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「アラブ連盟の監視団が入国、シリア政府軍が撤退した後も銃撃は継続、そうした中、反政府軍は戦闘をエスカレートさせる・・・」
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/567.html
投稿者 アフターバーナー 日時 2012 年 1 月 06 日 22:43:46: jrkxmEf6yaSpQ
 

(回答先: シリア監視団派遣後も弾圧続く、各地で銃声 アラブ連盟報告  CNN 投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 1 月 03 日 14:14:21)

「アラブ連盟の監視団が入国、シリア政府軍が撤退した後も銃撃は継続、そうした中、反政府軍は戦闘をエスカレートさせる意志を示し、アル・カイダの戦闘部隊もシリア入りへ 」
(櫻井ジャーナル)
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201201040000/

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シリアにアラブ連盟の監視団が入り、シリア政府軍は戦闘部隊を撤退させても内戦状態は続いている。別に「デモ弾圧」が原因ではなく、正体不明の「テロリスト」が攻撃を継続しているようだ。

 こうした「テロリスト」以外にもトルコ政府の保護を受け、アメリカ軍の訓練を受けた「SFA(シリア自由軍)」(反乱兵と傭兵の混成軍と言われている)がトルコ領からシリア領へ越境攻撃を繰り返している。武器はレバノンから流れ込んでいるという証言もある。すでに本ブログでは書いたことだが、リビアでアル・カイダ系の武装勢力が兵士を募集、戦闘部隊をシリアへ移動させると言われている。バシャール・アル・アサド政権を倒そうとしている勢力は戦闘を止めたいとは思っていないのだろう。

 ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラク、リビアなどへの軍事侵攻で、攻撃の口実を作ってきたのは「人権団体」や「反体制派」。こうしたグループをシリアのケースでもアメリカ政府が資金面で支援してきたことはWikiLeaksが公表した外交文書でも明らかだ。こうした団体や勢力は情報源として信頼性に欠けるということであり、シリアに関する報道でも、外国のメディアではシリア政府側の主張も伝えるようにしているようだ。

 日本のマスコミは「民主化を求める市民をアサド政権が弾圧している」という単純な構図で伝えているようだが、CNNもそうした報道は恥ずかしいと思ったらしく、「さまざまな方向から銃声が聞こえ、誰が撃っているのか分からない。」というアラブ連盟のナビル・エル・アラビ事務局長の発言を引用している。

 もっとも、CNN日本語版の見出しは日本的だ。英語版は「シリアで殺戮続くとアラブ連盟報告」なのに対し、日本語版では「シリア監視団派遣後も弾圧続く、各地で銃声 アラブ連盟報告」となっている。

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「人権団体」「反体制派」→アメリカが資金面で援助、
情報源として信頼性に欠ける。

さて、アラブ連盟の監視団が入いりましたが、「反体制派」の都合のよい「証拠」は
見つからず、今度は「監視団」は役立たず、戻れなどという声も出ているようです。

「経済が破綻寸前の中、米国は軍事予算を維持拡大するために軍事的緊張を高めているという見方もあるが、欧米、特に米英には中東やアフリカの再植民地化を目指す動きも」
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201201060000/

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 中東からアフリカにかけての地域で軍事的な緊張が高まり、殺戮も始まっている。アメリカがアフガニスタンに軍事侵攻して以来、この地域は戦乱の時代に入り、戦乱は燎原の火のように拡大している。「人道」や「民主化」を口実にして欧米、特にアメリカやイギリスが火をつけているのだ。

 米英両国が「人道」や「民主化」を真剣に考えているとは思えない。人権など認められていない湾岸の独裁国家やイスラエルと友好的な関係にあることを見ても、それは明らかだ。実際の目的は利権の維持拡大にあると言わざるをえない。

 自らも資源国であるリビア。この国に君臨してきたムアンマル・アル・カダフィ政権はサハラ以南のアフリカ諸国を欧米から自立させる動きを見せていた。アフリカ諸国が自立してしまったら、欧米は利権を失い、世界の支配システムは崩壊する。

 リビアのカダフィ体制を倒すために英仏米軍はアル・カイダ系の武装集団と手を組んだのだが、すでにターゲットをシリアとイランに移している。リビアで兵士を募集しているアル・カイダも部隊をシリアへ移動させるという話がある。

 シリアへの軍事介入はイラン攻撃の第一幕であり、アメリカからの自立を模索してイランへ接近しているイラク政府に対する威圧という意味もあるだろう。そうしたシリアへアラブ連盟の監視団が入ったのだが、「人権団体」や「反体制派」が宣伝するような政府による大量殺戮の証拠を見つけられていない。

 シリアの場合、アメリカ国務省が反アサド派を支援していたことがWikiLeaksの発表した外交文書でも明らかになっているが、ロンドンを拠点とする「シリア人権観測所」はイギリスの外相とも緊密な関係にあることが判明している。この「人権団体」のスポンサーは西側諸国と湾岸の独裁産油国、特にサウジアラビアだと言われている。資金はドバイ経由で流れ込んでいるようだ。言うまでもなく、サウジアラビアは人権抑圧国家である。

 トルコ政府の保護とアメリカ軍の訓練を受けてシリアを越境攻撃している「SFA(シリア自由軍)」(反乱兵と傭兵の混成軍と言われている)の司令官、リアド・アル・アサドは監視団を批判、戦闘をエスカレートさせると発言している。

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