・アメリカ特権階級のやり方
サブプライム危機以降のアメリカ経済の景気回復の実態は、
受益者は経営者と株主で、高い失業率という形で労働者を犠牲にしたものだった。

・松下幸之助
大恐慌が世界を襲った時代、日本では松下幸之助が、
生産は半減させるが従業員は解雇してはならない、
工場は半日勤務にし、あとの時間は在庫の販売に全力を傾注するなどの施策をとって
1年以内に売り上げを従来の水準に戻した。

アメリカ特権階級のやり方と、松下幸之助のやり方は全く逆。
だから、松下幸之助の意志を継ぐものが現れる事を、何としてでも防ぎたかったに違いない。

今こそ日本人は原点回帰を目指すべき。
スパイの洗脳を打ち破れ！

ソース；
パナソニック「三洋は本社全員いらない」 | YUCASEE MEDIA（ゆかしメディア） |
http://media.yucasee.jp/posts/index/7728?la=0002

創業者の思想とは相いれないのではないでしょうか？
所謂、新自由主義。

一人もいないのはどこかおかしいわけだ。政経塾を徹底分析する必要がありそうだ。

塾長も忸怩たる思いのようです。現場で汗をかけ。

松下政経塾は見てくれと政策を盗む事にたけた人材育成所である。

彼等に政治力や創造性を期待するほうが酷な気がする。

松陰先生の松下村塾に真似たつもりだろうが、名前もナショナル熟と改名するべし。

なんか違うな。どなたかも上で触れてたけど選挙があるやろ。投票者側の問題が大きいやろ。

せやけど、選挙制度があかんわな。ブスとズベとどっちがいいかみたいな選挙が行われる民主主義。

士農工商ズベカマブスなんて言葉もあるが、云うとる場合とちゃうわな。

一計を講じる必要があるのは確かすぎるのだが、しかしだ、何かを直すという発想じゃなくて、変わっちまった、という時が来るのを待つのも一手なんだよな。

まあ、もうちょっとほっとこ。

講師に副島氏とあるが・・・大丈夫か。

この方の話し方には異常な印象（違和感）を受けたが・・・。

小沢氏の足を引っ張らなければよいのだが。

他に居なかったのかなぁ。

小賢しい理屈を雄弁に語るが、真の洞察力はない。
困難を乗り越える力量に欠ける。

彼らの顔を見てると、資本主義の総本山である米国の茶坊主に見えて仕方がない。

松下政経塾の設立についての情報はあまりない。

途中で何者かに乗っ取られたということはあるかも知れない。

いきなりパナソニックの製品不買に結びつけるのは阿修羅らしくない。

フクシマ第一でＧＥ、東芝、日立、ＩＨＩ等々がまったく出てこないのと比べても不自然だ。

事実に基づいて正すべきは正すことはもちろんとして単なる憶測で短絡的な個別組織攻撃はつつしもう。

忘れてはならないのは「偏向・捏造大マスゴミの不買運動」である。

０１さん、そんなことありませんよ。
これが、政経塾発足した当時、８０年ごろの記事ならば。

無駄な遠吠えです。

投稿者は対米従属ばかりを心配しているようだが、アメリカのような一流国との関係ではなく、やけに民主に違法献金している隣人との関係や、原発事故処理の不手際で数十万人、数百万人を毎日被曝させている現政権の無能力を憂うる方が先じゃないか。非常事態に対応できない政治屋になんで高い給料やらなきゃならないの。民主大負け必至の総選挙を早くしてもらって、国会からこの連中を追い払いたい。国益を台無しにした３・１１以後の迷走の責任を取ってほしい。富裕層も貧困層もこう思っているところに、菅民主の悲惨がある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　≪二股ソケット≫

　松下幸之助氏の理念を受け継ぐのは原口氏ぐらいで後はすべて単なるキャリアとしてしか利用していない。

　これは実の裏返しでもある。小沢氏が作っている塾も小沢氏がいなくなった後は結局キャリアとしてしか利用されなくなる可能性があると言うことだ。

　まったくもって頭のみえない組織と言うのはきな臭くなっていってしまう、やはり小沢氏健在中に次の世代を育てなければならないのだろう。

全くその通りですよ！
松下幸之助が政治を何とかしようなんて思う発想がそもそもおこがましかったんですよ。
商売の成功者である事は認めますがね。
政治家としては才能が無かったって事でしょ。
商売に成功したら、政治も出来ると勘違いしたんでしょうかね。
分野が違い過ぎたんでしょ。
大体松下政経塾の教鞭を誰がとったのか？
どういう教育をしたかでぜんぜん違う人間が育つんでしょうから、そういう事を分かっていたのでしょうかね〜？
何だかカスみたいなダメ政治家ばっかりじゃないか！

