますよ。

なんで軍備に金をかけるのか? バカだからだと思います。

中国は政治的に狡猾だ、というイメージがあるけど、実際は時代おくれもはなはだしいですよ。
改革開放と同時になんで民主化を進めなかったのか?
解放軍や武装警察に金をかけないで、経済や福祉に回したら、どんなに成長したか知れない。

なぜ日本を攻めると思うか、というと、中国はバカだから、というのが理由です。何をするか分からない。軍事的な圧力をかけて集ってきますよ、そのうち南下の拍子で戦争になる。

中国経済のほうがアメリカ経済より質がずっと悪い。政治の体制も悪い。米軍が日本から出て行けば、間違いなく中国はアメリカ以上に搾取しようとします。アメリカが地方の独立を押さえ込むた労力も必要ないし、大きな領土問題も抱えてない。人権も保障してるし、選挙で政権交代して、資本の効率化(共和党)と福祉・弱者九歳(民主党)を交互にやってる。中国はひたすら腐敗政府が富を蕩尽するばかり。

中国はアメリカよりずっと脅威です。日本の財界は工場を中国に移して日本人を失業させる。企業は得だろうが、わが国の国民経済は傾く。中国政府は中国の経済成長を軍備と汚職に回す。経済が破綻すれば、大陸にある日本企業の資産も全部没収。経団連アホですね。

中国は駄目。民主主義国家と仲良くしたほうがよい。民主主義はもっとも経済効率がよい。豊かになれば民主化するのではなく、民主化すると豊かになるのです。つまり大多数の中国人はいつまでたっても貧乏なままです。相手にするべきではない。

中国こそが世界の悪政センターです。アメリカさえ逃げ出しはじめた。


05. 2011年5月10日 00:48:27: XjcdpiivmU
世界で一番軍備にカネをかけているのはアメリカ。
世界で一番他国を侵略している国もアメリカ。

中国の空母が就航する予定は2020年、実際に使い物になるのはそれから数年かかるだろう。
(ちなみに日本は世界に先駆ける事1922年に空母を運用している)

いくら中国がアホだろうが、日本上空の制空権を確保できず、また大量の兵員を敵前揚陸する艦船も存在しない以上、日本を攻撃しても徒に水漬く屍を増やすだけ。
で、どうやって日本を占領するんですか?


06. 2011年5月10日 01:37:17: dKKcDhl83M
中国から移民が押し寄せて人口侵略もありうる。
軍事占領せずに脅しつけて金を出させればいいだけでもいい。
それでも占領されたのと同じです。
なんとでもなりますよ。プロセスは分からない。

あなたは私の論点をほとんど無視してますね。
中国の有害性はすでに説明してます。

それを全部無視して、あ中国政府のほうがアメリカ政府よりひどいとどうしてもあなたが思わないなら、もうそれでいいよ。、


07. 2011年5月10日 01:51:16: dKKcDhl83M
もう一度要点を説明しておくと、中国が現在の成長率を維持することはできないので、かならず日本を搾取しようとする、ということです。

そのとき軍事力で恫喝してくる。なぜなら、すでに軍拡しているからです。軍備を使わなければ、投資が回収できない。軍備を金をかけた分だけ、無茶な要求をしてくるという意味です。

アメリカのほうが民間活力がある分、中国よりずっとましです。
中国の搾取はアメリカよりはるかにひどくなる可能性が高い。
私は「間違いなくひどい」と思いますけどね。

冷戦期の日本はアメリカの保護下で世界第二位の経済大国にまでなった。
中国東海省だったらひどい状態になっていた。

だから、アメリカをいますぐ追い出すのは得策ではない。
中国がこけるまで待ったほうがよい。そういう意見です。

わからなければ、もういいよ。


08. 2011年5月10日 10:42:40: esmsVHFkrM
西欧によるアジア、アフリカの植民地化の果てに19世紀のパクスブリタニカ、20世紀のパクスアメリカーナがあるわけで、アジア太平洋戦争も、日本の意図はともかく、歴史的にはパクスアングロサクソニカへのアジアからの挑戦と敗北であったと言える。

そして今中国が勃興しつつあり、それは歴史的には西欧のアジア植民地支配の最終的な清算という性格を持っているが、地政学的には、リヴァイアサン・アメリカの太平洋支配に対するビヒモス中国の挑戦という構図となっている。

この中で日本は、マハンの海上権力史論が示すとおり、両勢力が獲得にしのぎを削る大陸の「周辺」に位置しその地政学的価値が一層高まっている。

このような状況において日本はビヒモスとリヴァイアサンの両方と等距離を取ることでその独立と国益を実現するチャンスがある。

それをやろうと試みたのが小沢と鳩山で、その意味で彼らこそが愛国者だ。


09. 2011年5月10日 12:20:43: Qq3KRehgws
別に大戦力を使わないでも
とりあえず、日本の国土の4割はカネで買えますがな。

今中国でブームでしたよねぇ。

>>中国の空母が就航する予定は2020年、実際に使い物になるのはそれから数年かかるだろう。

で?202X年まで使えないというより、202X年から使えると見るべき。
その空母の使い道はなんだよ?どこぞへの侵略用だろ?

