2.「今発生している世界信用収縮恐慌を収束させなければ経済は活性化させられません」
すなわち世界の金融システムはキンの助けを借りて一時的に安定させなければだめです。
そして減価する通貨制度を導入するまえにやらなければならないこと
それは2006年に米国の不動産バブルは弾け世界恐慌としてスタートしました，また包括関税引下げ交渉は行き詰まり、二国間の交渉に中心が移ったことが1929年の世界恐慌と同じ状況になったということです。2007年に世界への波及が阻止され米国株式市場は、世界の投機資金を再び集中させることに成功しましたがこれは単なる下がり上がりの戻りに過ぎない，これが世界で膨張する巨大なドルのマグマは、地震や火山の爆発のように、出口を求めて徘徊してしまった。

とうとう2008年12月のリーマンシヨックで世界信用収縮恐慌として姿を現しました。3年目に膨張したドル一極基軸通貨の交代期と重なり第二次世界信用収縮恐慌として同時波及したのです。これをまず沈静化させて収束させなければ我々は古今未曾有のパニックを迎えます。つまりすべての経済指数が3分の1になるまで暴落します。これを先送りすると1929年の世界恐慌の3倍の暴落を体験するでしょう。

今回発生した第二次世界金融大恐慌は、紙幣が、信用を膨張させるドル一極からユーロ・円三極への移行が根因なので基軸通貨体制は多極化への道に進まなければなりません。膨張してしまった紙幣の制御やコントロールはもうできません。膨張係数が、四倍以上になると、バブルは確実に炸裂する。従って中国やインドなどの新興国のバブルも膨張した頂点から弾けます。

ドルがなぜ膨張したのでしょうか，1972年のニクソンショックによりニクソン大統領は、ドルの世界通貨の地位を守るため、ドルとキンとの交換を停止した。キン離れで為替をフロート（変動相場制）化させたのです。ドルとの交換を拒絶されたキンは急上昇し、世界の75％のキンを温存したドルはキンとみなされ、かえって「ドル本位制」は強化された。キンの束縛から開放された通貨は、世界の信用を膨張させる。その膨張したエネルギーが出口を求め、石油や外債や株式にバブルを発生させたのです。

2012年からニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わらせ，世界の為替システムをドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行させなければなりません。そして国家がキン買いの主役となるキン獲得競走の勝者が三極目＆四極目の世界通貨としないと世界恐慌は収束しません。(金本位制の再現)キンは価格が高くなると生産量が減少する希少金属(レアメタル)だからです。

2013年から最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命を興さなければ経済も雇用も沈静化しないし改善することはない。そして我々はキンに変わる安定システムを発見しなければまたバブルを繰り返すことになる。

紙幣と国債を増発して穴埋めしてもインフレ待望は妄想にしか過ぎません。そして貧乏人には我慢、金持ちには借金棒引きでは世界恐慌からの回復する時間を長期化させることになります。

3と4は問題が多く話が長くなるので今回は遠慮します。

＞「原発の廃炉は至難の業」どこのゼネコンにさせのですか・・・自殺行為です

ではどうすれば良いのですか？
私には分からないから、専門家に考えてもらうだけのことです。
まさか廃炉出来無いから継続運転しろとは言いませんよね。

＞「今発生している世界信用収縮恐慌を収束させなければ経済は活性化させられません」

幻想ですよ。政府と中銀にはいくらでも信用を拡大させる手段が有る。

＞また包括関税引下げ交渉は行き詰まり、二国間の交渉に中心が移ったことが1929年の世界恐慌と同じ状況になったということです。

世界がどうあろうと確かな内需があれば、それほどの問題は有りません。それは高橋財政、ナチスの経済政策で証明されていますね。
しかし財政政策や軍需経済では経済構造の根本的解決（格差改善）には成らないのです。

＞従って中国やインドなどの新興国のバブルも膨張した頂点から弾けます。

中国は内需型経済に切り替えようとしています。それが正解です。

＞かえって「ドル本位制」は強化された

米国に輸出するのはドル決済です。原油もドルで買います。金とは関係有りません。

＞2012年からニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わらせ，世界の為替システムをドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行させなければなりません

固定レートにしたら国際収支危機が起きますよ。ユーロ危機と同じです。

＞2013年から最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命を興さなければ経済も雇用も沈静化しないし改善することはない

別に技術革新が経済成長にとって必要なものでは有りません。
アウトバーンでも軍艦を造っても、需要が増えれば経済は活性化します。

＞紙幣と国債を増発して穴埋めしてもインフレ待望は妄想にしか過ぎません。そして貧乏人には我慢、金持ちには借金棒引きでは世界恐慌からの回復する時間を長期化させることになります。

貧乏人にお金を配って、何で貧乏人がより我慢しなければならないことになるのですか。
消費が増えて何でインフレに成らないのですか。適度のインフレを目標にしていますが。