中田に限らず松下政経出は中途半端な連中ばかりだ。そのくせ塾を出ただけで、もう一人前の政治家になつたつもりでいるから始末が悪い。こんな連中が政界をのさばつているのは、いかにに政界の人材が不足しているかを現していて絶望だ。

松下政経塾自体を批判するつもりはない。
マックやファミレスのマニュアルと一緒で
事象に対する判断・行動基準のひとつと考えればよいのに、
それ一つを信望するような政治家や
変に感服する有権者が多いという事でないですかね？

政治の世界にもマニュアル化がはびこっているという事。
もっといろんな事を取り込んで最終的には自分なりの判断・行動基準を作るのが
政治家なりの仕事の一つなのに、その努力が足りないのでは？

視野をもっと広げるべきだと思います。特に若手の政治家は。

今の松下改めて「パナソニック」は国内では生産の殆どを派遣社員に求めてるブラック企業で、海外でも政治力で税金も払わず買いたたいたただのでかい土地だけもってる生産能力（量・品質）２流工場群で成り立ってる企業です。

本当によく売れてる商品など殆どありません。
ＰＣなど同じノートだけの東芝が1900万台でLet's noteは30万台で、内20万台は松下系企業幹部が無理やり買わされてるだけです。

マネシタ、松下の時代が終わったのに幸之助氏の財産で運用されて、彼のコンプレックスとプライドを癒す趣味のような「松下政経塾」というエセ政治エリート養成
所出身の親米経団連大好きバカ議員が「民主党」を乗っ取り、自分たちの対局にいる本物の政治家小沢氏を葬り日本をカスカスにしてる組織であす。

幸之助氏がまともだった頃、海外、国内でも各地の商工会議所、日本人会などの理事には決してならず「寄付金はだすが口は出さない」と政治と一線を引き、政治家、官僚との癒着を嫌っていた極めてまともな大企業が、今はどこでも幹部社員は癒着しまくり各地の「経団連ゴッコ」に励んでるただの経団連企業です。

もうパナソニックも松下財団も「松下政経塾」など外道を止めないとどえらい犯罪加担企業になると思います。

パナソニックのLetsNoteの長年のユーザーだがこれは素晴らしい。

移動して仕事をする機会の多い方々の業務用ＰＣとしての支持は桁違いですよ。

軽量、耐衝撃性、長時間駆動で利用者の満足度は他を圧倒していると評判ですよ。

実際、業務用ＰＣとして利用している人は相当増えたように見えます。

少々値段ははるけれども仕事で使うには最高という人は多い。

これは私の実感だ。あなたのコメントは私の実感とは違うね。

缶のふたを開けたら、やること為すこと、思いつき。中身空だった。

松下政経塾も、発想は良かったが、教える先生がひどかったんでしょう。

教わった生徒も生徒で、国を考える前に、まず自分の身の生計を立てたんだと思います。

そんな政治家集団が出現したら、日本はおかしくなっちゃいます。

日本の将来は、米国の奴隷なので、消費税も増税されるし、電気料金も値上げ、東電株主は安泰、官僚安泰、閣僚安泰、缶政権安泰でしょう。

日本国民は放射能の人体実験に供され、税金ばかりむしりとられる。

自殺したおばあさんのように、放射能を浴びる前に、お墓に入りたい。

民主党代表戦の際に管直人を支持した中で松下政経塾出身者は20名です。
年齢に注目ください

本当にそう思います。
しかも、その運んでくるお茶は、増税と国民負担ばかり。
あとの政策は、茶坊主なので、見事に何もしない。

わかってないなあ。あんたは。
東大がなぜだめかと言えば、硬直した官僚しか排出できない官僚予備校に過ぎないからだよ。
あんたの言う一番の大学・東大出た官僚は、厚生労働省でも国交省でもどこでも自分たちの権益確保のために間違いばかりやってるじゃないか。
これは、東大の世界的な研究業績とか東大生の頭が日東駒専の頭より良いこととは別次元の話だ。
阿修羅は、東大の価値を貶めるために批判してるんじゃない。
官僚予備校をやめない限り、東大の復権はないということだよ。