陸続きで敵対している国のために必要かね?


10. 2011年5月10日 13:51:41: usolEwjmd6
>>08

>アジア太平洋戦争も、日本の意図はともかく、歴史的にはパクスアングロサクソニカへのアジアからの挑戦と敗北であった

パクニブリタニカもパクスニッポニカでも一緒です。

帝国主義の時代に、植民地を抱えた列強間で、軍拡競争が起こっていた。植民地経営が飽和して成長率が鈍化すると、軍備を支える財政負担に耐えられなくなるので、新しい「進出」をして、つまり軍備を活用して、帝国の経済を成長させなくてはならない。自転車操業なのです。20世紀前半には、日欧米の帝国主義は膨張しきっていた。

だから昭和前期には日本は社会不安になり、満州に進出せざるを得なくなり、世界帝国化しつつあったアメリカと戦争になったのです。戦争前夜から列強は、旧国連を作ったりワシントン軍縮条約を結んだりして、なんとか軍縮しようとしていた。

が、いまの経団連くらいバカだった戦前の軍部は、すでに時代遅れになっていた帝国主義的拡張政策を選んだので、世界壊滅戦争になったわけです。ヨーロッパはドイツと言う火種も抱えていました。

民主主義は経済効率がもっともよい、植民地が成長すれば人種差別は割に合わなくなる。かりに大日本帝国の域内で、「五族協和」が実現しバリバリ工業を興せば、有色人種を奴隷扱いして単純労働させていた欧州勢には勝ち目がない。

搾取と悪政は経済に負担をかけるのです。なのに今それをやっているのが中国です。だから膨張し続けようとする。そうせざるをえない。

>それをやろうと試みたのが小沢と鳩山で、その意味で彼らこそが愛国者だ。

イデオロギーも経済に負担をかけるのです。イデオロギーに基づいてお得な(すでにさんざん資金供与もしてきた)日米同盟をやめ、独裁バカ国家中国と結びつく、これは明らかに損です。そういう損を、歴史観に基づいてやろうとする。

ハトポッポ馬鹿ですね。

昔の米国といまの中国の何が違うか。米国は民主主義のセンターとして、人々をひきつける「大義」があった。民主主義を守るためにただ働きすることをいとわない人材がいたわけです。ソ連にはいなかった。まともな人間は収容所に入っていた。いまの中国にも、中共のためににただ働きしたい人間なんかいない。中国人すら大陸から逃げ出したがっている。中国とかかわるほどに、日本人がただ働きさせられます。

民主主義という伝統を築いている国同士で協力して、なんとか雇用創出するほうがよいのです。独裁国家と付き合えば搾取されるのです。


11. 2011年5月10日 22:42:06: XjcdpiivmU
>>06
論点を無視していませんよ。
別に私は中国が腐敗していたり、今の経済成長がそのまま続くとも思っておらず、いずれは何らかの破たんがあるだろうとは思います。
しかし、その場合あなたの主張は
「隣の中国は、溜め込んだ軍備を活用すべく、攻め込んでくるよ。ほっとけば経済が行き詰って崩壊するんだから、潰れるくらいなら攻めてくる。」
と言う事ですが、私は仮にアメリカがいなくても「日本を標的にした」軍事的な侵攻はありえないか、非常に可能性が低い、と考えているだけです。
なぜなら純軍事的に中国は日本を占領できるような軍備ではないからです。
それはアメリカも日本の専門家は解っていて、冷戦終了後、大規模な日本への上陸戦は生起しないからと、そのような軍備に変えてきています。

「中国から移民が押し寄せて人口侵略もありうる。」
古今東西、移民による「人口侵略」なる現象が起きたことはあるのでしょうか?
また、職も持たずに押し寄せさせて、どうやってワーキングビサや在留資格を取得するのですか?衣食住はどう保障するのですか?
中国政府はどう国民を納得させて日本に送り込むのですか?
それらがクリアになったとして、日本を乗っ取ろうとするなら、被選挙権も選挙権も得る必要があり、中国人ではなく、日本人になるでしょう。

「軍事占領せずに脅しつけて金を出させればいいだけでもいい。それでも占領されたのと同じです。」
軍事占領出来る実力がないのに、どうやって脅しつけるのでしょうか?

そもそも、どうして対象が日本なのですか?
台湾や南北朝鮮と言った、それなりの経済力を持った国々がすぐ隣にあり、中国はそれらの国々であれば、充分侵攻できる能力を有しています。


>>09
日本に限らずどこの国の土地でも買えると思いますが、どうして日本の土地を買う必要があるんですか?
それと侵略や占領とどうつながるのですか?

