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今さら大騒ぎの奇怪千万 これは与野党もマスコミも共犯 (日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/562.html
投稿者 しゅっぽ 日時 2011 年 8 月 05 日 13:11:38: ei5oaPhNA8VWQ
 

今さら大騒ぎの奇怪千万 これは与野党もマスコミも共犯
2011年8月5日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-000151398/1.htm

<この国ではエリート階級の利益のために法律が作られ運用され庶民は小バカにされている>


 奇怪千万だ。何を今さら大騒ぎしているのか。原子力安全・保安院の「やらせ要請」のことだ。政府主催のシンポジウムに電力会社の社員を動員、原発推進派の意見をカサ上げし、反原発派の声を潰してきた。ヒドイ話だが、保安院なんて「原子力の危険隠し」が目的の組織なのは、与野党政治家もマスコミも承知の上だったはずだ。

 保安院は経産省の一機関だ。原発を推進する資源エネルギー庁の下部組織に過ぎない。原発を規制する保安院と、エネ庁が同じ組織にいるのは、泥棒と警察が同居しているようなものだ。ハナから厳正な監督なんてデキっこない。だからこそ、規制機関が世論工作までして原発の安全性を強調するデタラメがまかり通るのである。

 こんな歪んだ構図を黙認し、放置してきたのが与野党議員と大マスコミだ。政治家の沈黙の理由は電力会社の「カネと票」だ。09年に自民党の資金管理団体「国民政治協会」に寄せられた個人献金(約1億5592万円)のうち、実に7割以上は電力9社の役員とOBに頼っていた。

「原発は大きな利権も生み出しました。政権与党時代に自民党議員が原発誘致に成功すれば、建設利権目当てにゼネコンからの献金が転がり込む。選挙区には巨額の交付金も下りる。自民党議員にすれば原発はカネのなる巨大な木だったのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 民主党だって電力労組に「票とカネ」で世話になっている議員が大勢いる。電力総連や電力労組がつくる政治団体が07〜09年の3年間で民主党側に1億円超の献金・パー券購入をしていたことが明らかになった。

 与野党議員とも、原発推進のなれ合いの輪に完全に取り込まれているのだ。

 マスコミだって同罪だ。朝日新聞元経済部記者で、長年、電力担当を務めた志村嘉一郎氏が上梓した「東電帝国 その失敗の本質」には、東電のマスコミ抱き込み工作が克明に記されている。

 担当記者をアゴ足付きの接待旅行やゴルフ、賭け麻雀などで籠絡(ろうらく)するのは日常茶飯事。原発関連のPR費は年間3000億円ともいわれる。豊富な広告費に目がくらみ、「反原発」だった朝日の論説が「原発賛成」に転向した経緯も明かされている。


<今も電力会社の意のまま>


 大新聞が安全神話の“語り部”に堕した結果、原発行政に対する監視機能は著しく劣化していった。

 著者の志村嘉一郎氏に改めて聞いた。

「保安院の前身は旧科技庁の原子力安全局で、しばしば旧通産省傘下のエネ庁と対立してきました。ところが、01年の中央省庁再編のドサクサで旧通産省に牛耳られ、経産省の一機関になり果てたのです。この時点でメディアは『推進役と規制役の同居はオカシイ』と声を上げるべきなのに、“原子力村”の言い分をうのみにして原発事故が起きるまでロクに批判してきませんでした」

 今回のやらせ問題でも「メディアの怠慢は目に余る」と、志村氏はこう言うのだ。

「保安院のやらせは電力会社側の『公表』によって明らかになりました。電力会社が“身内”の保安院のワルさを進んで暴露するなんて異常なこと。一種の情報操作で『電力会社は保安院の要請に従ったまで』と、罪を保安院になすりつけ、電力会社の責任逃れにも映ります。ところが、このような視点で分析するメディアは皆無です。今も電力会社の思惑通りにメディアが踊らされている気がしてなりません」

 かくして東電を筆頭にエリート階級の利益を守るような世論誘導がなされ、自分たちの都合の良い法律が作られていく。東電を潰さない今回の原子力損害賠償法はその最たるものだ。庶民は小バカにされっぱなし。この国に民主主義などどこにもないのだ。

(日刊ゲンダイ2011年8月2日掲載)  

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コメント
 
01. 2011年8月05日 13:53:30: uC8DKpjnU6
東電は私企業であり保安院は国家機関である以上どちらが悪いなどと言うのはナンセンス
どちらも独立して起った事象についての社会的責任を問われるべきでしょう。
内部で癒着して保安院を籠絡していた東電が一番のワルだなどという内輪の人間の間でしか
通用しない論理を一般国民に押し付けるようなこの記事は少しおかしいと思います。