仏様、お金儲けの達人などのほめ言葉は、偉くなった後に、伝説として創った話なのだろう。

偉そうなことを言っても、やってる事がせせこましい人が造った塾なので、結果もおかしくなったのだろう。

バイクツーリングでガンガン揺れる後部シートの荷物にくくりつけて運んだが、
全く故障なし。

他社と比べて軽くて強いがそのぶん高い。
高いから売れないが、わかる人は選んでいる。

中古市場での値段が高止まりしているのもレッツノートが使える証拠。

中古でも壊れないから３年〜５年落ちのレッツノートを中古で買うと安くておすすめ。

中古ノートＰＣを買うならここ
http://www.fullshot.jp/
土曜日・日曜日に割引。それが安い。

むべなるかな。

松下幸之助は９５歳まで生き、功成り名遂げ、巨額の財産を残した実業家。
吉田松陰は２９歳で斬首の刑に処された教育者。

松下村塾と松下政経塾とは比較になりません。

松下村塾が有名なのは、そこで学んだ弟子たちから多くの維新の立役者が排出したからです。
松下政経塾が有名なのは、松下幸之助がお金を出してその塾を設立したからです。

松下幸之助が後に悔やんだという話が本当かどうか知りませんが、
幸之助は松下村塾について知れば知るほど自らの過ちを悔やんだことでしょう。

松下政経塾の塾生が一体何に魅力を感じて塾生になったのかは知りませんが、
そのうち恥じて、塾生であったことを隠すようになるでしょう。
塾生であったことを得意げに経歴として晒すようではまだ人間ができていない。

（以下参考、wikipediaより）

吉田 松陰（よしだ しょういん）は、日本の武士（長州藩士）、思想家、教育者、兵学者、地域研究家、である。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者として知られる。

安政6年（1859年）10月27日に斬刑に処された。
享年30（満29歳没）。
生涯独身であった。

辞世の句は
“身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂”
“親思う心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん”

卒塾生には国会議員、地方議員、NPO関係者、起業家、会社員、各地域での活動家など数多くの人達がおられるとの事です。

塾での講師の話や討論、塾生同士の交流/活動内容紹介などで色々と視点が広がり活躍の場を広げる人達が多いようです。

頭でっかち(?) の松下政経塾よりもより幅広い人たちが参加でき実践に役に立つのではと思われます。

有料(募集要項参照)ですが、「東京」本科、「大阪・名古屋」地域科、通信科もあります。
仕事を続けながら参加する人が殆どではないでしょうか。

http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
Alternative Media 独立系メディア　E-wave Tokyo
==>
http://eritokyo.jp/independent/today-column-isshinjyku.htm
テーマ: 一新塾　
==>
http://www.isshinjuku.com/03bosu/03indexi.html
新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校
　NPO法人 [政策学校]　一新塾　since 1994

卒塾生は3500人

#### 以下コピー ####

http://www.isshinjuku.com/02cali/cali_04.html
講師プロフィール・講義（コンサルテーション）のねらい　
１年間の『講義・ワークショップ・コンサルテーション』
一新塾　第２８期　2011年５月〜2012年５月

一新塾の講義は講師から一方的に“お話”を聴く一般のセミナーとは異なり、自らの問題意識をより深め、現場の最先端の知恵を得ることができるよう、講師とのインタラクティブな関係を重視しています。講義の企画・司会は塾生が手を上げて行い、話していただく内容を事前に打ち合わせをして、授業に臨みます。

講師の方がどのように社会の問題を捉え分析し、どのようなビジョンを描き、問題解決・創造に向われているのか、ビジョン探求の場として自分に引き寄せます。また、講師の姿勢と自分の姿勢を比べ、講師の方はがなぜそうできたのか、その謎と知恵にせまります。スタンスの違う現場を持つ講師の方にお越しいただいているのは、多様な価値観に触れる中で『自分なりの答えを出す』ことを目的としているからです。