「202X年から使えると見るべき」
そうすると他の主張とあわせると、それまでの10年は中国は現在の成長力を維持し、日本を搾取しない、と言う事ですか?
そうであれば、そんなに焦って中国を敵視して、アメリカを助ける必要はなく、数年は現状維持でも良いのではないですか?

空母が仰るような用途でしか使えないのであれば、英米仏露はもとより、ブラジル、タイ、イタリア、スペイン、インドも海を越えて侵略をするために用意しているのですか?


12. 2011年5月11日 00:02:28: eahWHmizZQ
>>11

何もかも相手に丸投げしないで、ちょっとくらい自分のアタマを使ってもらいたい。

日本を恫喝するには、船を出してシーレーンを封鎖するとか、なんぼでもやりようがあるでしょ。日本の議員を買収して移民を受け入れさせるような政策をとらせるることもできる。こっちが反撃できなきゃ、日本の都市にミサイル打ち込むことだってできる。中東じゃやってるんだからね。

中国は軍拡をやっている。仮想敵が拡張政策を採っている限り、相手に対応してこちらも予算を出さないと、危ないということだよ。簡単な話だ。

こちらは「では中国の空母は何のためですか?」とか質問攻めにする気はないですけどね。意味ないから。

>台湾や南北朝鮮と言った、それなりの経済力を持った国々がすぐ隣にあり、中国はそれらの国々であれば、充分侵攻できる能力を有しています。

だから? それらの国を制圧したら、つぎ日本に来るよ。あなたは台湾や南北朝鮮を制圧したら、中共は国内改革を始めると思うの? 改革できなきゃ同じ理由で拡張し続けるんだよ。

独裁体制を続ける限り、拡張策をとらなくてはならない。限界はないんだよ。さらに台湾や朝鮮半島が現実に侵攻されたらどういう結果になるか、想像できないかな。

中国と付き合ってもいい結果にならないと言ってる。
十分な理由は説明している・あなたの質問名h全部、ちょっと考えたらlp耐え分かるんだから、質問せず、自分で考えなさい。


軍拡を続ける相手に対して、備えも要らないし対抗策をとらなくてもいい、と考えるような手合いとは、議論できないよ。東アジア共同体なんて駄よ。完全にアホです。


13. 2011年5月11日 00:15:17: eahWHmizZQ
中国が危なくないと思う人は、中国が膨張せざるをえない理由が分かってないんだね。だから、東アジア共同体なんて言える。

あの国は膨張し続けないと体制が崩壊するんだよ。膨張に限界はない。その理由はもう説明してある。

このままずっと中共政権が続けば、日本人もいまの中国人と同様に、中国政府に搾取される日が来るということです。そうならなければ、逆に中共体制が崩壊すると言うことなんですよ。

これが分かったら、>>11みたいなことは言えない。意味のない議論なんだよ。
「いつか雨が降ります」
「明日ですか? 明後日ですか!?」
「わかんないけど、雨が降らなかったら地上がいつか干上がるよ」
「でも、いつとも言えないんでしょう!」
こういう類の議論になってる。

中国はただ存続するために膨張しようとし続ける。中国共産党は自分の延命のために、つねに日本人(に限らず周辺国全部、潜在的には全世界)をただ働きさせようとする。

だから中国は危険だと言うことです。


14. 2011年5月14日 01:45:38: XjcdpiivmU
>>13
その例えにあわせると、あなたは
「今年の夏は異常気象だから、雪が降る」と仰る。
異常気象には同意するが、夏に雪が降るなんて例がないので、
キチンと説明を求めているだけです。
「雨が降る」のようなごく当たり前の事ではないので。

あなたが盲信されているアメリカは、あなたが危機感を覚えておられるような、色んな国を武力侵略し、カネで国土や政治家を買収し、人口侵略?をしているが、一方の中国が国境を接している国に対して、どれだけ中国領にした実績があるのか、教えて頂きたい。

>それらの国を制圧したら、つぎ日本に来るよ。
現代の戦争でどれだけ戦費を使い、国力を消費するかご存じないのですか?
周囲の国を敵に回して、どこから戦費を借りる事が出来るのですか?
(反語をご存じないようで、質問と勘違いなさっているようですが…)


いずれにせよ、明確な侵略意図もない内から、アメリカに基地を置いておいてもらって、戦争になったらアメリカに助けてもらおうなどと言う、負け犬根性、植民地根性には全く賛同出来ません。
明治維新後の日本は、取るに足らない小国であったにも関わらず、当時数倍の強国を相手に日清日露両戦役を戦い、勝利を収めました。
自分の持てる力と頭脳をフル回転させたからです。
仮にあなたの言われているような、中国が侵略をしかけてくるなら、中国と国境を接している国と同盟を組み、日本を侵攻してくる背後を突いてもらう、今でさえ内政は不安を抱えているので、反政府運動をチベット、ウィグル、モンゴルで焚き付け、内戦を惹起させる、などいくらでも戦略、戦術は考えられます。

もう少し現実的にお考えになってみてはいかがでしょうか。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK112掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK112掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