日本と北朝鮮の政府間協議で、拉致問題に関する合同調査委員会を設置する方向で協議が進められていることがわかりました。早ければ今月中にも局長級協議を再開する方向で調整しています。

　政府関係者によりますと、拉致問題について、解散・総選挙前の進展を目指す野田総理の意向を受けた関係者が、今月１５日から行われた日朝局長級協議の開催前に北朝鮮側と接触して、拉致被害者の安否に関する日本と北朝鮮の合同調査委員会を設置する提案をしていました。

　調査委員会の提案は、前回の局長級協議でも議題にのぼり、北朝鮮側も前向きな姿勢を示しているということで、早ければ今月中にも局長級協議を再開する方向で調整しています。

　ただ、再調査に前向きなメッセージを伝えてきた北朝鮮側の真意をはかりきれない面もあり、交渉は予断を許さない状況です。（22日00:17）

http://news.tbs.co.jp/20121122/newseye/tbs_newseye5188164.html

藤村官房長官、横田めぐみさん写真展へ
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http://news.tbs.co.jp/asx/news5189384_12.asx
http://news.tbs.co.jp/asx/news5189384_3.asx
　拉致担当大臣を兼務する、藤村官房長官が拉致被害者の横田めぐみさんの写真展を訪れ、めぐみさんの両親から拉致されるまでの家族の生活について説明を受けました。

　「（早紀江さんと赤ちゃんのめぐみさんの写真を見ながら）お若いですね」（藤村 修 官房長官）
　「そうですね」（横田早紀江さん）

　藤村官房長官はおよそ３０分間、横田滋さんが撮影した、めぐみさんの写真の展覧を見てまわりました。

　藤村長官は、横田さん一家が広島に住んでいた１９７４年の、当時、小学４年生だった、めぐみさんの写真を見ながら、「当時、私は広島大学に在学し、広島在住でした」と話したり、家族全員の５人で写った数少ない写真について横田さん夫妻から説明を受けたりしていました。

　日本と北朝鮮の局長級協議が進んでいるなか、横田さん夫妻は「拉致被害者を取り戻すためには、どうしたらいいかに絞って、具体的な方策を真剣に考えてほしい」と訴えました。（23日18:10）

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5189384.html

日本と北朝鮮の局長級による次回の協議は来月５日から２日間の日程で中国の北京で行われ、日本側からは外務省の杉山アジア大洋州局長が出席し、北朝鮮側からは前回と同様、ソン・イルホ日朝国交正常化担当大使が出席します。前回の協議は、今月１５日から２日間、モンゴルのウランバートルで行われ、拉致問題をはじめとする日朝間の諸懸案について協議を継続していくことで一致し、できるだけ早い時期に再び局長級の協議を行うことを確認しました。これを受けて、北京にある日朝双方の大使館を通じて調整が行われた結果、再び局長級による協議を行うことで一致しました。政府は、前回の協議を踏まえて、拉致問題などでより具体的な議論を行いたいとしています。また、１２月１６日に投票が行われる衆議院選挙の前に北朝鮮との政府間協議を行うことについて、外務省幹部は「拉致問題など日本側が主張している議題が話し合われる以上、北朝鮮側からの提案を断るという選択肢はなかった」としています。
藤村官房長官は記者会見で、「先般の協議では、拉致問題について、これまでの経緯や考え方の議論を受けて、さらなる検討のため協議を継続することでは一致しており、それを踏まえて次回の協議が行われる。拉致問題の解決に向けて結果を出していくことは、そう簡単なことではないが、外交の協議は、地道に粘り強くやっていくことが重要だ。国政と絡めてどうこうということではなく、しっかり地道に前進させるということだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121127/n67317010000.html

27日発朝鮮中央通信は、朝・日政府間会談が5〜6日にかけて中国・北京で行われると発表した。11月15〜16日にモンゴル・ウランバートルで開催された政府間会談に続くもの。

会談では両国間の関係改善のための問題を協議すると、朝鮮中央通信は伝えた。

（朝鮮新報）

http://chosonsinbo.com/jp/2012/11/1128ry-2/