「政策提言、社会起業、市民プロジェクト（NPO）」向けの様々な講義が毎週のようにありますが、本科の方は以下の講義すべてに参加できるプログラムになっています。聞きたかった講義が受けられなかった場合も、映像でのフォローアップシステムがあります。

「松下瀬政経塾」出身者は小沢塾で育った議員の政治姿勢とは大いに異なるように見える。市民目線・国民目線がない、人間味がない無機質な感じの政治家が多いように見えるのだ。

「松下政経塾」出身の政治家は妙に自信家が多いのだが、しかし実際の政治行動を見た印象は「もやし」の雰囲気だ。

とても国政を委ねるに足る力をもっていそうにない。

パナソニックには日本を代表する企業の一つとして頑張って欲しいが、「松下政経塾」は別物であることを明確にした方がいい。誤解されるのは好ましくない。

かつて大阪府の門真市には松下電器ラジオ事業部があった。ここに録音機事業部や、ステレオ事業部など、松下電器の音響機器の生産拠点が集中していた。真空管ラジオ時代。東の東芝、西の松下と呼ばれた。その根幹部品が真空管だったが、東芝はアメリカのゼネラル・エレクトリック社と提携し、GE系の真空管を生産した。テレビの水平出力管がトランジスタ化で不要になると、アマチュア無線機に使用された。八重洲無線が、この東芝の真空管を送信終段管として使用していた。

これに対し松下電器はオランダのフィリップス社と技術提携し、昭和27年、同社と合弁で松下電子工業を設立。摂津富田に工場を建設し、欧州の真空管を国産化した。ここの近くの茨木市にカラーテレビ事業部を開設したが、当初のカラーテレビは真空管を水平出力管に使用していたためだ。これがトランジスタ化で不要になると、アマチュア無線機に売り込んだ。八重洲無線のライバルだったトリオ(現在のケンウッド)がこれを採用。東日本に拠点のあるトリオが採用したのは、八重洲・東芝同盟に対抗する意味からだろう。

>>57氏のコメントに補足します。

松下電器ほどの企業になると、不採算部門を抱えることは許されない。リストラは中国、東南アジアへの移転で加速しているように見えるが、実はそれ以前から行われていた。松下電器は福利厚生が充実しているなどと書かれているが、高収益を上げることが条件だ。今となっては誰も知らないことなので、敢えて書いておこう。

松下幸之助氏が導入した事業部制だが、これは「3年以上、赤字を続けた事業部は廃止の対象になる」と言う、実に厳しいものだ。だから各事業部長は、大変な責任を負わされていると言えよう。実際、松下関係の精神疾患の患者は昔から聞くなぁ。これ以上は、書けないけれども。

現在でこそ家電製品は安くなったものだが、かつて何でも日本国内で生産していた頃は高かったものだ。多くの家電メーカーが国内生産をしていたが、松下電器の製品はライバル他社よりも平均して高かった。短波国際放送の聴けるラジオは2万円から5万円。高いものでは10万円以上したものだ。ところが飛ぶように売れていたのには驚く。ステレオも20万円から30万円はザラだった。カラーテレビは20万円。ビデオデッキは20万円。とにかく家電製品は高かったことから、どこの家庭も費用の捻出に苦労していた。

松下電器が国際短波ラジオとしてRF-2200を出した1976年。34,800円したラジオだが、これだけでは利益に満足しないのか、アンテナカップラーとか録音用テープレコーダーとか、時計とかラックに入れられるようにした通称シャックを売り込んできた。これらが飛ぶように売れた時代、これらの製品の原価は想像する以上に安かった。例えばアンテナカップラー。あれはコイルとバリコンと、あと少しの部品があれば簡単に作れる。部品屋を回っても500円くらいだろう。

ところが松下電器は、RF-2200と同一のデザインのケースに入れていたとはいえ、これを何と6,800円で売っていたのだから驚く。今から考えれば犯罪的行為であろう。
http://www.eonet.ne.jp/~st183/bcl_radio.htm
http://www.geocities.jp/radiokobo/BCL/RD-9810.html

松下電器の製品は国内他社に比べても値段が高く、これが原因でダイエーの中内社長が喧嘩して松下電器製品を長年販売しなかった事実も、今じゃすっかり忘れられている。松下電器の製品は、「水戸黄門」や「ズバリ、当てましょう」で一社提供を行ったり、日本一と言われた広告費で国民は感覚を麻痺させられ、松下の製品は他社より優れていると誰もが思っていたから、飛ぶように売れた。洗脳とは恐ろしいものだと、今更ながら思います。