現在は経済危機でもなんでも無い。世界的な天変地異が起きたのではなく、世界の生産量は着実に上昇しています。
単にお金の問題だけなのです。

市場経済では強い者がより多くの富を得る。
こんな明白な認識がどうして出来ないのか。

動物の群れでは強いものが餌を独占しようとする。しかし自分の食べられる分以上はそれほど独占しようとしない。貯めるということをほとんど知らないし、貯めるのはたいへんだものね。貯めてもほとんどが腐っちゃう。

鳥の雛などは、強い雛が餌を独占し、弱い雛は死んでしまうとも言う。
しかし象などの群れには強い家族愛が有るともいう。

世界で天変地異などにより生産が極度に落ち込んだわけではない。毎年数％ずつ世界のGDPは増えている。世界人口も増えているが、世界の人口が十分生活できるだけの生産はある。

しかし人間はマネーというものを創ったので、餌を無限に溜め込むことが出来るようになった。社会が大きくなればなるほど、強い者は多くの餌を溜め込めるようになった。世界の富豪など小さな国のGDPほどの餌を溜め込んでいる。

強い者があまりにも餌を溜め込むと、貧困が増え、経済危機が起きる。これが大きくなると戦争や革命に繋がる。
単純なんだよね。餌の総量には問題が無いのに、餌の奪い合いで混乱し争う。マネーというものを創ったので、餌の奪い合いがより激しくなった。これじゃ人間はサルよりも劣る。

人間には本当に叡智というものが有るのだろうか。
マネーというものを創ったから、強い者が無限に餌を蓄えられるようになった。これを止めるにはマネーの仕組みを変えなければ成らない。
ゲゼルの減価する通貨がやっぱり正解かな。

しかし強い者は、強い故に富が出来たのだということを認めようとはしない。能力差だと強弁する。
だから世界で争い、騒乱、革命、戦争などが起きる。

強い者に餌が溜め込まれる市場経済では、周期的に強い者に餌が溜め込まれすぎ経済危機や争いが起きる。
人間とはこんな単純なことも解決する叡智は無いのか。いや叡智は有っても強欲がそれを押さえ込んでしまう。

＞グッキーさんの意見にほとんど賛成します。

ご賛同いただき有難う御座いました。
オキュパイ運動は具体的な要求が無いから成功したと言われます。しかし最後には具体的な要求をしなければ成りません。
きっと彼らの間で色々な議論が戦わされているでしょう。

最初は大まかな要求でよいのです。
原発問題を解決せよ（事故対策、放射能汚染対策、原発廃止などを含む）
貧困を無くせ（経済対策を含む）

などで良いのです。
これなら多くの人が賛同できるでしょう。
でも最後には（１３年総選挙に向けて）それを実現する、具体的な政策の要求を取りまとめなければ成りません。
より多くの人が賛同した政策が出来る。それが政治に向けた力になります。国民的に合意された政策が出来れば、政治はそれを無視できなく成るでしょう。
それまでに多くの人がどうすれば良いか、深く考えて欲しいのです。

特に、「２、経済構造の改善」は、事の本質。

ここは、国際金融権力に簡単に謀殺されないように、じっくりと、じわっと、それと分からず、いつの間にか、行ければ、と思いますが、甘くはないでしょう。
屍累々となって、尚、道遠し。
「尚、道遠し」と溜息つくのすら、何十年、何百年、何千年後か？
言われるところによれば、敵は、数千年の歴史、らしいので。

それから、緊急には、司法大改革でしょう（誰がやってくれるのやら？）
上層司法官僚はいっきに全員クビ。
普通の正義感を持った法曹人にすべて替わってもらいましょう。

ウオール街には、米国のオキュパイ運動に期待しています。
欧州もオキュパイ運動の火の手は広がるでしょう。
これは日本だけの戦いではなく、世界的な戦いです。
世界史で初めて起こるかもしれない市民革命です。
アルゼンチンを見習い、１００万人のデモで、選挙で、政治を根本的に変えなければ成りません。
アルゼンチンは１００万人のデモ、ケ・サ・ヴァヤン・トドス（政治家全員出てけ！）で大統領を追い出し、新しい国民のための政治をする大統領を選びました。
（ううつ、、、残念なことに、このアルゼンチンの記事は削除されてしまいました。）
あちこちにアップしておいたので阿修羅に投稿したものがかろうじてのこっていました。他はすべて元記事も含め消されています。よほどこういう記事は目にされたくないのでしょう。
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/828.html
アルゼンチン: 何故フェルナンデス大統領が当選し、オバマが落選するのか

局長以上を政治任命するということは検事総長、次長検事を変えるということです。
当然、高検、地検。検察事務局の幹部も変えるということです。
お辞めにならない方は、福島原発に近いところに研修所でも設け、じっくりホルミンスク効果で健康に成ってもらいましょう。
とにかく人事権を取り戻し、人事権を発揮しなければ、政治主導などという言葉だけでは話に成らないのです。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-8c71.html
アルゼンチン: 何故フェルナンデス大統領が当選し、オバマが落選するのか

元記事は残っていました。