02. 2011年8月05日 14:52:38: UNVmC1jPBo

http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/956.html

日刊ゲンダイ様はエラソーに「ホントのこと書けよ」とマスコミを責めていますが、菅直人の野郎は叩くくせに、小沢一郎先生が東電原発とズブズブで身動きがとれなかったことを全く書きませんね。
小沢一郎の野郎はもう一方の片足は原発推進の「連合」に突っ込んでるじゃないですか。
こと電力利権に関しては腐敗政党自民党のゴミと同じようなもんでしょうがね。
右往左往するしかなかった震災時の小沢の醜態を日刊ゲンダイ様は全く書きませんでしたよね。
ね?
おどれの面を洗って出直せと言いたいです。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa02.htm

現役議員の中で、東電と最も長く深い関係にあるのは、小沢一郎・民主党元代表だ。
東電と小沢との関係は、20年以上の長きに及ぶ。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/genpatumura02.htm


03. 2011年8月05日 15:56:13: zMD3oBnu1M
>02
日刊ゲンダイはウソは書かないと言う事でしょう。
自民党の時の小沢さんは、どうだったかしらないが、
自民を出てからは、違っているのではないでしょうか?


本当のことだったら、朝日が一面に大きく
載せていることでしょう。

あなたは、赤い新聞に騙されているのではないでしょうか?


04. 2011年8月05日 16:43:37: VpA015W2GA
>>02
>現役議員の中で、東電と最も長く深い関係にあるのは、小沢一郎・民主党元代表だ。
>東電と小沢との関係は、20年以上の長きに及ぶ。

つまり小沢も原発利権にやられているということだね。

小沢は自民党の幹事長時代に、原発推進の中曽根の路線を継承して原発いけいけだったしね。
自由党時代も、原発の危険性はスルー。

信用できない政治屋のひとりというわけか。


05. 2011年8月05日 17:07:25: cTT0hifFkM
02・04
 TV画面にも出ないのに、小澤、小澤って五月蠅せ〜な。
きんた○が縮みあがる程、一兵卒の小澤が怖いのか。

 古い話ばかり持ち出すな。
10年ひと昔とは、数十年前の比喩。
今は周期早くなって、5年で大昔だぞ。

 な〜在特(罪得)朝鮮右翼君

 は〜っはははは


06. 2011年8月05日 18:59:46: QmyrjoZuIs
だいぶ前の日刊ゲンダイに保安院に着いて次のような文字が有った。

原子力安全?・不安院

その通りである。

だいたい原発は安全でないからこそこのような大掛かりな組織を造って来た。
不安であるからこそ原発は安全がと強調して来た。
もし安全であればこんな組織はいらない筈だ。
原発は始めから危険である事を現力村の奴らは知っていた。
プルトニュウムは危険でない、呑んでも大丈夫と云う東大教授が居る。
安全なら呑んでみせてくれ。


07. 2011年8月05日 19:07:27: u3O0TeZ0Go

>>06さんに、一票。

08. 一隅より 2011年8月05日 23:02:09: PnbUj1IYwR18o : OXc7OdW6Uo
>>01さんの、
>どちらが悪いなどと言うのはナンセンス。どちらも・・・社会的責任を問われるべきでしょう。
に、全面的に賛成です。

09. 2011年8月06日 15:29:01: kSzVqTsjTA
08様>
その通りですね。保安院は解体されますので、東電も解体されるべきです。
東電を売却し補償金に充当。補償に税金を使うな。
電力自由化、発送電分離

10. 2011年8月06日 18:50:30: WyxNWHk6DQ
マスコミは、したり顔で保安院や佐賀県知事と九電のやらせ問題を報道しているが、このやらせの行われた状況を考えると、やらせがあって当たり前とみんな納得できる状況だと思う。ご存知のようにこの時代は、小泉竹中によるタウンミーティングというやらせ国民会議により多くの重要法案や制度の変更を行った。小泉竹中主導の政策推進は、モラルハザードを引き起こした。特に官僚はタウンミーティングで、税金の無駄遣いとやらせを当たり前のこととして行ってきた。これには、電通も手助けをしていた。今回の保安院のやらせもこの流れの中で、考えると、やらせを行っていないと考えるほうがむしろ難しい。タウンミーティングの問題は、自民党時代に発覚したが、結局自民党によりうやむやなままに終わっている。その直接指示したのは誰なのか?なぜそれが小泉竹中の時代に電通まで巻き込んで始まったのか。それらを、いい加減に対応してきた自民党のせいで、現在の無責任保安院が存在し、国民を不幸に陥れている。

タウンミーティングで、内閣府、文部科学省、法務省がやらせをやっていたことが、発覚当時の報道で分かっている。それに経済産業省が加わった。他の省庁はどうであったか。それにより、どのような法律、制度などがゆがめられていったかを、検討する必要があると思う。つまり、小泉竹中、それに続く自民党政権の政策を総括する必要があると思う。折角の政権交代は、このような前政権の総括を行うことも、国民が期待したのではないかと思っている。


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