>>15氏のコメント
「真似下電器は技術力よりデザインと他社の技術を盗む事にたけたメーカーである。」の意見に補足します。

この松下王国が揺らぎだしたのは1980年代であった。東のライバルだった東芝を追い抜いたのがソニーで、1960年代アメリカで大成功し、この評判を武器に日本国内でも大攻勢をかけてきた。ソニーは革新的な技術を次々と採用し、都会的な洗練されたデザインで若者の人気をつかんだ。そして1970年代から西日本でも徐々に浸透し始め、1980年代には松下電器のお膝元を揺るがすようになった。短波国際ラジオ放送の世界でも、1980年のBCLブーム終焉と共に、縮小した市場を一挙に手に入れるべく新製品を怒涛のごとく投入した。ラジオ放送の周波数をテンキーで入力して受信できるようにした、ICF-2001が嚆矢である。

松下電器も新製品を投入したが、利益を重視したことから依然として価格が高く、これまではこのやり方でもうまくいった。しかし市場の縮小で、購入する層がマニア化したことから、流れは一挙にソニーに移った。これは計算外の事態だった。ソニーは縮小した市場に次々と新製品を投入し、ラジオはソニーの定評を作り上げることに成功した。これに衝撃を受けた松下電器は、1985年に長年続けたアマチュア無線機の分野から撤退することを発表した。同社の製品はケンウッドや八重洲無線の製品より明らかに高かった。またBCLラジオでも、4万円以下の製品に集中することを決定した。

ソニーの製品は故障するとか、記録媒体の独自規格とかが問題になり、2000年代以降は急速に人気を落としていくが、1980年代のバブルの時代は「かっこいい」とされ、とにかく売れたのである。コロンビア映画の買収など、ソニーは大躍進の時代を迎え、松下電器は苦戦しつつあった。これを受けて松下電器はラジオ事業部や録音機事業部など、音響機器部門をゼネラルオーディオ事業部に統合することを決定した。公式には発表されていないが、3年連続の赤字を出したものと推測される。この衝撃は相当なもので、最近まで残っていたテクニクスのブランドの縮小が開始されたのである。大型コンポの機種を次々と生産停止し、ミニコンポに特化する方向が打ち出された。

現在は存在しえぬ音響専業メーカー、サンスイやナカミチ、アカイや、広義ではビクターも入りつつあるが、高価格なステレオが売れなくなったのは、多くの人々が洗脳を脱して「たかが音を聴くくらいのことに何十万円も出すことの愚かさに」気がついたからであろう。これは松下電器にとっても例外ではなく、楽して儲かる商品がなくなったことになった。さて、次はどうすればいいのか。彼らは真剣に悩んだであろう。

松下電器は社訓で、幸之助さんがかつてコンピューターに進出して大損害を出した経験から、1964年以降、パソコンには手を出さない掟を守ってきた。しかしWindowsが登場してインターネットが普及し始めると、この分野に進出しないと会社が存続できないことが判明した。このことから、松下電器は過去と決別することを決定し、パソコンや関連商品に大々的に進出することになった。

この時代。カメラがフィルムからデジタルに転換しつつあったが、既存のカメラメーカーの転換が遅れた。このチャンスとばかり、松下電器はデジタルカメラに社運を賭けて進出した。これは見事に成功し、シェア第一位になった。これの割を食ったのが既存のカメラメーカーである。ニコンやキャノンは何とか転換に成功したが、ミノルタとコニカは合併してまで生き残りを図ったが失敗し、カメラ事業から撤退した。

松下電器は携帯電話にも進出し、こちらも成功した。しかし、この時代に松下グループでは、膨張しすぎたグループ会社の整理統合が行われた。携帯電話の会社は確か九州松下か、松下寿か、松下通信か、あのあたりが統合されたものと思うのだが、同時に社員に求めるスキルも格段に高くなって多くの従業員が辞めていった。かつての幸之助さんの家族経営なんてものじゃない。他の社員はライバルです。生き残るためには、追い落とさなくてはならない。この頃から会社の体質はギスギスとしたものに変わっていった。恐ろしいことだ。